規制済み(lobotomy corporation)

登録日:2020/06/25 Thu 16:12:55
更新日:2021/01/17 Sun 21:18:54
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(規制済み)している(規制済み)は……何と、とても不快なものです。



X「規制済みハァハァ(*´д`*)」



規制済みとは、lobotomy corporationに登場するアブノーマリティ。

危険度クラスはALEPH。最上級のアブノーマリティである。









概要



CENSOREDと書かれた赤い縁取りの黒いバーで構成されたなにか……としか言いようのないアブノーマリティ。
収容されている普段の形態だと、太くて長い縦向きのバーを中心にして、いくつもの小さい横向きのバーがくっついてる感じ。

いくら奇々怪々の集まりであるアブノーマリティだとしても、飛び抜けて妙なデザインをしているが、実はこれ、仮の姿。
じゃあ何か条件を満たせば真の姿を見せてくれるのかというとそういうわけでもなく、残念ながら管理人である我々には真の姿を見る機会はない。

その理由は後述。





特殊能力



規制済みはクリフォトカウンターがゼロになると特殊能力が発動する。

クリフォトカウンターは以下の条件で変動する。

・作業中の職員がパニックに陥る→カウンターが1減少
・作業結果が悪い→カウンターが1減少
・「生贄」作業を完了→カウンターが1回復


特殊能力が発動すると、脱走する。
脱走時の詳細は後述。


気をつけなければならない点は、なんと規制済みは白夜と同じように専用の恐怖度レベルを持っていて、エージェントランク4以下の職員が遭遇すると即時発狂してしまう、ということ。

具体的には、規制済みの恐怖度レベルは8。これとエージェントランクを引き算した結果で、どれだけ恐怖度レベルペナルティを負うかが決定される。
なお、上記の条件も踏まえると、ランク4以下のエージェントに作業させると、即時発狂して(一番目の条件達成してカウント-1)、作業が失敗する(二番目の条件達成してカウント-1=脱走)ため注意が必要。

ランク5の場合は即時発狂ではないが、それですら遭遇時に全MP60%ダメージを負う。やべえな規制済み。ツヨス!

……失礼。最高ランクですらそれなので、規制済みのお世話をする場合はエージェントに十分なインターバルを与えるか、ローテーションで交代するようにしよう。防具もBLACK耐性か高いものにしたいところ。WHITE耐性と引き換えにMPを増やすツールである皮膚の予言も使える。こいつの対策以外にほぼ出番ないけど。

なお生贄作業はあの害悪と名高い「無名の胎児」と同じ仕様。生贄アイコンをクリックするとルーレット表示され、赤いボタンを押すとルーレット開始。再度クリックすれば生贄職員が決定され、規制済みの収容室に向かってヤツのおもちゃにされる殺されてしまう。
ただ、胎児と違って別に使用を強制されるわけではない分、十分有情な仕様である。



脱走時



脱走時の規制済みは変形し、馬のような形態を取る。HPなどは未だ検証中で不明だが、少なくとも白夜以下であることは確か。
規制済みは目の前に立っている職員に対し、バーで殴りかかって強いBLACKダメージを与える。

規制済みはゆっくりな移動速度を持つ。規制済みが死体の上を通過した場合、ドリルのような形態に変形して分解し、HPを回復する。地味にエグい真似をする……。
また、規制済みの攻撃でHPが0になった職員がいた場合、小さいバーで死体を囲って、ピープ音を鳴らしながら死体をぶちまけさせる。この時、同じ部屋にいる職員にWHITEダメージが入る。

ピープ音が終わると、規制済みと同じようにCENSOREDと描かれたバーで構築された、小さい規制済みのような「眷属」を生み出す。

厄介なことにこの眷属も専用の恐怖度レベルを所有しており、ランク5の職員が接触したら最大MPの30%ダメージがペナルティとして入る。
……お分かりだろうか?つまり、眷属を二体生み出された時点で、

規制済み(MPダメージ60%)+眷属(MPダメージ30%)×2=発狂

なのである。な、なんて厄介なんだ、規制済み!
そのため、眷属を生み出される度に慎重に鎮圧を行わせなければならない。
幸い、本体と眷属は移動速度が微妙に違うのではぐれる事も多い。なのでチャンスを待つのもあり。


しかし……(後述)




ステータス


規制済みは洞察に対してレベル4以下の作業に高い反応を示す。それ以上は普通。
本能はレベル3以下で高い反応を示し、それ以上はやはり普通。
愛着も、レベル2以下で高い反応を示し、それ以上は普通。
抑圧は、普段は生贄作業に置き換わっているため不可能。

観測レベル4で、ギフト「規制済み」を解禁。
規制済みを構築してる赤黒バーを、目線の部分に複数貼り付けた感じのギフト。女の子エージェントにつけると興奮するとか言った君、オフィサー送りになります
MPを+10する効果がある。

また、武器E.G.O「規制済み」を解禁。
その形状を例えるなら……クレーンゲームのクレーンアームを、規制済みの赤黒バーで構築したもの、と言って分かるだろうか。
特殊攻撃持ちて、接近戦で効果を発揮するBLACK属性武器。また特殊効果として、装備者がダメージを受けるとそのダメージの40%を回復するという優秀な効果がある。
これは致死ダメージ以外を60%まで減らすようなもの。恐怖ダメージ対策として装備するのもあり。



ストーリー



さて規制済みのストーリーだが、のっけから不穏な言葉が記してある。
なんでも、規制済みに関する試験情報は、聴覚、及び視覚情報問わずに深刻な精神汚染を引き起こすため、ありとあらゆる資料や記録は許可が出ず、あったとしても全て削除するような文章が。

続いて、ある作業記録がある。どうやら、規制済みによる精神汚染が出ないように精一杯加工した記録であるようだ。
規制済みがどういうアブノーマリティなのかを後輩や管理人に伝えるために、残したものだろうか。


ランディ:あなたのような優秀な職員を収容室に送ることを申し訳なく思います。
収容室へ向かう前に何か最後の言葉はありますか?
勿論、最後の言葉と伝えましたが、もしものためのものにすぎません。

(規制済み):まあ、仕方ない。自分は認識崩壊に対して最高レベルの抵抗力を持っているからな。
若いころから免疫を持っていた。協調性がなく、普通ではないとよく言われたもんだ。
けれど、俺がここに入社した時、その異常な能力が他の奴らを救うカギとなった。
こんなこと、他のところじゃ経験することはできやしない。


ランディというオペレーターと、精神汚染を防ぐための配慮か、名前を規制されている職員が登場している。
ここでは、名前を規制された職員を「規制済み職員」と呼ぶことにしよう。

規制済み職員は、認識崩壊に対して最高レベルの抵抗力を持っている、優秀な職員のようだ。



ランディ:もう一度伝えておきます。
確かに、あなたの認識崩壊に対しての抵抗は最高レベルですが、それは人間の基準にすぎません。
制御不能な思考を鎮める場合は、10数えてください。
数も数えられない場合は、意図せずに吐き気を催していたり、呆然自失にあることでしょう。
ここではない、どこか別の場所にいると想像してください。
呼吸に集中して、憂鬱な気持ちには傾注しないように。
それでも自身を制御できなくなった場合、直ぐに収容室から出る必要があります。

(規制済み):いや、カウントは13からで充分だ。ランディ。


カ、カッコイイ……ハッ!
ランディは規制済み職員を心配してアドバイスを送るが、それに対する規制済み職員の対応は余裕を感じさせるものだった。
恐らく、職務経歴としてもベテランの域にあるのだろう。死線をくぐるのも慣れたものだ、とでも言わんばかりの自信だ。



ランディ:こちら側からは、即座に対応することはできません。すべてのカメラがオフの状態です。
試験の終わりとともに声の録音だけが更新されます。あなたの無事を心配せざるを得ません。
では、私がさっき言ったことを繰り返してみてください。

(規制済み):中へ入る、作業はしない。
共に入室した職員(規制済み)の仕事を観察するだけ。出来事すべてを記録する。
(規制済み)が危険にさらされていても、特に指示もないから彼を救おうとはしない。
これでいいか?


規制済み職員に指示されたのは、「作業の観察」のみ。
……恐らく、L社はこれまで規制済みの作業を満足に完了させたこともないのだろう。
最高レベルの抵抗力を持つ職員を、観察のみに留めることで、少しでもヒントが得られるような指示内容だ。

ただ、他にも名前が規制された職員がいる。
……ということは。


ランディ:いいですね。
では、10からカウントダウンします。続いて、この通信は切断されます。
あなたに幸運を、成功のあらんことを。

(規制済み):後悔はない。
俺には「最後の」音声を残す機会があるだけ、他の奴らよりかなり幸運だと思っている。
ああ、「最後」ってのはつまり……

ランディ:そうです。あなたの記録は永遠に保管され、職員全員があなたを記憶することになるでしょう。
3……2……1……接続が終了しました。


嫌な予感が我々の頭をよぎるが、実行されてしまう作業観察。
意気揚々と入室した規制済み職員は、果たして。



(規制済み):(中略)
ランディ……これはまるで、ずっと前から存在していた、俺たちの(規制済み)のようだ……
俺は……そうか、これを見られるのは俺だけだと忘れていた。
(規制済み)と(規制済み)は... 奴らは増殖が可能なみたいだ。
ああ、職員(規制済み)が(規制済み)になった……(規制済み)みたいだ……
少し気分が悪くなってきたが、大丈夫だ……
職員(規制済み)の(規制済み)から(規制済み)が出てきた……
職員(規制済み)が(規制済み)のように叫び始めた……この叫び声は……聞こえているか?
これは、俺に(規制済み)を思い出させる……

サウンド:(規制済み)----------------------------------------------------

もう分かってる……これは俺たちの(規制済み)だ、それこそが(規制済み)が存在する理由だ……
こんな最悪の光景、俺は今まで見たことない。
俺は今身動きもできない、(規制済み)は俺を新たな宿主にふさわしいと見なしたみたいだ。
こっちに向かって近づいてきている。レコーダーは、俺の(規制済み)に置くつもりだ……
この記録が次の奴らの役に立つことを願っている……


(規制済み)だらけで訳がわからないが、理解したくもねえ。
間違いなく、人体を用いたグロい現象が起きている。
だが、それだけでは認識崩壊に最高レベルの耐性を持っている規制済み職員が正気を失うとは思えないので、本当に何が起きたのかはアンジェラのみぞ知る。


認識フィルタを採用した後でも、多くの管理人が正気を失いました。
理由の半分が(規制済み)によるものです。
認識フィルタを最高レベルまで上げて、管理人の認識能力を極力単純化しても、このアブノーマリティが視界に入り次第、それでも狂ってしまいます。
私たちは管理人を盲目にすべきでしょうか? 私たちはジレンマに陥っています。
ある職員は、巨大なぼかしでアブノーマリティを覆うことを提案しました。解決策はそれだけです。
システムの問題によりアブノーマリティのぼかしが解除された場合は、直ちに管理人を処分する必要があります。


こちらは恐らく、アンジェラの述懐だろう。
認識フィルターを最高レベルまで上げても目視するだけで即時発狂させてしまう規制済みの正体とは一体……。
なお、認識フィルターについて知りたい方はマルクトを参照。

一応、最終的な解決策として、規制済みを大きなぼかしで覆うことに決定した。
それで現在に至るはずなのでこれは有効だったらしいが……謎の多いアブノーマリティである。


























……さて。

……もう、いいよね?








盲愛様-Legend of mouai-





ここまで読んだ方の中には「成程……流石、ALEPHの名を冠されるだけはあるな!強敵だ……」と思った方がいるかもしれない。

ハッキリ申し上げよう。


規制済みはめっちゃ弱い。


繰り返す。


規制済みはめっちゃ弱いのだ。



(゚Д゚)ハァ?と思った方も多いかもしれない。
「いや、だってあのALEPHだぞ?脱走すれば施設壊滅が脳裏に横切る、あのALEPHだぞ?」と思った方もいるだろう。

加えて、確かに上で書いた文章も全部本当である。……だが、意図的に言及を隠してるところがあるのだ。


その上で、もう一度規制済みの能力について触れていこう。



まず、規制済みはゆっくりな移動速度を持つといったな。
あれは嘘……というわけでもないが、大分マイルドな表現だった。

ストレートに言わせてもらうと、規制済みの移動速度は滅茶苦茶遅い。
どのくらい遅いかというと、オフィサーの移動速度より遅く、普段なら虫ケラのように殺されるオフィサーに追いつけないから、折角脱走したのに鎮圧までに一人も殺せないなんてことはザラ。

このゲーム、親項目でも触れたように、移動速度は極めて重要である。
高ければ高いほど、有事の際に早く対応できるようになるからだ。

……で、ALEPHの解禁段階まで進むと職員もなかなかに育っている。
もうこの段階ではオフィサー以下の移動速度を持つエージェントを雇用してるとかまずありえない。そんなエージェント、WAWやALEPH…ところかHEすら相手にできないからだ。

そのため、万が一脱走してもそれをひとまず無視して他のアブノーマリティに対して二つ三つ作業してから向かわせても犠牲者は0~2人くらい(勿論全員オフィサー)しか出てない、なんてことも。

加えて、そんな致命的なまでに遅いのに近接攻撃しか持ってない。
ただ、「強いBLACKダメージを与える」と上述したように、一撃の攻撃力自体は悪くない。それでもALEPHの攻撃にしては微妙、とか言われることもあるけど

だが、規制済みが遅いのは移動速度だけではなく、攻撃速度もそうだった。
速さが足りない!

結果として算出されるDPSはモロに低く、ALEPH装備職員どころか、挙句の果てにはHE装備職員ですら、捕捉できたとしても殺害するのに結構時間がかかるという始末。


さて、規制済みの戦闘能力が如何に劣っているか、分かっただろうか?

しかし、規制済みには、既に述べたように専用恐怖度レベルという強みがある。
これに関しては、包み隠していることはない。全部、正真正銘の規制済みオンリーワンの強みである。
事実、現在は規制済みに結構手を焼く人が続出している。


……現在は?


実は専用の恐怖度レベル云々は、後のアップデートになって追加された、後付け能力なのである。

じゃあそれ以前はどうだったのかというと……それは酷い惨状で、

・エージェントランク3とHE装備職員だけで鎮圧できた
・規制済みが脱走してたけど、LOBポイント要らなかったから業務終了まで放置してた
・むしろ死体掃除してくれるのを期待してロボトミー社製ルンバとして積極的に脱走させてた


……目も当てられない惨状である。そりゃALEPH(笑)とか言われるわ。

っていうか、強化後も恐怖度レベル以外は何一つ強化されていないため、相変わらず弱い。
同じALEPHで同じBLACK属性使いである笑う死体の山には当然ながら驚異度で完敗している。それどころか一つ下のクラスであるWAWの憎しみの女王にも負けている。


極めつけに、「赤ずきんの傭兵」(危険度クラスはWAW)姉貴とガチバトルさせた結果……もう何も言うまい。*1


で、このALEPHとは到底言えない弱さから管理人達の間で愛嬌が生まれ始め、次第に脱走移動中の規制済みがなんかトコトコしてて可愛いとか、規制済みの攻撃モーションも犬のお手みたいで可愛い(!?)とかなんとか言われ始めて、管理人達の間ではカルト的人気を獲得していった。そりゃ女神転生の「すぐにけせ」の方が怖いもんね

その結果、「lobotomy corporation日本語攻略wiki」において、盲愛(管理業務において役に立つとかじゃねーんだよ!俺はこいつが可愛くて仕方がねーんだよ!ということを表す票)投票が全アブノーマリティ中トップの1388票を集めている。(2020年6月現在)

ちなみに、他に盲愛票を集めているアブノーマリティが、

憎しみの女王(可愛らしい魔法少女)→992票
レティシア(可愛らしいロリっ子)→899票
溶ける愛(可愛らしいスライム娘)→851票

彼女らは盲愛票集める理由がなんとなく分かるものだが、それらを差し置いて単なる赤黒バーが盲愛トップなのが、如何に異常な事態なのか、お分かりいただけただろうか?

その結果、攻略wikiを中心にして、規制済みを「盲愛様」と呼ぶ風潮が確立された。どういうことなの……


さあ、この項目を読んだあなた!
盲愛様に魅了されたというのなら、あなたも今すぐ盲愛投票をしに行くんだ!規制済み「や め ろ」



追記修正は、盲愛様を目の前にして認識フィルターを切ってからお願いします。

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最終更新:2021年01月17日 21:18