Lobotomy Corporation

登録日:2020/03/08 (日) 23:37:05
更新日:2020/11/12 Thu 23:37:56
所要時間:約 15 分で読めます





恐怖に直面し、未来を造る


Lobotomy Corporationとは、韓国のゲームサークル「project moon」がsteamで発売しているPCゲームである。

目次


概要

「アブノーマリティ」と呼ばれる特殊な怪物、もとい怪異たちを管理し、世話していくことで必要なエネルギーを生産するシュミレーションゲーム。
アニヲタwiki諸兄に馴染み深い表現すると、SCP foundationSCiPを、映画「キャビン」のような様子で管理していくゲーム、と言えば分かりやすいだろうか?クソトカゲとか世話する羽目になんの?とか思ったそこの貴方、その予感は的中している。あと舞台であるL社は財団というよりむしろ要注意団体寄り。

なお、一口に「lobotomy corporation」というとデザインやシステムが大きく異なるlegacy版、そして2018年4月9日以降にリリースされた正式版があるが、当項目では正式版について取り扱うものとする。

2020年5月中旬には続編『Library Of Ruina』のアーリーアクセス版の配信が開始している。

またProject Moon公式で2020年3月27日から連載中のスピンオフ漫画『ワンダーラボ』も存在する。原文は韓国語だが『LoR』の和訳も担当しているアマノケイ氏が日本語訳verを本社公認で公開中。
こちらはL社の支部職員達の日常を描いたもので、ゲーム本編のネタバレは(一部アブノーマリティの名前等以外は)ほとんどなく、職員達が日々どのような業務を行っているのかを知ることができる。ゲーム本編では語られなかった設定や、未登場のアブノーマリティも多く登場するため一見の価値あり。
登場するアブノーマリティ達の中には本編では「出てきそうで出てこなかったとあるシリーズ関連のアブノーマリティ」も。

世界観

舞台はディストピア風の近未来世界において発足されたL社こと「lobotomy corporation」の管理施設。

L社はアブノーマリティと呼ばれる存在からエネルギーを抽出し、供給している、所謂エネルギー会社だ。

プレイヤーは施設の管理業務を行う管理人「X」となり、職員が全滅しないようにうまく施設運営を行い、一日のノルマとなっている量のエネルギーを生産していくのが目的だ。

所謂アドベンチャーゲームのような形式で登場人物と語らうパートもあり、そこでは登場人物や世界観などの設定を掘り下げて解説される。


システム

ゲームの流れは大きく分けて、「ストーリーフェイズ」「配備フェイズ」「運営フェイズ」の順番でこなしていくこととなる。

この三つのフェイズが終わるとそれで一日終了となり、また翌日のストーリーフェイズから一日が始まり……という流れで業務をこなしていくわけだ。

因みに、このゲームは所謂ゲームオーバーになってもその日の運営フェイズからやり直せることができる親切仕様である。存分にトライ&エラーができるよ!やったね!


ストーリーフェイズ

アドベンチャーゲーム形式で、X視点でのL社の日常が描かれていく。

選択肢が出現することもあるが、基本的にゲームの進行に著しく影響を及ぼすような要素はここではない。

後述するセフィラに関連するストーリーの場合、ストーリーの終了後にセフィラからミッションを依頼されることがある。
こちらはクリアしなくてもストーリーを進めることができるが、クリアすることでセフィラごとに研究を進めることができる。
その研究によって会社の運営にプラスとなる様々なシステムを開放可能。…というよりも中には必須と言えるものもあるので、
ミッションは積極的にこなしていくべきだろう。

セフィラごとのストーリーが進んでいくと、セフィラコア抑制といういわゆるボス戦が解放される。
ゲームシステムを根本的に揺るがしてくる強敵だが、これをクリアすることでプレイするにあたって大きな恩恵を受けられる。
真エンドの解放条件でもあるので頑張ろう。

登場人物


主要人物

・管理人X
主人公。新米の管理人。
アンジェラの言によると初日は挙動も表情もガチガチであったようで、我々の世界でいう新卒社会人といった表現が一番適当だろうか。
そんな彼だが、L社のセフィラ達と接していくうちに、とある事実に直面していき……?



私は、あなたがより快適に我が社に適応できるようサポートするアシスタントであり、話し相手であり、秘書を務めますAIのアンジェラと申します。

管理人をアシスタントする超高性能AI。とはいっても、外見は銀髪でサイドポニテに黒スーツといった様相の「できる秘書」といった表現がぴったりの女性にしか見えない。あと現行版ではカートゥーン調の絵が付いたが、巨乳
最初こそ陽気で明るい調子でXに助言していく……が、この時点でも死んでいった職員のためにワインで乾杯とかする辺り冷徹さを隠しもしない。
そしてやはりというべきか、後述のBによる干渉が出てきた辺りから冷徹な一面を完全に露わにする。

A
Aですか、いい文字です。私の名前もAから始まりますからね。
Aを選んだあなたは、人目を気にし、結果重視の性格の人です。ですが、人の話に耳を傾け、それを真摯に受け止めるあなたの長所は多くの人から愛されることでしょう。

L社の創設者。
アンジェラによると「今は遠い場所にいる」とのことで、少なくともゲーム序盤の時点では彼が残した手紙を読むことしかできない。
曰く、「機械である自分よりも機械らしい人」であるようだが……

B
そこに誰かいますか?
私の声が聞こえますか? そこに誰かいませんか?
私は「B」と言います。

ようやくXが業務になれ始めてきた頃合いになってモニター越しにハッキングで接触を仕掛けてきた、謎の人物。
彼はアンジェラの危険性、そしてL社の真相について訴えかけようとしてくるが……?


セフィラ

セフィラとは、施設の各部門を担当するAI達の総称。アンジェラ曰く、「自分が大脳なら、彼らは小脳」なのだとか。
彼らは各部門を統括しており、一般職員よりも上位の存在。セフィラはイメージカラーが存在し、セフィラが担当する部門に所属することになる職員はその色と頭文字のアルファベットが描かれた腕章を身に着ける。
なお、セフィラの名前はセフィロトの樹のセフィラが元ネタ。
それぞれ個別項目ができているので、そちらも参照。

マルクト(王国)
おっと、自己紹介を忘れていました!
私の名前はマルクトです。
コントロールチームを担当しています!

コントロールチームを統括する、明るく前向きなセフィラの女性。必ず最初に出会うことになるセフィラでもある。
イメージカラーはイエロー
茶髪のボブカットの髪型に赤いカチューシャを身に着けていて、いつも右手にメモが挟んであるクリップボード、左手にペンを持ち歩いているのが特徴。
このメモには彼女の業務において必要なことが全部記されているのだとか。
詳細は個別項目にて。



イェソド(基礎)
私の名前はイェソド。
情報チームのセフィラです。

情報チームを統括するセフィラ。マルクトの次に必ず会うことになるセフィラ。
冷静かつ厳格な性格の男性セフィラ。紫色の短髪で、イメージカラーも
とにかく規律に対して厳格で、Xにも他のセフィラに対しても厳守するように要求する。
詳細は個別項目にて。



ホド(栄光)
ええと……こんにちは。
私は教育チームを担当するホドといいます。

教育チームを担当する、茶髪ロングアホ毛の女性セフィラ。イメージカラーはオレンジ
彼女は非常に心優しく、朗らかで穏やかな性格をしている。ホドちゃんマジ天使
一番危険に晒される職員のことを第一に考えて行動し、それが全ての行動基準となっている。
彼女は誰の目からも「いい人」になりたいという願望を持っているが……?
詳細は個別項目にて。



ネツァク(勝利)
俺は安全チームを担当してる……
まぁいい、これは後で話そう。

安全チームを担当する緑髪ロン毛の男性セフィラ。イメージカラーもグリーン
いつも気怠げな台詞を発しており、業務に対しても不真面目。
だが、時折意味深な発言をすることもある。
詳細は個別項目にて。



こんにちは、私の名前はティファレトよ!
初めまして、僕の名前もティファレトです。

中央本部部門を担当する、珍しいことに二人で一つのセフィラ。当項目においても、攻略wikiに則って少女の方をティファレト(A)、少年の方をティファレト(B)とする。
Aはロングヘア―の金髪少女で、性格は率直で思ったことをそのまま口にする。
Bはショートヘアーの金髪少年で、性格は静かで物腰が柔らかく、楽観的。
詳細は個別項目にて。



ゲブラー(峻厳)
私は懲戒チームのゲブラーだ。

懲戒チームを担当する、赤いロン毛の女性セフィラ。顔のあちこちに傷跡がついており、それらの特徴に違わず非常に攻撃的な性格をしている。
というかアブノーマリティが脱走した際何処か嬉々として鎮圧指示を管理人に要請してる辺り戦闘狂である事は間違いなさそうだ。
アブノーマリティの鎮圧に固執しており、それらに対して強い憎悪を向ける。イメージカラーはレッド
全身ピッチリスーツにアンジェラに迫る巨乳、そして胸元に開いた謎の穴から恰好がエロいと専らの評判。
詳細は個別項目にて。



ケセド(慈悲)
俺の名はケセド。福祉チームを担当している。

福祉チームを担当する男性セフィラ。青い髪を肩口まで伸ばし、一方で前髪は伸ばさずおでこが丸見えという独特のヘアスタイルをしている。
決してハゲている訳ではない。だからハゲてないってば。
常にコーヒーが入ったマグカップを手にしているコーヒー中毒。一見するとネツァクに負けず劣らずの気怠げキャラっぽいが、意外にも職員からの信頼は厚い。
目の辺りにクマができており、何かしらの疲れが見えるようだが……?
イメージカラーはブルー
詳細は個別項目にて。



ビナー(理解)
…私を封じ込めたまま、
ここに到るまでの旅は楽しんだか?

抽出チームを担当するセフィラ。左右で長さが変わるアシンメトリーな髪型をしており、ビナーから見て右側の髪の方が長く、頬の辺りまで伸びている。また、長く伸びた髪の先端は金色に染まっているという妙な外見的特徴をしている。
因みに初見では性別が分かりづらいかもしれないが、れっきとした女性である。
彼女の喋り方はとても読み解くのが難解。……というのも、物語において重要なワードを一切包み隠すことなく発言する上に冗談や皮肉まで交えるため、ファンの間ではビナー語などと言われる。
ダウナーな性格の持ち主だが、サドっ気あり。
ゲブラーと並々ならぬ因縁があるようだが……?
イメージカラーはブラック。
詳細は個別項目にて。



ホクマー(知恵)
灰色で白く塗り重ねられた天国はお気に召しましたかな?

記録チームを担当するセフィラ。灰色の短髪に、モノクルを左目に身に着けた紳士のような外見をしている。
感情の起伏があまりなく、物事を淡々と述べる性格。
彼の口からは、彼自身が担当している記録チームの真相が明らかになる。
イメージカラーはグレー
詳細は個別項目にて。



その他

  • 職員(エージェント&オフィサー)
みんな 「アブノーマリティに注意しろ」 って言うんですけど そんなに危険なんですか?

L社に雇用された実験材料、生贄、ブラック社員。
管理人が直接指示し操作できる「エージェント」と操作できない「オフィサー」とで構成される。
「エージェント」は直接アブノーマリティへの作業や、鎮圧に赴く職員のこと。エージェントが運営フェイズで全滅するとゲームオーバー。
各種ステータスが設定されており、後述するLOBポイントを使用したりアブノーマリティへの作業をこなすことで成長していく。

「オフィサー」は所属部門を徘徊している職員。
彼らがいると部門毎に沿った恩恵が自動で得られるが、正直効果は最大でも余り実感が湧かないことが多い上にアブノーマリティ達の中には(エージェント、オフィサー問わず)死亡したらそれに反応して脱走する、というタイプの厄介な性質を持ったものもいる。
そのため、手慣れた管理人であればある程、ゲーム開始直後、あるいは一定時間経つ度に様々な手段で処刑されていく哀れな存在でもある。
そうでなくとも、アブノーマリティの脱走や試練の発生で容易く死んでいくためやられキャラとして扱われつつある。*1




配備フェイズ

ここで職員……エージェントの配備を行う。
ゲーム内日数が進む度に部門が開放されていくが、一つの部門につき最低一人、最大五人までエージェントを配属させることができる。
E.G.Oの装備や製造、各種アブノーマリティのエンサイクロペディアの確認も行える。


+エンサイクロペディアについて
エンサイクロペディアとは一般には百科事典のことだが、lobotomy corporationにおいては「アブノーマリティを管理する上で必要な情報が記されたページ」である。
アブノーマリティについて詳しくは後述するが、初見では安定して管理していくのがとても厳しい、所謂初見殺しの要素の塊ばかりである。
そのため、安定して業務をこなしていき、一日を終えるにはこのエンサイクロペディアに頼るほかないわけだ。

但し、最初はエンサイクロペディアは未開放である。ではどうすれば開放されるのかというと、該当アブノーマリティのPE-BOX(アブノーマリティの世話して生産したエネルギー)が必要になる。
つまり、最初はどうあがいても脱走してはそれを鎮圧して……のトライ&エラーを繰り返して、エンサイクロペディア開放に必要なエネルギーを確保するしかないのだ。
まあゲーム後半になると脱走=ゲームオーバーな奴も出てくるけど

ただ、システムの項で既に説明した通り、このゲームはゲームオーバーになっても容易く再トライができる仕様である。
始めて世話するアブノーマリティに四苦八苦していき、エンサイクロペディアを徐々に開放していって……という手順を踏んで楽しんでいけるのも初見プレイならではの楽しみだろう。


LOBポイントを使用して新しい職員を雇用したり、既にいる職員を強化することもできる。
雇用時のコストが若干増えるが見た目や名前をいじることも可能。
死に顔も決められるよ!やったね!
髪型などのパーツはMODに対応しており、指定されたファイルにパーツの画像を入れるとそのパーツを追加することができる。配布されているものはもちろん、絵心があれば自作する事も可能。
E.G.Oについては後述。


運営フェイズ

このゲームのキモとなる部分。というかゲームプレイ時間の大部分がここ。

実際にエージェントに指示を飛ばし、アブノーマリティに指示を送ることで、一日に必要なエネルギー……PE-BOX(ポジティブ・エンケファリンボックス)を確保していくのが主な目的。

エージェントにはHP(体力)とMPが設定されている。
MPと書かれてはいるが魔法によって消費するポイントではなく、Mental Pointsという意味でいわゆるSAN値。
HPが無くなれば当然のことながら職員は死亡し、MPが無くなるとその職員の一番高いステータスに応じて様々なパニックを起こす。場合によってはただ死ぬより面倒な事態になることも。
減ったHP、MPは部門の部屋に撤退させる事によって回復できる。また、パニック状態の職員はWHITE属性の武器で他の職員が攻撃する事によって回復可能。

エージェントへの作業指示以外に管理人ができる事は、

〇ドラッグ&クリックによるエージェントへの移動指示
アブノーマリティの鎮圧では一撃でHPをごっそり持っていかれる事が日常茶飯事なため、アブノーマリティの攻撃動作に合わせて移動させて回避させることが基本動作となる。
なおオフィサーは移動指示ができないため、大抵はアブノーマリティの攻撃に巻き込まれる。

〇弾丸を使った支援
研究を進めることにより、エージェントに対して有用な効果を与える弾丸を使用することが可能。基本的に職員に直接ぶち込んでいる模様。
HP回復、MP回復、各属性に対応したシールド、アブノーマリティの移動速度を下げる、職員抹殺用の処刑弾で全8種類。
作業中の職員にも使えるため、作業途中で死にそうな職員に撃ち込んで延命させることも可能。

装弾数の概念があり、決められた数以上は使えない。
が、クリフォト暴走が発生するたびに全回復するので出し惜しみせず気軽に使っていこう。
なお、装弾数は収容しているアブノーマリティの数に応じて増えていく。

〇ウサギチームの要請
ウサギが草を食べに来たぞ!

懲戒チームの研究によって解放される特殊部隊。白髪赤眼のリーダー「マオ」に率いられている。
集めたエネルギーを消費することで使用でき、選択した部門を閉鎖後に展開して敵対する生物を殲滅する。逃げ遅れた職員ごと

アブノーマリティに対して送ることのできる作業指示は以下の四種類である。
各種作業はアブノーマリティごとに相性があるため、大抵の場合まずは相性のいい作業を探す事になる。


本能
簡単に言えばご飯をあげる作業。対応するステータスは勇気。

洞察
アブノーマリティの収容室を掃除する作業。対応するステータスは慎重。

愛着
アブノーマリティとコミュニケーションを取ったりする作業。対応するステータスは自制。

抑圧
アブノーマリティに対して暴行を行う作業。対応するステータスは正義。


+ステータスについて
各種ステータスにはランクが設定されており、またエージェントそのものにもステータスランクの合計値から算出されるエージェントランクなるものが存在する。

各種ステータスには対応する作業が存在し、そのステータスのランクが高いほど対応する作業のレベルが上がっていく。
作業ランクが上がったからといって必ずしも成功率が上がるとは言ってない。

また、ステータスはHPやMP、作業速度や基本的な作業成功率、移動速度や攻撃速度等にも大きく影響してくる。万が一の場合に備えて集中的に育てた切り札的な職員を揃えておくといい…かも。

  • 勇気
本能に影響する。勇気を上げると、最大HPと攻撃力が上昇する。
正義と並んで鎮圧職員なら優先したいステータス。

  • 慎重
洞察に影響する。慎重を上げると、最大MPが上昇する。
MPが高ければパニックが生じにくいため、作業に集中する職員なら自制の次にこれを確保しておきたい。

  • 自制
愛着に影響する。自制を上げると、基本的な作業成功率、作業速度が上昇する。
作業職員なら最優先で上げるべきステータス。また、WAW以下のアブノーマリティなら取り合えず自制を高くして挑めばなんとかなることも多い。

  • 正義
抑圧に影響する。正義を上げると、移動速度、攻撃速度が上昇する。
全ての職員において重要なステータス。何せ、移動速度が速ければ速いほど有事の際に素早く対応できるようになる。
有事の完全な予防など不可能に近いこのゲームにおいて、素早い対応ができるということは何よりありがたい。
また、攻撃速度が上がるため同時にDPSも上がる。鎮圧用職員の場合は最重要視されるステータス。
スタッフもこのステータスの重要性を理解しているのか、正義のみLOBポイントを使っての上昇費用がなんと三倍である。

各種ステータスを成長させるには大きく分けて二つ存在する。
まずは対応する作業をこなして上昇させる手段。
なんでもいいので作業をすると、ステータスが少し上昇する。何度も作業すればその分上昇する。
適当に作業をさせても成長していくため、できる限り職員全員に満遍なく指示を出しておこう。
こちらは時間がかかるが必要なものが時間以外に存在しない。

もう一つは、配備フェイズにおいてLOBポイントを使用してステータスランクを上げる手段。
こちらはLOBポイントが必要になるが、手っ取り早くステータスを上げられる。
但し、LOBポイントは職員の雇用にも費用として必要となる。

基本的には同じ作業を繰り返してステータスを上げていって、急に必要になった時のみLOBポイントでステータスを底上げするといった使い方となるか。

エージェントランクは、いわば総合的に見たエージェントとしての格付けのようなもので、装備条件や恐怖度レベル等に関係する。たまにアブノーマリティのカウンター減少条件に設定されていることも。



作業を行う回数はアブノーマリティ毎によって設定されており、例えば"たった一つの罪と何百もの善"なら一度の作業指示で生産できるE-BOX数が10なので10回行う。
成功するとPE-BOXが発生するが、失敗するとNE-BOX(ネガティブ・エンケファリンボックス)なるものが生産されてしまい作業ダメージを受ける。
また、作業終了後は成功回数によって良い、普通、悪いの作業結果が算出される。
基本的には良いを出しておけばいいが、脱走を防ぐにはあえて悪いを出す必要がある捻くれた奴もいる。

ノルマとされるエネルギーの量を稼ぐことで一日の終了が選べるようになり、選ぶことで評価とリザルドが表示されその日はクリア。
職員の犠牲ゼロ、アブノーマリティが鎮圧された状態でクリアなどの項目によって評価が上がり、それに応じたLOBポイントが手に入る。
が、ノルマをクリアした状態でE.G.O装備やアブノーマリティの情報開示のため、職員の育成のために作業を行ういわゆる「残業」のため、
リザルド画面に表示された勤務時間が一日80時間という事になる日も珍しくはない。超ブラック



+ダメージ属性、及びダメージ算出計算式について
このゲームには、四種類の属性が存在する。
作業失敗時には設定されている属性のダメージが作業エージェントに発生したりするほか、アブノーマリティが脱走した際の攻撃も設定されたダメージ属性を参照する。

属性によって、減る値やダメージ計算式そのものが違ってくることもあるので、管理人ならば必ず把握しておきたい要素の一つ。

  • RED(戦争)
所謂物理攻撃。RED属性の攻撃を喰らうとHPが減る。
HPが尽きると死亡する。
死亡すると無論職員のデータはロストするほか、装備していたE.G.Oなども消えてしまう。

  • WHITE(支配)
精神攻撃。WHITE属性の攻撃を喰らうとMPが減る。
MPが尽きると発狂を引き起こし、パニック状態になる。
パニックについては後述。パニックは普通に死ぬより厄介なため、RED属性よりも警戒視される。

  • BLACK(飢餓)
身体と精神を同時侵食する攻撃。BLACK属性の攻撃を喰らうとHPとMPが両方減る。
HPとMP、両方を管理しなくてはならないため、上記二つの属性よりも危険性が高い。
WAWにこの属性の攻撃を使うとても厄介なのがいるのも問題。

  • PALE()
死そのもの。PALE属性の攻撃を喰らうとHPが減るが、ダメージ計算式が他の属性と異なり割合ダメージである。
例えば20ポイントのREDダメージなら20ポイントに属性相性や危険度クラス補正などの計算から算出されるダメージを受ける。
しかし20ポイントのPALEダメージだとすると20%の割合ダメージを受けることになるため、この属性の攻撃を使う=脅威度がとても高いアブノーマリティ、という図式が出来上がる程である(無論、他の属性と同じく属性相性や危険度クラス補正の計算を受ける……が、大抵の防護服はPALE弱点であるため、対策必須である)


ダメージは、後述するE.G.Oの防護服の「属性相性」と「危険度クラス」を参照して計算される。

「属性相性」は読んで字の如く。例えば"たった一つの罪と何百もの善"から製造できる防護服「懺悔」なら、WHITE耐性が0.8であるため、10ポイントのWHITEダメージが8ポイントになるわけだ。

「危険度クラス」の詳細は後述するが、これは要約すると「防護服とアブノーマリティの間にクラスの差があるとダメージが増減する」ということ。
例えば同じく「懺悔」は一番下のクラスのZAYINに設定されてある。そのため、TETHクラスのアブノーマリティから攻撃を受けてもまだ100%ダメージだが、HEなら120%のダメージを喰らってしまうし、最上級のALEPHなら200%ものダメージを受けてしまうのだ。

また、この逆も然り。エージェントがALEPH装備を持っているなら、下位クラスのアブノーマリティの鎮圧など鼻歌交じりにできる。



+E.G.Oについて
所謂装備品。エージェントに装備させるもので、武器と防護服、それにアクセサリーのような「ギフト」を含めた三種類存在する。オフィサーは装備不可。
武器と防護服は、一般的なRPGで言う武器と防具という認識で正しいが、ダメージ属性、そして危険度レベルが設定してある。

E.G.Oを入手するには、まずアブノーマリティに作業を行い、PE-BOXを生産する。
そして生産したPE-BOXを消費して(一日のノルマには影響しない)、製造することが可能となる。

E.G.Oは、元となったアブノーマリティの特徴を色濃く残しており、上位クラスのアブノーマリティのE.G.Oともなるともはや人外に近い姿になる。具体的にはミミックとか。

基本的に、アブノーマリティの危険度クラス=製造できるE.G.Oの危険度クラスだが、たまにそのアブノーマリティよりも高位クラスのE.G.Oが製造できる場合がある。



しかし、ただ適当にアブノーマリティへの指示を飛ばせばいいというわけではない。
アブノーマリティの収容室にはクリフォトカウンターなるカウントが表示されている。
これはアブノーマリティの特殊能力が発動するまでの度合いを示しており、殆どの場合これが0になると特殊能力が発動する。

特殊能力が発動すると……まあアブノーマリティ毎に効果は違うのだが、殆どの場合は脱走してしまう。

そのため、安定した管理業務を行うには、カウンターを減少させないように立ち回らなければならないわけなのだが、カウンターが減少する条件とかカウンターの最大値は前述したエンサイクロペディアを開放して参照しなくてはならないため、最初はどうしても手探り状態で管理することになる。
要するに死んで覚えろって事である。


アブノーマリティ

奇妙な怪物、もしくは怪異そのもの。
姿は千差万別であり、中には実体が存在しないアブノーマリティまで存在する。どうやって収容したんだ、は禁句

アブノーマリティには多くの場合脱走に繋がる特殊能力と、危険度クラスが存在する。ちなみに危険度クラスの元ネタはセフィロトの樹の小径(パス)

直接作業をしてエネルギーを抽出するアブノーマリティの他、4の倍数の日に配属される「ツール型アブノーマリティ」が存在する。
直接使用するタイプと装備するタイプの2種類があり、直接使うタイプは使用回数で、装備するタイプは装備している時間で情報が解禁されていく。
恩恵はツールによって回復とかステータスの強化とか違うのだが、やはりと言うべきか何かしらのデメリットが存在する。


  • ZAYIN(ザイン)
一番下の危険度クラス。ゲーム内マニュアルにもそれほど危険ではないと書かれている。
……なのだが、条件に違反するとステータス無視で即死させる奴とか、クラス詐称している奴がいたり、初見殺しが多い。
そのお陰で、ZAYIN詐欺なる言葉が生まれてしまった。因みに、本当に危険じゃない奴は最初にいる骸骨っぽい奴くらい。なんなんだこのクラス。 Safeクラスは安全を意味するものではない

+一例 アブノーマリティの初見殺しを楽しみたい方はスルー推奨
  • O-03-03「たった一つの罪と何百もの善」
それはあなたを裁く救世主であり、奈落へ落とす執行者です。
最初に収容することになる頭骸骨っぽいアブノーマリティ。
ほとんどこちらに害はなく数少ないZAYINらしいアブノーマリティ。逆に言えばこの後出てくるやつは全部危険である。
エンサイクロペディアによると、職員の懺悔を聞きその罪の重さの分エネルギーを出しているらしい。
笑い話になる秘密、言ってもすぐに許してもらえる秘密はまだいいが、墓場まで持っていくべき秘密を懺悔してしまうと…


  • Bald-Is-Awesome!「お前、ハゲだよ...」

           |
            |  彡⌒ミ
           \ (´・ω・`)また髪の話してる
             (|   |)::::
              (γ /:::::::
               し \:::
                  \
ハゲじゃない奴に作業をさせるとそいつを禿げさせるあまりにネタすぎる凄惨すぎるアブノーマリティ。
逆にハゲに作業させれば全ての作業の成功率が最高となる。能力も発動しない。
何度もハゲじゃないやつに作業させると、最終的にハゲビームを放出して全員がハゲるという抱腹絶倒の大惨事が発生する。
こう書くと面白いが、その性質上職員の見た目に凝ってるプレイヤーに地獄を見せる存在でもある。
人によってはどのALEPHよりも凶悪な存在になり得るかもしれない。

  • O-05-47「触れてはならない」
押したくなる見た目の赤いボタン。
名前通り作業させようとしたり詳細を確認しようとしたりすると大惨事を引き起こす。
でも押したいでしょ?
基本的には放っておけばいいだけだが、他のアブノーマリティに擬態したり収容室にエフェクトを発生させるなどして押させようとしてくる厄介なヤツ。名前はそのままなので逐一確認すること。
(ねえ君、このボタンに触ってみたくないかい?)

「あなたのあらゆる病を治し、
あなたを治療しましょう。」
ペストマスクと翼が特徴のアブノーマリティ。
作業に成功すると祝福というバフを職員に付与してくれる。
だがその度にペスト医師の姿が変わり、えらく禍々しい時計が進んでいく。
その時計が一周すると…?詳しくは後述。

  • T-09-85「何でも変えて差し上げます」
使いようによっては有用とされるツール型アブノーマリティの一つ。
エージェントに使用させることでエネルギーを入手でき、より高ランクのエージェントが使用すればより多くのエネルギーが手に入る。
なんらかの理由でエネルギー稼ぎが難しい時などに使用するといいだろう。
ちなみに、このアブノーマリティを使用させると、そのエージェントが「何でも変えて差し上げます」の中に入る。
で、「何でも変えて差し上げます」の見た目はアイアンメイデンに似ている。


  • TETH(テト)
下から二番目の危険度クラス。なのだが下が詐欺だらけのZAYINなので…こっちの方が安全かもしれない。
このクラスから脱走するアブノーマリティが出てくる。
とはいえ、脱走しても(比較的)安全で被害が小さい奴が多いため、脱走時のノウハウをこのクラスで学んだという管理人は多い。
みんな大好きクソ鳥もこのクラス。

+一例 アブノーマリティの能力を知りたくない方は見るのをやめましょう
人々は大昔から罪を犯してきた。
『なぜ彼らはそのようなことをするのだろう?
それが悪いことだと知っているのに。』
とにかく収容違反の頻度が高い面倒くさい鳥。通称クソ鳥。
鎮圧しようと攻撃を加えると、体が赤くなり即死レベルの反撃をしてくる。
無視していればそのうち勝手に帰るしこちらが攻撃しない限りはダメージもほとんどないので、こいつが脱走してもとにかく無視して耐えるように。でもやっぱりめんどくさい

  • T-06-27「1.76MHz」
これは決して忘れられてはならないその日の記憶です。
実体を持たない、現象系のアブノーマリティ。
こいつがなんなのかというと、収容室内に出現するようになった謎のノイズである。元ネタ異常放送とは特に関係ない
エンサイクロペディアの解説によると、このノイズを聞いていると暴力性が増して、暴れてしまうようになってしまうのだとか。
結局のところこれが何なのか、「1.76MHz」とは何を指すのか詳細は明かされていない。一説によると、lobotomy corporationの世界観設定と密接に関係しているとかなんとか。
クリフォトカウンターの最大値/初期値が4とかなり気が長いが、脱走させてしまうと収容室を中心に反時計回りに他の部屋にノイズが漏れるようになってしまう。
ノイズが漏れた部屋にいる職員は持続的なWHITEダメージを受け続ける。実体がないからか鎮圧はできないが、脱走中もこいつに対して作業を行える。そしてクリフォトカウンターを最大値まで回復すれば再収容される。


  • HE(ヘー)
丁度中間程度の危険度クラス。この辺りから徐々に気を付けるアブノーマリティが多くなってくる。
と、言いたいところだが、このクラスに属するアブノーマリティは、何故だかやたらと凶悪な能力を持つ奴が多い。
例えば特殊能力が発動すると問答無用で職員一人殺して脱走する奴に始まり、職員を死ぬまで洗脳する連中とか異常に脱走する奴、挙げ句の果てに他のアブノーマリティのクリフォトカウンターを減らし続け、それを止めるには生贄一人差し出さなきゃならないとかいうある意味で最もヤバい奴まで出てくる。
そのため、管理人達にもっとも嫌われているクラスでもある。
ただ、非常に有益な上にデザイン面でも人気の高いロリっ子とかダークヒーローとかもこのクラスなので、みんながみんな嫌われているわけではない。

+一例 やっぱり初見殺しのネタバレが存在するため注意
  • F-01-69「魔弾の射手」
この魔法の弾丸はお前の言った通り、本当に誰にでも当たるな!
黒い炎のような身体を持つ狙撃手。そしてイケメン。
クリフォトカウンターが0になるとランダムな位置から射撃を行い射線上の壁やアブノーマリティ、そして職員を貫いて大ダメージを与える。
プレイヤーもエネルギーの10%を消費すれば依頼が可能。好きな位置から撃ってもらえる。
コストはやや重めだが厄介なアブノーマリティの鎮圧に一役買ってくれる。
当然ながら射線に入った職員も撃ち抜かれるのでそこは注意。

  • O-01-67「レティシア」
だからね、ちびはすごいアイデアを思いついたの!
どこかの国の人形みたいな服装をしたょぅι゛ょ。超かわいい。
新バージョンで最初に追加されたアブノーマリティでもある。
ハート型の何か(手作り)を渡してくるが、その中には彼女の友達が入っていて…
この状態の職員にレティシア以外のアブノーマリティへ作業命令を出すとその「友達」が現れる。*2なお、友達の登場と同時にハートを持っていた職員は死ぬ。
ゲーム内の説明を見れば分かるが、レティシア本人に悪意があるわけでは無く、むしろ本人は職員達が笑顔になる事を望んでいるようである。方法は完全に間違えているが。

魔窟のHE内では能力の対処が簡単*3な上、手に入る装備が強かったり見た目がょぅι゛ょだったりとまさに癒し枠的な存在である。

  • O-01-15「無名の胎児」

いつか、あなたは知るかもしれない。
ルーレットが回転しているときの顔の絶望の意味を。

泥っぽい何かでてきた胎児のようなアブノーマリティ。腹には謎のでかい口がある。
皆さんお待ちかねの凶悪枠。 こいつの能力は下手なALEPHよりもヤバい。
カウンターが0になると脱走する代わりに泣き出すのだが、泣いている間は職員に延々と精神的ダメージを与え、さらに近くのアブノーマリティのクリフォトカウンターを永遠に減らし続けるとかいう意味不明な能力を持つ。
隣にWAWとかALEPHがいた場合は潔く諦めましょう。

そして泣き出したこいつを止める方法なのだが、生贄を差し出す以外に存在しない。しかも生贄に選ばれる職員はルーレットによるランダム選択のため、最悪の場合はエース級の職員が犠牲になる。*4
え?生贄に選ばれた職員がどうなるかって?こいつの腹には口があっただろ?


  • WAW(ヴァヴ、が読み方として一般的)
上から二番目の危険度クラス。これとALEPHは連続で作業するとだんだん成功率が下がる。
HEからいきなり危険度が跳ね上がっており、脱走時に対処を間違えると冗談抜きで施設が壊滅するので有事の際の判断は間違えないようにしたい。
プレイヤーが何やっても全滅するはするけどね。
みんなのアイドル憎しみちゃんもこのクラス。

+一例 くどいようだけど初見殺しに引っかかりたい方は無視すべし
愛と憎しみの名のもとに、魔法少女がやってくる!
名前通りの魔法少女といった姿をした可愛らしいアブノーマリティ。
普段は職員に対しても有効的で、「悪者」から皆を守るため非常事態の際に他のアブノーマリティの鎮圧を手伝うといった様子も見せる。しかもめっちゃ強い。
だが、彼女の正義はいささか盲目かつ強迫観念じみたもので、思ったように人助けが出来ないと自分の存在意義や正義といったものに疑念を抱き始め、精神に異常をきたす。
そして、最終的に憎悪に支配された彼女は竜のような見た目の魔物(憎しみの女王)へと変貌を遂げて収容違反を起こす。
竜状態では吸収効果のついたビームブレスを使用して職員に甚大な被害をもたらす。

  • F-01-57「赤ずきんの傭兵」
あの野郎の首を私のベッドの上にぶら下げてやる。
それだけで、私は悪夢を見ることなく眠ることができる。
赤い頭巾を被った長身の人物のアブノーマリティ。因みに、頭巾で顔が隠れているため分からないが、フレーバーテキストなどから察するに女性。
女性で、かつ赤ずきん……と言えば、言うまでもなく元ネタは有名な童話の一つである「赤ずきん」だろう。それが成長した姿なのは容易に想像できるのだが……。
彼女は(恐らく)その童話「赤ずきん」の中に出てきた狼に「なにか」されたらしく、それにより本来の童話通りの結末を迎えなくなった姿が彼女とのこと。
「傭兵」の名前がついている通り、彼女に報酬としてエネルギーを支払えば、脱走したアブノーマリティなどの敵対存在の鎮圧に力を貸してくれる。
因みにその時持っている武器は刃が付いた短銃と赤い斧。出るゲーム間違えてないか?
他のアブノーマリティが脱走するとクリフォトカウンター減るため、連鎖的に脱走が生じやすい。
脱走時はまずターゲットを決めてからそいつを追いかけるという若干特殊な挙動を取る。狙われた職員への指示は慎重に行おう。
但しクソ鳥、てめーは脱走し過ぎてダメだ
更に、彼女の怨敵である狼の鳴き声を聞くと……?

その外見から人気が高く、かなり早い段階でアブノーマリティ・スレイヤー=サンとか言われるようになった女傑。
傭兵「イヤー!」
罰鳥「グワー!」
罰鳥「イヤー!」
傭兵「サヨナラ!」

個別記事のあるWAWアブノーマリティ


  • ALEPH(アレフ)
最上位の危険度クラス。このクラスが脱走したらどうなるかって?

お察しください。*5

万が一脱走した場合、プレイヤーにできるのは対処できる状況下にあることを祈るくらい。
…そんな化け物揃いのALEPHにも癒し枠はいたりするのだが。

+一例 重大なネタバレあり
「我が使徒たちよ、目覚めよ。そして我を迎えるのだ。」
ZAYINクラスのアブノーマリティ「ペスト医師」が変異した姿。12体の職員に対して祝福を施すとこの姿に変異し、それと同時に収容違反を起こす。
ペスト医師から変異した際には祝福を与えた12人の職員が某量産機みたいな使徒と呼ばれるこいつの眷属へと変えられる。*6
出現中は一時停止やメニューが封じられまともに考える余裕もなく、異様な戦闘力を持つ使徒達と定期的に使徒蘇生+PALEダメージの波動を放つ白夜を相手取る必要がある。

絶望的な状況ではあるが実は使徒たちの中に3眼のペスト医師のマスク以外には元の職員とほぼ変わらぬ格好をした者が一人だけ存在する。
こいつは通常の作業や鎮圧を行わせることも出来ないが、唯一「たった一つの罪と何百もの善」に対して懺悔という作業を行える。
懺悔が完了すると、天から降り注いだ光によって白夜が大ダメージを受け続け鎮圧&収容される。

普通にダメージを与えて鎮圧することも可能で、その方法で鎮圧に成功した際には最強クラスの武器が入手できる。当然ながら道は険しいが。

『やがてこの森に悲劇が訪れるだろう。森は悪行と罪に染まり、争いが絶えぬだろう。
 悲劇が終わるときは恐ろしい怪物が森に現れ、すべてを飲み込んだ時だ。
 二度と森に太陽と月は昇らぬ。森は決して元の姿になることはないだろう。』

『ここは広すぎて僕たちだけじゃ森を守れないよ』
『でも、僕たち以外に森を守れる生き物はいないよ』
『僕たちが力を合わせればもっと強くなれるはずだ!』

罰鳥、大鳥、審判鳥の3つのアブノーマリティが収容違反すると出現する。…正確には2体が同時に収容違反した時点でもう1体も収容違反するのだが。
即座に登場するわけではなく3匹の鳥に関する物語の一枚絵と共に黒い森の入口というゲートが出現。そこに上記のアブノーマリティが入る度に物語が進み、3体とも入った段階で融合召喚出現する。
光によって後述するクリフォト暴走状態を引き起こす他、3体が歪に混ざりあった外見通りそれぞれの能力や攻撃を駆使してこちらを妨害しつつ、職員たちに甚大な被害を与え続ける。
そのまま攻撃しても全てのダメージを無効化するため鎮圧できず、代わりにランダムな場所に出現する3つの卵を破壊すると鎮圧できる。
卵を1つ破壊するごとに物語が終わりへと進み、破壊した卵に対応する鳥の能力が失われる。

混乱と泣き声の中で誰かが叫びました。
『あそこに怪物がいる!この森には怪物が住んでいるんだ!』
森中を探し回りましたが何もありませんでした。怪物も、他の生き物も、太陽も月も。残ったのは1つになった3羽の鳥たちと暗い森だけでした。


システムの問題によりアブノーマリティが脱走した場合、直ちに管理人を処分する必要があります。

黒い背景に赤い文字で『CENSORED』と書かれた四角いバー…としか言いようのない見た目のアブノーマリティ。
本来の姿はあまりにも凶悪なため、管理人には規制された姿しか見せられないんだとか。なお職員は本来の姿のこいつを直視している。
脱走した場合は四足歩行の何かに姿を変え、倒した職員をエサにして分身を生み出し続ける。

…と、やたら物騒な設定を持つのに実際は大した事なかったりする。
クリフォトカウンターは減りにくいのに最大値が2とALEPHにしては妙に気が長く、いざという時は生贄を差し出せば回復可能。*7
そして脱走した場合もステータスがやたら低いため数の暴力でなんとかなる程度には弱い。
そんなこんなでALEPH(笑)の座を確立した規制済みだったが、アップデートで恐怖レベル(後述)が底上げされるという前代未聞の強化を受けた。設定に能力が追いついた瞬間である。
ただ恐怖レベル以外は全く強化されておらず、相変わらず本体は貧弱なためALEPH(笑)から抜け出せていないのが現実である。でも管理はそれなりに難しくなったよ!

そんな規制済みだが、ファンからはALEPH(笑)な面が愛らしいと好評。
規制済みを愛でる宗教的な何かまで出現し、今日では管理人達に盲愛様と呼ばれ親しまれている。

個別記事のあるALEPHアブノーマリティ



その他、細かいシステム

この他にも、いくつかの細かいシステムが存在する。


+パニック、恐怖度レベルについて
パニック(発狂)は、何らかの原因で職員のMPが尽きた際に発生するステータス異常。
パニックは、勇気、慎重、自制、正義のうちどれが一番高いかによって発生する種類が違う。

パニックに陥った職員に対しては、脱走したアブノーマリティと同じように鎮圧指示を出せる。
但し普通に鎮圧させようとすると、至極当然ながらその職員を殴り殺してしまう。
殺害せずに正気に戻したい場合、WHITE属性のE.G.O武器でパニック職員を殴れば0になったMPが回復していき、最大値に達すると正気に戻る。

なお、オフィサーは徘徊性パニックに似た感じで施設内を駆け回るパニックが生じるが、持続MPダメージ等もないため厳密には全くの別物。

  • 殺人性パニック
"血の匂いが私を呼んでいる! 血肉と臓物をぶちまけろ!!"
勇気のランクが一番高いと発生する。
このパニックになると、施設内を並の速度で徘徊し手にした武器E.G.Oで手当たり次第に他の職員を攻撃して回るようになる。
危険度は無論高い……のだが、脅威度としては低い。
理由は、移動速度は並であるため補足が容易で、WHITEダメージを与えての鎮圧も容易な点が挙げられる。
いざとなったら処刑すればいいし


  • 自殺性パニック
"誰かがずっと話しかけてくる… 聞きたくない…でも すごく懐かしい人の声なんだ…"
慎重のランクが一番高いと発生する。
その場で立ち止まり、独り言を一定時間ごとにブツブツ呟くようになる。無論、パニックなのでこの間は操作不可能。
そしてある程度放置してしまうと、なんと首を180度捻じ曲げて自殺してしまう。
脅威度としては最も低いパニック。パンデミックが発生する可能性が低いからか。


  • 徘徊性パニック
"こんな所で死にたくない! こんな風に死ぬために 来たわけじゃない!"
自制のランクが一番高いと発生する。
通常の倍の速度であてもなく施設内を走り回り、その間同じ部屋にいる職員に持続WHITEダメージを与える。
二番目に脅威度が高いパニック。見つけたら早急に対処しなければ、大惨事に陥る羽目になる。


  • シャットダウン性パニック
"ここから出て、 この呪われた場所と 私たちを救ってくれ"
正義のランクが一番高いと発生する。一番上げにくいステータスであるため、見ること自体は少ない。
が、危険性、脅威度共にトップクラスのパニックである。
効果はどこからか持ち出したバールで収容室の扉を叩く。叩くたびにクリフォトカウンターが減少する。
ALEPHのアブノーマリティの脱走に繋がり、即ゲームオーバーに繋がるため、あらゆる手段を使って早急に鎮圧すること。状況によっては、冗談抜きで処刑も視野に入る。



恐怖度レベルとは、職員とアブノーマリティが接触した際に発生するMPダメージのこと。
エージェントランクと危険度クラスが密接に関わっており、簡単に言ってしまえば「分不相応な奴を相手取ろうとするとMPダメージという形でペナルティが生じる」ということ。
例えばエージェントランクが1の職員がALEPHアブノーマリティと接触すると、圧倒の恐怖度レベルが発生し、即時発狂する。
ちなみに、この恐怖度レベルに全てを捧げた奴も存在したりする。


+研究について
研究とは、ゲーム内日数が経つにつれて該当セフィラから発令される「ミッション」をこなすと、部門ごとの恩恵を受けられるようになるシステム。

研究により得られる恩恵は部門ごとにまちまちで、例えばマルクト率いるコントロールチームなら「ゲーム内時間速度の変更」や「部門を跨いだ作業指示」などといった、ゲームをプレイする上で基本的な恩恵を受けられるようになる。

一方で、イェソド率いる情報チームなら「HP、MPの可視化」「ダメージの可視化」といった、情報面での恩恵を受けられるようになる……等。

中には「弾丸研究」なるものもあり、これは運営フェイズ中に特定のキーを押すことでアブノーマリティや職員に対して特殊な弾丸を発砲することができる、というもの。
弾丸の効果、種類は弾丸研究をこなせば増えていき、HPやMPの回復効果、特定属性のダメージを無効化するバリア、目標の移動速度減衰、職員の綺麗な抹殺など多種多様。


+クリフォト暴走、クリフォト過負荷
ここまで読んでいただいた諸兄ならば、「だったら、世話の方法が分かってる奴だけ世話すればいいんじゃないの?」と思った方もいるかもしれない。
それも一つのプレイ方法なのだが、このやり方ではゲームを簡単にできるというわけではない。

その要因となっているのが、このクリフォト暴走なのである。
クリフォト暴走に関するデータは運営フェイズの左上の画面にゲージのようなアイコンとして表示されている。
左端にはクリフォト暴走レベルを表すローマ数字、真ん中にはアブノーマリティに対して作業を指示するほどメモリが溜まっていくゲージ、右端には次のクリフォト暴走の対象数となる英数字が描かれている。

最初は暴走レベルは1だが、真ん中のゲージが最大まで貯まると、次の暴走レベルに移行し、それまで右端に表示されていた英数字の数だけ、ランダムな収容室にクリフォト暴走アラートが発生する。

クリフォト暴走アラートが発生した収容室は、赤い枠のようなものが表示され、60秒のタイマーが切られる。
……勘のいい方はもう察したかもしれないが、このタイマーがゼロになると、暴走アラートが発生している収容室のクリフォトカウンターが強制的に0になる。イコール、脱走が発生するということだ。

無論、脱走を発生させることは触れてはならないを戦いのゴング扱いして遊ぶ熟練管理人でもなければ基本的に避けたい筈。暴走アラートに対処するには、タイマーが0になる前にその収容室で作業を行えばいいだけ。簡単である。

ただ、このシステムの存在故に、収容した全てのアブノーマリティの対処法を知っておかなければならないのは事実。
因みに、そもそも脱走しないアブノーマリティとか、クリフォトカウンターを持っていない奴、ツール型アブノーマリティも暴走アラートに指定されることがあるが、これらに対して暴走アラートが0になっても脱走は起きない。代わりに保有エネルギーが一部失われてしまう。


次にクリフォト過負荷。こちらは、前述で既に簡単に触れられているものの、WAW以上のアブノーマリティに作業を行うと発生する。
クリフォト過負荷が発生すると、作業成功率が低下する。どれだけ低下するかはWAWなのかALEPHなのか、何回作業を行ったのかによって変動する。

WAWなら6×行った回数分のパーセンテージが、ALEPHなら8×行った回数分のパーセンテージ低下する。
WAW以上のアブノーマリティは生産エネルギー量も多くなってくるため、バランス調整として導入されたシステムなのだと推察できる。

因みに、クリフォト過負荷の作業成功率低下状況は、クリフォト暴走が発生する度にリセットされる。一日の業務で数回しか作業できない、というわけではないので、安心して欲しい。



用語集



「lobotomy corporation」の世界を理解する上で必要な用語・情報群。
言うまでもなく、一部はネタバレにつ閲覧注意。


  • lobotomy社

本作の舞台となる会社。
環境に優しいエネルギー供給会社として知られるようだ。確かに嘘は言ってない


  • アブノーマリティ

lobotomy社が展開するエネルギー(エンケファリン)の抽出元。正体不明の怪物。
業務時間になると職員がお世話をしてエネルギーを製造するが、それ以外の時間はクリフォト抑止力なる力で活動停止させられている。





+ここから先の用語はネタバレにつき注意
  • アブノーマリティ(ネタバレ部分)
アブノーマリティの種類を大きく分けると、自然発生したものと人工的に発生したものとで分けられる。
自然発生したものは、俗に言う童話などから元にしたものもあるが、「井戸」か、あるいはそれと何らかの繋がりがある場所から湧いて出てきたのか、と推察されている。

人工的なものは、釣瓶によりコギトを抽出し、それがアブノーマリティになったか、あるいはコギトを投与した者が変貌することもある。

統括すると、あらゆる可能性を内包する「井戸」からアブノーマリティは生じる、という見解で間違いはないようだ。



世界の発展をリードする「翼」を制御し、管理する組織。実質的な世界支配機構。
「目」などを通して、翼やその他の企業の動向などを監視し、意にそぐわない要素があった場合「調律者」と「爪」を派遣して滅ぼす。
「翼」が生じたあとに生まれたようだ。


  • 調律者

頭の意にそぐわない事態が確認された時に派遣する、「爪」を追従させた襲撃部隊現場指揮者。
調律者は、「頭」から与えられた特異点を武器として使用することが可能のようだ。



世界を引率し、世界を発展させる使命を帯びた、計26社存在する大企業の名称。L社も翼の一つ。
翼は一社につき、一つの特異点(後述)と呼ばれる技術を保有するが、それは「頭」の監視が入る模様。
26社という数字から、A~Zまでのアルファベットを頭文字にしているようだ。

+一例
◯T社
L社が懇意にしている翼その1。L社の莫大なエネルギーとT社の特異点を使い共同開発した「TT2プロトコル」なるものがL社の業務に利用されている。その存在はゲームのロード画面で確認することができる。

◯W社
L社が懇意にしている翼その2。空間移動の特異点を保有し、R社のウサギチームをどこからともなく呼び出したりするのはW社の特異点を使っているからである。W社の特異点の利用にはかなりのエネルギーを使うらしく、「以前のL社」もエネルギー会社だったがあまり売ってくれなかったらしい。現在のL社のとの仲は良好らしく、職員が「休暇をもらったらW社のツアー旅行に行くんだ!」とフラグを立ててはしゃいでいる者もいる。

◯R社
L社が以下略な翼その3。民間軍事会社。エネルギーさえもらえるなら自社から派遣したウサギチームが全滅しようとあんまり気にしていない素振りを見せる。

ちなみに上記3社はL社が翼になる前からL社に協力していた過去を持つ。


  • 特異点

26ある翼が一つずつ保有する特別な技術の総称。
「頭」の監視が入ることと、シナリオの内容から推察するに、「世界のバランスに影響を及ぼすほどの技術」なのではないかとされる。

現状、判明している特異点は、

エネルギーの抽出技術(L社)
永久食料の生産
思い通りの生物を作る製造業
空間移動(W社と推察される)
時を固定し現在を保存する(T社と推察される)
次元を捻じ曲げて地獄からエネルギーを抽出する
鍵と妖精

といったもの。



翼と特異点が享受できる経済的豊かさの恩恵を得られる場所。
我々の世界でいう、富裕層が住んでいる。
また、巣以外に住んでいる者は、巣に入ろうと躍起になっている。



  • 裏路地

外郭(後述)でも都市に近い部分。
荒廃が進んでおり、治安は悪い。
「便利屋」が跋扈する場所でもある。
また、ゲーム内表現で言うとHEクラスアブノーマリティレベルの化け物が出ることもあるらしい。


  • 便利屋

雑務から殺しまでを請け負うダーティな職業。
同じ便利屋という括りでも、方針やスタンスが大きく異なるようだ。
一部の便利屋は、「爪」や「調律者」と渡り合うことも可能なほどの実力を持っている。


  • 外郭

人類が捨てていった土地。無法地帯通り越して魔境と呼ぶのが相応しい。
一応、人が生活を送っている場合もあるらしいがその様子は凄惨の一言。
都市および巣からは隔絶されているらしく、外郭から都市方面に入るには複雑な手続きが必要とのこと。
稀にALEPHクラスアブノーマリティレベルの化け物もいるらしい。








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最終更新:2020年11月12日 23:37