金沢駅

登録日:2020/08/16 Sun 21:22:04
更新日:2024/03/16 Sat 08:41:16
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金沢駅(かなざわえき)は、石川県金沢市にある鉄道の駅である。
JR西日本北陸新幹線IRいしかわ鉄道線が乗り入れる。

概要

石川県の代表駅であり、北陸地方を代表するターミナル駅のひとつ。地元民からの通称は「金駅(かなえき)」。
利用者数は本州日本海側の駅の中で2番目に多い(1位は新潟駅)。

かつては昼行・夜行問わず沢山の特急列車が当駅を発着していた。
2015年に北陸新幹線が開業してからは、首都圏方面への長距離輸送は新幹線に譲り、敦賀開業後の在来線特急は七尾線への直通列車のみとなった。

駅舎が美しい駅として世界的にも有名である。
テレビ番組で金沢ロケをする際は鼓門の前から始まるのはお約束。

駅の出入口は兼六園口(東口、改札口を出て右)と金沢港口(西口、改札口を出て左)の二つあり、鼓門や主な観光地があるのは兼六園口。
バスターミナルは金沢駅東口(兼六園口側)と金沢駅西口(金沢港口側)の二つがあり、停留所が「金沢駅」は東口、「金沢駅西口」は西口。西口の右手、タクシー乗り場の向こうには無料シャトルバスや貸切団体バスが停まる団体バス乗降場がある(ここ重要)。

駅の商業施設は金沢百番街。お土産・飲食店の「あんと」(改札口裏、直通の改札口あり)、ファッション・雑貨・カフェの「Rinto」(改札口向)、飲食店・スーパー・ドラッグストア・病院の「あんと西」(改札口左)の三エリアがある。
「あんと」は他に郵便局、ATM、宅配窓口、未就学児対象の児童館があり、西門入口前(駅コンコース西側)では和菓子の実演販売を不定期で開いている。
「Rinto」は小さなお土産屋や観光案内所があり、駅コンコース出入口前や中央部の広場でポップアップショップを不定期で開いている。
「あんと西」は唯一の多層階でエスカレーターの他にエレベーターと階段でも上り下り出来るのだがちょっとわかりにくい。4階の病院で貰った処方箋をそのまま雨に濡れずに2階の調剤薬局に出せる。

駅直結のホテル「ヴィアイン金沢」は「あんと西」3階にエントランスがあり、「あんと西」か駅1階の直通エレベーターでチェックインできる。

当駅の地下には北陸鉄道浅野川線(内灘方面)の北鉄金沢駅が存在し、兼六園口から降りて入場する。

駅構造

在来線

在来線は島式ホーム3面7線で、JRとIRいしかわ鉄道が共同で使用する。
高架駅であり、新幹線ホームとは同じ高さにある。
4番のりばは行き止まりホームで、福井方面には進めない。

ちなみに北陸新幹線が開業する前までは、県庁所在地代表駅としては珍しく、自動改札機が設置されていない有人改札の駅だった。
現在は自動改札機が設置されている。

1~3番のりば、5番のりばのいずれかから出発する。
元々は北陸本線だったのだが、北陸新幹線開業に伴い金沢~大聖寺間がIRいしかわ鉄道線、大聖寺~敦賀間がハピラインふくい線にそれぞれ経営分離された。

4~7番のりばのいずれかから出発する。
元々は(ry、金沢〜倶利伽羅間がIRいしかわ鉄道線に、倶利伽羅〜富山〜市振間があいの風とやま鉄道線に、市振〜直江津間がえちごトキめき鉄道日本海ひすいラインとして経営分離された。

  • 七尾線(津幡、羽咋、和倉温泉方面)
4~7番のりばのいずれかから出発する。
津幡駅まではIRいしかわ鉄道線で七尾線は津幡駅からだが、18きっぷ利用者は途中下車しなければ特例で利用可能。
特急列車は「能登かがり火」と「花嫁のれん」が運行されている。

北陸新幹線

島式2面4線の高架駅である。
11~14番のりばがあり、発車メロディは地元出身の音楽プロデューサー・中田ヤスタカ氏が作曲した。

11・12番のりばは富山・長野・東京方面、13・14番のりばは福井・敦賀方面が主に使用するが一部例外もある。


追記、修正お願いしまっし。


   
最終更新:2024年03月16日 08:41