盛岡駅

登録日:2020/08/10 Mon 17:38:19
更新日:2025/05/15 Thu 21:17:07
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盛岡駅(もりおかえき)は、岩手県盛岡市にある鉄道の駅である。
JR東日本IGRいわて銀河鉄道が乗り入れる。

概要

岩手県および盛岡市の代表駅であり、県内最大のターミナル駅である。
東北新幹線開業後は青森駅に代わって北東北最大のターミナル駅の座に君臨している。

当駅は東北新幹線と秋田新幹線のジャンクションとしても知られ、分割併合時には見学のギャラリーが多数訪れる。
在来線は東北本線山田線田沢湖線花輪線に加え、東北本線から経営分離されたIGRいわて銀河鉄道線の列車も乗り入れる。

東北地方にあるJRの駅としては、仙台駅、あおば通駅、郡山駅に次いで4番目に利用者数が多い(あおば通駅に新幹線が停車しないため、新幹線の駅としては3位)。

現在の駅舎は4代目で、東口駅舎には岩手県が誇る文豪三大クズ石川啄木の筆跡による「もりおか」の文字が掲示されているほか、駅前には氏の歌碑も設置されている。

駅ビルの名前は「フェザン」。

駅構造

在来線

在来線はJRが島式ホーム4面8線を保有しており、IGRの1面2線と合わせて計5面10線を有する。
東北地方の駅としては、仙台駅に次いで2番目に規模が大きいターミナル駅である。

ちなみにJRとIGRの改札口は別々になっているため、改札内での乗り換えは不可能である(JRの改札口は2階に、IGRの改札口は1階にある)。
JR花輪線は一部列車を除き、IGRのホーム(0・1番線)から発車するので注意が必要。

  • 0番線、1番線
IGR(滝沢、好摩、いわて沼宮内、二戸方面)専用のホーム。
花輪線直通列車は基本的にこちらから発車する。

  • 2番線
主に山田線(茂市、宮古方面)が使用する。ただし一部列車は4番線から発車する。

  • 3番線
上下線共用ホーム。上りの貨物列車はここを通過する。
IGRの一部の列車もここから発車する。

  • 4番線
下りの貨物列車はここを通過する。
また、山田線の一部列車はここから発車する。

  • 5番線、6番線、7番線
東北本線の上り列車(矢幅、花巻、北上、水沢、平泉、一ノ関方面)のホーム。

  • 8番線、9番線
田沢湖線(雫石、田沢湖、角館、大曲方面)の普通列車のホーム。
大曲花火大会の開催日には、東北新幹線と直通しないこまち号もこちらに入線する。
秋田新幹線と同じ標準軌であるため、他の在来線との直通運転は不可。

新幹線

島式ホーム2面4線の高架駅である。
全列車停車駅であり、回送列車以外の全ての列車が停車する。

当駅では、はやぶさ号とこまち号の分割(または連結)が行われる。
分割ホーム(14番線)と連結ホーム(11番線)はそれぞれ別に用意されている。

なお17両編成が入線できる駅は当駅が北限となる。

2019年から小田和正の「ダイジョウブ」が発車メロディーに採用されている。
これは元々岩手を舞台にしたNHKの朝ドラ「どんど晴れ」の主題歌で、当初は期間限定だったが好評につき現在も継続使用されている。

  • 11番線
東北新幹線上り(仙台福島、郡山、宇都宮大宮、上野、東京方面)のホーム。

  • 12番線
上りの本線ホーム。
将来的北海道新幹線が札幌開業した際に、通過列車を設定できるように設計されている。

  • 13番線
下りの本線ホーム。
当駅始発の一部の上り列車もここから発車する。
今のところ(ry

  • 14番線
東北・北海道新幹線の下り列車(二戸、八戸、新青森、新函館北斗方面)、秋田新幹線(大曲、秋田方面)のホーム。


追記、修正は新幹線ホームではやぶさ号とこまち号の分割(または連結)シーンを見てからお願いします。

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最終更新:2025年05月15日 21:17