赤ずきんの童話の登場人物(lobotomy corporation)

登録日:2020/11/02 Mon 20:12:44
更新日:2021/01/17 Sun 06:22:23
所要時間:約 20 分で読めます






彼女オオカミと向き合うとき、すべてが終わります。



赤ずきんの童話の登場人物とは、lobotomy corporationに登場する二体のアブノーマリティの総称である。








概要



「赤ずきんの童話の登場人物」に該当するアブノーマリティは二体。赤ずきんの傭兵大きくて悪いオオカミの二体である。

危険度はどちらもWAWで、油断すると施設を壊滅させかねない危険性を孕んでいる。

……というのがこの二体のアブノーマリティの、単体での評価である。

そう、この二体のアブノーマリティ、と同じように、お互いに連動して効果を及ぼすタイプのアブノーマリティなのである。
影響を及ぼし合うことにより、ALEPH単体をも凌駕する危険性を及ぼすため、注意が必要である。

ということは、お互いに何かしらの因縁を持っているようだが……?







赤ずきんの傭兵(lobotomy corporation)



毛皮の野郎を見つけたら教えな。私がその糞野郎の頭を切り落とした日には、仕事の報酬は無料にしてやるよ。


赤ずきんの傭兵は、WAWクラスのアブノーマリティ。
その外見は、頭巾が付いた赤い外套を纏った、長身の人物。頭巾を深く被っているようで、その顔からは鋭い眼光のみが煌めいている。


+なお、その頭巾に隠れている素顔は
公式アートブック等によると、その頭巾の奥に隠れている顔は髪の毛どころか皮すらなく、筋組織がむき出しでグロい。
また、片目も空洞である。

……後述することになるが、まさかオオカミが行った「あること」とは……







特殊能力



彼女は、以下の条件を満たすと特殊能力が発動する。

・クリフォトカウンターが0になる
・「依頼」を行う


前者について、クリフォトカウンターが減少する条件は以下の通りである(初期値/最大値3)。


①彼女以外のアブノーマリティが脱走→カウンターが1減少(罰鳥を除く)
②大きくて悪いオオカミの作業を行った直後のエージェントが作業を行うカウンターが1減少
③収容室の近くで、大きくて悪いオオカミが咆哮を行う→カウンターが0に減少



こちらの条件で脱走した場合、赤ずきんの傭兵は近くにいるエージェントに赤い瞳のようなマーカーを付与し、そのマーカーに向かって速い速度で移動し、戦闘を仕掛ける(後述)。
マーカーは、アブノーマリティの収容室に作業を指示し入室させることにより消して付与対象を変更することが可能。



後者について、赤ずきんの傭兵に対する作業表のうち、「愛着」は専用作業「依頼」に置き換わる。依頼を指示した場合、カーソルがWANTEDカーソルに変化して任意の敵対存在を指定することができる。それが済んで「危険度(TETHが2~ALEPHが5)×40ポイント」のエネルギーを依頼代として支払うと赤ずきんの傭兵は自発的に脱走し、指定した対象の元に向かって移動し戦闘を仕掛ける。



色々書いたが、彼女を管理していく上で重要なのはクリフォトカウンター減少条件である。

彼女は作業結果が悪い他にも、他のアブノーマリティが脱走するとカウンターが減少する。即ち、一日のうちにあんまりにも脱走回数が多いと彼女も連鎖的に脱走する危険性がある。

脱走しやすいのは、所謂「死体に反応する系のアブノーマリティ」……即ち「笑う死体の山」や大鳥憎しみの女王などに代表されるアブノーマリティ達である。
もし職員が想定されている数以上に、事故などで死亡が見込まれる場合、それらのアブノーマリティが関与しない処刑弾を用いての除去を試みるのも手である。
なお、クソ鳥は流石にウザいと思われたのか、スタッフにより条件外とされました。

より慎重で、安全で余裕のある、そして冷酷な管理運営が要求されるだろう。


依頼の方は、取り扱いさえ間違えなければ、単純に戦力増強として扱うことができる。
彼女の戦闘力は相手にもよるが、場合によってはALEPHなどといった大物を食らうことすら可能(笑う死体の山などがその最たる例)なので、積極的に活用していこう。

最初は費用エネルギーが勿体なく感じるかもしれないが、このゲームにおいて何においても重要視するのが安定性。そのためならエネルギーを惜しむことなく支払っていこう。



脱走時



脱走時の彼女は、かなり速い移動速度を持って徘徊する。

脱走時の状況によって、攻撃対象や攻撃パターンなどが変化する。


・クリフォトカウンター減少条件①、②で脱走した場合

彼女は目に見える全ての存在に対して敵対的となり、マーカーが付与された対象を中心的に攻撃を仕掛ける。


・「依頼」で脱走した場合

彼女は依頼対象となった者のみを狙って移動し、戦闘を行う。このパターンの場合、職員に対してダメージは発生しない(但し、途中でオオカミと接触した場合を除く)


・クリフォトカウンター減少条件③で脱走した場合

赤ずきんの傭兵は燃える炎のような赤いオーラを纏い、より凶暴性が増し攻撃力が上昇し、オオカミを中心的に暴れまわる。
また、他の条件で脱走していた際も、オオカミに接触した場合は同じようにオーラを纏ってこのパターンに移行する。


戦闘時の彼女は以下の攻撃方法を用いる。なお、全てRED属性。
赤いオーラを纏って凶暴化している間は、表記の数値に加えて2~4ポイント分ダメージが上昇する(但し、銃撃は除く)。


・斧で斬りつける→8~12ポイント
・斧で連続で斬りつける→8~12ポイント×2
・斧を投擲する→7~12ポイント なお、この攻撃は投擲した斧に近寄って回収しなければその間は他の斧攻撃は行わない
・銃撃での遠距離攻撃→15~20ポイント
・連続銃撃での遠距離攻撃→15~20ポイント×2


脱走時の挙動は、オオカミを目撃したかどうかによって若干異なるが、概ね対処法は同じ。

RED耐性がある防護服を着たエージェントに意図的にマーカーを付与させてタンクさせ、他の職員を背面から忍ばせて一斉突撃。ね、簡単でしょう?

但し、彼女は移動速度及び全体的な挙動が恐ろしく速いため、DPSもかなりのもの。心配ならREDシールド弾を撃たせて援護してあげよう。


彼女は、鎮圧される、もしくは依頼を終える、ペナルティを支払って一日を終えることで再収容される。



ステータス



彼女は洞察に対してはレベル関係なく普通の反応。

本能にはレベル2以下で低い反応だがそれ以上だと普通。

抑圧にはレベル関わらず低い反応を示す。

観測レベル3で、ギフト「紅の傷跡」を解禁。赤ずきんの傭兵が身につけてる鋭い歯並びのマスク。
HP・攻撃速度・移動速度がプラス2される。
身につけると漏れなく凶暴な雰囲気に。オオカミのギフトと合わせるととても似合う……おや、誰か来たようだ

観測レベル4で武器・防護服E.G.O「紅の傷跡」解禁。
武器は、どっかの狩り道具にも見えるような、手斧と拳銃。
高いREDのDPSを誇るものの、特殊能力として残りHPが少なくなると攻撃力が増す代わりに他職員にも攻撃が当たるようになってしまうという困った特性がある。
集団で獣狩りの夜に行かせると鎮圧させると犠牲者が増えてしまうため要注意。

防護服の方は赤い外套が付いたコート。PALE以外の三属性に高い耐性を持つ、優秀な防具。



ストーリー


彼女は一見すると(異様ではあるが)普通の人間のように見え、実際対話も可能である。
オオカミの存在を感じさえしなければやや好戦的ではあるものの普通に話せる性格。後述の依頼の要請や調整にも応じてくれる程である。

また、「傭兵」という名に違わず、報酬としてエネルギーを支払うことで、脱走アブノーマリティや試練といった敵対存在の鎮圧にも力を貸してくれる。
そしてその腕前は……彼女自身がWAWのアブノーマリティである以上当たり前なのだが、並大抵の敵など簡単になぎ倒してしまう辺り、超一流と見て間違いないだろう。オオカミと接触さえしなければ。

で、ここまでなら施設の運営にも協力してくれる良いアブノーマリティではないか……という話で終わるのだが、問題は、先程からちょくちょく文面に記しているオオカミの存在である。

彼女はオオカミに対して異常と言っても差し支えない程の憎悪を向けており、その有様はもはや一種の愛情、もしくは執念なのではないかと誤認するほどである。


名前の時点で察しているアニヲタ管理人もいると思うが、彼女は童話「赤ずきん」の登場人物……というかその主人公その人であり、本来ならば我々が知っている「赤ずきん」の結末をなぞった、幸せな結末を迎える筈だった。

が、何らかの異常が生じたオオカミは、彼女……赤ずきんに「なにかを」したらしく、その結果童話通りの結末を迎えなくなったのが彼女……とのこと。

具体的に何をしたのか、そしてどうしてここまで変わり果ててしまったのかについては、詳しいことは不明である。



「私はプロの傭兵よ。

私の仕事は高価だけどある条件の下で負けてあげるわ。

もしあの糞野郎に会ったなら私に引き渡しなさい。

あの野郎の首を私のベッドの上にぶら下げてやる。

それだけで私は悪夢を見ることなく眠ることができる。」





余談(赤ずきんの傭兵)



  • 彼女はその特徴と外見から、アブノーマリティ・スレイヤー=サンと呼ばれることになった幻殺マスクの持ち主……否、女傑である。
他の呼び方としては「赤ずきん姉さん」とか単純に「姉さん」とか。

  • 元ネタとしては、言わずもがな童話「赤ずきん」と、それにbloodborneの狩人を組み合わせた全く新しい赤ずきんなのでは?とか言われてるが詳細は不明。


















大きくて悪いオオカミ




それでも構わないという気がした。

自分は大きくて悪いオオカミなのだから。



大きくて悪いオオカミは、WAWクラスのアブノーマリティ。

その外見は……(一応)狼、なのだが……なんか子供向けの絵本か何かに出てきそうな、どこか抜けた感じの優しいタッチ絵の狼である。

赤ずきんの傭兵がキリッとスラッとしていたデザインなだけあって、なんだか気が抜けるような外見をしているが……?




特殊能力




大きくて悪いオオカミは、クリフォトカウンターが0になると特殊能力が発動する。

クリフォトカウンターは以下の条件で減少する(初期値/最大値2)。

①作業結果が悪い→カウンターが1減少
②赤ずきんの傭兵の作業直後のエージェントが、作業を行う→カウンターが1減少
③赤ずきんの傭兵によってダメージを受けたエージェントが、大きくて悪いオオカミの収容室に入る→カウンターが1減少
④赤ずきんの傭兵が、大きくて悪いオオカミがいる収容室の扉がある通路に入る→カウンターが0に減少


条件①、②を満たした場合、優しげなタッチ絵でオオカミがエージェントを捕食した筋の絵が表示されて、エージェントが本当に捕食される。
捕食されたエージェントはその間、「制御不能」状態になる。捕食を行った後の大きくて悪いオオカミにも引き続き作業が可能で、本能作業を終えることにより捕食されたエージェントを救出可能。その際、救出されたエージェントはギフト「羊の皮」を取得する。

カウンターが0になると、大きくて悪いオオカミはいきなりリアルなタッチの鋭い眼光と赤い幾多もの傷跡を負った巨大なオオカミの姿に変身して、脱走する(脱走時のオオカミはHPが8割程度の状態)。

脱走したオオカミは、最初に攻撃目標を得るためにメインルームに移動する(移動先のメインルームには目印として青い月のマークが表示される)。

メインルームに移動した後、オオカミは攻撃対象を目視し次第、以下の攻撃方法を用いる。

・爪で引っ掻いて攻撃→7~18ポイントのREDダメージ
・牙で噛み付いて攻撃→10~15ポイントのREDダメージ
・紅色の衝撃波を伴った咆哮→周囲に2~6ポイントのレッドダメージ。周囲の収容室のクリフォトカウンターを1減少させる。
・蒼色の衝撃波を伴った咆哮→周囲に17~20ポイントのWHITEダメージ。

オオカミは200ポイント程度のダメージを受けると、黒い煙の状態になって、青い月が浮かぶメインルームに向かって高速で逃走する。メインルームに到達すると、息切れを起こして暫くオオカミは行動しない。


オオカミは赤ずきんに負けない戦闘能力を持ち、それでいて赤ずきん以上の高い機動力と逃走能力、そしてクリフォトカウンターを減らす傍迷惑な能力の持ち主である。

オオカミの迅速な鎮圧はほぼ不可能と思っていい(途中で無敵の煙状態になるため)ので、じっくり時間をかけて鎮圧しよう。
高い確率で他のアブノーマリティの脱走も引き起こすが、この時、問題になるのが脱走させたのが赤ずきんの傭兵だった場合である。

こうなると、

①オオカミが赤ずきんを脱走させる
②オオカミを苦労して鎮圧させる
③赤ずきんが暴れまわって、鎮圧最中に再収容したオオカミがまた脱走する
④赤ずきんを鎮圧する
⑤オオカミを鎮圧しようとすると、今度は赤ずきんが……
⑥\(^o^)/


という地獄の無限脱走コンボが完成する危険性がある。

回避しようにも、オオカミは逃げ回るし無敵になるしでなかなか難しいので、いっそのことHPを調節して仲良く二人を同時に倒してしまおう。



鎮圧されるか、ペナルティを支払って一日を終えると大きくて悪いオオカミは再収容される。




ステータス



オオカミは、愛着と本能に対しては普通の反応。
洞察に対してはレベル関係なく低い反応。
抑圧にはレベル関係なく非常に低い反応。


観察レベル3でギフト「蒼の傷跡」を解禁。
オオカミに刻まれたのと同じ、赤い幾多もの傷跡。顔の頬辺りにつける。
HP+4、移動・攻撃速度+2。


観察レベル4で武器、防護服E.G.O「蒼の傷跡」を解禁。
武器は、赤い爪が付いたオオカミの爪を模した鉤爪。
性能は赤ずきんの傭兵の「紅の傷跡」と概ね似通っており、HPが50%以下になると味方にも攻撃が通ってしまう点も同じ。
総合火力は高いのだが、こちらの方が射程は長短と短いため注意。

防護服は、青い毛皮で作られたコート。
こちらも三属性に対して高い耐性を誇るが、PALE耐性は2.0と最低値であるため注意が必要。



ストーリー




大きくて悪いオオカミは、一見すると気が抜けるような優しげな見た目をしたオオカミである。
が、既に述べたように、赤ずきんの傭兵と接触すると凶暴性が増して暴れまわるため、この二体を会わせることは基本、厳禁とされている。


しかしエンサイクロペディアによると、ストーリーを読み解くと意外な事実が垣間見える。

管理人に本当の名前を覚えてもらったことを密かに喜んでいたり、
虚栄に近い自信満々の嘘を言い放っていたりと、

案外、可愛い所もあり、対話できないわけではないのだ。

だが同時に、オオカミはこうも述べている。


世界には多くの物語がある。しかし、オオカミの物語には誰もがうんざりする。


オオカミは罪から生まれる。
オオカミは名前がなく、人々はそれらを「大きくて悪いオオカミ」とだけ呼ぶ。
オオカミはすべて、巨大で獰猛で毛深いモンスターに成長する。
オオカミは飢えていても他の動物を食べてはならない。
オオカミは悪いことをしているとき、一線を越えてはならない。
オオカミは罰せられるべきである。
オオカミは戒めなければならない。
オオカミは友達を作ってはならない。



……そういった「風潮」が、決して根が悪い存在ではないオオカミを邪悪に染め上げた。

例え、そうだったとしても。



それでも構わないという気がした。

自分は大きくて悪いオオカミなのだから。




彼は、世界に望まれた「邪悪な」オオカミであり続けるだろう。








追記修正は、自分が悪い存在じゃないと言い張れる方のみがお願いします。


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最終更新:2021年01月17日 06:22