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ツェリードニヒ=ホイコーロ

登録日:2021/01/17 Sun 21:57:00
更新日:2026/09/02 Wed 07:22:20NEW!
所要時間使えるゴミであれば、約 6 分で読めるぞ






おお…神よ

感謝します ようやく…

ようやく腐った糞ゴミ共を全員心置きなく一掃出来るわけだ

震えて眠れベンジャミン 国王はオレだ



ツェリードニヒ=ホイコーロとは漫画『HUNTER×HUNTER』に出てくるキャラクターである。



概要

ハンター世界にある架空国家『カキン帝国』第4王子。
第一王妃ウンマの第二子。

私設兵の数は(5名のハンター協会準会員含めて)15名。
外見は髭を生やし落ち着いた雰囲気を醸し出す知的で博識な青年だが、裏の顔として人体収集家としての顔も持つ。

劇中では「緋の眼」の最後の所有者であるとされ、大量の「緋の眼」をコレクションしている。
そのためクラピカの最後にして最重要ターゲットとして目を付けられており、暗黒大陸にクラピカが関わるきっかけを生んだ。

裏で繋がっているマフィアはエイ=イ一家、だが現組長モレナ=プルードとの関係は悪い。


人物

一見知的な男性で他王子との親交も深いが、その本性は気に入った女性*1を自身が所有するホテルに連れ込んだ後、生きたまま拷問・解体することを「芸術」と称するスナッフマニアのサディスト。
自身の犯罪行為に対しては「前途ある若者(被害者)が極限状態下で産み出す総合芸術」という歪んだ美的センスと持論を掲げており、それがターゲットの選別につながっている。

性格も自分以外の王子を「腐った糞ゴミ共」「豚屑」呼ばわりする悪辣で傲岸不遜な人物で、特に自身の同腹の兄であるベンジャミンとの関係は最悪の一言。
更に無知な人間を忌み嫌って「無知の不知!!身の程を知らぬ者こそ最大の罪人!!」とまで言い切り、分不相応な男は死ぬと断言している。「オレが国王になったら先ず国民を2つに分ける。使えるゴミと使えないゴミとにな」と語る非常に極端な選民思想の持ち主である。
その他、嘘をつく女を「この世で一番最も嫌いな存在」と語っており、女性から内心見下されることを何よりも嫌っている様子。
その延長線として自分への背信行為を行う者には苛烈で、躊躇いなく拷問・処刑する冷酷さを持つ。

悪質かつ残虐な趣味趣向や強烈な選民思想を持つ一方で、優秀な部下には深く信頼を置いて心を開く一面も持ち、自分が」認めた相手に対しては大分フランクに接する辺り極端な二面性が垣間見える。
このため指導者としても信用していたテータが自分に銃口を向けた際は動揺を隠せなかった。
新しい概念に対する興味や知的好奇心は非常に強く、念能力の教育係となったテータの多少の無礼*2には寛容なリアクションを見せるなど探究熱心な一面を持つ。
特に一度集中モードに入ると、徹底的に技術を極めようとし、その過程の地道な努力も厭わず嬉々として行う求道的でストイックな人物でもある。

流石にその真の性格については知る者は一部の部下やベンジャミン以外にはほとんどおらず、表向きの性格しか知らないツベッパやハルケンブルグからの信用は厚い。
逆に真の性格を知っている部下達からは、その優秀な頭脳と能力自体は認められているものの逆に危険視されがち。
特に犬猿の仲のベンジャミンからは「ずっと溜めていた宿便」「カキンを内から蝕む寄生虫」「王どころか人間すら失格の男」などとボロカスに罵倒されている。


能力


(何だよ念の世界…!! 楽し過ぎんだろオイ!!)


実は念に関して全く知識がない無能力者。
だが念の指導から僅か半日で凝のコツを掴みかけ、わずかな期間で念能力の「絶」までも習得する、まさに天才と呼ぶべき才能を見せている。
護衛のテータにずば抜けた念の才覚の持ち主と評価される一方で、その人格や守護霊獣の異様な姿、テータの反対を押し切って水見式をした結果、水量が増え、葉は動きながらも腐り果て、水はヘドロのように濁り、毒々しい煙を上げ不純物(とかいうレベルではない物体)が出現しながら沸騰するという水見式における全ての特徴が出た極めて悍ましい状態となったことから、彼女から「決して念など会得してはいけない人間」と畏怖されている。

念能力を習得していく中で、自分の念能力や偶然船内放送でかかったセンリツの音楽による幻術など、底知れぬ深さと広さを持つ念能力に天才の彼は好奇心と興奮を覚えていく。
そして修練の末に、極短期間で「痛覚以外の突発的刺激に対し!!オレの“絶”が揺らぐ事はない!!!」と確信する領域にまで到達。“絶”の維持能力に関しては作中随一の技量を得てしまった。

守護霊獣


次ニ 王子ノ質問ニ偽リデ答エレバ

オ前ハ人間デハナクナル

カキン帝国王家に代々伝わる儀式『壺中卵の儀』により生み出された寄生型の念獣。
ツェリードニヒの場合、外見は女性の体を無理矢理に改造したかのような醜悪極まりない人面馬。
頭部形状は虚ろな目をした女性の頭で、後足にはハイヒールを履いている。
首が長く伸び縮みする性質を持ち、口の中にも改造された風の女性の顔があり、全守護霊獣の中でもダントツに悍ましいビジュアル。

テータの見立てによれば特質系の念獣。
「嘘」や「虚偽」に対して過剰に反応する嘘発見器的な特性を持ち、1回王子の言葉を偽った相手に(マーキング)を刻み、2度目は言葉と病気のような痣を発生させ警告。
それでもなお王子を欺こうとした者を「人間じゃない何か」に変える形で王子の手駒に変えてしまう。

また、他の王子の部屋を偵察中だったオイト王妃の操るゴキブリを喰らう事で迎撃している。

念獣

念の習得過程でツェリードニヒの本能によって生み出された、守護霊獣とは別の念獣。
  • 男性器のような頭部
  • マッシブな身体と異形の腕
  • 腰に「666」の数字が刻まれたバックルの付いたベルト
  • 背には翼を持つ禍々しい異形の人型の姿
をしている。
誕生の瞬間にツェリードニヒは違和感を感じ、その後存在を認識できていなかったが、後述の『刹那の10秒』の修練の末に知覚できるようになっている。

役割としては『刹那の10秒』を維持するためのアンテナ兼バッテリー。
『刹那の10秒』を発動した地点に念獣が具現化し、その地点を基点とした一定範囲内の空間に幻覚空間を展開する仕組み。
幻覚空間維持のためのオーラは、ツェリードニヒが「絶」を実施していない間充電される。
ただし
  • ツェリードニヒが念獣の射程を超える
  • 念獣に蓄えられたオーラが尽きる
といった条件に触れると念獣が消失し、幻覚も解除されるとツェリードニヒは推察している。


◯刹那の10秒


だが…“絶”さえ!! 自在に操れるようになれば…
オレが継承戦を制覇する…!!!

特質系。
テータと念能力の「絶」の修業を行っている時に発現した予知能力+幻術能力の複合能力。曰く「オレの魔法」
能力の再使用には、再び目を閉じ直して「絶」をすることが必要。
逆に、目を閉じて「絶」をしさえすれば連続発動可能。

効果は以下に分けられる。

1.未来視
  • ツェリードニヒ自身が目を閉じて「絶」に入る
  • 目を閉じた状態で「絶」に入る
という2パターンどちからの条件を満たす事で、脳裏にノイズが発生。
10秒間先の「未来予知をしていない場合の自分」の周囲で起こる『未来(A)』を、第三者視点で観測できる予知能力。
この10秒間の未来観測はツェリードニヒの認識のみであり、実時間では瞬き程度の一瞬の間の出来事。
10秒観測すると一旦ノイズが出て、それ以降は実際に現実でも時間が流れ始める。
そのまま目を閉じたままならば、ツェリードニヒは周囲の時間の経過を感じながら、10秒先の未来を脳裏で見続けることが出来る。
目を開けると「絶」を続けていても未来視は強制解除される。


2.幻術

(まぁこの魔法を使って現実世界を変えればいいだけ!!)
(王となり!!全世界をオレのモノにする!!)

上記の『未来視』と連動する、『刹那の10秒』の肝となる効果。
『刹那の10秒』を発動しツェリードニヒが「絶」を維持している間、射程範囲内の他者はツェリードニヒが観測した『未来(A)』通りの動きをする『幻影のツェリードニヒ』を本物のツェリードニヒとして誤認するようになり、そして他者は本物のツェリードニヒの行動と存在、そして本物が行った行動によるモノの変化を知覚・認識できなくなる認識阻害を生じさせる。
この幻術は念獣が創り出す不可視の念空間であり、ざっくり纏めれば「念空間内で『未来(A)の世界』を他者に強制的に追体験させる能力」と言える。

反面制約として、幻覚空間内に居る人間の身体に何らかの干渉*3を行うことはできず、また仮に攻撃したとしても一切ダメージが入らない。*4(曰く「衣服や頭髪も含めロウ人形の様な状態」
ただしこの制約は人限定であり、幻覚空間内の器物を運んで別の場所に移動させる行為は許容される。
そして幻影のツェリードニヒは『未来(A)の世界』というシナリオ通りに行動するだけの制御不能の人形に過ぎないので、本体が幻影の動きを操作する真似は不可能。色々融通の効かない縛りが課せられている。

能力解除or本体が念獣の射程外から出ると念空間は消失。
『幻影のツェリードニヒ』は消え、幻術発動中に本物が行った行動によるモノの変化を他者は知覚できるようになる。


10秒先の未来を見通し、そして「絶」を維持している間不可知の行動を取り、未来を変動させたように見せられる強力な能力であるが、敵の前で目を閉じて「絶」をするというのは不自然かつ無防備であり、使いどころは難しい。
優秀な頭脳と、並外れた「絶」の精度・安定感が相まって初めて真価を発揮する能力である。
このためツェリードニヒは「絶」のスムーズな体得を目標とし、完成すれば継承戦制覇も夢ではないと目している。

なお、クラピカやナックルの念能力などで勘違いされがちだが、強制的ではない「絶」はオーラを自分の内部にためて気配を消したり、治癒力を高める効果もあり、「絶」の間は絶対に念能力が使えないというわけではない。
ただし普通の「発」は発動できないので基本的には使えないことも確かだが。


◇ツェリードニヒの護衛

私設兵が15名(そのうち準協会員は5名)、従事者5名。

  • テータ
セミロングヘアで小柄なヘアバンドの女性。
仲間共々ハンター試験に合格し準協会員の資格を得た。
冷静沈着で知性的な性格。
好奇心の強いツェリードニヒの性格と行動を熟知しており、私設兵らしくツェリードニヒの本性を知ったうえで非常に高い忠誠心を持つ忠臣。
ツェリードニヒも銃を向けられた際には「何故だ!?」と内心激しく動揺していたことからも信頼されていることがわかるが…。

念能力者でもありツェリードニヒの念の指導役に抜擢されたが、同時にツェリードニヒの才能と残忍な趣向を危険視し、「歪んだ形で王子が邪悪な念に目覚めることを阻止し、少しでも良い方向に誘導・教育したい」という思惑の元念を指南している*5
ツェリードニヒからは比較的気に入られており「ちゃん」づけで呼ばれているが、クラピカの指導との差異から疑いの目を向けられるようになった*6

ツェリードニヒがあまりにも危険すぎる存在から、彼が「絶」の修行をして守護霊獣が具現化できない間に殺害し、殺害後王子の後を追って自死しようとするが、ツェリードニヒの開花した念能力により失敗。
当然テータには何が起きたか分からなかったが、ツェリードニヒと彼の守護霊獣には殺そうとしたことがつつぬけとなり、守護霊獣に脅しをかけられ激しく動揺と消耗をした。
しかしツェリードニヒにとっては「自分の念能力の完全なる解明と習得>テータの真意」のためとりあえず見逃され、サルコフに対しては「秘密のある女(テータ)って可愛いよな」と「嘘をつく女が嫌い」なはずの自分がそう思っていることへ歪んだ好奇心を抱いている。

  • ヴァンタイン
白髪で口周りに髭を蓄え厳つい顔をした男性で、ツェリードニヒの施設兵隊長を務める。
センリツの念能力による一時的な意識の喪失をツェリードニヒに報告し、その後は王子の命令に従いセンリツに対し「部屋への招待」という名目で様子をうかがった。

  • サルコフ
テータ同様ハンター準協会員で念能力者。
深い思考を巡らせるのは不得手と語り、陰ではツェリードニヒを「アイツ」呼ばわりするなど主のことは内心快く思っておらず危険視している。
一方、深い思考を巡らせるのが苦手な分、明瞭な結論・核心をついた結論にたどり着くのも早く、その点は悩みがちなテータに羨ましがられている。
その分信頼はされており、テータも彼にはなんだかんだで気さくに接する。
テータにツェリードニヒの念習得を妨害する案を持ちかけた。
「絶」を生まれつき使うなどの念能力者として恵まれた才能を持っているが、ツェリードニヒの天賦の才に加え、常軌を逸した異常な集中力・成長速度には及ばず内心メンタルが折れかけるほどに焦燥感を募らせているが、同時にツェリードニヒの「目的のためならばひたむきに向上を重ねる」という常軌を逸したストイックさは認めており、美点として捉えている。

  • ミュハン
短髪で大柄な男。
ガラが悪く残忍な性格で、クラピカの挑発で簡単にブチ切れかけるなどかなり短気。
クラピカの念講習会に参加するが、同時にダンジンと共に王子から「期限内に念を覚えられなければ参加者を全員殺せ」とも指令を受けた刺客。
しかし油断と慢心から便所に入った隙を突かれて刺客に殺害され、ベレレインテからその無様な死に方や行動を酷評された。

  • ダンジン
モヒカンヘアの男。
クラピカの念講習会参加者。
参加者を皆殺しにすることを心待ちにするミュハンを戒めるなど冷静な人物。


余談

自分以外の存在を無知として嘲笑っていたが、後に露骨に見下していたベンジャミンやカミーラが実は念能力者だったことで、逆に自分自身の無知を晒すという盛大なブーメランが帰ってくる事態になり、読者からは真っ先にネタにされた。
とはいえ、自身の知らないこと(=念)の存在を知るやしっかりと理解を試みるあたり、無知のまま目をそらすようなことをしてはいない。



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最終更新:2026年09月02日 07:22

*1 一定以上の教養を持つ女性をターゲットとして好んでいる。

*2 自身の習得度申告を一切信じず、プロセス省略のための嘘だと決めつけた。もっとも、それはテータも信じられないほどの習得速度なためで、彼女の反応は仕方ないことといえる。

*3 例:銃で攻撃する、武器を忍ばせたり装備品を奪う、体に触れて姿勢を変える

*4 例えば幻覚発動中にツェリードニヒが他人を銃撃しても、その銃弾は対象を貫通せず傷一つ負うことなく体表で停止する

*5 わざと相性の悪い系統を修行させてメモリを無駄遣いさせたり、など。

*6 意図的に修行を遅らせようとしていたのは事実だが、クラピカのやり方も「攻撃」で目覚めさせる本来は強引な方法であるため、テータの主張も嘘ではない