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DWN.042 ケンタウロスマン

登録日:2026/08/30 Sun 17:11:12
更新日:2026/09/17 Thu 17:15:15
所要時間:約 7 分で読めます




空間の穴に、落ちろ!


DWN.042 ケンタウロスマン(CENTAUR MAN)は、『ロックマン6 史上最大の戦い!!』に登場するロボット。
ワイリーナンバーズの一人で、有賀ヒトシ版ではMXN(Mr.Xナンバー)扱いとなっている。

偉大な考案者はキドグチ カズキ(KAZUKI KIDOGUCHI)
ステージBGMの作曲者は竹原裕子。

直訳すれば半人半馬。だが、後述の一部作品では……


見た目




名前通りギリシャ神話のケンタウロスそのまんまの、上半身は人型、下半身は馬型の四足歩行ロボット。
右腕にバスターを装備し、頭部には角が3つ付いたヘルメットを被っている。
後述する通り数値上は身長155cmと「6」の8ボスの中でも低い方なのだが、馬ボディの存在もあってぱっと見はむしろ大柄な印象。ゲーム中のグラフィックや当たり判定もしっかりデカい。
カラーリングは緑色がベース……なのだがドット絵だと黄緑色寄りの色合いになっている。
馬のほうのおなか辺りにシャッターがあるのが妙に目立つ。


性格

長所:思い切りがいい
短所:後悔が多い
好きなもの:ギャンブル
嫌いなもの:ムチ

出身地はエンシャントシティ。
元々は古代博物館で働いていたが、老朽化に悩まされていたため建て直す賞金を得ようと思い切ってギリシャ代表としてロボット選手権に参加。
しかしワイ…じゃなかったMr.Xに改造されて8ボスにされてしまった。

馬といえば競馬ということなのかギャンブル好きらしい。一方でムチを入れられるのは嫌いのようだ。
長所と短所を見るにその場の勢いで大穴に全ツッパして大負けしてそう。
また、動力がまさかのドライバッテリーこと乾電池。未来の乾電池は結構パワーがあるらしい。


戦闘

  • スペック
身長:155cm
体重:172kg
攻撃力:35
防御力:47
機動力:205
肩書:ABILITY UNKNOWN




「能力不明」を意味する肩書の通り、時空間を歪める魔法じみた能力を駆使し、意表を突く戦いぶりを見せるボス。
攻撃パターンが多彩なうえに一見して対処法のわかりにくいものも多いため、なかなか厄介な相手。
歩行時にはパカラッパカラッという馬っぽい足音が鳴る。蹄鉄でも付けているのだろうか。
脚力は大したもので、決めポーズで上半身を後脚で持ち上げられる馬力を持つ。

弱点はナイトクラッシャー。騎士に弱かった。
ジャンプしないので正面撃ちでガンガン体力を削れる。
パワーロックマンで殴ると若干後ろに下がる。

  • 突進攻撃
地上を走ってまっすぐロックマンに突っ込んでくる。
ジャンプで飛び越そうにも他のボスに比べて図体が大きいため、やや避けにくい。

  • 分裂弾
バスターはおっそい弾を一発発射するだけとしょぼい…と思いきや壁に当たると弾が7つに分裂・拡散して跳ね返ってくる
ケンタウロスフラッシュで動きを止めながら撃ってくることも多いのが厄介。
部屋の真ん中で地上に立っていれば当たらないので覚えておこう。

  • テレポート
ロックマンの反対側に瞬間移動する。
動いていれば基本当たらないが、その後に突進をされると結構当たりやすい。

  • ケンタウロスフラッシュ
時間と空間を引き延ばす光を放ち、ロックマンの動きを止めてくる。フラッシュマンやブライトマンと近い性能だが、予備動作が非常に短い。
発動時にガラスの割れる音のようななんとも説明しづらいSEが鳴る。
使用後は大抵の場合分裂弾を撃ってくる。
後述のロックマンが使うものと異なり、ダメージを喰らわないのがせめてもの救い。



ステージ

ギリシャの未来的かつ水没したかのような神殿が舞台。
また、本作の水中ステージ担当。

画面上部が水中で下部は地上…という不思議な空間が特徴的。
水かさが下に向かっている時がジャンプのタイミングだ。

ボス扉の手前が大きく空いているため、ジェットロックマンで横に進もう。
落ちても梯子があるので何度でもやり直せる。


特殊武器

ケンタウロスフラッシュ




6のケンタウロスマンを倒すともらえる特殊武器。
装備するとロックマンが白と緑のカラーリングになる。
FCのカセットでもこの武器を放つ際のポーズが描かれている。

「4」以降の作品ではほぼ常連になっている全画面攻撃。エフェクトからは何をやっているかわかりにくいが、空間を歪曲させて攻撃しているらしい。
使用時は画面が点滅する。ゲームはテレビから離れて遊ぼう。
威力は1発あたりロックバスター4発分。本作の他の特殊武器と同じく、ザコに対しては相手によらずダメージ量固定となっている。
エネルギーは1発あたり4メモリ消費(=満タンの状態から7発まで使用可能)。全画面攻撃の例に漏れず重いが、性能を考えればコスパは悪くない。

性能的にはFC時代の全画面攻撃の集大成と言ったところで、「4」のレインフラッシュ並みの高威力と「5」のグラビティーホールド同様の出の早さを兼ね備えておりなかなか強力。
ちょうど体力が4で正面からの攻撃が通じないシールドアタッカーを楽に処理できるのも利点。
ただ本作は多数の敵に囲まれる場面があまりないので、性能を万全に発揮できる機会が少ないのは惜しいところ。その点は低威力だが使いどころは多かった前作のグラビティーホールドと対照的。
とはいえ高威力でタイムラグもない全画面攻撃という時点でまあ弱いわけもなく、狙いにくい場所の敵をさっさと処理したい場合などに雑に撃つだけでもそれなりに活躍はしてくれる。

ウインドマンの弱点。
飛行タイプは空間のゆがみに弱いようだ。7回使えば絶対勝てる。
なお、本武器が効くボスはウインドマンのみ。

ケンタウロスアロー


画像出典:Capcom Arcade 2nd Stadiumより
ロックマン2 ザ・パワーファイターズ
© 1996 CAPCOM


パワーファイターズのケンタウロスマンを倒すともらえる特殊武器。
ロックマンの色が緑と薄緑のカラーになる。

矢を飛ばす特殊武器で、射程はあるのだが撃つたびに毎回ランダムに軌道が変わるという曲者。
軌道は正面と斜め上の2種類で、十字キーでの軌道変化もできない。
更に火力も低いとかなり使い勝手が悪い。薙刀のほうがよかった

シャドーマンと6人全員倒した後で登場するマッドグラインダーの弱点。
たださほど効かない+前述のとおり変な方向に軌道が変わるのもあるのでチャージショットでいいと思う。

有賀ヒトシ版ロックマンではこの特殊武器が採用されている。


後作品でのケンタウロスマン

ロックマン2 ザ・パワーファイターズ

パワーバトルでは6勢がプラントマンだけと寂しい状態だったが、2にてケンタウロスマンが参戦。声優は戸部公爾(フォルテと兼ね役)。
図体がかなりデカめになっており、飛び越えることができない一方で足元にダメージ判定が無くスライディングでくぐれるようになった。
が、戦闘bgmは何故かジャンクマン。

格闘においてFC時代の技は流石に表現が難しいと思われたのか、使用する技が一新した。
全体的に神話のケンタウロスっぽい技が増えておりかなり強く、薙刀を持つともう手が付けられない。倒すなら前半に回すことを推奨する。
弱点はジャイロアタック。本来は対空武器のはずなのに、空中の「く」の字もないかのじ、もとい彼に刺さるのは妙な話であるが、ジャンプできない故に足元をすくわれるのには弱いといったところなのだろうか?

一方でジャンプが出来ないことが強みになっている事も。

  • 突進
頭部の角を突き立てて勢いよく突進。
前傾姿勢になるのでジャンプで回避。

  • メットール召喚
上部から7のヘリメットールを召喚し、援護射撃を行わせる。
画面上部にいるので倒しづらいし、他の技が避けづらくなるためウザい。

  • ケンタウロスアロー
バスターからの形状のエネルギーを出し、そこから矢を放つ。
ロックマンを狙って撃つのがポイント。

  • 薙刀
体力低下で解禁する大技。
薙刀を持ち、振り下ろしや下突きで攻めてくる。
振り下ろしはある程度踏み込んでくるためリーチが物凄く長く、下突きは不意に放ってくるため回避が困難。

  • シールド
共通のガード。
ワイリーマークので攻撃を防ぐ。
この際には「中々やるな・・・」と喋る。

ロックマン8 メタルヒーローズ

オープニングアニメのラストシーンにて、歴代シリーズのボスの一人に選ばれ、
カットマン、ウッドマン、スパークマン、スカルマン、ジャイロマン、フリーズマン達と共にロックマンを追い詰めていた。*1


池原しげと版ロックマン

本項目のメイン。
鬼畜な発言に定評のある池原ロックマンだが、ケンタウロスマンに関する斬新な設定が登場したことでも非常に有名。


ナイトマンとの死闘を終えたロックマンの次の相手となったのはケンタウロスマン*2
これまでの経験を活かし戦う中で、ウインドマンの言っていた「ナイトマンを倒した事は両刃の剣…苦にはなるがそれが勝利にも繋がる」というヒントを理解し…



バキィ

ぎゃあ!


やったー!
ウインドマンの言っていたのはこのことだ!!


とケンタウロスマンの顔面にナイトクラッシャーをぶち込んで「やったー!」と歓喜する岩男。
脚とかじゃなくて顔を狙う辺り流石である。
しかしヘルメットがひび割れ、そこから出てきたのは…




バサァ


女!?
それじゃあナイトマンはおまえの恋人!!?


なんと金髪ロングの髪を持つ素顔が現れ、ケンタウロスマンが女性であるというまさかの真実が判明した。後のウマ娘である
一応一人称が「私」だったり女言葉も使っているなど伏線はあったが、ロックマンも読者も気づかなかった。何なら連載当時増えつつあったオカマキャラとも思われていたとか…
余談だが、漫画でのスプリングマンやグレネードマンは単にオネエ口調なだけと思われる

更にナイトマンの恋人という背景もあり、恋人を殺したロックマンに恨みを晴らすべく再び襲い掛かる。
ロックマンは贖罪を先延ばしにしようとするも聞く耳持たずだったため、泣く泣くケンタウロスマン(ウーマン?)を破壊するのであった。戦闘不能にはしないのが池原クオリティ。

ちなみにケンタウロスマンとナイトマンにはがあったらしいが、内容は不明のまま。
そういえばケンタウロスって性欲が強いらしいが、まさか…

また『6』の8ボスのうち、ビートプレートを所持している4体のボスは、プレートを持っているボスと持っていないボスの2体が存在しており、それぞれ違うボス部屋でロックマンを待っている。
持っていない方を倒した場合、特殊武器は手に入るものの、プレートを入手したければそのステージを再度訪れて、持っている方のボスを倒さなければならなくなる。
池原版では、プレートを持っていない方はダミーロボットという設定でこれが再現されており、ケンタウロスマンのダミーを倒したロックマンは、プレートどころか特殊武器すらもらえないまま、ステージの最初に強制送還される羽目になっている*3
ダミーロボットはテレポートの出現時に隙があり、ロックマンはそれを突いてチャージショットを命中させて勝利したが、本物は出現直後にジャンプしてチャージショットをかわしている*4

ワイリーが逮捕された後、ライト博士によって他の7体共々再生され、再び悪に洗脳されないようにロックン回路を搭載された。

有賀ヒトシ版ロックマン

ロックマンメガミックスの「史上最強の敵」で登場。
第一回最強ロボット選手権の出場者の一体であったが、ミスターXに操られ暴走。池原版オリジナルロボットのKARATE003号を破壊している。
ニューメトロポリスでの戦いに敗れた後正気に戻り、コサックの手当を受けた後、他の7体の世界最強ロボット達と共にロックマンとコピーロックマンの戦いの場に駆け付ける。
人間の味方をするロボット達の態度を見たコピーは、「みんな人間に洗脳されている」「ボクが正気に戻してあげる」と言い放つが、それに対しケンタウロスマンは「ふざけるな!!おかしいのはお前のほうだ!!」と反論。
この後に続く言葉が、本作の刊行の度に異なっている。
ボンボンKC版:「ロックマンのニセモノめ!!」
ブロスコミックス版:「狂ったロックマンめ!!」
ブレインナビコミックス版以降:「偽者ロックマンめ!!」

ギガミックスの「暗黒の月」ではサターンと戦って倒されたが、後に修理されたらしく、「光る明日へ」ではロックマンが宇宙でサンゴッドと戦っている間、ナイトマンと共に地球で人命救助を行っていた。

前述の通り、特殊武器はケンタウロスアローの方が採用されているが、設定上はケンタウロスフラッシュも使えるものの、エネルギー消費が激しいために通常戦闘ではアローの方を使用するとされている。

余談

  • 原案では「ケンタマン」というちょっと略した名前だった。それだとチキンやんか


  • なお、ケンタウロスマンが女性であるという設定は、あくまでも池原先生版ロックマンのみの独自設定なのであしからず。
    原作や有賀先生版のメガミックスでは普通に男性として登場している。

  • それから時は流れ2008年、ロックマン9にてようやく本家に女性ロボット「スプラッシュウーマン」が登場した。ちなみにこの2体の女性とされたロボは両者とも「ワイリー製ではない」「下半身がヒト型ではない」という無視できない共通点がある。



建て主!?
それじゃあナイトマンの項目はおまえの立項!!?


そうよ!おまえが私達の項目を荒らしたのよ!!
このうらみ追記修正せずにいられようか!!



          
                  
                   
                    
                     
                          
                          
                         
                        
                       
                         
                          
                          
                           
                            
                            
                            
                            
                            
                           
                          
                     
                      
                       
                       
                       
                       
                            
                             
                             
                              
                              
                              
                          
                          
                          
                          
                          
                          
                          
                         
                         
                        
                       
                       
                       
                       
                       



アニヲタの沼に落ちろ!
画像出典:ロックマン クラシックス コレクションより
ロックマン6 史上最大の戦い!!
© 1993 CAPCOM


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最終更新:2026年09月17日 17:15

*1 カットマンとウッドマンはセガサターン版限定で実際に登場。

*2 ナイトマン撃破直後にウインドマンが現れるも、後述のセリフを受けてケンタウロスのもとへ・・・という流れ

*3 残る3体は本物の方の部屋に入れたので本物としか戦わなかった

*4 ゲームではダミーが本物よりも弱いという設定は無いし、前述の通り本物はジャンプできるわけではない