マニアック(デッドライジング4の敵)

登録日:2021/03/11 (木曜日) 00:14:00
更新日:2024/03/18 Mon 17:40:20
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マニアック(Maniac)とは狂人を意味する単語だが、本項目ではカプコンのゾンビゲーム、『デッドライジング4』におけるマニアックについて解説する。

概要

シリーズ過去作におけるサイコパスと同じく、主人公の敵として立ち塞がる人間の総称で、実際にマニアック(狂人)かどうかは関係ない。
ゾンビよりも強い敵として登場し、雑魚とボスの二種類が存在する。何故マニアックという呼び名に変わったのかは不明。
半数以上のマニアックが登場時・撃破時のムービーが無く、これがかなりの不評点となった。
なお、本記事では他のサイコパスの記事にならい人名や組織名は全てカタカナで表記しています。

過去作品のサイコパスの記事は以下を参照

別名がある場合は別名/本名で表記します。


ザコ、中ボス

ザコは基本的に体力バーが存在せずフランクさんのスキルムーブ(プロレス技)で即死するが、中ボスは体力バーがありスキルムーブも即座に振りほどくため通じない。


Hostile Survivors(敵対的な生存者)

敵生存者、敵対生存者など翻訳ブレがある。
読んで字のごとくフランクさん達に敵対的な生存者達。
フランクさんだけでなく、後述の民間軍事会社オブスキュリスとも敵対している。

◆Masked Boys/Hostile Looters(マスクの奴ら/敵性略奪者)

フランクさんから「イカれた強盗ども」とも呼ばれる、白い防毒マスクを身に付けた火事場泥棒達。
武器は銃火器から日用品まで様々。
極限状態で生き延びるため暴徒化した一般市民であるため性別や人種はバラバラで服装もそれぞれ色やデザインが異なる一般的な防寒ジャケットを羽織っている。
本作では基本的に敵生存者と言えばこいつらのことを指す。
後述のボスマニアックの一人であるトムが倒されて以降は登場しなくなることや、トムが「もっとマスクの奴らを連れてこい」と召集をかけていたことから、彼等はトムの私兵である可能性が高い。
トムとの戦闘中は無限湧きするためトム本人より厄介。
また、数名は後述のボスマニアック、サンドラ女王の手下に混じってショッピングモールのメディーバルタウンを占拠している。
序盤から登場するが体力・敏捷性・攻撃力の全てがゾンビを上回っている。
死ぬとランダムでなりたてゾンビへと変貌する。
トム死亡後の『FRANK RISING』でも残党が登場するが初っ端からゾンビフランクさんに虐殺される上に、ミニゲームで撃破ターゲットにされるなど扱いが悲惨。

◆Hostile Looters Boss(ボス敵性略奪者)

  • フレーミングソードを持った敵性略奪者
  • アイスソードを持った敵性略奪者
二人とも本名や公式な呼び方は不明。
DLC「Frank rising」のミニゲームにのみ登場する二人組のボス。見た目は「マスクの奴ら」と同じ。
コンボ武器のアイスソードを装備した男とフレーミングソードを装備した女の二人組で、セーフハウスの屋上で待ち構えている。
制限時間以内に倒さないとやり直しになる上にスキルムーブやジャンプ攻撃を連発してくるため地味に厄介。
ゾンビフランクさんのディザーム効果のある攻撃(パウンス)を命中させれば武装解除できるが、武器を失っても技の発動中はスーパーアーマーになるダブルラリアットを繰り出してくるなど一筋縄ではいかない。
制限時間がかなり厳しいためゾンビフランクさんの能力をどの程度強化しているかが大事になる。

◆Tom‘s Henchmen(トムの手下)

トム・ピックトンが所有する農場に集まって生活しているトムの信望者(Tom‘s Survivalists)の内、カイリー・ハモンドの処刑に賛同した者達。
元一般人であるため「マスクの奴ら」と同様に性別、人種、服装がバラバラで、所持する武器も銃火器から日用品まで様々。ただしマスクは着けておらず素顔を晒している
仲間の印としてアームバンドを身に付けているらしいが、皆長袖なため確認できない。
同じトムの手下の中でも好戦的な「マスクの奴ら」とは立場が微妙に異なり、「逆らえば殺されるから」と消極的にトムに従っている様子がうかがえる。
終盤では農場とセーフハウスの一つを占拠するが、フランクさん一人に皆殺しにされた。
「マスクの奴ら」より体力が少ない。

◆サンドラの手下

公式な呼び方は不明。
モール内の中世を模したエリア「メディーバルタウン」を占拠した歴史学会の皆様。後述するサンドラを「女王」と呼び従っているイカれた騎士団
皆甲冑に身を包みストーンスピアやハルバートなどの古めかしい武器で武装している。
剣と盾を装備した者は正面からの攻撃を防御してくるためスキルムーブ(プロレス技)で即死させよう。
  • Kris(クリス)

どいてくれ そこのオヤジに1発お見舞いしてやる!

サンドラの手下の一人。武器は「剣と盾」。
「メディーバルタウン」の門番を担当。
フランクさんの挑発にのせられシャッターを開けてしまい、フランクさんに襲い掛かる。

◆サディスティッククロースの手下

公式な呼び方は不明。
後述するサディステイッククロースの手下達。
妖精のコスチュームを着た小柄な連中。
武器も玩具で非常に弱い。
最弱の雑魚マニアック。

◆ブラックフライデービアードの手下

  • 買い賊
後述するキャプテン・ブラックフライデービアードの手下達。男は買い賊と呼ばれ全員白人で処刑人のコスチュームを、女はと呼ばれ全員黒人でサメの着ぐるみを着ている。
男は海賊の斧などの刃物を手にしている一方、女はボウガンで狙撃してくる二人以外は宝箱や錨など到底武器とは呼べない物で攻撃してくる。

◆シビルの手下(Sibyle‘s Followers)

公式な呼び方は不明。
後述するシビルの手下達。
黄色い防護服に身を包んだ怪しい奴ら。
コンボ武器のアシッドスピアやサブマシンガン、バールなどで武装する。
防護服のお陰か酸属性の攻撃に高い耐性を持つ。
  • Robert(ロバート)
  • Wanda(ワンダ)

なあ ゾンビって調教できるんだろうか 戦わせてみたりさ
ゾンビをペットにしたいな ライルって名前をつけるの 

シビルの手下の内、フランクさんが最初に遭遇する二人。ロバートは男でワンダは女。
フランクさんの目の前で捕らえた生存者をマニアック専用武器「入門銃」で撃ち次々になりたてゾンビへと変貌させた外道。

◆グリムゴブラーの手下

公式な呼び方は不明。
後述するグリムゴブラーの手下達。
アメリカンフットボール選手のユニフォームを着ている。
フランクさんと距離が離れているとマニアック専用武器、「サッカーボール爆弾(どうみてもラグビーボール)」を投擲しまくり、近距離では素手で殴りかかってくる。
また、雑魚の癖にスキルムーブを仕掛けてくる。

◆Cultists(カルティスト)

後述するカルトリーダーの手下であり、最初のウィラメッテでのゾンビアウトブレイクでも確認された邪教集団「トゥルーアイ」のメンバー達。
黄色い雨合羽、黄色い長靴、黄色い帽子、緑のゴブリンマスクを身に付け、カルト教団の剣やマニアック専用武器「ダイナマイトの束」等で武装する。
懐かしのカミカゼアタックも仕掛けてくる。
『カプコンヒーローズ』ではベガのミニゲームで無限湧きする。

◆スケアーキングの手下

公式な呼び方は不明。
後述するスケアーキングの手下達。
『13日の金曜日 PART2』に登場するジェイソンにそっくりなコスチュームを着て、チェーンソーやピッチフォーク等の農具を手に襲いかかってくる。
火炎属性の攻撃に耐性を持つ。

Obscuris(オブスキュリス)

ウィラメッテを拠点にアメリカ政府の依頼でゾンビとゾンビパラサイト(突然変異したエメラルドゴキブリバチ)を研究する民間軍事会社(PMC)。
米政府からゾンビアウトブレイクの収束を任されており、事件の証人になり得る生存者を手当たり次第に殺している。
つまり本来は『DR1』や『DR3』に登場した特殊部隊がやるべき仕事を米政府から丸投げされている、ある意味可哀想な奴ら。
なのでフランクさん達だけでなく「オブスキュリスに所属していない全ての生存者」と敵対しており、他のマニアックと勝手に殺し合っている場面に遭遇することもある。
最終的にはフランクさんによって司令官と副司令官を殺され基地やウィラメッテ各地に設けられた即席の拠点も陥落させられ、壊滅した。
僅かに生き残っていたものは後述のブラックバーン博士と協力してゾンビフランクさんを捕獲しようと試みるも、返り討ちにあい全滅となった

◆Obscuris Soldiers(オブスキュリスの兵士)

オブスキュリス兵などの翻訳ブレがある。
オブスキュリスの一般兵達。
全員が防弾ベストを着込み、ハンドガンやサブマシンガン、アサルトライフルといった銃火器もしくは対ゾンビ戦用の斧であるミリタリーアックスを装備しており、所詮は民間人に過ぎない前述の敵対的な生存者達よりもずっと手強い。
なかでも「シールドとアックス」を装備した兵士は正面からの攻撃をガードし、RPGを背負った兵士は通常の銃火器とRPGを切り替えながら銃撃してくるため特に厄介。

◆Obscuris Officers(オブスキュリスの士官)

『FRANK RISING』、『カプコンヒーローズ』のミニゲームにのみ登場する、オレンジ色のベレー帽を身につけたオブスキュリスの小隊長。
ハンドガンで武装している。
制限時間以内に倒さなければやり直しとなる。
体力が多いだけで通常の傭兵と能力差は無いが、ボスキャラであるためゾンビフランクさんの噛みつき攻撃を振りほどく他、護衛としてエキゾ兵や敵兵が沢山いるため厄介。
余談だが、前作に登場したサイコパスである司令官ことアダム・ケインも、体力が多いだけでモブの特殊部隊とモーションを使い回していた。

◆EXO-Troopers(エキゾ兵)

対ゾンビ戦用の外骨格アシストスーツ「エキゾスーツ」を装備した、エリートのオブスキュリス兵士。
乗用車をアルミ缶の如く殴り飛ばす程のパワーと重量、装甲による高い防御力を併せ持つ難敵。スキルムーブも繰り出してくる。
重量ゆえに動きはやや鈍い。巨大なバトルアックスを装備した者もいる。
でもフランクさんのプロレス技で即死する。
こんなクソ重そうな奴にベリィトゥベリィを生身で仕掛けるフランクさん‥‥‥‥。
ただし『FRANK RISING』におけるゾンビフランクさんのスキルムーブであるフィースト(噛みつき)は振りほどく。
  • 下水道の王
  • キャプテン
『マルチプレイヤー』で中ボスとして立ち塞がるエキゾ兵。操作キャラがフランクさんでは無いためか体力と攻撃力が非常に高く設定されている。
フランクさんがおかしいだけで普通の人間にとっては脅威なのである。

◆Armed Exo-troopers(武装したエキゾ兵)
ガトリングガンを携行するエキゾ兵。通常のエキゾ兵と違い体力バーが表示される。
背中の弾薬タンクが弱点。
フランクさんのプロレス技で即死する
一方で『FRANK RISING』ではゾンビフランクさんの噛みつきを振りほどくため中ボスに相応しい強さになっている最大まで強化した咆哮で即死するけど

◆Flametroopers(火炎放射器兵)


ただの小汚いのぞき魔だな!

オブスキュリスの特に強力な兵士。改良型エキゾスーツと大型火炎放射器を装備している。
頭部も装甲で覆われている上に正面からの攻撃をガードするなど防御力が非常に高く、近距離では火炎放射、遠距離では手榴弾投擲で攻撃してくる難敵。スキルムーブも繰り出す上に、逆にフランクさんのスキルムーブは即座に振りほどく。
動きがやや鈍く背後の燃料タンクが剥き出しなのが弱点。
背後からキックを浴びせると膝をつくため、そこへダブルスレッジハンマーで追い討ちを仕掛けると大ダメージを与えられる。
最初に登場する一人はジャンクヤードにてフォンタナ司令官からフランクさんの抹殺を命じられタイマンを挑むも背後の燃料タンクを破壊され汚ぇ花火となった。
以降も別人が要所で中ボスとして立ち塞がる。

ボス

半数以上のボスは登場時・撃破時のムービーが無い。
元はそれぞれコンボ武器を装備していたがぶっちゃけクソ弱かった
しかし、アップデートにより専用武器を装備するようになり、怯み耐性が付与され、スキルムーブを連発するように強化された結果、難易度やレベル次第では詰むレベルの強さになった。‥‥‥つまりいつものサイコ戦と同じ難易度である。
特に難易度「ブラックフライデー」ではレベルMAXでも苦戦必至となるほどの強さを発揮する。


◆Sadistic Claus(サディスティッククロース)


サンタの洞窟へようこそフランク・ウェスト
報いを受ける準備はできているか?

本名不明の白人男性。ショッピングモールの従業員。
サンタクロースの衣装に身を包み、爆薬と玩具が詰まったマニアック専用武器「おもちゃ袋」を装備。
「ウィラメッテ・クリスマスツリー・ロット」をエルフのコスプレをした小柄な手下達と共に占拠。
手下は体力が少なく武器も殺傷力の低い玩具であるため最弱。
奥のクリスマスツリーがあるエリアにフランクさんが入ると、謎テクノロジーで出口を電磁バリアで塞ぎ、部下達をけしかける。
手下が全滅すると、姿を現しフランクさんにタイマンを挑む。
ダブルラリアットしながら爆薬と玩具を撒き散らす広範囲攻撃や地面を袋で叩き爆発を起こすなど、高火力のボス。
戦闘から逃げることはできず、近くに回復アイテムや強力な武器も無いため、短期決戦が望ましい。
ダブルラリアット中はスーパーアーマーなことと、電気属性の攻撃が効かないことに注意。
余談だが、前作に登場したサイコパスのケニー・ダーモットと戦法が似ている。

◆Sibyle(シビル)


とんでもない事に首突っ込んじゃったわね?

独自にゾンビを研究している女性。ピンクのガスマスクと緑色の防護衣に身を包み、コンボ武器のアシッドモールとアシッドグレネード、マニアック専用武器「入門銃」を装備。
コンテナ置き場を拠点に、黄色い防護衣を着た手下達と共に、捕まえた人間達をゾンビへと変貌させる人体実験を行っていた。
フランクさんがアジトにやってくると、コンテナの上から生存者を次々に入門銃で撃ちなりたてゾンビに変えてから奥のエリアに撤退する。
奥のエリアにフランクさんが入ってくると、なりたてゾンビの大群をけしかけてくるが、なりたてゾンビが全滅するかフェンスが破壊されると、フランクさんにタイマンを挑む。
アシッドモールを振り回し広範囲に酸を撒き散らすスキルムーブを頻繁に繰り出す他、酸属性の攻撃が効かない。距離が離れるとアシッドグレネードを投擲してくる。
この戦闘でも出口がロックされる上、アイテムは一つも落ちていないため、短期決戦が望ましい。
なお、前作にはシビルと同じくモールを武器とするレイザーフェイスというサイコパスがいた。

◆Captain Black Fridaybead(キャプテン・ブラックフライデービアード)


海の藻屑となって沈め!
フハハハ!

本名不明の白人男性。左足が義足。本来ならショッピングモールの「カリビアンコーブ」で披露されるショーで主役の海賊船の船長「キャプテン・ブラックフライデービアード」を演じるはずだった役者。マニアック専用武器「剣とピストル」を装備。
役になりきっており、海賊の格好をした男達と鮫の着ぐるみを着た女達を従えてカリビアンコーブを占拠し、生存者を「鮫の餌」として殺害していた。
手下が全滅するか攻撃を受けるとフランクさんに襲い掛かる。
すぐ近くにエキゾスーツがあるためぼこぼこにできる。

◆Grimm Gobbler(グリムゴブラー)


エンドゾーンに敵が侵入!
やられっぱなしでいいのか この弱虫どもが?!

鶏のキャラクター「ターキー」の着ぐるみを着た男。
ウィラメッテ中学校をフットボール選手の格好をした手下達と共に占拠。
本人も手下も丸腰でプロレス技を仕掛けてくるほか、スーパーアーマーになるダブルラリアットやジャンプ攻撃を頻繁に繰り出す。
また、手下はマニアック専用武器「サッカーボール爆弾」を無尽蔵になげつけてくる上にスキルムーブを仕掛けてくるためボスよりも厄介。
近くに沸いたオブスキュリスと殺しあってることが多い。

◆Cult Leader(カルトリーダー)


もううんざりだ!お前の血を神に捧げよ!

本名不明の男性。初代デッドライジングに登場したカルト教団「トゥルーアイ」の次世代リーダー。
前リーダーのショーン・キーナンと同じく白い装束に身を包みマニアック専用武器「生贄の大剣」を装備。更に日本人レスラーのマスクを被っている。
教団メンバーはショーンの手下と同じく黄色い雨合羽と緑のマスクを着用し、マニアック専用武器「ダイナマイトの束」を抱えてカミカゼアタックを仕掛けたり、ナイフを振り回す。
モーテルの一つを占拠し、生存者達を生け贄として殺していた。
手下が全滅するか、自分が攻撃を受けると、フランクを神に見放された者として襲い掛かる。
攻撃力が高く、どうみても即死攻撃なスキルムーブを仕掛けてくるが、流石にショーン程の超人ではない。

◆Scare King(スケアーキング)


さあスケアーキングのお出ましだ!

本名不明の男性。過去にショーをフランクさんに台無しにされた子供劇団の指導員。
オーバーオールとジャックオランタンを模した着ぐるみの頭を身に付け、大鎌のような見た目のマニアック専用武器「刈り取り機」と爆発するカボチャを3つ同時に発射する特殊な火球発射器を装備。
フランクさんがアジトの牛舎に入ると、かつての恨みを晴らすため、出口を炎で塞ぎ、『13日の金曜日 PART2』のジェイソンに酷似した格好をして農具を装備した手下達をけしかける。
手下が全滅すると、姿を現しフランクさんにタイマンを挑む。 
刈り取り機を振り回したり、爆発するカボチャを発射したり、平然と瞬間移動したりとアグレッシブ。
手下共々火炎属性の攻撃が効かない。
余談だが、前作に登場したサイコパスのツィー・ウォンとは瞬間移動する怒り狂ったボスキャラという共通点がある。

◆“Queen” Sandra(サンドラ女王)


さっさと奴を殺して!

歴史学会の女性。派手な装飾が施された甲冑に身を包み、マニアック専用武器「炎の鎚矛と盾」を装備。
自分と同じく甲冑を着込み剣やハルバートで武装した歴史学会の仲間や「マスクの奴ら」と共にショッピングモールの「メディーバルタウン」を占拠していた。
仲間がフランクさんにより殲滅されると、「剣と盾」を装備した二人の手下と共に襲い掛かる。
部下共々正面からの攻撃をガードする上、地面を叩いて爆発を起こしたり、どう見ても即死攻撃だけどフランクさんなので即死しないスキルムーブを仕掛けてくるなど、攻守に優れた難敵。最初のボスのくせにやたらと強い。
最後はフランクさんにより手下もろとも殺された。

◆Obscuris Lieutenant/James Caballero(オブスキュリスの大尉/ジェームス・カバレロ)


早く片をつけようぜ

オブスキュリスの副司令官である、日系人にもブラジル系にも見える男性。階級は大尉。32歳。
改良型エキゾスーツと大型火炎放射器を装備。
殺人ゾンビの大将をダムで待ち伏せし捕獲した直後にやって来たフランクさんを発見。
慌てて都合良く近くに置いてあったエキゾスーツとミニガンを装備し、ラスボスみたいに登場したフランクさんと対峙する。
高台から手榴弾をばらまきながらエキゾ兵含む兵士達をけしかける→兵士が全滅すると自ら降りてフランクさんとタイマン→体力が一定まで減ると再び高台に上り部下達をけしかける‥‥といった行動を繰り返す。
攻撃パターンは火炎放射器兵とほぼ同じで、近距離では火炎放射とスキルムーブ、遠距離では手榴弾投擲を繰り出す。
最後は三度目のフランクさんとのド突きあいの末、燃料タンクのチューブを引き抜かれ二人目の汚ぇ花火になった。
余談だが、彼とのボス戦はデッドライジング2 CASE:WESTのラスボス、ハルジット・シンとのボス戦にそっくり。

◆Commander Fontana/Maria Eleanor Raquel Fontana(フォンタナ司令官/マリア・エレノア・ラケル・フォンタナ)


連中は金の亡者

オブスキュリスの司令官である白人女性。
大口径ハンドガンとスタングレネードを装備。
オブスキュリスの基地をフランクさん一人に陥落させられ、政府の依頼でゾンビを研究していたことや、アウトブレイク発生の真相まで掴まれたため、口封じのため自らフランクさんにタイマンを挑む。
正確で高威力な銃撃や、スタングレネードでフランクさんを怯ませてからの旋風脚などを仕掛けてくる。
爆発系のダメージを受けると一時的に動きが止まり、追い討ちの膝蹴りで大ダメージを与えることができる。
最後は乱入してきた殺人ゾンビの大将に殺される。

◆Tom Pickton(トム・ピックトン)


お前の性根など始めからわかっていたさ!

ウィラメッテに農場を持つ白人男性。
ゾンビアウトブレイク後は生存者を集めて匿い、抵抗軍を組織してリーダーとなるが、次第に独裁者と化していき、最終的には仲間を平然と処刑するサイコ野郎と化す。
キパックスセメント工場にて部下のカイリー・ハモンドを処刑しようとしたところ、それを阻止するため現れたフランクさんに襲い掛かる。
高台からショットガンやコンボ武器のアシッドグレネードで攻撃してくるが、一定のダメージを負うと奥に逃げていく。
また、戦闘中は手下である「マスクの奴ら」が無限湧きする。
最後は三度目のフランクさんとの銃撃戦に敗れ、足場が崩れた上でフランクさんとハモンドに追い詰められ、命乞いをするもハモンドに蹴落とされ首の骨が折れ死亡。

◆Lance Corporal Calder(コールダー兵長)


お前は世界をフィルター越しに見ている
目に入るものは何でも撮る 見境なしにな
すべて自分のためだ 見返りも与えない

殺人ゾンビの大将。白人男性。破損した旧型エキゾスーツと手榴弾を装備。
元はややサディスティックな面はあるものの任務を真面目にこなすオブスキュリスの兵士だったが、バーナビーの研究所を調査している最中に逃げ出したゾンビパラサイト(寄生蜂)の大群に襲われ、万全ではない状態のゾンビ化を治療する機械を起動した結果、知性を持つゾンビとなった。
全てのゾンビを操る力を身に付けた上、捕獲を目論むオブスキュリスの兵士達を尽く返り討ちにする程の戦闘能力を有する。
中途半端にゾンビ化したショックで発狂し、「ゾンビこそが食物連鎖の頂点に立つべき」という狂った思想を抱く「サイコ野郎」と化しており、知能を有する「進化型ゾンビ」達とともに地下をアジトに崩壊したウィラメッテで暗躍する。
バーナビーの研究データが入ったタブレットを壊そうとしたところでフランクに盗まれ、ドラム缶を投げまくる壮絶なチェイスの末にフランクさんを取り逃がしてしまうが、その後データが移されたフランクのカメラを奪ったヴィックを待ち伏せ。
喜一郎プラザにてヴィックからカメラの奪取に成功し、「マスゴミ死ね(要約)」との持論を披露して追い付いたフランクさんの目の前でカメラを無慈悲に爆破
お気に入りのカメラを爆破され激おこのフランクさんにタイマンを挑む。
オブスキュリスのエキゾ兵とは比べ物にならない程の攻撃力と体力、機動力を併せ持ち、スキルムーブや手榴弾をばらまく攻撃も行う。また、体力が減ると近くの液晶パネルから電力を吸収して回復まで行い、進化型ゾンビ及び通常のゾンビの大群を呼び寄せフランクさんにけしかける。
この戦闘ではフランクさんもエキゾスーツを装備し、過去作のラスボス戦と同じくゾンビがうじゃうじゃ居るなかで殴りあいを繰り広げる。
最後はヴィックに電光パネルの電力供給を遮断されて回復出来なくなったところでフランクさんに敗れ、オーバーヒートしたエキゾスーツの発火により焼死した。
余談だが、正気な姿と発狂後の姿、そして発狂する瞬間が全て描写されたボスキャラはシリーズでドワイト・ボイキン、ディエゴ・マルチネスに次ぐ三人目であり、奇しくも三人とも軍人である。

『FRANK RISING』のマニアック

本編後にゾンビ化したフランクさんの活躍を描くDLCシナリオ『FRANK RISING』に登場するマニアック。

◆Dr. Diane Blackburne(ダイアン・ブラックバーン博士)


あなたは人類にとっても 私にとっても
保存標本としての方が価値がある

白人の中年女性。オブスキュリスの研究員。博士。50歳。
『DR1』に登場したゾンビの産みの親にして全ての元凶、ラッセル・バーナビー博士の元同僚。
ウィラメッテのオブスキュリスの基地でバーナビの研究を引き継いでいた。
本編では事件0と事件3のみに登場し消息も不明であった。
一方で本編のエンディング後を描いたDLCシナリオ『FRANK RISING』ではゾンビ化したフランクさんを無線越しにサポートするオティス枠として活躍する……のだが、次第にゾンビフランクさんのあまりの化け物ぶりに心を奪われていき、彼を標本にして研究材料にしようと企む。
ゾンビフランクさんを裏切ってオブスキュリスの残党と手を組み、自身はバーナビーのワイナリー地下にある研究施設に籠る。
彼女自身はか弱い中年女性であるため直接の戦闘は無い。
勝利条件はワイナリー周辺や内部を護衛するオブスキュリスの兵士達を殲滅することで、成功すると地下の研究施設へのドアが解錠される。
研究施設に押し入られると降参してフランクさんをゾンビから人間に戻すことに渋々同意・協力し、その後、人間に戻ったフランクさんと共にウィラメッテから生還した。
ちなみに、彼女を護衛するオブスキュリスの兵士は中ボスクラスの火炎放射器兵やエキゾ兵がわんさかいるため、フランクさんの強化があまり進んでいないとあっさり詰みかねないぐらいの強さだったりする。

マルチプレイヤーのボス

ハモンドの部下四人を主人公としたマルチプレイヤーに登場するマニアック。
条件を満たすと喜一郎プラザで戦える。
複数人で戦う前提のためかなり強い。

◆Santa Claus(恐怖のサンタクロース)

マルチプレーヤーのエピソード1に登場するボス。
本名不明の白人男性。
丸眼鏡とサンタクロースのコスチュームを身に付け、更におもちゃ袋を背負った男。
武器はコンボ武器のキャンディケインクロスボウとガラスナックル。
武器を持ち替える度に爆弾入りのプレゼント箱を大量にばらまく。
常時スーパーアーマー。

◆Monorova(モノロヴァ)

マルチプレーヤーのエピソード2に登場するボス。
白人女性で、服装や髪型はランダムで変化する。
コンボ武器のフレイミングソードとアイスチェーンガンを装備している。
武器を定期的に切り替えるが、その際に謎の爆発を伴う
動きが俊敏で常時スーパーアーマー。

◆Bhom(ボム)

マルチプレーヤーのエピソード3に登場するボス。
見た目はただのエキゾ兵で、動きが俊敏だがパンチやキックは繰り出さない。
代わりに吸い込みと威力がハンパないスキルムーブのバックブリーカーを仕掛けてくる他、コンボ武器のアシッドグレネードを無尽蔵に投げまくってくる。
防御力は異常に高いが自分で投げたアシッドグレネードの酸には弱いためとにかく逃げ回って自滅を待つのが正攻法
なのでどれだけ早くボス戦に行けるかが鍵となる。
常時スーパーアーマー。

◆Tri-Sara-Tops(三人のサラ)

  • Acid Sara(アシッドサラ)
  • Ice Sara(アイスサラ)
  • Fire Sara(ファイアーサラ)
マルチプレーヤーのラスボス。
サラという名前の三人の女。
三人ともトリケラトプスのマスクを素材としたコンボ武器「フレーミングヘルメット」を装着しているが、この武器本来の攻撃である火炎放射は行わない。
赤いフレーミングヘルメットを被ったファイアーサラは炎を身に纏いながらただひたすら操作キャラクターを追いかけるが、それ以外の攻撃はしない。
水色のフレーミングヘルメットを被ったアイスサラは氷属性のジャンプ攻撃とショルダータックルを連発してくる。
緑のフレーミングヘルメットを被ったアシッドサラは酸を撒き散らしながら逃げ回るのみ。
一番厄介なのは積極的に攻撃してくるアイスサラ。
常時スーパーアーマー。
因みに、アイスサラは何故か声が男のもの。


追記、修正はフランクさんにしばかれてからお願いします

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最終更新:2024年03月18日 17:40