登録日:2021/03/20 (土曜日) 16:00:00
更新日:2024/12/21 Sat 16:52:57
所要時間:約 20 分で読めます
Fana:涅槃。聖者が己を無にして神との完全な合一へ至ること。
解脱。輪廻からの解放、消滅、入滅。
すなわち、死。
Fanatic:狂気的な。狂信者。
Stasis:均衡。停滞。(血流・体液の)停止。
anastasis:立ち上がること。再生。復活。
特にキリスト教においては、神の子が定められた死より解き放たれることで、
最後の審判の際にすべての者が、その功罪を計るために蘇るという伝承を指す。
抜け殻の魂が、一国を巡って記憶を取り戻し、
再誕を目指す長編探索RPG
Fana|stasis
『Fanastasis』とは、もさもさ氏製作の
フリーゲームである。RPGツクールVXAce製。
★概要のオーブ
「完全な蘇生を果たす」という全体の大目標が最初に提示されるくらいで、後は基本フリー進行型の
ダンジョン探索RPG。
具体的には「
イストワール」とか「
Nepheshel」とか「
魔王物語物語」とか俗にそういう系列の作品。
それらの系譜を汲むため、本作もまた大量の隠し部屋・隠し宝箱に彩られた攻略を余儀なくされる。
前者3作と比較して隠しのヒントが比較的わかりやすく発見が容易な反面、
「センスオブワンダー」「隙間風の臭い」のような隠し発見の救済措置が一切無いのが特徴的。
でも頭を振り絞って怪しそうな所を調べてヒットした際の爽快感は素晴らしく、とても中毒性が高い。
攻略上必須に近い隠し通路などには丁寧な導線が敷かれているか、わからなくても最悪道を塞いでいる雑魚を倒して強行突破も可能と自由度は高め。
そうしたダンジョンの異常な作り込みの深さは「
狂ってる(褒め言葉)」「
作者は狂人(褒め言葉)」などとよくプレイヤー間で評される。
タイトルの「Fanastasis」とは恐らく上記したような単語複数の合成による造語。
「死」だの「狂気」だの「停滞」だのというかばん元のろくでもないステキワードが示す通り、
世界背景とそこに込められたストーリーは、人間の狂気と感情を一面にぶちまけたような重苦しく容赦がないもの。
そのためおふざけやコメディ要素は殆ど見られない……と思いきや、
序盤から
吸血鬼特攻能力のある丸太みたいなネタ武器があったりもする。
プレー時間は普通に進めると数十時間程度とかなり骨太。
後にダンジョンギミックやボス等の新要素追加やグラフィック等修正を施した有料版『[DE:]Fanastasis』が発売された。
★物語の魔法鍵
「牢獄の間」という名の精神世界で目覚めた主人公。
赤目の女エメルダは、一切を忘却し右も左もわからない主人公に対して言い放つ。
『あなたは肉体から外れた魂だけの状態であり、その復活は未だ不完全である』―――
そして肉体を伴う完全な蘇生のためには、喪われた4つの「記憶」が必要であるとエメルダは述べた。
促されるまま主人公は、荒廃し切った今まさに滅びの影が色濃い「カノン王国」の地へと降り立つ。
狂気と死が支配する広大な亡国で主人公が見る真実とは一体……?
☆ゲームシステムの証
この
ゲームではそこら中に隠された経路が存在しており、大抵見つけるとショートカットできたり
強敵を
スルーできたり宝箱が手に入ったりする。一部は特定条件を満たさないと開通しないものもある。
それ以外にも何でもないタンスや壺を調べても何かしらのアイテムがもらえることが多い。
本作の戦闘の肝となるシステム。簡単に言うとミンサガで言うところのBPで、戦闘中の行動により増減する。
基本的に強力な技はこのSPを消費しないと発動できない。また防御でもSPが溜まるので、あえて攻撃せず身を固めるのも時には重要。
どの仲間もある程度Lvを上げるとSP100消費で☆つきの強力な必殺技を発動できるので、効率よく貯めていくことで難易度が大きく変わる。
本作のアイテムは「確定で逃走」「特定の状態異常を回復し、数ターンそれに完全耐性がつく」「HP0でも一定ターン行動可」
などかなり強力な反面、一度に所持できる最大量に制限がかけられている。
特に戦闘不能を回復する蘇生薬の上限が合計5個しかないことには留意。これに限らず、SPが0になるなど本作における戦闘不能のリスクは甚大この上ない。
なお探索中に手に入れて上限を超過した分は倉庫に送られるので安心。牢獄の間帰還時に自動で補充を行うようにするスキルも存在。
メニュー画面で全体回復する強力なアイテム。牢獄の間の「浄化の魔法陣」で全回復する際、最大量まで無償で補充される。
最大量は理知のジェム消費か魔石消費で最大3個まで拡充できる。
大変便利なのだが状態異常(戦闘不能含む)を回復できない穴があるので過信は禁物。
死亡した者の魂を使役し、牢獄の間で最大4人パーティまで自由に編成することができる。なお主人公は枠固定。
加入傾向としては序盤ほどわかりやすい性能が多く、中盤以降はクセのある仲間が多い。
仲間は全部で17人。全員揃うと並びに意味深な空きがあるが、ここに誰か追加される予定はない。なので残念ながらあの人は加入しません
ちなみに「仲間の数が多いせいでレベリングが大変じゃないか」と思うかもしれないが、
一つ目の記憶のオーブ設置で「魂宴の間」という、魂の塊消費でレベルアップを行う空間が追加される。
レベルが6以上離れていれば一律魂の塊5個で「主人公のレベル-1」まで強制レベルアップできるので、実質問題になるのは主人公のレベルだけとなる。
魂の塊の入手手段は拾うかレア敵などそこそこ限定されるが、記憶のオーブ二つ目でこれを定期的に得る方法も追加される。
作中で「理知のオーブ」を得ると解禁される。
簡単に言えばスキル習得空間。ボスが所持する「理知のジェム」を規定数消費することでスキルを習得できる。
「攻略上必須になるものはない」と公式で紹介されるように劇的な効果を得られるものはあまりないので、基本好みで取ってよい。
強いて言えば「自動補充」「戦略的撤退」「敗北者の血文字」「足元罠系」あたりは便利。あと言語系も中盤からそこそこ出番がある。
本編における大目標の一つで、オーブの形状をした記憶を回収し、これを牢獄の間に設置して主人公の記憶を取り戻していく。
取り戻していくにつれ主人公も強化されていき、主に魂の間や理知の間の機能が拡充されていく。
またスピリットも加入直後だと大部分の記憶を喪失しているが、縁深い場所へ訪れると「黄色い残留思念」という形で記憶を取り戻すことができる。
仲間が全ての記憶を取り戻すと★つきの最終奥義を思い出す。
さらにその状態でなら、因縁のあるボスの撃破痕で「追憶」という形でコメントを聞くことが可能。
☆作中用語の鍵
いわゆる魂。自我や意思の強大な者ほど強いスピリットを持つとされる。
生命力。スピリットを車の運転手、人体を車のボディとすれば、このソウルは差し詰めガソリンのようなものである。
ゲームシステム的には「
経験値」とほぼ同義に扱われる。戦闘以外では道端の死骸からもちょっぴり回収可能。
「魔素」と呼ばれる粒子が凝固・結晶化したもの。悪魔族はこれを「クリスタル」と呼称する。
ゲームシステム的には通貨と同義。きっちり探索していれば基本余るが、一方で大量に消費する場面がそこそこある。
その場所で死を迎えた者の遺した思い。白いモヤの形で視認できる。
内容は世界観を知るためのフレーバー的なものから、謎解きに直結するヒントまで内容は多種多様。
この残留思念情報を若干強化して得られるスキルも一応存在する。
一般的な
ファンタジーにおける「吸血鬼」に相当する種族。ただし噛んで増えるあっち程の爆発的な繁殖力はない。
生態的には生物が生きるために必要なソウルを血からしか摂取できない。
ある事情により後天的・人為的に異種化することもあるとされる。
あとなぜか丸太が良く効く
過去には人間を支配していたらしいが、現在では逆に弾圧されるまでに凋落した。
「魔素」と呼ばれる粒子で構成される生命体。理論上、魔石を取り込み続ける限りは不死身。
ヒトとは全く異なる価値観で動いており、その行動は一貫して「生存」及び「魔石を手に入れる」ことに集約されている。
人間側では原則的に悪魔と契約してはならないとされるが、ぶっちゃけそれを守っている奴は皆無。
同族からも蔑まれる下級悪魔。
上級悪魔は基本的に大切な取引相手である人間を使い捨てるようなことは無いのだが、
常に魔石がカツカツな卑魔は長い目であれば損だと分かっていても目先の魔石を優先しがちで、取引相手を使い潰す傾向にある。
スピリットではファウナとリーサの取引相手が卑魔だったよだ。
この世にごく少数が確認される超越した力の持ち主たち。悪魔と人間の間で契約を仲介する役割を持つ。
「聖女」として崇められることもあれば、「暴君」として恐れられた者もいたという。本格的に関わって来るのは追加シナリオから。
この世界に救いを齎すと言い伝えられている救世主。神の如き力で多くの奇跡を起こしたという。
主人公はその再来であると見られているが……?
本作の舞台となる国。本編開始段階で既に滅びかかっているが、調べれば調べるほど真っ黒でどうしようもない情報ばかり噴出してくる。
設定的にはわりと古い歴史があるのだが2度それが断絶しており、社会的評価は「辺境の小国」留りに落ち着く。
太古に人間を支配していた頃の古き異種、ないしその末裔となる現在の異種のコミュニティそのものを指す。
既に反抗や蜂起できるだけの余力がないため、王国とは協定を結んで庇護を受けている。
現実で言う日本のような文化を有する島国。カノン王国内に多数の
スパイを放って調査を進めていた。
地質的に作物が育ちにくく、社会的にも自由が少ないと共産主義じみた様相を呈しているらしい。
本編の少し前にカノン王国へと侵攻を行った異種の国家。つい最近興されたばかりの新興独立軍事国家らしい。
首都だったミルトンを襲撃に成功するが、カノン側のろくでもない秘策を受けて撤退を余儀なくされた。
★登場人物の記憶
主人公と仲間
+
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デフォルト名はアマタ。現在の状態になる前は「聖人」と呼ばれる存在だったらしい。
しかしその回復能力等を発揮するために悪魔と契約しているなど、本当に善なる者なのか開始時点でもう疑わしい点が見られる。
主人公だが習得技能は回復がメイン。全体回復魔法は本作における生命線だが、その分SP消費が激しいのが難点。
古代の禁術「聖人の儀式」によってアレフレッドが変じた半身こと「聖人」その人。
この禁術は行使した人間を「聖人にする」効果があり、魂に干渉し奇跡を起こす能力を与える。
問題は人格の方も奉仕的な「聖人」のものへ変容を来していくことで、主人公はこの作用によって発生した別人格である。
複雑怪奇な経緯があって最終的には本体のアレフレッドと異なるホムンクルスの肉体を獲得し分裂、対立の果てに致命傷を負わされて死亡した。
その後エメルダの命を対価に、蘇生の禁術が実行されたのが本編開始時の状況である。
「聖人」のベースとなっているスピリットは「異界の魂」らしい。メタ的にはプレイヤーのことを指していると思われる。
その関係からゲーム本編中の行動が必ずしも「聖人」本来の意志であるとは言い切れず、
「異界の魂」の人格が介在している可能性もありえるが、詳細は不明。
表面的には高潔な聖者に見えるが、アレフレッド曰く「偽善と自己欺瞞の塊」という何とも醜悪な性格の持ち主。
自分にとって不都合なことを次々に都合良く曲解し、行いの全てを正当化していく様は某カギ爪にも近い。
一方で割と豆腐メンタルな所があり、選択次第では自分の悪性を直視できずに自殺したり、世界を滅ぼしたり、自殺したり、自殺したり、自殺したりする。
しかし、己の真実に向き合ってからの彼が選んだ道は……
ちなみにアマタ(amata)というのはラテン語で「愛される者」を意味する。 どうしてもあっちの意味にしか聞こえないんですが
海賊船長。「沈没船」の岬で死亡している。船の荒くれ者たちを率いる立場に反して、言動は概ね慎重で理知的。
普通に進めていると一番最初に加入するキャラなだけはあり、幅広く色々こなせる万能アタッカー。
ボス攻略に困ったらとりあえず入れておけば解決する枠。弱点はそのまま運用するとMPが持たなくなること。
全体バフの「ユナイテッドウィースタンド」「海賊流の酒盛り」がストレートに強い。記憶回収の優先度が高め。
元々はミルトン自警団に所属していた。自警団への加入前は父への反発心から悪い連中と付き合いがあったらしい。
後に海岸ボスのメティスと結婚するが、王都で蔓延する幻覚剤の中毒症状に囚われた彼女との折りは悪かった。
娘をメティスに連れ去られたことで逃避するように自警団の職務に没頭していたが、娘の消息に関する情報を得たことで状況は一変。
唯一の手がかりである「海岸巫女」と接触するべく、旧来の悪い連中の伝手で海賊へと身を窶した。
しかし、海岸岬でクラーケンとエンカウントしてしまい、自身もろとも船を壊滅させる結果に終わった。
生真面目な性分故に、騎士団や海賊船の仲間からは好評価を得てはいたようだ。
死刑執行人の女。「異種族の洞窟」で死亡している。本作の世界では単純な刑罰以外にも「死体の魔物化」を防ぐ意味もある割と重要な役職。
高火力な炎の魔術を操る。瞬間火力は群を抜いており、適切にバフとデバフを盛れば10000オーバーという大ダメージを時に拝むことも。
全てが自己完結した性能故に他者を補助することができず、連携は取りにくい。また、能力と装備適性の関係から耐久も紙。
死刑執行人の村シレンス出身。前述の通りこの世界では死体がゾンビとして魔物化するので、そのゾンビを殺し直す「二度殺し」という制度が存在する。
しかしアイーシャは「最初から死体を火葬してしまえば二度殺す手間もなく、その分死者の尊厳も守られるのではないか」という疑問を抱いていた。
村内でも賛同者は少なくなかったが、そういうものだという伝統が根付いていたことと、何より「二度殺し」の真相が恣意的に死体を魔物化させて、殺した際の魔石を得るものだったために村の首脳陣から疎んじられる。
そして親友のレナが真実を知ったことによる口封じとして冤罪で死刑確定、なおかつその執行と「二度殺し」をアイーシャ自身の手で行わせるという仕打ちを受けたことで、
自ら火葬の業を得ることを決断。その後、接触を続けていた異種族の里へと火葬のアーティファクトを引き取りに向かうが、
運悪く黒騎士の異種狩りとバッティング。その巻き添えを食って死亡した。
尚、死亡前にレナの冤罪について調査はしていたものの真実には辿り着けていなかったので、もし異種狩りに巻き込まれずに火葬の技を持ち帰れた場合速攻で始末されていた可能性が高い。
その場合の罪状はやはりレナと同じく「放火」であろうか…
魔物狩りの女。「異端者の廃居住区」で死亡している。槍を振るう「理由」を喪失したことに戸惑いを感じているらしい。
槍で敵の種族弱点を突くアタッカー。槍の多くは両手が塞がるので脆そうに見えるが、アーティファクトの装備数+1の特性がそれをカバーする。
むしろ問題なのは攻撃スキルの倍率が高くないため、瞬間火力が伸び悩むこと。
幸い属性耐性を下げられるので「サブでアタッカーもこなせるサポーター」という運用が無難か。
漁村イシュトールの出身。特別不幸な身の上とかではなく、貧しく変わり映えのない生活につまらなさを感じている村人Aといった具合。漁や狩で生計を立てていた。
偶然手に入れた悪魔取引のオーブを村の祭壇で使用し、オーブと一緒に入手した魔石を支払い生活用品を購入。
この時今後も取引しやすくなるように魔物の弱点を見抜く能力をサービス(下級の悪魔が取引の加速のために用いる手法)してもらい、一気に悪魔取引に傾倒するようになる。
弱点を見抜く技でミルトン自警団の魔物討伐隊に入隊。魔物から得た魔石をくすねては悪魔契約に回す悪循環で急激に悪魔化が進行していった。
最期は悪魔化に伴う殺意の増大も相まって、魔石稼ぎの絶好の機会である異種狩りへの入隊を承諾。
衝動の限りに異種殺しの限りを尽くすが、ソウルを消費しつくした隙を異端技師ジェネに背後から突かれて死亡。
作中、水面下で当たり前のように行われている基本的な悪魔取引によって運命を狂わされ身を滅ぼす…という点はリーサと同じであるが、彼女はアマゾン感覚で気軽に手を出して死ぬまでのめり込むという点に特徴がある。
生活への不満という小さな理由から誰に強制されるでもなく自分から手を出し、無自覚に付け込まれて最後は死…というファウナのエピソードは健全な悪魔取引の暗部をシンプルに描いている。
こんなにやばい取引なのに皆ボコボコやっているのだから王国は闇が深い…
異種の異端剣士。「ダーカスの地下墓地」で死亡している。現在のダーカスの体制には些か思うところがあるようだ。
二刀流により高い攻撃力を誇り、さらに与えたダメージの一部を吸収するため「攻撃の手を停めて回復」というテンポロスがないのが特徴。
ただし攻撃極振りのため耐久面は紙。そして仲間のサポートを行う技がリスク付きなのでクセが強く、扱いにくい。
逆に装備などでHPを補強してやると吸収により攻撃力と継戦能力を両立できる。
古い風習に倣うが故に衰退を続けていく同胞を見ていられず、
秘密裏に人間とワインと血の交換取引で同族の不足しがちな血を補っていた。
始めは微々たるものだったが、処刑人の村出であり血の調達に困らないアイーシャが接触してきたことで状況は好転。
血の備蓄に余裕が出るまでになる。しかし村の保守派に嗅ぎつけられ、異端認定の上に備蓄した血の上納を要求される。
「結局人間に依存しなければ生きていけないのに、なぜ人と関わることを異端扱いするのか」とヴァンは一族の未来に絶望。
死に際に呪詛を吐いて「間引き」を静かに受け入れ、死亡する。
全身包帯の風来坊。「バルロックの罠工房」で死亡している。ミイラ男みたいな容姿は生前かららしい。
いわゆる「回避盾」型のキャラ。あまり本人の耐久が高くないので事故った時は悲惨だが、
うまく噛み合うと敵の完封も狙える実益を兼ね備えたロマン性を有している。固有技が敏捷依存で威力が変わるのも特徴的。
争いを好まない性分で、度々セスターから父の後を継いで騎士にならないかと勧誘されても「母の食堂を継ぐ」と返していたらしい。
当人もその生き方を変える気は無かったが、放魔の影響で凶暴化したゴブリンに妹を殺されたことで出奔、事態の究明を決断。
深い関与を確信したバルロックの工房に侵入するが、安全地帯で気が緩んだ隙に大火炎の罠にかかり焼死してしまった。
盗賊団長の少女。「下水道」から繋がる王都アルカムの民家で死亡している。言動は気分屋でフリーダム。
電撃魔法使いの快速型メイジ。多種多様な補助技を習得するが、
メインの電撃魔法が「現在SP依存ボーナス」判定のためにシステム上火力を出しにくい難がある。
元々は王国医療協会製のホムンクルス。それも狼のソウルと黒竜トールの血を混ぜて生み出されたとされる。
廃棄される予定だったが王都アルカムの孤児院に引き取られて命を繋ぐ。
当人も人ならざる生まれをしている可能性への恐れがあり思考停止を決め込んでいたが、薄々実態を悟りつつはあったらしい。
孤児から気が付けばアウトローとしての道を選び、盗賊団の下っ端として身を立てる。
ただし殺しには気が乗らず、最初に所属していた盗賊団からはその依頼が来た段階で実行をすっぽかして離脱。
フリーになった後は身よりのない孤児を集めて、殺し厳禁の義賊のようなそうでもないような盗賊団「黒狼団」を結成。
しかしある日、ルピを裏切り者として狙う前盗賊団の罠に嵌って殺害される。
騙されたことを嘆き、投身自殺した部下の残留思念と骸がアジト外で確認できるので、内部からの裏切りではなかったようだ。
薬師の少女。「メゼスタ湿地帯」の毒沼域で死亡している。「傍観」に強い後悔を持ち、自ら行動し現実を変える覚悟を固めている。
対状態異常のスペシャリストであり、異常撒きに特化した敵はだいたい彼女を入れるだけで完封される。ただし防御・回復しかできず攻撃面はほぼ絶望的。
島国オータス出身。父は普通の農民、母は織物職人の家に生まれる。生来の薬草の才を持ち合わせていたらしい。
インドア派だったがアウトドア派のロメリアとは何故か意気投合し、親友と呼べる仲になる。また、ロメリアの姉トレリアからは薬草の扱いや調合を学んでいた。
ロメリア共々村から出ることを考えていなかったが、トレリアのカノン王国留学が決まったことで状況は激変。
姉から離れたがらなかったロメリアがトレリアについていくことを決めたため、ナオミもそれへの同行を決断。調査部隊としてルクルーペの薬剤師となる。
ルクルーペでの生活は穏やかなものだったが、トレリアが共同実験所の事故に巻き込まれて発狂したことで全てが破綻。
ロメリアは姿を消したトレリアを身を顧みず捜索し始めたが、やがて湿地帯の魔素に侵され魔物化。
ナオミはロメリアを追ってルクルーペを単身降りたが、魔物化し正気を失ったロメリアという現実に全てを諦め、無抵抗のまま殺害される。
狙撃手の老女。「イシュトールの崖」で死亡している。魂だけの存在になったことで煙草の味が変わったらしい。
潜伏でタゲを逸らしてスナイプする、というFPSみたいなムーブをRPGでそのまま実行するかなり特徴的な戦闘スタイル。
攻撃面は文句なしだが防御面が非常に脆い。ヘイト低下能力があるので自衛は可能だが、無差別の全体攻撃持ちが天敵になる。
漁村イシュトール出身。王国の弓術大会で優勝を果たすほどの優れた弓の才能を持つ。
だが「出る杭」となったことで周囲からの嫉妬と敵意を一身に浴び続ける。
ある日王国弓兵への正規採用を賭けた大会で妨害を受け、王国の役人を事故死させるという致命的な失敗を犯す。
この一件を境に誰一人ロザリンドに関わろうとはしなくなり、弓も握らず無味乾燥な日々を過ごす羽目になった。
その後ある組織から弓の仕事として「王国の敵」を暗殺する狙撃手としての職を紹介され、二つ返事で受諾。
皮肉にも自身の失態を肯定する内容の依頼を成功させてしまったことで、暗殺行為へ依存を深めていく。
しかし「王国の敵」の正体とはスパイや罪人ではなく、王国にとって不都合な存在というだけの一般人であった。
それを知ってしまったロザリンドは極端に任務の成功率が下落。失敗を重ね続けていく。
ラストチャンスとして「聖人」の暗殺を任されるも、既に罪悪感で弓を引くことすらできない状態だった。
完全に組織にとって価値を喪失したことを見て取られ、用済みとしてロザリンドは即時粛清されてしまった。
ホムンクルスの少女。「共同研究所」の一室で死亡している。体があちこちツギハギだけどかわいい。でかいリボンがかわいい。
全仲間中最大量のHPを持つタンク型アタッカー。大剣や大盾を使いこなす重戦士タイプで、HP消費量依存の攻撃スキルを操る。
豊富なHPを生かしたヘイト盾は非常に安定感があり、スキル発動時に消費したHPがそのまま威力に上乗せされるという性質上、同じタンク系のバクホリとは違って一定の爆発力も備える。
また、ソウル由来の技を扱うということで聖人最大のアイデンティティである全体即時回復も可能。
反面、スキルにHPを消費するので敵の火力次第では何もできないこともある。また、終盤になる程装備1枠固定のリスクが響いてくる。
カノンの柩出身のホムンクルス。ベースとなった魂は処刑人の村シレンスの執行人、ルドベックの娘ローズ。
プロトタイプとして創造されるが、技術が不完全だったため失敗作として長きに渡り放置される。
しかし反乱発生時にアレフレッドにより、その状態からは解放された。さらに瀕死の「聖人」と遭遇、非常口から送り出す。
この際そのまま聖人についていこうとしたが同行を拒まれてしまう。この時の聖人の真意は作中でも不明。
その後は地底都市メルヴァの「蜘蛛の糸」から地上へと脱出に成功。
人目を避けて放浪を続ける内、自身のルーツとなる湿地帯、そして共同研究所へ辿りつく。
研究所の整備と管理を続ける内に、読み解いた資料から自身の正体とその寿命が5年と持たないことを悟る。
己の死に怯えた後、最期まで「故郷」を守る決断を下して3年後、機能停止した。
大柄な鉱山労働者の男。「王都アルカム」の下水道前で死亡している。バクホリというのは「爆速でトンネルを掘れる」からそう呼ばれたあだ名。
HPと物防が高い典型的な物理タンクアタッカー。ダリアとは役割がかなり被るが、こちらは挑発スキルに加えて狙われやすくなるパッシブを早期習得し、しかもレベルで強化もされるので攻撃の吸いっぷりは完全に勝っている。
防具の融通も利き、ガード強化パッシブ、戦闘不能を防止するスキルまで習得するので肉壁としてはずっと安定感があるが、攻撃面はレジストされにくい位しか特徴がない。
本名はジェイソン。王都アルカムで建築業を営む父の元に生まれ育った。
一般人なりに勘は鋭く、「王国の高官と繋がりなんて持たないほうがいい」とまで考えていた。ええ、ものすごくその通りです。
しかしイシュトールの崖でトンネル掘りをしている時に、マージ教会の機密である海底トンネルの存在を知ってしまう。
その場からはどうにか逃げおおせることに成功するも、アルカムまであと一歩の所で口封じに現れた処刑人シュミットに斬殺される。
魔術学院教授。「海底トンネル」の深部で死亡している。なろう系じみた頭脳チート系魔術師。
冷気魔法の使い手だが「睡眠付与」「全員を強制凍結」「単体を氷でガード」「全体強化解除」などできることが非常に多い。
弱点はSPの溜まりが悪いこと。また、メイン火力の技がフロスト状態の成否に依存するので耐性持ちだと分が悪くなる。
王国宰相アズランとその前妻である魔術学院教授の間に生まれる。
クレストが6歳の時にカーミラと契ったため、彼の主観ではほぼ捨てられたに近い境遇であった。
実際は離婚後も侵攻が迫ればわざわざ避難指示を出すなど、アズランに愛情がなかったわけではなく、
それゆえにクレストがアズランを悪しざまに言うと母親はそれを否定していた。
クレストの中では「そうまでしてかばわれる父とは一体何者なのか」という疑問が付いてまわり、
王国高官である父を知るべく、王国魔術師の座を得ることを選択する。
しかしラーガ帝国の襲撃により、母親は形見のリボンだけを遺して死亡。
人生の全てと言っても過言ではない母を失ったことで、クレストに残された選択肢はアズランの居場所を突き止めることだけだった。
唯一得た手がかりは母のリボンと同じものを持っていた義妹エメルダであり、彼女が所属するマージ教団の大聖堂へ向かうことを決断。
巡礼道を進むも、道を開くのに必要な「潮のオーブ」がなかったことで立ち往生。やむなく脇道の大穴から海底トンネルへとダイブを決行。
しかし運悪く沈黙持ちの巨人とエンカウント。魔法を封じられてどうしようもなく嬲り殺しに合ってしまった。
錬金術師。本作のストーリー上プレイヤーからの心象はおそらく最悪になるだろうが、記憶をたどると実情が大きく異なることがわかっていく。
デバフ特化型で様々な弱体付与を得意とする。本作だと状態異常はボスにも有効なので刺さる敵にはかなり優位に立ち回れる。
いくつものスリップダメージ技があり、毒などとは違った固有状態異常である都合上抵抗されることはほぼ皆無で、重ねがけも可能。
地味に優秀なのがパッシブで多くの状態異常に完全耐性を得ていくこと。ただしメイジっぽい外見の割に脳筋気味でMP・SP面が弱い。
ちなみにローブに仮面、大鎌(そして脳筋系のステータス)という怪しすぎるスタイルは錬金術会の基本スタイルであり、彼だけが特別なわけではない。
この風貌のおかげで記憶の中でアズランと会話をしている人物としばしば同一視されがちだが、あちらは別人でしかも女性。
顔グラが完全にマカブレにしか見えないが、目元が微妙に違う。ホントに微妙に異なる。間違い探しレベルだけど。
アルカムの貿易会社の子息に生まれる。若年時代から社交性のなさを自覚し、ひたすら知識を蓄えていく道を選択。
自分自身に毒を投与して免疫の研究を行っていった結果、その体質と知識を評価され錬金術師学会のスカウトを受ける。
錬金術師学会の目的は「不老不死」であり、金や名誉とは異なっていた。人類のための研究であると理解したマカブレは幹部にまで登りつめる。
しかし、王国との共同研究体制が成立した矢先に大規模な魔素流出事故が発生、研究所及び湿地帯は大量の魔物で溢れてしまう。
王国の関与段階でキナ臭さを嗅ぎ取っていたマカブレは異種族の洞窟へと即時逃亡。里の検問を強行突破してさらに深層へと身を隠していった。
そして「カノンの柩」に関する文書を入手したことで、王国の目的を理解する。
仲間の仇を取るべく柩への侵入を図るが、自身の免疫をも突破する悪性の「疫病」に侵され、真実まであと一歩のところで力尽きた。
グラディエーターの異種。「地底都市メルヴァ」で死亡している。性別は女性だが色気とかそういうのは一切なくさばさばしている。
自分のHP減少具合が大きい程火力が上がる、いわゆる背水型のリスクアタッカー。物理火力という観点では全キャラ最高。
瀕死時の暴力的なダメージに魅せられてついギリギリを狙いたくなるが、その分死にやすいのでピーキーさもまたトップクラス。
異種ということで吸血技も持っておりこれでHP管理が可能だが、後天的なものなのでヴァンのように魔法で無機物から強引に吸うといったことは不可能で、また再生能力もない。ダーカスじゃないからね。しょうがないね。
漁村イシュトール出身。娘に身を売らせるような父と、宗教狂いの母というマイナスのスペシャルサンドな家庭で育つ。
そんな経緯から故郷にも教会にもいい思いはなく、父から学んだ剣術だけを頼みに成人次第出奔。
職には就けず王都アルカムの路地裏でホームレス生活を続けていた所、違法闘技会のスカウトを受けこれを承諾。
闘技会専属の花形剣闘士にまでなるが、名が売れてきたことで正規兵や騎士とのマッチアップも増加。
そしてある日王国貴族の男と戦うことになるが、腕はあるのに実戦経験の希薄な不安定な相手を前に事故を起こす。
誤って急所を直撃した剣で貴族を殺害してしまい、カノンの柩へと連行。
拷問同然の刑務作業の中で異種化を果たし、地底都市メルヴァへと身柄を送られる。
やがてアレフレッドが反乱を起こすも、既に「強くなる」こと以外に何の興味も見出さなかった彼女は反乱には参加せず、メルヴァに残留。
ひたすらに死体の血を啜って剣の修練を続けていたが、死体と血が尽きたことで己の終焉を静かに受け入れて死亡。
影使いの女。「ダイダロスの魔工房」で死亡している。
「常時2回行動」というそれだけで評価に値する強力な特性を持つ。ただしリスクも相応にあり、能力が低かったりSPが上がりにくい。
そもそも本作のダメージ計算の基本がアルテリオス計算式なので、基礎攻撃力が低く攻撃倍率が低いリーザは敵が硬いとそれだけで極端に火力が落ちる。
自身も防御半減効果のある「腐敗」を付与できるのである程度の自己カバーは可能だが、極力戦う敵を選ぶか防御ダウンを扱える仲間と組みたい所。
アルカムの武器商人の父と、絵画モデルの母の間に生まれる。
両者の影響を受けた結果、武器の「美しさ」に魅せられる感性を有し、武器職人を志す道を選んだ。
その後はダイダロスの魔工房製の武器の妖しい美しさに魅せられ、ほとんど押し入りに近い形で門を叩き、雑用からという条件で念願の魔工房に就職。
しかし「武器職人を目指すのだから」と我流で身に着けていた武器術を見込まれ、また仕事振りも優れていたので、職人ではなく試し切り人としての仕事がメインになっていってしまう。
さらに魔工房は恒常的に悪魔取引を行っており、業務内容上魔物や死体を切り殺して魔石を入手できるリーサはそのまま悪魔取引を行う際の窓口としての仕事も主になっていく。
最終的には放魔が行われ、工房の職員全てへ避難勧告が出されるが、理想の乖離と悪魔取引で心身を蝕まれていたリーサは「稼ぎ時」と魔の囁きに乗せられて工房へ残留。
同じ残留組と魔物を殺しては悪魔取引を繰り返し続けていたが、完全に正気を失った同僚のドットに魔石目当てに斬り殺されて死亡する。
悪魔取引で運命が決まってしまった人物だが、こちらはファウナとは違い職場の命令で行っていたことに特徴がある。
魔工房は王国内でも最も頻繁に悪魔取引を行っているベテランであり、食堂に悪魔取引の売れ筋商品、「芋焼酎」を普通に用意してあるほど。バルロックがダイダロスの延命に動いた理由の1つも「取引のノウハウがあるから」である。
悪意や汚れ仕事としてリーサに取引を押し付けたのではなく、非常に健全(?)な悪魔取引であったはずなのだが、死に様はご覧のとおりである。
やっぱ悪魔取引ってクソやなって…
武器職人。「雷光峰」の洞窟内で死亡している。生来のお人よし。
ドロップ強化から補助まで広く浅く色々こなせる便利枠。一方で「戦闘中にターン消費なしに装備を変更する」「装備制限半無視」などトリッキーな性質もある。
加入時期の中途半端さが祟って影が薄くなりがちだが、SP100技の「フルメンテナンス」「ダーケストレゼン」などは習得の手間に見合うだけのぶっ壊れ性能。
島国オータスの鍛冶屋出身。自分の店を持つことが夢だったが、それはカノン王国への潜入という形で結果的に成立することになる。
潜入作戦は中途で打ち切りに終わるがオータスの実家へ帰ることなく逗留を続行。ミルトンへ向かい武器屋で働き始め店長にまで昇進を果たす。
しかしある日、得意先であるミルトンの貴族からの「ドラゴンの鱗を使った盾が欲しい」という無理難題を断り切れずに雷光峰へと出発。
適当に剥がれた鱗1枚を失敬する心算で向かうも、放魔の影響で凶暴化したゴブリンの群れに悪戦苦闘。
そこで出会ったゴブリン狩りのエドと出会い難を逃れるが、寝込みの隙を突かれて魔石目当てに殺害されてしまった。
ネズミ顔の大魔術師。本作で起こっていた様々な出来事に関わるキーパーソン。彼の名を冠るダンジョンやアイテムも数多い。
このゲームにおいて極めて貴重な「全体攻撃魔法」の使い手。加えて魔力も最高クラスのため魔法の威力も凄まじいことになっている。
ただしほとんどの魔法でSPを大量消耗するため、そのままでは運用に著しい難がある。耐久も全メンバー中ワースト1に輝く程の超紙装甲。
技能書か装備でいかにSP問題を解消してやれるかで、評価が天と地ほどに変動するピーキーな火力要員。
魔女リアードと英雄ジークフリートとの間に生まれる。寿命は1000年程はあったらしく、本編時点でも300年生きていたそうな。
作中で未曾有の惨劇を齎した「放魔」の立案・実行者。つまりアズラン程ではないがこいつも元凶の一人。
その実態は国中に魔物を溢れさせ、ラーガ帝国の侵攻を停止させることを目的とした苦肉の防衛策。
結果として帝国の侵攻を退ける事には成功したが、代償は王国全土への魔物氾濫というどうしようもないものだった。
さらに放魔の契約の代償は数百年あった彼の寿命をネズミ相当にまで縮める。
彼は幾ばくも無くなった寿命を人々を魔物から守るための研究だけに費やして、そのまま死を迎えた。
作中では引いてはいけない引き金を全力で引く羽目になってしまったが、長く生きているだけあってかなりの人格者であり、あの拗らせ皇帝のアレフレッドが一時は心のよりどころにするほど。
放魔契約の代償も志願者の意向はすべて跳ね除けて自分1人に集中させており、後700年はあるといわれていた寿命を丸ごと捧げている。
数奇な生まれを持つエンチャンターの女性。「旧首都ミルトン」の自宅で死亡している。
多彩な強化技を使う純バッファー。そのバフ性能はぶっ壊れに片足を突っ込んでいるものすら散見される。
そんな彼女がゲームバランスを破壊していない最大の特徴にして欠点が、自分自身を強化対象にできないこと。
全体魔法反射を張ったのにサーシャだけ素通しで死ぬというギャグみたいな状況は多々。さらに精神耐性の脆さも何かと目立つ。
バルロックの娘。その関係から竜の血が流れており、常に湧き上がる力と衝動に突き動かされる人生を送ってきた。
血のにじむ努力で魔術学院でも成績トップを誇っていたが、天才クレストが現れたことで首席から転落。これまでの努力を否定され、酒に溺れて自暴自棄に陥る。
当初の理想とはかけ離れた荒れ放題の日々だったが、異変を悟り訪れたバルロックの「世界の役に立つことを考えなさい」という言葉で自分を見つめ直す。
最終的には自身に適性がある支援魔術師へと転向。ミルトン自警団の支援魔術師内でリーダーを務めるにまで大成を果たす。
その後、ラーガ帝国の侵攻を受けて混乱する自警団を立て直しつつ、自身は全生命力を費やした街全体への支援魔術を発動。
最後まで命を燃やし尽くして死亡する。
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主要人物
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赤眼の女。主人公の精神世界であるはずの「牢獄の間」に平然と佇む様は只者ではないことをうかがわせる。
本作におけるナビゲーター。次どこに行って何をすればよいかをおおまかに指示してくれる。
王国宰相アズランと異種女王カーミラとの間に生まれた混血児。アズランの前妻との子であるクレストとは異母妹の関係にあたる。
両者からは半ば道具のように見られているが、エメルダ自身は親の愛を求めるがあまり自身を使い潰す境遇に抗えなかったようだ。
一応アズランもエメルダの寿命を著しく縮める「蘇生の儀式」の実行を命じつつも、カーミラに保護を願うなどそれなりの情は示している。
先代異種女王ウルダ暗殺の「実行犯」。つまりアレフレッドにとっては仇敵の一人ということになる。
しかしその実行には相当な躊躇いと葛藤、後悔があるようで日誌にはその胸の内が綴られている。
その後は自らのソウルを大量に費やし、マージベルクの魔法陣で蘇生の禁術を実行。
スピリットが精神世界内に入り込めているのは媒体のリボンを同調可能な座標に置いているため。
実際に現実世界の「牢獄の間にエメルダがいた場所」を調べるとこのリボンが手に入ったりする。
ゲームの進行の都合上、聖人エンド以外に進むには“必ず”彼女を殺害しなければならない。
この関係から仲間スピリットとしての加入を期待した声も少なくないが、現実は非情である。
作中の回想内で度々姿の映る人物。若年時の容姿は現在の主人公と酷似しているが……?
カノン王国に攻め込んだ新興独立国家、ラーガ帝国の皇帝。異種と人間のハーフである「混血」の出で立ち。
元々は純朴な少年だったが、家族に、クラスメイトに、国に、恩師に、次々と(主観認識で)裏切られたせいで性格が見るも無残にねじ曲がってしまう。
力を求めた果てに禁術「聖人の儀式」に手を出す。結果としてはこの儀式のせいで、最後に残った友人たち(の一人)からも裏切りに遭った。
『この世の全ては狂っている』という結論に達したアレフレッドは、それらへの復讐としてカノン王国に敵対する勢力を国としてまとめ上げ、反乱を決行。
しかし「聖人」の蘇生儀式に際し、魂の繋がりがあったことで偶発的に巻き込まれてしまい、本編へ至る。
選択次第で死んだり超融合したりするが、どの場合でも例外なく「聖人」契約の代償によって彼の魂は悪魔に接収される。
アレフレッド自身は「死後を譲り渡すだけなら何ら対価にもならない」とこのリスクを軽く見ているが、
クリア後のとあるマップを見る限り、その魂は永遠に死に続けるも同然の無間地獄が待っているのがほぼ確定している。
アレフレッドの友人。教会所属の寡黙な魔術師。
他人や友人や聖人はおろか、システムメッセージからも「愚鈍な男」とボロクソに罵倒されてる人。
儀式のアフターリスクに苦しむアレフレッドを見かねて、ある決断を下すが……。
よりにもよって相談相手は一連の事態の元凶となる摂政アズラン。
結果としてアレフレッドを奈落の底へ突き落す、決定的な最悪手を打ってしまったことになる。そりゃ「愚鈍」呼ばわりされるわ。
その後の正確な経緯は不明だが、イシュトール海岸に「ヒト特性を持つ」クラーケンがいることと、
ヘルベルト及び当人の手記を見る限りでは狂い、魔物化してなお、友の帰還に賭けて海岸を守り続けていたようだ。
そして、2度のED後に訪れる約束の場所では……
底無しの知識欲のあまり、人であることを捨て悪魔に転じた偏執狂。人間時代はアレフレッドと面識があったようだ。
「魂の間」で主人公に魂の塊関係の便宜を図ってくれる存在。さらに追加シナリオでは……
元はヒトと異種の混血だった半魔。「聖人」の蘇生禁術の契約を担当している。
当人が半魔街で口にしている「同時に一つだけ結べる、独自の契約」というのはこれを指す。
大淫婦みたいな名前をしているが性別は男。しかもアレフレッドとはあの老けた容姿で同年代だったらしい。
半魔化の前対価としてラズィアから「新たに聖人の禁術を行う者を作る」ことを求められ、条件を完全に満たしていたアレフレッドに禁術の存在をリーク。
そして半魔化の条件となる「精神の均衡」を満たすべくルクルーペを拠点として自己啓発を行いつつ、異種の悪魔文書を得るためミルトン自警団へも出向。
やがて帝国の襲撃と放魔の実行を見てヒトの生に見切りをつけ、半魔化を実行に移した。
その後はラズィアが放魔ゲートの契約で身動きが取れなかったことで、主人公蘇生の禁術契約を執り行う。
エウドキアの口ぶりを見る限りでは、契約の範疇内で積極的に主人公を守る動き(おそらく通常全滅時の蘇生)をしていたようだ。
魔工房を預かる男。工房の職人が全員パーペキに狂っている中、一人だけ無対策素通しで正気を保っている。ものすっげぇ怪しい。
盲目らしく「欲しいものがあれば自由に持っていけ」と抵抗もせず太っ腹な姿勢を見せてくれる。王国を襲った悪夢には深く関わっていないようだが……?
バルロックとアズランの協力者こと「魔物にならなかった男」であり、異種。魔素耐性があるのはそのためらしい。
「ダイダロス」というのは襲名制らしく、彼は7代目にあたる。魔武器作りに魅せられ、禁忌取引に手を出してはひたすら武器を作り続けていた。
アズランにこれを検挙され、バルロックに助けられたことで両名の協力者となる。
そして放魔のゲートが閉じた時、最後の非常手段として伏龍殿の魔女リアードとの交渉を行う約束をバルロックと交わしていた。
「ダイダロスの魔法鍵」「蒸発の結晶」はそのための手段として彼に託されていたものである。
しかし追加シナリオの都合上、ゲート契約を行っているラズィアを倒すためには、リアードをまず先に倒す必要がある。
そのためダイダロスがゲート閉鎖を見て伏龍殿へ足を運んだ時には、既にリアードは主人公に滅ぼされた後であった。
愕然とするダイダロスだったが一連の真実を主人公に聞かされたことで、
これまで逃げ続けてきた逃避の人生と決別し、初めて逃げずに現在の問題と向き合うことを決断する。
王都アルカムへ向かったことが当人の口から確認できるが、本作でそこに入ることはできないのでその後の彼の顛末は不明。
カノン王国摂政。国に全てを捧げた鉄の忠誠心を持ち、そのためであれば手段も択ばない外道。
国の各所では彼の指示で、不可解な研究や実験が横行しているようだが……?
本編のラスボスであり、だいたい全部こいつのせい。
1000年以上前のダーカス支配時代に「1000年後にレジテニーヌの血統が絶える対価に、異種と戦える武器を得る」
悪魔契約が交わされ、そして本編の直前に履行の時が訪れる。
先王の崩御と現王の異形化に伴い、アズランは国を救うべくあらゆる手段を模索していくことになった。
結果、魔物が大量発生したり、人が大勢死んだり、果ては王国中の人間が次々と魔物化したりと大惨事。
そして次期カノン国王にすべく目をつけたのが「聖人」であり、娘のエメルダを使って蘇生の禁術を実行することになる。
この手の立場の登場人物としては大変異質なことに、手段を選ばない冷酷さと強固な意志を持ちながら実の執行能力が伴っていないのが特徴。
具体的には作中でやったことの多くが失敗、ないし成功とはおよそ呼べないような暗澹たる結果ばかりを出力している。
最後に行った聖人の蘇生に関しても「真実を知った聖人が反逆してくる」初歩的な可能性を加味していなかったりと、全体的に詰めの甘さが目立つ。
本作では選べる範囲での最善を選び続けた結果破滅する者がほとんどだが、彼はその中の最たる存在と言えるのかもしれない。
現ダーカスの女王。旧来の因習を廃した合理的な新体制により支持を厚く固めているようだ。
通行を許可する交換条件として魔物の討伐を持ちかけるなど、主人公に対しては中立的。
アレフレッドの母親である先代ダーカス女王・ウルダ殺害の首謀者。つまりアレフレッドにとっては最大の仇の一人。
当人の弁によれば「正しい選択もできぬあれは王の血統ではない」というのが主たる理由で、彼女なりにダーカスの未来を案じての行いではあったらしい。
利害の一致したアズランと共謀し、娘のエメルダに命じてウルダを排除。そのまま女王の座に就いた。
夫のアズランとはお互いに「いけすかない」「気に食わない」と同族嫌悪しあう間柄で、
利害による繋がりも多分にはあったが、そこには奇妙な信頼のような関係性も構築されていたようだ。
その後本編ではアズランの連絡により主人公を通過させつつ、それに乗じてウルダ殺害の最後の手がかりであるウングエスを始末するように促す。
しかしカノンズクロン⇔異種族の洞窟間の抜け道に、アズランの書き残しがあったことで全ての真相が主人公/アレフレッドへと露見。
母の仇討ちとして倒されるも、これ以上異種と人間に火種を持ち込みたくない従者の手でその死は「悪魔契約に失敗した」ものと偽装される。
彼女の死によりダーカス内には混乱が広まる一方で、「女王」に拘泥せず新たな「王」を擁立すべきとの声も上がりつつあるようだ。
ダーカスの先代女王ウルダの夫。人間。本編ではウルダの訃報を聞き、異種族の洞窟深部に侵入したことが語られているが……?
アレフレッドの父親。ミルトンの貴族。先代のカノン国王ルドルフ時代には王国防衛協会で異種狩りの隊長を務めていた。ファウナはその頃の部下。
国への忠誠により異種狩りを行っていたが、湿地帯で死にかけた所を当時ダーカスの女王だったウルダに救われ、異種狩りの正当性に疑問を抱く。
直談判で異種狩りを停止させ、自分自身も防衛協会を離脱。以後は剣術指南役として一線を退いた指導を行う。
しかしアレフレッドの「教育」に心を砕くあまり、直接のコミュニケーションを怠ったことで関係性は冷え切っていく。
アレフレッドを案じて妻が異種であることも伏せていたが、結果的には出奔の最後のひと押しをする結果に終わった。
その後は暫く剣術指導を続けていたようだが、ウルダ死亡の報を聞き異種族の洞窟へと侵入。
暗殺を疑い調査を進めていたが、土葬場で死亡。最終的にその死体は魔物「マルカ・デス」へと変じたようだ。
ダーカスの先代女王。夫のマルカは彼女の死を訝しんでいたようだが……?
アレフレッドの母親。死にかけていたマルカを救ったことが縁となり異種狩りを停止させることに成功、後に結婚する。
ダーカスを存続される「女王」の役割が自分にしか行えないことを悟り、アレフレッドから共に来るように懇願を受けたが拒否。
別れ際にアレフレッドから「漆黒の魔法鍵」を託されたが、利害の一致からアズランと共謀したカーミラの手引きにより、エメルダに暗殺される。
鍵はエメルダ経由でアズランの手に渡り、そして墓所はアズランの魔法鍵で閉鎖される形で証拠隠滅された。
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追加シナリオ
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全ての魔女の頂点に立つ「魔女帝」の異名を取る女。彼女以外の魔女にとっては母であり、同時に絶対的な畏怖と崇拝の対象である。
「ゲート」の契約を行った張本人。この関係から、主人公には積極的に協力を申し出てくる。
追加シナリオ(後半)のラスボスであり、だいたい全部こいつのせいその2。
1000年前に「聖人」を生む契約を実行したが、放魔と同等の魔素流出が行われる「大崩壊」が生じて責任を問われ、聖人契約の権限を剥奪された。
「大崩壊」の発生原因は作中で詳しく説明されないが、バビロンの「異空間の欠片」に関する解説を見る限りでは
先代の「聖人」である古聖レジテニーヌが行使し続けた奇跡の反動で、大規模な空間の歪みが生じたようだ。
そもそも魔女というものの正体とは悪魔によって造り出された人間と悪魔のハーフ、半魔。
悪魔が自分たちの言語を理解できない人間と取引を行うべく、仲介役として生み出した生物である。
つまり悪魔にとっては道具も同然であり、そこに一切の自由を認められてはいない。
ラズィアはこの境遇に絶望し、全てを支配し脱却すべく悪魔へ反乱を企てる計画を立てていた。
作中で何人もの犠牲者が出ている「寿命を対価として要求する悪魔契約」の実態がこれである。
ラズィアが主人公の魂を奪うことに成功したEDでは、極限まで力の高まったラズィアによる反乱の成功が仄めかされる幕切れとなる。
結果的には自分以外の全てを道具としか見なかったことが、リアードの儀式を見逃す油断へ繋がり命取りとなった。
この点はアレフレッドとの融合という形で己の罪に向き合った主人公と対照的である。
魔女村では最高齢の容姿を持つ古参魔女。しかし権力や能力では長のラズィアに遠く及ばないようだ。
人間界に取り残された三人の魔女を憐れみ、主人公に討伐依頼をしてくる。
外見が老いて見えるだけで実の最高齢はラズィアの方であり、このカトリーヌは命を握られた傀儡同然の身である。
三魔女の討伐も油断しきっているラズィアが敗れる可能性を摘むのが目的の独断であり、地上へ取り残された三人への慈悲などではなかった。
一方でラズィアの敗北を知った際には死ねることを安堵と共に受け入れており、当人としてもこれまで生きた心地はどこにもなかったようだ。
魔女姉妹の長女。狂って人間を支配する暴君と化し、次女メドラの手で封印されたらしい。
数百年封じられてなおその心は折れることなく、伏龍殿の最下層で今も何ごとかを画策し続けているようだ。
真実はラズィアの叛意を悟ってしまったことで、それを止めざるを得なくなってしまった人物。
作中で行っていた住民の竜人化も、絶大な力を持つラズィアへ対抗するための戦力集めだったというのが実態。
魔界で契約を行う「悪魔」でも、現世で生を謳歌する「人間」でもない中途半端な「魔女」では両界の支配は成立しないと考えている。
つまり狂っているどころかむしろ一番真面目で責任感が強いまであった。アズランと大差ないだろって? あっち程無能じゃないし…
しかし抱え込みすぎる性根が祟り、行動の理由を誰にも説明しなかったことで理解の及ばなかったメドラと争い、封印される。
その後は主人公に討伐されるが、彼女が遺した蜘蛛糸の魔法陣こそがラズィア打倒の決定打となる。
魔女姉妹の次女。氷の魔法を操る。彼女こそがカノン王国に伝わる氷魔術の起源となっているらしい。
リアードを封印するが、彼女もまた狂いレド国を終わりなき猛吹雪で氷に閉ざしたという。
罪もない者を竜人に変成させていくリアードの真意を理解できなかったために対立し、封印する。
姉を封じた罪を贖うべく、自分自身とレド国全体に対しても封印措置を行うことを決断。
具体的には自分を封じるべくレド城を迷宮に変貌させ、そして国土全域に猛吹雪を降らせ続けるというもの。
民を吹雪で追い立てた理由としては「悲劇の歴史をここで完全に断絶させ、引き継がせない」意味合いがあったようだ。
魔女姉妹の三女。ミルトンの魔術学院で学長を務めている人物の正体。カノン王国の繁栄に尽力していたようだが……。
リアードとメドラが色々とアレな結果に終わったので、実質最後の魔女としてカノン王国の存続に心血を注ぐ。
当人なりにベストを尽くしてはいたが、その最終的な結果が「放魔」という形になったことには、やはりというべきか相当な後悔がある様子。
魔女姉妹の四女。誕生過程のやむを得ない理由で顔がやや崩れている。主人公の戦闘回数などを教えてくれる。
権限剥奪により、直接契約が行えないラズィアに代わり「聖人」契約を実行した魔女。
顔が半分崩れているのは彼女のベースとなる古聖の魂が限界に達して来ているため。
契約を破棄するためには契約書と彼女の協力が必須となる。
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その他
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異端認定を受けたダーカスの墓守。里からは距離を起き、地下深い土葬場の端でひっそりと日々を過ごしている。
火葬の業の開発者の一人であり、さらにアイーシャやヴァンとも交流があった。
地底都市メルヴァ付近の家で暮らしている異種。元カノンの柩の収監者らしいが詳しくは記憶がないらしい。
異種洞へ潜入したマカブレのことは気に入ったらしく、いなくなったことを大変惜しんでいた。
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愉快なボスキャラの皆さん
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たくさんいるので格納 |
海岸のボス。この段階だとほぼ対策不能な電撃魔法、そして多段ヒットする必殺技「ファンオブファングズ」を放つ。
超多段攻撃により、本作の防御力というパラメータの重要性を死ぬ程教えてくれる。
設定面だとかなーり強いはずなのだが、本編であそこまで弱体化していたのはろくに休みもとらず戦い続けていたためだろうか?
海岸のボスその2。薬をキメるために娘を売りに出して中毒を治そうとしたヤク中
序盤だと目を疑うHP5000、そしてありえんヒット数と威力の飛びかかりで多くのプレイヤーを牢獄の間へ直葬させるであろう初見殺し。
正直戦法がシンプル故に自力のいる難敵だが、ドロップする手袋がデメリットに釣り合わない優秀さなのでできるだけ早く倒したいところ。
沈没船のボスその1。上司が評するには「人一倍の臆病者」。出オチ要員
幽体の特性により物理が通らず、まともにやりあうと序盤ではどうしようもない感が漂うが……。
沈没船のボスその2。間違いなくイカ……のはずだが、設定上のとある理由で「ヒト」特性がある。
触手による拘束と大津波はシンプルに難敵。とはいえ頭数を揃えて挑めば危なげなく押し切れる程度の相手。
古書院のボス。悪魔取引が蔓延するカノン王国の潜在的な危険性を直感しており、その対策のために教会へ潜入を決断したらしい。
行動パターンが完全に決まっているが定期的に撒いてくる「忘却」が非常にうっとうしい。耐性で防ぐか先手を取って沈黙やスタンで潰してしまうかになる。
古代遺跡のボスその1。1000年前の軍人らしい。おともを沢山引き連れて襲ってくる。
HPが経る度に攻撃が苛烈になり、最終的には9回攻撃までぶっ放してくる。ただし攻撃が物理オンリーなので取れる対策の幅は広い。
古代遺跡のボスその2。1000年前に崇められていた先代の「聖人」。既に聖人側の人格が乗っ取る形で魂の分離が完了しており本来のレジテニーヌの意志は存在しない。
最初はおとなしいものだが3ターン目からは王にふさわしい敏捷増加・複数回行動の猛ラッシュを浴びせてくる。氷と吸収の魔法も脅威。
異種洞のボス。名前通り悪性ステータス「猛毒」をひたすら撒いてくる。色々拗らせたシスコン。
本作の状態異常回復アイテムは3ターン分の予防効果がつくので、ケチらずに戦うと正直大した相手にならない。
地下墓地のボス。先代女王のわんこだったらしいがもはやその面影はどこにもない。
高威力の出血攻撃でゴリ押してくるが防御面は劣悪。アイーシャですばやく焼却してさしあげよう。
異端者の廃居住区のボス。一族を救うべく色々がんばっていたが、最終的には発狂したらしい。「理知のオーブ」持ちなので半撃破必須。
ひたすらに雷魔法を連打してくる。一見この時点だと耐性がつけられそうにないが、実はレザー系の防具なら悪魔取引で購入可能。
土葬場のボスその1。MTGにそんな名前のデッキがあるが、こいつの設定的に名前の元ネタと言っていいのかやや微妙。
異種洞ルートで驀進を続けるプレイヤーを、全体吸収と無限復活ゾンビの初見殺しコンボで葬り去るのがお約束。
一気にHP6666を削り切るだけの火力がないと正直どうしようもないので後回しにされることが多い。
そして再戦する頃には育ち切ったアイーシャに秒で火葬されてしまう、哀れ
土葬場のボスその2。「処刑人」の一人で、追加シナリオを考えると半必須撃破ボスの1体。
高い攻防のバランスを持ち、生半可な備えでは簡単に壊滅させられてしまう。攻撃も出血やクリティカルと強烈。
一方で攻撃が物理オンリーなので幻視を通せれば旋風機に早変わりする。また鎧が通電するために雷耐性が低い。
地底都市メルヴァのボス。アレフレッドの反乱に希望を見ていたが、某グラディエーターさんの見立てでは「単に依存していただけ」だとか。
取り巻きを伴って現れ、なおかつ全体魔法や疫病攻撃を操るので攻め手は苛烈。さっさとお供を排除する他ない。
カノンの柩のボス。大抵のボスは回避できる本作だが、こいつは鍵持ちなので撃破必須。因縁的にも割と生かしておく理由ないし
HPが減るたびに行動パターンが変動、最終的には対策しにくい発狂攻撃まで使い始める。
一方防御面がガバいので炎弱点・種族特攻を初めとして付け入る穴は多い。睡眠耐性もあまり高くないので割と完封も狙える。
巡礼の森のボス。オークのリーダーであり次々に仲間を召喚してくる頭数特化型の敵。
先に本体を潰さないと増援が湧きまくるので速攻が肝心の相手。幸い耐性がガバいので弱点は突き放題。
ダイダロスの魔工房のボス。本来真面目な武器職人だったが、悪魔契約のしすぎで狂ってしまったらしい。
魔剣による連続攻撃と精神系の状態異常を操る。対処法を知っていればどうということはないがラッシュ力はすさまじい。
王都アルカムのボス。「処刑人」の一人で、半必須撃破ボスの1体。
クリティカル率強化バフと複数回行動化のクソ火力でゴリ押して来るスピード型脳筋。しかも即死攻撃まで使う。
こいつに限った話ではないが、強化状態中は無理に攻めずに防御を固めた方が結果的に無事に収まることが多い。
ゴブリンの洞窟のボス。オークの方とは違って元人間とかそういうでのはないらしく、とある人物の妹を殺した元凶。
そのままだと耐性ガバ感が否めないが、この手のボスとしては初見殺しなことに取り巻きを排除すると強化されてしまう。
雷光峰のボス。ゴブリンをスレイすることに快楽を覚えるようになってしまったザ・弱いものいじめマン。
快速でスタン攻撃を連打してくるので耐性をつけるか、先行でハメ返さないと完封されてしまう初見殺しの敵。
大聖堂のボスその1。この下級悪魔一体の前にマージ教団の総本山は壊滅してしまったらしい。
睡眠攻撃から睡眠状態だと確定即死する技のデスコンボを操る。それ抜きでもそこそこ攻撃は苛烈。
本作のアイテムの仕様上誰でも睡眠耐性を付けられるので、ネタが割れていれば正直大して強くはない。
大聖堂のボスその2。「罪の意識」を糧とする低級な悪魔らしい。発狂・疫病攻撃が得意。
場所とビジュアルから超やべー奴のように感じるが正直見かけ倒し感が否めない。疫病対策さえすれば後はナオミで完封可能。
死刑執行所のボス。敵としては珍しい槍技の使い手。どこかの魔物狩りから技を教わったらしい。
窒息ガスやカウンターの構えなど搦め手も扱う中々の曲者。
弱点が明確なのでバフを積んだアイーシャで火葬してやればあっさり落ちるが、因縁的にはファウナで相手をしたい所。
処刑人の村シレンスのボス。元は高潔な王国騎士で、あのアズランに一太刀入れるという快挙を成し遂げている。あと酒癖が悪い
二つ名の通り出血攻撃を使う他、普段軽視されがちな「クリティカル」による大ダメージ攻撃が意外に凶悪。
死体置き場のボス。元々虚無的だった性格に加え、延々と死体処理をし過ぎておかしくなってしまったそうな。
耐性なしだと確定即死の攻撃やオーバーキル級の全体攻撃など異常な火力技が並ぶ。作中指折りの壁ボスとして名高い。
即死は耐性でどうにかなるにしてもギロチンによる全体多段攻撃が危険。しかし、この技は「意外な耐性」で防げるのでそれを知っているかで難易度が一変する。
- 守護者ザリア / 大魔術師ガラクーア / 暗殺者ロウ
王国防衛協会のボス。1体1体でも強力なボスが、綿密に連携を取って襲い掛かって来るという難敵中の難敵。
しかも倒されると残りのメンバーが回復・強化されるおまけつき。その上最後まで残したいザリアは「挑発」「かばう」でターゲットを吸ってくるので放置しにくい。
以上の性質から長引けば長引くほどこちらがジリ貧になるので、アイテムでの強化も惜しまず短期決戦を挑むのが最も無難。開幕にSP100技を撃てれば理想的。
カノンズクロンのボスその1。強烈な意志により竜人化しても自我と剣の技術が残っているらしい。
攻撃性能は高く、増援も呼ぶので手数は多い。しかし装備している鎧のせいで雷耐性が低いという微妙に本末転倒な弱点がある。
カノンズクロンのボス……と言っていいのかわからないくらいにステータスが低い。某魔法陣の人が霞むレベル。
しかし設定面では大変重要人物であり、そして攻略上も鍵持ちなので正直放置して生かし続ける意味が薄い。一思いに引導を渡してあげよう。
カノンズクロンのボスその2。風と雷を操る漆黒のドラゴン。これでも全盛期よりはかなり弱体化しているが、半端な撃破必須ボスが霞むレベルの難敵。
まともにやり合うと飛行からのデスループコンボ連打で簡単に壊滅させられてしまう。しかし注意深く観察すると致命的な弱点があるのが見えてくる。
ゴリアス火口のボス。とっくに正気を失っているが妻への想いだけは残っているようだ。一方息子からはすごくドライな扱いをされた
火力はある方だが、多段斬撃ばかり使ってくるので耐性を付けて防御力を上げればだいたい問題なくなる。さらに装備の関係上冷属性魔法が刺さる。
伏龍殿のボス。あるきっかけで発狂して暴れ過ぎたせいでリアードさえ制御できなくなり封印されたらしい。
見かけどおりのパワー特化型だが、MPダメージ+状態異常の咆哮を開幕以後定期的にぶっ放すために搦め手も完備。
正直リアードよりも強いが、取るべき対策がはっきりしているのでそれなりに与しやすい相手。
本作における「ドラゴン」とは複数の次元に跨って存在する高次生命であり、
このトールはカノンズクロンのものとは「別次元」のもの。半熟英雄の四次元皇帝とかを思い浮かべればわかりやすいかもしれない。
設定的には「同一個体の別側面」とほぼ同義だが、城のトールが出産と献血で弱体化していた分、こちらはそれがなく相対的に強化されている。
事実上の本作最強の隠しボス。報酬はやたらしょっぱいが最後の力試しにはうってつけの相手。
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☆登場ダンジョンの理知
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本編 |
地名 |
解説 |
イシュトールの海岸 |
最初に挑むことになるダンジョン。この段階でそこそこ隠し階段や通路があるチュートリアル的な存在。 右下は「イシュトールの大聖堂」と接続しているが、向こう側から張られた結界に阻まれて暫くは通行できない。 ソロ攻略を目指してでもいない限りはここでまず「召喚のオーブ」の回収が最優先される。 |
カザッフの沈没船 |
海岸の岬で座礁している海賊船。牢獄の間の魔法陣を追加する「異種のオーブ」がある進行上重要な場所。 古書院へ繋がる海底トンネルへの道もあるが、戦力が整わない内はクラーケンが難敵。 |
海底トンネル |
古書院と海岸を繋ぐ氷の回廊。下級悪魔や巨人が群生している危険地帯。イシュトールの崖からダイブしてくることも可能。 途中停止できない氷床のギミックもあるが本作は斜め移動で簡単に攻略できてしまい、やや印象が薄い。 |
ブリューサの古書院 |
大量の書物に溢れた図書館。あまりに多すぎて整理が追い付いておらず通行の妨げにさえなっている。 大聖堂への転送魔法陣があり、マージベルクで「大聖堂のオーブ」を取れば起動可能になる。 さらにマージベルクとも接続しているが、最初は向こう側から封印されている。 |
古代の遺跡 |
いにしえの軍事施設。「聖人」の真実に関わる領域であり、最奥には1000年前の古聖が封印される。 自重しないギミックと大量の隠し階段・通路により完全踏破にはとても骨が折れる難関。 某所のダイヤルは追加シナリオ終了まで開かないので放置安定。古書院・マージベルクと接続している。 |
マージベルク |
地図に乗らない島。戦闘は皆無だが、エンディング分岐にも関わる重要スポット。ただし例の黒い鍵が必須になる。 具体的には某ボスを倒すか倒さないかで分岐。前後のセーブデータ隔離を強く推奨。 ちなみに「儀式」を完遂すると、牢獄の間との直通経路が開通する。 |
イシュトールの大聖堂 |
荘厳で清浄な雰囲気に包まれた聖堂。しかし相反する存在であるはずの大量の下級悪魔が蔓延っている。 隠し部屋に関する謎解きが多数ある。記憶のオーブのひとつと、攻略上最重要クラスの魔法鍵が隠されている。 鍵のための番号は厄介なことに旧王都まで足を運ぶ必要がある。そしてその鍵で開いた先にあるのは…… |
異種族の洞窟 |
ダーカスの異種が隠れ住む、やたらと底の深い洞窟。大量のダンジョンと繋がっている。 |
バルロックの研究室 |
大魔術師バルロックが研究に使っている工房。殺意の高い罠が多数設置されている。 侵入には「バルロックの魔法鍵」が必要だが、いろいろなところに散逸しているためその回収は難しくない。 |
地底都市メルヴァ |
1000年前に異種が利用していた都市。その後はカノンの柩から異種を送り込まれていたようだ。 街の体裁を辛うじて残してはいるが、そこらじゅうに大穴が開いており探索は単純には進まない。イシュトールの崖と繋がるロープが張られている。 |
カノンの柩 |
地下深くに設立されたエクストリーム収容所。プレイヤー達からは「テーマパーク」と呼ばれ親しまれる、本作きっての鬼畜アトラクション。 (物理的に)熱烈な歓迎、こちらを殺す気でじゃれてくるわんことゆっくり触れ合わせる(強制)アニマルゾーン。 そしてステキな笑い声でお出迎えしてくれる警備員のみなさん、と愉快な要素は類挙に暇がない。本作を象徴する印象的なダンジョンの一つ。 |
王国の洞窟 / アズランの研究施設 |
「巡礼者のオーブ」設置で開通する。自由に通行するには特定の鍵かゴブリンの洞窟側から橋をかける必要がある。 侵入にも難儀するなら探索の方も魔法鍵必須の扉ばかりで序盤は涙を呑むしかない。隠れ谷など様々な所へ通じる経路がある。 |
隠れ谷 |
研究施設から繋がる峡谷。マップはほぼ全域へサソリと巨人がうんざりする程配置されている。 酸や岩で敵シンボルを根絶しながら進んで行くことになるが、そのままだと酸が足りなくなるので先に湿地帯を攻略されることが多い。 |
メゼスタ湿地帯 |
錬金術師が実験に使っていた湿地。本作をプレイした者が口を揃えて「二度と攻略したくない」と述べる屈指の害悪ダンジョン。 ギミックとしては微妙に色の違う枯草を踏むと魚人が襲い掛かって来るというもの。これが本当に微妙なグラフィックの違いのため凝視しないと判別できない。 ハスを押したりして必ず枯草を踏まない迂回路は作れるのだが、本番はむしろ全ての迂回ルートを作り終えた後。 宝物庫の解放条件が「1度も枯草を踏まずに10のチェックポイントを起動させる」というものなので、否応なく神経をすり減らしながら作業することになる。 全てのギミックが無駄なく一つに収束していく様は非常に美しいのだが、プレイする側としては心臓に悪いことこの上ない。ある意味では本作におけるコンプ最大の障害。 |
共同実験所 |
王国と錬金術師学会の共同で設立された実験所。ここで何があったかは「王国」の二文字の段階で色々と察してください。 やたら暗いのとあまりに凄惨なダンジョン内容にホラー要素は大きいはずだが、悪夢の湿地帯を終えた後ならむしろ癒しに感じるかもしれない。 |
巡礼の森 |
巡礼者達が訪れることもなくなり、今やオークが支配する森。バルロックの邸宅がある。 |
ダイダロスの魔工房 |
魔武器職人ダイダロスの工房。狂って魔物化した職人が何名かいるぐらいで基本ダイダロス以外は誰もいない。 エメルダからは装備強化で訪れるよう指示されるが、後々何度も訪れる必要性がある重要施設。さらに、追加シナリオクリア後は… |
アルカム平原 |
王都アルカムと旧都ミルトンをつなぐ平原地帯。どこかに盗賊「黒狼団」のアジトが存在する。 視界に入ると一斉に襲ってくるウルフ系とのエンカウントが鬱陶しい。その上宝や隠しも少なくないので探索には根気を要する場所。 |
霞の谷間 / 放魔の塔 |
ミルトン関所を改造した施設。作中で起こった惨劇の基点となった場所であり、実質的な本編のラストダンジョン。 侵入・通過だけならアレを確保できる「カノンの魔法鍵」でよいが、高層へ踏み込むには「アズランの魔法鍵」が必要。つまりあの人を倒した後でないと無理 |
旧首都ミルトン |
カノン王国の首都だった場所。外国の侵略と放魔のダブルパンチで完全壊滅してしまった。結果、ゾンビと死霊と毒沼だらけという酷い有様。 首都だっただけはあり「自警団」「廃屋敷」「魔術学院」と重要スポットばかりが並ぶ。 |
魔界の大穴 |
本編ラスボスと対峙するための決戦のバトルフィールド。さらに、ラスボスを倒した後で訪れると……? それ以外では宝が一個あるのと、卑魔街からの魔法陣があるだけの単なる通過点。 |
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追加シナリオ |
地名 |
解説 |
魔界門 / ラスタウィヌの小庭園 |
俗に「異界」と呼ばれる悪魔たちの領域。追加シナリオにおける拠点となる。今まで若干存在意義の薄かった魔石がものすごい勢いで溶ける場所。クリア後はさらに行ける場所が増えるのだが、その先にあるものは……。 |
死刑執行所 |
魔界でアルバートから依頼を受けると攻略可能になる。処刑人三兄弟のコインはここで使う。 雑魚がバンバン即死攻撃をぶっぱしてくる危険地帯。しかしおそらく一番の難関はややこしい暗号の解読だろう。 |
死体置き場 |
名前の時点でもう嫌な予感しかしないダンジョン。しかし追加シナリオのラスボスと戦うにはここも攻略必須である。 土葬場なんか目じゃない量の異常な数のゾンビが生息している。そのままゴリ押すのはあまりに無理があるので排除手段が別に必要となる。 |
王国医療協会 |
カノン王国誕生に深く関わる施設。魔物の発生を防ぐために防疫が徹底されていたため、戦闘は一切ない。 隠しとアイテムも多いが、おそらく一番重要なのは「記念日」の確認と雪原へ繋がる魔法陣。 |
王国防衛協会 |
文字通り王国の防衛を担う中枢だった施設。そのため敵も精強揃いで力押しは難しい。 なんとスニーキングミッションを要求されるダンジョン。狭いマップだが敵の背後を取るための大量の隠し通路・階段が用意されており、一筋縄ではいかない。 |
カノンズクロン |
「Canon's Crown(カノンの王冠)」の異名を取る王城。現在は黒竜トールの生み出した竜人が氾濫している。 多彩なギミックがあり攻略していてとても楽しいダンジョン。追加シナリオラスボスと戦うためには最奥のトールを倒すことが必須事項となる。 |
魔女の大氷原 |
追加シナリオから攻略可能。元々は「大平原」と呼ばれていたが、終わりなき吹雪によって現在のように変貌した。 定期的に襲う猛吹雪で無策での探索は困難を極めるが、レド城を攻略すると吹雪が止まるのであまり拘泥しない方がよい。 |
凍りついたレド城 |
レドを氷で覆った元凶・魔女メドラの住処。中はマッピングを放棄したくなる位細かく入り組んでいる。 立ち止まらないと刺さるトゲ罠や、時間制限つきの仕掛け扉などギミックも厄介なものが並ぶ。どれだけ隠し通路を見つけられるかが勝負。 |
ゴリアスの火口 |
龍を祀る神殿へと通じる大穴。火山帯なので底は大ダメージの溶岩まみれ、降りる道も高速移動する魔物に崩れる床と殺意むき出しの構造。 さながら登山のようにちょっとずつ探索→帰還ポイント作成……を繰り返していく攻略を強いられる。底のボスを倒すかスルーするかはお好みで。 |
奉龍殿 / 伏龍殿 |
レド国における竜信仰の基点とされた大神殿。追加シナリオにおける事実上のラストダンジョン。 カノンの柩や古代遺跡がぬるく思えるような複雑さ、難解さ、広大さを誇る本作最難関。普通にやるなら罠軽減魔法は正直必須気味。 少なくともイストワールの「万魔殿」とタメを張れる難易度とボリュームがある。探索には覚悟を決めて頂きたい。 |
魔界塔 |
下級悪魔の巣窟。クリア後に開通。ダンジョンと言う程の長さはなく、実質最後の隠しボスと戦うためだけの場所。 実はクリア前でもルクルーペから行けるが、幾つか宝があるくらいで隠しボスとは戦えない。 |
イシュトールの村 |
クリア後にある条件を満たすと訪れることができる。古代の黄金時代には首都として栄えていたが、現在はただのさびれた田舎漁村。 敵もいないし、隠し通路もほぼないという本作としては異質極まりない場所。サウンドルームや牢獄の間への直通路がある。 一応こちら側からであればイシュトールの崖との接続を開通させることができるが、正直クリア後なので意味は希薄だろう。 |
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エメルダ:
「…これは『追記・修正のオーブ』です。
項目に捧げることで、編集の2カラムページが開き、
ゲストユーザーのまま、編集画面に行くことができます。
…まずは、追記・修正のオーブをヘッダーの『編集する』に
捧げてみてください。」
- おおこの作品のページができるとは -- 名無しさん (2021-03-21 01:57:49)
- 探索好きにはまごうことなき傑作。最後に辿り着いた場所は感動したなあ -- 名無しさん (2021-03-21 07:21:28)
- ゲームシステムの証のところのSPの解説でミンサガ~と作品名挙げて解説してありますが。MP(ゲーム用語)のTPの解説を読むとRPGツクールVXAce製ゲームのデフォルトでTPというシステムがありますし、そこはツクールのデフォルト仕様からどんな変更をしたかという点で解説した方が分かりやすいのでは -- 名無しさん (2021-03-21 21:06:32)
- アマタに対して結構ドライ、というか皮肉じみた態度のアイーシャちゃん好き(レドの亡霊戦後のコメントとか) -- 名無しさん (2021-03-23 22:52:11)
- タイトルには、anastasis:(キリストの)復活の意味もあるよね。というか聖人が死語復活する話なんだから、それが一番デカいはず -- 名無しさん (2021-04-10 16:19:04)
- 最後までやったけど、帝国の王様やってた方のアレフレッドはどうなったんだろう -- 名無しさん (2021-09-16 16:13:26)
- 精神の領域を共有してる聖人に殺されるor融合すると、現実世界のアレフレは死ぬ(というかアズランはそれが目的でこんな回りくどいことをやってる) -- 名無しさん (2021-12-11 11:58:11)
- 心の奥の黒いもやもや集めてるんだけど、無口な男(セドリック?)のやつだけ見つからない 攻略wikiには海岸洞窟の祠と書かれていたので行ってみたが反応なし 何か他にフラグ有ったりする? -- 名無しさん (2022-06-14 22:40:14)
- ↑解決した。セドリック良い奴や・・・ -- 名無しさん (2022-06-15 04:15:01)
- 顔グラが汎用グラという点で敬遠されそうだけど実際は世界観の構築や背景ストーリーなど何を取っても非常に深く作り込まれてる作品。仲間になるスピリット達にも各々に生前の人生があり、冒険の中で少しずつ解き明かされて行く様はとても味わい深い。細かい部分については語り尽くされない面はあるものの、凡その話は全て作品中で説明がされるので後はプレイヤーの想像に任せます…にならない点も良い。 -- 名無しさん (2022-12-01 07:21:38)
- 異常に作り込まれててそれに見合うだけの面白さはあるんだけど、アレやらコレやらをもう一度突破することを考えると2周目やることに尻込みしてしまう -- 名無しさん (2022-12-01 09:53:44)
- 今の今までクレストの母親がセナだと思ってたけど、ようやく勘違いに気づいた。魔術学園の関係者ではあるけど、学長様ではないのか。 -- 名無しさん (2022-12-13 22:36:26)
- ↑↑わかるわ。あとマップの作りこみは凄いんだけど話が多少前後するくらいでストーリーの抜け道がないから同じ話なぞるだけってのがどうしてもきつい -- 名無しさん (2023-04-13 16:17:32)
- クリアして暫く経つけどいまだに面白かったなとなるゲーム。色々どうしようも無い状況ながら首都の結界やイシュトールの村など決して絶望一辺倒ではない終わりなのも良い。 -- 名無しさん (2023-07-03 18:52:53)
- みんなが無念を残して死ぬ中で、いくつものEDがある末にED(という名の自死)に行かずにイシュトールで生きる(家をもらうだけでエピローグもスタッフロールも無い)事がこのゲームにおける一番のエンディングというオチが好き -- 名無しさん (2023-10-06 04:19:22)
- 有料のリマスター版が発売されたな。ストーリー自体に変化は無いけどアイテムとボスと新マップ追加と、既存マップ含めて見た目が変化したらしい -- 名無しさん (2023-10-16 02:05:30)
- フリー版無茶苦茶楽しめたんだけど謎解きとか地獄だったからリマスター版どうしようか迷ってる。海底トンネルが大変なことになったとは聞いてるけど。 -- 名無しさん (2024-08-09 18:46:17)
最終更新:2024年12月21日 16:52