オーバーウォッチ

登録日:2021/04/26 (月曜日) 19:13:54
更新日:2024/04/07 Sun 23:38:08
所要時間:約30分で読めます





世界はヒーローを求めている



オーバーウォッチ(Overwatch)とは、ディアブロIIやハースストーンなどを手掛けたゲームスタジオ「ブリザード・エンターテインメント」が販売・運営を行っているFPSゲームである。
日本での販売はスクウェア・エニックスが担当していたが、今現在はブリザード・エンターテインメントが直接販売している。


概要

2016年にPlayStation4とPCで販売されたチーム対戦型のFPSゲーム。2019年にはNintendo Switchでも販売された。

2022年10月4日にオーバーウォッチのサービスが終了し、10月5日に入れ替わるようにして続編となるオーバーウォッチ2のサービスが開始した。

販売から約5年が経っているにも関わらず、未だに多くの人口を獲得しており今現在も新しいイベントが行われたりと過疎る気配が感じられない人気ゲーム。
2020年秋にはスイッチでオンラインサービスに加入していれば1週間の間無料でプレイできるサービスも行われた。

キャラクターのバックストーリー等にスポットを当てたウェブコミックも公式サイトで公開している。日本語対応もされているので、気になる人はぜひ読んでみよう。

異なるプラットフォームでのクロスプレイには対応していなかったのだが、2021年6月に遂にクロスプレイが実装された。

上記のクロスプレイの関係か、プレイには今まで任意だったブリザードアカウントとの連携が必須となっている。これからプレイする人は注意されたし。


ストーリー

舞台は未来の地球。人類は高度な技術によって高性能人工知能ロボット「オムニック」の開発に成功した。オムニックによって文明は急発展し、人類に貢献していった。

しかし、オムニック達が突如団結し人類に反乱し、人類とオムニックによる戦争が勃発した。

この戦争は「第一次オムニック・クライシス」と呼ばれた。この戦争を終結させるため、各国の精鋭達が集まったチーム「オーバーウォッチ」が結成された。
オーバーウォッチの活躍により、戦争は25年という長い期間を経て終結した。


その後、オーバーウォッチは平和維持を目的とする国際機関に発展。人々は未だ残るオムニックの恐怖や、過激派武装組織「ヌルセクター」の反乱から護ってもらっていた。


しかし、第一次オムニック・クライシス終結後から各地で不可解な事件が連発していく。誰が言ったのか、この原因はオーバーウォッチにあると言い出し、人類のオーバーウォッチへの反発が強まっていく。
遂にはお偉いさんからオーバーウォッチを強制的に解体され、残ったメンバーを犯罪者として扱ってしまう。更にスイスにあったオーバーウォッチの本部が爆破テロを受け、この時リーダーだった「ジャック・モリソン」が死亡してしまう。


オーバーウォッチ解体後、凶悪なテロ組織「タロン」が突如力をつけ始め、世界の治安は悪化。これにより、人類が最も恐れていた「第二次オムニック・クライシス」が勃発してしまう。
人類は再びオーバーウォッチの結成を望んでいた。かつてオーバーウォッチのメンバーだったウィンストンはかつてのメンバーとコンタクトを取り、オーバーウォッチの再結成を試みていた。


世界はヒーローを求めている


ゲーム内容

様々なアビリティを持つヒーローを使い、5vs5のチームを作って決められた目標を達成する。
リアル志向のFPSと違って、変わった武器を使うキャラが多いため初見だと戸惑うかもしれない。

敵からの攻撃を受けてライフがゼロになるとデスとなり、リスポーン地点に戻されてしまう。

リスポーン地点に戻ればヒーローを変更できるが、変更するとアルティメットゲージ(後述)がリセットされてしまう。変更のタイミングはよく考えよう。


ゲームモードにはクイックプレイと呼ばれる通常のモード、ライバルプレイと呼ばれるいわゆるランクマッチに相当するモードがある。
他にも特殊ルールで競うアーケードや、運営の提案する強化や弱体化等のテストプレイができるエクスペリメンタルがある。


ゲームルール

アサルト
AとBの2つのエリアがあり、全エリアを奪取する攻撃チーム、時間までにエリアの奪取を防ぐ防衛チームに分かれて競う。
攻撃チームがエリアに入るとゲージが溜まっていき、完全に溜まると奪取成功。ただし、エリア内に防衛チームがいるとゲージがストップしてしまう。
全エリアを奪取すれば攻撃チームの勝利、時間までにエリアを守り切れば防衛チームの勝利。


エスコート
ペイロードと呼ばれる車を目的地まで運ぶ攻撃チーム、ペイロードの進行を阻止する防衛チームに別れて競う。
攻撃チームがペイロードにくっついていればペイロードは進むが、防衛チームが1人でもくっついているとペイロードが止まってしまう。
エリアにはチェックポイントがあり、ここを通過すれば制限時間が増加しリスポーン地点が新しくなる。
ペイロードを目的地まで運べば攻撃チームの勝利、時間までにペイロードを阻止すれば防衛チームの勝利。


コントロール
2つのチームに別れ、1つのエリアを奪い合う。エリアの取り方はアサルトと同じ。マップの中央にあるエリアのゲージを先に100%まで溜めれば1ポイント。先に2ポイント獲得したチームの勝利。


ヒーロー

各ヒーローには固有のパッシブアビリティとクールタイムの存在する戦術アビリティとアルティメットアビリティを持っている。
アルティメットは最初は0%で始まるが、敵を攻撃すると溜まっていき、100%になると使用できる。アルティメットはどれも戦況をひっくり返せるような強力なものが多く、ここぞという時に使ってやろう。

ヒーローにはロールと呼ばれる役割があり、ライフが高く仲間を守るタンク、攻撃に特化したダメージ、回復や補助が得意なサポートの3つがある。この3つのロールからそれぞれ2人のヒーローを選び、6人のチームを作るのが基本となる。








用語集

オンファイア

デスせず連続でキルしたりすると自分のアイコンが炎を纏う。この状態をオンファイアと呼ぶ。
この状態を維持すると報酬が少し増えたりする。

プレイオブザゲーム

その試合で一番活躍したプレイヤーのハイライトを試合終了後に再生される。
略称はPOTG*3

推薦レベル

直前の対戦の参加者に最大2人まで「いいね!」を送ることができる。
推薦を沢山もらうと推薦レベルが上がる。最大は5。被推薦が無い試合が続いたり、対戦を途中抜けしたりとすると推薦レベルが下がる。
推薦レベルが高い人は多くの人々に評価される活躍を継続的に行っていることになるためたいていは信頼できるということになる。
なお報酬として、シーズン毎に推薦レベルに応じてトレジャーボックスが配布される。大した報酬ではないので、対戦後に飛んでくる推薦通知が何よりの報酬という認証欲求を拗らせたプレイヤーも多い。

トレジャーボックス

いわゆるガチャ要素。スキンやエモートなどがランダムで解禁される。当然だがスキンを変えてもプレイに支障はないので完全な収集要素。
課金で購入できるほか、レベルが上がったりすると貰える。

金武器

ライバルプレイで勝利すると貰えるライバルダストというアイテムを3000個集めると好きなヒーローの金武器を一つ解禁できる。
ヒーローの持っている武器が金色に輝くようになる。カッコいい。
当然だが性能が変わったりはしない。
ちなみにライバルプレイ1勝で貰えるライバルダストは15。先は長い。



追記・修正はライバルダストを3000個集めてからお願いします。

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最終更新:2024年04月07日 23:38

*1 大川氏が病気療養時の代役。

*2 ビープ音のように加工されている。

*3 英語名のPlayOfTheGameを略したもの。