三沢広之

登録日:2021/09/01 Tue 22:00:30
更新日:2025/05/05 Mon 18:58:48
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三沢広之(みさわ ひろゆき)

演:竹内義人

ウルトラマンネクサス』の登場人物の一人。TLTの職員で、スペースビーストに遭遇した人の記憶消去を専門とした機関、MP(メモリーポリス)に所属している。29歳。

登場話数

11話:人形 -マリオネット-
13話:予知者 -イラストレーター-
14話:悪魔 -メフィスト-
16話:迷路 -ラビリンス-
21話:受難 -サクリファイス-
22話:安息 -キュア-
25話:予兆 -プロフェシー-
29話:幽声 -コーリング-(DC版のみ)
32話:影 -アンノウンハンド-

人物像

MPのチーフ、首藤沙耶の右腕的存在でサブチーフとも呼べる人物。常に彼女の側に控えているか、あまり活動的では無い彼女に代わって他のMP職員を率いて記憶消去の対象である人物の追跡を行っている描写が多く見られる。職務に忠実な人間で、度々思いやりのある行動を見せる首藤とは異なり冷徹な印象を受ける。台詞も少なく、ぶっちゃけ名前があるだけの部下A程度な影の薄い存在である。

活躍

11話

記念すべき初登場。首藤に保護された斎田リコの検査結果の数値に異常があることを報告した。その後、リコの異常を孤門一輝に伝え、真実を知るよう促した首藤に対し「首藤チーフ、よろしいのですか?」と彼女の行動に疑問を持つような言葉を投げかけた。

13話

リコの件で心に傷を負い、休暇を取った孤門を追跡。彼女の幻覚を見せられ、溝呂木眞也におびき寄せられる孤門を怪訝そうに見つめながら追いかけた。完全に溝呂木の罠に嵌まり、孤門が異空間に引きずり込まれるのを目撃した際は、かなり驚いた表情をしながら現場に残された彼の鞄を拾うというマメな一面を見せた。

14話

知らなかったとはいえ、ノスフェルに捕らえられてしまった少女:山邑理子をメガキャノンパニッシャーで撃ってしまった孤門を責める理子の兄:薫を孤門から引き剥がし、「落ち着きなさい!ほら、病院に行こう!」と諭した。

16話

リコの死、誤って少女を撃ってしまったこと、それが原因で石堀隊員に怪我をさせてしまったことなどの幾多の苦難が重なり、ナイトレイダーを飛び出した孤門の記憶を消去しようと追跡。彼を発見すると、仲間と共に取り囲み「おとなしく我々と戻りたまえ!」と言い放った。さらに、「記憶を消されるんですね?」と不安そうに返す孤門に対し、「その方が君にとっては楽かもしれないな。」と高圧的な態度を取った。しかし、通りかかった姫矢准の元仕事仲間であるジャーナリスト:根来甚蔵の手助けにより、逃げられてしまう。

21話

ゴルゴレムと戦うナイトレイダーの記事を書いた根来の記憶を消そうと首藤らと共に彼を追いつめるが、とっさに逃げられてしまい、数人がかりで追いかけるも捕まえることは出来なかった。根来さん速すぎだろ

22話、30話

ちょこっと映るだけでほとんど出番無し。

25話

首藤と共に根来を追いつめ、記憶の消去に成功する。また直接的な描写はないが、根来と同じく姫矢の元同僚である佐久田恵も記憶を失っていたことから、彼女の記憶も消去したと思われる。

29話(DC版)

首藤の指示で他の職員らと共に溝呂木の捜索を行う。

32話

瑞生を人質に取り脱走した溝呂木を機関室で発見。追跡を行おうとするが...

「三沢です。機関室にて、逃亡中のターゲットを確認。これより、追跡します。」

「お前は...」

うわあああああああああああっ!!!!!!!!!!

TLTの裏切り者こと「アンノウンハンド」に襲われた挙げ句、ダークメフィスト・ツヴァイにされ操られてしまう。

その後は溝呂木を始末しようと襲いかかり(このときかつての仲間であったはずの瑞生にも攻撃を仕掛けたことから、三沢個人の人格は完全に消滅したものと思われる)、孤門らNRや千樹憐と戦ったが、最期は溝呂木が光の力で変身したダークメフィストの決死の道連れで死亡してしまう。

モブキャラに近いポジションから悪トラマンへの変身という大出世を果たしたが、たった1話での退場になった上、同じ死亡したウルティノイドである斎田リコや溝呂木眞也とは異なり、人間に戻ることも誰からも悼まれることも無く死亡するという不遇っぷりだった。
真の黒幕の目的上「溝呂木の始末をしつつ戦力強化が行える」「(これはリコや溝呂木も同様だが)負けたとしても自分の復活の為のネクサスの光の力を強化できる経験値になる」という勝っても負けても都合の良い駒でしかない所もそれに拍車をかけている。

ダークメフィスト・ツヴァイ

三沢がアンノウンハンドによって操られ、変身させられた第2のダークメフィスト。
ダークエボルバーを使用して変身するが、溝呂木とは異なり変身バンク(顔にヒビが入ってメフィストが出てくるアレ)が存在しない。
溝呂木のメフィストとの見た目の違いは感情が高ぶると目が赤くなるという点だけ
設定上通常のメフィストが使用した技は基本的に使えるはずだが、基本的にメフィストクローに頼った戦法がメインだったため使用しなかった(劇中で使用したクローを使わない技と言えば、手から光弾を発射する「ダークフレイム」くらい)。必殺技はメフィストクローを駆使した連続突き技「ダークファラクンス」や、分裂する光弾を発射する「バーストクラスター」。PS2のゲームにも操作キャラクターとして参戦しており、これらの技も再現されている。


余談

  • 劇中で彼の名が呼ばれるのはたったの3回で、しかも全て32話でのこと。32話まで彼の名前を知らなかったという人も多いのではないだろうか。

  • 三沢を演じた竹内氏は、石堀光彦のオーディションも受けていた。

  • ツヴァイの登場は当初予定されていなかった。


  • Episode.32は「三沢が唐突にアンノウンハンドに洗脳され、ダークメフィスト・ツヴァイに変身するも、たった一話で敗北・退場する」という駆け足気味な展開になったが、溝呂木役の俊藤光利氏はインタビューで「(Episode.32は)絶対収まらないのを分かってバンバン撮っていた」、「是非ディレクターズカット版を出してほしい」と語っているので、本来は三沢の死に対する首藤や瑞生の反応も撮影されていたのかもしれない。

  • ゲストキャラも含めて名前ありのキャラを演じた人は、メイキングでのインタビューがあるのだが、竹内氏のインタビューはなかった。


三沢です。アニヲタwikiにて、誤りのある記事を発見。これより、追記・修正します。

おまえは...

うわあああああああああああっ!!!!!!!!!!

管理人...そいつの役目は終わった!これからは俺がヤツに代わって、このwikiを闇に塗り込める...


追記・修正はアンノウンハンドに操られる前にお願いします。

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最終更新:2025年05月05日 18:58