登録日:2023/11/06 Mon 09:41:58
更新日:2025/01/06 Mon 22:22:45
所要時間:約 10 分で読めます
溝呂木眞也とは、『
ウルトラマンネクサス』の登場人物。
この項目では彼が変身する闇の巨人・
ダークメフィストについても紹介する。
演:俊藤光利
概要
かつて
ナイトレイダーAユニット副隊長を務めていた男で、年齢は32歳。
西条凪を鍛え上げた経緯もあり、凪自身からも誰よりも強い人間と評され、和倉隊長からは凄腕のビーストハンターと評されていた。
しかしながら死への恐怖、力への渇望、
スペースビーストへの
恐怖心を抱いており、ビーストに対抗できる力を求めていた。
そして物語が始まる1年前、
ノスフェルの操り人形であるビーストヒューマンが大量に発生していた倉庫でダークメフィストと出会い一体化、ナイトレイダーの別ユニットを壊滅させて行方不明となっていたが、Episode11から本格的な暗躍を始める。
Episode18における
回想シーンではダークメフィストとの出会いが描かれた。
ビーストが人を襲うのも、人がビーストを倒すのも、全く同じだ。弱肉強食の世界では、正義の善悪もない。あるのは、強き者が生き残るという結果だけ。つまり、力こそ全てに優先される真実だ。戸惑うことはない。素直に自分の心を解放しろ。そしてもっと強くなるがいい。
私は、お前の影。溝呂木眞也。お前が望む、お前自身の姿だ。
力こそ真実……。確かにその通りかもしれねぇな。あばよ、人間ども。
ダークメフィスト
溝呂木がダークエボルバーで変身する、ダークファウストに続く第2の
ウルティノイド。
物語の開始以前に溝呂木と出会い、彼が抱いていた力への渇望に漬け込む形で溝呂木と適合、以降暗躍していた。
「黒い悪魔」とも呼ばれ、姫矢が変身したネクサスと度々対峙した。
右手に装着した
鉤爪・メフィストクローを武器に戦闘を繰り広げるほか、ダークシフトウェーブを放ってダークフィールドを発動させる。
モチーフは死神。
技・特殊能力
両腕を交差し、アームドメフィストをL字型に組みあわせて発射する破壊光線。
ネクサスのオーバーレイ・シュトロームと互角の威力を持ち、ぶつかり合ったが、決着は着かなかった。
メフィストクローから黄緑の光弾を放って対象を攻撃する。
より強力なハイパーメフィストショットも存在するが、こちらは復活したネクサスに防がれる。
三日月型の光線を腕から放つ技。ハイパーストライクチェスターにダメージを与えたほか、ウルティメットバニッシャーも相殺する威力を持つ。
空中で巨大な闇の球を生成し、分裂した闇の球が敵を目がけて一斉射撃される。
劇中では佐久田恵に向けて放たれたが、ネクサスに防がれた。
円形状の
バリアを作り出し、ディバイトランチャーを防いだほか、
ガルベロスの前方にもバリアを張ることでナイトレイダーの攻撃を防いだ。
山邑薫に対して使用し、ノスフェル諸共妹の理子を倒そうとする孤門の姿を見せることで、薫が孤門を憎むように仕向けた。
劇中での活躍
物語の開始以前、
孤門一輝がナイトレイダーに配属される半年前にノスフェルを使役して
斎田リコと家族を襲撃、彼女の両親と弟、そしてリコも殺害しており、その死体をダークファウストとして利用していた。
初登場はEpisode11「人形 -マリオネット-」のラストで、
姫矢准が
ネクサスに変身してダークファウストと対決し孤門がリコの
グロ絵画真実を知る裏で西条凪と対峙、彼女からディバイトシューターを向けられる形で初登場。
敵意を向けられても凪への挑発を繰り返すがこの時は姿を消す。
その後ダミー発信機を酔っ払いの男につけてナイトレイダーを惑わすなどして撹乱させ、ただでさえ不安定な精神状況にあった孤門を追い詰めていく。
姫矢が駆け付けてその場は収まったが、リコが現れダークファウストに変身。
ネクサスは再びファウストと対峙、激戦が繰り広げられる中で自身は傍観を続け、ウルトラマンの光を奪うよう指示。
ファウストが孤門を見て微かながらも記憶を取り戻したことにより失敗するが、新たにノスフェルを出現させる。
このノスフェル、かなりの曲者でここでの初登場から
6週間(回想シーン込みなら7週間)に渡って孤門・ネクサス・ナイトレイダー・民間人・視聴者
・年末年始の商戦に向けて玩具を作って売りたかった財団Bを苦しめる
鬱展開メーカーであり、ただでさえ暗かった
本作屈指のトラウマとして挙げる視聴者も多い。
ノスフェルに用済みとなった孤門を攻撃するよう指示するが人の心を取り戻したファウストがこれを庇い、この隙にネクサスがクロスレイシュトロームを放ち撤退する。
また、この戦いの影響でリコは死亡、光となり孤門の手の中で消滅したのだった……。
度重なる戦いで精神的に傷ついた孤門は休暇を与えられ、リコの通っていた動物園を訪れていたが懲りずに孤門を監視しており、ここで初めて対峙。
自身が仇であることとリコが操り人形だったことを明かして孤門を挑発、一方的に攻撃を加え拉致、リコが生きている幻覚・他のナイトレイダー隊員に
パワハラ襲われる幻覚を見せて苦しめる。
動物園に駆けつけた凪にはテレパシーで
人間が壊れていく様を見るのは楽しい、全てはお前のためだとも語る。
依然幻覚に苦しめられる孤門だが姫矢の干渉でなんとか切り抜け、途中自身も干渉して妨害を試みるが孤門は元の世界への帰還に成功した。
その後ノスフェルに孤門が動物園で出会った山邑一家を襲撃させる。
この山邑一家だが、娘の名前が「理子」であり、これが溝呂木に狙われた理由だった。
山邑家の両親はノスフェルに殺害された影響でビーストヒューマンと化し、息子の薫に止められながらもナイトレイダーは倒そうとする。
ここで駆けつけた姫矢と初めて対峙、凪にも見せるようにして初めてダークメフィストに変身。
姫矢もネクサスに変身、こちらが優勢に戦いを進める中でノスフェルを呼び出し理子を取り込むことで事実上人質に取り、これのせいでネクサスは迂闊に戦えないが、吉良沢の指示でノスフェル殲滅を優先することになる。
だが薫にテレパシーで先ほど両親を殺害しようとしていた孤門が今度はノスフェル諸共理子を倒そうとしている様子を見せ、憎しみを増幅させていた。
一応理子が救われてノスフェルを失ったためここでは撤退するが、理子は一命を取り留めたものの、
孤門は薫に感謝されるどころか理子を危険な目に遭わせたことで敵意を向けられてしまう。
この薫の態度は
2年後の
石堀隊員そっくりのゴシップ記者並みに酷いものと感じる視聴者も少なくはないが、あちらと違って悪意はなく、薫自身も被害者な上に精神的に未熟な子供である。
薫も病院に行くという建前でMPに連行されて記憶を消されるが、またもや孤門にとっては苦い結末となり、姫矢に
自分と関わった人は皆犠牲になる、と打ち明ける精神状態にまで陥っていた。
再びノスフェルが復活した中、自身は姫矢と再び対峙し敵意を向けられ、それぞれネクサスとメフィストに変身、激戦の中で互いに疲弊するも、コアインパルスを喰らい撤退。
また、この時現れたノスフェルを前述の山邑兄妹との一件でのトラウマがフラッシュバックしたことで撃てず現場から逃走したことから孤門はMPに記憶を消されそうになったが、姫矢と交流のあったジャーナリスト・根来甚蔵の隠れ家に匿われている。
その後根来の隠れ家に自ら現れて根来を気絶させた上で孤門と共に森林地帯へ向かい「可哀想に。よほど酷い目に遭ったんだな。」貴方のせいですと挑発するが、死んだはずのリコと再会させる。
姫矢が孤門を救おうとする中で自らも妨害しようとしたが孤門はリコが既に死んでいることを理解し、まやかしを打ち破る。
三度現れたノスフェルに対して孤門は戦線復帰、更に姫矢がネクサスに変身して戦闘を繰り広げる。
和倉から弱点が口であることを知らされ、ディバイトランチャーで弱点の口を狙い再生システムを破壊、更にネクサスのオーバーレイシュトロームで撃破に成功して遂にノスフェルの脅威は去り、皮肉にも苦しい戦いが続いた孤門をこの一件で大きく成長させることになったのだった。
今度は以前姫矢が倒したガルベロスの別個体を使役、ネクサスがこれを迎え撃ち、メタフィールドでの激戦に発展。
幻覚により孤門がネクサスを誤射するアクシデントもあり苦戦を強いらせてネクサスの右腕を負傷させ、なんとか窮地を切り抜けクロスレイシュトロームを放ったネクサスの前に自ら立ちはだかるも、ここでは姿を消す。
その後、凪の前に姿を現し、メフィストに取り込まれるまでの過去を語り凪を味方につけようと画策。
しかし和倉と孤門が駆けつけ、遅れて姫矢も合流したことによりダークフィールドを展開、ガルベロスも呼び出し姫矢はネクサスに変身して応戦。
ネクサスは前回の戦いで負傷した箇所が傷んでしまい、勝ち誇るも味方に引き込もうとした凪はビーストは全て自分の敵と宣言し自身を銃撃、ガルベロスはネクサスに撃破される。
以降は暫く姿を現さなかったが、クトゥーラを使役して作業員を襲わせ、クトゥーラ迎撃に向かった凪のパルスブレイガーに「黙示録の始まりだ、凪」というメッセージを転送、不適に笑っていた。
決戦
姫矢を心配していたかつての同僚・佐久田恵の前に現れて拉致、彼女を人質に取る。
一方姫矢はクトゥーラに襲われていた根来を救い根来の眼前でネクサスに変身、クトゥーラを追跡し異形の海へ到着。
だがこれまでの疲労の影響で劣勢となり、ナイトレイダーが到着した頃にはネクサスは光を失い磔にされていた。
ネクサスを救おうと躍起する孤門を挑発、孤門は攻撃しようとするが人質に取っていた恵を見せて動揺させた上にクトゥーラの触手でクロムチェスターを捕える。
また、磔のネクサスが蔦で全身を覆い尽くされると姫矢の命が完全に消えると言い、巨人の光を奪い無敵となり世界を思うままに動かすのが自身の目的だった。
勝ち誇ったかのように笑い、勝利を確信するがナイトレイダーは和倉の指示で持てる武器全てを使い触手を切断しようと試み、捕えられていた2機は脱出に成功。
クトゥーラには凪を殺さないよう指示するも、この甘さが裏目に出てウルティメイトパニッシャーでクトゥーラを撃破される。
ナイトレイダーは地上戦に切り替えて溝呂木を攻撃するも反撃を喰らい次々にやられる。
残った凪を仲間へ引き込もうとするが孤門の妨害で失敗したことによりダークメフィストに変身。
一方、光を失っていたネクサスも姫矢が精神世界のセラから励まされたことで光を取り戻して復活。
復活したネクサスに対しても動揺することなく
「力とは、他者を支配し圧するためにある。それに気づけぬ貴様が、俺に勝てるはずがない!」と言い一方的に攻め立てる。
最後の一発となったウルティメイトパニッシャーは吉良沢の指示でネクサスの
エナジーコアに照射することになり、照射を担当するのは孤門となった。
ウルティメイトパニッシャーを照射されて倒れてしまい裏目に出た……と思いきや、ネクサスは力を取り戻し立ち上がり
ジュネッスに変身。
この力は、決して希望を捨てない人々のためにある。それに気づけぬお前が、勝てるはずがない!
今度は空中戦に移行し、一進一退の攻防を繰り広げる中、ネクサスは恵に向けて放たれたダークレイクラスターを守り抜き、ナイトレイダーもネクサスを援護する大激戦に。
この決戦は板野サーカスによる演出やスピード感が凄まじく姫矢編のトリを飾る死闘に相応しいと評価が高い。
オーバーレイシュトロームとダークレイシュトロームが激突しても決着は着かず、ネクサスは炎の中に飛び込み、互いに消滅。
誰もが決着の結末に驚く中、孤門は姫矢から「光は絆だ。 誰かに受け継がれ、再び輝く。」というメッセージを託されたのであった……。
再登場
Episode29「幽声 -コーリング-」で再登場を果たす。
姫矢との決戦以降、記憶を失い、ボロボロの状態で彷徨っていた。
地元警察の
職務質問を振り切り、身を隠していたところをかつてノスフェルの一件で利用した山邑理子に発見され、記憶がない者同士で行動を共にすることになる。
理子はノスフェルの一件でMPに記憶を消されて以降、自分の名前も忘れており、残っていたのはノスフェルに捕らえられていた記憶だけであった。
バンピーラが出現した中で捜索を続けていた和倉・孤門と出会うも、記憶を失っていたため自身の名前や姫矢という名前を言われても何も言うことが出来なかった。
一方で何かを思い出した理子はどこかへ去っていったため自身もついていく。
身を隠していた中で理子の唯一残っていた記憶が「両親が化け物になった記憶」と聞かされた際には
「多分、お父さんとお母さんは化け物になる前に殺されたんだ……。酷いことをするやつがいるもんだ……」貴方のせいですと言っている。
その後、溝呂木の捕獲部隊が山中に駆けつけて捕らえた一方、孤門の活躍により理子をMPの野々宮瑞生の元に引き渡すことに成功する。
理子はメタフィールド内の戦いも見えるようになっていたものの、バンピーラは光を受け継いだ
千樹憐が変身したネクサス(
ジュネッスブルー)に倒され、理子の記憶は戻り、再び薫及び親戚の理美と共に平和な日々を過ごすことになった。
一方で捕えられた自身は未だ記憶を取り戻せず、TLTから拷問に近い仕打ちを受けていた。
松永管理官から過去のことを聞かされても記憶が戻ることはなく苦しんでいた中、何者かからの
「お前は人形……ただの…道具だ……!」というテレパシーで遂に記憶を取り戻した。
牢屋から抜け出し、その場にいた瑞生を人質に取り逃亡を開始するが、出血するほどの傷を負っていたためやむを得ず休むことに。
休んでいた廃屋で瑞生から逃げ延びる理由について聞かれると許されるとは思わないが
理子にもう一度会って謝りたい、と語った。
瑞生は理子に会わせると約束、溝呂木の考えとは逆に瑞生が自身を恐れないことに違和感を覚えつつも逃亡を続ける最中に凪と再会、更に孤門とも出会い敵意を向けられるが瑞生を凪に引き渡すと孤門から
「僕はお前が憎い……でも、お前の命を奪っても、リコはもう……帰ってこない……!」と言われる。
凪から投降を勧められ、潔く投降しようとしたその時、
三沢広之が現れ溝呂木を銃撃、役目は終わったと言うとダークメフィストツヴァイに変身し襲いかかってきた。
憐がネクサスに変身して迎え撃つも、ツヴァイの戦闘力は高く、光を奪われ苦戦を強いられる。
その時、残された光の力で溝呂木は再びダークメフィストへと変身した。
ネクサスに代わりツヴァイと戦闘、互角以上の戦いを繰り広げるも、戦闘前に負っていた腹部を狙われてしまい劣勢に陥る。
ツヴァイの執拗な攻撃は続き、遂にメフィストクローで腹部を貫かれてしまう。
だがこの隙にネクサスは体勢を立て直しており、これを好機と見たメフィストはツヴァイを押さえつけ、
自身諸共ツヴァイを道連れにネクサスに倒させようとする。
何をしている……それが光を得た、お前の……お前の役目だ!
ネクサスはアローレイシュトロームを放ち、メフィストの
自己犠牲によりダークメフィストツヴァイに勝利した。
戦いの後。
満身創痍の溝呂木は凪に自身も三沢も心の闇を利用された操り人形だったことと
闇の力・アンノウンハンドがすぐ近くにいることを語る。
一方の凪からはわざと撃たれたこととこれまでのことを語られ、死んで罪を償うなんて、最後だけ人間らしい顔をするなんて卑怯、罪を償うなら生きて、もう一度人間として、と言われる。
そう言うと雪が降る中、かつての部下にして悪魔と一体化してからも味方に引き込もうとした凪の手元で永遠の眠りについたのだった……。
一方で誰にも看取られなかった三沢の不遇っぷりが際立つことになった。
目的のためには手段を選ばない非道な男ではあったがその実態は黒幕の操り人形であり、記憶を取り戻して改心した後は強敵を倒すため自身を犠牲にし、命を落とす…。
罪の無い様々な人間を巻き込んだ数々の悪行が許されない中、巻き込んだ1人の少女に謝罪しようと試み、その望みは叶わなかったものの、贖罪の末に死を悲しまれ、人間として永遠の眠りについたのは虫が良く
賛否両論かも知れないが、己の心ときちんと向き合えていれば、誘惑を跳ね除けてナイトレイダー副隊長として戦う世界線が存在していたのかもしれない。
その後の作品
時空城・第一階層で
エタルガーがネクサスのエタルダミーとしてダークメフィストを実体化させた。
他の戦士を次の階へ向かわせたネクサスと一騎討ちを繰り広げ、オリジナル同様、メフィストクローでネクサスを攻め立てる。
だがジュネッスへ変身したネクサスの前には劣勢となり、キックを喰らった後に放たれたオーバーレイ・シュトロームで分子レベルに分解された。
余談
- 俊藤氏はネクサスへの出演以降、『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』のZAP SPACYの隊員・クマノとして出演。
2期にあたる『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』でのおまけコーナー・大怪獣バトルファイルではガルベロスに詳しいという中の人ネタ繋がりの設定が設けられていた。
また、『NEO』ではリコ役の中丸シオン氏がハーラン司令官、石堀役の加藤厚成氏がペダン星人ダイルとして出演されており、役こそ違えど三沢を除いたウルティノイドが集結することになった。
- 退場回であるEpisode32における最期では雪が降り出しているが、これは演出ではなく偶然降り出したもの。
同様のケースは『ウルトラマンガイア』33話「伝説との戦い」が挙げられる。
- 悪の戦士としては初めて変身アイテム及び武器が発売された存在である。
- 実はネクサスの変身者が見る遺跡の夢を溝呂木も見ており、デュナミストの候補者だった可能性が示唆されている。
しかし劇中では報われることなく心の弱みに付け込まれて、黒幕に洗脳されることとなってしまった。- 黒幕にとってはデュナミスト候補を間引きしておけばより早く本命である凪に光が継承される可能性が見込まれ、
おまけにネクサスの力を強化(厳密には元々の力を回帰)する当て馬として有用、さらに闇堕ち前の溝呂木と親しかった凪の負の感情を肥大化させられるという一石三鳥な謀略であった。
- ゲーム作品では放送当時に発売されていたPS2の格ゲーを除けばプレイアブルキャラ化を果たせておらず、不遇気味。
『大怪獣バトル ウルトラモンスターズ』では技カードが存在しているが、プレイアブルキャラではなかった。- ちなみにダークファウストは『ウルトラ怪獣バトルブリーダーズ』で、ダークザギは『大怪獣バトル』『ウルトラマン フュージョンファイト!』などでプレイアブルキャラとなっている。
ツ何とかさんもPS2の格ゲー以外の出演がなく不遇
- 非道な悪役として視聴者に強烈な印象を残した溝呂木だが、演じる俊藤氏はシャイな一面も見える至って普通の人である。
…のだが、ネクサスの番組初取材時には「あの人喋るんですか!?」「ちゃんと取材受けてくれるんですか!?」と取材陣に怖がれたという。
俊藤氏「俺あの(溝呂木の様子の)まま生きてたら頭おかしいよねえ」(第23回『尊哉の部屋』出演時のトークより)- 悪役故かイベントに呼ばれることはなかったが、劇中で対立し苦しめる孤門一輝役の川久保拓司氏や斎田リコ役の中丸シオン氏とも舞台裏では仲良くしている(た)様子がうかがえる。
ネクサス15周年としてナイトレイダー集合イベントをやっていたことはSNSを通して後から知ることとなり「一応副隊長だったんだけどなあ」「でも悪役だったしなあ」と事情を察しつつも寂しい思いしたことを川久保氏にこぼし、中丸氏が逝去された後には当時のキャストで集まって墓参りに訪れたことが上述の第23回『尊哉の部屋』で語られている。
- 俊藤さんは溝呂木の印象が強くてクマさんみたいな爽やかな笑顔を見せたり、ケケラみたいにウキウキしてる姿を見せるとギョッとするな -- 名無しさん (2023-11-06 10:24:38)
- 孤門にとっては宿敵だけど、演者の方は2人でクリスマス会やるくらい大の仲良しなのよね確か -- 名無しさん (2023-11-06 10:25:38)
- ツヴァイ戦での変身のかっこよさは異常 -- 名無しさん (2023-11-06 12:46:25)
- 個人的に溝呂木の評価って凄く難しい。やったことは嫌いだけど最終的にはキャラクターとしては好きかもっていう。ダークメフィストもデザインかっこよかったし -- 名無しさん (2023-11-06 16:14:06)
- やったことは許されないが最後は間違いなくウルトラマンメフィスト(悪魔の仮面を被った英雄)として散ったよな。 -- 名無しさん (2023-11-06 16:35:23)
- 立てる作戦が軒並み陰湿、精神攻撃も得意。ビーストに戦わせるだけじゃなくて自分も戦線に立って何度も戦う。敵キャラとしてもかなり好きなキャラ、良い悪役してた -- 名無しさん (2023-11-06 22:28:41)
- 漫画版では最終回で地味に重要な役回り -- 名無しさん (2023-11-06 22:48:23)
- 藤宮「…俺も我夢と向き合ってなかったらこうなってたのだろうか」 ジャグラー「流石にヤバすぎるだろ…やっぱ俺みたいにユーモアも交えないと」 霧崎「君ほんとにえげつないねぇ。よくもまあただの地球人という身分でこれだけ悪事を重ねられたものだよ」 -- 名無しさん (2023-11-06 23:05:13)
- 闇の巨人枠でちゃんと変身バンクが作られて作中で複数回使用されてるパターンって結構珍しいんだよな、他はオーブダークノワールブラックシュバルツくらいか -- 名無しさん (2023-11-06 23:39:10)
- 何と言うかまさに『死ぬまぎわにいい奴になるんじゃねえ』の典型ネ -- 名無しさん (2023-11-07 17:47:17)
- これはもうただのエピソード項目なのでは -- 名無しさん (2023-11-07 18:32:48)
- まどマギの杏子のポジションがこの人って聞いたなぁ。なんとなくわかったかも -- 名無しさん (2023-11-07 21:22:39)
- クリスマスの時期に溝呂木及びリコ・ノスフェルのエピソードは色々な意味でキツイな…。 -- 名無しさん (2023-12-25 22:55:27)
- 改心して光の力でメフィストに再変身した時は一瞬「もしかしてサブトラマンになるのか!?」と期待してたな -- 名無しさん (2024-09-28 03:45:03)
- 個人的に俊藤さんはクマさんのイメージが強くなってたから、久々にネクサスを見返した時に溝呂木を演じてたのが俊藤さんだと気付いた時は驚いた -- 名無しさん (2025-01-06 22:22:45)
最終更新:2025年01月06日 22:22