姫矢准

登録日:2011/09/09 (金) 20:44:40
更新日:2019/12/02 Mon 15:33:36
所要時間:約 4 分で読めます





「諦めるな!」




姫矢准(ひめや じゅん)

演:桐島優介

特撮作品『ウルトラマンネクサス』1・2クール目(姫矢編)に登場するメインキャラ。

ウルトラマンネクサス(ジュネッス)へと変身する27歳の青年で、革ジャンをハードに着こなすナイスガイ。

劇中で最初にウルトラマンへと変身する適能者であり、彼はナイトレイダーに所属する隊員ではないが序盤では主人公と勘違いされやすい。
まぁ主人公の孤門一輝はウルトラマンに変身しないので無理もないのだが…

その素性は不明で、各地を転々としながら現れるスペースビーストや闇の巨人(ウルティノイド)と戦い続けている。
1話でビーストに捕食されかけた孤門を助けて以降、彼と深く関わっていくことになる。

ウルトラマンの変身者にしては珍しい寡黙で大人な雰囲気が似合う渋メンである。



◆ウルトラマンネクサス(ジュネッス)

身長:49メートル
体重:4万2千トン

姫矢が変身するネクサスの強化形態。
赤いボディと力強い戦闘スタイルが特徴。
必殺技は、腕をL字に組んで放つ破壊光線「オーバーレイ・シュトローム」






劇中では、防衛隊ナイトレイダー(以下NR)として戦う孤門と関わる機会が多く、彼を導く役割として描かれている。
NR副隊長の西条凪とは、当初ビーストと勘違いされ殺意を向けられていた。

光を継承した意味に葛藤し、誰にも賞賛されることのない孤独な戦いを続けており、
数々の共闘と会話を経て、孤門は信頼できる相手となっていく。

姫矢もまた、ビーストの襲撃や謎の男・溝呂木の精神攻撃など、窮地に陥る孤門を救い続けた。


しかし戦いを重ねるごとに、傷の治りが遅くなり、ビースト「ゴルゴレム」との戦いで過労に倒れてしまう。
さらに姫矢の光を解析して戦力に応用しようとするTLTに捕らわれ、実験台にされるなど彼の体は刻々と限界に近付いていく。

変身すれば死ぬかも知れない状況にまで疲弊するも、戦いを決して止めることはなかった。
姫矢の孤独と痛みを半分も理解できていなかったと知った孤門は、そんな彼をこれ以上戦わせるわけにはいかないと奮起する。


そして23話、「黙示録」を再現しようと行動を起こした溝呂木=ダークメフィストを止めるため、別の位相に存在する空間「異形の海」での決戦に向かう。
だが、待ち構えていたビースト「クトゥーラ」との戦いに敗北し、完全に力尽きてしまう。



※以下ネタバレ









◆経歴

かつてはジャーナリストとして活動しており、世に蔓延る不正を暴くことに熱意を向けていた。

紛争地域の取材にも身を投じるが、戦闘に巻き込まれ負傷してしまう。
その際、セラという孤児の少女に助けられ、共に暮らす中で親交を深めていく。

しかしセラの制止を振り切り、戦場の撮影を再開。
その時、彼を追ってきたセラが攻撃に巻き込まれて目の前で爆死。偶然にもその瞬間を撮影してしまう。

更にその写真は、帰国後に大々的に評価されてしまい、「人の死の瞬間ばかりを撮っていたこと」や「人々を救えなかったこと」に強い後悔を抱くことになる。
この一件は彼の中で強いトラウマとして残り、彼を後々まで苦しめていく。

やがて夢の中にセラが現れるようになり、彼女を追いかける内に謎の遺跡へとたどり着く。
そこで安置されていた棺に触れた彼は、ウルトラマンと邂逅。光を手に入れたのだった。



◆第24話「英雄 -ヒーロー-」

力尽きたネクサスに代わりNRがクトゥーラや溝呂木=ダークメフィストに応戦する中、姫矢の精神にセラが姿を現す。
命も風前の灯となった姫矢はセラに、自分が光を継いだ意味を「贖罪」と考えていたことを語る。


力を与えられたこと
それが俺に対する、罰だと思ったから…

ボロボロに傷つき、一人孤独に死んでいくことが、せめてもの罪滅ぼしに違いないと…


しかしセラは、その力は罰ではないと否定。
遥か昔から様々な人々に受け継がれ、時には大切なものを失いながらも、何かを守るために戦ってきた力だと姫矢に伝える。
そして最後にある一言を残し、彼女は姿を消す。

「大切な人たちを守ってあげて」と。


俺は今度こそ守ってみせる…
この光で…
それが…俺に与えられた使命だ!


光を継いだ本当の意味を知り、再び立ち上がった姫矢=ネクサスだが、エネルギーが足りずメフィストに大苦戦を強いられる。

しかし、かつて姫矢の光を解析して作られた兵器「ウルティメイトバニッシャー」のエネルギーを孤門から受け取り、完全復活。


この力は、決して希望を捨てない人々の為にある…
それに気付けぬお前が、勝てる筈が無い!

メフィストと板野サーカス全開の戦いを繰り広げ、最後はメフィストを巻き込んで自爆し決着をつけた。

その直後、孤門の前に姫矢は姿を現し、あるメッセージを残す。



光は絆だ。
誰かに受け継がれ、再び輝く…




彼を離れた光は千樹憐という少年に受け継がれ、青きウルトラマン「ジュネッスブルー」となって再び輝いた。
…が24話以降、姫矢の生死は不明なままであり、後に再登場した溝呂木も記憶喪失に陥り、彼の行方は知らなかった。



最終話ではイメージとして現れ、元凶であるダークザギと戦う孤門を激励。
全てが終わった後、その姿を見せて生存を報告し、ファンを安心させた。





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