ひなこのーと

登録日:2021/11/2 (火曜日) 00:07:52
更新日:2025/02/04 Tue 14:27:39
所要時間:約 10 分で読めます




桜木ひな子は口下手で人と話すことが苦手な女の子。
人前に出るとかかしのようにかたまってしまう自分を変えるため、憧れの演劇部がある高校への進学をきっかけに田舎から出てきたひな子は、下宿先のひととせ荘へとやってくる。
そこには本と食べることが大好きなくいな、年上だけど小さくて料理上手な真雪、無口でスタイル抜群の大家さんの千秋たちが住んでいて……!?

少し変わっているけど、とっても魅力的なひととせ荘の住人たちと元かかし少女が繰り広げる可愛くて楽しい演劇コメディが今、幕を開ける!
~アニメ公式HP「イントロダクション」より~



『ひなこのーと』は漫画家・三月による漫画作品及びそれを原案にしたアニメ作品。


概要

単行本全7巻。
2014年10月号から2015年9月号までは月刊コミックアライブにて連載された後、コミックキューンの創刊号(2015年10月号)から2021年3月号まで連載された。

極度の人見知りな少女・ひな子が演劇に興味を持ち、古本屋と喫茶店が併設されたアパート「ひととせ荘」の住人らと協力しながら、人見知りの克服と名門小劇場「スズラン」に立つことを目指すほのぼのコメディ。

三月氏の柔らかく可愛らしい絵柄や4コマ漫画というフォーマット、キャラデザや各種設定、あらすじなどがいわゆる「きらら系」と類似点が多いため、アニメ化の際にはきらら系だと勘違いするアニメファンが続出した。

一方、いわゆる「きらら系」と比べると露骨なサービスカットが多い事から、『エロいごちうさ』と呼ぶオタクがいたとかいないとか。



登場人物

桜木ひな子

CV:M・A・O
主人公の高等部一年生。サービス要員その1
極度の人見知りでアガリ症のため、知らない人から話しかけられたり注目を浴びると案山子のように両腕を広げた状態で固まってしまう。
人見知り以外の部分は非常に純朴で心優しい部分が目立つ一方、思い込みの激しさから情緒不安定になったり悪気無く辛辣な発言をしてしまうところがしばしばある。鬼畜案山子……

この手の作品の主人公にしては珍しく巨乳でスタイル抜群。
アニメでは特に強調されており、シーンよってはばるんばるんと動き回る作中随一のお色気要員。

動物に好かれるのが長所であり、ペット兼サポート役の鳥太郎をはじめ数多くの動物に好かれている。
馴染みの(?)動物達だけでなく野生の動物を手なづける事にも長けていて、相手が熊でも猪でも魚介類であっても例外無く仲良くなれる。
前述の案山子になってしまう短所も利用して、地元では近所の農家さんからガチの案山子役を頼まれていた。
厳密に言うと、ひな子の場合は周りに動物が寄って来てしまう特性を生かして田畑の外に立っているので、動物を寄せ付けない本来の案山子とは逆である。

地元はのんのんびよりクラスのド田舎だが、学校見学で見た藤宮女子高校演劇部の劇を観て感動し、自身の悪癖を直すためにも藤宮高校へ入学を決意。他の人物同様「ひととせ荘」へ入居する。
入居の条件でもある「古本屋ひととせ」「喫茶ひととせ」での接客の他、自身が発起人となって結成された劇団「ひととせ」の座長も勤める。


後日談となった最終回ではその特技を生かしてロシアのサーカス団に入ったことが描かれている。



夏川くいな

CV:富田美憂
ひな子と同じクラスの高等部一年生。
「ひととせ荘」の住人であり、「古本屋ひととせ」の店員。

独特の感性を持っている変わり者で食いしん坊。それと同時にいわゆるビブリオマニア
本が好きで好きでそれはもう食べちゃいたいくらい好き。ていうか本を食べる。
なので本を買うときは「読む用」「食べる用」「非常食」と3冊買う派。

「ひととせ荘」にやって来たひな子が初めて出会った住人であり、以来彼女の友人筆頭としてトラブル対処等のサポートを担う。言動などは突飛だが彼女自身がトラブルを起こす事は少なく、むしろ他人から頼りにされるシーンが多い。
「劇団ひととせ」では役者兼脚本を担当。

眠たげなジト目+猫っぽい口+青みがかった長髪+アホ毛+小柄という特徴から泉こなたに似ているといわれるが、くいなの場合は側頭部に猫耳のような毛が2房出ている。

小学生の頃からスタイルが変わってない」という発言があるのでいわゆる幼児体型のはずなのだが、それを上回る貧乳の中島ゆあや小学生にしか見えない柊真雪が周囲にいるせいでそれが目立つ事はない。
アニメスタッフにやたら好かれているのか、エンドカードでの登場数は全キャラ1。しかもやたらとフェチ度が高い。
そちらでは並程度の胸があるので、意外と小学生の頃は発育が良い方だったのかも知れない。


最終回では髪が短くなり、ベストセラー作家になっていた。



柊真雪

CV:小倉唯
「ひととせ荘」に住む高等部2年生。繰り返す、高校二年生。
ひなこらよりも1つ上の学年で、普段は「喫茶ひととせ」で働いている。

身長140センチと非常に小柄で、容姿もフランス人形にも喩えられるほどコケティッシュ。
将来の夢がお姫様だったり、趣味や仕草も子供そのものなのだが、それを指摘すると非常に怒る。そしてその怒り方が子供っぽいので余計に子供扱いされるという負のスパイラルに陥っている。

「喫茶ひととせ」でのバイト中以外でも普段からメイド服を私服にしているが、自分自身が目立ったり褒められたりするのは苦手。
特技は裁縫でファッションには並々ならぬ拘りを持っており、他人を着せ替え人形にするのが好き。ひな子や親友の千秋などがその主な被害者。
劇団ではその趣味を生かして衣装等の裏方を担当しているが、その可愛らしい見た目などからたびたび舞台に立つ事を勧められている。

ひな子におけるくいなのように、同級生の千秋とは入学当初からの親友であり、自分よりも演劇を優先する千秋にやきもちを焼いたり、バレンタインに本命チョコを渡すなど本作のキマシ要員でもある。

母親は茶道の先生をしている。躾けが厳しく趣味が純和風らしい。
他にも飼い犬許嫁がいる姉の美雪が一人いる。


最終回では自身でブランドを立ち上げて多忙な毎日を送っていることが語られた。



萩野千秋

CV:東城日沙子
「ひととせ荘」の大家にして藤宮高校演劇部の部長を務める高等部二年生。細かいことは気にするな。
サービス要員その2

普段は無口で口下手だが、幼少期から子役として舞台に立っており演劇の経験や技量は作中随一。
おまけに長身でスタイル抜群なクールビューティーという事で熱狂的なファンが大勢いる。
しかし、いわゆる天才肌のため、演劇に関する指導を求められても「慣れ?」等の抽象的な発言しか出てこなかった。

実際にはやや天然気味で少々ズレた発言をすることも多く、演劇以外のことにはやや無頓着なところがある。
だが一方で大家という立場故か金銭面には非常にシビアであり、売り物を食べてしまうくいなを注意したり、お金にまつわるエピソードが多い。

同級生の真雪とは入学当初から親友であり、互いを非常に思いやっている。
……というよりも完全に娘扱いしており、真雪に彼氏ができた疑惑が上がったときは柄にも無く取り乱し、「私の目が黒いうちは不純異性交遊なんて許さない(意訳)」「まゆちゃんの手を引いてバージンロードを歩くと思うと涙が…」など、その好意は若干行き過ぎのきらいがある。

実は結構ファザコン。


最終回では髪が長くなり、公認会計士になっていた。



中島ゆあ

CV:高野麻里佳
ひな子らと同じ高等部一年生。千秋の熱狂的なファンでストーカーその1

姫カット+サイドテールが特徴的な少女で、気の強そうなツリ目に違わず自らを「ゆあ様」と呼ぶ典型的な高飛車キャラ。

当初こそ素人にもかかわらず千秋に世話を焼かれているひな子の事を「だめちくりん」と呼んだり、ひな子が頼まれた仕事を横取りするなど嫌味? なキャラクターであったが、当のひな子には「ダメな私をフォローしてくれる優しい子」と思われていた。

その後、ひな子のひたむきさや共に立った舞台にて、自身のミスをアドリブで助けてもらった事をキッカケに和解。以降はひな子の保護者兼ツッコミ役に。

胸が小さい事を気にしているようだが、身長はひな子らとさほど変わらない。それ故に貧乳が目立つと言えばそう。

基本的にひな子や千秋との絡みが多いため他のキャラとの交流が薄いが、原作後半では千秋へのプレゼント選びに協力してもらった事からくいなとも親交を深め、エピローグではペンネームで活動するくいなの小説を読んでその文体や言葉選びの癖から見抜いている。末永く爆発しろ。

原作後半、アイドルにスカウトされるが……?

卒業後に大人気Youtuberになったらしく、再生数1位の動画は「耳からメント○コー○を飲んでみた」(大変危険ですので絶対真似しないように!)


黒柳ルリ子

CV:吉田有里
藤宮女子高校演劇部顧問の小学4年生
繰り返す、小学4年生。細かいことは気にするな。

モデルや女優として活躍する母を持ち、自らも赤ん坊の頃からドラマに出演して現在では押しも押されもせぬ天才子役として名を馳せている天才少女。
学校へは行かず、勉強は全て家庭教師から教わっている。

非常に大人びた性格をしており、千秋に負けず劣らずクール。
時には持ち前の演技力を使って他人を騙すなど食えない人物でもあるのだが、イベントごとでは密かにはしゃぐなど、本質的には年齢相応の少女である。
一方、「小学生にしては」では済まされないほどの巨乳であり、年齢の事を考えれば爆乳ともいえるサイズを誇る。



猫屋敷みや

中等部三年生。ひな子の熱狂的なファン。ストーカーその2
アニメ未登場。

演劇未経験にもかかわらず一年生にしてヒロインを務めたひな子に憧れ、隠し撮りをしていた事が発覚した事からひな子らと交流を持つようになる。
初登場の4巻からカーテンの隙間からひな子の寝顔を撮影したりひな子の生皮が欲しいと言ったりとその愛(?)は本物。
日ごろのストーカー行為の経験から(?)演劇部の撮影係に任命され、合法的にひな子を撮影する許可を得た。

自宅は猫カフェを経営しているが、本人は猫に好かれない体質。


八木沢栞

中等部三年生。みやの友人で、彼女からは「しいちゃん」と呼ばれている。
アニメ未登場。

ふわっとしたウェーブのかかったショートカットの僕っ娘のクール系女子。
国内の新刊は全てチェックするレベルのビブリオマニアで、読んだ事の無い活字を読むのが大好きな文学少女。
同じくビブリオマニアのくいなとの知り合い、彼女の書く脚本に感銘を受けたことをキッカケに演出に興味を持つようになっていく。

メインキャラたちとは一歩引いた立ち位置にいるせいもあってか、作中屈指の常識人でひととせ荘の面々を「美人だけど残念な人たち」と捉えている。


ひな子の母

度々登場する若々しい母親。
引っ込み思案な娘とは違いかなりアクティブではあるが、思い込みの激しいところやズバズバものを言ってしまうところは共通している。
作中で二度も学生服姿を披露した。(一回はひな子の空想内だったが、もう一回はガチで着用している)


アニメ

アニメはパッショーネ制作で2017年4月より6月まで放映された。
監督は「狼と香辛料」や「まおゆう」の監督で知られる高橋丈夫。
えっ?「ヨスガノソラ」?「聖痕のクェイサー」と「魔乳秘剣帖」でもコンテ切ってたって?知らんなあ


ストーリーは原作1~4巻のエピソードから順番を入れ替えて抜粋。ひな子の入学から1年弱の期間を描く。
前述の通り中等部二人の出番は無し。

動画になったおかげでひな子や千秋のたわわっぷりが強調された一方、真雪のサービスシーンは控えめになっている。ほら、児ポでBANとか怖いし。
舞台が吉祥寺周辺になっており、最終回では「スズラン」のある下北沢も描かれた。
特に下北沢は当時まだまだ駅改修工事の真っ只中だったため、その様子が描かれている。


また、毎回次回予告では止め絵のイラストが用いられるが、これが妙にフェチ度が高くてエロい。




オープニング「あ・え・い・う・え・お・あお!!」
作詞・作曲:松浦勇気 編曲:睦月周平

エンディング「「かーてんこーる!!!!!」
作詞・作曲:宮原康平 編曲:久下真音


OP・EDともに歌唱はメインキャラクター声優によるユニット「劇団ひととせ」
どちらも歌詞の内容は演劇に関するものとなっている他、どちらもテンポチェンジや変拍子を含むトリッキーな楽曲になっている。





大きく吸ってせーっの!

つ・い・き・しゅ・う・せい!!



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  • ただの案山子ですな
  • 完結
  • 2014年
最終更新:2025年02月04日 14:27