科学的に存在しうるクリーチャー娘の観察日誌

登録日:2021/12/08 (水) 00:10:08
更新日:2022/01/21 Fri 18:40:50NEW!
所要時間:約 6 分で読めます




『科学的に存在しうるクリーチャー娘の観察日誌』とは、マンガクロスにて連載中の漫画である。2022/1時点で既刊9巻。
作者は『魔法少女プリティ☆ベル』でお馴染のKAKERU氏。
同作のスピンオフとして、『織津江大志の異世界クリ娘サバイバル日誌』も発売中。既刊3巻。

作品名を見て分かる通り、モンスター娘を題材とした、異世界転移もの漫画である。



あらすじ

主人公・栗結大輔は突如異世界にきてしまった。
そこは、ケンタウロスやアラクネ、ハルピュイアなどの美少女クリーチャー娘が棲息するゲームや漫画のような世界…。
だがしかし、魔法なし、チートなし、さらにはマニアックな縛りプレイetc...、微妙にリアルなところもあって…(汗)。
この奇妙な世界に巻き起こる様々な問題をスマートに解決して、都合よくクリーチャー娘の嫁ゲット! 異世界で一夫多妻の充実ハーレム新生活スタート!!
以上、公式サイト第一巻より引用。なお、ウソは一言も言っていない



概要

主人公たちが「モンスター娘」「魔物娘」ではなく、「クリ娘」という呼称を使っていることに察して欲しいのだが、
この漫画は、単純に人外娘モンスター娘とイチャイチャしたい仲良くしたいで終わる従来の漫画とは一線を画す漫画となっている。

本作に登場する亜人は、それぞれの種族ごとに異なる生活文化や思想を持っているのだが、
本作ではそれらを科学的に、リベラル的に解釈されているため、
当然ながら男が居るし、人間相手に明確に敵対している種族も存在する。
種族間で争ったりもするし、どの種族にとっても和解が不可能な危険な亜人も存在する。
「それもこの種族の文化だから」ということで、NTR、スワッピングとも受け取れる表現や、第三者目前で近親相姦が行われたりもする。

それに加え、この漫画に主人公は知識と発想、行動力が人外に片足突っ込んででおり、
出会ったクリ娘たちには生活が豊かになる、脅威から退けるなどのかなり高いレベルの実績(チートなし)を得た上で認められるという手順を踏んでいる。
それをせずにただただ亜人との友好を叫んだ人間も本作に登場するのだが、人間亜人双方からボロクソに貶されている

以上より、不貞も貪り食われる心配も無い、男というだけで満点が貰えるような優しい世界がいいという人にはとことん向いていない点に注意。


世界観

  • 言語
この世界には定期的に日本からの異世界人が訪れており、異世界人から習得した日本語が異種族も含めた共通語となっている。
そのため、作中世界の人間はもちろん、主人公が最初に出会ったアラクネ種や、種族的に知能が低いトロール種とも日本語での会話が通じる。

  • 禁忌
「火薬」「雷の要素」「蒸気の水車」「燃える水の水車」を利用することが出来ない。*1
もし禁忌を破ってこれらの力を利用してしまった場合、周辺のモンスターが一斉に攻撃を仕掛けてく「モンスタースタンピード」という現象が発生してしまう。
故に、主人公たちは「人間にとっては役立たずな、クリ娘の膂力を活かした利器」や「寿命も効率も最低な即席文明利器」などを現代知識をもとに開発することになる。

  • 根底自己認識実態乖離症候群
通称「人間病」
「自分が自分だからという理由で特別」という自己認識が、「世界や神に認められたから尊い存在であるから特別」とずれていき、思考、感情や感覚に至るまでなにもかも狂ってしまう症状。
だが、この世界の人間はおろか、地球に住む現代人からしても当たり前の考え方でもある。
大輔はこれを「人間社会が根こそぎ批判された」と受け取ったと同時に、「人間から派生した亜人たちは意識して『人間病』を避けた社会を構築しているから、純朴さが見られない」と考察している
「人は『神』か『獣』か? 『その間』とか『別のどこか』だとしたらどの辺か?」という問いかけが、人間病の進行具合を図る指針となっている模様。


登場人物

  • 栗結大輔(くりむすび だいすけ)
本作の主人公。
地球に住んでいる時点でクリ娘に異様な情熱を注ぎ、クリ娘ハーレム王になると言って憚らない危険人物だったが、異世界に来たことで覚醒。
クリ娘によるハーレムを築くことを宣言して行動を始める。
大学生らしく博識であるのだが、機械知識や生物学知識、宗教や危機概念、はたまた重量のある人間の抱え方や赤子の扱いなど、もはや大学生の域を超えている。
彼の持つ知識は異世界人にとっては垂涎ものであり、「ハーレム程度差し出すのなら安い」とされており、実際に彼の知識を交渉材料に人種間の戦争を辞めさせることもできた。

なお、生物学科の大学生であるがゆえに、人間病の問いかけに対し「人は獣」だと即答した。

  • 織津江大志(おりつえ たいし)
本作のもう一人の主人公であり、スピンオフの主人公。
大輔のようなクリ娘への愛着は持たないが、彼の性癖を気持ち悪がらず否定もせずサラッと流す程度の性癖の持ち主。
外見にコンプレックスを持ち自分が嫌われていることを自覚したおどおどとした性格であり、現実世界での友人は大輔のみと対人関係は最悪の一言。
異世界に来た当初も、幾度も危機を助けたハルピュイアに感謝されるどころか舐められまくった挙句うんこ爆撃され、
人間の国に定着しても、「生きることで精一杯なため、嫌いな人の元で働くことが当然であり当たり前」であるメイドたちと友好な関係を築くことが出来なかった。
しかし、ゴブリン種と接触し「恩人となる」「必要とされる」ことがきっかけとなって悪い方向に覚醒
敵性亜人であるゴブリンを文明開化させた挙句武術を叩き込み、あろうことかゴブリンに捕らえられた人間に弱肉強食を説いて手を出すことで「魔王」と呼ばれるまでになってしまう。

なお、彼の従兄はリアルハーレムを築いた豪傑であり、彼の言葉や生き方は大輔に大きな影響を与えている。

  • ネア
アラクネ種の若い女性にして大輔が一番最初に出会った亜人。
故に正妻ポジでありハーレムのまとめ役であり、大輔に危機が迫るとマジギレする
巨大な身体による膂力から、人間ではまず使い物にならないであろう連装ボウガンを振う。

  • ルピー
ハルピュイア種の小柄な女性。どう見てもロリだがハルピュイア種自体が空を飛ぶために小柄な種族であるため成人女性である。
飛行能力を活かした偵察・索敵が主な役割だが、ハルピュイア種には結婚の概念がないためハーレム入りした後でも同種の男性と交わっている

  • レキ・ヒバリ・レイ
人間を食い殺し、帽子をその血で染める敵性亜人レッドキャップ種の少女たち。
人間の農民に殺されそうになったところを、人間病患者の茶番を挟み大輔に救われ、以降は彼を精霊の化身として受け止め信仰することとなる。
だからといって人間に対する敵対心を捨てたわけではなく、人間の覗き見を察した際には凄まじい眼光を向けた。

  • カナ
マーフォーク種のお姫様であり、一時の恋より民の生存を重視するリアリスト。
自身が政略の道具という自覚があり、ブ男との交際も、ろくに面識もない大輔との結婚も承諾する感性の持ち主。
だが、大輔のハーレム入りによって得られる知識には顔面崩壊する程度にそそるものがある模様

  • タウラ
ケンタウロス種の女性。ある意味、この漫画が万人向けではないことを象徴する人物
徹底した男尊女卑思想の持ち主であり、大輔の目の前で父親と近親相姦したが、大輔はそれを拒むことなく受け入れたためハーレム入りする。

  • ユラ
デュラハンを科学的に考察した結果、生まれつき首と胴は繋がっているが、分断されてもトカゲの尻尾のごとく生存が可能な種族という形に落ち着いた。
自身の宿敵であるマンティコアとの討伐を見返りにハーレム入りする。


追記、修正は科学的に亜人を考察しリベラル的にハーレムを築きながらお願いします

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最終更新:2022年01月21日 18:40

*1 一巻あとがき曰く、化学知識がちょっとでもあると可能な現代知識無双を禁止するための設定である