京王電鉄 高尾線

登録日:2009/10/31(土) 03:49:06
更新日:2025/03/18 Tue 17:42:33
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京王高尾線とは、北野駅から高尾山口駅までを結ぶ京王電鉄の路線である。

概要

もともとは大正天皇陵である多摩御陵へ延びる「御陵線」と名乗っており、北野~山田間はその路盤を転用している。
ほとんどの電車は新宿まで直通しており、週末には都営新宿線の車両も乗り入れて来る。

また、高尾山は日本で最も登山客が多い山のため、高尾・高尾山口駅は土日になると小学生の遠足や中高年の登山客で賑わう。
そのせいか間にある各停駅となる京王片倉・山田・狭間は基本的に過っ疎過疎である。特に山田駅は京王電鉄で三番目に利用者が少ない。

高尾~高尾山口は単線のため、人身事故等が発生すると単線の高尾山口まで行かずに高尾折り返しになることも。


駅一覧

全て東京都八王子市にある。

  • 北野(KO33)
京王線乗り換え。かつては特急電車が通過していたが、2013年2月のダイヤ改定で全列車が止まるようになった。
  • 京王片倉(KO48)
「京王」がつけられているが、実はJR横浜線片倉駅より先にできた駅。前進となる御陵線時代の休止中にJRの同名駅が出来たのでこちらが譲ることに。
近くに片倉城城址を利用した公園がある。
が、それ以外はほとんど何も無い、駅がなかったら東京らしからぬだだっ広い田舎で、夜は結構怖い。
  • 山田(KO49)
駅名は「やまだ」だが、町名は「やまた」である。
京王片倉同様、周辺はザ・八王子といった土地柄で、主に住宅地が広がっているだけの土地である。
利用者の少なさの理由がうかがえるところ。
  • めじろ台(KO50)
住宅街が広がっている地域。法政大学行きのバスも出ているため、朝夕は都市部へ向かう通勤客と都市部から来る学生が多く利用する。
過疎過疎な前後駅と比べると住宅街の発展が早かったこともありかねてから発展しており、北野以前から特急も停まる駅だった。
  • 狭間(KO51)
東京高専が近くにあるが、昔は本当に何もない静かすぎる駅だった。が、イトーヨーカドーと合わせて巨大な集合住宅地を中心として周辺が開発され始めたことで一気に発展していった。
現在は駅前に総合運動施設「エスフォルタアリーナ八王子」が完成、学園都市八王子の一端を担っている。
これらもおかげで同じ立ち位置の山田や京王片倉に比べると少しだけ利用者数も多い。ただその多くは高専生徒由来であることは否めない。
  • 高尾(KO52)
JR中央線快速電車)乗り換え。JRからの通しで番線が振られているため、京王電鉄で唯一上りが先。
駅前の商店街はダイエーやアーケード商店街などが軒を連ね、かつてそこそこ賑わっていた。
が、バブル崩壊後はどんどん活気を失い、現在は先の通りお隣の狭間の駅が開発されたことで相対的に寂れつつあるのは秘密。
街は緩やかに衰退しているがJRとの接続駅であることや、特急が停まることもあり、駅構内はそこそこ混み合いやすい。
八王子城の最寄り駅の一つでもある。下記と同じくバスもでているが本数は極少ない。
  • 高尾山口(KO53)
終着駅。高尾登山電鉄(ケーブルカー清滝駅・エコーリフト山麓駅)乗り換え。
高尾山の登山口なので主に登山客が利用する。一応バスが通っているが本数はかなり少ない。
2015年4月に駅舎をリニューアルし外観がかなり変わった。現在では温泉も引いており観光地としてより賑わいを見せている。


停車駅

●:各駅停車 :快速 :区間急行 :急行 :特急
京王ライナー・Mt.TAKAO号…★は全て停車、☆はMt.TAKAO号の下りを除いて停車*1
北  野
京王片倉
山  田
めじろ台
狭  間
高  尾
高尾山口

急行・区間急行は高尾山口発のみ、快速は高尾山口行きのみの設定。




追記・修正は高尾山に上る前にお願いします。

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最終更新:2025年03月18日 17:42

*1 実際は客扱いを行わない運転停車