テック団(デュエル・マスターズ)

登録日:2022/04/27 Wed 18:00:51
更新日:2024/04/29 Mon 21:51:23
所要時間:約 4 分で読めます






テック団!

それは、謎と知識を愛する仲間たち!




テック団とは、デュエル・マスターズ種族

概要

DMR-21「革命ファイナル 第1章 ハムカツ団とドギラゴン剣」から登場。革命ファイナルにおいてメイン格となる種族の一つ。
命名ルールは「【問○】~~」だが、高レアのテック団はこの命名ルールからは外れている。

革命軍に属する5つの団の1つであり、多色で構成されているという特殊種族
革命軍以外に種族を伏せ持っている場合は、クリスタル・ドラゴンやクリスタル・コマンド・ドラゴンとなっている。

所属する文明に合わせた手札補充や墓地肥やしを行うカードが目立ち、背景ストーリーの設定に合わせて相手に選択を迫らせるカードが多い。
相手に判断を迫る性質は良く言えば選べる結果が複数あるので戦略に幅があるが、悪く言えば相手依存気味でアドバンテージが不安定になりやすい。
他の革命軍の団と比べるとデザイナーズコンボを前提としたカードやド派手なカードがある訳でもないので、正直不遇気味。
多分テック団のカードよりもテック団をテーマにした呪文《テック団の波壊Go!》の方が有名かもしれない。

革命軍の団の中ではレジェンドカードが存在しないという点でも不遇な印象を強く与える。
この点はアクミ団も同じなのだが、あちらはそもそも敵勢力なので味方勢力のテック団にレジェンドが与えられなかったことの不憫さが強い。

しかし、腐ってもインフレを極めた革命ファイナル期の種族ということもあって、スペック自体は有用なクリーチャーは多い。

背景ストーリー

革命軍の《秘革の求答士 クエスチョン》をリーダーとする、何よりも謎と知識を愛するチーム。
相手に強制的に二択を与えることで精神的なダメージを与えるという独特な戦法で戦うことが特徴。
禁断~封印されしX~/伝説の禁断 ドキンダムX》の謎を解明することを目的として、《天革の騎皇士 ミラクルスター》の呼びかけによってドレミ団やアクミ団と三勇士連合を組んで活動する。

三勇士連合はマスター・イニシャルズのいるD2フィールドへの突入を試みた際には、テック団は《Dの炎闘 アリーナ・カモーネ》に潜入。
マスターの《D2G ゴッドファーザー》のデンジャラスイッチによってテック団は二択もできないほどに追い詰められるが、何とか突破に成功。

最終決戦に向けて禁断の星がランド大陸に近づく中、 テック団は禁断の星へのルートを発見して他の革命軍を誘導。
終焉の禁断 ドルマゲドンX》の待つ場所までの道は複雑な迷路となっていたが、二択を得意とするテック団が攻略に成功した。
ドルマゲドンXと《蒼き団長 ドギラゴン剣》の最終決戦では、他の団と共にドギラゴン剣に力を結集させて《龍の極限 ドギラゴールデン》へのパワーアップに貢献する。

主なカード

秘革の求答士 クエスチョン SR 水/闇文明 (7)
クリーチャー:クリスタル・コマンド・ドラゴン/革命軍/テック団 8000
革命チェンジ:水または闇のドラゴン
W・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。相手はそれを破壊してもよい。相手が破壊しなかったら、相手のクリーチャーをすべて持ち主の手札に戻す。

テック団のリーダーのドラゴン。革命チェンジを持ち、cipで相手に選ばせる破壊か全バウンスかを選択させる嫌がらせ的な動作をする。
どちらの選択でも相手に選ばせるか全体除去という形になるので、アンタッチャブル系のクリーチャーには強い。
革命チェンジもコスト指定などはないため、プレイング次第では早期ターンでの着陸も狙えるだろう。

一方で相手依存の能力となっているため、確実な除去手段としては不安定気味な部分は否定できない。
また、DMR-21の高レア革命チェンジは全体的にド派手なスペックが多いため、全バウンスこそあれど能力自体は単純明快ということもあってクエスチョンの存在感はやや薄い。

【問2】ノロン⤴ C 水/闇文明 (2)
クリーチャー:革命軍/テック団 2000
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを2枚引く。その後、自分の手札を2枚捨てる。

cipで強制で2枚ドローと手札を2枚捨てるという手札交換を行う。《戦略のD・H アツト》と似たスペックだが、あちらは任意なので能力だけ見れば下位互換。
多少アツトよりも細かい調整力は劣るが性能は強力で、墓地肥やしデッキではアツトの5枚目以降の役割や《天使と悪魔の墳墓》避けでも利用された。
後に相互互換の《戯具 ドゥゲンダ》が出ているが、ドゥゲンダの方が種族が優秀であることから出番を奪われる場面が増えた。

求答士の参謀 マルヴァーツ VR 水/闇文明 (6)
クリーチャー:クリスタル・コマンド・ドラゴン/革命軍/テック団 6000
革命チェンジ:水または闇のドラゴン
W・ブレイカー
相手がカードを引いた時、相手は自身の手札を1枚選び、捨ててもよい。相手がそうしなければ、自分はカードを2枚引いてもよい。

革命チェンジを持ち、相手にカードを引いた時にそれを捨てさせるハンデスを受けるか任意のドロー権を与えるかを選ぶ。
アドバンテージを稼ぎやすい嫌がらせとしてはなかなか相手に苦痛が大きいカードで、この手のクリーチャーにありがちな重めのコスト設定も革命チェンジを使えば負担を緩和できる。
テック団特有の相手依存スペックだが、ドローに関する能力であることからターン初めのドローを狙えば最低限効果を与えることが期待しやすい点も評価できる。
ただし、相手依存であることからハンデスを利用したドローロックとしては機能しにくい点は難点か。

余談

  • デュエル・マスターズVSRF』ではべんちゃんが使用者だったが正直活躍したとは言い難く、テック団の不遇なイメージを加速させる原因となったとも言われている。
    しかも漫画においてはこの種族自体が使われることがなかった…。




追記・修正は、他人にどちらを選んでも嫌な展開しか起きない二択を迫ってからお願いします。

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