クリスタル・コマンド・ドラゴン(デュエル・マスターズ)

登録日:2014/03/14 Fri 18:57:54
更新日:2023/07/01 Sat 01:09:37
所要時間:約 3 分で読めます




ここから、ヒーローとドラゴンの快進撃が始まる!

クリスタル・コマンド・ドラゴンはデュエル・マスターズの種族である。

概要

『ドラゴン・サーガ』で初登場したコマンドドラゴン種族。
水文明には既にポセイディア・ドラゴン、ブルー・コマンド・ドラゴンがいたのでこれで水文明には3つ目のドラゴン種族が登場したことになる。

…ぶっちゃけ、ブルー・コマンド・ドラゴンが空気すぎる。

クリスタル・コマンド・ドラゴンのクリスタルはおそらく進化リキッド・ピープルの命名ルールである「クリスタル・~」からつけられたと思われ、背景ストーリーではリキッド・ピープル閃との関係性が深いようである。ゲーム的にはリキッド・ピープル閃を含むリキッド・ピープル自体を対象にとった能力が多いドラゴンである。ビギニング・ドラゴン・デッキ『神秘の結晶龍』はリキッド・ピープルとクリスタル・コマンド・ドラゴンのテーマデッキになっており、カード情報の限りでは他の2種より完成度が高い。まあ主人公やライバルとはちょっと違う「秀才の友人」のデッキということで、ある程度戦略性を高めることが出来たと思われる。

非進化は「龍素記号+アルファベット二文字+『理系の知識』に関係する言葉」、進化クリーチャーは「〇〇龍程式+コンピュータ関係の言葉」と推測される。

クリーチャー紹介

龍素記号 iQサイクロペディア 水文明・コスト8
クリーチャー:クリスタル・コマンド・ドラゴン 8000
シンパシー:リキッド・ピープル(このクリーチャーを召喚するとき、支払うコストは、バトルゾーンにある自分のリキッド・ピープル1体につき1少なくなる。ただし、コストは1より少なくならない)
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、カードを3枚まで引いてもよい。
このクリーチャーはブロックされない。
W・ブレイカ―(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)
リキッド・ピープルが出ていれば出ているだけコストが下がる。おそらく実際に出せるタイミングは5ターン目が多そうだが、ドローと低コストクリーチャー展開で早めることは可能。『神秘の結晶龍』でも、《アクア・ティーチャー》から《アクア・ビークル》や《アクア戦闘員 ゾロル》を展開することで召喚タイミングを早める努力がなされている。間接的な【青単リキッド・ピープル】強化であり、【青単リキッド・ピープル】使いのべんちゃんのデッキらしい大型である。
そこそこのパワーとWBにアンブロッカブルがついている。《クリスタル・ランサー》とは、召喚できるタイミングや種族などで差が出てくる。
「iQ」は知能指数、「サイクロペディア」は百科事典(このwikiを御覧の皆様ならご存知のWikipediaやアンサイクロペディアなどの語源)を示す。こんな知性あふれる名前の割に漫画版では普通に武闘派の敵として登場してそのまま死んだ。

龍素記号 Lp エクスペリオン 水文明・コスト6
クリーチャー:クリスタル・コマンド・ドラゴン 6000
バトルゾーンにある自分のリキッド・ピープル1体につき、自分の水の呪文を唱えるコストを1少なくしてもよい。ただし、コストは1より少なくならない。
W・ブレイカー
水の呪文全てに「シンパシー:リキッド・ピープル」を与える。自身はやや重いが、召喚さえしてしまえば大型呪文《インビンシブル・テクノロジー》などを唱えることも夢ではない。ただ【青単リキッド・ピープル】に積まれる呪文は得てして低コスト呪文が多いため、どこまで活躍できるか注目される。このクリーチャーをメインにしたデッキを組んでやってもいいのかもしれない。《転生スイッチ》などいろいろ面白いものはある。
「Lp」はハンガリアン記法でポインタを示したり、孤立電子対だったり、対数周期アンテナを指していたりする。エクスペリオンは「Experience」からか。

零次龍程式 トライグラマ 水文明・コスト5
クリスタル・コマンド・ドラゴン 12000
G・ゼロ-バトルゾーンに自分の、カードに能力が書かれていないクリーチャーが3体以上あれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
進化GV―自分のリキッド・ピープル3体を重ねた上に置く。
T・ブレイカー
このクリーチャーが破壊される時、墓地に置くかわりに自分の手札に戻す。
《超神星マーキュリー・ギガブリザード》とリキッド・ピープルとしては同一条件で進化できるクリーチャーでコストも同じ。ただし、バニラをたくさん突っ込んでいるデッキでは低コストで進化できる。《アクア・ビークル》《蒼狼アクア・ブレイド》《アクア戦闘員 ゾロル》などを大量に積んでおき、《アクア・ティーチャー》と《アクア・ジェスタールーペ》でドローを補佐しながら3体並べてそのままそのバニラを進化させることで、ギガブリザードよりテンポよく進化できるだろう。効果自体はあちらに比べるとやや物足りない。G・ゼロで殴りかかるのが基本ということだろう。
名前の由来は「N-gram法」(N文字に検索対象を区切って出現頻度を求める方法の全文検索アルゴリズム)の3文字の時の呼称「トライグラム」からだろう。

甲型龍程式 キリコ³(キュービック) 水文明・コスト8
クリスタル・コマンド・ドラゴン 13000
進化―自分の水のドラゴン1体の上に置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の手札をすべて、好きな順序で山札の下に置く。その後、自分の山札の上から呪文が3枚出るまで、カードをすべてのプレイヤーに見せる。こうして見せたそれ以外のカードをすべて山札に加えてシャッフルし、その後、その3枚の呪文をコストを支払わずに唱える。
T・ブレイカー
二度目となる《エンペラー・キリコ》の転生版進化クリーチャー。今までのキリコとは違い、踏み倒すのがクリーチャーから呪文になっているのが一番の特徴。基本的にこのカードを軸にしたデッキは打ちたい呪文だけ入れたデッキ構成になるだろう。
唱える呪文にはコストも色制限もなく、うまくいけば重量コストの呪文を3連発することも可能。《唯我独尊ガイアール・オレ・ドラゴン》を1から作り上げることすら可能である。
コストとして手札を全て山札の下に置くというものがあるが、置いたカードが0枚でも効果は発動可能。ここは本家キリコに通じるものがある。
山札から表向きにした3枚の呪文は山札でも墓地でもない謎のゾーンにあることになり、ブーストやドローによって表向きにした3枚のいずれかが使えなくなるといった事態は起こらないというかなり優遇された裁定を受けた。流石、キリコの名冠すると言うべきか。
名前の由来は数学用語で「3次の、立方の、3乗の」という意味を持つ、キュービックと《エンペラー・キリコ》からだろう。






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最終更新:2023年07月01日 01:09