バクラーケン/ウィスクラーケン

登録日:2022/11/06 Sun 19:30:20
更新日:2024/10/23 Wed 15:59:32
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バクラーケン、ウィスクラーケンは、『仮面ライダー龍騎』に登場するミラーモンスター
CVはどちらも千田義正。

ミラーワールドに棲息するイカ型の人型モンスター。
青い体色に銀色の胴体、タコのような金色の猫目、頭部はゲソが髪の毛のように生えてる。頭頂部には嘴があり、捕食に使うだけでなく煙幕状の墨を吐けるという設定がある。
幾つもの発光体があり、特に大きい胸部の三日月状のそれは色がついており、両者の最も簡単な区別はそれの色の違い。
両手には吸盤がついていて、これはライダーでも引き剥がすのが困難な程吸着力が強い。脚の後ろにも吸盤がずらりと並んでおり、壁にぴったりくっ付くことも可能らしい。


バクラーケン

身長:232.0㎝
体重:150.0㎏

頭部のゲソを広げるように立たせており、胸部の発光体は紫色。
掌から粘着液を帯びた触手を伸ばし、コウイカの如く獲物を捉える。戦闘は触手を用いた徒手空拳。
芝浦が作ったゲームにハマった末に実際に決闘まで行い、勝った後逃走したマトリックスのメンバーを芝浦と駆けつけた真司の間近で車のボディから捕食した事で龍騎とガイと戦闘になる。
背後から触手でガイを投げ飛ばし、龍騎とガイとの乱闘では龍騎に吸盤をくっつけて動きを封じたが、フリーになったガイが召喚したメタルホーンの一撃を受け、龍騎をくっ付けたままガイに殴りかかる。龍騎を解放しガイに触手で殴り付けるがかわされた上に再びメタルホーンを食らう。立ち上がる際に触手で動きを封じ羽交い締めにするも、最期はファイナルベントの発動で呼び寄せたメタルゲラスに吹っ飛ばされた後ヘビープレッシャーを喰らい爆散した。
立ち上がる際に触手で動きを封じ羽交い締めにするも、最期はファイナルベントの発動で呼び寄せたメタルゲラスに吹っ飛ばされた後ヘビープレッシャーを喰らい爆散した。


ウィスクラーケン

身長:230.0㎝
体重:154.0㎏

ゲソは垂れていて、胸部の発光体が赤い。バクラーケンと違い、一見槍にも見える杖*1を持っており、戦闘ではこれを活用する。観戦して敵の実力を測ろうとする等知能は意外と高い。
バクラーケンと共に出現するが、龍騎とガイがミラーワールドに突入した時点で場から離れ戦いの観察に徹しておりバクラーケンを見殺しにした。
バクラーケンを倒したガイを相手にするのは得策でないと踏んだのか続く龍騎とガイの戦いはスルーしたが、真司を追って駆け付けたナイトライアには攻撃を仕掛け、ライアを吹っ飛ばし龍騎を気にかけて本気になれないナイトを退け龍騎達に追撃を仕掛けようとするも、ソニックブレイカーを受けて撤退した。
その後ナイトとガイの戦いの場の近くに現れ、手塚に察知される。この時はすぐに姿を消したのと手塚は捜している最中に目撃した二人の戦いを止める事を優先したので戦闘にならなかったが、彼が芝浦から奪ったドラグレッダーのカードを返却された事で再び龍騎に変身した真司と共に向かっている所で急襲。杖を用いて二人を相手取るが、最期はライアを相手にしている隙に発動させたドラゴンライダーキックを受け爆散した。

38話でも別個体がゼノバイター、ソノラブーマと共にナイトと交戦するも、結局飛翔斬で纏めて一蹴された。ちなみに他2体が初代と別の武器を使ってた*2のに対し、コイツは杖のままだった。

43、44話にも別個体が優衣を狙うモンスターとして出現。他のモンスターと現れるが、神崎士郎に共々操られ同士打ちをさせられた。


イカやタコの仲間は頭足類と呼ばれるように、足が目の上にあるのが生物学上正しい構図である(目の下にあるのは胴体で、内臓が詰まっている)。


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最終更新:2024年10月23日 15:59

*1 先端がイカの触手、反対側がエンペラ(ヒレ)型になっている。

*2 ゼノバイターはブーメランだったのが剣に、ソノラブーマは素手だったのがレイピアに変わった。