アットウィキロゴ

ゴルゴンの首(ドラえもん)

登録日:2022/12/30 Fri 20:12:00
更新日:2026/07/24 Fri 23:07:06
所要時間:約 3 分で読めます







ウオ~ン



「ゴルゴンの首」は、漫画『ドラえもん』のエピソードおよび同エピソードに登場するひみつ道具。



【概要】

声優は高戸靖広(わさドラ版)。

結論から言うと、危険なひみつ道具

その名の通り、ギリシャ神話に登場する怪物「ゴルゴン*1の頭のみの石像を模した道具。

目からは生物(ドラえもんのようなロボットも同様)の筋肉を硬化させる光線を怪しい唸り声を上げながら発射する。
体の一部分にだけ照射するとその部分だけが石化する。その一部分は動かせなくなるが本人の意識や体調等に影響はない。

通常は安全のため岡持ちのような蓋付きの箱に収納されており、使う時はこの蓋を少し開け、必要以上に光量が漏れないように使用する。間違っても本体を箱の外へ出したりあべこべに持ち歩いてはいけない。(理由は後述)
一度石化させたものを元に戻す際は、頭から生えているヘビ型の髪を引っ張ることで解除が可能。


【危険性】

箱から出してはいけない理由は、ゴルゴン自身が勝手に外を這い回ってしまうからである。

さらにゴルゴンは動けるだけでなく自動で光線を発射するようになっている。
これが何を意味するかと言えば、周囲の生物へ無差別に光線を発射し全身を石化させるという危険極まりない状況に陥ってしまうという事である。

動きはのろいものの、死角から箱などで動きと視野を封じ込めなくてはならないため、かなりの強敵と化す。

作中ではクライマックスまで判明しなかったその顔は、ヘビの髪を持つ女の怪物をモデルにしたという割にはまるでモアイのような顔つき、ヘビの髪は一本だけであり、その無機質な面構えがより一層この道具の不気味さを増している。

だが、頑丈そうな見た目とは裏腹に衝撃には弱いらしく、石化したジャイアンの下敷きになった際にはのびてしまっていた。


この道具を所持していたドラえもんは、非常に恐ろしい道具である事を強調していた一方で「気をつけて使えば便利」だとも話している。
確かにのび太はこの道具で廊下に長時間立たされても足が疲労せずに済むという恩恵を受けていたのだが、それぐらいしか使い道がなさそう*2な点についても困りものであろう。

安全性も皆無な事から結局のところ「何故作った」としか言いようのない代物である。

映画「のび太のひみつ道具博物館」には、さらに巨大な「DX軍団ゴルゴンの首」が登場する。
ちなみに同作によると「ゴルゴンの首」は4号まで存在するらしく、サイズも様々。だから何で作るんだよ。


【原作】

「小学六年生」1979年8月号に掲載され、てんとう虫コミックス20巻および藤子・F・不二雄大全集7巻に収録されている。

雑誌掲載時のタイトルは「恐怖!! ゴルゴンの首」であり、てんとう虫コミックス収録時に項目名のタイトルに改められている。

【アニメ版】

これまでに計4回(大山版・わさドラ版で2回ずつ)アニメ化されている。


◇大山版「恐怖!!ゴルゴンの首」
帯番組時代の1980年3月24日に放送された。サブタイトルは雑誌掲載時の題名と同じ。

DVD「TV版 ドラえもん Vol.19」に収録。


◇大山版「ゴルゴンの首」
1990年2月16日に放送された。ドラえもんのタイトルコールがちょっと怖い。

全体のストーリーは概ね原作通りだが、しずかも登場する。

ビデオソフト「21世紀テレビ文庫ドラえもん Vol.18」に収録。


◇わさドラ版「ゴルゴンの首」(1回目)
2005年11月4日に放送された。

道具説明時にゴルゴンを知らないのび太のために元となった怪物の説明も加わっている。
原作及び大山版では光線を浴びた生物の外見に変化はなかったが、今作とわさドラ版2回目では見るからに石化して見えるようになっている。そのまま硬直した姿では死体等を連想させるためか?

DVD「NEW TV版 ドラえもんVol.10」に収録。


◇わさドラ版「ゴルゴンの首」(2回目)
2013年11月1日に放送された。

わさドラでは2度目のアニメ化という事でストーリーが大きくアレンジされ、大山版2回目と同様しずかも登場する。

DVD「NEW TV版 ドラえもんVol.89」に収録。

【余談】

わさドラ版アニメで2005年10月28日から2007年4月20日まで使用されたOP主題歌「ハグしちゃお」では、背景にゴルゴンの首が登場(もちろん箱なし)。ツチノコとハグ(?)をしている。




追記・修正は、疲れない程度にお願いします。


この項目が面白かったなら……\ウオ~ン/

最終更新:2026年07月24日 23:07

*1 「ゴーゴン」、「ゴルゴー」、「ゴルゴーン」とも。

*2 作中でのび太が他の使い方も考えていたが、「いやなやつをかたっぱしから石にする」、「げんこつをガチガチにかたくして、ジャイアンをぶんなぐる」など悪用例ばかり思いついていた。