シュレック(映画)

登録日:2023/05/21 Sun 21:26:20
更新日:2024/12/31 Tue 15:17:17
所要時間:約 3 分で読めます





2001年に公開されたドリームワークス・アニメーション制作のフルCGアニメ映画。

ドリームワークスとはユニバーサル・ピクチャーズの子会社であり、アニメ作品は今回で5作品目でCGアニメ作品は『アンツ』に続く2作品目である。

1990年に発表された絵本『みにくいシュレック』を原作としており、有名なおとぎ話のキャラクター達が登場する世界観になっている。

アカデミー長編アニメ賞を一番最初に受賞しており、かなりのヒットを飛ばしたことで、これまでに3本の続編とスピンオフ2作品が制作されている。
4作目の続編も企画されていたが、凍結中…と思いきや、なんと2026年に公開される事が発表された。

あらすじ

昔々、とある沼のほとりにシュレックと呼ばれる緑色の怪物が暮らしていた。人々からは恐れられ命を狙われてひとりぼっちであったが悠々自適な暮らしを送っていた。
ところがデュロックを収めるファークアード卿によって追放されたおとぎ話のキャラクター達がシュレックの住処に押し寄せてしまう。
静かな生活を取り戻すべく、シュレックはファークアード卿に追放を取り消しに、ロバのドンキーと冒険に行くのであった。

キャラクター

声優は原語版/日本語吹き替え版

  • シュレック
声:マイク・マイヤーズ/浜田雅功(ダウンタウン)
主人公。緑色の姿をしたオーガの怪物だが、内面は温厚で心優しい、とってもイイ奴。
森の奥の沼にある小屋に住み、人々から恐れられながらも、1人でのんびり楽しく暮らしてきたが、突然現れたおとぎ話のキャラクター達に住処を占拠されてしまい、元凶のファークアード卿から追放を取り消す条件に、ドラゴンの城に閉じ込められたフィオナ姫を救出する事を命じられる。
冒険を通して自分を恐れないドンキーや徐々に心を分かち合えるようになったフィオナとの出会いからこれまで知らなかった愛や友情が生まれていくが…。
日本語吹き替え版では普段の浜田そのままの関西弁で話すが、意外と様になっている。

  • ドンキー
声:エディ・マーフィ/山寺宏一
喋るロバ。性格はとても陽気でおしゃべり。
飼い主に売られかけた所を逃げ出し、兵士から追われていた所をシュレックに助けられてからは以降彼についてくるようになる。最初はシュレックに鬱陶しがられていたが、冒険を通して親友のような間柄になっていく。
ちなみに「ドンキー」は英語でそのまま「ロバ」を意味する。なので種族と固有名が同じというややこしいことに。
日本だと某ゴリラを連想しそうだが、偶然にも声優は同じ

  • フィオナ
声:キャメロン・ディアス/藤原紀香
遠い遠い国のお姫様。
ドラゴンが居座る城に閉じ込められており、いつか自分を助けに来る理想の王子様をお約束のような眠りにつく"フリ"をしながら待っていた。最初は救出に来た怪物のシュレックに対しては理想の王子様とかけ離れていたため辛辣な態度だったが、彼の人柄に徐々に惹かれていく。
ちなみにプリンセスながらかなりの武闘派であり、数人の敵をカンフーで1人でなぎ倒す程の実力者。

  • ファークアード卿
声:ジョン・リスゴー/伊武雅刀
今作の悪役。小柄な体格であり本人もそれにコンプレックスを持っている。
デュロックを治める王様であるも、完璧な国を作るためおとぎ話のキャラを迫害したり国民にも過度なルールを敷いたりするかなりの独裁者。
その反面自身を模したぬいぐるみやマスコットを作ったりするナルシスト。
真の王様になるためだけに、魔法の鏡からオススメされた3人の姫からフィオナを選び、彼女を妃にしようと目論む。

  • ドラゴン
フィオナが閉じ込められた塔を守る番人。
巨大な身体と口から吐き出す灼熱の炎を武器とする凶暴な竜……なのだが実は性格はメス、つまり女性。
塔に侵入したシュレック達を襲い、ドンキーを食べようとするが逆に口説かれて一目惚れしてしまった。

  • クッキーマン
声:コンラッド・ヴァーノン/結城比呂(現:優希比呂)
自我を持ったジンジャーブレッドマン。
ファークアード卿に捕まり足を砕かれ牛乳責めを受けるなどの拷問を受け、仲間のキャンディーマン、ケーキマンの情報を吐いてしまう。

  • ピノキオ
声:コディ・キャメロン/龍田直樹
ご存じ魔法の人形であるが、賞金に目が眩んだゼペットじいさんに売られてしまった。

  • 狼のおばあさん
声:アーロン・ワーナー/内海賢二
赤ずきんの狼で、シュレックのベッドに勝手に上がり込んだことで追い出された。『何?』くらいしかセリフが無い。

  • ピーターパン
声:マイケル・ガラッソ
ネバーランドの少年。こっちは追われたりせず、逆に相棒の妖精を兵隊に売ろうとした。

  • 三匹のくま
声:ボビー・ブロック(子熊)
檻に入れられたくまの家族。小ぐまとお父さんぐまはシュレックの家に逃げ込んでいたが、お母さんぐまはファークアード卿に処刑された挙句、皮を剥がされて寝室のカーペットにされた。

  • 長ぐつをはいたネコ
声:アントニオ・バンデラス/竹中直人
二足歩行のイケボでキザなネコの殺し屋。
シュレック抹殺命令を請け負っている。
時系列として本作の前日譚としての主演スピンオフがあるが、劇中で登場したのは『シュレック2』から。
シュレックを付け狙っている理由は本作終盤の結末が尾を引いている。


絵本の王子様のページをちぎってアソコを拭いてから追記・修正をお願いします。


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最終更新:2024年12月31日 15:17

*1 …と思いきや、ユニバーサル・スタジオのアトラクションでは幽霊になっている。どっちなんだ。