セルゲイ・クリシチョフ

登録日:2023/07/30 Sun 21:38:00
更新日:2024/12/18 Wed 18:26:58
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圧倒的な筋肉(パワー)はあらゆる技術を凌駕する!




セルゲイ・クリシチョフは伝説の格闘漫画タフシリーズのキャラクター。
アイアン木場の遺志により開催された最強の格闘技トーナメントTDKの出場者の一人てある。


概要

レスリング・グレコローマン90kg級やフリースタイルなどを制覇、オリンピック三連覇に加えて世界選手権も四連覇したアマレスの金メダリストを超えた金メダリストのチャンピオンを超えたチャンピオン。白熊のような巨躯のガチムチレスラー体型をしている。
スピードとパワー共に非常に優れており、これらを常にMAXにして超長時間活動が可能な底知れない化け物染みたタフさを誇る。
遅筋と速筋のバランスが良く瞬発力・持久力ともに桁外れで、全力のタックルは人間など簡単にペッタンコに押し潰せる。また握力は握手をしたゴードンが顔をひきつらせるほどのパワーがある。

本業は国家警察でありどんな標的も必ず捕らえる強さを持つ。
吹雪が吹き荒れる荒れ地の中を逃げる車を走って追い続けて追尾、犯人の検挙を達成した事件は「白狼伝説」として語り継がれている。
この屈強さ力強さと獲物を追い詰める執念から白熊や狼に例えられて呼ばれている。
だが本人の根が良くも悪くも正直で愚直なため相手によっては行動が読まれ易く、動揺を誘ったり精神を揺さぶるような戦術の耐性が低い。

学生時代はアマレスに打ち込んでいたヨッちゃんもセルゲイの大ファンで、セルゲイがリングのうえで戦うときにはノリノリで応援していた。


活躍

TDKにエントリーされ参加選手が公開された際に名前が公開された。このときにはまだイメージ像しか出ていなかった。
本格的な登場はTDKが始まってから。出番がくるまではバーベル上げでウォーミングアップをして標的をゴードンに設定していた。そしてTDK予選のラストでバーリ・トゥードの王と名高いゴードン・クランシーと戦う。
この戦いはTDKの出場者たちにとっても注目の試合で宮沢熹一朝昇&高石義生だけでなく栗須革了マーク・ハミルトン笹川エンゾウ宮沢静虎までもが見物していた。

リング上でゴードンと握手を交わして戦闘開始、目を粒って動かないゴードンを尻目に方向転換を加えたタックルをしかけるが手本のような「柔よく剛を制す」によって腕十字をかけられる。
力業でむりやり逃れたように見えたが、腕だけでなく一瞬のヒールホールドで脚の靭帯もやられて筋肉が悲鳴を上げ始める。
更に加えてゴードンの動揺を揺さぶる心理戦術に引っかかって焦りはじめ、攻撃を仕掛けても見破られて思うように技が決まらなくなっていく。
遂には自ら引きずり込まれていくように簡単に袈裟固めを掛けられて、頸動脈を抑えられて、戦意を奪うような優しい言葉を囁かれて、抵抗する気力も奪われ、遂に快楽地獄のなかで優しく寝かしつけられるように落ちていった。

ゴードンの数々の戦略の前に手も足も出せず完敗し、観客からすればゴードンがパフォーマンスを魅せるための実験台となってしまった。
朝昇はゴードンの高等テクニックに感心し、セルゲイファンで応援していたヨッちゃんはショックを隠せない様子だった。
本人にとっても手も足も出せず完敗したのは相当ショックだったのか、はたまたTDKの出場者のレベルの高さを思い知らされて諦めたのか、続行不能な重傷を負ったわけでもないのにもかかわらず棄権して姿を消した。



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最終更新:2024年12月18日 18:26