登録日:2023/11/14 Tue 23:35:00
更新日:2024/10/03 Thu 02:02:41
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お姫様との幸せいっぱいな辺境スローライフ、ここに開幕!
『
真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました』はざっぽんによる日本のライトノベル作品。
2017年10月から「
小説家になろう」に投稿され、2018年6月から角川スニーカー文庫より刊行されている。
略称は「真の仲間」
【概要】
いわゆる追放系なろう作品の開祖の1つとなった作品である。
主人公は勇者パーティーの中でも人間関係の中を取り持ったり戦略を立案したりするなど重要な働きを担っていたが、
パーティーメンバーの人間関係や謀略なども相まって追放されてしまった。その後、タイトル通り辺境で争いとは無縁なスローライフ生活を過ごすことで、新たな人脈も生まれるだけでなく、過去に知り合ったヒロインと再会した。結果勇者パーティーにいた頃とはまるで違う穏やかで楽しみのある暮らしを過ごすことができた。この結果、主人公は生きがいを見出していくという流れが1つのコンセプトになっている。
(メディアミックス)
①漫画
池野雅博によりコミカライズされ、
月刊少年エースで連載されていた。全14巻。
②ドラマCD
文庫版第5巻特捜版の付録としてドラマCD化された。原作者によるオリジナルストーリーである。
③テレビアニメ版
2021年秋にTOKYO MXや
AT-Xなどで第1期が放送。(全13話)
2024年の冬に第2期が放送(全12話)。
【あらすじ】
「君は真の仲間ではない──」
最前線での戦いについていけなくなってしまった英雄・レッドは、仲間の賢者に戦力外を言い渡され勇者のパーティーから追い出されてしまう!
「──はぁ、あんときは辛かったなぁ」レッドが抜けた事で賢者達が大パニックになってるとは露知らず、当の本人は辺境の地で薬草屋を開業しようとワクワクした気分で過ごしていたのだが・・・・・・
「私もこのお店で働いていいかな?住み込みで!」突如かつての仲間であるお姫様が自宅まで訪ねてきて!?
"のんびり楽しい薬屋経営"、"お転婆姫とのイチャイチャ生活"、報われなかった英雄による素晴らしき第2の人生がはじまる!
【キャラクター】
(主要人物)
ギデオン・ラグナソン/レッド
CV:鈴木崚汰
本作の主人公。
勇者の旅立ちを守る「導き手」の加護を持っている。
冷静沈着で穏やかな性格。
初期スキルが充実していたことから、6歳の頃からモンスター退治に出かけ、8歳の頃には騎士団にスカウトされて、18歳になるころには副団長になるまで出世している。
一方で自身の加護に固有スキルがなかったことから頭打ちも早く、他の勇者メンバーと比較するとやや見劣りするのも事実である。
しかし、頭のキレる頭脳と人当たりの良さを活かし、メンバー間の人間関係の調整や戦略の立案などを行っていたことから、パーティーには必要な存在だったことが分かる。
いわば『縁の下の力持ち』タイプ。
賢者アレスから「君は真の仲間じゃない」と戦力外通告を受け、自身も力量の限界を自覚していたこともあり、パーティーを抜け出すことになる。
その後はレッドと名前を変えてゾルタンでDランク冒険者をしつつ、薬草店を開店することになった。
自身のスキルや勇者時代に培った戦闘能力を使い、村で起きる様々な事件を解決することになるが、基本的には争いごとなどには巻き込まれたくない平和主義を貫き、ヒロインであるリットと穏やかな暮らしをしたいと考えている。
ちなみにリットに対しては最初の頃は遠慮していたところはあったが、一緒に暮らしているうちに恋心を自覚。
今では完全に夫婦ではないかと呼べる間柄になっている。(これにより多数の読者とアニメ視聴者が壁殴りを始めたとか始めなかったとか)
リーズリット・オブ・ロガーヴィア/リット
CV:高尾奏音
本作の
メインヒロイン。
ロガーヴィア王国の第2王女。加護は「スピリットスカウト」。つまりは精霊遣い。
ギデオンが勇者パーティーにいた頃に出会っている。当時は公告が魔王軍に攻め込まれた際、シサンダンにより師を失い、精神的にも疲弊していたが、ギデオンの説得を受け再起して魔王軍を撃退することに成功した。
当時は心に余裕がなかったため(本人談)、プライドの高さが目立ってしまい、ギデオンに対しても当たりがきつかった。
ただこの頃からギデオンに好意を抱いていたとされており、素直になれなかった自分を後悔していた様子。
ゾルタンではリットと名前を改め、Bランク冒険者として活躍していた。
これは王位継承権をめぐり、自分を担ごうとする勢力の存在に嫌気がさし、騒動が落ち着くまでは自由に暮らしたいという意思があってのことという。
そんな中でギデオン(レッド)と再会し、一緒に薬草店を経営することになる。
王女時代と違い、レッドに対しては素直に接しておりスキンシップも多い。抱き着くことは日常的で膝枕で眠ったり入浴したりそれ以上も…。もはや夫婦の領域で気持ちが通じ合っている。(リア充爆発しろ)レッドの作る料理が好きで、毎日楽しみにしている模様。
一方でなかなか積極的になれないレッドに苦笑しながら「ヘタレ…」とつぶやく場面も。
ルーティ・ラグナソン/ルーティ・ルール
CV:
大空直美
本作のもう一人のヒロイン
レッドの妹である。
「勇者」の加護を持つ人類最強の存在である。
「勇者」の加護は規格外の戦闘能力を与えることから、その辺のザコ敵などは瞬殺可能。スキルは「完全耐性」。ある種チートのようなスキルだが、それと引き換えに感情を失ってしまい、「
勇者という加護の入れ物」という扱いになってしまっており、同情する点は多い。
幼い頃、自身を守ってくれた兄を慕っており、加護により感情を失う状態になっても、その思い出のおかげで彼女は兄に恋する感情を持つことが出来ている。
とあることがきっかけで悪魔の加護を摂取したことにより、勇者の加護を弱めることに成功。
一時的に加護から解放されたことをきっかけに、悪魔の加護を定期的に入手できるよう、その薬を探す旅を開始。
ゾルタンにたどり着いた際、兄のギデオンと再会する。兄と再会したことをきっかけに自身も勇者としてではなく、一人の少女としてゾルタンに住むことを決意する。
その後、自身を追ってきたパーティーメンバーやシサンダンと戦うことになるが、これを退けることに成功する。
その際、勇者の加護を支配する新たな加護「シン」の力によって、完全に加護の力から解放されることが出来た。
やや浮世離れした言動が目立ち、レッドやティセを驚かしてしまうことも多いが、
これまで普通の女の子として過ごしてきた経験がないためということもあって致し方なしかと思われる。
ゾルタンの生活で本来の彼女がやりたいことを見出していくことが本作のテーマにもつながる。
(勇者パーティー)
アレス・スロア
CV:八代拓
勇者パーティーの一員で「賢者」の加護を持っている。
勇者パーティーにおける地位向上と、没落した実家の復興のため、自身がギデオンに代わって勇者の隣に並び立つことを目論み、その一環としてギデオンを戦力外通告することによって追放した。
賢者の加護には『他人の加護を鑑定する』能力があるがもともと性格に難があるアレスはこれにより加護の性質で人を区別するという悪癖が染みついている。ギデオンのことは軽蔑しているし勇者の加護を持つルーティにしても「勇者の加護がすごい、だから自分は彼女を導き人々が加護に相応しい評価や境遇が得られる世界を作るべし」という独善的な態度で接していてルーティ個人の感情には目もくれない。
プライドが高く自身の失敗を頑なに認めない性格でいざというときに失敗をやらかしやすく、精神的余裕がなくなると癇癪を起こし周囲を逆恨みするというおおよそ『賢者』という肩書とはかけ離れた短慮な人物。その上自己中心的なためギデオン追放の原因について仲間たちが薄々勘付いているのも相まって信頼度は低い。
ギデオン追放後は自身がリーダー格になろうと奮闘するが上述した信頼度の低さもあり、物事がうまくいかない日々が続き意気消沈する。
これに追い打ちをかけるように、ルーティがパーティーを離脱したことも相まって、精神的に追い詰められた結果、シサンダンに付け込まれる格好になってしまい、レッド抹殺を企むが仲間に支援されたレッドに斬られて生涯を閉じることになった。
やらかしてきたことは完全に自業自得で同情の余地はないのだが、ある意味では加護という呪いの最大の被害者でもある。強過ぎる我と加護の方向性、没落貴族という生まれが悪魔合体してしまい、更に勇者パーティのメンバーは全員が性格的に反りが合わない(まぁ合うほうがおかしいくらいには、アレスは自己中心的な人物ではあるが)と、最悪の方向性を持ってトチ狂ってしまった面もある。
ヤランドララ
CV:
雨宮天
勇者パーティーの一員で「木の歌い手」の加護を持つハイエルフである。
性格は明るい元気少女。ギデオンとは信頼関係を築いており、抱き着くなど恋人のようなスキンシップも行う。その結果リーズリットが嫉妬してしまうことになる。
ただ、
もう愛する人と別れるようなつらい体験をしたくないという理由でギデオンと恋愛関係になるつもりはないという。
そうした事情も相まって、リーズリットのギデオンへの気持ちを察して彼女にエールを送っている。
ダナン・ラボー
CV:
三宅健太
勇者パーティーの一員で「武闘家」の加護を持つ。
豪快な性格で、自身も認める単純思考な性格。
ギデオンとは当初はそりが合わないと反発していたが、兵法家の彼の能力は認めており、何かとバラバラになりそうなパーティーをまとめていた彼のことを信頼していた。
後にギデオンを探すためにパーティーを離脱する。彼を探して旅をしている途中、復活したシサンダンに右腕を奪われてしまう。
ギデオンと再会した際には彼の協力者になった。暑苦しいところはあるがいい奴ポジションであることに間違いない。(いわゆる劇場版ジャイアンポジション)
テオドラ・ディフィーロ
CV:
内田彩
勇者パーティーの一員で「クルセイダー」の加護を持っている。
加護が示す役割に従うことを是としており、アレスと共にルーティを連れ戻そうとするが返り討ちにあう。
ティセ・ガーランド
CV:
釘宮理恵
ギデオンがパーティーに抜けた後にメンバー入りした暗殺者。「
アサシン」のスキルを持っている。
暗殺者としての訓練として表情を出さないように心掛けているが、実は小心者である。
ルーティに対しても最初は恐れ多すぎて汗でシャツが濡れてしまうレベルで緊張していた様子。今ではよき友人として接している。(しかし、ルーティの規格外の行動に魂が抜けてしまいそうになっている)
お風呂とおでんが好き。おでんには辛子が絶対に必要であるなど、好きなものに対するこだわりが強い。
「うげうげさん」という小さな蜘蛛の相棒がいる。「うげうげ“さん”」までが名前らしい。
(ゾルタン)
アルベール
CV:天﨑滉平
ゾルタンのBランク冒険者。
自分の名前を残すことに執着する「ザ・チャンピオン」の加護を持っている。
自身の加護の影響もあり、ゾルタンでくすぶっている現状に不満を抱いており、勇者パーティーに入ることをもくろんでいる。
より強い力を得ようとリットと手を組もうと狙うが当の彼女は冒険者稼業を辞めてしまった。これにより、関係者であるレッドと恨んでいる節がある。後に力を得ようと村で起きた騒動の中で様々暗躍することになる。
ゾルタンを出て以降は勇者パーティーに合流し、主にテオドラに付いて動いていた。が、ゾルタンでルーティをめぐる戦いに参加したことで、自分が憧れた加護や英雄の負の側面を目の当たりにし、レッドたちにルーティと敵対行動をとったテオドラへの許しを請い以降は徐々に更生してゆく。
ゴンズ
CV:山中真尋
レッドの近所に住むハーフエルフの腕利き大工。レッドの店を建築してくれた。
タンタ
CV:
芹澤優
ゴンズの甥。病気になった際、レッドが薬草を探してくれたことで命を取り留めた。レッドの店のデザインは彼によるもの。
アル
CV:木下玲奈
タンタの友人のハーフエルフ。武器の扱いに長けた「ウェポンマスター」の加護を授かる。当初は加護に対して懐疑的であったが、レッドとリットに特訓してもらい、自信を持つようになる。
ニューマン
CV:魚建
ゾルタンにある診療所の医師。レッドの理解者で彼が販売している薬草の世話になっている。
メグリア
CV:
東山奈央
ゾルタンの冒険者ギルドの受付嬢。
ゴドウィン
CV:岩澤俊樹
モノクルをかけた「錬金術師」の加護を持つ盗賊ギルド員。麻薬騒動後は刑務所に収監されていたが、悪魔の加護の調合法を知っていたため、ルーティによって脱獄させられる。
自他ともに認める小悪党だが、小悪党なりの矜持はあり「正義はおろか悪の風上にもおけぬ、悪を称する事すらも許されぬ外道であるアレス・スロアの存在は許されるものではない」とレッドたちに助太刀する。
(魔王軍)
シサンダン
CV:
興津和幸
6本の腕を持つアスラデーモンで魔王軍の将軍。
自身が食らった人物に成りすますことが可能である。ロガーヴィアでの戦いでルーティたちに討ち取られたが、魔王によって復活を果たす。ゾルタンに潜伏し、勇者パーティーの人間関係を利用して暗躍する。
【加護】
この作品の世界においては、至高神デミスによって、一部を除く全ての生き物に対して「加護」が与えられる。
生物はこの加護によってスキルなどの恩恵を得られる一方で、与えられた加護に相応しい生き方を半ば宿命づけられる、強制力を持ったシステムという側面を持っている。
加護の持ち主の精神も加護の方向性に引っ張られやすくなるので、持ってる加護の種類やその人物の環境によってはそれこそ身を持ち崩すような呪いのような物になってしまっている。
この作品では住民の多くが加護を肯定し享受している中、自身の加護を盲信するあまり暴走する者、望まぬ加護によって人生を「縛られてしまう」ことに抗う者の存在が、キーポイントのひとつとなっている。
【テレビアニメ版】
第1期は2021年秋にTOKYO MXやAT-Xなどで放送された。全13話で原作の4巻までの内容が
アニメ化された。レッドとリットのイチャラブ模様に関しては割と大胆な描写も用意されている。
第2期は2024年冬に放送。
製作はスタジオフラッグ
(主題歌・1期)
OP:「息を吸う ここで吸う 生きてく」
ゆいにしおによる第1期
オープニングテーマ。
タイトルの歌詞がスローライフ生活の様子をうまく表現している主題歌である。
ED:「みんなおなじ」
JYOCHOによる第1期
エンディングテーマ。牧歌的な雰囲気を出しつつ、本作の作風にマッチしている。
(主題歌・2期)
OP:「routine life」
ゆいにしおによる第2期オープニングテーマ。
主人公ルーティの第二の人生と私達の生活も重ね合わせた曲となっている。
ED:「導き、捧げて」
JYOCHOによる第2期エンディングテーマ。
ルーティの新たな人生と共にルーティとヴァンにメインがあたる話となるが、導き手のレッドが好きという理由から、今作のタイトルを決めた。
追記・修正はパーティー追放後にスローライフ生活を決めたときにお願いします。
- リットはかわいい -- 名無しさん (2023-11-15 00:46:15)
- アレス・スロアって銀英伝のフォーク准将みたい -- 名無しさん (2023-11-15 08:59:53)
- 元々アレスの祖先も自分勝手な人間で反逆を起こしたから没落したのにそれを反省しないで同じ轍を踏んでるし、色々失敗する辺り本人の実力も程度が知れるし、真の仲間じゃないのは間違いなくアレスの方だろ -- 名無しさん (2023-11-15 09:24:21)
- でも一人に真の仲間じゃないって言われてあっさり出ていく方も問題あると思うんだが…全員にわかりやすく嫌われていた正真正銘の無能とかならまだしもギデオンはそうじゃなかったっぽいし、大事な妹までいたというのに -- 名無しさん (2023-11-15 11:01:43)
- ↑W7のウソップみたいな心境だったのかもな -- 名無しさん (2023-11-15 12:09:30)
- ↑2 「導き手」ってのが「勇者が一人前になるまで守り導く」ってゲームで言えば「中盤で離脱する序盤のお助けキャラ」みたいな加護だから自分の戦闘力が伸び悩んで足を引っ張ってるって自覚があったからこそ追放を受け入れたって流れだったはず。 -- 名無しさん (2023-11-15 12:21:43)
- ウソップは心境が同じなのかはわからないが仲間全員に自分の意志を伝えた上での別れだから一人に言われてあっさり出ていったギデオンとはシチュエーションが全然違うよ。ゲームと違って敵を倒すだけじゃ済まないから料理とか他の事も重要視してたギデオンが実力が足りないであっさり消えたのはやっぱり謎過ぎる。リットにも再会した時に突っ込まれてたじゃん。というか本当に足を引っ張ってたのなら最後に謝罪くらいしていくのが普通じゃないかな。 -- 名無しさん (2023-11-15 15:39:05)
- 途中送信しちゃった。なにより副団長が一人で偵察に行って帰ってこなかった=死んだって絶対に士気にも関わるぞ。 -- 名無しさん (2023-11-15 15:41:57)
- ↑納得行かないところがあるのはわかるけど、そこまで言及されない話だしそんな根掘り葉掘り探るようなコトではないんじゃないかな。難癖になりかねないし -- 名無しさん (2023-11-15 15:56:24)
- 導く者としてみんなの先頭に立ってたけど超早熟型だっただけで次々仲間に追い抜かれていって戦闘面では足手まといになってきてる自覚ある状態で自分の実力不足のせいで仲間がピンチになり、直後にお前みんなの足引っ張ってるんだから潔く勇退しろと言われて抜けたんだよ、賢者に仲間にはうまいこと言っておいてやるって言われたからみんなには挨拶せずに抜けたって描写もあったし不自然ってほどじゃないだろ、その後のパーティへのフォローが絶望的なのは言うまでもないけど -- 名無しさん (2023-11-15 20:11:07)
- テンプレ -- 名無しさん (2023-11-15 20:32:48)
- パーティ追放の経緯が突っ込まれがちなのは置いておいて、勇者の心残りであった兄を追放した事でパーティーは半壊、勇者は兄の下から離れる気ほぼ無しで、どうあっても魔王有利になっているのは気になる所 -- 名無しさん (2023-11-15 23:59:29)
- まぁ不自然な追放とその後のパーティー崩壊は追放モノのテンプレだから深く考えること自体禁止ってことなのかなぁ。実際難癖になると言われちゃったし、そう言うものだと納得するのが一番なのかもね -- 名無しさん (2023-11-16 01:27:20)
- あの後アレスの家はアレスが亡くなったことで完全に没落したのだろうか -- 名無しさん (2023-11-16 09:43:11)
- アニメ観てたけど、タイトルで言う程スローライフ出来ていなかったよね…村でしょっちゅう事件起きてたし。 -- 名無しさん (2023-11-16 12:41:36)
- 物語的に、本当になんの山も谷もないスローライフだけを見せられてもエンターテイメントにならないからね -- 名無しさん (2023-11-16 12:51:24)
- ↑2「スローライフすることにした」ってだけだからな -- 名無しさん (2023-11-16 20:41:35)
- ↑6 忘れてるのかもしれんが、ルーティが兄貴のところに行けたのは、偶然手に入れた悪魔の加護のおかげであって、それがなかったら、勇者の加護の強制に逆らえなかったよ だから序盤は兄貴のところに向かわなかった -- 名無しさん (2023-11-16 20:46:12)
- そもそもアレスがギデオンを追い出したのはギデオンの方が自分よりも優秀なのを理解した上での嫉妬と焦りから来たエゴでしかないし、作中でもダナンに「過ちだった」と言い切られてる愚行なんだから穴だらけで当然かと 優秀な人間が穴だらけの行為をしたならともかく、ティセを仲間に入れたくらいしか功績が思いつかない男だぞ -- 名無しさん (2023-11-16 21:41:00)
- まぁこういう追放系って追放側に分りやすい過失ないとただの主人公サイドの自業自得で終わっちゃうしね -- 名無しさん (2023-11-18 16:51:33)
- そのわかりやすい過失にとても優秀なはずの主人公が全く気が付かないで、他の誰にも何も言わずに去ったのはなんでなのって話に戻っちゃうからやっぱり追放モノのテンプレの一つだからで納得するしかないでしょ。もしもこの手の違和感を消したかったら最初からずっと有能だったけどなぜか追放されたじゃなくて、正真正銘の無能だったけど追放された後にチート能力取得ってパターンを使うしかない。 -- 名無しさん (2023-11-18 19:33:05)
- 或いは主人公が現役時に無理をしすぎたが加護の所為でそれが表ざたにならず、ひそかに気づいた追放者があえて心を鬼にして主人公を安静させる・・・ぐらいか -- 名無しさん (2023-11-18 19:37:05)
- 勇者パーティの歩みが止まったのアレスが俺にだってできるとか思い込んでたせいだけど、ギデオンは交渉役を仲間にやらせたことがあるんだろうか? -- 名無しさん (2023-11-18 19:54:05)
- 「全ての人間は、生まれながらに目に見える適正が課せられている」という、冷静に考えたらスゲー残酷な世界観だったりする。デスティニープラン全掛け状態。 -- 名無しさん (2023-11-18 19:58:34)
- アレス・スロアの中の人、現実でも不注意で交通事故起こしちゃったねぇ。謝罪はちゃんとしたけど -- 名無しさん (2023-11-21 08:16:05)
- ↑3 「ギデオンに出来る事は自分に全部出来る」とガチで思ってるもん、アレス。賢者の加護と「実用的な賢さ」はまったく別の話なんだがそれに気づけない(それが賢者の加護の呪いかもしれん) -- 名無しさん (2023-11-21 18:24:59)
- 完璧な姉が引継ぎとか事前の準備を全くしないで消えたなんてありえないって作中のキャラが疑問に思う追放モノを見たがほんと有能なはずのギデオンが引き継ぎすらしないで消えたのは謎だ。どう考えてもアレスに交渉役を任せていいわけないだろう -- 名無しさん (2023-12-04 18:40:06)
- 頭打ちが早かったのでいずれ置いて行かれる、という前提あるんだから今やってることを少しずつ仲間に引き継がせていこうという発想も当然よな。それが出ないことが「導き手」の加護の副作用?それならもっとパーティーに拘らなきゃおかしいけれど -- 名無しさん (2023-12-04 21:03:46)
- ↑逆だよ。「導き手の加護」は「勇者の旅立ちを守り導く加護」なので、勇者が十分に成長してる上に「勇者の足手まとい」と断じられ、実際に心当たりがある以上、パーティーに残ると食い下がることはできなかった それでもルーティの様子を見に行ってるが、ここでアレスとルーティが恋人づきあいをしていたと誤解し、ルーティに支えがいるならやっぱり自分は不要かと考えるシーンがアニメではカットされてる 加えて、原作でギデオンはまさかアレスが単独で自分の代わりをやろうとするとは思ってなかったのが描写されている ギデオンとしてはアレスに、もっと協調性があるものと期待してたわけだ 実際、仮にも「賢者の加護」の持ち主があそこまで短慮で考えなしだとは普通は思わない -- 名無しさん (2023-12-07 20:20:50)
- ↑なるほどな、サンキュー原作勢 -- 名無しさん (2023-12-07 20:49:06)
- つまりなんの根拠もないのに「あいつは賢者の加護持ってるから大丈夫だろ」ってアレスに丸投げしたからギデオンは引継ぎもしないで消えたって事か。だとしても仲間に挨拶くらいは(足手まといで迷惑をかけたと思い込んでいるのならなおさら)普通すると思うし副団長が偵察に行って行方不明になりましたは士気を考えるとヤバいと思うが…… -- 名無しさん (2023-12-13 05:04:36)
- ↑「賢者の加護を持ってる」というのが十分な根拠になり得るくらい、加護の力が強い世界の話なのよ。足手纏いだと断じられた上にアレスももうこっちの事は充分だからさっさと出て行けと言わんばかりだったから、自分の代わりは務まるのだろうと判断してしまうのも分かるっちゃ分かる。挨拶なんてしたら自分が力不足で追放されましたと喧伝するようなものだし、そっちの方が士気下がるだろうから偵察に行って行方不明なったという事にした方がまだマシだろうと思ったんだろう。 -- 名無しさん (2023-12-17 11:25:57)
- ↑いや賢者の加護って確かすごい魔法が使えるとかものすごく強いってだけでギデオンがやってた交渉ごとに秀でているとか料理ができるとかそんな設定は一切なかったぞ。引継ぎを考えなかったのは明らかにおかしすぎる。挨拶も士気が下がるのに目を瞑って表向き行方不明でも仲間内だけはこっそり詫びと挨拶してから行けばいいじゃん。 -- 名無しさん (2023-12-17 18:17:22)
- ↑単純に賢者の加護には他人の加護の鑑定もあるしそもそも1人でやると思ってなかったから、「代わりに入れるのかPT内で見つけてるのかはともかく代わりに担える人の目星は付いている」と考えた上で「説明しておく」ってアレスの言葉信じただけやぞ -- 名無しさん (2024-09-30 12:02:40)
- 漫画版しか把握してない立場の意見ではあるけど、ぶっちゃけ引継ぎしなかったからってあんな体たらくに至るなんて誰が想像出来るんかなとも。多少の不手際はあっても並程度にはうまいことやると普通は思う。 -- 名無しさん (2024-09-30 21:09:22)
- まあ後続の追放系に比べたらよっぽどウマくらい理由付けはしてるんじゃない。なろう読者や作者のニーズからして追放した奴の見る目が無かっただけで実は有能って前提は崩せないから転生系よりも自然な話づくりするが難しいジャンルよね -- 名無しさん (2024-10-02 09:41:09)
- ↑実際、アレスの野心ゆえに有能とわかってても追放したという経緯があるから、節穴だったというわけでもないし、戦闘力だけを見れば他のメンバーより劣ることも嘘じゃないし、なんなら追放したアレス当人もアホみたいに強いしで、流れとして無茶があるわけでもないものね。 -- 名無しさん (2024-10-02 11:41:13)
- 1つの作品でこんなにも追放に関して議論されるなら追放系の項目が立ったらどうなるか気になるな。 -- 名無しさん (2024-10-02 11:57:20)
- コミカライズの最終回までしか見てないからその後を知らないんだけど、魔王と人類が戦ってる情勢で勇者パーティが内紛の末に賢者死亡で勇者が行方くらますとか未来が真っ暗すぎないか? -- 名無しさん (2024-10-02 22:58:00)
最終更新:2024年10月03日 02:02