柊うてな/マジアベーゼ

登録日:2024/02/14 Wed 01:20:59
更新日:2025/04/26 Sat 09:39:49
所要時間:約 18 分で読めます


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ASMR DIY ※中学生です ※主人公です おもしれー女 お化け嫌い かなり危険な女 ぶっちぎりでイカれた女 まほあこ やべーやつ やべー女 エノルミータ オタク ガチレズ キウイの婿 キューピッド クソヤバ女 サディスト トレスマジアの悪となる者 ドS ド変態 ニップレス ネタが多すぎてタグに困る項目 ヒロピン ブレイバーンの対義語 マジやべぇぜ マジアベーゼ ラスボス系ヒロイン レズ レズのサディスト 中学生 主人公 危険人物 厄介オタク 友達想い 同性愛者 和泉風花 和泉風花の本気 圧倒的存在感 声優の本気 変態 変態淑女 幹部 怪人サド女 悪のカリスマ 悪役 愛すべき変態 本当は優しい人 柊うてな 残忍な美少女 残念な美少女 演者の怪演 激ヤバ女 濃すぎるキャラクター性 無敵の人 狂人 理想の上司 相当ヤバい女 総帥 蜘蛛 鋼メンタル 闇堕ちは絶許 限界オタク 顔芸 首領 鬼畜 魔法少女にあこがれて 魔法少女に憧れた馬車芽 魔法少女ガチ勢


なんで……喜んでるんだろうわたし……。

大好きな魔法少女を苦しめているのに……。

お……おかしいな……わたし……。


ヘンな気持ちになっちゃう……。



出典:『魔法少女にあこがれて』第1話「悪の女幹部、誕生!?」、2024年1月3日~3月27日まで放送。
旭プロダクション、魔法少女にあこがれて製作委員会。
©⼩野中彰⼤・⽵書房/魔法少⼥にあこがれて製作委員会。

柊うてな/マジアベーゼとは、漫画『魔法少女にあこがれて』の主人公である。

CV:和泉風花


【プロフィール】

  • 年齢:14歳
  • 誕生日:11/14
  • 好きな食べ物:ゼリー
  • 嫌いな食べ物:辛い物
  • 最近不思議なこと:やけに肌ツヤが良い


【人物像】

どこにでもいる普通の女子中学生。
日課は学校の花壇の世話で、アニメ版では「知らないうちに決められた美化委員の仕事」とされている。
街の平和を守る魔法少女トレスマジアの大ファンであり、毎月のお小遣いをやりくりしてグッズを買い集める、いわゆる推し活が趣味。
というか、トレスマジアに限らず変身ヒロイン全般を深く愛しており、悪役コスチュームもそれはそれで好んでいる。

ある日突然平凡な少女の前に現れ変身する力を与えてくれるマスコット的なヤツマスコットのような生命体ヴェナリータから「選ばれし力」を見込まれて変身アイテムを授けられたが、
「憧れの魔法少女に自分もなれる」と思ったのもつかの間、悪の組織エノルミータの幹部に無理矢理仕立て上げられてしまった
ヴェナに素性を握られ脅されたため、渋々幹部の仕事を引き受け、「マジアベーゼ」を名乗ってトレスマジアとの戦いを開始した。

その後、紆余曲折あってヴェナからエノルミータ総帥に任命され、本格的に悪役街道を進み始める。


【性格】

大人しく自己主張が苦手で、クラスでの存在感は薄く、友達もいない。
一方、魔法少女への思い入れは人一倍強く、何かきっかけがあるとマシンガントークを繰り広げることもしばしば。
そもそもクラスで地味なのも、休み時間は魔法少女関係の情報収集に夢中で自分から人と関わろうとしていないのが大きな理由である。

ただ、他人に興味がないかと言えばそんなことはなく、むしろ本質的には友達思いで心優しい人物である。
エノルミータ加入後には他の幹部達と友情を築いていき、やがてトレスマジアに変身する花菱はるか、水神小夜、天川薫子の3人とも互いに正体を知らないまま次第に距離を縮めていった。


……とまぁ、ここまで見ると、到底悪の組織には似つかわしくない平和的な人物に見えるだろう。
しかし、彼女の「選ばれし力」はそことは別にあった。

柊うてなの正体、それは


真性のサディスト


である。

本人も悪の女幹部となるまでは気付いていなかったが、彼女の心の中には強烈な嗜虐願望が秘められており、
それが「人々を守るため、何度傷付いても立ち上がり戦い続ける」魔法少女への強い愛情と混ざり合った結果、
大好きな魔法少女が痛めつけられ苦しむ姿に快楽を覚えるヒロピン萌えのサディズムという歪んだ性癖を抱えるに至ってしまった*1
最初はこの事実を認められず困惑していたが、次第にそんな自分を受け入れるようになっていき、魔法少女への歪な愛を原動力に悪役ライフを満喫するようになった。
初めて会ったキウィとのやり取りの中でこの魔法少女への愛について「可愛いからめちゃくちゃにしたいだけなんです」と語っており、キウィをドン引きさせている。
この傾向は細かい仕草にも現れており、普段は猫背で上目がちな一方、変身すると背筋が伸びて相手を悪い笑顔で見下すことが増える。
そのため、戦いにおいては単に敵に勝つだけではなく、いかに楽しい=相手にとって屈辱的な手段を取るかを重視している。
現状、一般人を襲ったり街を破壊するような行動はしていないが、これも良心の呵責だけでなく「単に面白くないから」という理由も大きい*2
エノルミータでの人間関係も敵として出会い、お仕置きや調教で何かに目覚めさせるところから始まったものが大部分を占める
良くも悪くも、己の欲望を満たすことが第一である。

しかし、先述したように「魔法少女が好き」という気持ち自体は紛れもない本物
推しを摂取できないと元気がなくなり、推しが元気な姿を見ると急に生き生きして安心して悪役ができると言い出すほど。
ヴェナからは「君が魔法少女に抱く感情は憧れなどではない」と断じられたが、魔法少女を「正義の味方にして、全ての女の子の憧れ」として愛していることに変わりはなく、
自らが敗れた際にもそれはそれで推しのかっこいい活躍に貢献できたことに喜んでいるし、なんなら悪役として倒され死んでいくのもよし、とまで考えている無敵の人
故に、ヒロピンものでは定番の展開である闇堕ち、快楽堕ちの類はむしろ「解釈違い」と嫌悪しているし、本気で魔法少女を殺そうとする者がいればたとえ同じ悪陣営の者であっても倒すべき相手とみなす。
エノルミータ初期メンバーが魔法少女狩りをしていたと後から知らされたときには「魔法少女っていうのがどれだけ大切な存在なのかもう少し考えてください」とヴェナリータに早口でキレて、ロコルベには「私の魔法少女を狩った禊」と言って「マジアベーゼが満足しないと出られない部屋」に閉じ込めている。
あくまで「愛する魔法少女を悪役の立場から堪能したい」のであって、殺害したいわけでも正義を否定したいわけでも、まして自分に侍らせたいわけでもないのである。
勿論、だからといって戦いに手を抜くことはなく、倒して痛めつけるにせよ負けるにせよ、互いに全力でぶつかり合った結果であることを良しとする、ある種の戦闘狂めいた側面もある。

また、馴れ初めが爛れまくっているだけで他の幹部達のことも大切な友達と見ており、そんな彼女達への想いもまた力の源である。
故に、総帥の地位を手に入れる前から自然とエノルミータにおける中心人物になり、
組織を力で統べられたブラック企業から、誰もが互いに想い合い力を合わせて戦うアットホームな場所に、自分でも意識しないうちに生まれ変わらせていった。
メンバーの関係が良好であるがゆえ、組織の目的を自身の欲望を満たすことへ堂々とすげ変えても周囲は飽きれながらついてきている。
そんなカリスマもまた、彼女の「選ばれし力」だったのかもしれない。
それでもたまに魔物の制御をミスって触手プレイに巻き込んだり、トレスマジアと一緒にエロトラップダンジョンに放り込んだりもするわけだが

総括すると、一貫して「己の嗜虐心を満たし楽しみたい」という邪悪かつ自己中心的な行動原理を掲げながら、
その根底にある精神はむしろ他者への優しさと「正義の味方」への絶対的なリスペクトという、相反する個性を兼ね備えた不思議な人柄が魅力の人物である。
ある意味では、彼女もまた「悪の魔法少女」とでも言える存在なのだろうか。


【変身形態】

マジアベーゼ


トランスマジア!


わたしの……わたしの名前は……ベーゼ……

マジアベーゼ

あなたたちの悪となる者

うてながエノルミータの四芒星型トランスアイテムで変身した姿。
イメージカラーは紫。
初変身の際に「魔法少女らしからぬ姿」と本人が言った通り、悪魔を思わせる角とコルセットの背中から生えたコウモリのような翼、
豪快に胸を開いて大事なところをニップレスで隠したボンデージスタイル、超ギリギリなローライズズボン等、非常にエロティックなデザインが特徴。
それでもコルセットの横と後ろにフリルがついているため、後ろから見ると背中が空いたフリルスカートであり、可愛らしさも残している。
またこの姿でいるときは目の瞳孔が十字型に変化する。
böse(ベーゼ)」とはドイツ語で「悪」という意味で、「トレスマジアの悪となる者」というニュアンスでの命名。
ヴェナリータに「怪人サド女」と名付けられそうになったため、ラテン語やドイツ語の辞典を読みながら自ら考えた。14歳だしね
また、フランス語でも「接吻」を意味する単語として「baiser(ベーゼ)」があり、恐らくそちらとのダブルミーニング*3
決して「マジやべぇ」という意味合いではない……はず

魔力の強さを表す黒い四芒星は目じりに1つずつ、計2つ刻印されている*4が、感情の昂ぶり次第で星が増えることもままあり、そのポテンシャルは計り知れない。

弱点は「テンションの上がらない相手」。
本人の性格上「楽しむ」ことが全てのため、趣味に合わない相手と戦う時は楽しみを見出せずに魔力が激減する。
一応、頭の中でフィルターを作り、辱め甲斐のあるイメージに脳内変換すれば対処可能だが、その後精神的に大きく消耗するリスクもある。
そしてそのタイミングで推しの供給などされようものなら砂になって消えてしまう

能力

  • 支配の鞭(フルスタ・ドミネイト)
ベーゼのメインウェポンとなる、四芒星型の飾りがついた乗馬鞭型武器。
普通に叩いて攻撃する他、魔力を纏わせ、振るって発射する「メナスヴァルナー」や、これを対象の周囲から無数に浴びせかける「メナスロンド」により中距離戦もこなせる。
細いうえしなるので物理的には頼りなく見えるが、魔法少女の武器と切り結べる程度には頑丈。

しかし、その真骨頂は叩いた物を魔物に変化させ、自在に使役できること。
魔法少女を痛めつけるべく拘束やお仕置きに特化した魔物を作るのが基本だが、レオパルトの手榴弾を魔物化させて変則的な動きで敵にぶつける等、戦闘そのものにも非常に役立つ。
ベーゼの柔軟な発想もあって彼女に魔力以上の実力を与えており、劣勢に追い込まれても手元にこれと叩く対象さえあれば一気に逆転することも可能となる。
状況次第では魔物を多重に仕込むこともあり、劇中では相手が最初の魔物を倒した隙を狙って次の魔物に攻撃させるという戦術を見せている。
生物を魔物化させることもできるが、元々意思があるためか無生物に比べて制御が難しい。特にタコの魔物は鉄板の味方巻き込みフラグである。


マジアベーゼ第二形態


さあ、始めましょう

仕置きの時間です

ロードエノルメのキャラが趣味に合わず苦戦したベーゼが、彼女を脳内で子供の姿に変換し、一気にテンションを高めたことで発現した姿。
原作では特に名称が定められていなかったが、アニメ設定資料集では「第二形態」と呼称されている。
9巻おまけ漫画でキウィに「興奮して○○とか立ってるのと同じ」と言われてしまったため、ファンからの通称はお察しください

通常形態と比べると髪やフリルが伸びるほか角が大型化して天を指すように屹立し、翼がより大きく禍々しい形状に変化している。
胸のニップレスも十字が細長く伸び、より際どい形状となる。最近は乳輪がはみ出している
星は4つに増えたが、やはり感情の昂ぶり次第で割と頻繁に増えるため、正確なランクは判別不能。ロード戦では顔だけでなく全身に無数の星がびっしりと浮かび上がった。

戦闘スタイル自体は通常形態と変わらないものの、その魔力は段違いにアップしており、ヴェナから「テンションが上がっただけ」と説明されるまでは幹部の誰もが真化と誤解していたほど。

感情が高揚すると自動的にこの姿に切り替わるため、変身の掛け声はない。
後述の暴走を機に滝行で自分を見つめ直した結果、以降はこの形態が通常形態になった。



マジアベーゼ暴走態(仮称)


咲いた

斯くも醜き

欲望の華が

トレスマジアとエノルミータの総力戦の最中、自らの最期を悟り、悪役として潔い最期を迎えようとした「柊うてな」としての理性を、
魔法少女をまだまだ堪能したい」という「マジアベーゼ」としての欲望が押さえつけ、そしてその両方がヴェナの差し向けた黒い「何か」に呑まれたことで発現した姿。
ヴェナ曰く「醜き欲望の華」。
公式では特に名称が定められていないため、本項目では便宜上「暴走態」と呼称する。

蜘蛛を思わせるセクシーなドレスを身に纏っているが、蜘蛛の巣状の模様が刻まれた灰色の肌や真っ黒に染まった目など、色気よりもむしろ不気味さを覚えさせる姿。

魔力が著しく増大し、身体能力も第二形態が話にならない程向上。
後述の能力による攻撃もさることながら、ただの踏み付けですらアズールが耐えられない程の激痛をもたらす。

しかし、うてなとしての自我は完全に失われており、不気味な笑い声を上げながら周囲にただ破壊を撒き散らし、自身の魔力で全てを飲み込もうとする、もはや単なる魔物も同然の状態である。
実際に「マゼンタを侵食し悪堕ちさせる」「相手を殺しかねない程の苛烈極まる攻撃」
「味方の魔力さえ喰らい死の危機に追いやる」と普段のベーゼなら絶対にやらないような行為を連発しており、それまでベーゼが何をしようと受け入れてきたレオにさえ拒否反応を起こされたほど。

間一髪のところでイミタシオの大剣に貫かれ元の姿に戻ったものの、自身の欲望を押さえきれず暴走させ、取り返しのつかない惨劇を引き起こしかけた事実はうてなを激しく苦悩させた。
立ち直ってある程度経ってからも、本人から「不甲斐ない姿」「黒歴史」と呼ばれており、心の傷は深かったようだ。

能力

  • 触手
ドレスの裾から延ばす黒い触手。
物理攻撃も強力無比だが、真の脅威は触れただけで対象を自身の魔力で侵食すること。
武器を侵食されただけなら手放せば済むが、体に直接突き刺されようものなら全身に魔力を流し込まれ、一瞬にして傀儡に変えられてしまう。
その特性上、対処法は回避の一択だが、数が非常に多いためこれも容易ではない。
また、これでマゼンタを侵食したせいで彼女の真化も「暗黒真化」に変化してしまい、後に至るまで禍根を残す結果に。

  • 蜘蛛の巣
黒い蜘蛛の巣を巡らせ、対象を拘束する。
一度拘束されれば脱出は極めて困難で、触手で叩きのめされるなり侵食されるなりを待つしかなくなってしまう。


マジアベーゼ 夜蜘蛛の帳


……そうですね

ならばこちらも

相応の対応をさせて頂かなければ


真化(ラ・ヴェリタ)


ベーゼが発現させた真の強化形態。
何時頃使用可能になったかは明確にされていないが、恐らく暴走態への変身や、滝行を通して己の理性と欲望に向き合ったことが深く影響しているものと思われる。
ヴェナリータがいつでも使用可能と助言を行い、その後シオちゃんズとの戦闘にて初使用。

その名の通り全身に蜘蛛の意匠が加わり、これまでの特徴だった悪魔の角も蜘蛛の顎を模した形状に変化し印象が大きく変わった。
スカートの丈が伸びてケープが追加された一方、下半身の布面積そのものはむしろ激減。
一方上着の布面積は増えたが、下乳はモロ見えで、その上よく見ると乳輪がはみ出している

ベーゼ本来の魔力量がそもそも圧倒的に多かったためか、他のメンバーの真化と比べると継戦時間がかなり長いが、それでも流石に連戦や長時間の変身は負担が大きい模様。

能力

  • 支配の鞭(フルスタ・ドミネイト)
通常形態、第二形態から継続して使用。
魔物生成能力に加え、蜘蛛の糸を先端に纏わせてリーチを伸ばすことも可能になり、より戦闘能力が増した。

  • マリスネスト
暴走態のそれを思わせる蜘蛛の巣を展開。
展開速度は極めて速く、間合いを詰めてくる相手を気づかれずに引っ掛けるくらいはお手の物。

  • 蜘蛛の天蓋(バルダキン・アラクネ)
背中のケープを巨大化させ、自らの周囲を覆うドームを展開する。

  • 魔物生成
支配の鞭で生み出したものとは別に、ロードを撃破した際に支配下に置いた彼女の魔物も生成・使役することが出来る。
物量攻めによる戦闘力に特化したためか汎用性が低く、魔法少女を甚振るには向かないのであまり使われていない。
通常形態と第二形態でも使えるのかは不明。


【人間関係】

ヴェナリータ

うてなを半ば騙すような形で無理やりベーゼに変身させ、「変身バンクをSNSで拡散する」「トレスマジアを甚振っている動画を両親に送る」などと脅迫して組織に入らせた。
裏で何かの計画を進行させており、ベーゼからも腹に一物抱えていると見抜かれているが、「共犯関係というのもまたひとつの信頼」ということで現状は一応の協力関係にある。

阿良河キウィ/レオパルト

うてなの嫁
サルファに敗北した一部始終を見られ、「負けたくせにヘラヘラ笑っているのが理解出来ない」と、
敵意剥き出しで襲い掛かられる最悪のファーストコンタクトだったが、持ち前のドSぶりを発揮し完勝した上で「世界一かわいい」と告げたことで惚れられ仲間に。
最初にできた友達だったため、強引な求愛には困りつつも大切に思っていたが、
ロード団との決戦の際に「戦いが終わったらホテルに行こう」と約束を交わし、その後ナハトベース横のホテルが完成したことで遂にベッドイン。
行為の最中に投げかけられた「約束だからするの?」という問いに咄嗟に答えることが出来ず、
ヴェナの乱入で最後まで行けなかったこともあってギクシャクした空気になってしまったものの、本気の決闘を通して関係を修繕し、「いつか必ず答えを見つける」と誓った。
その後は互いに「友達以上恋人未満」という認識のようだが、傍から見る分には既にラブラブカップル以外の何物でもない
なお、彼女の母親には既に本人から「フィアンセ」と紹介されている。

杜乃こりす/ネロアリス

ヴェナに連れられてきたのを見た際は「こんな小さい子供が悪の組織に入るなんて」と嘆いていたが、いざ変身形態を見るや「アリスモチーフは女の子の憧れ」と涎を垂らしながら歓喜
とはいえ、流石に9歳児というだけあって良心が咎めるのか、幹部組では唯一ベーゼから意図的に攻められたことはない(制御に失敗したタコの魔物に巻き込まれたことなら何度かある)。
が、その代わり「マジアベーゼが満足するまで出られない部屋」だのエロトラップダンジョンだのといった極めて情操教育によろしくないドールハウスを何度か授けて使わせている。
一応対価として新しい玩具を買い与えているためこりす自身に全く不満はないのだが、他の幹部達からはむしろ「子供を玩具で吊って利用している」と軽く引かれてしまった。悪の首領としては真っ当な行為…と言えなくもない…か…?
うてなが調教を行う際にはキウィが目隠しをするなど最低限の配慮はされているものの、テレビゲームに閉じ込めた真珠をプレイヤーであるネモの眼前で裸に剥くなど悪影響を受けまくっており、おそらくもう手遅れである。
因みに私生活では母親とも仲良くしており、彼女からも「忙しい自分に代わって娘の面倒を見てくれる親切な人」と信頼されている。確かに普段のうてなはこりすにとって優しいお姉さんだが、組織でやらせていることがバレたらどう思われてしまうやら…


阿古屋真珠/ロコムジカ

姉母ネモ/ルベルブルーメ

ロード団の一員として敵対関係からスタートしたが、勝利に加え、
真珠の「大事なところを見られていれば歌が上手くなる」という特異体質を見抜いたことで認められ、打倒ロードのために仲間となった。
その後「魔法少女狩りの禊」として「マジアベーゼが満足するまで出られない部屋」に閉じ込め、互いの胸に秘められた恋心を自覚させたうえで最後までヤる様をガッツリと観察
以降は私生活でも友達となり、ベーゼが性癖に任せて繰り広げるフリーダムな言動行動へのツッコミが定番となった。
なお、うてなの欲望のはけ口にされたこで関係が深まったことについてはさすがに複雑な思いを抱いてはいるものの、そのことがなければずっと幼馴染同士だっただろうとも自覚しており、一応は感謝している模様。


花菱はるか/マジアマゼンタ

その前向きで真っ直ぐな正統派魔法少女ぶりは以前から「推せる」と気に入られており、私生活でもぼっちだったうてなを(勿論正体を知らずに)気にかけてくれる数少ない人物だった。
真化もベーゼの楽しみの一つだったが、暴走した際に悪堕ちさせてしまった上、その後遺症により真化形態がおかしな方向に行ってしまった際はサルファ共々ショックで絶叫&作画崩壊してしまった。
魔法少女側は勿論のこと、ベーゼも元に戻そうと思案を巡らせているが、上手くいっていないのが現状である。
一方、ベーゼ自身は知らないが、「エノルミータの目的は世界征服でも打倒魔法少女でもないのでは」と薄々感づき始めている。


水神小夜/マジアアズール

一度手籠めにした所為でドM趣味に目覚めさせてしまい、更にタイマンで叩きのめしたところ快楽堕ちさせ隷属を宣言されてしまったが、
魔法少女ガチ勢のベーゼがそんな真似を許すはずもなく、「ヒロインとしての矜持を持ちなさい」とおまいう感の漂う叱咤を浴びせ正義側に蹴り戻した。
「推しを変な方向に開発してしまった」と落ち込んだのは言うまでもないが、本人は若干の迷走を重ねつつもそんな自分の弱さを受け入れ、心身ともに駄目な方向にも大きく成長していち早く真化を会得。
これ以降は同じ変態のクソヤバ女同士として互いに強く意識し合うようになり、遂には面と向かって「我が好敵手」と呼ぶまでに至った。
また、変身前においても、小夜から誘われた滝行はうてなに再起を促すきっかけとなった。


天川薫子/マジアサルファ

元々ベーゼのことは「悪の組織にいる時点で敵でしかない」とドライに捉えていたが、
しょっちゅう自分と大切な仲間が酷い目に遭わされた挙句、最愛のマゼンタまでおかしくされたことでかなりガチ目の敵意を向けるように。
ベーゼにとっては願ったりかなったりであり、アズールとは違う意味でライバルのような間柄。
ただ流石にマゼンタの暗黒真化の件で呼び出された際は、ベーゼとしてもショックを受けていただけにいつもの態度をかなぐり捨てて即平謝りしていた
因みに、短気で喧嘩っ早い性格やステゴロで殴り倒す戦闘スタイルについては「知らなかった一面が見れた」とむしろ喜んでる。

田中みち子/ロードエノルメ/イミタシオ

魔法少女狩りを推し進めた中心人物故、「気に入らない」とターゲットに定め、ロコ、ルベルを仲間に引き入れた上で敵対。
(趣味に合わない相手だったので)苦戦しつつも第二形態を発現させ、全裸に剥いてお尻ペンペンという恥辱を与え、身も心もズタズタにして完勝した。
その後、復讐の為に魔法少女イミタシオを名乗って再登場した際も、複数の状況証拠と尻の揉み心地で正体を看破。発現したばかりの真化も使って完膚なきまでに叩きのめした。
しかし、シオちゃんズのこれまでの経緯を聞いてしまったことから、「ベルゼルガを公開処刑する」という情報で引きずり出し、直接想いを伝えるよう仕向ける。
更に、その光景を見守っていた市民の応援がイミタシオの心を打ち、彼女を真の魔法少女へと覚醒させた。
うてな自身は口先では「光堕ち魔法少女を生み出す機会なんてそうそうないから」と語っていたものの、連戦で消耗した体に鞭打ってまで2人を引き合わせた理由がそれだけでないことは明白であった。
その後、「柊うてな」と「田中みち子」として会話を交わし、「魔法少女として貴様を倒す」と宣言された。うてなが更に喜んだのは言うまでもない。


多田蘭朶/ベルゼルガ

当初はあらゆる攻めを「貴女に割く感情はない」の理屈でものともしない彼女をどう辱めるか思案していたものの、
上述した通り、捕らえた際に彼女とイミタシオの間柄を聞いたことで心境が変化。憎まれ役を演じて一芝居打つことで2人を結び付けた。


桃森百花/パンタノペスカ

あまり絡みはなかったが、自分とアズールの偽物がイチャコラする映像をネットに流された際はレオ共々怒り心頭で襲撃し、本物の自分とレオとのイチャラブを見せつけ勝利。
イミタシオ改心後は一応和解したものの、彼女の趣味については「ストーリーがない」とバッサリ切り捨てた*5


【余談】

  • 実は作中における恋愛関係の全てに何かしらの形で大きな影響を与えている。悪の首領が恋のキューピッドとはこれ如何に。

  • 「マジアベーゼ」の名は原作では第4話、アニメ版でも第2話と遅めの命名。
    そのため、アニメ版第1話のEDでは「柊うてな/悪の女幹部」としてクレジットされ、web予告ではトレスマジアからやたらと執拗に「悪の女幹部」呼ばわりされた。何なら自分でも「悪の女幹部」と名乗った。

  • 第1話の扉絵として、実際にうてなが魔法少女になっていた場合に変身したであろう姿が描かれている。
    本作の魔法少女の命名法則からして、名前はさしずめ「マジアパープル」若しくは「マジアバイオレット」といったところか。
    ちなみにストーリアダッシュ連載版のオンライン配信では、何故か全話の表紙がこのイラストになっている。

  • KADOKAWAのYouTube公式チャンネルではASMRが無料公開され、更にアニメ公式サイトではミニゲーム「マジアベーゼ特製脱衣ブロック崩し」も用意されている。あれで案外ファンサービスにはこだわるタチなのだろうか。
    前者については男性ファンから「男の自分が聴いていいのだろうか」と心配する声もある一方、一部では「魔法少女なりきりアイテム」とネタにする声も



ドSで魔法少女ガチ勢なクソヤバ女の方がいらしたら、追記・修正をお願いします。



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最終更新:2025年04月26日 09:39
添付ファイル

*1 アニメ版第1話では、まだ一般人だった時点でトレスマジアが大ダメージを受ける姿に笑みを浮かべる場面があり、ベーゼの力の影響で芽生えた趣味ではないことがより明確に描写されている。

*2 実際、戦いに巻き込む形で街に甚大な被害を出してしまった際は流石に心を痛めている。

*3 海外放送版ではこちらのスペルが採用されている。

*4 角にも2つあるが、作中では「星2つ」と明言されている。肌に刻印された星のみカウントされるのだろうか?

*5 作者の2023/8/21Twitterスペースによる発言によれば「魔法少女として認めていない」節もある模様。