アバレキラー/仲代壬琴

登録日:2021/03/23 Tue 04:07:50
更新日:2025/04/21 Mon 12:35:00
所要時間:約 23 分で読めます


タグ一覧
0号 2003年ニチアサ三銃士 BPOを怒らせた男 ※日曜朝7時30分です。 お茶の間の良い子号泣シリーズ だいたいこいつのせい ときめき ときめきの白眉 ときめくぜ ときめく項目 どす黒い白 なんとかキラー アナザーデズモゾーリャ アバレキラー ウイングペンタクト キラー キラーオー クール ゲーム ゴーカイジャーに登場したレジェンド戦士項目 スーパー戦隊シリーズ ダイノマインダー ダークヒーロー ダーツ デズモゾーリャ トゥプクスアラ ナルシスト バカ←凌駕は大バカ ヒール ビズリーチ ホワイトヒーロー ミコ様 ロリコン? 中ボス 中生代 今井靖彦 仲代先生 仲代壬琴 凌駕のIF 加害者にして被害者 医師 医者 危険人物 名悪役 味方化 哀しき悪役 圧倒的存在感 外科医 天才 天才外科医 女子高生地上最強説提唱者 孤高 岡田尚太郎 強敵 性悪説 戦隊個別 戦隊悪役 改心 故人 敵対→和解→死亡 歴代ホワイト 殉職 残忍なイケメン 濃すぎるキャラクター性 爆竜ステゴスライドン 爆竜トップゲイラー 爆竜戦隊アバレンジャー 生まれつき全てを奪われた男 田中幸太朗 白い悪魔 第三勢力 追加戦士 邪命体エヴォリアン 邪命神デズモゾーリャ


※推奨BGM:「爆竜戦隊アバレンジャー(オリジナル・カラオケ)」


次回予告!


エヴォリアン出現!トリノイドはどこだ!?

凌駕、あいつは…!

うわぁ!俺達とソックリ! ひょっとして5人目のアバレンジャー!?

いや、何か様子が変テラ…!



次回!


誰だ?アバレキラーだ!


衝撃のニューフェイス、大アバレ!








フン…雑魚を倒して喜ぶのも、終わりだぜ。

そろそろ最強プレイヤーの出番だな。


アバレキラー/仲代(なかだい)壬琴(みこと)とは、特撮テレビドラマ『爆竜戦隊アバレンジャー』の登場人物。

演:田中幸太朗、岡田尚太郎(幼少期)


【概要】

白いコートがトレードマークの青年で、医科大学を飛び級して僅か14歳でアメリカの医師免許*1を取得した天才外科医。
一人称は「俺」、口癖は「ときめくぜ」。趣味はダーツ。

並外れた頭脳と体力を持ち、幼い頃から学問の他、あらゆる分野でその才能を発揮していた。
しかし、あまりにも頭が良すぎたために却って周囲から恐れ疎んじられてしまい友達と呼べる者はおらず、実の両親にすら「養子」という名目で見捨てられている。


【人物】

幼い頃から何でもこなせたせいで「努力する楽しみ」と「達成する喜び」を知らず、虚無感や孤独感を埋める「ときめき」を求め続けている。
そのためなら「ゲーム」と称して一般人を戦いに巻き込むことすら辞さない非道かつ狡猾な人物。
酷い人間不信も相まって他人の命はおろか、自分自身の存在も極端に軽視している等、「ときめき」を手に入れるためなら手段を選ばない。

また、挫折を知らずに育っている節があり、物語の後半では自分の敗北を受け入れようとせずに頑なにゲームを諦めない往生際の悪い一面を見せた。
普段は冷静沈着で不遜な言動が多いが、追い詰められると一気に口調が荒々しくなる。

パートナーであるトップゲイラーさえも全く信用しておらず、「裏切った方がゲームとして面白い」とまで言ってのけたことがある。
しかし、意外にも捨て駒にはしなかった。

また、何を考えているのか女子高生を「地上最強の生物だ」と断言したことがある。過去に嫌な思い出があったのだろうか?


【アバレキラー】



爆竜チェンジ…!

画像出典:爆竜戦隊アバレンジャー 第18話『誰だ? アバレキラーだ!』より、(2003年6月22日放送)
©2003 テレビ朝日・東映・東映AG


スーツアクター:今井靖彦

仲代 壬琴がダイノマインダーを用いて変身した白の戦士。名前の由来は「アバレンジャーを殺す者」から。
他のアバレスーツとは異なり、一人で多くの敵を倒すことを目的に作られたプロトタイプで、アスカからは「0号」と呼ばれている。

長らく封印されていた理由は、ダイノマインダーにはダイノガッツを暴走させると東京一面を壊滅させるほどの大爆発を引き起こす致命的な欠陥がある為である。
変身者の肉体にも尋常ではない負担がかかり、壬琴ですら完全に変身できるようになるまでかなりの時間を要した。

だが、使いこなせれば桁違いのパワーとスピードで反撃を許さないまま相手を倒すことができる。
その実力は、アバレモードに変身したアバレンジャー4人と互角以上である。
他にも、腰のバックルには敵を捕らえて中に閉じ込める機能が組み込まれている。

アバレモードになると、アーマーの装飾が黒いスパイクのように伸び、両腕にはキラークローという鋭利な刃が装備される。

変身に関しては他の4人と異なり変身バンク映像は存在せず、毎回その場で光って変身するという平成以降の仮面ライダーシリーズに近い変身描写となっている。
その後、『海賊戦隊ゴーカイジャー』におけるゴーカイチェンジの演出の際に初めて変身バンクが作られたが、壬琴本人による変身バンクはVシネクスト『爆竜戦隊アバレンジャー 20th 許されざるアバレ』まで待たねばならなくなった。

ウイングペンタクト

アバレキラーが使用する羽根ペン型のダイノウェポン。
ペンモードでは空間に絵や字を描くことができ、光の網で敵を消し、無数の矢や鎖を自在に操り、敵の身体に×を描いて爆発を起こす力を持つ。
これで「Abare Killer」と滅茶苦茶 達筆なサインを鏡文字で描いた事も。
トップゲイラーの顔型のペンの先端からビームも発射可能。
他にも爆竜を洗脳するタクトモードや、剣に変形するソードモードを使い分けて戦う。
終盤にはアバレンジャーのスーパーダイノボンバーと合体し、「スーペリアダイノボンバー」の一部となる(ただし、DX玩具版では合体用のジョイントが付属しないため、再現不可能)。
アバレキラーを象徴する武器ゆえか、後のシリーズではその力を以て巨大ハチミツミサイルを描くといった使われ方をされた。

dead end game

作詞:桑原永江 作曲:羽田健太郎

アバレキラーのテーマソング。歌は壬琴が歌っているが、劇中ではインストゥルメンタル版がよく流れていた。
歌詞の節々が彼の性格を象徴しており、最後まで聴くと彼の生き様そのものである事が分かる。


【手駒】

壬琴の相棒の爆竜。詳しくは項目へ。

アバレンジャー側から寝返った爆竜。詳しくは項目へ。

お手伝い係にされてしまったトリノイド。詳しくは項目へ。


【正体(ネタバレ注意)】

実は、壬琴の体内には生まれる以前より邪命神デズモゾーリャの片割れが潜んでいた。
彼の卓越した才能や異常なまでに歪められた性格や生命力も、デズモゾーリャの持つ邪命因子による影響である。
それどころか、長らくダイノマインダーを制御できていたことすらもデズモゾーリャの不死身の力のおかげ(ミケラはこの状態を「卵とその殻」に例えて表現していた)。

自分の意思でやってきたと思っていた悪事も、デズモゾーリャの意思だった。
結局、壬琴もまたデズモゾーリャに自分の人生を狂わされた被害者であり、デズモゾーリャにとっては単なる「復活のための駒」に過ぎない存在だった。
自分の正体を知らぬままデズモゾーリャの思うように動かされていたとは、何とも皮肉な話である。


【来歴】

出会い

時系列では本編第1話にあたる。
自分の勤務先の病院のテレビ中継で偶然、爆竜達が市街地を破壊する光景を目撃する。
その様子を見に現場に駆けつけると、邪命体エヴォリアンの洗脳で暴れ回る爆竜達にときめきを感じる*2
が、ティラノが破壊活動を止めると「嘘だろ!? もう終わりかよ……」と驚きと失望を露にし、渋々 勤務先の病院に戻る。

病院では犬を助けようとして逃げ遅れ、大怪我を負った白亜 凌駕の手術を行う*3
だが、普通の医師の業務ですら壬琴にとっては虚しさを感じるものだった。
その後、爆竜達の声を聞き現場に戻ると、アバレンジャー誕生の瞬間を目撃する。
爆竜達が正気に戻ったことに落胆する壬琴だが、突如 彼の目の前にトップゲイラーの卵とダイノマインダーが飛来する。


お前か、俺を呼んでいたのは……

ありがとよ…。面白くなりそうだぜ、これから……


ダイノマインダーを装着したことで逆流してきたエネルギーにもがき苦しむ壬琴だったが、彼にとっては退屈な人生から抜け出せる絶好の機会だった。

その後、アバレンジャーの観察と平行しながらダイノマインダーの制御を必死に繰り返したことで、ようやくアバレキラーとして活動できるようになった。

第18話

ヤツデンワニを瞬殺すると、遅れて来たアバレンジャーと対面する。
凌駕から「共に戦いましょうよ!」と協力を促されるも、壬琴にとってはゲームの相手でしかなく、彼等に攻撃を加える。
更に、アスカからダイノマインダーの危険性を伝えられても、「面白いじゃん、ゲームにスリルが増えて」と全く手放そうとせず、圧倒的な力でで4人を撃破する。
そして、トップゲイラーを復活させる為のダイノガッツをチャージするのだった……。

第20話

アバレンジャー達の奮闘空しくトップゲイラーが復活する。
更にウイングペンダントでステゴスライドンを洗脳し、トップゲイラーと合体させキラーオーを誕生させる。
キラーオーでアバレンオーを撃破するも、幸人の訴えで正気を取り戻したステゴスライドンが合体を拒否する。
逃げ出したステゴスライドンに「お前の力を知るのは俺達だけだ」と言った。

その後、壬琴が命の恩人であることを知った凌駕から礼を言われ、「今度は俺が、先生の命…助ける番なんです」とブレスを外すように懇願される。
そんな凌駕を「ありがたすぎて泣けちゃうぜ!」と嘲笑するとアバレキラーに変身する。
武器のウイングペンダントを投げ捨て、「凌駕が先にそれを手に入れればブレスを外す」というゲームの元でアバレッドと交戦する。
が、なんとアバレッドの名乗りの最中に攻撃する前代未聞のタブーを犯した上、奪ったアバレイザーで攻撃しアバレッドを追い詰めていく*4
だが、最後はアバレモードとなったアバレッドの猛攻で敗北を喫した。


それが……お前の力だ……!

お前も、自分に秘められた本当の力を、思う存分振るいたいと願っている…!

お前は……俺に似ている……!


アバレッドはその言葉を否定しつつも、倒れているアバレキラーの元へ駆け寄る。
だが、非情にもその隙を突いてアバレイザーを撃ち込んでアバレッドを撃破。
冷酷な性格故に試合には負けても、ゲームに勝利したのだった。
その後、自らの意思で仲間入りを志願したステゴスライドンを歓迎し、力試しとしてキラーオーでギガノイド第5番「狩人」を葬り去る。
以降、本格的にアバレンジャーの敵として活動し始める。

第22話

ヤツデンワニを介してエヴォリアンに謁見し、トリノイド・ムカデンパンジーの制作を要求する。
そして、捕縛した爆竜バキケロナグルスと爆竜ディメノコドンに爆弾を仕掛け、「3日後の日没までにトリノイドを倒さなければ2体を救えない」という非道極まりないゲームを仕掛ける。
アバレンジャーたちは壬琴に憤慨しつつも2体の爆竜を救う為に奔走する。
その後、凌駕に「あんまり人間を信用すると…失敗するぜ」と意味深な忠告をすると互いに変身して交戦する。
結果は相討ちに終わったものの、「アバレブルーたちが倒したムカデンパンジーはダミーだ」と伝えると高笑いしながら去っていった。

次回、凌駕は壬琴の忠告の意味を身をもって知ることとなる……。

第27話

トリノイド・ツタコタツとアバレンジャー達が戦う様子を見物をしており、ツタコタツに「そこのタコさんよ、手伝ってやろうか?」と提案するものの拒否され、ツタコマツが自身と入れ替えようとした為、武器のウイングペンタクトで蔓を切断し撤退させる。
……もし、壬琴とツタコマツが入れ替わっていた場合、凌駕と幸人並みにカオスな展開になっていただろう。

ツタコタツが巨大後はキラーオーで撃退する。
壬琴の意図は「まともに動かない今の内に爆竜たちを自分のものにする」というものである。
動きを封じて好き放題にするつもり予定だったが、ツタコタツを倒した結果、アバレンオーが元に戻ってしまったために仕方なく実力行使……というところでダイノマインダーがまた暴走したことで撤退を余儀なくされる。
結果的に2回もアバレンジャーを助けた形となった。

第28話

ある日、眠りから覚めると偶々アナザーアースを訪れていたエヴォリアンのリジェが自宅で食事の支度をしていた。
当初は「帰れ。ガキには興味ねぇ」と冷たく突き放したが、リジェがアナザーアースとダイノアースを往来できる存在と知ると顔色を変え、リジェを自分の側に置くことにする。
大の大人が赤の他人の少女と暮らすのは色々マズい気がするが、気にしてはいけない。この頃からヤツデンワニの扱いが一層悪化していく。

第29話

リジェに自分の似顔絵を描いてもらったり、デートをしたりとリジェとの暮らしが続く中、リジェをダイノアースに連れ戻そうとするトリノイド・ラッコピーマンと交戦する。
最初は押され気味だったが、初めてアバレモードに変身すると形勢逆転し、何と一撃でラッコピーマンを葬り去る。
そして巨大化したラッコピーマンの処理をアバレンジャーに押し付けて帰宅した。

そして、デートに付き合ってくれたお礼として、リジェと共にダイノアースへ赴く事に。

第30話


今日から俺が、お前らのボスだ。

リジェの案内で『エヴォリアン・侵略の園』へ赴くと、邪命戦隊エヴォレンジャー「ふざけんな!」とツッコみながら偽OPをぶった切って瞬殺し、デズモゾーリャが休眠中であるのを良いことに「今日から俺がここのボスだ」と宣言する。

再びアバレンジャーにゲームを仕掛け、バキケロナグルスとディメノコドンを操りアバレンオーを誘い出すと、キラーゴーストと交戦させる。
キラーゴーストは高い実力でアバレンオーを撃破すると、ティラノ、トリケラ、プテラ、バキケロ、ディメノコの5体を体内に取り込む。
これこそが今回の壬琴のゲームで、「早めに倒さなければ、キラーゴーストの体内の熱で爆竜達が溶けてしまう」という卑劣極まりないものである。
キラーゴーストに叩きのめされるアバレンジャー達を見て不敵に笑う姿は、まさに人間の姿を借りた怪物と言っても過言ではない。

第31話

アバレンジャーを徹底的に追い詰めるべく、ジャンヌから暗黒の石を半ば強引に借りると爆竜達を再び暗黒爆竜にすると脅しをかける。
しかし、アバレッドの強化形態のアバレマックスがキラーゴーストを撃破し、爆竜達は解放される。

初めてゲームでアバレンジャーに敗北を喫するのだった。

第34話

ギガノイド第8番「ジュピター」の能力を利用した非道なゲームを仕掛ける。
そして、数々の自己中心的な発言で凌駕の怒りを買ってしまった結果……

第39話

第37話にてリジェがリジュエルに成長し、残忍な性格となった彼女を気に入り、以後は2人で行動を共にするようになる。
だが、暗黒の鎧の強大な力に魅入られるとトリノイド・ルージュラフレシアの作戦の補助を放棄して、鎧を手に入れようとする。
トップゲイラーの「あの鎧を着こなせるのか?」という疑問も「あの鎧は俺にこそ相応しい」と全く気にも止めない。
その後、暗黒の鎧の戦士となったアスカと激闘を繰り広げるが、痛み分けに終わり撤退した。

第40話

アジトにマホロが来訪し、「ジャンヌの姿に戻せ」と要求される。
壬琴は暗黒の鎧とジャンヌを自分の物にすることを条件に彼女の要求をのみ、破壊の使徒ジャンヌとして復活させる。
その際、ジャンヌのことが気に食わないリジュエルを拳で殴り、「俺に惚れてんなら、俺を怒らせるな」といつになく冷酷な態度をとる。どう見てもDV男です

そして、ジャンヌと共にアバレンジャーと暗黒の鎧の戦士の戦いに乱入し、暗黒の鎧の戦士を斬って……


ハハハハハハハハ!遂に!遂に手に入れた!!

最強のこの俺に、究極の破壊の力!!

これで俺は完璧だ……。


遂に暗黒の鎧を手に入れた壬琴。
だが、直後に異変が起きた鎧が砂と化してしまった。
その訳は、善の心を持つ者(マホロ)による「正義の剣」と悪の心を持つ者(壬琴)による「悪の剣」で同時に鎧を斬ったから。
全ては鎧を破壊する為のマホロの作戦だったのである*5
壬琴は彼女の真意に気付かぬまま退却した。

第41話

トリノイド・レインディアサンタの「人間をバーミア兵に変貌させる」という作戦に苦しめられるアバレンジャーをリジュエルと共に見物しに行くが、人々のダイノガッツにより失敗に終わった為帰還する。
その後、日頃の恨みを晴らすために壬琴をこき使おうと目論むミケラとヴォッファは、レインディアサンタが配っていた人々をバーミア兵に変えるプレゼントを壬琴の玉座にこっそり置く。
何も知らない壬琴はプレゼントを手に取るが、何故かバーミア兵には変貌しなかった。

実はミケラの真の目的はエヴォリアンの因子を元々持っている人物はこの作戦ではバーミア兵にはならない」という性質を利用し、「アナザーアースへと分離されたデズモゾーリャの片割れを宿した人間を探し出す」こと
その結果、偶然ではあったが、ジャンヌとミケラは壬琴の正体に気付いてしまう。しかしヴォッファは次回の冒頭でミケラに指摘されるまで全く気づきませんでした。

第42話

幾多の戦いで壬琴の肉体及びダイノマインダーに限界が近付いており、トップゲイラーの見立てではあと2、3回変身すれば大爆発を引き起こしてしまう。

ステゴスライドンを伝じてその事実を知った凌駕達から変身を止めるように説得されるが、「俺は死ぬことなど恐れない。最高のゲームがしたいだけだ!」と一蹴し、アバレキラーに変身して襲い掛かる。
そのままキラーオーとマックスリュウオーとの巨大戦に持ち込むが、壬琴の身を案じるステゴスライドンが戦いを拒み防戦一方となる。
さらに、壬琴自身も弱まっていたため、最後まで全力を出せずに敗北した。


フッ、俺は負けちゃいない。爆竜どもが弱かっただけだ。

フッ…俺は…お前達と、戦うために生まれてきたのかもしれないな。今はそう思える。


自らの敗北を一向に認めずに身勝手な発言を繰り返し、遂にはステゴスライドンはおろか、トップゲイラーにすら離反されてしまった。

その後、ヴォッファが新たに製作したギガノイド第11番「不滅」を率いて再びアバレンジャーに勝負を挑むが、突如「不滅」の体内に取り込まれてしまう。
壬琴は、デズモゾーリャを復活させようとするミケラとヴォッファにまんまと利用されていた。

第43話

ギガノイド第11番「不滅」の体内で意識を取り戻すと、「不滅」と一体化した事により手に入れた力に酔いしれアバレンジャーを圧倒する。
更には、アバレンジャーの「このままではデズモゾーリャにされてしまう」という必死の説得にも耳を傾けようとしない。
遂に「不滅」は生命の樹と融合し、壬琴の意識は完全にデズモゾーリャに乗っ取られてしまう。
「不滅」の体内に侵入したアバレンジャーを念動力で軽くあしらい、尚も挑みかかるアバレッドの変身を解除するが…


仲代先生!! あなたは馬鹿だ!!

だけど、あなたを助けなきゃ、世界を救えても意味がないと思ってる俺は……大馬鹿だ!!


凌駕の決死の訴えにより自我が目覚めた壬琴は、ようやく自分の体内にデズモゾーリャが潜んでいることに気付き、現れたリジュエルからミケラとヴォッファに利用されていたことを知らされる。


フッ……ハハハハ……おかしいぜ…。

この俺が、この俺がぁ!! ゲームの駒に使われていたとはな…。


虚しさに満ちた笑いをこぼし、凌駕の制止を振り切ってアバレキラーに変身すると、生命の樹を突き破って脱出しトップゲイラーに乗り込む。


仲代先生、俺も求めてました。大切な人を守れる力を。

でも俺達は一人じゃ強くなれない!

「組め」と言うのか?

お前だって、騙されたままではいられないだろ!


「不滅」と戦う為に初めて自らの意思でアバレンジャーと共闘する道を選び、爆竜最強合体により完成したオオアバレンオーに搭乗する。
そして、5人のダイノガッツを合わせて「不滅」を撃破した。

だが、壬琴は恐竜やに行こうとせずに単独行動を続ける。


俺は俺の意思で戦ってきた。デズモゾーリャとやらのせいにするつもりはない。
破壊も、欲望も、全て俺のもんだ。

まだ…ゲームを続けるって言うの…?

フッ、次のゲームの相手は…お前達じゃない。

そいつはここにいる(・・・・・)……


この話を最後にアバレンジャーと敵対しなくなるが、両者の隔たりは完全に消えたわけではなかった。

第44話

回想シーンを除けば本人は登場しないが、ヤツデンワニの見せた夢(と思っていたヤツデンワニの夢)の中にて、蕎麦屋「えぼり庵」の店員・仲貝(なかがい)を壬琴役の田中幸太朗氏が演じている。

が……

「へいお待ちぃ!」
「元気が取り柄の、えぼり庵です!」
「カツ丼1丁ォ!」
「はいどうもぉ! 領収書と、おつり2百万円♪」
「毎度!毎度!」

誰だお前!?
仲代先生の盛大なキャラ崩壊は、視聴者の腹筋を崩壊させた。それにしても、田中さんノリノリすぎ。恐らく初見で気付ける人は少ないだろう。
だが、デズモゾーリャが取り憑かなければこのように真っ当な人生を歩んでいたのかもしれない……。

第47話

ドラゴンドランとの戦いの後、蓄積していた疲労とダメージで凌駕達の目の前で倒れてしまい、恐竜やで介抱される。
スケさんの恐竜カレーを「旨いじゃないか」と褒めるが、「恐竜やに住んでアバレンジャーとして戦う」という凌駕の提案を退け帰宅しようとする。
だが、「凌駕を助けたお礼」として白亜舞に折り鶴を渡されたり、アスカとらんるの二人が荷物を運んできたりと帰宅するタイミングを失ってしまう。

それでも凌駕達との共闘を拒み、単身でデズモゾーリャと決着を付けようとするが、デズモゾーリャの半身を宿した自分を「俺達と同じ、赤い血が流れている人間です!!」と断じ、ヤツデンワニの時とは真逆に心から歓迎してくれる一同との交流によって少しずつ心境が変化していく。

そして、デズモリジュエルに追い詰められた4人の元へ赴く。


邪魔をするな、我が分身よ。お前は手出しするな。

“我が分身”? 勘違いするな、俺は人間だ。

俺は俺だ。俺ん中に貴様の半分がいたとしても、そんなもん簡単に捻り潰して、俺は俺として生きていく。生き続けてやる!!
それが最高の…「ときめき」だ。


これまで自分を犠牲にしながらゲームを続けていた壬琴は、初めて生き延びることを決断した。
そして、凌駕達は壬琴の元へ駆け寄り……


仲代先生! 絶対に来てくれるって信じてましたよ!

フン……いくぞ!!

爆竜チェンジ!!

ときめきの白眉! アバレキラー!!

アバレキラーが初登場してから実に30話、タイトルにもあるようにようやくアバレンジャーは5人揃っての変身&名乗りを披露した。
ダイノガッツを滾らせアバレモードとなった5人の力で、デズモリジュエルを撃破する。

こうして壬琴は、正式にアバレンジャーに加入することになった。

第48話

仲間になってからも相変わらずのクールな態度を取り続けるが、舞から卒園式のお遊戯会を観に来てほしいと言われ、凌駕の手で半ば強引にゆびきりをさせられてしまう。

その後、新たに現れたデズモヴォーラと交戦するが、バクレンオーの中へ連れ込まれてしまう。
そのままデズモヴォーラによって自分の体内に潜む半身を吸収されかけるが…


やはり抵抗するか。ただの人間には戻りたくないのだな。

違う! お前のおかげで…俺は…子供の頃から、おかしな力を持ち……友達の一人もいやしなかった。

許されないことも……たくさんしてしまった…。

だがそれを…お前のせいにしようとは思わない!!

これも俺だ…俺の一部だ!!

教えてやろう、デズモゾーリャ!


アバレンオーとマックスオージャに搭乗していたアバレンジャーは壬琴が必死に戦っていることに気づく。



人の中には大なり小なり化け物がいるのかもな…。

だが人はそれと戦い続ける。いつかは勝利することができる。
少なくとも…あいつらはそう信じている……!

だから俺も信じる!アイツらのことを!俺の中のデズモゾーリャと戦い続ける!!


そして、アバレンジャーから受け取ったダイノガッツと己のダイノガッツを燃え上がらせ、自身を散々苦しめたアナザーデズモゾーリャに打ち勝った。


感じるぜ、あいつらのダイノガッツが! そして…俺のダイノガッツがあああああ!!

……ときめくぜ!

やめろ!やめるんだ!そんな強力なダイノガッツを浴びたら…!わ、我が分身が!!

た、助けてくれ!早くここから…出してくれぇえええええええええ!!

あ、ああ…! 我が分身が…消滅してしまったぁ……


そしてアバレキラーに変身し、キラーオーの猛攻で巨大化したデズモヴォーラを撃破する*6

しかし、壬琴に待ち受けていた結末は………。


ときめきを探し続けた男の最期

戦いが終わり、一人浜辺で佇んでいた所へ勝利を喜ぶ凌駕達が駆け寄るが、大量の血を流して倒れてしまう。
デズモゾーリャの消滅は壬琴が不死身の力を失うと同時に、ダイノマインダーの制御が効かなくなる……即ち彼の死を意味するのだった。*7


仲代先生!!

来るな…! お前には…娘との明日の約束が……あるんだろうが……!


そして、トップゲイラーに爆発の被害が届かない宇宙空間へ連れて行かれる。


来てくれたか……トップゲイラー……。

宇宙まで出たら…俺を放り出して……帰れ……。

人間、俺はお前と一緒だと言ったはずゲラ。

物好きな奴だ……。

皮肉なもんだ…。生きたいと思った、この俺が……。

だが不思議と、悪い気分じゃない……。


こうして、仲代壬琴はダイノマインダーの爆発により、相棒と共に短い生涯の幕を閉じた。
「ときめき」を手に入れたという人生で最初で最後の達成感を味わった安らかな笑みを浮かべながら…。


仲代先生、あなたは…前に言いましたよね?『お前と俺は似てる』って。

その言葉…絶対に忘れません!


さらば戦士よ。君は僕の胸に生きているブラ。

第50話では本人は登場しないが、エピローグで彼のそっくりさんがリジュエルそっくりの恋人と恐竜やを訪れ、料理を頼み彼の口癖である「ときめくねー」と感激していた。
これもデズモゾーリャが取り憑かなかった彼のもう一つの人生と言えるのかもしれない。


【その後の活躍】

Vシネマ『特捜戦隊デカレンジャーVSアバレンジャー』


だから俺が来たのさ!

トリノイド・サウナギンナンにより「アバレンジャーを最も苦しめた最強の存在」としてほぼ事故に近い形でトップゲイラーと共に一時復活する。
サウナギンナンはデズモゾーリャの復活を目論んでいたようだがそもそもデズモゾーリャは終盤しかアバレンジャーと交戦していない。
この際、最初で最後の通常モードでの名乗りポーズからの5人名乗りを披露した。変身バンクは今回もないため、変身シーンでは一人省かれている。
シャッフルチームでは、デカピンクデカブレイクデカマスターと組んで戦ったが、案の定キラーとボスの一方的な強さを見せ付ける結果となった。
デカブレイクと色が同じなため「白が被ってる!!やだー!!」と駄々をこねるデカピンクを「お前がリーダーか?可愛いじゃん」と言って褒めている。
最後はサウナギンを倒すと壬琴も再び死亡するため、仲間達はトドメを刺すのを躊躇いかけるも、本人は「いいんだよ、そんなもん。ドンとときめこうぜ!」と一蹴する。
サウナギンナンとギンジフ星人カザックをまとめて倒し、仲間達に見守られながら光になって消えていった。


海賊戦隊ゴーカイジャー


しかしお前、無茶な事したもんだ…まだ若いのに。

自分の危険を顧みず、誰かを守る…俺の知り合いにもいたぜ、そういう無茶の出来る奴が…

こちらでも故人だが、登場したのはきれいな仲代先生
第1話では他の殉職した戦士達と共に復活し、レジェンド大戦に参加。宇宙帝国ザンギャックと戦いこれを退けた。
その後、少女を庇って交通事故に遭い、瀕死の重傷を負った伊狩鎧の夢の中にドラゴンレンジャータイムファイヤーと現れる。
奇しくも第1話の凌駕と似ていた鎧に「ときめき」を見出だし、ゴーカイセルラーとゴーカイシルバーキーと大いなる力を託して激励した。
2回目のレジェンド回である第29話では『アバレンジャー』本編では見れなかった変身バンクを8年越しに披露。ついでにアバレピンクの変身バンクも初披露。

劇中ではレンジャーキーを失っているにもかかわらず普通に変身していたが、一緒に現れたドラゴンレンジャーとタイムファイヤーも変身後の姿のままであり、
第28話で結城凱も普通にブラックコンドルに変身していたことから、故人である戦士はレンジャーキーを失っていても普通に変身が可能なようである。


【総評】

本来ヒーロー側の追加戦士でありながら、登場期間の大半が「アバレンジャーの敵」で*8、さらに敵組織の首領にまでなってしまうという戦隊シリーズでも異例中の異例の存在。
描写的には「最初は敵だが、味方になる追加戦士」というよりも「終盤で正義の心に目覚め、味方に寝返った敵幹部」といったほうがしっくりくるものであり、アバレンジャーとの共闘も第43話後半と第46~48話と番外戦士でもおかしくはない数である*9

東映プロデューサーの日笠淳氏によると、壬琴が終盤まで敵対していたのはテレビ朝日プロデューサーの中嶋豪氏の強い意向が働いていたらしく、バンダイを始めとしたスポンサー企業も中嶋Pの路線に反対の意を示していたという。
また、メインライターの荒川稔久氏も当初「アバレキラーは終始一貫して敵キャラクターのままであり、改心することなく倒される」という構想で進めていたが、
スポンサーに加えてBPOから抗議を受けたテレ朝上層部に押される形で*10現在の形に方向転換せざるを得なくなったと明かしている。

演じた田中幸太朗氏も最後まで悪役を演じるつもりでいたため、この展開に放送当時は難色を示していたとか(なお、現在は「この展開に納得している」とのこと)。
結果的に味方になったことで、本編ではたった1回だけ(Vシネクスト『許されざるアバレ』も含めると2回)の「5人名乗り」になり、非常に熱い展開になって視聴者を燃えさせたのは確かではあるが。

この件を反省したのか、以後このような体制の追加戦士は『動物戦隊ジュウオウジャー』のジュウオウザワールドまで13年間登場せず、ザワールドも短期間で仲間になっている*11

あまりにも長期間敵対していたので彼が有名になりすぎているが、本作より前の戦隊の追加戦士は
という、3年連続でかなり癖が強い追加戦士で当時としてはかなりのパターン破りな戦士が続いていた時期だった。
それらの要素に加え、本作の前年はあの『仮面ライダー龍騎』があったことで彼のキャラクターが決まったともいえる。


【パワーレンジャーシリーズ】

海外版アバレンジャーの『パワーレンジャー・ダイノサンダー』では、トレント・フェルナンデス/ホワイトダイノレンジャーとして登場。
白いダイノジェム*12の影響で生まれた悪の人格に支配され、やはり敵として初登場するが、比較的早期に自由を取り戻して仲間になり、5人での名乗りポーズも何度も披露しているため、向こうで新規に撮り下ろされたシーンも非常に多い。
ただ、それだと本家の映像流用に難が生じるため、「トレントを乗っ取っていた悪の人格がクローンの肉体を得て実体化」という体で同じ姿の偽物を生み出してアバレキラーの映像流用を使うという手法を取っていた。
この偽ホワイトレンジャーを倒し、自らの闇を乗り越えるシーンは非常に熱く、向こうでも評価が高い。
米国では子供向け番組のヒーローへの死亡描写への規制が厳しいためなのか、日本と違い死亡せずに存命のまま仲間達と共に大団円を迎えており、後のシリーズにも多数客演している。
また、こちらでは変身バンクも用意されており、氷山をバックに突風を纏って変身という中々ときめくものとなっている。
『ダイノサンダー』は日本未放送だが、『S.P.D.』で彼が客演したエピソードの邦訳版が存在しているため、日本でも該当話で彼の活躍を見る事ができる。


【余談】

名前の由来は「中生代」。

大人びた雰囲気の壬琴だが、実は田中氏はメインキャスト5人の中では最年少。
本編では終始ニヒルかつクールな役回りだったが、本人は非常に明るい性格。
どちらかと言えば凌駕達の夢に出てきた出前や最終回に恐竜やを訪れていたお客のそっくりさんの方が素に近いらしい。
一方で、リジェ役の鈴木かすみ氏に勉強を教えたりと面倒見のよさを見せていたとか。

漢字の表記は違うものの、田中氏は『鳥人戦隊ジェットマン』でレッドホーク/天堂竜を演じた田中弘太郎氏とは(同音異字の)同姓同名である。

壬琴の最終オーディションには田中氏以外にも、翌年の『特捜戦隊デカレンジャー』でデカブルー/戸増宝児(ホージー)役を演じた林剛史氏も残っていた。

田中氏はVシネクスト『許されざるアバレ』公開と同時期に転職情報サイト「ビズリーチ」のCMにも出演しており、『許されざるアバレ』関係のイベントではよく「ビズリーチ!」と人差し指を立てる、CMでもお馴染みのポーズを披露している*13
……が、あまりにこれが定着し過ぎたせいで他のキャスト陣も嬉々として真似し始め、いつの間にやら恒例行事と化してしまった。
2023年9月20日に開催された同作の応援上映でもやはり何かにつけて「ビズリーチ!」のコールが飛び出し、挙句に関係者席にビズリーチのSNS担当スタッフ3名が座っており、しまいには「転職するなら~?」「「「ビズリーチ!」」」というコール&レスポンスまでやる始末。
一部のファンの間では「ビズリーチのCMを見るだけで笑いそうになる」「アバレンジャーとビズリーチのコラボCMをやって欲しい」「ビズリーチの出資で新作が制作されるフラグに違いない」などとネタにされていた事も。


そいつらは「Wiki籠り」といって何も怖いものがない。いわば地上最強の生物だ。

この項目にときめいたなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • 爆竜戦隊アバレンジャー
  • アバレキラー
  • 仲代壬琴
  • 田中幸太朗
  • 今井靖彦
  • トゥプクスアラ
  • 爆竜トップゲイラー
  • 爆竜ステゴスライドン
  • キラーオー
  • 邪命神デズモゾーリャ
  • デズモゾーリャ
  • 邪命体エヴォリアン
  • 戦隊個別
  • 戦隊悪役
  • 追加戦士
  • 歴代ホワイト
  • キラー
  • 圧倒的存在感
  • ときめき
  • ダーツ
  • 医者
  • 医師
  • 外科医
  • 天才外科医
  • 天才
  • 孤高
  • 濃すぎるキャラクター性
  • ロリコン?
  • 女子高生地上最強説提唱者
  • 哀しき悪役
  • 残忍なイケメン
  • ヒール
  • ダークヒーロー
  • 故人
  • 第三勢力
  • 殉職
  • 中ボス
  • ダイノマインダー
  • バカ←凌駕は大バカ
  • ゲーム
  • 仲代先生
  • ゴーカイジャーに登場したレジェンド戦士項目
  • ときめくぜ
  • ときめく項目
  • 味方化
  • 改心
  • 0号
  • 名悪役
  • ときめきの白眉
  • ナルシスト
  • どす黒い白
  • ミコ様
  • 生まれつき全てを奪われた男
  • 性悪説
  • 凌駕のIF
  • 敵対→和解→死亡
  • 危険人物
  • アナザーデズモゾーリャ
  • クール
  • 強敵
  • ※日曜朝7時30分です。
  • 加害者にして被害者
  • 中生代
  • 白い悪魔
  • ウイングペンタクト
  • 岡田尚太郎
  • なんとかキラー
  • スーパー戦隊シリーズ
  • ビズリーチ
  • 2003年ニチアサ三銃士
  • ホワイトヒーロー
  • お茶の間の良い子号泣シリーズ
  • BPOを怒らせた男
  • だいたいこいつのせい
最終更新:2025年04月21日 12:35
添付ファイル

*1 日本のものよりも取得難易度は難しいとされる。

*2 この時、周囲の人々は恐怖から逃げており、立ち尽くして魅入る壬琴の異常性がうかがえる。

*3 この時、凌駕は麻酔で眠っていたため、壬琴が自分の治療したことを知らなかった。

*4 このアバレイザーは厳密にはアバレッドから直接奪ったわけではなく、殺し合いを拒んだアバレッドが捨て、後にそれを拾っただけである。この時アバレッドから「それは反則じゃないですか!」と非難されるが、アバレキラーは「お前が勝手に作ったルールなど知ったことか」と一蹴している。

*5 ちなみにこの時、マホロは本心を悟られないように壬琴に「アスカがダイノガッツで鎧の力を封じた」と嘘をついている。

*6 キラーオーの合体、必殺技呼名の際のキラーの声は今までと違って正義のヒーロー感溢れる感じになっている。

*7 恐らくだが、34話で致命傷を負っており血を流したのはその傷が開いたからだと思われる。

*8 ただし、壬琴自身の目的のために味方意識なしでの共闘はあった。

*9 従来にも『恐竜戦隊ジュウレンジャー』のドラゴンレンジャー、『忍風戦隊ハリケンジャー』の電光石火ゴウライジャーなど一時期は敵対していた戦士達も存在するが、これほど長期間の敵対は非常に珍しく、どちらかといえば後の『獣拳戦隊ゲキレンジャー』の黒獅子リオとメレ、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』の脳人三人衆(ソノイ、ソノニ、ソノザ)やドンムラサメなどに近い立ち位置といえる。

*10 戦隊シリーズの打ち切りすら視野に入れるレベルということからも相当な衝突があったと思われる。実際、路線変更しなければ「スポンサーを降りる」と言われたらしく、冗談抜きでシリーズ存続の危機に陥っていた模様。

*11 ザワールドも敵に洗脳されていただけであり、アバレキラーと違って自主的に戦隊側と敵対していたわけではない。

*12 変身ブレスの核となる古代の秘宝。他のレンジャーもこれの力で変身する。

*13 ただし同CMにおける田中氏は「会社で1人だけビズリーチに登録しておらず、自分だけ取り残されているのに気づいて焦る」という役のため、実際のCMにおいてはポーズを披露していない。