キャッシュ(アンリミテッド・サガ)

登録日:2024/02/28 Wed 09:19:01
更新日:2024/08/10 Sat 00:49:31
所要時間




「やあ、僕はキャッシュ。僕と一緒に冒険をしよう。」
年齢:32歳
肩書き:元辺境騎士・冒険家
CV:佐々木健

ゲームアンリミテッド・サガ』に登場する主人公の一人。自身のシナリオの他にジュディ編でも仲間になる。

ガデイラの騎士の名門バーガンディ家の長男。

物腰は落ち着いておりめったなことでは激昂しないが青臭いほど生真面目で、不正を見過ごすことができない篤い男。
黄金時代の知識を独占して世間を牛耳っている騎士団の現状に疑問を抱き、その知識を世間に広めより良い世界にしようという信念のもと活動している。
そのため騎士至上主義のマクシミリアンとは意見が合わず騎士をやめて一介の冒険者として世間の役に立とうと行動している。

そのさなかに遺物の一つである呪われたガントレットを身に着けてしまい、ときたま異次元に引き込まれ化け物と戦う超常現象に見舞われているが、同じくガントレットを身に着けて超常現象に見舞われ続けすっかり精神が参ってしまったミシェル*1とは異なり、いかなる状況でもへこたれずポジティブに前に進む意志力の持ち主。

彼本編のシナリオではあちこちで不正や愚行を働く騎士団の尻ぬぐいをしつつ新たな道を示そうと奮闘する。一方で素敵なものと思われていた黄金時代の遺物の負の部分に徐々に気づき始め、それに浸るのではなく自らを律する術を身につけなければならないと自身の無知を反省し新たな見識を身に着けようと努力している。
そういった彼の姿勢に感銘を受け、手助けをしてもらった後彼の旅に同道する者も多い。


一方、ジュディ編では離ればなれになった家族を探しに出たジュディが生まれ故郷サドボスの町を出て樹海に一歩足を踏み入れた時に遭遇。
辺境の旅を円滑にするために樹海の地図作りをしていたようで、親切心からジュディの護衛を買って出る。

傍から見ると不審者に見えなくもないが、彼自身が名家の御曹司ということもあってすぐに合流したジュディの父親のトマスからも信用されていた模様。

キャラ性能

LP:17
HP:190
HP回復能力:A
能力値資質:力2・技2・心2・魔3・体3
五行値資質:木1・火3・土2・金1・水3
初期スキル:ガントレットL1・剣L2・パンチL1・道案内L1・罠外しL1・地味L1

寸評:
HPは主人公キャラ最高でLPも17となかなか、HP回復力もAなので立て直しも容易と序盤はタフさが光る。

但しガントレットのスキルパネルがネガティブパネル扱いで任意での書き換えが不可能で、技力共に資質が若干低いことから後半は追加加入キャラに比べて見劣りしがち。
自身が主人公のシナリオでは後述のガントレットバトルでパネルは成長するが、それでも同じ種類のパネルを並べることで得られるパネルボーナスの恩恵を受けづらいという制約がある。
但し攻撃面に関してはガントレットバトルで高ランクの閃き度を持つモンスターと戦うことができ高いレベルの技を習得しやすいためある程度はカバーできる。

仲間として登場するジュディ編では最初は肉盾として頼りになるが、ガントレットがずっとLV1のままのため後半戦になると他のキャラに見劣りしベンチウォーマーになりがち。但しLPがそれなりにあるのとジュディ編の前座のクライドがそれほど強くないおかげで、最終戦でも使えないことはない。

キャッシュ編のキーワード

  • 騎士団
アンサガ世界の各地にある人々を護るための騎士の集団。
神殿の警護を中心とした”神殿騎士”、特定の街を警護する”守護騎士”、地方を巡回する”辺境騎士”が存在。この中では神殿騎士が最も身分が高くその次が守護騎士で、キャッシュやエデルがついている辺境騎士はやや身分が軽く見られている。但しマクシミリアンのように神殿騎士にも意見を言える守護騎士の重鎮はいる。

…が、実際のところは”地域に密着して彼らの求めるリクエストに応えやすい辺境騎士を除くと町の人々を護るどころか寧ろ権威を笠に金だけせしめて様々なトラブルを起こす山賊よりも質の悪い武装集団”となってしまっている。
以下に例を挙げると

  • 街道に関所を設けてヴェントから通行税を取り立てようとしている。
  • 反抗的なセリンの不良のアジトにモンスターをけしかけてゴージュ以外を皆殺し。これには地元民もドン引き。
  • オーベルベントが指揮していたモンスター討伐作戦に神殿騎士が乱入し彼そっちのけで奥に突入。無論これでは解決できず、モンスターたちはオーベルベントと彼に加勢したキャッシュ一行の手でようやく鎮圧された。
  • キムバーリーの発展に尽力し病気の静養していた辺境騎士でありキャッシュの先輩であるエデルを神殿騎士は嘲笑。そしていざモンスターが襲撃してくると騎士たちは近くに設けられた新しい神殿の警護ばっかり目を向けてて町の防衛がおなざりになっており、結局キャッシュ達が対応する羽目に。

等など、「ホントに世間に貢献してんのか?」と首をかしげたくなるロクデナシだらけ。

さらに悪いことにロマサガでは見られた”「このままではいかん」と何らかの改善手段を講じようとする騎士団幹部”はこっちにはまるでなく、キャッシュ編以外でも町のことそっちのけで世界のの管理者を自負するマクシミリアンにルビイが呆れていたりするなど、大半の市井の人からは白い目で見られている。

  • ガントレット
黄金時代の遺物で、物語を進めるにつれ、古の技術の負の側面が垣間見えてくる禍々しいもの。
見た目は片方の前腕をすっぽり覆う手首部分に宝玉のついた腕輪といった感じ。
装着者の気を同調させ定期的に異次元に転送し魔物と戦わせて、勝利した装着者に力や経験を蓄積させる。この戦いが行われている間は時間が停止し、被害者は戦って勝敗が決した後何事もなかったように現世に引き戻される。そのメカニズムは常人では察知できない気の流れを感じれるものでないと何が起こったのかわからない。

そして一定量以上たまったら七大脅威の一つである”神船の錨”という場所へのシグナルを送る。そして蓄積した力は錨奥地で抽出され真人たちの実験材料にされるのだ。

それにしてもキャッシュにしろミシェルにしろ他シナリオではガントレットのレベルが1のままだが、一体何をしていたのだろうか?

そうした負の実験がさらなる混沌を呼び寄せるには十分といえよう。

シナリオ

ガデイラを出た後とりあえず西に進み、そのあと北にも足を延ばしてガントレットの謎を探りながら各町でおこる騎士団がらみのトラブルに対処してゆくシナリオ。
最終的にすべての町に移動可能になる。

が、最初のうちは最初の仲間のヴェントとの二人旅が続き、仲間がそろわない状態で剣難峠という難所に挑む羽目になるため、ゲームに慣れない初見では手詰まりになりやすい。
但しその難所を抜けてセリンにたどり着いて以降は次々と仲間が増えるため難易度はぐっと下がる。

また、キャッシュ編独自の要素として、15分経過した時点でシナリオ攻略中の場合はガントレットバトルという特殊な一騎打ちのバトルに遭遇する。
このバトルは以下の特徴がある
  • バトルの勝敗に関わらずHPとLPはバトル開始前の数値に戻る
  • バトルで使用し消耗した道具は戦闘終了後も消耗したまま。
  • 敵に負けてもゲームオーバーにならない
  • 一度倒した敵は出現しない
  • バトルでひらめいた技は勝敗に関わらず以降も使用可能。
  • 特定の敵を倒すたびにガントレットのスキルパネルが上昇する
  • レベル8のアガレスを倒すとキャッシュ編ラストシナリオの”神船の錨”に挑戦可能になる。先にもう一つのラストシナリオである”ジーン・ムーアの挑戦”を発生させた場合は”神船の錨”に上書きされる。(逆も然り)
  • レベル10のドムリアットを撃破しガントレットがLV5になるとガントレットバトルは発生しなくなる。

  • ガントレットのレベルがいくらであろうとキャッシュ編クリアは可能だし、エンディングにも変化はない。


仲間キャラクター

若いが素質の高いキャラや、場数を踏んで名声を得ているキャラが次々加入する。
そのほとんどがマイス編以外でエースを務めた逸材ばかりで、攻撃力もLPも申し分ない者がほとんど。*2
女性っぽいけど植物系クリーチャーなプラティフィラムを除いて女っ気が全くないけど

  • ヴェント
主人公シナリオを持つ新人運び屋。
ガデイラを出たところで街道で通行料で守護騎士ともめている。その有様を見てキャッシュは「これじゃァ山賊とおんなじだ」とあきれていた。

元騎士として気まずく思ったのか、裏道を使って運びをしようとするヴェントを手伝うことになり、以降は彼は手伝ってくれたことを恩義に感じて。パーティーメンバーとなる。

初期HPは65と低くLPも16とキャッシュよりちょっとだけ少ないが、力は並みにありステータス異常耐性に関わる体と心はそれぞれ5と4とゲーム全体で見ても高めであり、更にはガントレットなどのネガティブパネルも最初は所持していないため、概ねキャッシュの上位互換ぐらいの性能はある。
但し五行の場所の都合上術と物理攻撃の二刀流には向いていない。

そんな彼だが、その後次々加入するゲームトップクラスの逸材達には見劣りしてしまうため、最終的にはスタメンぎりぎりというポジションに落ち着くと思われる。まぁ相手が悪すぎるのでしょうがない。


  • ゴージュ

セリンという小さな村の村長のドラ息子で、小遣いをはじめとして父のベルモットから甘やかされ村の若者のリーダーを気取っていた青年。
だが、横柄な騎士団といざこざを起こした結果モンスターをアジトに送り込むという卑劣な手段を取られ仲間を皆殺しにされてしまう。
その所業は普段は落ち着いた物腰をしているキャッシュが「許さん!騎士団など必要ない!」と怒りを露わにしたほど。
そしてアジトの一室で何もできず震えていたところをキャッシュ一向に助けられ、理不尽な仕打ちをした騎士団へのリベンジを誓いながら加入する。

性能はというと各シナリオの精鋭が勢ぞろいするキャッシュ編ですら存在感を示すエースの中のエース。
LPがトップクラスの21あり合流直後でも壁ぐらいならこなせる。とはいってもこのころのメンバーで前衛が必要なほど脆いのは後述のジョーセフぐらいしかいないが。
力も技も資質がともに最高クラスの5。武器はパネルさえ手に入れてしまえば元から性能に難があるを除きなんでも使いこなすことができ、更には技はLPを減らしづらくする防御力の役割も果たすため攻防共に申し分ない働きをする。
さらに言えば一見すると魔は低いがこのゲームの術で威力は能力値の魔よりも五行のほうが影響力が大きく、彼は五行のうち唯一火行だけは4と高いうえに力と技のラインからは外れているため、火術に限って言えば物理系武器と両立可能な魔法戦士にもなれる。
唯一の泣き所は物理系状態異常の耐性に関わる体が最低クラスの1しかないことぐらい。幸い素のLPもLPを維持する技も高いのでアクセサリーはライフ防御ではなく状態異常無効系を中心にそろえれば問題はないだろう。

  • プラティフィラム
植物の特徴を持つリラム族と呼ばれる人型生物の一人。チャパ族やアヌビトと違い性別はないのだが、外見や声はどことなく女性っぽい。
普通の人には見えない気の流れを察知することができる。
サドボスに住んでいる高名な老魔術師のジョーセフを訪れるためセリン側から樹海に突入した時点でキャッシュのガントレットから邪悪な気を感じ、解決のため協力を申し出る。

キャッシュ編唯一の異形の存在だが、性能は意外に手堅く頼りになる。
LP20という豊富な体力に加え、技も力も共に3はあり攻撃力も防御力もなかなか。
五行も土を完全に捨てた代わりに木と水が高め。但しどちらも力と技のライン近くにあるため術と技の併用はやや厳しい。
とはいえ最初から覚えているミサイルガードは五行値関係なしに射撃だけでなく槍攻撃のHPダメージを防ぐので*3、ボス戦ではピンポイントで役に立つ。
また、植物な為かアンサガキャラ全体でも上から五番目ぐらいに軽いので、そこそこ充実した装備を纏いながら軽体術というより威力のある体術を使いこなせるのも強み。
ローラ編で発揮した攻防での頼もしさをこちらでも発揮してくれるであろう。

  • ジョーセフ
サドボスに身を落ち着け魔法店ジョーセフズを開き、そこで娘夫婦や三人の孫を手に入れて充実した老後を送りながら魔法の研究をしている、いかにもな老魔術師。
すっかり身は縮んでおり、武器は念動力で浮かせながら使用する。
この世界の現代の魔法の権威の一人である彼はキャッシュのガントレットを観察して異様な気を感じ取り、それを解明するため同行を申し出、キャッシュもそれに同意した。
ちなみにマイス編でも別の被害者であるミシェルのガントレットを観察している。

ジュディ編ではクライドの暴走に巻き込まれ長らく家族とは離れ離れにされクライマックスでようやく合流できたが、こちらではかなりの序盤から使用可能。
人間最高齢の77歳という年齢が影響して*4LPはたったの7しかない。
しかし技や魔は高いし最初から10種類もの術を習得している。
さらには加入直後から所持している魔道板にLV4の”黒の火術師アマティの魔道板”があるため、太陽風やそこから超風やクリムゾンフレアに合成するための術を習得しやすく、術のエキスパートになれる素質を持っている。
ジュディ編とは違い買い物で装備を強化できある程度は使えるが、やはりLPに深刻な問題があるので、ゴージュやプラティフィラムといった前衛の後ろに下がり術を少しでも多く行使したい。
雑魚戦は全体魔法で蹴散らしボス戦は後方で待機するのが主な運用法になるだろう。

  • ノース
ラークバーンの魔法店クリムゾンの経営者であるユン・クリムゾンレインの愛弟子。
ローブと帽子はともかく顔上半分を覆うへんてこりんなマスクをしているのが特徴。
まだ15歳と若いがこの年で召雷を覚えている将来有望な魔術師。
ガントレットについて調べているキャッシュが訪れた際師のユンが分析した後、彼から修行の一環としてキャッシュに同行するよう言い渡し、ノースも素直にこれに従う。

最初から召雷を覚えている上に魔の資質が最高の5で気の資質も悪くないため、比較的序盤に加入して以降積極的に戦闘に出してHPを鍛えあげれば術師として活躍してくれる。
それでいてLPも15あり技も力も共に資質が3とそれなりに打たれ強いので、主戦力を務めたアーミック編と同じくレギュラー入りも十分視野に入る。
将来的には水遁・デテクトプラントを最初から所持している魔道板から習得し、新たに見つけた高位の魔道板からメディテーションも覚えて、合成術の神雷を使いこなせるようになりたいところ。

  • オーベルベント
嘗て恐怖のあまり友を見捨てて逃げ出してしまった苦い過去のあるニヒルな傭兵
そのため死に場所を求めるように戦うようになり、左手と右目を喪い眼帯をはめ左腕は義手をつけている。
ロングシャンクでモンスター討伐体を指揮するが、突然押し掛けた神殿騎士が暴走して勝手に指揮権を奪って突入。しかし一向に事態が進展しないため、結局彼とその場に居合わせたキャッシュ達が彼らの尻ぬぐいをすることになった。

さて、彼の戦力はというと…正直厳しい。
力と魔の資質は4と高めで体と心も3とまぁまぁあるのだが、肝心のLPが9しかなく技の資質も2しかないため、ある意味でジョーセフよりも撃たれ弱い。
しかも五行のうち最も高い3ある土は悪いことに力と技の間にあるため、そっちを伸ばそうとしたら能力値と五行値が相反する関係にある以上戦闘方面が貧弱となってしまう。
折角魔法方面の素質はあっても魔法そのものは一つも覚えていないのも痛い。
各シナリオのエース級が集結したキャッシュ編ではヴェント編以上に居場所を確保するのが難しいかもしれない。

  • エデル
キャッシュの先輩である辺境騎士。
しかし、白くなった総髪といい着物っぽい服装といい居合っぽい術剣の構え方といい、騎士というよりむしろサムライっぽい。
盲目となったが鋭くなった気で周囲を察知することができる。
病気を患って盲目になり髪も白くなったため、長年尽くしてきたキムバーリーの町の住民の善意でそこで療養していたところでキャッシュの訪問を受ける。そして自分はもう長くないとキャッシュに告げるも後輩からは信じられていない。
が、キムバーリーに新しい神殿建設のため駐屯していた神殿騎士たちがモンスター襲撃時に町を手薄にしてしまったため、キャッシュ達はエデルの指導の下迎撃することになる。そして迎撃成功後、キャッシュ一向に加わる。

戦力としてはかなり…というかとても強い。いうなればアンサガ版のトキ
力も技も資質が共に最高値の5でありゴージュと同じく武器での戦闘力はピカ一。
さらに言えば心が最低レベルの1の代わりに麻痺やスタンや毒に影響する体のほうは最高クラスの5もあり、もう長くはもたないと宣ってる割に耐久力のLPも14と意外にある。
そのためファンから「お前のような病人がいるか!」とツッコまれるほどの活躍をしてくれるだろう。
一応解体真書の巻末小説では病気が重いという描写はしっかりあり、インペリアル・サガでは盲目までは治せなかったが寿命は問題ないレベルまで回復できたという設定のエデルが出てきたので、重病人なのは間違いないようだが…。
メンバー入りは選択次第だがその実力から間違いなくエースとして加入するアーミック編とは異なり、キャッシュ編ではさらに頑丈なゴージュがいるため若干彼の陰に隠れがちだが、加入する遅さを考慮しても最終決戦でも主戦力の一人となれるだろう。

  • ヒロユキ
レジナ・レオーヌ祭りというアンサガ世界の住人が重きをなす鎮魂祭のためにヴァフトームという大都会の島を訪れ、ひと時の休息を楽しんでいたキャッシュ。
そこに一人の青年が伝言を伝えてきた。それは同島を訪れていたキャッシュの父であり騎士団の保守派の重鎮であるマクシミリアンを暗殺する計画が立てられているというのだ。キャッシュはそれを阻止すべく現場に急行し、件の青年ヒロユキも騒動に巻き込まれいつの間にかキャッシュ一向に加わる羽目になってしまう。

ルビイの親友で押しの強い彼女の尻に敷かれっぱなしの彼だが戦闘力はなかなかのもの。LPは14とそれなりにあり力は4で技は3とそれなりに火力は期待でき、状態異常耐性も並以上にはある。更には体重もそれなりに軽いので、力を活かした軽体術でなかなかのダメージを叩き出せる…。

…のだがそれらの利点は”加入がシナリオ20以上クリア後”というキャッシュ編でもすでに終盤に差し掛かってる時点という遅すぎるタイミングが帳消しにしてしまっている。その時点でHP146程度の彼が激戦に耐えられるかというと正直厳しいものがある。
ルビィ編ではスタート直後から主戦力を務めた彼だが、各シナリオのエースクラスが集ったキャッシュ編ではスタメンを勝ち取るのは厳しいと言わざるを得ない。

一応ヒロユキ加入時でもラストバトル以外のシナリオはまだ20ほど残っているので、そこから集中的に鍛えあげればオーベルベントとは違い戦力にはなる。まぁスタートから25個シナリオをクリアした時点で鍛えたメンバーでラストバトルは十分なんだけど


その他登場人物

  • マクシミリアン・バーガンディ
ガデイラ守護騎士団団長。
キャッシュやレオンたちの父であり、騎士団の名家バーガンディ家の当主。
騎士に対して過剰なまでの自信を持っており、あからさまに他の人間を軽蔑している、バリバリの保守派で後述のジーン・ムーアを中心とした改革派とも対立しているという頑迷な人物。そのため、終盤では改革派の過激派に襲撃されるもキャッシュの手で助けられる。
広く世間を見分しているキャッシュとは意見が合わず「妻のネイダに任せすぎて育て方を間違えた」と愚痴るほど。

…実際のところ本人は騎士が至高のものでその他の人間など虫けら同然と蔑視しているが作中での騎士団の様々な醜態が野放しになっている現状を見るに”騎士団が世間にとってむしろ迷惑な存在になっている”と気づいていない、”公の場でも家庭の父親としても些か問題のある老害人物”。サガシリーズのPCの親としては珍しい毒親といえるかもしれない。

  • ヨアキム
バーガンディ家につかえる品の良い執事。
穏やかだが、肝は据わっておりマクシミリアンにも意見を言える。

  • ソード・バーガンディ
バーガンディ家の次男で父と同じ守護騎士。作中には登場しないので影は薄い。

  • ユン・クリムゾンレイン
ラークバーンで身を落ち着け、ジョーセフと同じく魔法の品を取り扱う店を経営しつつ弟子を育てている老魔術師。
70歳とジョーセフやユンより若干若く、髪も黒々としており背丈は縮んでいない。
かつてはジョーセフやクライドとともに魔法に関わり切磋琢磨し荒事にも手を出してていた。
ガントレットの謎について尋ねたキャッシュに対し、様々な気が異様に絡まっていることに気づく。但し(本人にとっては幸運なことに)魔法に深く関わりのある遺物ではなかったためそれほど入れ込まなかったようで、弟子のノースに修行がてらガントレットの謎を解く旅に同行するよう指示、アーミック編とは異なり道を踏み外さずに済んだ。

尚、キャッシュはジョーセフとユンを訪問することはできたが、残るクライドの居場所はわからなかったようだ。

  • ジーン・ムーア
七大脅威の制覇を目標に掲げる神殿騎士の改革派の筆頭である美貌でカリスマ性のあふれる女騎士。教団の掲げるイスカンダールの精神を世界に広めることを使命感に抱き生真面目だが、それゆえに周囲を冷静に見据えることができず自分を見失う危うさも持っている。


  • レオン・バーガンディ
バーガンディ家の三男。
人当たりの良い好青年で兄弟で唯一神殿騎士となったマクシミリアン自慢の息子。
一方で父とは仲の悪いキャッシュとも仲が良く、彼を尊敬していることを公言している。








追記、修正はドムリアットを倒してガントレットを鎮めてからお願いします




+ タグ編集
  • タグ:
  • アンサガ
  • 騎士
  • 冒険家
  • ガントレット
  • 面白い人
  • 序盤がきつい
  • 仲間は精鋭だらけ
  • アンリミテッド・サガ
最終更新:2024年08月10日 00:49

*1 彼女の場合はキャッシュとは逆に力技の資質は高い一方で精神が摩耗した影響でLPがたったの6のため別の意味で使いづらい

*2 マイス編のほうはキャッシュ編以外の二軍キャラばかり集まってしまってる貧弱編成なので、特にラストバトルでは悶絶するほど苦労する。

*3 HPが0になってる場合はLPダメージを喰らってしまう可能性はあるのでそこは注意

*4 もっと長い期間生きているPCに120歳の銀の少女がいるがあちらは真人という異なる種族のため大変長生きで、人間に換算すれば14歳ぐらい