登録日:2024/03/30 Sat 23:45:00
更新日:2025/03/30 Sun 10:39:57
所要時間:
本項目は
- 『聖闘士星矢』(以下無印)
- 『聖闘士星矢 エピソードG』(エピソードGおよびエピソードGアサシンおよびエピソードGレクイエム)
- 『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話』(LCおよびLC外伝)
- 『聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話』(ND)
- 『聖闘士星矢Ω』(Ω)
- 『聖闘士星矢 Legend of Sanctuary』(LoS)
- 『セインティア翔』
- 『車田水滸伝 HERO OF HEROES』(車田水滸伝)
- 『聖闘士星矢 黄金魂 soul of gold』(黄金魂)
- 『聖闘士星矢 冥王異伝 ダークウィング』(DW)
- 『聖闘士星矢 Knights of the Zodiac』(KoZ)
に登場する人気キャラ、黄金聖闘士の天秤座に属する面々の紹介である。
【概要】
黄道十二星座第七宮である
天秤宮
の守護者。
LC外伝とDW以外は全て童虎と縁のある面子となっている。
天秤の名が示す通り正義と公平と調和を愛する聖闘士が天秤座の黄金聖闘士に選ばれる。
聖衣が星をも砕く凶悪な武器から構成されている事も、上記の条件が天秤座の黄金聖闘士には必要不可欠な理由でもある。
トリッキーな聖衣とは裏腹に主な戦法は闘気と肉弾戦という聖闘士の王道と呼んでも良い戦闘スタイル。
童虎の系譜に連なる面子はおおよそ「廬山〇〇〇」という技を使う。
その性質から教皇になる事も多い模様。
【人物】
・童虎 登場作品:無印・エピソードGおよびアサシン・LCおよび外伝・ND・LoS・セインティア翔・黄金魂・KoZ
「だからテンマ、お前はこのまま友を思い真っ直ぐ進め」
シオンほどではないが、無印とエピソードG・LC・NDを結ぶ重要人物。
背中に天秤座の証とされる虎の紋を宿している。背中に紋を背負ってる天秤座、童虎と紫龍しかいないけど
かなりの子煩悩ならぬ弟子煩悩。紫龍がジジコンになる要因
『無印』では紫龍の師匠。
紫龍に聖闘士としての使命に準ずるだけではなく、人間としての幸せも追って享受してほしいと願う聖闘士には抜けがちな倫理観を持った良き師。
孤児の春麗を拾って養女にして育てるなど人間的にも優しい人物である。
ちなみに普段の見た目は完全にスターウォーズのヨーダである。
冥闘士編で若返ったが、青銅聖闘士達にエイトセンシズの事を伝え、この後は嘆きの壁まで特に出番はなかった。
『LC』ではテンマの師匠にして兄貴分。
気の良い人物であり、よく他の黄金聖闘士の助っ人に駆り出されている。
またアローンの正体がハーデスと判明した時もテンマには彼の友として心を燃やす事を止めて欲しくないと言ったり、輝火の心の傷に気づき救おうとするなど若い頃からかなりの人格者。
牡羊座のシオンとは親友同士で聖戦の終わりを互いに見届け、次の聖戦(無印)へと続いていった。
『エピソードG アサシン』では異世界のアイオロス側。
元居た世界がゼウスとの大戦でアイオロスがゼウスを討つも聖闘士も民も大勢死んだかなり絶望的な世界。
その前哨戦であるハーデスとの戦いで紫龍たち青銅聖闘士が全滅しており、それらを救いたいが為にアイオリアについている。
ちなみにヨーダ姿じゃなく全盛期の姿である。
『ND』では牡羊座のシオン、そして元・杯座の白銀聖闘士であり現・天雄星ガルーダの水鏡と親友。
水鏡と交戦後、アテナ抹殺の使命を引き継いだ。
あと何か異様に方言(広島弁?)がきつくなってチンピラっぽい。
・紫龍 登場作品:無印・エピソードG アサシン・ND・Ω・LoS・KoZ
「熱き魂と──偉大なる小宇宙──その全てをオレに託して良かったとシュラに思ってもらう為に断て!我が我等乃聖剣ヨ!!」
『無印』では青銅聖闘士、『ND』では後の天秤座と言われ、『エピソードG アサシン』『Ω』では天秤座になっている。
老師大好きのジジコンで、恋人に春麗がおり、息子に龍峰(エピGアサシンでは翔龍)という息子もいる。
優しき師、可愛い恋人兼嫁さん、自分を慕う孝行息子(翔竜のほう)と聖闘士屈指のリア充とも言われる。
背中に調停者の証である龍紋を宿しており、天秤座の後継者でありつつも後の教皇候補とも言われている。
『エピソードG アサシン』では聖剣戦争でオーディンの孫であるシグルスの聖剣グラムを刃毀れさせ撤退に追い込んだ。
また異世界の童虎と出会い互いの世界の事を会話をしている。
ちなみに実社会での職業は輸入業で、16歳の姿で蘇っているシュラに現代社会の常識を教えていた。16歳で飲酒はダメで露天風呂では遊泳禁止です
『エピソードG レクイエム』ではポントスたちに異次元に封印されていたが、一輝が次元をこじ開けとサオリの呼応により目覚めて聖闘士二人目の復活者となった。
ポントスとの戦闘により瀕死の重傷を負った一輝に変わり、サオリの師父となり五老峰の結界で彼女を導いている。
・イティア 登場作品:LC外伝
「証明してくれるな?聖域だけは決して人の理想に絶望しないと。お前たち二人になら出来よう」
『LC』の聖戦の更に前聖戦時代の教皇。
名前の由来は柳。
前々聖戦の生き残りであり、誰よりも強大な力を持ちながらも公平と調和を愛していた人物。
250年教皇を続けており、各地に平和を築きながらも砂上のように人の手で崩れ去るのを幾度となく目にして絶望し、冥界の双子神に付け込まれる。
双子神とパピヨンの力で若返ると黄金聖闘士を全世界に配置し十二分割して統治する「黄金の時代」を目論んだ。
最終的にはイティア自身が弟子に取り、互いが助け合う姿に希望を見出していた双子であるハクレイとセージの手により阻止された。
ちなみに280歳くらいだが195cmとかなりでかい。
・玄武 登場作品:Ω
「龍峰よ、覚えているか?俺が天秤座の聖衣に選ばれた、あの瞬間を……古くから、天秤座の黄金聖闘士は善悪を計る要と言われてきた。童虎、紫龍……そしてこの玄武。そのすべてが、この天秤座の聖衣に選ばれし、天秤座の黄金聖闘士!正義はアテナにあり!!我らは常にアテナのために戦う。それが、本物の黄金聖闘士というものだ!!!」
『Ω』の天秤座で「調和と均衡を司る黄金聖闘士」。
老師の弟子であり紫龍の弟弟子でもある。
初登場時は光牙一行と対峙していたがそれは天秤座の黄金聖衣を悪用されてはならないという彼なりの配慮であり、十二宮編では
一期の黒幕であるメディアのパシリの見返りという不正の手段で水瓶座の黄金聖闘士になった時貞に苦戦していた一行を救援するために駆け付け時貞を舐めプでフルボッコにして、クライマックスでは貴鬼とハービンジャーとフドウとともに光牙一行を火星に送り自分たちは小宇宙で地球の崩壊を防いでいた。
『Ω』の
黄金聖闘士の中では珍しく最初からアテナに忠義立てしていることもあって、紫龍ファンや天秤座生まれも「紫龍の天秤座聖衣姿も見たいが、重症の彼に代わり務めを果たしてくれる人物で一安心」とほっと胸をなでおろしていた。
動きの速さを半減させられたなら普段の倍速で動けばいいというどこかで聞いたような理論を持ち出すなど愉快なところもあるが実力は本物。
二期ではハイペリオンの「天地崩滅斬」に皹を入れて死亡した。
彼が命をかけて聖剣を破損させたのに対し、生きたまま聖剣を破壊していく連中が次々に現れてるので星座カースト的にかなり悲しい位置に…。
尤も彼らにしても数名による連携攻撃や玄武の入れたヒビに禁断の闘法を当ててようやく砕くことができたわけだが・・・一人で無傷の状態からへし折ったハービンジャーがすごすぎたのだ
また、正式に天秤座に復帰した紫龍も彼の立ち振る舞いを評価していたことは留意すべきであろう。
・紅月姫 登場作品:DW
「アテナ様としての覚醒ではなく、貴女は貴女としてアテナ様に託されたのですね」
『DW』に登場する天秤座。
女性でありオペラマスクのような仮面をしている。
まだ戦闘シーンは無いのでもっぱら覚醒したばかりの女神ことカトレアの世話役をしている。
なおカトレア曰く「スタイルいい!」らしい。
名前は中華風だが現状童虎の系譜かどうかは不明。
【必殺技】
・廬山昇竜覇 使用者:童虎・紫龍
童虎「この先生きてアテナを守りたいなら性根を入れてかかってこい、いくぞ紫龍!」
廬山の大瀑布を逆流させるほどのアッパーカットを放つ龍星座最強の奥義にして天秤座の基本技。
なお初期はアッパーカットだったが、現在では掌底で龍の闘気をぶつける技となっている。がちょーんって言うな
紫龍の場合、技を打つ直前に千分の一秒ほど心臓ががら空きになる隙があるがアッパーを打つ為に無意識に左手が下がる事が原因である。
今のアッパーじゃない打ち方なら隙も無くなってるかもしれない。
・廬山龍飛翔 使用者:童虎・紫龍
童虎「一気に決めさせて貰うぞ!喰らえ!!飛龍の咆哮!!」
龍の闘気を纏った突進技。
体当たりだったり飛び蹴りだったりと技の内容がいまいち固まり切らない技。
多数の相手に使用する事が多い。
・遊虎千人演舞 使用者:童虎
童虎「全て倒す必要がないとあれば…勝ち目もあろう!!」
童虎が使う唯一の廬山の冠が無い技。
技と言うよりは名の通り演舞に近く、擬人化した雀たちを操る鈴を雀を傷つけずに奪い取るのに使用した。
・廬山百龍覇 使用者:童虎・紫龍
紫龍「老師!貴方に授けて頂いた力の全てを今ここに!!」
多数の龍の闘気をぶつける天秤座の最大の奥義。
一対一から一対多数にまで使える汎用性の高さと大竜巻を破壊するほどの威力を併せ持つ驚異の技。
童虎は割とポンポン使うが紫龍はここぞという時のとっておきとして使う事が多い。
なお、天秤座ではないが『Ω』で登場した紫龍の息子龍峰はこの強化版と思しき「廬山千龍覇」を使っている。
・廬山亢龍覇 使用者:童虎・紫龍
童虎「輝火よ…炎の中で見たあの少年がお主の過去ならば…お主は人を守る痛みを知る男。化物になどなれん…いや、させん!!太陽へ帰れ、太陽鷺輝火よ!!」
極限まで小宇宙を燃やし相手を羽交い絞めにした後に超高速で上昇し、摩擦熱で相手を焼きながら宇宙に放流する二段構えで相手を殺す殺意に満ちた技。
使用者が絶命しても上昇が止まらない為、一度仕掛けられると宇宙まで打ち上がるしかない。
自身も摩擦熱に焼かれながら宇宙に打ち上がるので相手諸共死ぬ心中技でもある。
ただ対象者に助けられてこの技で使用者が死んだ事が無いので死ぬ死ぬ詐欺的な要素も・・・。
・エクスカリバー 使用者:紫龍
紫龍「貴方がオレに残してくれた最高の栄誉を──貴方の託したこの刃──今こそ照覧あれ!」
シュラとの激闘の末にシュラから紫龍に託された技。
使用者が変われど技の本質は変わらず高破壊力の斬撃攻撃。
本編の青銅時代には冥闘士ミノタウロスの斧に折られるという脆さを見せるが、本編後のエピソードGアサシンでは完全に使いこなしている。
廬山百龍覇と同じく紫龍の奥の手である。
・最後の正義 使用者:イティア
イティア「人は変わらぬ…!調和とは力で作り上げるしかないのだ…!!」
ライブラの武器を星の弾丸のように打ち出す技。もはやMAP兵器
その破壊力はもはや隕石の域であり、技の余波だけで聖域中に爆撃のような惨状を巻き起こした。
自身から放射状に放つ技の様でありイティアの間近にいると更に破壊力が上がり、積尸気に逃げ込んでも被害があるほど。
現役時代には冥闘士の大軍をこの技で吹き飛ばしている。
・廬山真武拳
玄武「ガラ空きだ!!!」
使用者:玄武
右拳に小宇宙を込めて放つ正拳突き。
龍峰をはじめとしたΩの聖闘士は廬山の名を聞いて驚き、彼を味方と理解した。
・廬山上帝覇
玄武「俺は聖衣に選ばれし真の戦士。そんなお前に、天秤座の聖衣と共に戦うこの俺が負けるはずがなかろう!!!」
使用者:玄武
両手の構えと共に小宇宙を極限にまで高め、一気に放つ黄金の竜巻。
玄武はこの台詞と共に
いつの間にか水瓶座の聖衣の操り人形と化した時貞にトドメの一撃を与えた。
中の人ネタでスライドスクリューとも
・廬山昇天覇
玄武「せめて……俺の命と引き換えに、この剣を破壊してみせよう!若き聖闘士達よ!我が魂を受け継ぎ、巨大な邪悪を討つのだ!!我が師童虎より、天秤座の聖衣を俺が引き継いだように……聖闘士は新しき世代に思いを紡ぎ、託して行くもの!!ハイペリオンよ、お前の剣はこの玄武が貰っていく!!!」
使用者:玄武
黄金の龍のオーラを放つ玄武式の廬山昇龍覇であり、玄武最大最期の奥義。
ハイペリオンから天地崩滅斬を得たエーギルに致命傷を受けながら、玄武は天秤座の剣からこの技を繰り出し退けた。
結局、天地崩滅斬はヒビしか入らなかったものの、後にこれはパラスベルダにおけるハイペリオンとの決着につながることになる。
追記、修正は心臓の鼓動が年に1回になってからお願いします。
- 天秤と竜虎や中国武術に関連性がいまいちないので、全体的な要素がちぐはぐな星座という印象。頼れる戦力という印象は一貫してるんだが…せっかく槍やヌンチャク、トンファーがあるんだからもっと武術的な武器演武技が増えればいいな -- 名無しさん (2024-03-31 01:04:59)
- 天秤の武器はアテナの承認を得て天秤座が許可出さないと使えなかったはずだし、天秤座だけで勝手に使うわけにもいかないんだろう… -- 名無しさん (2024-03-31 02:07:09)
- イティアの必殺技は武器の使用に含まれないんだろうか?w -- 名無しさん (2024-03-31 17:25:18)
- 月姫絶対強そう。 -- 名無しさん (2024-05-11 17:40:12)
- 天秤座の聖衣が中国武将の鎧っぽい良デザイン -- 名無しさん (2024-06-09 15:27:50)
- イティア様だけ系譜の違う技を使うのが新鮮に感じる。 -- 名無しさん (2024-12-17 19:04:32)
- やっぱり童虎が一番強そう。(本編の)LC冥王神話の輝火との戦いも良かった。 -- 名無しさん (2025-03-15 18:11:29)
最終更新:2025年03月30日 10:39