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ジョー・ヒガシ

登録日:2011/09/21 Wed 07:45:33
更新日:2026/07/31 Fri 11:32:44
所要時間:約 5 分で読めます




「サクサク行くぜ……っシャー!!」


ジョー・ヒガシとは『餓狼伝説』『KOFシリーズ』の登場キャラクター。
本名は東丈(ヒガシジョウ)で、ジョー・東の表記を使われる場合も多い。
恐らく、名前の元ネタは『幻魔大戦』の主人公である東丈(アズマジョウ)から。……少しややこしいな。


【概要】


元々はテリー・ボガードアンディ・ボガードと並ぶ『餓狼伝説』の主人公であったが、世界観の充実と共にストーリー性が重要視される様になると、本筋の物語に絡ませ難いジョーは作中での比重が下がってしまった様で、更にシリーズが下ると共にネタキャラとして扱われる様になってしまった。

特に『KOF』ではケツを丸出しにしたり、オカマに好かれたりとやりたい放題の扱いを受けている。

もっともネタキャラになったからこそアンディを差し置いてカプエスPRO以降で出番があったのだからジョーファンの心理的には色々複雑な思いがあったりする。*1



プロフィール


  • 格闘スタイル:ムエタイ
  • 出身地:日本
  • 生年月日:1972年3月29日
  • 年齢
    • 21歳(『餓狼2』、『餓狼SP』)
    • 22歳(『KOF'94』)
    • 23歳(『餓狼3』、『RB』、『KOF'95』以降年齢表記が撤廃されるまでの『KOF』シリーズ)
    • 24歳(『RBS』)
  • 身長:180cm
  • 体重
    • 72kg(『餓狼2』〜『RB』、『RB2』、『KOF'94』〜『'98』)
    • 71kg(『RBS』〜『餓狼WA』、『KOF'99』以降)
  • 血液型:AB型
  • 趣味:喧嘩
  • 好きな食べ物:ワニの唐揚げ
  • 大切なもの:ハチマキ
  • 嫌いなもの
    • 学校(『餓狼2』〜『餓狼3』)
    • 正装すること(『RBS』以降)
  • 得意スポーツ:格闘技全般
  • 特技:ナンパ(成功率99%と本人談)
  • 好きな音楽:ド演歌
  • キャッチコピー
    • 「若きムエタイ・チャンプ」(『餓狼SP』)
    • 「ムエタイ史上最強のチャンプ」(『餓狼3』)
    • 「熱血日本ムエタイ男児」(『RBS』)
    • 「俺様最強ムエタイチャンプ」(『餓狼WA』)
    • 「嵐を呼ぶ男(『KOF'96』)
    • 「爆裂竜巻男(『KOF'98』)
    • 「若きムエタイチャンプ」(『KOF XII』以降)
    • 「渦巻く熱風」(『CVS』)
  • 担当声優
    • 生瀬 勝久(『餓狼2』、『餓狼SP』、『KOF'94』)
    • 檜山 修之(『餓狼3』〜『RB2』、『KOF'95』〜『XIII』、アニメ『バトルファイターズ餓狼伝説2』、『餓狼伝説 -THE MOTION PICTURE-』)
    • 矢尾 一樹(電撃CD文庫版ドラマCD)
    • 佐竹 雅昭(アニメ『バトルファイターズ餓狼伝説』)
    • 三戸 耕三(『KOF XIV』以降、『CotW』)
    • 沢城 千春(『KOF for GIRLS』)


【人物】


日本人でありながら、本場タイに渡りムエタイチャンプになった熱い男。
初代『餓狼伝説』では、デモ画面でギース様が「ハリケーンアッパーのジョーかっ!!」と驚く場面があり、その名声は海を越えて轟いている模様。
当時の二次的作品等では元々はボクシングで活躍していた、と云うバックボーンを付けられていた事もあったが、定着する前に忘れられてしまった。

基本設定は「世界最強を目指す熱い男」であり、これは現在も変わっていない。
ただし初期の頃はストイックに強さを求めている台詞も結構多い。
その設定からも解る様に、ギース・ハワードを始めとした歴代の敵キャラクターとはホア・ジャイを除いて特に因縁を持っておらず、ボガード兄弟との友情も純粋に互いの実力を認めあったが故の結果である。

なお『餓狼ーCity of the Wolvesー(通称:CotW)』ではボガード兄弟の仇討としてギース主催のキングオブファイターズにジョーが誘ったという事になっている。当然ながら後付け設定である
これにより大会中に知り合ったのではなく、大会前から知り合いであった事になった。
ムエタイチャンプと当時無名の二人が何処で接点があったのかは謎。

実のところ餓狼伝説とKOFで結構性格が変わっている。
基本的に陽気なところに違いはないが、本家餓狼ではストーリー上では結構シリアスしており真面目なシーンも多い。

特に初代餓狼からMOWの手前まで共通している点として義侠心がかなり強い。
餓狼でボガード兄弟の敵討ちの手助けから始まり、3ではアンディの心配をする舞の代わりにサウスタウンまで赴いたり、
RB餓狼の後日譚を描いたSNKの携帯小説(執筆者はSNKの小説を数多く手掛けた嬉野明彦氏)では表立って動けないビリーの代わりにリリィのボディーガードを影から行っている。
ちなみに影から行ってるのはリリィ自身は自分が狙われているのを知らない為、余計な心配をかけさせない配慮。
またタイでは孤児たちを自身の道場で養っていたり、ジョーの懐を狙ったスリの少女であるクァンを連れて帰るなど結構な人格者だったりする。


また決して能天気なだけではなくムエタイチャンプになるまで幾多の修羅場を潜り抜けていると言われ、
ビリー本人にその性分はテリーよりもむしろビリーに近いと言われたり、マリーからは何でもありの戦いなら世界でも三指に入る(残りはビリーと山崎)と言われている。


一方でKOFでは完全にコメディリリーフの役割。
だが『'99』のチームストーリーはジョー視点のシリアスな内容になっているし、『XII』と『XIII』では餓狼に少し寄せた感じの性格に戻っており、徹頭徹尾コメディだけのネタキャラ、という訳ではなかったりする。
まぁオネェに狙われてるけどな!



【シリーズ毎の活躍】


  • 餓狼伝説シリーズ
初代では3人の主人公の一人。
世界最強を目指し「キングオブファイターズ」に参加。
養父ジェフ・ボガードの仇を取るべくやって来たテリーとアンディに出会い親交を結ぶ。
続く『2』『SP』でも基本的な立ち位置は変わらず、ゲーム自体に特に物語が設定されていなかった事もあってか、主人公の一人のままであった。

しかし、ギースの復活をテーマにした次作『3』では物語の都合上、ボガード兄弟はともかくジョーを対立軸として立てるのは難しかったのか、ストーリーモードの最初の対戦相手の選択メンバーに入れられる等、ファンからは事実上の主人公降格と認識される事態となる。
遂には『餓狼伝説』の真の主人公=ギースと扱われる様になる中で、対立軸としての主人公テリーはともかく、アンディとジョーはすっかり影が薄くなってしまった。

ちなみにキャラ性能も餓狼2~餓狼SPが絶頂期で、餓狼3以降はテクニカルな立ち回りが必要となって弱体化の一途を辿った悲しみを背負っている・・・。

MOW』に至っては本人どころか子孫や弟子のような縁者すら全く出なかった。
もっとも続編で弟子の少女を出す構想はあったようで、KOFの小説等に登場している。

『餓狼ーCity of the Wolvesー(通称:CotW)』では遂に一番弟子のプリチャが登場し、自身はDLCキャラとして登場した。
自身も2025/10/12からリリースされた。
いつもの面子同様少し年齢が上がった為かいつもの豪放磊落さに加えやや落ち着いた言動を見せる事も多い。
若い連中の面倒を見る兄貴分的な性格がよく出ている。眼鏡の事を「老眼?」と言われると蹴り入れてたが

  • KOFシリーズ
テリー、アンディとの『餓狼』チームとして、基本的にレギュラー参戦。
主人公タイプなので基本的にバランスが取れているが、前述の様にネタキャラ化が著しい。
イラストでは特に顔の作りに差が無さそうなのに、シェルミーには『龍虎』『餓狼』系の若い男性キャラの中では唯一美形扱いされていない。
一応マリーにはハンサムボーイって言われてる・・・餓狼チーム共通の特殊演出だからだけど。
余談だがネオジオフリークではジョーの美形度は5段階評価の4でアンディやロバートと同じである。
やはりKOFでの行動のせいか…。

……そして、KOFジョーを象徴するのが自らトランクスを下ろして尻を見せ付ける“尻出し挑発”。
『2001』に至っては勝利画面で尻を出すという蛮行に及び、パンツが画面外に見切れているため全裸にしか見えない状態だった。
ダメ押しとばかりに女性格闘家チームに対しては「女共!目にもの見せてやるぜ!ッシャー!!」と勝利メッセージで叫ぶ始末。
ナニを見せてるんだよ!? ダメだこの尻出し男、早く何とかしないと…
ノナ氏によれば『餓狼』の開発チーム内では「あれは他所のジョーであって別のキャラ」「ああいうことになるからロックは『KOF』に出すな」と囁かれていたとか。
ちなみに実装した『KOF』の開発チームですら最初はビビっていたらしく、シリーズを追うごとに1フレーム長くなっている*2嫌なチキンレースだ……。


『'97』ではハリケーンアッパーをジャンプで飛び越し難いという理由で暴走庵相手に他キャラよりは優位に戦える貴重なキャラ。
実際はハリケーンアッパーを撃つ前に高速で近づかれて秒殺されるし、ハリケーンアッパーを打っても飛び越えられるとフルコン喰らって即瀕死or即死ルートだが。*3
ハリケーンアッパー以外にも黄金のカカトが空中ヒットするとそのまま黄金のカカトが連続で入って気絶確定コースなせいでキャラ性能としては上位に位置する程強い。
『2000』ではストライカー性能がセスやアナザー庵と並んで異常に高く、特にジョーはダウンを引き剝がして強制的に立ち喰らいにするため、全国のゲーセンはパンツ男が飛び交う地獄絵図と化した。

  • CAPCOM VS SNKシリーズ
初出の『2000』ではプレイヤーキャラクターとしては登場していなかったのだが、似たもの同士(?)のダンとのタッグで漁夫の利的に優勝を攫ったと云う設定でエンディングに登場。
この描写が人気を呼んだのか、次作『PRO』及び『2』では無事にゲームにも参戦している。
ちなみに『PRO』ではレシオ1の中でも最強クラスの強さを誇っていたのは餓狼主役級の面目躍如といったところか。

DLC第4弾のテリー参戦動画でアンディと一緒に招待状を取ろうとするが掴み損ねていた。
ゲーム中ではテリーと共に追加されたステージ「KOFスタジアム」やスピリットで登場。
スピリットとしての性能は階級NOVICE投げ属性のアタッカーでスロットは1。
スピリッツバトルでは連続パンチや膝蹴りを使うキャプテン・ファルコン…ではなく格闘家且つタイガー繋がりでガオガエン、ステージもジョーのホームステージに近い終点化した「いかだと滝」で戦う。
格闘ゲーム系キャラのスピリットに多いジャンプ力ダウン状態の体力制ルールで戦うが、ハリケーンアッパーの再現かガオガエンは竜巻を起こすアイテムの巨塔を持っている。
男だったら拳一つで勝負せんかい!



【ゲーム上の性能


餓狼の元主人公らしくテリー・アンディと同じく三種の神器+αの技が揃っている。
通常技のリーチがそれほど長くないことが多く、スライディングを持つとはいえ、やや反撃性能が低めな作品が多い。
また通常技で相手を固めていく立ち回りは難しかったり、やりにくかったりすることが多い。
作品にもよるが総じて隙の大きめな技が多く安定行動が少なめ。



【技解説】


必殺技

  • ハリケーンアッパー
身長と同じくらいの竜巻を撃つ飛び道具
飛ばない替わりに連射型の場合もある。
いわゆる地を這う飛び道具でありながら判定の高さもあり優秀な技である。
言わずと知れたジョーの代名詞であり、この技の強弱でランクがころころ変わる事も珍しくない。

亜流として複数のハリケーンを飛ばす爆裂ハリケーンもあるが、どの作品でもあまり使い勝手はよろしくない。
ただしKOF13~15のEXハリケーンアッパー(見た目は爆裂ハリケーン)は弾速早い・飛び越えるのが困難・相手の飛び道具を掻き消すとかなりの性能を誇る。

『餓狼ーCotWー』では弱だと画面半分くらいまで低速で進み、強だと画面2/3くらい進む竜巻を2発撃ち出す。
更にREV版では目の前に3HITする竜巻を作り、追加入力で更に3HITする竜巻を前方へ打ち出し画面2/3くらいまで進む。
飛び道具としての性能も良く、フェイントと織り交ぜると相手は更に反撃が困難になる。
ノーマル版、REV版共にコンボの中継点にも使える性能となっている。

前述の様に代名詞の筈なのに、公式にはマイケル・マックスのパクりらしい。
ただ作中のギースの台詞と真っ向から矛盾する事を指摘され有耶無耶になったが。


  • スラッシュキック
飛び蹴り型の突進技。
某空手の様に二段蹴りの作品もある。
大体連続の締め限定の技だが、作によっては先端ガードさせるように使って距離を詰めたりも出来る。
作品にもよるが突進速度がかなり速かったりもする。
『餓狼ーCotWー』でも使い方はあまり変わらないが、当て方によってはコンボの中継点としても使えるようになっている。
またREVスラッシュキックが空中判定なので、この後にREV必殺技を繋げる事が出来ず、弱タイガーキック・虎祭り・空中REVブロウくらいしか繋がらない。


  • 爆裂拳
パンチの連打技。
ジョーにおける三種の神器+1の『1』に当たる技。
追加コマンドで各種フィニッシュが出せる。
大体小技からの連続の締めに使えるが、作によってSC出来たり浮かせの中継に使ったりと用途が増えてきた。
ちなみに『餓狼3』で一度忘れた。
ボタン連打でコンボになるので初心者に優しい。
反面、中継技として使う場合は逆にボタン連打のコマンドが足を引っ張るため中級者~上級者ほど煩雑に感じる。
その為、『KOF XV』では昇竜コマンドになった。

『CotW』でもコンボの中継技となる事が多い。
またガード後の追加攻撃を出さなければ、互いに有利フレーム0と読み合いに持っていける。
REV版は少し前に進むためコンボに使い易くなっているが、発生は少し遅くなっているため中継技に使うには多少のルートを考える必要がある。


  • 爆裂フック
爆裂拳からの追加技で『RB』でのフィニッシュの一つ。
中段技だが対に下段となる技が無いので余り中段としての意味はない。
ただし爆裂拳から最速で出せばジョーにとって唯一とも言える中段技として活用する事が出来るのでメリットはちゃんとある。
ちなみにガードさせれば隙は少ない優良性能。


  • 爆裂アッパー
爆裂拳からの追加技で『RB2』から使用可能。
アッパーで相手を浮かせてタイガーキックなどで追撃できる。
爆裂拳が当たった場合はこちら。


  • 爆裂エルボー
『餓狼WA』で使用。


  • 爆裂フィニッシュ
『KOFシリーズ』にて使う追加技。
弱は打ち下ろしのエルボーを放つ中段技で途中からスーパーキャンセル対応技となった連続の要の一つ。
強はダウンを奪うハイキックだったが、『2002』以降はローキックの下段技となった。
弱はガードをされても隙が無く、強は反撃確定の隙を見せる事になるので大体弱を使う事となる。

また『KOF'95』、『KOF'98』の裏ジョー、『KOF XII』以降の作品では「爆裂拳」の形式が『餓狼2』の頃の形状となっているのでフィニッシュの形がアッパーor「ストレート>アッパー」の形となっている。

『CotW』では弱の追加で「爆拳」という名のストレートで不利フレーム2Fと反撃は受けず、強の追加は「爆肘」と言う名前になりKOFのいつもの中段肘打ち。
REV版では「爆裂フィニッシュ」となり二段アッパーで相手を浮かせ、REV必殺技やREVブロウで追撃が出来る。


  • タイガーキック
初代では全身にオーラを纏った突進技。
ホア・ジャイの膝蹴りのパクり技(元々は単に「ドラゴンキック」のパクりだったが、パクられたホアが更にパクり返した設定に変更された)。
厳密にはスケジュールの都合でホアからジョーに移植された技との事で、元来は強襲用の技としてかかと落としのような技を入れる予定だったらしい。*4
そのため初代『餓狼』の「タイガーキック」のオーラには「ドラゴンキック」の龍の髭が残っている。
タイガーという名も当然後付けである。
『餓狼2』以降は突進技の「スラッシュキック」と差別化のため対空技へと変化した。

初代『餓狼』では体力の2/5を奪う上、相手と間合いによっては2発当たる(ダメージ補正もなし)ので超威力。
『餓狼2』以降は対空型であったが、『KOF XII』でまた突進技に戻され、『KOF XIV』以降は再び対空型に戻った。
どの作品でも外すと隙が甚大。
『餓狼2』以降、『KOF XIII』まで形式はどうあれ発生時に無敵があったが、『KOF XIV』ではなんと無敵が削除されてしまった。
対空技とは一体……と思ってたらバージョンアップで無敵を返して貰えた。

『CotW』では虎のエフェクトが追加された。
相変わらず信頼できる対空であり、ブレーキングやREV版「タイガーキック」によるコンボパーツとしても頼りになる技。
弱版は完全無敵で発生も早く、いつもよりもジャンプが低いので隙も少なめ。
強版は対空無敵で発生がやや遅いが、ブレーキング対応技で対空技としてもコンボパーツとしても頼れる。
REV版は過去作の「プレッシャーニー」であり、突進>「タイガーキック」>「黄金のカカト」と連続で放つ。
弱攻撃から繋がるほど発生が早く、コンボ始動にも使い易い。
ブレーキングをすると「黄金のカカト」の部分が省略され浮かせ技としても使えコンボのお供に出来る。
VerUPにより最後の「黄金のカカト」の部分が強制ダウンから地面バウンドに変更され、この後にスクリューアッパーや虎祭りに繋がるようになった。


  • 黄金のカカト
回転式の浴びせ蹴り。
『餓狼3』から追加された技だが、構想自体は初代『餓狼』の開発段階からあったらしい。
大体ガードさせると隙が無いので置き対空を兼ねた距離を詰める技として使う。
またKOFでは空中で当たると追撃可能の状態になり、作によっては浮かせコンボの中継に使われる。
『CVS』では空中の相手に当てるとダウンさせる為、Aグルーヴのオリジナルコンボに組み込むとそこで終了してしまう。


  • プレッシャーニー
『餓狼』シリーズでは一瞬ライン移動を行う事で食らい判定自体を消す突進技。
ラインを移動してるのでメインラインの攻撃自体は避ける事が出来るがライン攻撃やライン対応技には迎撃される。
RBSPとKOFでは単なる突進技。
RBSPでは黄金のふくらはぎという追加技で追撃できる。
『CotW』ではREVタイガーキックとして吸収された。


  • 夏の思ひ出
通常投げのジョースペシャルからの追撃技。
地味に必殺技扱い。
相手がジョースペシャルの後に受け身を取って、ジョー側が「夏の思ひ出」の追加を極限まで遅く発動させれば出来るというもの凄く稀有な状況だが、ガードさせるとちゃんと削りダメージも発生する。


  • 黄金のつま先
『CotW』で追加された飛び込んで黄金に輝くつま先を振り下ろす技。
過去作の黄金のカカトと似たような挙動でガードさせても反撃を受けず適度な距離からの強襲技として使えるが、「黄金のカカト」ほど空中の相手を引っかけるような使い方は出来ない点に注意。
弱つま先だと強攻撃から繋がり、強だと密着状態からなら相手との位置が入れ替わるためガード方向が反対になる。
REV版では空中の相手を引っかけて立ち位置を入れ替わりバウンド状態にするコンボパーツとなる。
ケンの「龍尾脚」と似たような技になる。


  • 漢立ち
『CotW』で使用する技。
ガードポイントのある構えで、ここからの派生技が『CotW』のジョーの新しいムーヴとなっている。


  • 漢試し・虎足刈
発生30F前後の下段攻撃で当たるとダウンする。
前に踏み込むために移動距離が長いが、ガードさせればー3Fと隙は少ない。
REV版は前に踏み込むモーションからコンボの中継技としても使用される。


  • 漢試し・虎鬼肘
発生25F前後の中段技。
REV版ではそのままREV必殺技に繋げてコンボに移行可能。


  • 漢試し・鬼慟哭
下段以外の攻撃を受け止めながら攻撃する前蹴り。
「虎足刈」や「虎鬼肘」よりも発生が早い。
REV版では下段攻撃をも受け止めながら攻撃が出来、発生が早いのでコンボの中継にも使える。
また蹴りの部分で飛び道具を跳ね返す事が出来る。


  • 漢試し・虎地獄
相手を掴んで膝蹴りを叩き込むコマンド投げ。
REV版では追撃も可能だが、相手との場所が入れ替わるため多少の慣れが必要。


◆超必殺技

登場した作品が多い為、かなりの数があったりする。
また大抵の超必が何かしらの有用性を持っていて、その使い分けが楽しいキャラでもある。

  • スクリューアッパー
『餓狼2』から使用開始。
巨大な竜巻を発生させるゲイザー系の超必殺技。
見た目の派手さとは裏腹に本家の餓狼伝説では置き対空にしか使えない悲しい技。他キャラの気柱系超必は大体ラインに攻撃判定あるのに・・・
『RBSP』のスライドスクリュー、『RB2』のスクリューアッパーのみ特定のコンビネーションアーツからコンボになるようになったが。
『餓狼ーCotWー』ではKOF式の小竜巻で浮かせた後に大竜巻で飲み込む方式になっている。
また潜在能力版はスライドスクリューとして画面端まで届く。
小竜巻の発生が9F、潜在が8Fと発生は後述のスクリューエルボーよりも早い。
また「スクリューエルボー」と違い無敵がある。

『KOF』では、『'94』と『'95』、『XII』以降は『餓狼』形式のスクリューアッパーで、『'96』から『2003』までの期間は小竜巻の後にもう一発重ねて大竜巻になる二段階の独自の形式となっていた。
『'96』から『2003』までの『KOF』形式の「スクリューアッパー」は弱攻撃から連続に使用できるが、『餓狼』形式の場合は通常技からの連続使用は不可能でSC・DCからのみ連続技となる。
ただし『KOF』形式のスクリューアッパーの攻撃判定の位置が少々悪く、SCからだと外れる事があるのでBHTKに繋げたほうが安定しやすい。
なお威力はほとんどの作品においてBHTKよりも高い。

『KOF'96』以降のMAX版は、技名は「スクリューアッパー」だが実際は後述の「スライドスクリュー」に近い仕様となっている。
『KOF XIII』では「スラッシュキック」やEX版「ハリケーンアッパー」からSCで繋がる為、大竜巻がスライドすることに意味が出来た。
『KOF XIV』では『餓狼3』で覚えて以降、初の欠場技となってしまった。


  • サンダーファイヤー
『RB2』と『KOF'98UM』で使用。
餓狼における突進乱舞技。
小技から繋がるほど発生が早いが、無敵は無く威力も潜在能力としては低めなのが残念。
ボタンを変えて出すと威力が少し減る代わりにラインを一瞬移動するので相手の攻撃の上から潰せる。
KOF版ではラストの演出が本家の燃える膝蹴り(タイガーキックとは絵が違う)から燃えるスラッシュキックへと変化している。


  • タービュランスアッパー
『餓狼WA』で使用。
スクリューアッパーで相手を飲み込んだ後に怒涛の連撃を繰り出し最後にジャンピングアッパーで締める。
技の発生が遅く特定のコンビネーションからしか繋がらないが、無敵がかなり長いので割り込みにはかなり使いやすい。
また見た目は隙だらけに見えるが発動の竜巻をガードさせると隙はほとんどない。
ジョーの超必殺技はかなり多いが、長らくロック乱舞は実はこれだけだった。


  • 爆裂ハリケーンタイガーカカト
『KOF'97』から使用。
非常に文字通りな連続技を繰り出す超必殺技。
名前が長いので某ネオジオフリークで使われてた事を皮切りに『BHTK』と略されるようになった。
ロック乱舞ではなく突進乱舞技なので空中の相手にはカス当たりにしかならず死亡確定…当然地上での連続技の締めに使うのが基本となる。
また発生フレームが驚異の3Fという発生速度なので密着状態だとBHTKによる確定反撃可能の状況が多いのも大きな利点。


  • 史上最強のローキック
『KOF'99』から『KOF2001』まで使用。
凄く痛いローキックをぶちかます。
動作で軽く浮くため初見だと立ちガードをしがちだが、名前の通り下段技。
自力だと連続にならない上に無敵も無く扱いづらく感じるが、ストライカーのコンボに扱えるため結構な頻度で使っていける。
特に『2000』では世話になる事も多いだろう。


  • 黄金のタイガーキック
『KOF2001』と『KOF2002』で使用。
長らく対空技だった「タイガーキック」を初代『餓狼』準拠の突進技として久しぶりに使用。
超必としては全キャラでもトップ級の破壊力であり、そのうえ弱Pからでも繋がる発生の早さでありながらコマンドも簡単というまさに超必殺技に相応しい技。
ただし初段の膝蹴りが当たらないと威力がかなり下がる為、強攻撃やSCから使う場合は相手の場所や位置関係が重要になる。
初段が当たらない位置だとBHTKのほうが威力が高いので使い分けが重要。
一方で『2002UM』では光る対空式タイガーキックにされてしまい大幅弱体化。
無敵ほぼ無し・威力も低い、しかも昇りJBorJDをしようとすると暴発する事があるというただの地雷技と化してしまった。


  • 爆スラゴールデンタイガー
『KOF XIV』以降に使用する超必殺技&MAX超必。
読んで字の如く「爆裂拳」>「スラッシュキック」>「黄金のカカト」>「タイガーキック」の順番で攻撃する突進乱舞技。
BHTKを忘れた代わりに編み出した技。
発生速度はBHTKよりも劣るが、空中HITさせた場合でもカス当たりは多少し難くなっている。
もっとも空中の相手に当てるような状況の場合はスクリューアッパーのほうがダメージが出るが…。
『KOF XV』ではジョー念願のロック式乱舞技となった。


  • スクリューエルボー
『CotW』で使用するキックボタンの超必。
技の前に『KOF XIII』の「スクリューストレート」のように腕をぶん回しながら竜巻の肘打ちをぶちかます。
横方向に大きい攻撃判定がありコンボの締めに使用する事がほとんど。
技の発動中に溜める事が出来、溜めると威力が上昇する。
僅かでも溜めれば威力が上がるので難度は高いが、弱×nから溜め「スクリューエルボー」で基礎コンボの威力の底上げも出来るジョーの生命線。
潜在版は赤い竜巻のエルボーで相手を浮かせ、ボタンの追加で2発目を当てる。
こちらも溜める事で威力が上がる。
また1発目の浮かせの後に自前でコンボも出来るが、パワーゲージは潜在スクリューエルボーで空なのでREVコンボくらいしか出来ない。
自前の2発目のスクリューエルボーに火力で勝る事は難しく、自分のREVゲージを大幅増加させてまでやる事かはまだ不明。


  • ダブルサイクロンアッパー
カプエスにて使用する『LEVEL3限定スーパーコンボ(超必)』。
自身の両側に竜巻を繰り出す。
発生がそこそこ早く小技からでも連続になる。
また対空にも扱えるが、その場合は高い位置で当てると威力が下がってしまう。


■上位超必殺技類

  • スライドスクリュー
『RB』『RBS』『CotW』における潜在能力。
『餓狼3』における潜在能力版の「スクリューアッパー」が独立したもの。
使い道としてはほぼ連続専用なので使用感は「スクリューアッパー」とほぼ変わらず、竜巻が前に移動する意味が薄くも感じるが、潜在能力の名の通り「スクリューアッパー」の上位互換であり、多くの作品でスクリューアッパーよりも高威力・発生が早い・無敵有りと何かしら優位性がある。
あと見た目やHITの演出がコロコロ変わる。


  • クロスギガンテス
『KOF2002』におけるMAX2。
自分の前後に竜巻を発生させた後、交差させるように画面両端まで竜巻を飛ばす。
発生が遅く連続にはならないが、長い無敵があり割り込みや反撃を誘って狩るといった使い方は出来る。
特筆として削りダメージが凄まじく、KOF02では相手のHPの1/4、KOF02UMでも1/5ほど削る。
また初段以外にガードキャンセル不可という特性もある。


  • 史上最強の爆裂ストレート
『KOF2003』で使用。
『リーダー超必』でガード不能のパンチを繰り出す。
ガード不能の特性上、発生が遅くて連続にならず無敵も当然ない…つまりは使えない。
数あるジョーの超必でもここまで使えない技は今までも、そしてこれからもきっと無いだろう…。


  • スクリューストレート
『XIII』で使用するNEO MAX必殺技。
真正面に大竜巻を発生させるストレート・・・竜巻?
『KOF XIII』では発生が遅くSC以外に連続のルートも無く使い道はほぼ無かったが、家庭用移植版や『KOF XIII CLIMAX』では発生が早くなり締めに使いやすくなった。
余談だが「スライドスクリュー」で相手を上空に巻き上げ落ちてきたところにMAXキャンセルで「スクリューストレート」に繋げるシーンが非常にかっこいい。


  • 爆裂スクリュープレミアム
『KOF XIV』以降に使用するクライマックス超必。
『KOF XIII』の「スクリューストレート」を「爆裂拳」よろしく連打でぶちかますが、ダメージもHIT数もスクリューストレートとあんまり変わらない。
使い道は連続技と遠距離における相手の飛び道具や空ジャンプなどへの牽制狩り。
『KOF XIII』に比べゲーム全体的に無敵技が減っているので遠距離の相手の行動に刺し込むのに使いやすくなっている。
ただし「爆裂スクリュープレミアム」にも無敵は無く、相手の手が届く位置で使うと普通に潰されてしまう。
ちなみにEX「スクリューアッパー」からクライマックスキャンセルで出すと赤い竜巻が十字に交差して大変かっこいい。


  • 虎祭り
『CotW』におけるヒドゥンギア。
弟子(多分プリチャ)から提案を受け改良に改良を重ねた最強の膝らしい。
最初のハイキックが当たると蹴りの乱舞が始まり、浮かせた相手に「タイガーキック」のような膝蹴りを4連打で浴びせる技。
ヒドゥンギアなので発生は6F*5とジョーの必殺技の中では弱「タイガーキック」と並び最速を誇る。
始動のハイキックがややリーチが短めだがコンボの締めとしては問題ないだろう。

※『3』以降、妙な名前の技が定番になった。



【関連人物】


親友兼ライバル
ゲームするのによく金を集られる。
何だかんだで仲良し。

親友兼ライバル。
アンディの態度が冷たいがジョーはジョーで舞の事でアンディをおちょくっている。
仲良くケンカしな。

友人。
破廉恥な格好との事だがパンツと言い返された。
五分五分か?

友人。彼女がテリー側のヒロイン候補になってしまったせいで3人の中でジョーは独り身の憂き目を見る羽目になった。

  • ホア・ジャイ
嘗てのムエタイチャンプ。
ジョーに敗れた後にギースの手先となっていたが、ジョーとの再戦に敗れた後に和解。
セコンドに付いていたが『KOF XIII』で何故か復活したドーピング野郎。
だが『KOF XV』ではまたセコンドに戻ったらしく、餓狼チームのエンディングではビリーに病院送りにされて入院中のジョーのためにリンゴの皮を剥いていた。
『KOF XIII』でのチームメイトだったキムのインタビューによると現役復帰のためにジョーのセコンドについたとのこと。

  • マイケル・マックス
「トルネードアッパー」の使い手。
コンパチ適性の無さから後の出演がパチスロのみという悲しみを背負った男。
だがBGMだけは格好よくテリーが参戦した『スマブラSP』にも採用されているという不遇かどうかよくわからない立ち位置。

  • チン・シンザン
漫画版等での設定だと思われるが、何故か腐れ縁が公式化している。
ただし繋がり自体は『餓狼SP』時代から示唆されており何気にかなり昔から存在してる。

  • リリィ・カーン
『餓狼3』のエンディングにてちょっかいを出した時がある。ネオジオフリークではリリィ曰く良い付き合いをさせて頂いてるとの事。
『KOF XV』のエンディングではジョーと映画館でデートの予定だったが、友人が事故に遭い急遽お見舞いに行ってたのでおじゃんに。
あろう事か貰ってたチケットを兄に渡し「今度は3人で行きましょう!」とにこやかに言ったのであった・・・。「・・・誰がお兄ちゃんだ・・・?」
本編ではほぼジョーの片思いでリリィからの矢印は無に等しいが、パチスロ版だけはジョーとマイケルorホア(たまにライデン)との腕相撲を見守っており、逆転演出では涙ながらに「負けないで!」と叫びながら乱入して、負けそうになったジョーの右腕を支える一面もあり、ジョーのヒロインとしての役割を果たしている。普通に反則だが。

リリィのお兄様。
ギース亡き後、シリアスさを増した為かジョーとの因縁は忘れたらしい。
『KOF』の携帯小説ではビリー本人からジョーは陽気な性分とは裏腹に本質的にはテリー達よりもむしろビリー寄りの人間と思われている。
『KOF XIII』ではジョーにからかわれ怒る。
『KOF XIV』と『KOF XV』でもジョーにお兄様と言われて「殺す!」とブチ切れ、『KOF XV』のエンディングではリリィをデートに誘っていたジョーをボコって病院送りにした。

  • キム・ドンファン
『MOW』に登場したキムの息子のチャラい方。
性格が父にまるで似ていないが、これは小説版の『KOF2000』のコメディ編にて幼少期にジョーの武勇伝を聞かされたことにより、今の性格になったという設定がある。

似たもの同士。
カプコンとのクロスオーバーでは親友(マブ)。
『CVS』の前半期の汎用エンディングではチームを組んで優勝した。

  • クァン
弟子の少女。タイの孤児。
外見は不明であり、出演が望まれる一人。

  • プリチャ
『CotW』で唐突に登場したジョーの一番弟子。
「気」の原理を追い求める科学者。
実力は折り紙付きだが勝利への執着心は薄く、痛いのは嫌だが不思議な技の研究のために戦っている。
何度か過去のストーリーで出たクァンとの関係が気になるところ。
なお餓狼の女性キャラの中では割と貧乳寄り。



【ボンボン餓狼におけるジョー】


コミックボンボンで連載されていた漫画版でも主役の一人として登場。
しかし、姿形はジョー・ヒガシその人だが……なんとこの漫画版のジョーは、

クールで頭脳明晰なイケメン

なのだ。
当初の硬派なイメージで描かれたのだろうが、ゲーム版の面影は微塵も感じられない切れ者となっている。
非戦闘時にはパンツ姿の上に黒マントを羽織っているが、見方によっては変態とも取られる……
なんと空港でもこの格好であり各国空港の防衛態勢には懸念を抱かざるを得ない。

また、ほとんど面識が無いはずのテリーと急に仲良くなる、イメージトレーニングでパワーアップする、木の葉で相手の目眩ましをするといった妙な所もある。

「カポエラ……」



【余談】


現在までのキャラクターイメージはアニメ版の初代声優であった格闘家の佐竹雅昭氏との事。ゲーム版では勇者王定着以前には俳優の生瀬勝久氏が担当していた。

アニメ版『バトルファイターズ餓狼伝説』第1作のノベライズ版では、大阪は吹田市の医者一家に生まれた良家のお坊ちゃん。
学業優秀な兄と常に比べられてきたためにグレてしまい、格闘技にのめり込むようになったとされる。
一方、原作ゲームでは第一作目の勝利台詞に「俺は親父のように世界一強い男になるんだ」というものがあり、アニメ版の「文科系エリートの親への反発から格闘技をやるようになった」とは明らかに異なる設定。
仮に双方の設定をどちらも取るなら医者でありながら超一流の格闘家だったという可能性もなくはないが…?



追記修正……っシャー!!

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最終更新:2026年07月31日 11:32

*1 ちなみにカプコン側からの同じ枠での選出はダン。名実ともにネタキャラ枠としての選出である事が証明された瞬間である・・・

*2 https://x.com/takaNakayama/status/778567765506555904

*3 暴走庵のジャンプが速いため隙の少ないハリケーンアッパーですらフルコン確定である

*4 2024年11月の開発者のX参照

*5 ヒドゥンギアの発生速度は全キャラ共通