ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います

登録日:2025/01/31 Fri 00:44:17
更新日:2025/04/23 Wed 00:55:05
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守りたい定時(いま)がある


ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います』は香坂マトによるライトノベル作品である。
イラストはがおう。
2021年より電撃文庫より刊行されている。(既刊8巻)
略称は「ギルます


【概要】

異世界ファンタジーやなろう作品でよく登場するギルドの受付嬢にスポットを当てた作品である。
冒険者や勇者を相手に様々なクエストをあっせんするのが彼女たちの仕事である。
表向きは労務環境・収入共に安定した職業のように見えなくもない。しかし、本作のギルドの受付嬢の仕事は、収入などは安定しているが、残業まみれの労働環境で、主人公は嫌気をさしてしまう。
そこで、残業を撲滅するために冒険者としても活動し、残業になるような案件を潰していくというのが基本的なシナリオの流れである。
ある意味、現代社会で言えば、なかなか定時に仕事あがりが出来ないブラック企業と同じような実態に共感する読者もいるとか。

第27回電撃小説大賞で金賞を受賞
シリーズ累計部数は30万部

メディアミックス展開としては、優木すずによるコミカライズ版が「電撃コミック大王」にて2021年8月から連載中(既刊5巻)
またテレビアニメが2025年1月から放送されている。


【あらすじ】

〈ギルドの受付嬢〉。
業務内容は絶対安全。公務だから立場も安定。
可愛い制服に身を包み、カウンター越しに笑顔で冒険者たちをご案内。
受付時間が終わったら、のんびりと事務作業を済ませて定時に帰宅。
愛しの我が家でくつろいで、さあ、明日も元気に働こう――。
アリナ・クローバーは、そんな理想の職業に就いたはずだった。

しかし。その実態は、理想とは程遠かった―

ひとたびダンジョンの攻略が滞れば、カウンターは大混雑。
めんどくさい対応を求める冒険者もちらほら。
顔で笑って心で泣いて、厄介な顧客をやり過ごしても、今度は大量の書類仕事が待っている。
やる気は残ってないけれど、明日に回せばなおしんどい。
おかげで来る日も来る日も残業地獄…。


アリナが不満を爆発させると、隠し持った一面が顔を出す。
チームで挑むことすら危険なダンジョンにソロで乗り込み、
銀に輝く大鎚ウォーハンマーで、強大なボスを叩き伏せる――。
何を隠そう彼女こそ、正体不明、神出鬼没、
街で噂の凄腕冒険者〈処刑人〉その人だったのだ!!

でも、そのことは絶対に隠し通さなければならない。
なぜなら受付嬢は副業禁止で、バレたら即刻クビだから…。

アリナの平穏な暮らしは、守られるのか⁉

(テレビアニメHPより引用)


【キャラクター】

(イフール・カウンタ―)

・アリナ・クローバー
CV:高橋李依
「明日定時で帰るのおおおお」
本作の主人公である17歳の少女。
安定収入・福利厚生バッチリのギルドの受付嬢。(何なら命の危険にさらされない)この仕事に就くことで、安定した生活を求めていた…はずが、クレーマーに近い冒険者の対応や人手不足による業務過多、何より冒険者たちがクエスト攻略で行き詰ったことによる残務処理が積み重なり、残業を強いられることになる。
最初は翌日へ持ち越していたが、結局翌日は翌日で新たな案件が増えて意味のないことを実感してしまう。このため、当日中に終わらせて、翌日は定時で帰ることを目標にしていたのだが、やはり残業に対するストレスは耐えられなかった。「残業なんてクソくらえ」状態である。
新しい技術の習得こそ遅いものの事務処理能力は低くなく、クエストの受注処理が早いため顧客である冒険者からの評判は良い。
ではなぜアリナが残務処理に追われているのかというと、真面目が過ぎて自分のキャパシティを超える数の案件を引き受けるため、残業や休日返上で仕事を片付けざるを得なくなっているからである。*1
劇中では「どこの受付所も普通昼休みは営業していないが、アリナの窓口なら午後まで待たなくても受けてくれるだろうと思って来た」などとのたまう冒険者もいた。
日々の真面目な勤務態度の賜物である。

こうした経緯もあり、残業の元凶たるダンジョン攻略の遅延を解消すべく、副業禁止であるはずの受付嬢の仕事の裏で偽名で冒険者稼業をやっており、ダンジョン攻略を遂行している。通称「処刑人」。
ギルドマスターであるグレン・ガリアに正体を見破られ、以降は特別条件での兼業を秘密裏に認められてしまった。

ギルドの受付嬢の安定収入により、長期ローンでマイホームを購入したが、クレーマー冒険者がゴーレムを率いて暴れた巻き添えを食らい、破壊されてしまった。
「あのクソクレーマー…殺す!!」

+ そんな彼女が受付嬢にこだわるのには彼女の過去にも理由があり…
・シュラウド
CV:阿座上洋平
アリナの幼少期にアリナの実家の酒場の常連だった冒険者。
小さなパーティのリーダーで、決して上級の冒険者ではなかったが、アリナはそんな彼が冒険後に語る土産話を聞くのが大好きだった。
そんな彼にある日アリナは「大人になったら冒険者になってシュラウドと同じパーティに入りたい」とせがんだが、彼はこう答えた。
「冒険者よりも受付嬢になった方がいい。アリナは将来美人になるだろうし、受付嬢は公務で平穏で安定している、定時で帰れて時間も自由にできる最高の職業だから」と。

しかしそんな会話を交わした次のクエストで、シュラウドは不幸にも未知の階層ボスと予期せず遭遇し命を落としてしまう。
その死はアリナにも伝えられたが、その遺体の痛ましい状況とシュラウドの最後の頼みからシュラウドの遺体をアリナが目にすることはなかった。
アリナが受付嬢になったのはこのシュラウドとの最後の会話によるところが大きく、物語冒頭でアリナが語った受付嬢のイメージも実際はシュラウドからの受け売り。

また、アリナはシュラウドが死んだことは頭では理解しつつもその遺体を目にしなかったことから、心のどこかで「シュラウドはまだ生きていて、シュラウドの言う通り受付嬢になった自分にいつか会いにきてくれるのではないか」という期待を抱いている。
待遇面等も理由ではあるが、本質的にはこれがアリナが受付嬢にこだわり固執する大きな理由になっている。

  • 巨神の破槌(ディア・ブレイク)
アリナの持つ神域スキル。
ウォーハンマーの生成能力と、それを操る身体能力の複合スキル。
劇中初めて確認された神域スキルであり、同格である神域スキルを除いたあらゆる物体を破壊できる力。

アニメではCV高橋李依による残業業務に対する悲痛な叫びと怒りの演技が炸裂しており、見所の多いキャラになっている。
また彼女のキャラクターソングも配信されているが、タイトルが「残業なんてクソくらえ!」。ストレートにアリナの願望が反映された歌である。

・ライラ
CV:芹澤優
アリナの後輩の新人受付令嬢
ちなみに「処刑人」(※アリナ)のことが好き。
だから処刑人のことについて話す際アリナは冷や汗ものである。
「処刑人推しなんですね~!!」
「私の推しも処刑人様なんですよ~!!」


(白銀の剣)

最強の冒険者パーティ。冒険者ギルドに代々受け継がれる顔であるため、他所のパーティのように好きに出入りすることはできず、加入には厳しい審査がある。

・ジェイド・スクレイド
CV:熊谷健太郎
冒険者ギルドの最強のパーティ〈白銀の剣〉のリーダー。パーティでは盾役のタンクを務めている。同時に冒険者ギルドの幹部。
冒険者としては当然超一流だが、基本的になんでもそつなくこなせるハイスペック男。
ある場面でアリナの残業を手伝った際は、それまで未経験であったにもかかわらず、簡単に基本を教わっただけで完璧な事務処理をこなしてのけた。ちなみにアリナは同じことができるようになるまでに半年以上かかった。
恵まれた能力におごることのない謙虚な性格であることから、周囲への人物評は高い…はずなのだが、アリナからの評価は低い。

「処刑人」の正体がアリナだと思い、何かにつけて彼女にアプローチをかける。
しかしそうした行為がまるでストーカーのように見えるし、アリアからすれば「処刑人」であることは絶対にバラしたくはないので、彼については塩対応であることが多い。
おそらく彼自身に悪意は一切無いはずだが、それがことごとくアリナにとってはマイナスになるため結果的にアリナから嫌われ続けてしまう不憫な男。
とは言え、アリナの残業を手伝うこともあるので、彼女への態度はたぶん善意であろう、うん。
また、アリナの過去のトラウマから彼が生きてた際は泣いたことも。

  • 鉄壁の守護者(シグルス・ウォール)
ジェイドの持つ超越スキル。
触れた物体を硬化させることができる。ただし人体には無効。
主に盾の防御力増強に使っているが、他人の衣服に付与して拘束したり扉に付与して出入りを制限したりと応用が利く。

  • 百眼の獣士(シグルス・ビースト)
同上。
五感の感度を人間の限界を超えて高め、わずかな音・匂い・気配から広範囲に渡って索敵できる。
ただし五感から得る情報量の増加により激しく気力を消耗するため、長時間の発動は負荷が大きい。

  • 終焉の血塗者(シグルス・ブラッド)
同上。
周囲の仲間に向いた攻撃の矛先を全て自分に向ける。
ルルリの不死の祝福者と組み合わせることでより効果的に活用できる。

・ルルリ・アッシュフォード
CV;古賀葵
回復(ヒーラー)役で白銀の剣に在籍している。
可愛らしい見た目が特徴的な癒し系少女。(ヒーラーだから文字通りではあるが)
ちなみに訳あって一緒にアリナとダンジョン攻略する際にアリナから名刺をもらった(ちなみにこの日アリナは有給を消化してきていたので機嫌が悪かった)
「アリナさん、ちゃんと社会人なのです」

  • 不死の祝福者(シグルス・リバイブ)
ルルリの持つ超越スキル。
傷を癒す能力。発動し続けている間はどんな負傷も回復させる。

・ロウ・ロズブレンダ
CV:安田陸矢
白銀の剣に所属している。後衛役である。パーティのムードメーカー的な存在である。
一方で軽口をたたいてしまうこともあるので、その際はルルリから突っ込まれることもある。
黒魔導士で強力な攻撃魔法を行使可能。

  • 永増の愚者(シグルス・アシヌ)
ロウの持つ超越スキル。詳細不明。


(元白銀の剣)

・ガンズ
CV:田渕将平
攻撃役(アタッカー)。冒険者ライセンス2級を所持しており、〈暴刃〉の異名を持つ。自分が歯が立たなかったヘルフレイムドラゴンを倒した〈処刑人〉の攻撃を見て、現役を引退した(表向きには攻略時の負傷を理由にしている)。
彼の後任候補として〈処刑人〉の捜索依頼書が出されたことが、本編の物語の始まりとなる。

その後、コロシアム第1試合にてとっておきの仲間を揃えて、白銀の剣と対決、あの大いなる壁を超えんと修行したそうなのだがアリナに瞬殺された。心を砕かれた彼は今度は身を持って味わう事となる羽目に…。
彼の不幸はアリナが大会優勝品を壊したことで証拠隠滅の為に参加していた事、そしてとある人物がアリナを大会に誘いだす為に大会優勝品に細工していた事だろう。

・グレン・ガリア
CV:松田健一郎
引退後の現在は冒険者ギルドのギルドマスター。イフールの実質的な最高権力者であり、アリナらイフール・カウンターの受付嬢の雇用主にあたる。
現役当時は最強の名を欲しいままにした大剣使いの前衛役だった。
超域スキル「時の観測者」で処刑人の正体を見抜いたが…
自身のスキルがアリナに破られたので、ダンジョン調査する冒険者パーティ〈白銀の剣〉の監視役としてアリナが同行する条件で(実質アリナのみ冒険者との兼業を)黙認している。

  • 時の観測者(シグルス・クロノス)
グレンの持つ超越スキル。
時間を止め、巻き戻して過去の事象を見ることができる。
停止中及び巻き戻した時間の中で動けるのはグレンだけであり、他の物体に干渉することはできない。
つまり停止中に事務作業をしたり敵に攻撃することはできず、基本的には移動や現場検証(時間を巻き戻してその時そこで何があったかを調べる)くらいにしか使えない。
神域スキルの確認以前は最強の超越スキルである「時の観測者」が最強のスキルとされていた。

・リン・リーチェ
グレンと同時期に所属していたメンバー。回復役。グレンの娘養子で、15歳の時に加入した。灰の城塞の地上階をクリア後、地下のボス部屋で戦死した。


【用語】

〇受付嬢
ファンタジーアニメやなろう原作アニメにおいて冒険者を主役とする作品ではよく描かれる職業。
本作で描かれるギルドの受付嬢の仕事は、生涯雇用で収入が安定していることから現代社会でいう公務員のような趣があり、入社してまだ2〜3年で特別コネも担保もないアリナでも都内の職場に徒歩で通える一戸建て物件が買えるほどの絶大な信用を持つ。
窓口での接客だけでなく事務処理もこなさなくてはならず、人手不足なども相まって業務は多忙を極めるが、アリナ以外の受付嬢は仕事量を上手くセーブすることで定時に退社できている。
福利厚生が整った所謂「堅い職」だが、どうも学歴や経験は不問であるようだ(採用基準の詳細は不明)。本来は副業禁止。
当然と言えば当然だが女性しかなれない。

〇処刑人
ダンジョンの攻略が行き詰まると突如現れ、ソロでボスを討伐して去っていく謎の冒険者。
処刑人は本人が名乗ったものではなくただの通り名であり、フードで顔を隠しているが噂によるとイケメンらしい。
前述の通り正体はアリナである。
身バレしてからは〈白銀の剣〉に同行する形でクエストに参加している。
タイトル通りにボスをソロ討伐したの冒頭のヘルフレイムドラゴンだけじゃんとか言わない。

〇イフール・カウンター
アリナが勤めている冒険者ギルドの受付所。大都市イフールの中でも最大級の規模と受注数を誇り多くの冒険者が集まる。
故にトラブルやクエスト遅延に伴うしわ寄せがギルド職員にきてしまい、アリナは残業地獄を味わうことになる。
個人体制をモットーに掲げており、自分が請け負った業務は自分で処理することを是とする社風。
これの被害をモロに受けているのがアリナであり、
他の受付嬢は客との雑談などを交えて自分の仕事量をセーブする→アリナは真面目に手早くこなす→仕事が早いアリナのカウンターに客が集中する→真面目なので全部処理する→定時で帰れない
という悪循環に陥っている。

〇ヘルカシア大陸
本作の舞台にあたる大陸。

〇イフール
本作の舞台の都市。ヘルカシア大陸の中では大都市にあたる。

〇ポーション
RPGではおなじみの体力・HPを回復させる薬。
なろう原作アニメをはじめとする冒険者が主役の作品でもたびたび登場するアイテムである。
本作でも、冒険者ではポーションを使って体力を回復させるのだが、受付嬢の間でも残業のお供に利用される。現代社会で言えばエナドリみたいなものである。

〇スキル
この世界の人間に潜在的に備わっているとされる特殊能力。
魔力と知識さえあれば誰でも発動できる魔法と違い、スキルは発芽しなければ扱うことができないが効力は魔法をはるかに凌駕する。
ただしその発芽条件は未だに解明されておらず、かつ望み通りのものが手に入る保証もない。

スキルの効果は千差万別だが人間の能力限界を超えられない人域(レギン)、限界を突破させる超域(シグルス)、そして実在不明だが伝承では超域をも超えるとされる神域(ディア)の3つのランクが存在する。
ランクの間には絶対的な格差があり、下位ランクが上位ランクを打倒することはまず不可能。

遺物武器(レリックアルマ)
この作品の世界観において先人たちが遺したと言われる武器
先人たちの高い技術で作られた武器たちは一般の武器よりも耐久力・攻撃力が高いとされている。

〇階級
ファンタジー作品で冒険者に対して設定されたランクのようなもの。
ギルド職員が受注されたクエストを冒険者に下ろす際は、その冒険者ごとの階級に適切なものかどうか照らし合わせてから斡旋するようにしている。

〇魔物
ダンジョンなどに生息している魔物はダンジョンから発生するエーテルと呼ばれるものを取り込み協力になっていくのだが、ごくまれに遺物(レリック)を誤飲して強化してしまう魔物がおり、そうなると冒険者としては脅威となり、攻略の難易度がグッと上がる*2

〇巨神の破槌
処刑人となったアリナが使用する巨大なウォーハンマー。怒りの鉄槌


【テレビアニメ版】

2025年1月~3月の期間でテレビアニメ版が放送中。
アニメーション制作は作画に定評のあるClover Worksということで全体的に作画は良い*3
これに先駆けて2024年11月には先行上映会が放映された。その際には主要声優陣が出演し、アリナ役の高橋李依はアリナのウォーハンマーを担いで登場し、しっかりとポーズを決めたとか。

余談ではあるが、は本作の放送時間の直前に高橋李依氏が主演の某魔法使いの変身ヒロインが放送されており、そっちでは絶対使わないような口汚い罵声をアリナが使っていることから一部視聴者からネタにされている。

監督は長澤剛 シリーズ構成は千葉美鈴。

OP:「パーフェクトデイ」
310(さとう)によるオープニングテーマ。アリナがドラゴンに乗って空を飛んだり、ファンタジー要素がある映像。第3話ではエンディングテーマにされた。
ED:「明日の私に幸あれ」
ナナヲアカリによるエンディングテーマ。アリナを始めとするキャラが楽し気にダンスする場面など、ギミック満載の演出が特徴的。
第3話ではオープニングテーマだった。



追記・修正は、異世界で定時上がり出来たときにお願いします。

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最終更新:2025年04月23日 00:55

*1 他の受付嬢は普通に定時で帰っている

*2 ただし、そうなる魔物はごく一部で大半は遺物の持つ強大な力に耐えられず絶命してしまう

*3 実際は作楽クリエイトによる制作体制だが、両社の協力で良作画を維持することができているといったところだろうか。