藤島慈

登録日:2025/02/06 Thu 02:38:06
更新日:2025/05/01 Thu 19:15:27
所要時間:約 42 分で読めるよ⭐︎




最強に可愛い天使めぐちゃん
しちゃってもいいんだよ?

藤島(ふじしま)(めぐみ)は、蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブに所属するスクールアイドルである。


プロフィール

CV. 月音こな
メンバーアイコン コンデンサーマイク
メンバーカラー エンジェルホワイト
誕生日 12月20日
身長 160cm
趣味 配信、編集作業(地味だけど大事!)
特技 女の子の絵を描くこと、アクセサリー作り
好きな食べ物 最中(こしあん)、ねぎとろ
好きな言葉 好きこそ物の上手なれ
好きな教科 勉強なんて将来の役に立たないからいいんだよ
好きな動物 シェパード

102期生。瑠璃乃とは幼馴染で、お互いに「るりちゃん」「めぐちゃん」と呼び合う仲。
グリーンブラウンの髪と藤色の瞳が特徴。髪型はツーサイドアップだが、分けた髪ごと後ろに真っすぐ伸びており普通のロングヘアのようにも見える。
幼い頃から子役やジュニアタレントとして活動しており、現在は動画配信者として活躍中。
自身の配信では蓮ノ空のスクールアイドルクラブのことも取り上げており、情報発信という形で彼女達を応援している。
彼女もかつてはスクールアイドル活動をしていたようだが、現在は休止中とのこと。
花帆やさやかのことも、まるで自らの後輩でもあるかのように見ているが……?

同じみらくらぱーく!メンバーである瑠璃乃同様、彼女もストーリーに本格的に関わってくるのは103期8月からとかなり遅め。
ただ4月時点で少しだけ顔出しをしており、初登場時はライブ中のトラブルで怪我をした梢を見舞いに来ていた。
その場で出会った花帆のことも認知しており、彼女にも応援の言葉を掛けている。

人物像

自分が美少女であることを自覚しており、自らの魅力を「武器」として使いこなすタイプ
彼女の人間性について言葉を選ばず表現するなら、傍若無人で自己中心的、ムードメーカーにしてトラブルメーカー
特に「自己中」は自他共に認めるところであり、自分勝手を承知であえて周囲を巻き込み振り回す、嵐のような人物である。
ただし自己中心的ではあるが自分本位というわけではなく、彼女の行動原理はあくまで「自分が一番楽しいと思える事をやる」ではあるが、そこには必ず「そして巻き込んだみんなのことも楽しませる」という信念が入っている。
すなわち、「私が楽しいことは、みんなも楽しいはず」という発想で次々に人を集め、そうしてグループの中心となってどんどん「輪」を広げていく……そんなカリスマ性に満ちた人物である。
そのためにも自身の魅力を磨くことにかけては余念がなく、また瑠璃乃や皆が笑っていてくれるならどんな労苦も厭わない「努力の天才」である。
元タレントにして現在はYouTuberという経歴もあってかエンターテイナー気質が特に強く、彼女が主導する企画はどこかバラエティ番組的なノリが多分に含まれていたり、サプライズやアドリブ性に満ちたものが多い。……ただしその場で突拍子もないことを思いついて即実行することも多いため、行き当たりばったりになりがちでもあるのだが。

……が、勉強だけはどうしてもダメだったらしく、テストは赤点常連。今の慈は勉強に関しては完全に諦めている……というか逃げ回っている状態で、上記プロフィール欄の完全に開き直った回答にもそれが現れている。「『勉強』って言葉はNGワードに入れるべきだったわ」
仲間内で「勉強ができない」と明確に言われているメンバーは同期の綴理がいるが、彼女はあくまで文系科目が壊滅的な程度で、本人も自負する通り数学などはむしろ優秀。
対する慈の場合、全教科が駄目ときっぱり言い切られてしまっている。

そんな彼女ではあるが、ユニット内の作詞・作曲担当でもある
特に作詞のセンスは102期生3人の中でもずば抜けているようで、沙知にも評価されていたという。
姫芽からも「授業よりよっぽど難しいはず」と突っ込まれているのだが……

こういうのって、パターンだからね。
最初にテーマを決めて、それぞれの切り口で作るだけだよ。

あとは軸にするキーワードを決めて、
その周りに言葉を配置していくだけ。


めぐちゃん、どうして勉強できないの……?

私ができないってことは、勉強のほうが間違ってるんだよ。

また「地頭はむしろ良い方」であることは瑠璃乃も常々言及しており、実際に劇中でも咄嗟の機転を効かせたり計画性のある作戦を仕込んだりといった描写されていることからもそれが嘘や身内贔屓の類でないことが窺える。
後に本人も語っているが必要性が感じられないからやろうとしないタイプなだけであり、実際「今の自分に必要な勉強」と意識さえすれば驚くべき学習スピードを見せている。

寮の自室には青いエレキギターが置かれており、曰く「少し弾ける」とのこと。ちなみにギターは声を務める月音の趣味でもある。
また、月音は趣味の一つとして日本舞踊を習ってもいる。シリーズ伝統日舞要素、今回はキャスト側に入った模様。

世界中を夢中に


そういえば、聞いたことあるよ。
めぐに、どうして靴を取っておくの?って。


……そうしたら?

私さ───。

私さ、この箱を見るたびに思うんだ。
ずいぶん遠くまで走ってきたなー、って。

で、もしも、こんなところまで追いかけてきてくれる子がいたら───。

───そんなのもう、
世界中を夢中にさせるような無敵のユニット組んじゃうしか、ないでしょ?

慈が事あるごとに口にしている、彼女を象徴するフレーズ。
みらくらぱーく!の合言葉にもなっているこの言葉は慈の原動力であり、彼女の「原点」そのものとも言える意味が込められている。

そして、そこには瑠璃乃の存在が大きく絡んでいる。
先述の通り、慈と瑠璃乃は幼馴染の関係。
ひとつ年上ということもあって、幼少期から慈が瑠璃乃を引っ張っていく”お姉ちゃん”のような関係だったようだ。
そんな2人がかつて交わした約束が、今の慈を、そして瑠璃乃を動かしている。


配信では

物語開始時点ではスクコネでは配信していなかったが、直接YouTubeLive上で配信するという斜め上のアプローチで配信活動自体は行っていた。
スクコネ側の事情に縛られないためにテスト期間などスクコネが休止している期間でも配信を行っている……というかYouTubeLiveでの単独配信は狙ったかのようにテスト期間中にばかり実施されている。

物語開始前から配信者として活動していたということもあり、配信に関しては完全に手慣れている。
配信の内容も雑談はもちろん、秘蔵ショットの披露会を筆頭に様々な企画を日々考案して進めている。
それは個人配信回に限ったことではなく、ユニットでの配信回はもちろん全員回でも企画を持ち込んできたり、サプライズを仕込んだりと彼女のエンターテイナー気質が存分に発揮されている。

一方で「とにかく楽しいことがしたい!」という意識の現れか落ち着きがない節があり、じっとしているのがとにかく苦手。
好き勝手には進められないゲスト配信回では特にその傾向が現れており、企画を破壊してしまうようなやらかしこそしないものの待機時間を破って画面内に乱入してしまうなど段取りクラッシャーでもある。
「村野さやかのラジオ」に初めて呼ばれた際などが特に顕著。

活動記録




人間関係


そこまで言われては、仕方ないですね……。
慈先輩には、わたしたちもお世話になりましたし……。


おいしいカフェいっぱい教えてもらったり……。

休みの日には、スクールアイドルとしてのアピール講習とかも……。

配信のコツも、いろいろアドバイスくれました!

たくさん恩を売っておいてよかったー!

そういうことは言わない方がいいと思うのだけれど。

同級生は呼び捨て、後輩は瑠璃乃を除いてちゃん付けで呼ぶ。
またかつては芸能界に身を置いていた経験もあってか、実は「TPOを弁えた振る舞い」は大得意という普段の姿からは想像できない一面も持っている。

上記のことからも窺えるように、基本的には好き放題に立ち回って周囲を引っ掻きまわすムーブが目立つものの、普段の慈は仲間内だからこそ「あえて」空気を読んでいない……というより、かなり正確に空気を読んでいるからこそ『周囲を怒らせる一歩手前』で好き勝手できているというべきか。
そんな一方で面倒見の良い一面もたびたび覗かせており、後輩の相談には親身に答えつつ慈なりの解決策を提示したり、時には優しく諭したりといった場面も多く見られるほか、冒頭の通り本編外でも後輩達には色々と世話を焼いていた模様。

いわば「計算尽くの自由人」であり、自らの行動が予想外のトラブルを招いてしまった際などは極力自分一人で事態を収拾しようとすることが多く、責任感はかなり強い。
……ただ、その責任意識が強すぎるきらいもあり、結果さらなる自分勝手を重ねてしまうこともままあるのだが。
また慈以上の「計算尽くの自由人」といえる沙知や「天然モノ」の自由人である綴理といったある種の"天敵"が身近にいることもあって、彼女らには逆に振り回されてしまうこともちらほら。

  • 大沢瑠璃乃

だってめぐちゃんは、いつだって誰かのためにがんばってるんだもん。
ルリは、そーゆーめぐちゃんのことが、大好きだから。

瑠璃乃にとって慈は幼馴染であると共に、どんどん想像もつかないような場所へと進んでいくその姿から憧れの存在でもあった。
また、慈と一緒にいるときだけは、瑠璃乃も「充電切れ」を起こしたことは一度もなかったという。
瑠璃乃が留学を決めたきっかけも、「外国とか行って、すっごくビッグになって、一気にめぐちゃんに追いつく!」というかつて交わした約束を果たすためである。

それほどに慕われていることからも示す通り、基本的に瑠璃乃は慈を全面的に信頼しており彼女の言うことならたとえ事情がわからなくとも協力する。
ただその一方で「自分のやりたいこと」を優先するあまり周囲をおざなりにしてしまうこともある慈を一番身近な立場から諌めることのできる、ストッパー的な役割も担っている。

他方、慈にとってももちろん大切な存在であり、彼女の夢である「世界中を夢中にする」は瑠璃乃がいたからこそ芽生えた夢でもある。
それゆえに琉璃乃のためならば最優先で行動する・しようとしており、幼少期の想い出の数々はその最たる例と言える。

幼馴染同士ということもあり基本的にはいつも息ピッタリの連携を見せる2人だが、実はそれぞれの理想は微妙に異なる。
「みんなで楽しく」がモットー、という点では同じなのだが、「みんなの手を引いて『楽しい場所へ連れて行く』」のが慈なら、瑠璃乃は「一人一人に寄り添って『今この場所を楽しくする』」、と言うべきか。
その価値観の違いもあってか意見が合わずに衝突してしまうこともまた多く、103期2月のシャッフルユニット編などが顕著な例である。
ただ、それは裏を返せば幼馴染で親友だからこそ、一切の遠慮なく正面からぶつかり合えることの表れとも言え、スリーズブーケやDOLLCHESTRAとはまた違う信頼関係であることが窺える。
件のシャッフルユニットの一件以降は2人もその価値観の違いを認識し、その上で視点が違うからこそ、それぞれ1人では届かない場所へも手を伸ばせるという発見に繋がったことは、それ以降のみらくらぱーく!の方針……ひいては、姫芽を迎え入れることにも繋がってゆく。

  • 安養寺姫芽

あ、アタシは、めぐちゃんせんぱいのこと、大好きですから〜!

……ありがと。
私も姫芽ちゃんのこと、大好きだよ。


はうっ!
この距離からの個レスは、死人が出ますよぉ〜……!


見てて飽きない、面白い後輩だし。

104期になり新たに迎え入れた後輩。
新しいユニットメンバーであると同時に、本人的にはその前にめぐルリ限界オタクでもあるがゆえ、当初2人の間に加わることに対しては畏れ多さが勝っていた。
しかし慈や瑠璃乃に憧れていること、2人になるべく近い場所でスクールアイドルを学びたいと思っていたことから、2人からの勧誘はある意味理想的な環境でもあった。それゆえ勧誘には案外あっさりと乗っている。

一方で加入を果たした現在でも”推し”である2人への想いはただのファンであった当初とまったく変わっておらず、「ファンの代表」のようなポジションにもなっている。
そのため"濃厚なめぐルリ"を目の前で供給された際には拝んでいるほか、ファンサ精神も旺盛な慈からは特に個レスを貰う機会も多く、その度に限界化してもいる。


私は最初から知ってたよ。
梢は同年代や上には厳しいだろうけど、
下級生には激甘になっちゃうだろうなーって。


そんなことないわ。私はちゃんと鬼って思われていますから。
ねえ?花帆さん?


根に持ってるー……!

同期仲間その1。
真面目で勤勉な梢と自由人で勉強嫌いな慈とではウマが合わないのはある意味当然で、綴理曰く「ビッグボイス選手権」が何度も開催されたとか。
しかし何度も衝突を繰り返していくうちに、お互いの「本気」を知ってゆくことにもなっていった様子で、反目しあう傍らでお互いの夢を託し合う形にもなっていった。

慈が活動復帰して以降はかつてのような喧嘩ばかり……とはまた異なり、どちらかというと軽口を叩き合う光景がよく見られる。
数年の付き合いもあって梢も慈の人となりを理解し、彼女が多少好き勝手した程度ではとやかくは言わなくなっている。


てか綴理って、ふつーにめっちゃかわいくない?
顔じゃなくて。いや顔もだけど。
私、こういう系に弱いのかも……。
おっきな犬も飼ってるし……。


そっか〜。

怒っていいところだと思うわよ、綴理。

同期仲間その2。
性格や価値観的にはどちらかといえば彼女に近いようで、そのため102期生3人の間では特に仲の良い様子で、実際「親友」と呼んだこともある。
その一方で何かとフリーダムな綴理に慈が翻弄されている様子も度々見られ、そんな2人のじゃれ合いは梢からも「仲が良いのか悪いのか……」と呆れ半分で見られていたりもする。

一方で綴理からは、慈が怪我を負うまでの約半年間、沙知と4人でいた頃の記憶はとても尊いものだったと認識されている。
それゆえ、当時の思い出は1年以上経た今なお克明に覚えているのだとか。

  • 日野下花帆

あ、もしかして、
ずっと怪我には気を付けるようにって言ってくれてたのって……。


……ええ、そうよ。
もう仲間を失うのは、懲り懲りだもの。

出逢った当初こそ瑠璃乃と再会した際の対応の冷たさから完全に「敵」と見做されてしまったようだったものの、夏合宿の中で慈の事情を知ってゆくと共に打ち解けていった。

花帆からの第一印象の悪さとは裏腹に、その精神性は非常によく似通っており実は2人の相性はピカイチ
共に配信ジャンキーであることも手伝って「かほめぐ♡じぇらーと」として活動した際は8時間耐久配信を敢行するなど、梢に見せるそれとはまた違う懐きっぷりを見せている。
……ただ、それはそれとして当人的には「梢センパイ>慈センパイ」ではあるようなのだが。

蓮ノ空で生活力と言えば───。
DOLLCHESTRAの歩くお弁当箱!村野さやかさん!

〜。

なんですかその二つ名は!?

初対面当時の瑠璃乃への冷たさを花帆とともに目撃してはいるが、花帆よりは早いうちから慈を理解しようとする姿勢は見せていた。
……しかしその一方で良くも悪くもテキトーな言動を見ているからか、ひときわ言動に容赦がない節が散見され、時折その鋭いツッコミが炸裂している。
とはいえ、その言動で周囲を動かしていく姿は印象的に映っているようで、「いい意味でパワーのある方」とも語っている。

「DOLLCHESTRAの1年生」として見ていたこともあり、慈から見たさやかの第一印象は「しっかりしててクールな子」だったようで、それもあってか「案外けっこう構ってくれる」ことが少し意外だった様子。
ただその真面目で何事にも丁寧に向き合う姿勢は、やはり印象としては強く残っているようだ。

  • 百生吟子

すごいところは素直にすごいんですね、慈先輩……。

その態度、スリーズブーケの先輩どもがうつってないか?
いや、いいけどね?

本編外でスクールアイドルとしてのアピールや配信のコツなどいろいろと教えていたようで、「配信のお師匠様」と慕っている様子。
一方でそのテキトーな人柄も何度も目の当たりにしている……というか花帆と同タイプであることを感じているからか、若干舐めてかかっている節も……。

案の定というか小鈴に続いて配信に呼んだ際には思う存分イジり倒し可愛がっており、相手が3年生ということもあって花帆のようには当たれず振り回される光景が見られた。
……なお、これも小鈴に引き続きNTR的なノリをコラボに持ち込んできたのだが、吟子にはいまいち理解されなかった模様。

  • 徒町小鈴

その小動物的な「ザ・後輩」な雰囲気が慈の琴線に触れたのか、初の104期生とのコラボ配信に選んだ相手。なぜかその際にはNTR的なノリを持ってきていた
その素直な性格を利用し可愛がっているようで、純真すぎる彼女をからかって遊んでいる節もしばしば。さやかあたりが怒りそうなものだが、大丈夫なのだろうか……
小鈴からの印象は、「すごく自由で、楽しい方で、何も考えてないように見える」とのこと。……もちろんいい意味で(?)
その一方、「実は深い」ともコメントしている。

余談

活動記録103期10話ラストシーンがわかりやすいが、慈と瑠璃乃のスマホカバーにはQRコードが書かれている。
このQR、実はきちんと読み取れるようになっており、実際に読んでみると……?


それじゃあ、めぐ党諸君!また会おう!
バイめぐ〜!

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最終更新:2025年05月01日 19:15