登録日:2025/03/10 Mon 03:27:00
更新日:2025/07/11 Fri 12:34:57
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概要
巨大な焼却炉の姿をした生命体。焼却炉らしく燃えており、その火が消えることはない。
超常現象を取り扱うアメリカ政府の機密機関「
連邦操作局」の本部オールデスト・ハウスのメンテナンスセクターになんの前触れもなく出現した。
時期は不明だが、ある時パラキネシオロジー部署研究リーダーのエドナ・ピアースにより発見され、
キャスパー・ダーリングが研究予算を出すことを拒んだため、ピアースにより独力で研究された。
ピアースによると、火炉は「
コードオメガ」の超常現象生命体とのことだが、「コードオメガ」が何を指すのかは作中では不明。
知覚を有した知的生物であり、発話によるコミュニケーションが可能。
あらゆる汚染物質を「食べる」ことができ、物体を放り込むと唸り声を上げる。
汚染の影響も受けることがない。
現状はFBCにとって有用な存在であるため、味方と言えるかもしれないが、ピアースはボイスログにて火炉から好物を聞いて「候補者を探す」と述べていたため、人間が好物な可能性がある。
また、FBCでは火炉を書類の処分に使うことは禁じられており、そのことで「せっかく火があるのに、もったいない」と職員から苦情が来ていた。
なお、オールデスト・ハウスに出現した並行世界の入口「ブラックロック採石場」の「採石場ベータ」と呼ばれる場所にも同種と思われる火炉の別個体が存在する。
登場場面
『Control』
オールデスト・ハウスが「
ヒス」により侵略される
変貌世界事象が発生したが、その影響を受けることなく存在し続けており、ミッションに利用されることとなる。
アーティの依頼で超自然的な汚染物質の処理を頼まれるので、火炉室でドラム缶に入った全ての汚染物質を「投擲」能力で火炉に投げ入れるとクリアとなる。
火炉を調査したピアースのボイスログはこの火炉室で聴くことができる。
メンテナンスセクターのあちこちにある6個のブラウン管テレビ(画面に火炉が映し出されている)を全て投げ入れると、「無限に射撃」という武器の強化パーツが手に入る。
パワーオブジェクト「Songmasterのジュークボックス(OOP10-KE)」にトークンを入れると転送される前述の「採石場ベータ」の1番右端の島に別の個体が登場する。
ヒスにより汚染された素材を三つ投げ入れるとクリアとなる。この時、ヒスを容易く「食べて」おり、その力は底知れない。
『FBC:Firebreak』
2025年、オールデスト・ハウスは未だにロックダウンされ、ヒスの汚染に苦しめられていた。
そんな中、火炉のブラストシールド(排気熱を遮断する壁)が破壊されたことで火炉室全体が超自然的な熱気に包まれる事態が発生。オールデスト・ハウス内部のトラブル対処に赴くFBC職員「ファイアブレイカー」達が火炉室へ出動することとなる。
ブラストシールを全て修理すると到達できるレベル3にてステージのボスとして立ちはだかり、一定間隔で強力な熱波を放ってくるが、物陰に隠れることで回避出来る。
ギミックボスとなっており、ドラム缶にブラックロック(超常現象を抑制する鉱石)を詰めて火炉に「食べさせる」ことで沈静化できる。
また、火炉室全体が熱気に包まれているため、こまめにシャワーを浴びるかスプラッシュキットで身体を濡らしておかないと焼死してしまう。
最後はファイアブレイカー達によりブラックロック缶を複数「食べさせられ」たことにより沈静化され、シャッターで封じられた。
余談
メンテナンスセクターには火炉の他にもアーティ、
クロッグ、
NSC発電所と様々な超常現象生命体が存在しており、NSC発電所の冷却ポンプ上部は
モールドに汚染された魔境と化している。
更に「ブラックロック採石場」のスレッショルドもあり、内部にはブラックロックを食料とする生物「ヒル(QE-1)」が大量発生し、何故か
アストラル生命体のアストラルスパイクが複数徘徊している。
更に地下にはオールデスト・ハウスの起源とされる余剰次元「基盤」のスレッショルドがある。
明らかにメンテナンスセクターに怪異が集中しているが理由は不明。
追記、修正は火炉と会話してからお願いします。
- 他の一般的な項目の書き方にならい、概要の見出しの位置を変えました。また、エドナ・ピアースとの関係性は「発見経緯」に纏めました。 -- jaja (2025-07-11 05:14:33)
最終更新:2025年07月11日 12:34