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アストラル生命体(超常現象生命体)

登録日:2024/09/08 Sun 13:55:00
更新日:2026/10/25 Sun 16:07:05
所要時間:約 3 分で読めます




アストラル生命体とは、レメディー・エンターテイメントの作品間で共有される宇宙レメディー・コネクテッド・ユニバース(略:RCU)に登場する生物群である。

本項目ではアストラル生命体に関連する「超常的ユーティリタリアン」についても解説する。


【概要】

余剰次元アストラル・プレーンで存在が確認された超常現象生命体/余剰次元生命体。
いずれもヒスや闇の存在に対して無敵の耐性を持つ。
ただし、アストラル・プレーン自体は汚染される可能性がある。



【アストラル生命体の種類】

▼ボード

「理事会」の意。 集合意識体 とでもいうべき存在。

アストラル・プレーンの遥か頭上に浮かぶ 黒い逆ピラミッド の姿だが、これはあくまで会話するための口、スピーカーのようなもの。
パワーオブジェクトの力を管理したり、連邦操作局(略:FBC)の局長の選別をしたりする。
また、他のアストラル生命体をアストラル・プレーンと現実世界の両方に自由に召喚する能力も持つ。

「局長」の選別はサービスウェポン(RCU)に触れた人間にロシアンルーレットを強いるという形で行い、認められれば局長となり、拒否されると発射された弾丸で死ぬことになる。

FBCはこの黒いピラミッドをシンボルマークとしており、現実世界にもこの黒いピラミッドの一部が存在している。
FBCの局長は、これに接触することで アストラル・ビルディング と呼ばれる能力の強化や指令を受けとることになる。

人間にとって友好的であるかに見えるが、ボードに「局長」に任命された者は元の人格に関係なく異常なまでに権力に執着するようになる。
が、ジェシー・フェイデンはあらゆる敵対的な共鳴を浄化できる超常現象生命体「ポラリス」を宿しているためか権力欲に溺れないため、ボードはおべっかで彼女をコントロールしようとする節が見られる。

他にも、ヒスによって「ネイル」*1が汚染がされ、ヒスとアストラル・プレーンが現実に流入しそうになった際、ネイルを爆破してそれを食い止めようとしたFBCのオペレーションリーダー:ヘレン・マーシャルを、後述のアストラルスパイクを差し向けて殺害している。
ネイルを守る目的とは言え、人間を殺害するあたり、友好的とは言うものの信用しきれない行動が目立つ。

『Alan Wake Ⅱ』のDLC『ナイトスプリングス』のエピソード「北極星」には並行世界の政府の機密機関として『ダーク・トライアングル・コーヒー』が登場する。
FBCと同様に 黒い逆三角 のシンボルを使用しており、関連が疑われる。

『Control Resonant』では黒い逆さピラミッドの実体を失い、アベーラントと呼ばれる石の棒のような変貌アイテムに封じ込められていた。
ジェシーによりアベーラントがディランの胸に突き刺されたことで無理矢理力が結合され、ディランの精神世界である「狭間」に干渉できるようになったが、逆に言えばディラン以外には干渉できなくってしまった。

また、ボードが不在中にアストラル・プレーンはヘドロンのパターン化共鳴に晒され変異した人間「物理学者」に乗っ取られてしまっていた。

《◎》フォーマー

「前任者」の意。
元々はボードの一員だったが意見の相違から追放され、薄暗いアストラル・プレーンに閉じ込められている。
黒いピラミッドと同じくらいに巨大な一つ目の蛇ないし芋虫のような姿をしており、巨大なカマ状の腕を四本持つ。

一部の変貌アイテムの力を管理しているようで、ゲーム内ではヒスに汚染され逃げ出した変貌アイテムを集めていたジェシーと遭遇。何故か非常に攻撃的で、侵入してきたジェシーに問答無用で襲い掛かってくる。

ボス戦ではカマ状の腕による攻撃と、一つ目から球状の発射体を射出して攻撃する。
巨体故に動きは鈍いが戦う足場が狭い(落ちたら死ぬ)ので難敵。見たまんま一つ目が弱点。
最大で三回に渡り戦うが、三回目の遭遇時は友好的であり、ジェシー側から危害を加えない限りは戦わずに済む。

ネイルがヒスに汚染された際は、薄暗いアストラル・プレーンから脱出するチャンスと見てジェシーに新たな能力を与えて友好的な姿勢を見せ、修復したどさくさ紛れにオールデスト・ハウスと繋がった別の余剰次元への逃走を果たした。


◆アストラルスパイク

現実世界とアストラル・プレーンの両方に存在できるメタ構造の生命体。
小さくて黒いブロック状の物体の集合体が、絶えず変形しながら芋虫の様に這って移動している。

周囲のあらゆる生物、無機物を 波長 で無差別に攻撃する。
その性質故に物理的攻撃が一切通用せず、収容するには超常的な力を遮断できる物質ブラックロックを用いたシェルターに閉じ込めるしかない。

パワーオブジェクトに触れてアストラル・プレーンに転送された人間が覚醒した際、条件は不明だがアストラル・プレーンから現実世界に物理的に侵入してくることがある。
アストラル・プレーンを探索するために選別されたFBCエージェントであるアストラルノート達はパワーオブジェクトに触れる前に椅子に拘束され、恐怖を紛らわせるため頭に袋を被せられるため、出現したアストラルスパイクから逃げることも出来ずに殺害されることとなった。


●アストラル・コピー

崩れやすい黒い岩石のような物質で構成された人型の生命体。
アストラル・プレーンにて遭遇する敵対的な存在。
武器は拳もしくはアサルトライフルに似た何か。

ボードがこれらのアストラル・コピーを召喚し指示を出しており、訓練用ダミーのような役割も務めていると思われる。
また、フォーマーもアストラル・コピーを召喚する能力を持つ。

ネイルが破損しアストラル・プレーンが現実に流入してきた際には現実世界にも出現した。


●アストラル・ミミック

外見はアストラル・コピーと差はないが、武器は持たない。
「空中浮遊」、「叩きつけ」、「回避」、「投擲」といった超常的ユーティリタリアンの能力を扱える。


●ゴールデンコピー

金色のアストラル・コピー。
ゲーム内では無敵の存在。

バリエーションとして『ゴールデンコピー/NPC/変動』という、「洗脳」能力で操ったアストラル・コピーの攻撃だけは通用する特殊なボスもいる。

【新たなアストラル生命体】

2026年9月25日にマンハッタンで発生したAWEの際に発見されたアストラル生命体。

●物理学者(共鳴体RE-UN)

物理的にアストラル・プレーンを発見して足を踏み入れた物理学者スタンロフ氏が、アストラル・プレーンの亀裂を介して現実世界のマンハッタンから放射されたヘドロンのパターン化共鳴に晒されて異形の存在と化したもの。
無数に複製されたスタンロフ氏(チェック柄のシャツを着た男性)が螺旋状に重なった姿をしており、更に無数に複製されて幾何学的構造を形成した机が本体のシールドの役割を果たしている。

攻撃の際には変形し、空中浮遊してから地面に高速落下して衝撃を起こしたり、地中を移動して相手の真下から飛び出る「アストラル・リビューク」というスパイクを出現させたり、後述のヘドロン・スパイクを召喚して攻撃する。

ボードが不在時にアストラル・プレーンを乗っ取っており、スタンロフ氏の記憶に侵食されていた。
避難区域ゾーンに出現した「陥没穴」と呼ばれる穴から放射される強力なパターン化共鳴の発生源となっており、陥没穴の地下に形成された「アンダーパスゾーン」は時空そのものがパターン化するという異常空間となっており、アストラル・プレーンの亀裂もそこから発生していた。

最終的には代理FBCエージェントのディラン・フェイデンにより発見され、交戦の末に倒され、その能力を奪われた。

●ヘドロン・スパイク

アストラルスパイクがヘドロンのパターン化共鳴に晒され支配された形態。
アストラル・スパイクは無敵だったがヘドロン・スパイクは物理的攻撃で倒せるため弱体化している。
上記の「物理学者」により召喚・使役可能な手下として扱われ、その能力は後にディランに奪われた。

【超常的ユーティリタリアン】

アストラル生命体ではないが、アストラル・プレーンに関連する存在。翻訳により「パラユーティリタリアン」とも呼ばれる。
平たく言えば超能力者のこと。

パワーオブジェクト(OOP)と呼ばれる超常的実用性を有する物体──要するに「人間が操作でき実用できる超常的アイテム」──に触れた人間がアストラル・プレーンに転送されることがある。
そこで「アストラル・プレーンチャレンジ」と呼ばれる「儀式」(という名の試練)を乗り越えることで、そのアイテムの力が触れた人間に「結合」され、超能力を扱えるようになる。
失敗した場合はお察しください。

なお、アラン・ウェイクもFBCから超常的ユーティリタリアンに指定されている。
アランはパワーオブジェクト「クリッカー」に触れたことで光を操ったり原稿で現実を書き換える力を手に入れたが、アストラル・プレーンではない別の余剰次元「闇の世界」で、そこにいる光の存在から能力を貰ったり試練を与えられたりしていた。

前述のフォーマーが「ボードから追放された存在」であり、「薄暗いアストラル・プレーン」に居たことを踏まえると、人々の悪夢と繋がっている余剰次元である「闇の世界」に住まう「光の存在」もアストラル生命体と呼べるかもしれない。

既知の超常的ユーティリタリアンは以下の通り

【基盤とネイル】

「基盤(Foundation)」はオールデスト・ハウスの地下に広がる余剰次元にある、扉の模様が掘られた石板と接触することで行き来できる異次元空間で、オールデスト・ハウスはこの次元から伸びている。

基盤の最深部には「ネイル」と呼ばれる巨大な黒い石柱があるが、これはアストラル・プレーンと現実世界の導管の役割を担う物体であり、ボードはこれを死守することが局長の最優先事項とされている。

これがヒス共鳴などで破損した場合、現実世界がアストラル・プレーンに侵食されるという事態に発展してしまう。

【アベーラントとの関係】

『Control Resonant』では上記のネイルと同じ黒い石で作られた変貌アイテム「アベーラント」にボードが封じ込められていた。
アベーラントはディランと結合されたことで彼の精神世界「狭間」ではネイルと酷似した巨大な石柱として顕現し、ボードとの会話はこの石柱を介して行われる。

【ダーク・トライアングル・コーヒー】

『Alan Wake Ⅱ』DLC『ナイトスプリングス』のエピソード「北極星」には並行世界の政府の機密機関としてダーク・トライアングル・コーヒーが登場する。
FBCと同様に 黒い逆三角 のシンボルを使用しており、関連が疑われる。

ダーク・トライアングル・コーヒーのコーヒーを飲んだりコマーシャルビデオを見たりした者は汚染され、 コーヒーの化け物 に変貌してしまう。

闇の存在やヒスにも似た性質であり、更にビデオを見たりコーヒーを飲んだ者は「抽出に加われ」といった多数の声を聞くため、ボードと同様の集合意識体である可能性もある。

また、自身の一部を摂食させて仲間にする性質はモールドと共通している。
詳しくは個別項目参照。


追記/修正は/局長の責務だ

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最終更新:2026年10月25日 16:07

*1 アストラル・プレーンと現実世界の導管の役割を担う構造物