登録日:2019/08/01 Thu 21:52:06
更新日:2025/02/15 Sat 18:26:45
所要時間:約 141 分で読めます
アリス・ギア・アイギスとはピラミッドが開発、コロプラよりリリースされているスマホアプリゲーム。
略称は「アリスギア」。
但し上記の通り、正式名称には中黒(・)が入るため注意。
2018年1月22日リリース。
◆概要
ジャンルはシューティングゲーム。
『アリスギア(ギア)』と呼ばれるメカを装備した女の子をカスタマイズし、ヴァイスと呼ばれる敵を倒していく。
メカ・キャラクターデザインに島田フミカネ氏、海老川兼武氏、柳瀬敬之氏……と、主要スタッフに
メカ少女界の重鎮が勢揃いしている。
またゲーム内
BGMはタイトーの音楽チームZUNTATAが担当、立体化のプロデューサーに鳥山とりを氏が担当している。
公式デフォルメ画やTwitterで公開されている1P漫画は乾ぬい氏が務めている。
……ここまでに並んだ名前で気付いたアニヲタ諸氏も多いだろうが、
本作の主要スタッフはPSP専用ソフト
武装神姫BATTLE MASTERS、および
ダライアスバーストシリーズ
とほぼ同じ(どちらも開発はピラミッド)。
色んな意味で、本作はゲームデザイン・キャラデザイン共に、
武装神姫とダライアスバーストの妹分的ゲームと言える。
ちなみにワンダーフェスティバルなどの版権管理はコロプラではなくピラミッドが行っている。
2022年の4周年にて
アニメ化およびコンシューマーゲーム化が発表された。
コンシューマ版は
『アリス・ギア・アイギスCS(Concerto of Simulatrix)』のタイトルでSwitch・PS4・PS5向けに2022年9月発売。
◆ゲームシステム
◇基本
まず本作にはソシャゲには付き物のスタミナが存在しない。
そのためプレイヤーのリアル体力とスマホの電池が続く限り連続でプレイし続ける事ができる。
代わりに後述する「シェル」を解析してアイテムを取得すると待ち時間が発生。
シェルの保有数、同時解析数、待ち時間を減らすアイテムはいずれも有限であるため、これが連続プレイの主な制約となる。
他のプレイヤーと競争する要素は一切無く、イベント報酬もランキング等は無いため、数をこなせば確実に手に入れる事ができる。
唯一他のプレイヤーと関わる事があるのは後述の「
マルチ」ミッションのみだが、
この
マルチでも成績によって得られる報酬が変わる等の要素は無いため、イベント開催時間を除けば完全に自分のペースで遊ぶ事ができる。
◇ゲームモード
大別して4種類。キャンペーンモードに当たるストーリー、サブミッションとなる調査任務、期間限定のイベント、そして他プレイヤーと協力してボスエネミーと戦うマルチである。一部の要素はストーリーや調査任務を進めると開放される。
ミッションは複数waveに分かれている事もあり、高難度になると全4面という長丁場ミッションも登場する。
ストーリーは会話イベントと出撃ミッションの繰り返しで進行。一部の章は調査任務と同じマップ形式で進行する。
各種要素の開放後はマイペースで進められるが、★1アクトレスの加入などもあるので進めておいて損はない。
後述の通り、イベントのストーリーは頭のネジが何本も飛んでる様な話ばかりだが、メインストーリーは基本的にシリアス進行であり、常に不穏な空気が張り詰めた有象無象の抗争と陰謀劇が繰り広げられている。このギャップの激しさも魅力の一つと言えるかもしれない。
調査任務はヘクス状の宙域マップを1マスずつ解放し、バトルまたはアイテムを獲得しながら進める。
ゴールマスを解放すれば一応クリアとなり、全マス解放により追加報酬が得られる。
バトルマスのドロップや宙域クリア報酬で後述する専用ギアのシェルを獲得可能。
専用ギアを揃える上ではほぼ避けては通れない道となる。
イベントは曜日毎に異なる報酬を獲得できる常設ミッションの他に、期間限定のイベントが1つ~3つ程開催されている。
イベント開催期間は概ね1週間前後~1ヵ月程で、一定のポイントの獲得やステージクリアで期間限定の衣装や装備が入手できる。
内容は様々だが、大概
ストーリーが斜め上にブッ飛んでおり、やけにネタが古いパロディやガチ難度のミニゲームなど毎回何らかの伝説を打ち立てる。
また、
コラボイベントでの尋常じゃない媚の売り方も有名で、さながら深夜の通販番組ばりの営業トークもさることながら、
公式イラコンのコラボイベントでクリスタのブラシを配布したゲームなんてのはこのゲーム位ではないだろうか。
クイズ大会やら
ゴルフやら
乳搾りやらと、
全然シューティングゲームらしくない内容ばかりなのも大いにネタにされている。
RPGイベントに至っては通行人に
「シューティングゲームなんてダセーよな!」などと言わせてしまっている。
季節感が独特なのも特徴で、バレンタインデーや年末年始のお参りといった年中行事はあるが、それ以外の着眼点が些か珍しい。
秋なら「ハロウィンイベントが一度も無い」、「秋といえばキノコ→人を
松茸人間にして操る事で世界支配を企む連中との戦い」といった調子。
コミケの季節にはそれらをモチーフとしたイベントがイベントが毎回開かれている。
またどういう訳か
水着イベントは海やプールにはまだまだ早い寒い時期に開催される。
マガジンでも「アリスギアでは水着は
何故か冬の印象」と紹介されていた。
2022年では4.5周年目前の時期にして、遂に夏場に水着イベントが開かれるという
異例の事態が発生した。
各種任務のドロップやクリア報酬としてシェルと呼ばれるアイテムボックスが手に入り、解析することでアイテムを取り出せる。
ここから資金やアニマ(キャラのレベルアップに使用)、ギア、ギアの進化用アイテム、イベント交換アイテムなどが得られる。
解析装置は4個で固定、解析後は充電を待つ必要があり、シェルも所持上限(最大30個)に達すると新たなシェルがドロップしなくなるため、上手く充電時間を短縮する事が重要となる。解析時間はレアリティ(★1~★4)とシェルの種類によって異なる(5分~5時間)。複数シェルの同時解析で短縮されるため、基本は4個同時解析。
カラットか「解析でんち」と呼ばれる専用アイテムを必要数使えば、一瞬で充電を完了させられる。
解析でんちはこの手の品にしてはかなり簡単にザクザク手に入り、余程贅沢な使い方をしていなければ余る程なのでカラットを使う必要は薄い。
◇スカウト
所謂ガチャ。
アクトレスのスカウトの他に、ランダムで衣装を獲得する
服袋ガチャ(アリスギア)や特定の衣装の購入・交換、アクセサリーガチャもスカウトメニューから入る。
スカウトからは★2~★4のアクトレスが出現。
レベルキャップや装備キャパが異なり、★1,2はお試し、基本的なコンテンツは★3でクリア可能で、固有のSPスキルや専用ギアといったアクトレスの個性を完全発揮するのは★4となる。
同レアリティのキャラのダブりが発生すると、そのレアリティのキャラのレベル上限が1上昇すると共に、信頼度アップアイテムや、アクセサリガチャチケットなどのおまけアイテムを入手できる。キャラの合成や売却という概念はない。
この様なタイプの場合
各キャラに設定されたアイテムを集める事でレアリティが昇格するゲームも多いが、本作では入手した各レアリティ版を昇格させる手段は無い。
カラットの他、ミッションクリア等で手に入るスカウトポイントを100まで溜めるとスカウト1回分のカードになる。
カードは使用期限と50枚の枚数制限があるので注意が必要。
所謂「天井」にあたるシステムとして「スカウトレベル」が存在し、スカウトでのカラット使用数に応じてレベルが最大9まで上昇(1Lv/380=11連分)、★4がスカウト出来た時点で1にリセットされる仕様となっている。
ただしピックアップ対象の★4が来る保証は無いので、今日もすり抜けでレベルリセットされた隊長の悲鳴が絶えない。
◇戦闘の仕様
任務で出撃するアクトレスは3人までの1チーム+サポート。自前の3人はキャラ重複不可。
マルチは1プレイヤー1人×4。
操作は画面タップによる射撃か格闘による攻撃と、スワイプによる移動や回避運動が基本となる。
敵機は自動でロックオンされるためエイミングする必要がなく、比較的操作は簡単と言える。
更に後述するギアスキルの発動、攻撃+下スワイプの組み合わせによる派生攻撃など、様々なアクションを披露できる。
敵を攻撃する毎にゲージが溜まり、MAXになると強力な各キャラ固有技「SPスキル」が使用可能となる。
SPスキルは、照射型極太ビーム砲召喚、高速で接近して敵を巨大ブレードで滅多斬り、味方のHPを回復、一定時間特殊な武器を装備する、
果てはH型鋼をぶん回して豪快に叩き付ける……とバリエーションは様々で、これを眺めるのも本作の楽しみ方の一つ。
なおSPスキルは★3までは汎用技となっており、同じスキルを複数のキャラが持っている事もある。
★4でそのキャラ固有のSPスキルが使用可能となるが、装備変更画面にて★4キャラで★3のSPスキルを設定する事も可能。
サポートキャラは任意のタイミングで呼び出し可能。一定時間経過で離脱し、クールタイム経過後またはwave移行で再召喚可能。
呼び出した瞬間にSPゲージが満タン、敵のヘイトをある程度引き付ける、常時HP100%という特性がある為、攻防ともに頼りになる。
SPゲージ依存のパッシブスキルも発動するのでいてくれるだけで強化になることも。
HPが0になると戦闘不能となり、強制的に戦闘から離脱させられ控えキャラと交代となる。
自軍が全滅する前に敵を全滅させればミッションクリア、タイムアップや参加キャラ全員が戦闘不能となるとミッション失敗。
各キャラと一部を除くヴァイスは「
焼夷・
冷撃・
重力・
電撃」の4属性の内一つを持っている。焼夷と冷撃、重力と電撃が相克関係(互いに大ダメージ)で、同属性に近づくにつれダメージが減る。
例:焼夷攻撃の場合、相手が冷撃>電撃=無>重力>焼夷 の順にダメージが大きい。
上手く敵の弱点属性を突けるように編成するのも重要だが、
一方的な有利不利がないため、敵の攻撃を避ける事も同程度に重要。
詳細は後述するが、各アクトレスには得意な武器と射程、戦法がそれぞれ違っており、更に属性の違いも併せると
誰が強い・弱いとは一概には言えず、
飛び抜けて強いアクトレスはいるが弱いアクトレスは居ないというバランスに仕上がっている。
上級者向け故に初心者に使いこなすのは難しいというキャラも中にはいるが、それも使う者が使えば高いパフォーマンスを発揮してくれるため、
所謂「テクニカルな雑魚」になっている者も無い。手に入れた当初は使いにくいと思っても後から強さを実感できるという事もあるだろう。
因みに、各属性は
- 焼夷:前のめりなフルアタ構成が多く回復持ちが希少かつ胸が小さい、
- 電撃・冷撃:攻守の両立した中衛が多めで特に電撃は主人公・リーダー属性として位置付けられている節があり、冷撃はパワーアーム系スキルを持つ専用ギアが無い
- 重力:射撃重視で巨乳
な傾向がある。得意ギアにも属性ごとに多少の偏りがみられる。
被弾せずに敵機を撃破し続けて行くとスコア獲得倍率が少しずつ向上して行き(最大9.99倍)、
調査任務では無被弾でクリアすると一日最大15ポイント分のスカウトポイントを獲得できる為、
ただ画面を連打していれば良い訳ではなく、HPに余裕があっても敵弾はしっかり回避していく方が良い。
一方で基本的に敵を倒すとほぼ同時に「その敵が放った攻撃の判定」も消えるため、自分の弾速が敵の攻撃よりも速く、かつ敵の残りHP的に「当たれば墜とせそう」であれば敢えて仁王立ちで抜き打ち勝負を挑んでみるのも戦術的にはアリ。
特に小型ヴァイスがわらわらと湧いていっぺんに攻撃を仕掛けてきた場合などは、回避タイミングも意識しつつ貫通弾や広範囲に爆風をバラ撒く射撃・スキルなどで元を断つ選択肢も現実的なものになってくる。
大半のギアスキルは発動時の無敵時間があるので、それも活用したい。
◇撮影
本作が力を入れている要素の一つ。
戦闘画面は任意のタイミングで写真撮影モードに移行できる。
撮影モード中は自由にアングルを切り替え可能で、普段はうかがえない攻撃中のアクトレスを正面から捉える事もできる他、
エフェクトのオンオフの切り替えや画面の輝度の調節などかなり細かい画質調整ができる。
撮影が主目的の画面では無いが、編成画面から3D MODEL 画面に移行し、各キャラ毎にギアを装備させた様子を3Dモデルで自由に観察する事ができる。
ポーズはショットギア・クロスギア装備の棒立ち、ショットギア・クロスギア装備の武器構えの4種で、またギア構えポーズは種類毎に異なる。
また、各アクトレス専用ギアは進化後のものを一式揃えて装備することで更に固有ポーズに変化する。
戦闘に出ずとも、各キャラにギアを付け替えてみたりポーズを取らせてみたりして、その様子をあらゆる角度から楽しむ事ができるのもこの
ゲームの魅力の一つ。
ストーリーとも相俟って、「本作にアーマード・コアシリーズの面影を見出しているプレイヤーが多いのは承知している」とは制作陣の談。
なお、倫理的に見えてはいけないものが見えそうになるとエフェクトや黒い文字列が邪魔をするため映らない。
3D MODEL画面の表示から通称「ACCESS DENIED」、または誰が呼んだか「おぱんつジャマー」。
あくまで制服や私服の下に着ている見(られ)てはいけない下着が対象なので、スカート状のアクトレススーツ等では発生しないし、戦闘中や着替えブースなどでアングルの関係上「偶然」見えてしまう場合も対象外。偶然なら仕方ない。
なお、ウィッチの★4(原作)衣装はパンツじゃないから恥ずかしくないので撮影可だが、★3衣装は東京シャード製の借物で純然たるパンツな為文字列に邪魔される。
この他、「撮影ルーム」モードがあり、こちらは指定した背景・フレーム・衣装でアクトレスの写真撮影を行う。エフェクト設定は無い。
ランダムでアクトレスがポーズをとってくれるので、ベストショットのチャンスを狙ってタップ。
背景やフレームは期間限定のものもあり、季節感やコラボ作品の雰囲気に沿った1枚が撮れることも。
◇ホーム画面
各モードへのポータルとなる成子坂の事務室を映しており、基本的に第1チームに設定された3名までアクトレスが表示される。
基本的には第1スロットにセットされたアクトレスが正面、第2・第3スロットのアクトレスが画面左と画面奥に表示されるが、
各アクトレスにタッチする事でそちらの正面へと視点移動できる。
第1チームとは別のアクトレスを表示させる方法もあり、こちらは運営公式や軟式Twitterアカウントで度々告知されている。
各アクトレスは3Dポリゴンで生き生きと動き、タッチによって様々な台詞を発する。
また多くのアクトレスには個別に設定されたアイテムがデスクに置かれていたり、アクトレスによってタイピングの速度が違うなど芸が細かい。
なお#ff69b4,b){パイタッチすると特別な反応を返す}。概ね本気で怒られる事は無く、どちらかと言えば困惑したり呆れる様なリアクションが多い。
これは、ホーム画面は隊長の目線そのものではなく、アクトレスが操作している
パソコンに設置されたカメラの視点であるため。
つまりホーム画面でのアクトレスとのやり取りは、隊長の持つ端末を介したテレビ通話である。
では何故パイタッチされた事に気付くかと言えば、会話中は隊長が見ている端末の画面(=ホーム画面が表示されたゲーム画面)と同じウィンドウが各アクトレスの正面のPCにも表示され、そしてゲーム画面と同様に
タップした部分がピカピカ光る(パイタッチされたら胸の部分がピカピカする)ため。
つまりパイタッチといっても直接タッチされている訳ではない。
事務室も非常にカオスな空間となっており、イベントによって様々な小物が置かれたり、巡回しているルンバに似たお掃除ロボが奇行を働いたりしている。
例えばプラモデルの射出成型機や巨大な牛のオブジェ、ボタンを押すと床や天井からエアガンが大量に並んだラックが飛び出す仕掛け等が設置される、
お掃除ロボがゴルフのバンカーに嵌って出られなかったり、充電くんと戯れていたり、バッティング練習や激しくバレーボール(お陰で部屋内をボールが凄まじく跳ね回る)していたり等々……
やはり全体的にネタが古く、テレビの置物がある時は大抵ブラウン管テレビで右上にビデオ2の文字入りである。
因みに第一スロットのアクトレス画面の左上辺りにある時計は実際の時間と連動している。
そしてたまに事務室ですらなくなる。
◆あらすじ
21世紀末、地球は異次元から現れた機械生命体ヴァイスの襲撃を受けていた。
既存兵器を一切受け付けないヴァイスを前に人類は防戦一方となり、遂に地球の放棄を決断、
月を切り出して作り出された巨大宇宙船シャードを建造して移住、テレポートドライブを繰り返してヴァイスから逃げ続ける道を選ぶ。
それでもヴァイスは人類をつけ狙い、その脅威が去る事は無かった。
しかしそれから約半世紀後、ヴァイスを撃破可能な唯一の能力を持つ謎の対ヴァイス超兵器アリスギアの開発に成功し、アリスギアを駆ることができる選ばれた少女たち:アクトレスたちの活躍によって窮地を凌ぐ。
それから約300年後の現在では、ヴァイスは市井の人々には「女子中高生のバイトで倒される厄介な害虫」程度の存在と認識される程度に事態は沈静化。
ヴァイス退治は民間企業に委託され、アクトレスたちはその活躍がテレビ番組でショーアップされるなどにより、若い女性の花形職として持て囃されていた。
そんな中、東京シャードに於いてかつては業界大手だったが、現在は倒産寸前の成子坂製作所に一人の男と一人の少女が就職する。
しかしそれが後に東京シャード全てを巻き込む企業間抗争と、人類の命運を賭けた種族戦争の幕開けとなる事は、この時は誰一人として気づくことはなかった。
要するに、一言で表せば
マクロスとシドニアの騎士を足して割った世界観で繰り広げられるアーマード・コアである。
また、「現代の東京を再現した数百年後の未来の巨大宇宙船が舞台」「一つの超性能コンピュータを巡る物語」といった要素は、
1985年のOVA、
メガゾーン23からの影響もうかがえる。
そしてストーリー前半は「企業ごとに優先的に業務を行える地域を巡っての争い」を主軸にしているため、
ヤクザ同士のシマ抗争を描いたVシネマの登場人物を美少女に置き換えて暴力要素を抜いたようなものとも言える。
◆登場人物
ほとんどのキャラは何かしらのモチーフが組み込まれており、また名前には特徴に因んだネタが仕込まれている。
一般的な単語に非一般的な読み方が振られている事が多いため、初見で正確に読める者はかなり少ないと思われる。
アクトレスはプレゼントを贈る事で親愛度が、任務に連れて行く事でファン数が上昇し、これらが一定以上になると会話イベントが解放される。
ここで明らかになる個性や各キャラの背景、入手可能な特別なアクセサリも存在するため余裕があれば是非とも読んで行きたい。
またキャラ一覧画面で「履歴書」を読む事ができ、詳細な
プロフィールやアクトレスになった切っ掛けをうかがう事ができる。
スタッフのこだわりにより、「『
ツンデレ』などの属性を貼り付けただけ」ではない『生きた人間』としての奥行を持たせる様にデザインされており、
ほとんどのキャラに表層だけではうかがえない二面性や意外な一面が用意されているのも特徴的。
この点も、上記の個別エピソードを読む事で深く窺い知る事ができる。
なお、尋常ではない眼鏡表現のこだわりから意外に思われるかもしれないが、数十人もキャラがいる中で「デフォルトで眼鏡をかけたキャラ」は2023年08月時点で6名。
専用エピソードを読む事で手に入る専用特殊アクセサリで眼鏡を外させる事ができるが、一部キャラクターの場合は期間限定のイベント景品であり常時入手はできない。
褐色キャラはメインキャラの一人であるシタラを始め5人おり、
しかもコンスタントに追加されている事からスタッフに褐色スキーが紛れている事が噂されるほど。
なお、眼鏡系アクセサリは全キャラに用意されており、入手すれば全員に眼鏡をかけさせる事も可能。
最初から眼鏡をかけているキャラも例外ではなく、デフォルトの眼鏡を外させて汎用アクセから丸眼鏡、リムレス、アンダーリムといった、豊富な種類の眼鏡を付け替えさせるのも一興であろう。
また、一部の名ありNPC(特に男性)は俳優など実在の人物をモデルとしており、キャラによっては肖像権ギリギリなレベルだったりする。
特に中野の社長に佐藤◯朗とかムロ◯ヨシとかをチョイスする辺りなかなかアレである。
◇成子坂製作所
隊長や夜露が就職するアクトレス事務所。いわゆる主人公陣営。
C96で頒布された成子坂製作所の名刺によると、所在地は「東京シャード新宿区西新宿6丁目L番1J号」。
かつては有力アクトレスが多数在籍し、業界最大手と謳われたアリスギアの製造開発・カスタマイズ・チューニング企業のアクトレス事務所だったが、7年前のとある事件を切っ掛けに、今はすっかり零細に落ちぶれてしまっている。
過去に名門だった事には違いないため、社屋こそ小さいものの設備は大規模な整備施設や機材、社員食堂等、零細企業と思えないレベルで充実しているうえ、府中には自社工場を持つ。
主人公の所属陣営というだけあって、後から後から新人や同業他社からの移籍者、業務提携事務所などが追加されて行くなど、所属アクトレス僅か数名だった初期からしばらく経つ内に大所帯になって行く。
ただ、本編でも指摘される通り登録アクトレスやら他社からの派遣やらで正式所属ではないメンツの方が多い。
プレイヤーの現身。男性であるらしい事以外に素性も経歴も一切不明で個性も希薄。正に
ギャルゲー主人公。
凄まじく怪しいが指揮官としての手腕だけは本物で、後にAEGiS上層部からも認められる程になる。
会話イベント中は返答に選択肢(概ね3択)が与えられる事もあり、選択によって人格が
コロコロ変わるうかがえる。
各回答の傾向は「真面目、模範的」「三枚目キャラ、ジョーク、比較的ネタ寄り」そして「
おバカ、キモオタ、変態などネタ極振り」。
真面目な好青年も良し、チャラ男ロールするも良し、選択肢によっては
女性に初対面でいきなり求婚する等の奇行も働く
(しかも常習犯)。
一応、それでも成子坂やAEGiS東京、アマ女メンバーからは信頼を寄せられており、友好的な関係を築いてはいる。
但し、隊長に恋愛感情を向けている様子があるキャラが極僅かなのはギャルゲとは少し違う所か。
年齢も不明だが飲酒できるので20代以上なのは確実。諸々のネタから30代~40代の可能性がある。
詳細不明なのは単なる
ゲーム的都合ではなく、紛争が多発しているシャードを渡り歩いていた事で、戸籍を含む資料らしい資料をほとんど喪失してしまっているため本当に不明。
但しこの経歴にも裏付けは無く、劇中でも「まるで見せ付けるかのような経歴」と指摘される為、実際の所は
本当に経歴不明なのかも不明という実に謎の多い人物。
バトガコラボイベントでは
過去に神樹ヶ峰女学園の教師だった事が判明した。
現在は成子坂の隊長に加え、東京シャードのアクトレス事務所を束ねた
事業者連合の隊長も兼任しており、多忙の身である。
アライアンスの隊長だがドミナントへのこだわりは無い。
なお戦闘指揮や直接顔を合わせない時のアクトレスとのやり取りは、
スマートフォンに似た専用端末で行っている。
つまり対面時以外はプレイヤーとほぼ同じ目線でアクトレスと接している模様。
直接容姿が描かれる事が一切無い事、ドレッサー画面でカメラの動きと連動して箱型のドローンが飛んでいる事から、二次創作では暫定的に
Pヘッドや
Tヘッドや
Tフェイスと似た
ドローンヘッドで描かれる事も多い。
というか初期の内はあまりに描写が無かったせいで
隊長とは仮想上の存在で、隊長はドローンそのものと考える向きすらあった。
本人には知らされていなかったが、成子坂に何かあった時のためにチヱが所長から持ち株を預かっており、
ヤシマ・北条の買収攻勢の前にそれらを譲り受けて筆頭株主となり、所長代理に就任して成子坂買収の危機を乗り切った。
なお、チヱは臨時株主総会の直前まで株のことを忘れていたので結構ギリギリでの成子坂消滅回避となった。
このため、現在最新時系列に於ける隊長の肩書は『成子坂製作所隊長 兼 成子坂製作所所長代理 兼 事業者連合隊長』である。
主人公の一人。隊長と同日に成子坂にやって来た新人アクトレス。
性格は熱血かつ素直。よく言えば実直、悪く言えば脳筋。また語尾に「っす」と付ける事がある。
なお、髪色は演出上ピンク色になっているが、設定上は金髪。
ユニットとしては電撃属性の前衛型。ライフルに両手剣に素直な性能の各種スキルという、主人公らしく癖の無い構成。
短時間ダメージを抑えるボトムススキルやピンチになると10秒時間無敵になるパッシブスキル、割合ダメージを与える状態異常「浸食」を近接攻撃に付与するトップススキルなど、一気に踏み込んでガツガツ攻める攻撃的スタイル。
電撃属性のフィニッシャーとして初期からキャラが大幅に増えた現在も活躍する。
詳細は個別項目参照。
夜露の先輩に当たる成子坂製作所所属のアクトレスの一人。
褐色低身長巨乳オタク美少女という属性過多っぷりで話題を呼んだ。
ユニットとしては重力属性の遠距離型。
他を圧倒する、画面を連打しているだけで楽々敵が消し飛ぶ殲滅力が特長。
詳細は個別項目参照。
- 百科文嘉 アメとムチと百科事典
CV:石川由依
夜露の先輩に当たる成子坂製作所所属のアクトレスの一人。
家族そろって往年の成子坂ファンであり、彼女も全盛期の成子坂を取り戻そうと入社した。
真面目な常識人であり、見た目通りの委員長タイプ。
本好きであり、趣味は読書、
将来の夢も司書。シタラが事務所に大量の私物やらおもちゃやらを持ち込んでいる事を度々咎めている一方、
彼女も私物の本を勝手に持ち込んで事務所で読んでいる事が示唆されている。
専用ギアのベースとなる汎用ギアの選定理由も
デザインが本っぽいからである。
いかにもな常識人キャラだが誰に対しても礼儀正しいという訳では必ずしもなく、シタラやゆみに対して辛辣な言葉を浴びせる事も。
但しゆみはともかく、シタラとは砕けた態度を取れるほどに深い友情関係にあるという事でもある。
例えば、文嘉は基本的に他人を呼ぶ時はさん付けであるが、シタラに対してのみ呼び捨てである。
事務作業が出来るため、正式に事務員が加わるまでは彼女がその一切を行って……もとい、させられていた。
お陰で彼女には相当な負担が掛かっており、遂に限界に達した際には盛大にキレた。
家計の厳しい成子坂の状況から、かなりお金にがめつい・ドケチな感じになっているがあくまで成子坂のためである。
基本的に物静かで真面目、ともすれば冷めた性格とも取れる彼女だが、どういう訳かチアリーディングについては激しい情熱を燃やしていた。
また上述の通り成子坂の再興に掛ける思いは並外れており、
それが暴走してトンチンカンな行動に走る(宣伝の為にアクトレスをアイドルデビューさせようとするなど)事もしばしば。
ポンコツ呼ばわりされると泣き出すなど、実の所メンタルはシタラに負けず劣らず脆い。
また学校では楓を距離を取るようにしていたりリンの事が苦手だったりと、対人関係では些か問題を抱えがちな面もある。
ユニットとしては氷属性の遠距離型。
トップススキルとSPスキルがどちらも誘導
ミサイル連射系であり、動き回るタイプの敵にもグイグイ追尾して命中してくれる。
専用ショットは攻撃範囲に優れるバズーカ(特に派生進化後)、クロスも汎用的な両手剣、ボトムススキルも防御力向上&回復、固有特殊アクションも特に無しと、
初期キャラだけに癖が少なく、操作のおぼつかない初心者にも使いやすいと思われる。
デザイナーによると、ギアのモチーフは「図書館」と「鹿」とのこと。
苗字の由来はキャッチコピーの通り「百科事典」と思われる。
2021年10月、四谷ゆみに続くアリスギアシリーズ第4弾として
figma化が発表された。
これにより、夜露、シタラ、文嘉、ゆみの初期成子坂組が全員立体化を果たす事となった。
- 四谷ゆみ 甘い誘惑、辛い散財
CV:松井恵理子
シタラ・文嘉より更に先輩のアクトレス。当初は中野エンパイアに出向中だったが、後に成子坂に復帰した。
24歳という年齢は実装当初は最年長クラスだったが2019年7月現在は「ちょっと上の方」位である。
途轍もない酒豪(所謂
ザル)であり、彼女を酔わせようとした男共数名を返り討ちにする程。
彼女のザルっぷりをよく知るシタラと文嘉はその男たちに「何と命知らずな!」と呆れ果てていた。
またホスト通いで何度も散財しており、常時金欠かつ借金まみれ。
その為、金を稼ぐべくキャバ嬢(あくまで
飲食店勤務と呼ばれている)とアクトレスの二重生活をしており、儲け話には目が無いなど金には非常にがめつい。
その強烈なキャラ性からシタラはおろか文嘉からすらも少々煙たがられている。ぶっちゃけ
女性版両さん。とある個人エピソードやアニメ主役回の顛末は完全にこち亀そのものであった。
しかし彼女より更に濃いキャラばかりの成人組や中野組の中では比較的マトモな方であり、あるイベントでは常識人枠としての参戦となった。
なお、絵のセンスはかなり個性的。いわゆる
画伯の類である。
こんなでもアクトレスとしてはベテランの部類であり、同時出撃したチームメンバーの反省点を的確に指摘する、
地衛理から侮れない存在としてマークされるなど、経験に裏打ちされた実力は中々のもの。
ユニットとしては重力属性、バズーカと両手剣を得意とする。
使い勝手の良い攻撃型トップススキルにSPスキル、回復のボトムススキルと、キャラとしてのアクの強さに反して
ゲーム的には至って素直かつ堅実な性能。
最終的に一度追い詰められても回復するオートリペアまで習得、ますます隙のない仕上がりとなる。
ギアのモチーフは本人曰く「夜を駆ける鶴」との事。
四谷といえば東京の地名が有名だが、特段有名な歓楽街という訳ではない。
- 小芦睦海 成子坂のNEW CHALLENGER
CV:高野麻里佳
シタラがスカウトして来たアクトレス。
重度の
ゲーマーであり、その繋がりでシタラと
ゲーム仲間となり、成子坂に誘われた。本人は特に格ゲーを得意としている。
ゲーマーキャラのお約束として、
若干メタネタ要員の感がある。
低年齢組屈指のクールでストイックな性格の持ち主。
ゲーマーとしては一切の妥協が無く、接待プレイなどするのもされるのも以ての外と考えている。
また強いだけでなく観客を魅せるプレイが出来てこそのプロゲーマーという信念を持つ。彼女が目指すのもそんなプロゲーマーである。
「phoenix」なる
ゲーマーを一方的に
ライバル視している他、父親との折り合いがかなり悪いらしい。
ユニットとしては冷撃属性遠距離型。E砂とバズの様に爆風が広範囲に長く持続するスキルを持ち、火力と殲滅力に秀でている。
ギアスキル発動時の無敵余韻が少し長めで、僅かながら自由に別行動を挟めるという希少な長所がある。
これに単発火力に富むスナイパーライフルとハンマーで差し込みつつ、範囲と火力の両面に優れるSPで一網打尽にするスタイル。
名前の由来は「小足見てから~」でよく知られるウメハラと昇竜拳コマンドと思われる。
その他、コアな格ゲーネタが無数に散りばめられている。
『スキルで発射されるビーム弾の位置と順序をテンキーに対応させると格ゲーのコマンドになる』とか気付くか!
2021年3月、メガミデバイスコラボで立体化された。
成子坂に移籍して来た綾香・愛花と共に中学生チーム「バーベナ」を結成する。同じ中学生同士、仲は良好。
一方シタラは彼女とチームを組むつもりで勧誘したにも関わらず中学生組とくっついてしまったため、また新たにアクトレスを探すハメになった。
- 二子玉舞 恥じらい妄想系バレリーナ
CV:日岡なつみ
シタラがスカウトして来たアクトレス。シタラからは「タマちゃん」の愛称で呼ばれる。
シタラの同級生にして
オタク仲間。但しオープン
オタクであるシタラとは逆にこちらは
オタク趣味を隠している。
オタクとして広範囲に手を広げるシタラに対して、こちらはBL・GL
同人誌特化。
しかもいわゆる「ナマモノ」がイける質であり、シタラと文嘉の「文シタ」やシタラとジニーの「ジニシタ」などを一人で妄想している。
地衛理と椎奈の百合百合しいやり取りを見かけた時に至っては興奮のあまり
「アマ女の教室の壁のシミになりたい」などという迷言を放った。
また
重度のおっぱいフェチであり、第2回夏コミイベントではコスプレ衣装を着た芹菜の胸にホクロがあるのを見つけて大興奮し、
シタラとジニーを呆れさせるという場面が描かれた。
平素はかなりの人見知りかつ内気な性格で、シタラなどの極親しい友人以外とはロクに会話もできない。
一方で同好の士との相対時や、妄想が炸裂している際には
普段の様子が嘘の様に饒舌になるというオタク共通の病も抱えている。
気弱百合
オタク以外の個性としてバレエ経験者である事が挙げられ、ギアのモチーフや機構に採用されている。
こんな弱気な性格でありながら
とんでもない私服を着ているが、これはテクスチャの調整をミスってしまったため。
本当は薄っすらと透ける程度だったのが誤って
スッケスケになってしまったという。
当初は修正するつもりだったがプレイヤーから
「それを修正するなんてとんでもない!」という意見が寄せられたためそのままにされた。
そうでなくても、本人としては上述のバレエ経験から露出にはあまり抵抗が無い模様。
ユニットとしては冷撃属性の近接特化型。
片手剣を得意とし、全体的に片手剣による攻撃に特化したスキル構成となっている。
最終的に途轍もない機動性を発揮するが、あまりのピーキーさに持て余す隊長も少なくない。
ギアのモチーフはバレエ(主に「白鳥の湖」と「ローエングリン」)とバレリーナと思われる。
専用ショットはクロスボウがモチーフだが、「白鳥の湖」では衣装の一部としてクロスボウが用られる。
動画投稿サイトでは「タマタマ」を名乗り、洋菓子店の紙袋を頭に被って『踊ってみた動画』を投稿している。
これは成子坂メンバーはおろかトライステラの面々にすら内緒である。
その特徴的スタイルとダンスの実力が合わさって評価はかなり高く、ロシアの有名プリマをも驚嘆させ共演を希望したほど。
一方、彼女のダンス道の根底となるバレエに最も本格的に打ち込んでいた小学生時代は、彼女にとっては最も触れられたくない過去な様子である。
ファティマが全く悪気無く舞の小学生時代の話をした際、それだけでも激しい恐慌状態に陥ってしまっており、
またシタラによると、出会って間もない頃に「『舞ちゃん』と呼んでも良いか」と聞いた時も酷く狼狽えたらしい。
原因は詳しくは説明されていないが、ファティマの個別エピで断片的に語られた過去から推測するに、
小学生時代の彼女は現在とは正反対の明るく朗らかな子であり、賞を幾つも取る程にバレエの才を発揮していたのだが、
その実力に嫉妬したバレエ教室の同級生から苛烈ないじめを受け、それが元でバレエを辞めてしまった模様。
しかも舞の両親は有名な振付師とバレリーナであった事、彼女自身もそれを「誰より恵まれた環境」と自負していた事が悪い方に働き、
『恵まれた環境と才能を持って生まれ、それなりに高い実力もあったのに簡単にバレエを辞めてしまった自分』を卑下するようになり、
現在の内向的な性格に変化して行った様だ。
また以前に公式に寄せられた「舞は何がきっかけで腐女子化したのか?」という質問に対し、
「幼少期にある切っ掛けで人の視線に恐怖を抱くようになり、一時期あまり外出できなくなっていた」
「またそれが原因で現実の人間関係構築が苦手になり、自分の頭の中で人間関係を想像する様になった」
という旨の回答がなされており、「ある切っ掛け」とはおそらく上記の件を指していると思われる。
- バージニア・グリンベレー アメリカ仕込みの凄腕シューター
CV:大西沙織
シタラがスカウトして来たアクトレス。
ペンタゴンシャードからの留学生で、現在シタラの家に居候中。
シタラ、舞の同級生にして親友で、彼女らからは「ジニー」の愛称で呼ばれる。
趣味が言語の習得とある通り、日本語(
津軽弁を含む)を始めとして多くの言語を操るマルチリンガルである。
快活な性格で、自身の容姿にも自身アリなアメリカン美少女。
FPSゲームとミリタリー趣味をこよなく愛する。趣味もFPSと銃の整備。
一方で、時々シニカルさ、現実主義的な所を見せたり、唐突に相談も説明も無く大変な事をしでかすこともあるなど、
本人にも考えがあっての事とはいえ場を凍り付かせる事もしばしばある。
シタラらと付き合っているだけに
オタクカルチャーにも一定の理解があるが彼女自身はそこまでディープな
オタクでもないため、
本気の
オタクトークで盛り上がる周囲に付いて行けずに狼狽える場面もしばしばある。
アクトレスとしての実力は成子坂トップクラス。
ユニットとしては焼夷属性の近距離射撃型。
突出した性能を持たない代わりにバランス良い性能。誰が言ったか
「焼夷アクトレス界のジムカスタム」。
綾香やリンの様な
派手なスペックのアクトレスが回りに居るせいで目立たないが単体では十分優秀で扱いやすいという意味である。
近接と攻撃に特化したあれらをマイルドにして汎用型のセッティングをした様なもの、とも言えるか。
ギアのモチーフはデザイナー曰く「
ウサギ」と「ミリタリー」。
ウサギの要素を持つのは「USA G.I.→USAGI→
ウサギ」、つまり
某世界最速さんと同一の理由。
当初は深緑一色の予定だった所、フミカネの提案により迷彩模様になったとの事。
実はペンタゴンシャードからの命令を受けて東京シャードにやって来た諜報員。
彼女の高い戦闘能力はそれに起因するものであり、また諜報員としての彼女は成子坂での快活な姿とは逆の冷淡・冷酷な人物。
本人は「ただのミリオタ・FPSマニア」とはぐらかしていたが、サンティ等は「明らかに実戦経験者の動き」と彼女の正体に薄々勘付いていた。
また専用ギアやエーススーツのテキストには彼女の元隊からの持ち込みらしき一文もある。
成子坂に居るのも半分は任務の為だが、一方で過去の血生臭い経験から訓練でも人に銃を向けられない重度のトラウマを患い、一線を退いたと思しき面も見られる。
あるイベントでは水鉄砲すら撃てない様子が描かれていた。
曰く「世界が灰色に見える」状態だった所、シタラ達と出会った事で色彩が戻ったとも語っており、
成子坂でのアクトレス活動やシタラらとの学生生活への愛着も見られ、外野から任務についてあれこれ言われるのを疎ましく思っている様な面も描かれている。
2019年7月現在、現状どこまでが打算なのかは不明瞭である。
アリスギアマガジンの外伝小説にて人を殺害した経験があることが明言された。
対物ライフルの様な狙撃ギアを用いて、少年兵を遮蔽物ごと肉塊に変えていくなどかなり凄惨な描写がされているが、
アプリ内ではできない描写だからこそ外部小説という形をとっての公開である事が推測できる。
- 蛙坂来弥 現代都市型JK忍者
CV:大和田仁美
「アーバン流忍術」を使う現役JK忍者という
何処から突っ込めば良いのか分からないゴリゴリのネタキャラ。
彼女を目の当たりにしたシタラの第一声は
「アイエエエ!?」であった。そして
彼女も驚くと「アイエエエ!?」が飛び出す。
ニンジャだけに出身地は伊賀シャード(
三重県)。時々方言も出る。
普段は「あ~ばんnet」なるアーバン流忍術に関わる通販サイトで高額な忍具を仕入れているため常時金欠気味。
しかしその忍具というのはスタングレネードや暗視ゴーグル、立体映像投影機などモロ近代兵器。
怜も指摘している通り非常にインチキ臭いが、これでも忍者としての実力は本物であり、蛙坂家自体も本当に伝統ある忍者の家系である。
例えば彼女の弟の嵩也も全国忍者選手権優勝の実力を持つ。
劇中では突然天井からぶら下がった状態で現れる、蛙坂家伝来の蛙を操る忍術(エミッション能力の応用らしい)を使う、リンの超人的体力に付いて行けるなどしており、素の身体能力や忍術としての実力もかなり高い。
その能力を生かしてフリーの産業スパイ対策を生業としており、成子坂にも防諜要員として売り込んで来た。
上述の通り万年金欠なため他にもバイトを複数掛け持ちしており、紅花の中華料理店でも働いている。
一方で彼女の父としては、来弥が他流派であるアーバン流に現を抜かして実家の忍術を受け継ぐ気がさらさら無い事を嘆いている。
リンと同じ郷湾育英高校の2年生であり(花浪コミュによると、この3人は同級生な模様)、アホの子元気っ子同士ということもあってか仲が良い模様。
「話を聞くだけで胸焼けする」と評判のリンの食欲に付き合えるだけの胃も持ち合わせている。
他に芹菜・深沙希といった諜報員仲間との絡みも多い。彼女ら親しい仲の人間の事は「○○っち」と呼ぶ。
芹菜・深沙希とは後に「チーム・バエル」を結成する。因みにバエルは「猫・王冠を被った人・蛙の頭と蜘蛛の脚を併せ持った姿」を持ち、
人を透明にさせる能力や、深い知識(特に法律関係と性愛について)を授けるとされる悪魔である。
3人の特徴に見事に合致したネーミングと言える。
因みに、特徴的な前髪の理由は火を操って風呂上りの髪を乾かした際に焦がしたため。
ユニットとしては焼夷属性の近接型。
カトン=ジツにより前方空間を爆破したり、高速モーションの専用両手剣による戦闘スタイルはまさにニンジャ。
モチーフはそのまま忍者、名前の由来は蛙を使う忍術で有名な忍者、自来也と思われる。
また長く飛び出した前髪の
アホ毛は蛙の舌がモチーフとなっている。
- 依城えり スナイプシャーマン
CV:高田憂希
津軽シャードの出身者で、時には
日本語話者同士でも意思疎通が困難な程に重度の津軽訛りが入っている。
ジニーは
津軽弁を解していたが、彼女が標準語に翻訳した際は何故かお嬢様口調になっていた。
一応本人も強く意識すれば標準語での会話は可能。
その私服姿や髪型から幼く見られがちだがれっきとした成人。その口調と相俟って「垢抜けない田舎娘」という感が強い。
マタギの祖父とイタコの祖母を持ち、その両方の性質を色濃く受け継いでいる。
イタコとしての能力から動物と会話が可能で、成子坂に来たのも
勤務中に店先に来ていた鳥と会話していた為に務めていた喫茶店をクビになったため。
更に言えば失職して困っていたのと成子坂が
管理栄養士を求めていた時期に夜露と出会った所、
「管理栄養士ではないがアクトレスではある」と
津軽弁で説明したのを誤解し、そのまま
夜露が勝手に連れて来た。
銃を扱っていただけあって、夜露からはジニーと並ぶ実力者として認識されている様子。
度の強い眼鏡を掛けており、外すと至近距離まで近付かないと知り合いの顔すら判別できない程に裸眼視力が低い。
ユニットとしては冷撃属性の遠距離型。
全体的に攻撃型であり、両手剣とスナイパーライフルにより遠近そつなくこなす。
モチーフは熊と猟犬、名前の由来はイタコという要素から「依代(憑代)」と思われる。
- 文島明日翔 籠の外の森ガール
CV:安済知佳
全キャラでも屈指のおっとりのんびりしたキャラクター。
おっとりした第一印象に反し芯が強く、親の反対を押し切りアクトレスを志す。そんな彼女の独白はとってもポエミー。独特の価値観を持つ。
鳥(と鶏肉)をこよなく愛し、文鳥のピッピちゃんを飼っている。
ピッピちゃんの性格はやけにハードボイルドで、何やら不穏な思考をしている様子が多々見られる。
なお本人の苗字は「文島」なのでそこは注意。
ユニットとしては焼夷属性の遠距離型。
即効性の回復&バフスキルを多数備える強力なヒーラーで、メンバーに居るだけで難度が下がるとまで言われるほど。
分裂弾を発射する専用スナイパーライフルにより雑魚は勿論ボスでの防戦まで可能。多くの隊長の助けとなったとか。
ギアのモチーフは小鳥、恐らくは文鳥と思われる。
- 神宮寺真理 宇宙を駆け巡るフォトジャーナリスト
CV:森永千才
御年29歳という年齢があちこちでネタにされる大人組屈指のネタキャラ。自称21歳。
かつては宇佐元杏奈、九品田凪と共にチーム「メリーバニー」を組み、東京シャードのトップアクトレスだった。
現役を引退した現在はジャーナリストをしているのだが、
「美少女を写真に収める事」に情熱を燃やしており、最早変態淑女と化してしまっている。
事務所でパイタッチした際には「私もアクトレスちゃんにそんな事したい……!」等とのたまい、
担当絵師のくーろくろ氏の落書きでまでネタにされる始末。
また非常に酒に弱く、ある時にはバーで泥酔した彼女が見る夢を追体験するというアホな形で一年を振り返るイベントが催された。
★4登場時モーションや上記泥酔イベントなど、とにかくヘンテコなダンスやポーズをしている事が多いのも特徴。
以上の様に、普段こそおちゃらけた人以外の何物でもないが、一方でストーリーではAIアリス、凪の失踪といったストーリー上の大きな謎を追いかけており、
それらが絡むと全キャラ屈指のシリアス担当に転じるという凄まじい二面性の持ち主。
成子坂には宣伝の為のカメラマンとして加わり、またそのついでにアクトレスに復帰する。
因みに、OPに登場している黒髪の女性も彼女。
普段の銀髪は染めたものであり、OPだと黒髪なのは当時はしばらく染めていなかった為。
31歳ゲーム2年目誕生日記念イラストでは美容院で髪染め中の様子が描かれた。
ユニットとしては電撃属性の遠距離型。
ENスナイパーとボトムススキルの高い殲滅力に加え、
SPスキルゲージ上昇量を高めるトップススキルに戦闘開始から10秒でSPゲージが満タンになるパッシブスキルを持ち、強力なSPスキルを連射できる事も魅力。
総じて、普段は盛大にネタにされる一方でかなりの強キャラである。
ギアのモチーフはデザイナーによると「カメラ」と「フクロウ」。
作中で取っている行動と記者というキャラクターから、名前の由来は「
真理」か。
或いは
武装神姫Battle Mastersの主要脇役の一人で、後に同作
スピンオフ小説の主人公ともなった中年刑事「神宮司八郎」にかけているのかもしれない。
凪はアクトレスを引退後、結婚して海外シャードへ行ったとされているが実際には行方不明になっており、
公式の発表にどうしても納得が行かなかった彼女はそれを独自に調査している。
7年前に起きた成子坂での事故についても調べている様で、色々とかなり危ない橋を渡っている。
公には加齢によるエミッション能力の低下を理由に引退したという事になっているが、
実際には現在もなお高い能力を保っており、成子坂最強格であるジニーとも(お互いに本気ではなかったが)互角のスコアを記録している。
「凪の失踪」と「人工知能アリスの行方」という本作のストーリーの大きな謎に深く関わっている関係上、
楓やジニー等の同じくシリアス担当なキャラとの関係が深い。
- 新谷芹菜 ふたつの顔を持つアクトレス
CV:白城なお
AEGiSから事務員として派遣されていた安藤さんに代わって事務員となった女性。
左胸にホクロがあるのが特徴的。
果たしてその正体は悪徳企業の不正を暴いて世間を騒がせている謎の企業
スパイ「シャノアール」。
成子坂の抱える闇を暴かんと独自に調査を行うが、結局の所何も掴む事無く再び去って行く事になる。
しかしなんやかんや気に入ったらしくアクトレスとしての登録は残したままにしており、現在も時々成子坂に出入りしている。
酒耐性は全成人アクトレス中最弱。その癖かなり酒好き。
全然スパイに向いてない体質だ
酒が入るとあっという間にベロンベロンに酔っ払い、言わんでいい事どころか
言っちゃマズい事まで勝手にベラベラ喋り出してしまう。
周囲は大抵酔っ払いの戯言と思って聞き流してくれているのは幸運か。
上から下まで薄い本向けのセッティング
劇中での行動や戦闘台詞からもうかがえるように、正義感もだが「正義のヒーローであること」へのこだわりもかなり強い。
チーム名が悪魔の名前である事にも少々不満気であり、彼女は「
ジャスティス」「
ジャッジメント」を提案していた。
また深沙希の専用スーツがバエルの共通デザインになる可能性が出た時に
露骨に嫌がる場面も。
まぁアレだしねぇ……
余談ながらシャノアールとは作中で昔放送されていた人気TVアニメ『黒猫怪盗シャノアール』が元ネタで、
専用スーツが異図せずシャノアールに似てしまった為、公認コスプレイヤーとしても活動することになった。
ユニットとしては重力属性の近接型。
舞をある程度マイルドにしたような構成であり、パンチ力に欠けるものの操作性が良く、実弾ライフルと片手剣による機動戦を得意とする。
足りないパンチ力はギアを派生進化させると補える。
モチーフと名前は黒猫とアメコミ「
キャットウーマン」のセリーナ・カイル、苗字は「猫の鳴き声(にいや→にゃー)」と思われる。
MMOをプレイしていた際の
ハンドルネームも「にゃー」であった。
因みに芹菜の専用派生ライフル「ウイユ・ド・シャ」の意味は英語で「
キャッツ・アイ」である。
また驚くと瞳孔が細く縦長になるなど、本人にも猫っぽい要素が含まれている。
- 王紅花 中華料理的武装少女!
CV:戸田めぐみ
上海シャードから東京シャードにやって来た中国人少女。
純然たる中国人の筈だがコッテコテのインチキ中国人キャラで、イントネーションが独特だったり語尾に「ネー」「ヨー」を付けたりしている。
日本語は日本人の会話を見て覚えたそうだが、どうしてそんな喋りに……。但し語尾に「アル」は付ける事は無い。言ってそうだが言ってない。。
齢16にして池袋の叔父の中華料理店で働いているが、既にその料理の腕前は一級品。
また料理の他にカンフーを修めているらしく、戦闘スタイルに活かされている。
食には一家言持つ小結の個別エピで先行登場しただけあって、食絡みのネタや話題によく登場する。
また小結の他、友人同士であるニーナともよくセットで登場する。奇しくも共産圏同士。
なお、その経歴から学歴は中卒であり、☆2衣装も成人組と同様のスーツ姿となっている。
余談だが、プレイアブル化前の初登場時はキャラデザインが現行とは大きく異なっていた。現在は修正済みで、旧デザインを見ることは出来ない。
ユニットとしては焼夷属性の近接型。
デュアルで牽制しつつランスで突貫という近接特化タイプ。
ランスギアにパッシブ・専用ギアスキルが合わさる事で正に全キャラでも飛び抜けた突進速度を持ち、多少離れた敵でも瞬時に喉元に食らい付く事ができる。
トップススキルで繰り出す砲撃は威力・射程の割に弾数が多くリロードも早いため、ランスコンボ→トップス砲撃の繰り返しで高いDPSを叩き出せる。
攻撃と回復兼用のボトムスにより味方のフォローも出来る。
総じて、操作が少々忙しなくなるが使いこなせば中~近距離帯に於いては何でもこなせる様になるだろう。
モチーフは東洋龍と思われる。また全体的に中華風な意匠が盛り込まれている。
またデザイナーによると調理器具もモチーフに含まれているとされ、トップスの浮遊ユニットは中華鍋が元ネタ。
ジニーに始まり、本作の外国人キャラは東京シャードや人工知能アリスの秘密を探りに来たスパイやその関係者が多く、
彼女が成子坂に加入したのも海外シャード上層部が利権確保のために数々の陰謀を張り巡らせている事が明かされた第四章であるが、彼女自身は全くの善良な一般市民である。
東京シャードに来たのも個人的都合で、成子坂に配置されたのはたまたま東京シャードに居た為。
但し、これはあくまで紅花自身の話。
第6章では本国の隊長から「一族を出世させてやるから情報を持って帰れ」と遠回しに脅されていた。
もっとも、当の本人は何の疑いもなく言葉通りに受け取ったので脅されたことに全く気が付いていなかったが……
- ニーナ・カリーニナ モスクワ産ハラペコバーサーカー
CV:白石晴香
モスクワシャードから送り込まれたロシア人少女。
いかにも「
ロシア人(属性)」といったキャラであり、「色白・白髪」「感情の起伏が少ない」「『祖国のために!』」「
不穏な出自」の数え役満である。
とにかく燃費が悪くいつもお腹を空かせており、空腹が限界に達すると目つきが変わり暴走してしまう。
紅花とは空腹中を救ってもらった仲であり、それにより友人関係になった。
モスクワシャードの食事は不味いと語り、美味しい食事には目がない。
特技は瞬間記憶。大抵の言語は半日で習得可能と語り、
日本語も僅か18時間で覚えたという。
また電話帳を軽く流し読みし、適当に読み上げた番号や住所がどこの誰かを正確に当てるという神業を披露している。
ユニットとしては冷撃属性の近距離重砲撃型、2019年10月現在でメインウェポン二つが両方とも得意ギアである唯一のアクトレス。
ハンマーの振りを強化するスキル&スーパーアーマー追加スキル、
爆風が大きく持続時間の長い専用バズ、振りが早くコンボ2連目から衝撃波が発生する専用ハンマーを持ち、特に攻撃範囲に優れる傾向にある。
火力も連装レーザー砲トップスを主力に充実しているため、雑魚の殲滅から大型ヴァイスの討伐までゴリ押し出来てしまうという生粋のパワーファイター。
その分回避に期待できないため、調査任務で完全回避を狙うのには不向き。トップススキルの無敵時間の長さから、急場を凌ぐだけなら得意ではある。
また全キャラでも最低クラスの鈍足で、射程や散布界などから遠距離での手数にも大きく劣る。
「近接戦が得意でありながらも如何にそこまで近付くか」がネックになっている。
その意味では「普通に使う分には扱いやすいが、真に性能を引き出すには慣れが要る」といった評価になるか。
モチーフは白熊、名前の由来はトルストイの長編小説アンナ・カレーニナと思われる。
結論から言うと本作屈指の鬱要員。
その正体はモスクワシャードの研究施設で生み出された、過酷な人体実験の成果。即ち
デザインベイビーにしてガチ強化人間。
個別ストーリーでは
子供のニーナが殺風景な部屋で椅子に座り、頭を謎の機械に繋げられているという一枚絵が登場し、
幼少期は研究所の外に出た事も友達と遊ぶという経験もないらしい。
上述の燃費の悪さも、脳の一部分が非常に発達しているのと引き換えに大量の養分を必要とするのが原因。
その性質上、彼女は存在自体がロシアの機密の塊であり、法で禁止されている
あってはならない存在である。
そのため迂闊に彼女に近付くと、それだけでモスクワシャードからは警戒の対象にされてしまう。
彼女の専用スーツは本国に於ける彼女の所属組織ソビエト科学アカデミーと後述のマヤコフスキーOKBの手になるものだが、
彼女とその同期生アクトレス、アセル・ジューコヴァがテストを実施した結果、ニーナはテスト開始直後に暴走、その後アセルも再起不能に至った事態となり、
その後の再テストでようやく完成に至るのだが、
- 前回のテスト結果がフィードバックされた結果、使用感が一気に改善される
- スーツについて不穏な噂が流れているらしい(アカデミー所長曰く「アセルは別に死んではいない」)
- ニーナに同行していたミラナ・ユリエフ博士は、所長の改善点や「人道に反するような事はしていない」などの説明に対しほぼ無言
- 使用したニーナの所感「自分一人ではないかの様な力強さ」
- そもそもこのエピソードのタイトルが虫入りの琥珀
……と、どう考えても酷い事態が起きている。テストにニーナが選ばれたのはあくまで幅広いデータ収集の為とされているが、
この結果からして、そもそも最初からニーナの為に実施された可能性もある。
あくまでアセルは死んだとは明言されておらず、個別エピソードではミスリードを多用する作風もあって断定はできないが、相当不穏な感じがするのは否めない。
なおアリスギアマガジンによるとアセルは「ここ最近表舞台に現れていない」との事。
アクトレスとして活動しているなら嫌でも人目に付くはずなので、やはり……。
また、絆エピによると脳が大量の養分を必要とするのに対して消化器官の能力が追いついていないという根本的な設計ミスが存在しており、デザイン時点で気付かなかったのか
脳を稼働させ続ける為に過剰な食事を連日続けている彼女は謂わば糖尿病の初期症状が始まっており、20年クリスマスイベントによると大人になる前に命を落としてしまうと宣告されている。
もっともアクトレスは少女の期間しかできないことを踏まえると、元から彼女は使い捨てであり糖尿病で夭折するのは問題視されていなかったとも考えられる。
この辺りもモスクワが彼女の存在を隠し通そうとする原因だろう。
- 米良渕花浪 いてまえ剛腕ストローカー
CV:黒木ほの香
2022年3月の郷湾イベントにて実装されたアクトレス。大学生・大人アクトレスが長らく続いていた中で約2年振りの現役女子高生アクトレスにして、
津軽弁、琉球弁、博多弁、べらんめえ口調に次ぐ5人目の方言キャラとして満を持して登場した
大阪弁キャラ。
実際には「大阪弁+お嬢様口調」であり、両者に近似している部分がある点(語尾の「~ですわ」「~ですの」など)も含めたネタと思われる。
その関係で実際の大阪弁とはイントネーションが異なる部分もあるがあくまで意図的な演出であり、
ディレクションのミスでも声優が大根役者な訳でもない(
CVの黒木氏はネイティブ大阪弁話者の大阪人である)
お嬢様口調はどうやら愛読しているテニス漫画の登場人物の影響らしい。
うどんが好物だったり口を開く度に小ボケやツッコミを織り交ぜずにはいられなかったり物事を表現するのに擬音を多用したりと典型的大阪人キャラ。
人懐っこい性格で、リン・来弥ともすぐに打ち解けた。来弥からの愛称は「ラブっち」(「め
らぶち」からか)。
中学時代は全国を制したこともある強豪
テニスプレイヤーであり、右肘の疲労骨折によりしばらくの休養を余儀なくされるも、
それすら自身の成長の為に前向きに捉えるポジティブな性格。
テニスのトレーニングの一環としてアクトレス免許を取得し、リンの勧めで成子坂にやって来る事となる。
なお、焼夷属性としては貴重なことに
けっこう豊満。
ユニットとしては焼夷属性の射撃型。焼夷属性2人目の実弾スナイパーを得意武器とするアクトレス。
名前の由来は大阪、特に大阪市近辺の旧名、「浪花」と思われる。苗字は
テニス用語で点数0を意味する「ラブ」からか?
マガジンのコラムによると、ギアのモチーフは虎と銃士・
テニスプレイヤー。
ギアデザインは深沙希さんの大ファンにして、その縁で『
幕間』の作者となった加藤拓弐氏。これは加藤氏にとって初のメカデザインとなる。
一介のプレイヤーが公式漫画の作者を経て、遂に公式デザイナーとなってしまった。スゴイ!
- 駒添絵伝 チアフルコミックガール
CV:市ノ瀬加那
眼鏡アクトレス通算第6号にして焼夷属性初の眼鏡キャラ。
実装されたのは23年4月のイベントだが、登場自体は21年のイベント「スプラッシュギア全国大会編 -芦原VS桃学-」で、この時点ではシルエットが映るのみだった。
リン、来弥、花浪らと同じ郷湾育英高校の生徒であると同時に、「荒楽戸のあ」のペンネームで連載作家のアシスタントや商業誌の掲載経験もあるプロ漫画家。
中学時代に打ち込んでいたチアリーディングの影響で逆境になるほど燃えるポジティブ思考、或いは
マゾっ気の持ち主。
また、低身長であるが焼夷としては珍しく
かなり豊満。アナザー版スーツの設定でもサイズの合わなさがネタにされている程。
漫画家故に所謂「読者サービス」的なものへの理解も深く、また
頻繁に語尾にハートマークが付くなどその言動には何かと性的な仄めかしも多い。
まさしく
焼夷版シタラと言ってしまえるレベルの属性のデパートっぷりだが、そのシタラとはトランジスタグラマーな体型特有の悩みで共感するシーンがあったりと公式でも共通点は少なからず意識されている模様。
デカ眼鏡+キーアイテムが本+その割に体育会系+ロリ巨乳という事で、編み込みを加えたら某地味な英雄志願者とそっくりと言われるがおそらく偶然
ユニットとしては片手剣を得意とする焼夷属性の高機動格闘型。
弾速が遅いがブーストが途切れず爆発の持続が長いバズーカとナックル型の片手剣(打撃系)を持ち、
クロスギアはガード中の派生で強化モードに移行する。
モチーフはチアリーダー及びミツバチと思われる。
アメリカのスクールカーストに於いて、主にチアリーダーの主将である女子の頂点が「
クイーンビー」である事にも掛かっているのだろう。
- リタ・ヘンシェル ツナギをまとった天使
CV:木村珠莉
ドイツ系アリスギア企業ベルクラントAG東京支社からやって来たドイツ娘。
アクトレスの増加により整備員の人手不足が深刻化していた中で推薦されて来た。
彼女が加入すると、ギア整備室画面でランダムに出現する夜露・文嘉・シタラに加えて彼女も登場するようになる。
整備士としての腕前は元よりアクトレスとしても優秀なものを持っており、ベルクラント東京では
テストパイロットを務めていた。
大のメカフェチであり、放っておけばギアの造形を熱く語り出す。
また弱冠20歳ながらエンジニアとしての情熱は強く、ギア関連の話題で意見が対立すれば気難しく厳つい磐田整備長相手にも全く物怖じしない。
常に不機嫌そうな顔をしているが、普段は快活で陽気な性格で、隊長や他のアクトレスらにもフランクに接する
ドイツ人だけに。
あと、
成子坂に出入りする面々の中でトップクラスの巨乳である。
隊長に
いつもの開幕求婚をかまされた事を根に持っているのか、アニバーサリーアイテムのメッセージは概ね
ドイツ語での告白の後に冗談だと続く。仕返しはしっかりとするタイプらしい。
ドイツ人だけに結構な
ビール党。公式生放送によると、ゆみ・小結と並んで成人組最強クラスの酒豪であるらしい。
ユニットとしては電撃属性の中遠距離型。
爆砕機構付きハンマーと重機関銃を思わせる
魔改造ライフルにより豪快に敵を掃討する典型的重火力タイプ。
特にライフルは『ライフルでありながら、砂の射程とデュアルの連射力&フルチャージ自動発射』という物凄い代物。
ギアスキルも手数と射程、範囲火力を兼ね備え、敵集団を寄せ付けず一掃する事も。
鈍足ではあるが前述の高火力長射程に回復まであり、かなりのタフさも持つ。
また長射程のライフルや使い勝手良好なギアスキル、「1回の戦闘につき1回だけ被弾を無効化する」というパッシブにより、
調査任務での無被弾クリアを狙う際にはトップクラスの利便性を持つ。
但しライフル発射時のノックバックも凄まじく、慣れるまでは癖が強く感じるかもしれない。
なおリタ専用ギアは製造企業欄が空欄になっているが、これはリタ自身の手による独自設計・独自改造によるものであるため。
元々ベースの時点で外装だけ流用したオリジナルに近かったのだが、進化により外装もそれに合わせて設えたという独特な経緯をしている。
デザイナー曰くモチーフは「ドイツの旧戦車」。
名前の由来は第二次世界大戦中の戦車パンターや
ティーガーI等で知られるドイツの工業企業ヘンシェル社であろう。なおヘンシェルの本社はリタの出身地と同じカッセルにある。
因みに彼女の誕生日10月3日は、1990年に東西ドイツが再統一された事から「ドイツ統一の日」という
記念日である。
彼女が派遣されて来たのは諸海外シャードが東京シャードの秘密を探っている事が明かされた直後であるため、
ベルクラント、もしくはカッセルシャードのスパイである可能性がある。尤もそれらしい行動は取っておらず、現状あくまで疑惑止まりではある。
本人もモノローグ含め成子坂には強い愛着を感じている描写が多く、ミスリードの可能性もある。……それすらミスリードかもしれないが。
- 御蔵座梓希 放課後座敷童子
CV:花守ゆみり
ゲームはおろか設定上も初となる小学生アクトレス。齢10歳。
デザイナーは最近某艦隊収集ゲーでロリ絵師として俄かに注目を集め始めたメカ少女界の重鎮じじ氏。納得。
本来はアクトレスになれるのは13歳からなのだが、彼女は一種の特例措置で資格を取得している。
年齢に似合わない、丁寧で時代がかった言動が特徴的。
その一方で人気の魔法少女アニメに憧れてごっこ遊びをするという子供らしい一面も。
おばばさまと呼んで尊敬している曾祖母も若い頃は成子坂でアクトレスとして活躍しており、物心ついた時から訓練を受けていたという。
なお、彼女の母は28歳である。それを聞いた薫子(32)と陽子(31)は遠い目をしながら現実逃避した。
ユニットとしては冷撃属性の中距離型。
トップス、ボトムス、SPスキルに至るまでピジョン射出スキルという独特な操作感が特徴的。
射出展開のタイムラグはあるものの、展開してしまえば殲滅力はピカイチ。
モチーフは妖怪の座敷童と小豆洗いと思われる。
またその立ち振る舞いや年齢の割にやけに丁寧な口調などから、90年代に一時期人気を博した「お言葉少女」も含まれているかもしれない。
尚、モデリングの都合上3Dでは設定上の身長(126cm)より大幅に大きく、140cm台のキャラと同等の体格になっている。
- 御茶ノ水美里江 心優しきロボットガール
CV:今野宏美
19年4月のイベントで何の前触れもなく実装されたアクトレス。本編では第5章第3話で成子坂に加入する。
性格は真面目で勤勉。
アクトレス資格の試験で極めて優秀な成績を残して関係者を驚嘆させた。
ロボットダンスも得意で、度々披露している。
時折、まるで自分が人間ではないかのような発言が見え隠れしているが、
その正体はなんと御茶ノ水寅二博士が開発した
アクトレス能力を持ったアンドロイド「Alc003」。
ファクトリーアドバンス社の技術とはおそらく無関係
その性質により「微動だにせずにいる事でオブジェに見せる」というパントマイムで近くに居たパントマイマーに勝利し、
間近で雷が落ちても全く動じないというマシーン振りを披露した事もあるという。
また
ロボット故にか、事務所では何等かのモーションを取った後、必ず一定の「機械的」な動作で両手を前に組む基本姿勢に戻る。
ユニットとしては電撃属性の射撃特化タイプ。
飛び道具の全てが長射程で遠距離からの戦闘が得意だが、固有モーションのハンマーを用いた接近戦もこなせる。
スナイパーに加え砲撃トップススキルや攻撃と誘導妨害を同時に行うボトムススキルから、調査任務で完全回避を狙う際にもオススメされる。
名前の由来はアンドロイドという性質からして「
鉄腕アトム」のお茶の水博士と思われる。
実際にはアンドロイドなどではなく、発狂してしまった祖父の為にアンドロイドを演じている普通の人間。
後のエピソードで意識を失った際に精密検査を受ける描写があり、疑いようもなく肉体的には完全に人間そのものという結果だった。
事故で息子夫婦を死なせてしまい、哀しみのあまり発狂して妄想の中に閉じ籠ってしまった祖父を想ってアンドロイドを演じ続けてきた家族想いの少女。
アクトレスになったのも祖父が「人工アクトレスを開発した」という妄想に取り憑かれてしまった為で、優秀な成績もロボットダンスも彼女の努力によるもの。
彼女の絆エピソードは非常に重く、
あまりにも救いのない結末は全国の隊長達を恐怖させた。
美里江の正体はエピソードを見なければ全くわからない為か、実装と同時に期間限定でエピソードの早期視聴ボーナスが配布され、視聴を促す配慮がされていた。
だが、本編第6章にてこれらの前提を揺るがす出来事が起きて……
果たして彼女の本当の正体は…?
余談だが、本編とイベント等では周囲からの認識が異なり、本編及び本人のエピソードでは「正体がアンドロイドである事を隠している」体で、イベントでは周囲からアンドロイドと認識されている傾向にある。
- 二階堂司 フェアウェイのハンサムウーマン
CV:大地葉
19年7月末のイベントで実装されたアクトレス。初登場は直前のサバゲーイベント(台詞のみ)。
薫子さんの長年の友人で、アクトレス兼プロゴルファーという最早珍しくない異色の経歴を持つキャラクター。
登場時点で28歳と、アクトレスとしての寿命は近いはずの身である。
紳士的な性格で、男装している訳でもないのに端から見れば
イケメン男性にしか見えない王子様系にして、普段から飄々としつつキザな物言いが目立つ宝塚系。
当然、女性からの人気は絶大で、アマルテアの生徒達からは一挙手一投足の度に黄色い声を浴びせられていた。
プロゴルファーとして活躍する傍らフリーのアクトレスとして活動していたが、薫子さんの勧めで成子坂に登録した。
但し、実装されてから日が浅いので本編にはまだ登場していない。
なお、日本人であるが戸籍はイングランドシャードに置いている模様。
ユニットとしてはライフルとランスを用いる中距離向け。
連射型の武器や大量に
マルチロックするスキルを持つなど、一撃の重さより手数で攻めるタイプで、絶え間なく攻撃し続ける事が可能。
どちらかと言えば雑魚の掃除に向いたキャラと言える。
だが何よりも特徴的なのは、
SPスキルで突然始まるゴルフゲームではないだろうか。
- 東雲チヱ リピートウィズダム
CV:井澤詩織
突如成子坂にやって来たアクトレス。
成子坂創設期に活躍した伝説のアクトレス「東雲チヱ」の遠縁らしく、エミッション能力によってその知識・性格を受け継いで当人であるかのように振舞っている。
初代を知る磐田さんをして「まるで本人が若返ったかのよう」とする程そっくりらしい。つまりロリババア。
実力もそれ相応に高い。
性能は高火力の対ボス向け高機動アタッカー。属性は焼夷。
バズーカとハンマーが得物で、特にクロスでのボス処理が彼女の真骨頂。
しかしその分小型の処理には何があり、HPは高いが防御は弱いのであまり雑魚の処理には向いていない。
Lv80パッシブスキルにリローデッド(SP即発スキル)を所持している。ロリババアならぬリロババア
その正体は若返った東雲チヱ本人。
あるきっかけでアクトレスとしての能力が衰えた事にショックを受け、冬馬の勧めで海外シャードに渡って違法な実験を受けた結果、エミッション能力の増大と引き換えに老化と若返りを不定期に繰り返す体となってしまった。
それ以来自由に飛ぶ為に研究施設を脱走、中東シャードを中心に傭兵として活動して戦えない肉体年齢時の資金を稼いできた。
既に自らの体の限界が近付いており、次に老化が始まった時が自分の最期だと感じた為にAEGiSと取引をして約40年ぶりに成子坂に帰ってきたのである。
なお、隊長のネタバレ項の内容からも察せるように、それこそ老人のように物忘れが増えている節がある。
本編やイベントなどでは半ばギャグ的に描かれているが、「次の老化が最期」という予感もあながち間違いではないのかもしれない。
- ファティマ・ベトロラム プリンセス・オブ・アルフライラ
CV:河瀬茉希
地球時代の中東諸国が寄り集まる形で構成されているアルフライラシャードの王女。6人目の褐色キャラ。
18年夏コミイベで彼女の父・アルアブラの台詞中で言及されるだけの形で初登場、
19年夏コミイベでビジュアルとボイスが初めて公開され、同年冬コミイベにて正式に実装。登場から正式実装までに1年半近く掛かった格好である。
初登場時は原因不明の病で死の床に臥せっており、彼女に代わってアルアブラが夏コミに向かう……というのが18年夏コミイベの
あらすじである。
(コミケでは毎回の様に
アラブの石油王(のコスプレをした人?)が目撃されており、これが元ネタなのかもしれない)
この時アルアブラはトライステラの三人と偶然出会い、彼女らの協力によって得た
薄い本の力で奇跡的に快復した。
医学的には病気の原因も回復した理由も不明。
トライステラとはこの縁が元で文通を開始したらしく、続く19年夏コミイベ時点では(顔を合わせた事こそ無いものの)知り合い同士になっていた。
この経緯もあって彼女とアルアブラはトライステラを命の恩人として深く慕っており、薄い本収集の協力に特に積極的だった舞は別格である。
来日後は彼女らとは親友同士となっている。
チームトライステラ☆にも加わり、彼女の加入後は「
トライステラ☆ブレイズ」となる。
大の親日家であり
日本語も完璧にマスターしている他、日本のサブカルも好み、上記の通り薄い本をも嗜む。
東京シャードには遊学という形で滞在しており、シタラらと同じ桃陰2-Bに在籍している。
病気により行くことが叶わなかった夏コミの予定ルートはコミマ熟練者の舞をも唸らせるほどに綿密に組まれており、
狙っていた本もまた彼女が感嘆する程にお目が高いものであった。
19年夏コミで舞と初対面した時に
あの喧噪と大混雑の中で、初対面同士でありながらお互いの存在を感じ取る、
紹介ムービーでは
制服萌えについてかなりの早口で長々と熱く語る(しかも長すぎて後半フェードアウトする)などしており、
総じて
舞と一部の思考が似通っているらしい、彼女に比肩する重度のオタクである。
日本サブカル以外だとフットサルを好む。
オタク云々を抜きにすれば、その姿は一国の王女としての風格と気品に溢れており、民の為に何ができるかを常に考え行動する王の器の持ち主。
国民からも相当慕われている様で、病気で危篤状態に陥っていた時期は多くの国民から回復を願う祈りが捧げられていた。
積極的かつ活発な性格で、それが原因で父やボディーガードらは度々手を焼かされたりもしているが、それも国民を思わばこそ。
学校、アクトレス活動に加え週末すらも王女としての仕事がぎっしり詰まっている、どこに行くにも常に護衛の監視が付いて回るなど、
その仕事ぶりやプライベートの無さはトライステラの面々が本気で心配する程だが、彼女自身は王女の定めとして不満を抱いている様子は無い。
但しコミマ参戦中だけは邪魔しないでほしいらしい。
アクトレスとしては焼夷属性の中距離型。
高い殲滅力を持つトップススキルに、フリック入力の仕方で攻撃方法が変化するボトムススキル、
片手剣を両手に持つという特異なスタイルと多くの派生攻撃を持つクロス(片手剣扱い。ガードもできる)など、とにかく手数が多い。
防御力が低く被弾には脆いという欠点こそあるものの、使いこなせれば距離・敵を選ばないオールラウンダーとなるだろう。
過去に傭兵として活動していた頃の地衛理と思しき人物に危ない所を助けられたことがある模様。
絆エピソードでは舞との関係が掘り下げられており、全く悪意が無いまま舞とジニーのトラウマを刺激してしまった事でトライステラを崩壊寸前にまで追い込んでしまうが、彼女らに真摯に向き合った事で、再び絆を深めることに成功している。
一言で言えば、「濃厚なファティ舞空間」が繰り広げられる。
またアルアブラは、「王女の命の危機を救った聖女」として舞の誕生日をアルフライラシャードの祝日にしようとするなど、
かの地での舞の扱いがとんでもない事になっている事が明かされている。
- 千島美幸 あわてんぼう巫女さん
CV:小澤亜季
2020年の正月やバレンタインイベに顔出ししていた現役女子大生の巫女さん。約2年振り、3人目の眼鏡キャラ。
免許だけ持っているペーパーアクトレスだったが、シタラの薦めで成子坂に所属。
目下大学生、巫女、アクトレスと三束の草鞋を履いて神職の資格をとるために日々奮闘中。
真面目で博識、ふんわりとした雰囲気の柔らかい性格だが、キャッチフレーズにあるようにあわてんぼうでドジっ娘なので周囲をやきもきさせている。
本人も自覚はしており、ミスしないよう気を付けようとしてはいるらしいが、「いくら自分でもまさかそんなミスをするはずはない」とタカを括って油断している事も多いためあまり意味は為していない。フラグ建て乙とか言わない
ユニットとしては爆風が小さい代わりに持続時間が長いバズーカ(弓型)、素早い踏み込みとカウンターを駆使するランス(薙刀)を用いる電撃属性で、
電撃では初となるランスが得意武器のキャラクター。
近接向けではあるが、超射程のギアスキルも揃っていて遠・近問わずに活用出来る距離を選ばない性能と言えるだろう。
また、司に続いて2人目のSPスキルがゲージを目押しするタイプで、成功すると嬉しそうな笑顔が見れるが、
失敗するとデカい金砕棒が手からすっぽ抜けて何処かに飛んで行く。
- 九炉鉄悠都 いざゆけ鋼のアーチスト
CV:野口瑠璃子
博多シャード・北九州エリアの小倉からやってきた方言っ娘第3号。2020年4月末に実装。
2019年11月のイベント「池袋ブラッディロード」が初出でその時点では他校の生徒だったが、後に単身上京して夜露や琴村姉妹の通う芦原高校に転入してきた。
正義感が強く快活な性格で、夜露とも瞬く間に意気投合した。
但し決して暴力に訴えない夜露と違っていざとなれば喧嘩も辞さない覚悟で、博多シャードの名だたる不良達からは「刃鉄の悠都」と呼ばれ一目置かれている。
多趣味だが特に野球に入れ込んでいて、「するのも観るのも好きです。」とは本人の談。贔屓にしているのは地元の球団「小倉スキップジャックス」。
ユニットとしてはやや射程の短いライフル、居合など独特な固有モーションの両手剣が特徴の焼夷インファイター。
SPスキルは発動してからのタップの有無でハンマーによる打撃ラッシュ系とバットで攻撃を打ち返すカウンター系に切り替えられる独自仕様。
打撃ラッシュは安定しているが全弾ヒットが難しく、カウンター(成功)は高火力だが移動する相手にはヒットさせにくく、カウンター(失敗)はすっぽ抜けたバットが気持ちホーミングしてくれるが命中率・火力共に低い。
相手の動きの見極めが重要なキャラといえるだろう。
またショットギア以外の全攻撃、トップススキル、ボトムススキル、SP攻撃までもが近接属性であるため、近接カウンター持ちを相手にする際は要注意。
- ミア・ヴォワザン パルフェ・セルヴァント
CV:内田真礼
イル=ド=フランスシャードから東京シャードに留学してきたメリッサ・デュリフ嬢に仕えるメイドさん。
成子天神社で知り合った美幸の誘いと 主人の勧めで成子坂に所属することになった。
メイドらしく控え目だが、朗らかで物腰柔らかくやや天然な性格で、主人のメリッサからは
メイドとして以上に妹として可愛がられている。
独特な使用感のライフルと片手剣を得意とする、冷撃アクトレスとしては初のヒーラー専門。
攻撃スキルがボトムスのみなので火力面では劣るが、優秀な回復・バフスキルでチームを支えるサポート役として活躍してくれるだろう。
- ノエル・フランシスカ 愛しさボン・ボヤージュ
CV:白砂沙帆
イル=ド=フランスシャードからやってきたアクトレス。
姉ニコルはイル=ド=フランスのエースであり、将来性を見込まれて聖アマルテア女学院中等部へ留学してきた。
ただし、当人はかつてイル=ド=フランスのトップアクトレスだったメリッサとミアのチーム“パルフェ・コンビネゾン”に憧れており、本人の希望でアクトレスとしての所属は成子坂となった。
純真で感受性が強く、初めての東京シャードでの経験に日々感激している。
属性は重力。得意ギアはバズーカ、準得意はランス(ハルバード)。
バズーカの性能は怜に近い長射程エネバズで、ギアスキルも長射程で殲滅力の高いものが揃っている。
とはいえクロスも踏み込みがやや浅いが扱い易く、サポートとしても優秀。
成子坂製作所の所長。劇中では専ら
「所長」とばかり呼ばれており、名前が判明したのは2019年の正月から。
ゲーム中には名前しか出て来ず、各キャラの口から存在が語られるのみで本人は一切登場しない。
そもそも事務所を空けている事が多いため出番自体が少なく、「女性である」事以外の情報もほとんど無いため、プレイヤー視点では
隊長以上に謎が多い人。
但しプレイヤーではなく登場人物としての「隊長」とは、紛争地域を転々としていた彼をスカウトした張本人として明確に面識がある模様。
現在は事務所を空けたまましばらく帰っておらず、現在どこで何をしているかは不明。
…が、成子坂メンバーからはそれを心配されている様子は無い。いつもの事と認識されているのだろうか。
若い頃は彼女もアクトレスであった。
アクトレスとしては平凡だった様だが、個人のつてや前例のない方法で成子坂を大きくしてきた。
彼女と磐田宗一郎(現整備長)、森村 元(現府中工場 工場長)、宇治家冬馬(現在行方不明)の4人が若き日に立ち上げたのが成子坂製作所である。
真理らの調査の結果、現在はアルフライラシャードに居る可能性が高い事が判明している。
裏社会にて、そのサポートを受けながら何かを計画している模様。
整備部部長。
成子坂の創設メンバーの一人たる眼鏡をかけた壮年男性。典型的な「昔気質のおやっさん」タイプで、気難しい職人肌。
デザインやら何やらといった浮ついた要素よりも堅実さと信頼性を第一とする。
年末年始イベント関連のお遊びで事務所のロッカーに彼の抱き枕が入っているという演出が仕込まれていた事がある。
更に公式グッズとして彼の抱き枕が正式に販売され、そして見事完売してしまった。
なおこれはアリスギア公式抱き枕の第一弾である。
名前の由来は本田技研の創業者「本田宗一郎」と思われる。
- 鈴木有人
- 富田海良
- 松田アレックス
- 岡村実果
- 光岡美勇
- 五十嵐澪
整備班の若者たち。
岡村実果と富田海良は女性で、また後者のみ既婚者。
特に鈴木有人は出番が多く、仕事の多さをボヤいたり磐田整備長に怒鳴られたりしている。彼は語尾に
「ッス」を付けることが多い。
彼も磐田と共に抱き枕の柄になっている。作業服姿の磐田に対して彼は
何故か八八式戦闘服を着ており、しかも顔が上気しているという謎仕様で、
こちらも完売している。
音楽が趣味なのか、社内クラブ「軽音部」の部長を務め、たまに店で演奏会を開いてるという。
松田アレックスは大のチョコレート好き。社内にチョコレートの食べ比べを目的とした
チョコ部を設立している。
富田海良は整備部課長。上述の通り既婚者であり、者によっては旧姓の「亀井」で呼ぶ者もいるという。
バイク部部長でもあるが残念ながら奏との目立った絡みは無い。
名前の由来はそれぞれ
自動車の「スズキ・アルト」「トミーカイラ」「マツダ・RX」と思われる。
適当ネーミング
岡村実果は後から追加された整備班メンバー。
メタ的には新規キャラだが新入りな訳ではなく、ゆみと同期入社で有人より年下ながら彼より古い。単に描写が無かっただけな模様。
趣味はギアのミニチュア製作。その他ラジコンとハンディレーサーには給料の大半を突っ込む程のガチ勢らしく、
名前の由来は「オカムラ・ミカサ」。
光岡美勇は2023年のイベントで初登場した眼鏡のお姉さん。
成子坂製作所ハンディレーサー部の四代目部長を務めているらしい。
名前の元ネタは恐らく「光岡・ビュート」。
五十嵐澪は6周年のショートエピソードが初登場の女性整備員。
彼女もハンディレーサー部に所属しているらしい。
苗字の元ネタは
いすゞ自動車で間違いないと思われるが、名前に関してはいすゞ製の「エルガミオ」、「ガーラミオ」、「エルフミオ」のどれかだと思しい。
この他、アニメ等では無名の整備士が働いている様子が描かれ、日々アクトレスの活動を支えている。
成子坂の創設メンバーの一人。7年前の事故をきっかけに成子坂を離れていて本人は直接登場していない。
技術者・経営者として優れた才能を持っていたが、尊大で自己顕示欲強いの人物だったらしい。
本作の黒幕候補の一人。
当時からアクトレスへの負担を完全無視したギアの設計や裏でSINなどと繋がりを持つ違法研究者グループと接触していていた等、怪しさの塊。
また、7年前の事故を起こしたギアや本編第1章で叢雲凋落の一因となった新型ギアは彼の設計によるものと見られている。
現在の行方は分かっていないが、今なおどこかに潜んで何かを行っている模様。
成子坂の創設メンバーの一人。長らく存在は示唆されていたが本編に顔を出したのはかなり後になってからとなった。
現在は府中工場の工場長を務めており、成子坂の業務の一つであるヤシマからギア生産の下請け作業を管理している。
大企業ヤシマ重工の傘下企業。
スラスター関連の技術に強く、近年では高性能なドレスギアも多数製造販売している。
ストーリー開始時点での東京シャードに於ける最大手アクトレス事務所でもあり、東京シャードに於けるシェアの4割を占めている。
詳細は個別項目を参照。
夜露と並ぶもう一人の主人公。
叢雲工業チームのリーダーでありまとめ役。良くも悪くも生真面目な性格で、また悪や不正を強く嫌う。
ユニットとしては夜露と同様にライフル&両手剣の電撃属性。
夜露の得意ギアがライフルなのに対してこちらは両手剣で、また近接攻撃に特殊なモーションを多く持つ。
特にショットよりも弾速と射程に優れる衝撃波によりオールレンジで近接攻撃を行えるというのは強烈。
シューティングゲーム(斬撃)
詳細は個別項目参照。
- 日向リン ワイルド・ワイルド・ムードメーカー
CV:井澤詩織
叢雲工業チームの一人。
天真爛漫、脳筋、単純、直情派、ハラペコ…と、端的に言ってアホの子。しかしアクトレスとしては一種の天才肌。
体躯は小柄で細身だが途轍もない身体能力を持っており、彼女と行動を共にする事が多い怜などは偶にそれを忘れて大変な目に遭う。
全力で反復横跳びしたら残像で影分身の術を実現した。
ユニットとしては焼夷属性、爆発的な近接攻撃力が持ち味。
トップスギアはシタラと同じグラップルアーム系で、衝撃波は遠くまで飛ばないもののザコ散らしとボス殺しの両方を担える。
夜露同様にHPが減ると短時間無敵になるパッシブスキルも持っており粘り強い。
SP技は
パイルバンカーによる突貫、発生はやや遅いが一発で戦局を決めるほどのロマン砲。全力520%の
決め台詞は彼女の代名詞である。
- 小鳥遊怜 孤高の調停役
CV:ルゥ・ティン
叢雲工業チームの一人。叢雲チームの3人中、彼女のみ楓・リンより年下で現在高1である。
上記リンとは真反対の大人しく物静かなクール&ニヒル少女。
後に夜露とは友人関係となり、同い年という事もあって彼女にしては珍しく名前を呼び捨てで呼ぶ仲となる。
またとある事情から「裏切り者」を激しく憎悪しており、劇中怪しい動きを見せていたあるキャラには警戒心を剥き出しにしていた。
一方で打ち解けた者に対してはしっかりと心を開く。特に隊長には最終的にデレデレになる。
ユニットとしては冷撃属性の属性攻撃力特化型。
スナイパーに近い挙動のバズーカ、高性能なギアスキルにパッシブスキルと、全体的に高バランスで揃っている。
開始時10秒でSPスキルが使用可能になる強力なパッシブスキルを覚える為、瞬発力も兼ね備える。
☆4の専用スーツはリンによって中学校のジャージとスク水のイメージが反映されている可能性を指摘されている。
- 一条綾香 自信過剰ツンデレお嬢様
CV:小澤亜季
叢雲工業チームの一人にして中学生コンビの片割れ。
典型的な高飛車
ツンデレお嬢様。
態度は高圧的だが、ただ尊大な性格なだけという訳ではなく、これは「
高貴なる者の務め」の思想に則ったものであり、「自分は下々の者を守らねばならない」という責任感も併せ持つ。
また愛花等の友人の事は非常に大切に思っており、楓などの尊敬に値すると考えた者に対しては敬意を払う。
隊長には払わない
ユニットとしては焼夷属性、デュアルと片手剣を得意とする純近接型。なお射撃攻撃の属性は全て実弾である。
上下ドレススキル共に攻撃型であり、開始10秒で自動的にSPスキルが使用可能になるパッシブスキルと相俟って全アクトレスでも飛び抜けた火力を持つ。
- 相河愛花 お花大好き純粋少女
CV:大空直美
叢雲工業チームの一人にして中学生コンビの片割れ。
上記綾香とは真逆の気弱でおっとりとした優しい女の子。
同じ声の某女子小学生委員長とその相方の関係性とほぼ同じ
実家は花屋を営んでおり、その為誕生花や花言葉など花に関する知識が豊富。
非常に涙腺が弱く、彼女に泣かれる度に綾香は大慌てする事になる。
またセンス
と泣き声がかなり独特という面もある。
ユニットとしては電撃属性の支援型。
自身を含め味方の他のユニットのHPを回復させるスキルを多数持ち、サポートキャラに使用する事で長期戦での大きな助けとなる。
- 大関小結 マシュマロ管理栄養士
CV:深田愛依
叢雲工業社員食堂の
管理栄養士。出身は米どころだけに新潟シャード。
おっとりとした性格で、平素は非常に穏やかな人物。
しかし「食」、殊更「お米(ご飯)」には並々ならぬ拘りと情熱を持ち、ご飯をおかずにご飯を食べる事ができる
「米人(こめびと)」である。
彼女と同じく大の米好きと公言する杏奈に対しては「所詮はアイドルのキャラ付け」と見做し、穏やかな口調ながら非常に強い敵愾心を向けていた。
他方、数少ない
隊長を男性として意識しているらしい描写がある数少ないアクトレスの一人でもある。
炭水化物の大量摂取の代償故か、本編初登場時は物凄いデブだった。
後のストーリー及びプレイアブルキャラとして使用する際はしっかり体型を絞って来ている……が、それ以降も度々食べ過ぎてはまた太っている。
この太った状態はイベント配布の専用アクセを付ける事で再現可能。彼女が主役のイベントで度々再配布されている。大分マニア向け
全キャラ屈指の巨乳の持ち主であり、公式曰く「果物」(≒Fruits→Fカップ?)
設定によるとゆみと同等のザルとの事で、見た目に寄らず超酒豪である。
ユニットとしては重装な重力型。
攻撃とリカバリの両面を持つ長期戦向け。専用ギアの説明文によると、どれも何かしらの理由で改造元より重量増加している。
その名の通り中野区に存在する中小企業。
成子坂と同様に名刺が作られており、それによると住所は「東京シャード中野区新井一丁目L番L号 中野ワニスビル2F」。
中野区新井一丁目は中野駅から北へ向かい
中野ブロードウェイを通り過ぎた先にある地区であり、現実にはアパートの立ち並ぶ住宅街である。
中野駅周辺に複数のサブカルショップを展開するエンタメ企業であり、アクトレス事務所としては新参。
成子坂とは業務提携関係であり、ストーリー開始前から序盤にかけて四谷ゆみが出向していた。
ゆみ含め所属アクトレスは強烈な個性を持つアクの強い者ばかり。
また正規メンバーは全員ショットギアがデュアルという共通点がある。
詳細は個別項目を参照。
- 藤野やよい 大迷惑ハリケーンラッパー
CV:田中あいみ
その身も蓋も無いキャッチコピーが全てを物語る騒々しい人。
ほぼ全ての台詞がラップになっており、専用モーションも非常にうるさい。
しかしこう見えて根底は真面目な文学少女。
ユニットとしては焼夷属性の近接型。
誘導弾を撹乱するジャミングとSPゲージ回収率に優れるアームスキルを持ち、比較的HPも高い。
専用Tはグラップルアーム系スキルを持つが、固有モーションで
ウィンドミルを繰り出す。
- 下落合桃歌 江古田のアイドル
CV:谷口夢奈
所謂ローカルアイドルで自称「江古田のアイドル」。実際江古田に於ける人気と知名度は割と高い様子。
ぶりっ子にして腹黒なアイドルという性質は一言で表せば
7歳若返った佐藤心。
アイドルとしての情熱・プロ意識自体は本物ではある。
ユニットとしては電撃属性の近接型。
自機前方一定距離を爆破しスリップダメージを付与するボトムススキルが高火力。
微量だが回復スキルも備え、動作は遅いが無敵時間の長いSP、対応能力の高い両手剣、デュアルによる手数とオールラウンダーに纏まっている。
ギアのモチーフは蛾と思われていたが、後に「天使とトイプードル」であると特別に公式から明かされた。
ネタキャラ扱いの傾向が強い中野組の中でも特に公式からのイジリネタが多く、
エイプリルフール企画でアリスギア公式Twitterが彼女に乗っ取られたり、
1日限定のファンクラブサイトやら桃歌をモチーフとしたTシャツが作られたりしている。
……と思ったら同年の夏コミにて本当に商品化され、同時に
アリスギア初のキャラソンシンガーとしてCDデビューした。
なおCVの谷口氏は公式生放送のゲスト声優陣としては常連(上記桃歌ちゃんシャツを着ている事が多い)だが、
出演時は
断固として桃歌「役」声優ではなく「
桃歌ちゃんのお友達」と名乗っている。
- シャーリー・オークレイ テキサスじゃじゃ馬ガール
CV:三宅晴佳
2019年3月のイベントで突如登場、その後正式にエンパイア中野に加わった「モーニングバレーのテキサス・シャード」出身の娘。
とにかくテンションが高く、ジニーとは別方面の典型的な
アメリカ人(属性)キャラ。
西部劇の大ファンであり、自称「中野の保安官」。常にリボルバー銃のモデルガンを持ち歩いている。
同じく西部劇とリボルバー銃大好き繋がりでか、
リボルバー・オセロットを意識したネタが非常に多い。
「ワタシのリロードはレボリューションよっ!」
ちなみに父ダニエル・オークレイJr.は
どう見てもスタン・ハンセン。
他の外国人キャラと比べて
日本語が不得手で、口調は「ルー語」である。
ユニットとしては電撃属性の近接型。
常設としては初の拳銃
クロスギアを得意とするアクトレスである。格闘攻撃は「ラリアット」→「拳銃連射」のコンボとなる。
投げ縄を模したの前方爆破と
マルチロック
ミサイルを持ち、近距離帯での攻撃力は電撃の中でも高め。
- 伊戸倉音緒 フォーリンミュージシャンガール
CV:都月彩楓
2020年9月末に実装。
ゲームへの実装及び登場は唐突だったが、実は初年度から外部書籍や室江の発言で存在は仄めかされていた。
桃歌らよりも前に中野にいたミュージシャン兼アクトレスで、諸事情で中野を離れていたが紆余曲折を経て中野に帰還した。
一見するとぶっきらぼうでクールな印象を与えるが、根は真面目で音楽への情熱は本物。
何故か成子坂事務所で待機中はぎこちない態度になり、言動もしどろもどろになるが…?
小柄で童顔
な上につるぺったんだが、年齢は中野の正規所属アクトレスでは最年長にして唯一の成人の21歳。
ユニットとしては桃歌、シャーリーと同じく電撃属性。
アナザージニー以来となるデュアルとライフルの複数適性持ちで、接近戦はランス。
ショットは中距離を維持しながらの射撃戦が得意で、チャージショットはカウンターとデュアルでは珍しいスタイル。
本人のスピードが速くなく、立ち射撃が強力なことから動き回るよりも足を止めて戦うのが得意で、被弾上等のロックなファイトスタイル。
エンパイア中野の社長。どう見てもム〇ツヨシ。
存在はサービス開始時から語られていたが、実際に登場したのは19春のシャーリー実装から。
個性豊かな部下達の後始末に追われる苦労人だが、本人自身もいい加減な性格で時には自らトラブルを呼び込むはた迷惑なオッサン。
普段のダメオヤジっぷりから所属タレントはおろか隊長にすらぞんざいに扱われるなど、見た目も相まってコメディリリーフとしての趣が強い。
通称「アマ女」。
港区白金に居を構え、相当な名家の令嬢が多く集まる所謂お嬢様学校。偏差値も70前後とかなり高い。
北条グループを率いる北条大洋を理事長としている。体制は中高一貫の女子高。
生徒のアクトレス活動を推奨しており、多数のアクトレスが在籍している。上記の小鳥遊怜、一条綾香も本校の生徒である。
ストーリー序盤、白金周辺の優先営業区域を賭けて成子坂に抗争を仕掛ける。
本校及びその在籍者・関係者の詳細は個別項目参照。
- 紺堂地衛理 アブソリュート生徒会長
CV:加隈亜衣
アマルテア女学院
生徒会長。
古くから優秀なアクトレスを輩出してきた紺堂家の跡取り娘。
平素は冷撃属性に相応しいクールな人物だが、一方で戦いを楽しむ戦闘狂な側面、フリーダムで天然な一面もうかがわせる。
ユニットとしては冷撃属性、近接型。
防御力が低く、多少の被弾が致命傷になり得る
上級者向けキャラ。
しかしSPスキル即発スキルに高い属性値も加わり、ラッシュ時の火力は相当なもの。
ハイリスクハイリターンをそのまま形にしたようなアクトレスである。
- 州天頃椎奈 剛拳フェミニン生徒会副会長
CV:岩井映美里
アマルテア女学院生徒会副会長。
身長147cmと小柄で、上記愛花を成長させたかの様なおっとりとした大人しい少女。
実家は空手道場で、自身も空手を始めとした格闘技を修めている。
戦闘能力は極めて高く、道場にやって来た道場破りの男性を悠々打ち破った事もある。
ユニットとしては電撃属性、近接型。
トップススキルはグラップルアーム系で、1、2コンボ目の衝撃波は近距離までしか届かない代わりに広い攻撃範囲を持ち、
3コンボ目の衝撃波はかなりの遠距離まで飛ぶという、シタラとリンの中間というべき仕様となっている。
専用ギアはデュアルと片手剣…という名の可変式ナックルダスター。
- 仁紀藤奏 エキゾースト薫る風紀委員
CV:山岡ゆり
アマルテア女学院生徒会風紀委員長。
クールな地衛理、大人しい椎奈とは趣を異にする快活な子。
学校の廊下を走る者には厳しいが、自身の趣味は
バイクでありスピード狂の類。
椎奈とは幼馴染同士で、互いに「コロちゃん」「ナデちゃん」と呼び合う仲。
ユニットとしては重力属性の近接型。
イメージ通りのスピード狂であり、只でさえ早い高機動タイプを加速するスキルを複数持つ。
他に専用デュアルの火力が高いという長所があり、脚を止めない回避戦は滅法強い。
- アデライーデ・ブルートハウゼン ヘルヴェティアの槍
CV:鳥部万里子
シャフハウゼンシャードからアクトレスの講師としてアマ女に招かれたスイス筆頭アクトレス。通称「アディ」。
アディ姉さんではない
本職はとある工業製品メーカーの警備員であるがその実態は傭兵に近く、地衛理と共に過酷な戦地で戦った経験もある。
地衛理とは幼馴染兼姉弟子で、シャフハウゼンシャードでは共にアクトレス・傭兵として共に伝説的なアクトレスだった姉ローザリンデ・ブルートハウゼンに師事した仲。
日本語は自在に使いこなすが、スイス人だけに時々ドイツ語が混ざる。そのため驚いた時に飛び出す言葉は
「ナヌーッ!」。
ユニットとしては冷撃属性、得意ギアはスナイパーで準得意がランス(ハルバード)。
近~遠距離、雑魚処理から対大型まで何でもこなせるオールラウンダー。
……とは言っても的確にダメージを稼ぐには割とテクニックが要求される。
◇株式会社マウンテンウィッチ
大人気ファッションブランド「ピンクサイクロン」を有する企業。
略称は「ピンサ」断じてピンサロではない。
成子坂のスポンサーになる事を打診するが……。
ノーブルヒルズの妨害工作によってスポンサー契約はふいにされてしまう。
しかし、「会社がダメなら個人で」と一度はスポンサーとして名乗り出た事に対するけじめ盟華自ら契約アクトレスとして成子坂に協力する。
- 萬場盟華 ファッションブランドのカリスマ社長
CV:森永千才
若干24歳にしてマウンテンウィッチの社長を務める若き才覚。
会社を興す前はカリスマモデル兼アクトレスとして活動していた。メイクの腕前も相当なもので、自身のメイクも濃いめ。
しかし自身の素顔についてはノーメイク・ナチュラルメイクの方が美人との評である。
そのキャラ性は「
黒ギャル」の一言に尽きる。その言動も強烈にして丸っきり「今時のギャル」そのもの。
口を開けばギャル語が次々飛び出し、ほとんどの者を独特のあだ名で呼ぶ。
あまりに濃いキャラクターから多くの登場人物たちからドン引きされるが、一方で一企業の社長としての常識・分別を持ち、大人としての良識と義理堅さを随所で見せる本作きっての常識人。
また、若くしてファッションブランドを立ち上げた実績とそのメイク術から、
将来の夢に同じく「ファッションブランドの立ち上げ」を掲げる綾香からは尊敬されている。
ちなみに、公称Dカップとしているが設定ラフによると実際にはBカップで、胸のサイズをごまかしている。
しかも一部の衣装からはパッドらしきものがハミ出ている。というか公式漫画でパッドを詰めようとしている様が描かれた。
ユニットとしては焼夷属性の近距離型。
本人もアクトレスとしては経験不足との自覚あってか、
誘導補正が強めのデュアル、衝撃波の効果範囲が広い上に振り終わってもしばらく衝撃波が持続するハンマー、
攻撃範囲の広いトップススキルに追尾の優秀なSPスキルなど、アバウトに撃って壊せる攻撃手段がチョイスされており非常に扱い易い。
名前は90年代末~00年代初期にかけて流行した「マンバメイク」の捩り、ギアのモチーフはハイビスカスと蝶と思われる。
なお「マウンテンウィッチ」という会社名も意訳すると「山姥」になる。
余談だが、「マンバメイク」と似た「ヤマンバメイク」も存在するが、両者は厳密には異なる。
目の上だけ白く塗るのが「ヤマンバ」、目の周り全体を白塗りにするのが「マンバ」である。
彼女の場合ガングロではあるがどこも白塗りにしていないため、ガングロ+派手メイクではあるが彼女自身はマンバメイクではない。
◇ノーブルヒルズ・ホールディングス
赤坂に本社を持つ運輸・不動産系企業。
観光の為のシャード再開発事業で大きな利益を上げている。
成子坂の優先営業区を奪い取る為に数々の卑劣な裏工作を仕掛け、成子坂を徐々に追い詰めて行く。
第2章~第3章にかけての悪役。
その背景にはヴァイス信仰組織SINが居り、彼らは東京シャード自体を海外向け観光地として江戸時代の街並みに作り替える事を目論んでいた。
数々の陰謀によって成子坂との抗争を優位に進め、更に彼らに世間から大バッシングを受けさせる事に成功するが、
成子坂の奮闘によって形勢は逆転され、更に彼らの働いた不正が明るみにされた事でバッシングは全て彼らに向き、そのままアクトレス事業からは撤退に追い込まれた。
- 琴村朱音 ツインガールズオーダー
CV:金子有希
ノーブルヒルズのアクトレス。双子の姉。
成子坂に対して並々ならぬ敵愾心を持ち、なり振り構わない強引な手段で成子坂を追い詰めて行く。
妹とは正反対の勝気で強気な性格の持ち主。
成子坂に対する憎悪は、行方不明になった九品田凪が関係している模様。
ノーブルヒルズをバックに好き放題振る舞うが、彼らの不正発覚により失職、
身寄りのない彼女らは各地を彷徨う事となるが、妹共々AEGiSからはSINを誘き出す為の囮として泳がされていた。
最終的に、逃亡資金も尽き途方に暮れていた所を真理に保護され、そのまま成子坂に移籍する事になる。
憎しみに囚われなければ面倒見が良く気遣いの出来る姉であり、保育園のヘルパーなどでも子供達に良く懐かれている優しい娘である。
後述の妹同様に、双子または対をモチーフとした専用ギアを装備。
姉は焼夷属性、全アクトレスでも屈指の超攻撃型。
パージシステムによる制限を代償にギアスキルでSPスキル並みの火力・殲滅力を発揮する短期決戦アタッカーとなっている。
ギアのモチーフは姉妹合わせて「鬼」にして鬼門の「丑」担当との事。
なお、琴村姉妹の専用ギアは唯一の例外として「姉妹で専用ギアを共有可能」な仕様を予定していたものの、
ゲームでは実現できなかったとの事。
- 琴村天音 ツインガールズフォロー
CV:高田憂希
ノーブルヒルズのアクトレス。双子の妹。
朱音とは異なり、こちらは成子坂に対して然程の敵対心は無く、姉に振り回されている格好である。
苛烈な姉とは対照的に、こちらはオドオドした性格。
専用ギアや習得スキルも姉のフォローに回るヒーラー型に仕上がっている。属性も対である冷撃。
ギアのモチーフも「鬼」かつ姉と対となる「寅」である。
曰く「姉と違って敵を殴り倒すことしか出来ない」。
そんな彼女はビーム砲付きハンマーと突撃用クローを携えて現れた。
挙げ句パージによる軽量化とSPにキャノン付きのパイルバンカーと、男の子の大好きなモノてんこ盛り。
先に実装された既存ヒーラーに比してタフネスと爆発力を備えており、火力役を兼任出来るのが特徴。
- サンティ・ラナ 気高きグルカの戦士
CV:花守ゆみり
ネパールシャード出身の傭兵アクトレス。所属の大本としてはイングランドシャードのAEGiS、つまりAEGiSイングランドという事になっている。
傭兵としてストイックな人物で、極めて高い戦闘能力を持つと共にプロとして報酬と契約には厳しいが、本人の性格は至って優しい。
弟3人と妹3人の7人姉弟の長女という事で生活力・面倒見も相当である。
ネパール出身というだけあって得意料理はカレー(本人の発音は専ら「カリー」)。イベント等で度々その腕前を披露している。
また裁縫が得意。あるイベントでは怜と共にその職人芸を魅せてくれる。
ユニットとしては電撃属性、近距離型。
シンプルながら軽快で操作性が良く、やや近接戦闘に寄せた分高い火力を誇る。
トップススキルは前方範囲指定爆撃、ボトムススキルは機雷発射と、ビーム砲や
ミサイルの様な「撃てば当たる」系のお手軽なものではないが、
代わりに直撃せしめた時の威力は高く、強力なデバフ効果を与えるおまけが付いている。
使いこなせれば
マルチを始めとしたボス戦での大きな助けとなるだろう。
モチーフはグルカの一族に馴染み深い牛、そして彼女らグルカの戦士御用達のククリナイフ。
ギアや専用スーツは全体的にコンパクトかつすっきりと纏まったデザイン。ギアに浮遊パーツが無いのも特徴の一つ。
当初はノーブルヒルズと彼らが喧伝する「成子坂の不正」を信じ、ノーブルヒルズの傭兵として活動していたが、
実際にはノーブルヒルズこそ数多くの不正を働いていた事を知った事で彼らに失望し契約を解除、
当初は成子坂の傭兵になる事も提案したが、彼女の要求する報酬があまりに高額過ぎたため成子坂は登録を断念、AEGiS東京でインストラクターをする事ととなった。
現在でも成子坂とは「トレーナー」としてちょくちょく出入りする関係であり、仲は良好。
◇ラスコルプロモーション
モデル事務所。
アクトレス事業所としては新参故にまだまだ弱小だが、芸能界にも顔が広くモデル事務所としてはかなり力のある企業。
モデル兼業のアクトレスチーム「ドクソン」を抱えていて、業務提携を結んだ成子坂へ派遣している。
なおドクソンの三人の専用スーツのデザインは、カラーリングと細部の意匠で差別化されているが基本は三人共通。
公式によると、ドクソンのキャラ造形は「夜露・文嘉・シタラの後輩」がテーマとの事。
- 須賀乙莉 夢見る遅咲き摩天楼
CV:高野麻里佳
ドクソンのメンバーの一人。
18年8月に開催されたイベント「タマちゃん探検隊」からちょくちょく登場していたが、2019年10月末に正式に実装。
なお名前は、実装に伴い明かされるまでは
設定すらされていなかった。
身長は186cmとケンシロウ(185㎝)よりデカく、実装アクトレス中No.1。3Dモデルも度々画面からはみ出している。
トライステラ☆の大ファンで、特にシタラに憧れてアクトレスとなった。そのファンっぷりはトライステラ☆そっくりなイマジナリーフレンドが見える程。
引っ込み思案でドジっ子で運動神経も良くない為アクトレスとしてもモデルとしても度々問題を起こしているが、未羅と唯の助けで何とかこなしている。
モデル業を優先したい唯と未羅に代わって成子坂に出向してきた。
夢はシタラの様な後方支援のスペシャリスト。
バズーカとランスを用いる、属性に左右されにくい安定型アタッカー。
ギアスキルにバフ・デバフの無い純粋な攻撃特化だが、硬直を伴う攻撃モーションが多く隙も大きい。
しかし全体的に体力が高いのでゴリ押しすることは容易い。
名前の由来は世界一高い自立式電波塔でお馴染みの「東京スカイツリー」と思われる。
ギアのモチーフも、キャッチコピーやスキル名などから塔・高層建築物、加えてキリンに因むと推測される。
- 君影唯 唯我独尊ファッショニスタ
CV:加隈亜衣
ドクソンのメンバーの一人。
「ドクソン」とは元々未羅が彼女に付けた渾名。
強気でズバズバ物を言う性格だが、実際には真面目な努力家。
面倒見も良く、浮世離れした未羅とドジを踏む乙莉に厳しいツッコみを入れ替えつつも暖かく見守っている。
オカンかな?
身長144cmという大きなハンデを負いながらも人気モデルなあたり、並々ならぬ努力がうかがえる。
なお、途中から3Dモデルに
八重歯が追加された。
ユニットとしては電撃属性・遠距離型。
ENスナイパー・片手剣・補助系トップススキル・マルチロックボトムススキルという真理とほぼ同じ構成。
使い勝手もほぼ同じだが、どちらかと言えばややボス向けと言えるだろう。
トップススキルでも攻撃できるという点、パッシブスキルが2戦目以降も使用できる点で差別化したい。
但し、そのパッシブスキルの関係で一度でもHPが半分を切ると機動力がガクッと下がってしまう点に注意が必要。
またチャージショットが独特で、特定の範囲内に亜空間からのビームをばら蒔くグ◯ンゾンのワームスマッシャーみたいな攻撃を行う。
雑魚処理に向かない分、対ボスには強力だが弾数制限があり、使い処を選ぶ。
名前の由来・ギアのモチーフは共に君影草とサソリ。
結構毒舌なのもスズランが毒草、サソリも一部は有毒である事に通じる
- 村尾未羅 アーティフィシャル・イノセンス
CV:山岡ゆり
ドクソンのメンバーの一人。
最初期から登場していたが、プレイアブル化は2020年初頭から。
一見するとダウナーな性格の様に見えるが、実際には表現が希薄なだけで感情豊か。
他人にあまり興味を持たないが、心を開いた人間にはよく懐く。夜露に次ぐわんこ2号。
ただ自己への執着が薄く、食事への忌避感や記憶力の異常などに悩まされていて、世界から疎外されていると感じているなど不安定な一面も持つ。
なお、実の両親とは死別していて、現在の両親は養父母で病院を経営している。
ミサイルランチャータイプのバズーカと
チェーンソー型の両手剣を得物とするHPと火力に長けるキャラ。
これまでにない特殊で多機能な性能で、派生の多い攻撃モーション、夜露以来の浸食付与、特殊なチャージショット、「Finish!」持ちの自己バフ、
自己回復、距離によって威力の変わるSPスキルなど、他のキャラに比べて使い勝手が大きく異なる。
人骨を模した様な私服や専用スーツの造形や専用ギア等のネーミングから、モチーフは死体と考えられる。
モチーフが「皮を剥いで頭を落としたヘビ」なバズーカ、肩から腕が生えて来るトップスなど、
おどろおどろしいギアの造形と相まって非常に不気味。
本人も気付いていないが、その正体は病院を隠れ蓑にした違法研究組織の被験体。
養父母もその組織の研究員で、裏では実験動物として監視されている。養父母の顔芸が酷い
夜露とは何らかの関係がある様で、
- 気絶した夜露の夢の中に現れる
- 夜露とエミッション共振を起こす
- 大型ヴァイスとの高い遭遇率
- ヴァイスの"声"が聞こえる
- 時折目が赤く光る
- ギアのモチーフが「死」に関係する
- わんこキャラ
など共通点が多い。
エピソード中で「民間に流出した被験体」の存在が語られているが、果たして真相は……?
ラスコルの社長。
相手を「ユー」とか言ったり自分を「ミー」とか言ったりするフランクなオバチャン。
名前と口調からして元ネタはジャニー喜多川と思われるが、見た目は木の実ナナ。
杏奈の妹でラスコルのトップモデル。
彼女も元アクトレスで唯が加入するまで未羅とチームを組んでいたが、現在は引退してモデル活動に専念中。
ドクソン一行らにとっては憧れの先輩であり、特に未羅は強く慕っている。
基本的には明るく後輩思いな人物だが、何故かTVへの出演に拒否感があるようで、ヤシマ重工の話をすると機嫌が悪くなるらしい。
また、杏奈の話題に対して含みのある反応を見せているが……
晶乃実装イベントにて3Dモデルが公開され、今後のアクトレス実装が期待される。
当初は杏奈との不仲説がファンの間でささやかれていたが、実際にはとても仲の良い姉妹である。
だが、それ故に杏奈を「商品」として酷使するTV業界やメリーバニー解散の件で姉を追い詰めたヤシマ、ひいてはチームメイトだった真理にも強い不信感を抱いている。
この話が公開されたのは3周年及び4周年記念生放送中のドラマ朗読だったため、初登場からしばらくは意味深な様子が憶測を呼んでいた。
東京シャードのアクトレス事務所を統括する存在。
アクトレス事務所の管理の他、こちらでも独自に警備を行っている。
所属メンバーの詳細は個別項目を参照。
- 鳳加純 東京最強アクトレス
CV:飯田友子
民間企業の手に負えない大型ヴァイスに対処するAEGiS即応機動部隊、通称「AEGiSチーム」の隊長。
その能力は東京最強と称され、平素もその肩書に違わず凛々しい態度を取る。
一方
ゲーマーだったり鳥や可愛いもの好きだったり食生活が滅茶苦茶だったりと意外とお茶目。
光魔法カッコいいポーズの使い手で、何がとは言わないがゲームの性質上
バルンバルン揺れる。
最初期に3Dモデル付で登場していながら長らく非プレイアブルだったが、5周年を迎えた2023年1月末で遂にプレイアブル化。同時にCVも公開された。
性能としては焼夷属性で得意ギアはランス、準得意がライフル。
総じて癖があるものの、東京最強の名に恥じない強さと柔軟性を持つ。
- 山野薫子 熟れたてスーパーバイザー
CV:沼倉愛美
東京シャードの現役最高齢にしてかなりの希少例である30代の現役アクトレス。現32歳。
普段はAEGiSで教官を務めているが、ある任務によって成子坂を空ける事になった隊長の穴埋めとして成子坂に派遣される。
経験の長さもあって多くの優秀なアクトレスを輩出しており、現東京最強と謳われる鳳加純や成子坂のゆみも彼女に鍛えられた。
全体的に人妻感が溢れ出ているが未婚。
また、
料理下手という訳ではないが
当人が「苦味」に強いこだわりを持っているため、彼女が料理を振舞った時は
阿鼻叫喚の地獄絵図が出来上がる。
ユニットとしては重力属性の汎用型。
無敵余韻付き回復SPを備えるヒーラーだが、専用武器の攻撃性能がすこぶる優秀という個性を持つ。
高難度のボスをショットとクロスだけで削り切る場面も少なくない、まさに燻し銀のアクトレス。
- 籠目深沙希 不可視な黒衣の未亡人
CV:ルゥ・ティン
AEGiS情報部のアクトレス。
表向きは広報の職員だが、実際は諜報員として活動しており、「存在を認識できなくさせる」という凄まじい能力で様々な諜報活動を行う。
成子坂には広報担当として出入りするようになる。
未亡人という衝撃的な肩書と2つのアレがツンと突き出た専用スーツ、そしてストーリー中の言動のエロさで登場から瞬く間に大人気を博した。
因みに、専用スーツの肌にぴったりくっついている黒い部分は黒く染めたラップの様な極薄素材との事。
しかしその雰囲気に反してその年齢は22歳。リタ、えりに次いで成人組としては3番目に若い。
「未亡人」に違わぬ陰鬱とした雰囲気を醸し出しているが意外にお茶目な所があり、自分の能力で悪戯を仕掛けたりする一面もある。
ユニットとしては重力属性、近接型。
非常に特異な性能をしていて、高い誘導性と爆発判定を持つが射程が短いデュアル、広範囲をなぎ払うランス(鎌)、カウンタータイプのSPスキルなど、
強力だが扱いは難しい
上級者向けの性能。
- 巽竜子 アクトレスブレイカー
CV:瀬戸麻沙美
AEGiS即応部隊に新設されたアライアンス分遣班のエースアクトレス。
加純とは同期で実力も非常に高いが、あらゆる面で加純とは真逆なところがあり、互いに反発しているのが周囲の頭痛のタネ。
趣味はブレイキンで、専用クロスのモーションにも反映されている。
性能は近接特化の攻撃型。
属性は重力、得意ギアは片手剣で準得意がライフル。
雑魚の処理は苦手でモーションの癖も強いが、使いこなせることが出来れば爆発的な火力を発揮するキャラクターである。
事務員として成子坂に派遣されたAEGiS職員。基本的に顔グラのみの登場。
彼女自身はアクトレスではないが、縁の下で成子坂を支えてくれる。
アリスギアの登場人物とは思えない全く普通の女性で、隊長達からの隠れ人気も高い。
最近では出番が増えてきたが、その都度面白お姉さんとしての一面を覗かせている。本編での常識人っぷりは何処へ……?
19年の事務所画面年末年始仕様にて、遂に3Dモデルとボイスが実装された。悪意のあるキャスティングである
満面の笑みで回転椅子に乗ってキャスターで滑って遊ぶという普段からは想像できない姿であった。
更にはその直後に開催されたイベントで何と主役として登場。モーション付きで動き回る安藤さんが拝める事となった。安藤さんかわいいよ安藤さん。
- 愛宕右京
- 霧島良馬
AEGiS東京上級職員。どちらも男性。
愛宕は情報本部事務官、霧島は防衛政策局次長の地位を持つ。愛宕は深沙希の上司に当たる。
どちらも諸海外シャードやSINからの妨害に悩まされつつも職務をこなし、時には彼らを出し抜く事もある有能な人材。
性格は真逆に見えるが結構仲は良い様子。またどちらも隊長の指揮官としての手腕は高く評価している。
◇御徒町アクトレス協会
東京シャードにあるアクトレス事務所の一つ。
所属アクトレスがおらず長らく開店休業状態だったが、天狐天とその友人たちの加入でアクトレスチーム「ヘットカットハイス」を結成、成子坂の助力を得てようやく活動を開始する。
- 天狐天 江戸っ子レゾリューション
CV:飯田友子
御徒町アクトレス協会に加入した新人アクトレス。
上野芸術大学に通う現役女子大生で、友人の我龍絵美、宮南ひかりとはシェアハウス「ヘットカットハイス」で一緒に暮らす仲であり、彼女らを誘って御徒町アクトレス協会でバイトを始めた。
下町育ちの江戸っ子でべらんめえ口調の義理人情に厚い性格だが、べらんめえ口調は「女の子らしくない」という祖母の言いつけから普段は使わないようにしている。
ユニットとしては冷撃属性で得意ギアはランス(鳶口)、準得意がデュアル(提灯型!)。
公式の紹介文で書かれるように「江戸っ子らしい単純明快」な扱い易いキャラ。
持続の長い射撃系ギアスキルによって道中の雑魚処理性能に優れるが、クロスの踏み込みの速さとSPのオートチャージを有し、大型相手でも十分活躍してくれる。
ギアのモチーフは町火消と思われる。
- 宮南ひかり ピュアカラフル
CV:赤尾ひかる
天の友人の一人。
頭脳明晰で芸術家としての才にも秀でた天才肌だが、天真爛漫で自由奔放。そしてちびっ子。ばーぜだよー!
猫のネポムを拾ったことがきっかけで天や絵美と知り合って一緒に暮らすようになり、アクトレスとしてアルバイトを始めた。
プレイアブルキャラとしては3周年記念として実装。
焼夷属性で得意ギアはライフル、準得意にハンマーを扱う。レーザー攻撃を主武装とするが何れも虹色に光り輝きカラフルである。ゲーミングレーザー
火力と継戦力に優れ、中〜近距離での撃ち合いと集団相手の殲滅力に優れるが、反面ダメージカットの手段に乏しく、無理に突っ込むのは厳禁。
ギアのモチーフはイカと宇宙船と思われる。
じじアクトレス二号であり、氏のイラストでは見事なイカ腹であるが、あくまで大学1年生であるためかゲーム中では普通のお腹。
- 我龍絵美 永遠に未完成
CV:石川由依
天の友人の一人。メガネアクトレス第5号。
真面目で慎重な性格だが、思い詰めたら止まらないタイプ。
将来の夢は日本画家で、夢を追って土佐シャードから上京してきた。
料理上手で、実家からの仕送りを使った料理は天もひかりもお気に入り。
プレイアブルキャラとしては3周年記念に実装。
恒常キャラとしては初めての重力属性の実弾スナイパー。但しスナイパーは準得意で、得意は両手剣。
同時実装のひかりとは逆に近接による対大型向け。
対集団戦は無理ではないが、ギアスキルの弾数の都合からショットギア以外の選択肢に乏しく、やや心許ない。
◇神南サポート
東京シャード・渋谷区神南に拠点を置く人材派遣会社。
公式HPによると「イングランドシャードのリヴァプールに本部を置く大手人材派遣会社が企業買収しグループ会社化した。」とされる。
アクトレス派遣業としてはまだまだ歴史が浅く登録者も少ないが、あちこちのアクトレス事業所に派遣している。
- 在賀奈々 ワーカー・オブ・フォーチュン
CV:星ノ谷しずく
神南サポートやってきた派遣アクトレス。
占いの
専門学校に通いながら神南にあるバー「BAR Blue Moon」を間借りして占い師をやっていて、その傍ら派遣アクトレスをやっている二足の草鞋どころか三足の草鞋を履いている多忙な生活を送っているが、当人は明るく元気に毎日を過ごしている。
オカルトな繋がりでえりとは仲が良く、タッグを組んでいることも多い。
操作キャラとしては重力属性。得意はライフルで準得意が片手剣。
射撃寄りのオールラウンダーで、高性能だがリロード式のライフルやホーミングレーザーと追加効果(3種の中からランダムで発生する。)から成るSPスキルなど変わった操作感であるが、汎用性の高いトップススキルのビーム砲や全体回復のボトムスキルなど癖のある割りに使い易い性能に纏まっている。
- 的場アオイ バレル・イン・ブルームーン
CV:岩橋由佳
神南にあるバー「BAR Blue Moon」のオーナー兼バーテンダーを営むクールな雰囲気に優し気な微笑みの似合う美女。
祖父から受け継いだ店に全力を注いでいるが経営は芳しくなく、それだけではやっていけないので神南サポートに派遣アクトレスとして登録している。
恒常キャラとしては冷撃属性。初めての高機動スナイパー。また拳銃装備も恒常ではシャーリー以来となる。
得意がエネルギースナイパー且つギアスキル・SPスキルが全て
マルチロック対応という雑魚の殲滅力にかけてはピカイチの性能を持ち、
準得意の拳銃(ダーツ型ミサイルランチャーとシールド)が防御・カウンターも可能で対ボス戦にも対応できる調査でとても頼りになるだろう。
ただ、やはり攻撃特化の高機動キャラの常として打たれ弱い。
高難易度作戦のような高火力・高防御の雑魚が無数に現れるマップではプレイヤーの回避力が試されることになる。
SPスキルはダーツをモチーフにしており、照準が合わさった瞬間にタイミングよくタップする事で高火力の射撃を繰り出す
と同時にピッチリしたパンツスタイルのスーツで強調されたお尻を見せつける。
タイミングを外しても攻撃自体は発生するが、納得いかないとばかりに小首を傾げる。
◇はさみメンテナンス株式会社
アリスギアやパワードスーツを用いて東京シャード外壁の補修・保全を行うシャードエンジニア企業の一つ。
本来はアクトレス事業所ではないが、監督官庁の要請によって社員を非常勤アクトレスとして登録する事になった。
本編世界に存在する企業であり、キャラも恒常キャラであるが、メタ的には漫画家
広江礼威氏とのコラボ枠でもあるという特殊な立ち位置のキャラ群。
公式で専用ホームページが作られるなど、コラボとしてもかなり気合が入っている。
……何故か00年代初頭の個人HPの様なレイアウトだったりする辺りはいつものアリスギアだが。
- 春日丘もえ ウルトラポジティブ
CV:伊藤未来
はさみメンテナンス所属のシャードエンジニア見習い。
エンジニアとしてもアクトレスとしてもまだまだ未熟だが、明るくやる気に満ち溢れた楽天家の元気っ娘。
性能は焼痍属性。得意ギアは両手剣で準得意がライフル。
本職のアクトレスではないためか、扱い易いが際立つ個性はない。
但し弱いという訳ではなく、癖がない故にアドリブを利かせ易い対応力を発揮する。
また、SPゲージが溜まりが早いのでガンガンSPスキルを振っていける。
実は元々社長令嬢だったのだが、父の会社が部下の裏切りによって倒産したために中卒で就職して今に至る。
もえは貧乏生活のことなど全く気にしていないが、どうやら楽天家なのは親譲りらしく、両親も会社が潰れたことどころか未だに再就職先が見つかっていないことを全く気にしていない。
しかも金も無いのに金使いはやたらと荒い。
にもかかわらず誰も自分たちの置かれた状況に気付かない、悪い意味で笑顔の絶えない家庭なのである。
美里江とは違った方向の闇の深さが垣間見える。
- 波佐見 利佳 切れるシャードエンジニア
CV:愛美
はさみメンテナンス所属のシャードエンジニア。
前社長夫妻の娘だが、両親が亡くなったために高校を中退して入社した経緯を持つ。
一見するとぶっきらぼうのようだが、予備アクトレス制度に志願したもえを気遣って自らも予備アクトレスに参加するなど、実際にはさっぱりとした性格の人情家。
治安の悪いアンダーシャードを拠点としているため、荒事にも動じる事なく身を守る事ができる胆力と判断力の持ち主でもある。
……なおアンダーシャードの治安に関しては、「ゲーム本編中の描写」に限れば
たった一度のイベントで利佳が軍人や傭兵を抜いて対人キルスコアでブッチぎりのトップをマークした、という辺りで
どんなレベルなのか察して頂きたいところ。
属性は重力で得意ギアは片手剣(二刀流)、準得意がENスナイパー。
攻撃寄りのオールラウンダーで、高機動高火力の紙装甲。
得意が近接でスナイパーもそれなりに連射可能な代わりに射程がやや短く近〜中距離向けとそこそこ被弾のリスクを伴うが、トップススキルが任意発動のカウンターなのでそれを駆使して積極的に仕掛けていきたい。
◇トーキョー警備
東京シャードのアクトレス事務所の一つ。東京シャードとしては大手事務所の一つ。
今の所プレイアブルキャラはおらず、イベントのお知らせに登場するモブアクトレスらが所属している。
所属アクトレスは元アスリートが多く、大企業ということもあって一般人から見ればエリートの類ではあるが、
成子坂や叢雲工業の様な精鋭揃いの事務所ではない(公式によると並のアクトレスは
ゲームで言う所の★1相当)ため、
ケルベロスの様な強力な大型ヴァイスを発見したら報告だけして
逃げるのが基本。
未知のヴァイスや想定外の大物に遭遇して訳も分からないまま退却する羽目になるなど、何かと不運な目に遭う役回り。
但し、
レントラーやセルケトのような比較的ポピュラーな大型の案件なら受注しているので、特別な背景のない一般アクトレスの中では実力は高い方らしい。
主な出番は合同威力偵察任務のプロローグ(おしらせ欄のミニストーリー)で、長らく本編・イベントへの登場が無かったが2021年末に開催されたイベント「みんなの東京シャードを守ります!」では短いエピソードながらも主役を務めた。
この他、アリスギアマガジンVol.22から『トーキョー警備 ロングテールメソッド』が連載開始、トーキョー警備の日常が描かれるなど
ゲーム外でピックアップされることが多い。
- 尾長晶乃 みんなの東京シャードを守ります
CV:佐倉薫
トーキョー警備のトップアクトレス。
初登場は2019年開催の合同威力偵察任務。
元はAEGiS所属の士官候補だったが、そこで「圧倒的な本物(加純)」を目の当たりにしたらしく、自身の存在意義を見失ってAEGiSを辞職、民間のトーキョー警備に移籍した。
アクトレスとしては高い実力を持つものの、年齢的に終わりが見えてきたので今は指揮官の資格取得を目指している。
NPCではあるが、3Dモデルと専用スーツが公開されていたり、短編・連載の漫画2本で主役を貰ったりと扱いは準主役級。
そして2022年7月、3年の時を経て遂にプレイアブル化した。
プレイアブル化した時点ではトー警を辞職してAEGiSに復帰している。
しかしトーキョー警備のCMに出演していたことから、世間一般からは「トーキョー警備のCMの人」という印象が強いようだ。
そんな尾長さんの性能は電撃属性で得意ギアはライフル。準得意が両手剣。
集団、大型どちらの対処もこなせる扱いやすい耐久重視のオールラウンドな性能をしている。
4年前のAEGiS所属時代に加純の実力に圧倒され辞職したというのは半分正解であるが、半分誤りであった。
実際のところ、加純のあまりに高すぎる実力から連携がうまく取れず、一人で戦わせたほうが高いパフォーマンスを発揮するという有様と、そんな加純に追いつこうと研鑽もせずただ加純一人に任せればいい、という周囲の同僚の声に失望した、という部分が最も大きかったようだ。
そういった経緯からかトーキョー警備では部下を自身に追いつけるよう教練していたが、今度は自身がかつての加純のように持ち上げられつつあることに思うところがあった様子。
一方皮肉なことに、当の加純は4年の内に自身に並び共に戦える仲間を見出していた。
なお、4年前には開発中であったプロトタイプエーススーツのテスターをしており、星2の制服及び星4専用スーツは当時の品である。
加えて専用ギアもヤシマアメリカの試作型次世代ギアであり、プロトタイプというのがキャラコンセプトにある模様。
コンセプト被り故か、古い初期型のアリスギアを改修したシュタインズゲートコラボの2名の専用ギアと酷似した意匠を持つが、関係性は不明。
メタ的に言えばデザイナーがピラミッド内製、海老川兼武監修という同一体制のためだと思われる。
◇その他の勢力
- 宇佐元杏奈 ニュースでおなじみ!アイドルアナウンサー
CV:田澤茉純
元アイドルにしてアクトレス、現在はアナウンサーを務めている。
アクトレスの戦果発表等を行う『東京アクトレスニュース』のメインキャスターとして現在も人気である。
汗を流す女の子の応援が好きと語る快活な女性。
ラスコルプロモーションの人気モデル「Aina」こと宇佐元藍奈は実の妹だが、あまり関係が良くない事が示唆されている。
大の米好きであり、彼女も小結と同様にご飯をおかずにご飯を食べる事ができる。
シタラは彼女の大ファンであり、あまりに熱狂的過ぎて直接会った際は流石に少し引いた。
現役時代は神宮寺真理、九品田凪と共にアクトレスチーム「メリーバニー」を組み人気を博していた。
真理とは当時から現在まで続く親友関係であり、現役当時はアクトレスとしての師匠であった。
また現役当時はショットギアを用いず、ハンマーのみで戦っていたという。
因みに、ミッション中に聞こえるシステムボイスは彼女の声。声優が同じとかではなく「宇佐元杏奈」が声を当てているという設定である。
「やりました!」「お見事です!」など、システムボイスにしてはやたら軽快な口調なのは録音中に気分が盛り上がり過ぎてしまったためとの事。
公式曰く、「電撃!」という感じ(≒Electric→Eカップ?)。小結、シタラ、リタには大きさで僅かに及ばない模様。
現在まさかのVtuberとして活動中。ゲームではなくリアルの話である。歌ってみた動画やゲームの実況プレイなどしている。
また2021年の冬コミでは、2019年の桃歌に続くアリスギア公式キャラクターソング第2弾としてCDデビューを果たした。
なお未婚&独身。本人はその事を死ぬほど気にしており、「ケッコン? ナニソレオイシイノ?」と言い放つレベル。
ユニットとしては電撃属性の近距離型。
かつてはハンマーのみで戦っていた様だが、現在はショットギアとしてバズーカも使用している。
高速でハンマーを振り回すスキルを持ち、殊更対ボス戦で高い火力を発揮する事ができる。
但し防御面は低く非常に打たれ弱いのでその点には注意が必要。
名前の由来及び専用ギアのモチーフは
ウサギと「元アナウンサー」と思われる。
ストーリー中に起きたとある事件をきっかけにテレビ局を退社、フリーに転向すると共にアクトレスとして現役に復帰、成子坂に加わる事になる。
快活であるが故か悪意なく他者の地雷を踏み抜く悪癖があり、その為か何かとバーベナとは噛み合わせが悪く、
彼女らが東京アクトレスニュースに出演すると毎回のようにトラブルになる。
睦海には彼女がライバル視しているゲーマーへの宣戦布告に勝手に番組を利用され、
愛花には隠し持っていた彼女の祖母からの手紙を読み上げたことが原因で本番中に大泣きさせた事が示唆され、
綾香に至っては生放送中に番組の演出や杏奈本人への強烈な駄目出しを食らう羽目になった。
特に最後の件については綾香と成子坂が大炎上する事態にまで発展、
彼女もテレビ番組の演出とはいえ、お昼の番組としての在り方を見つめなおす切っ掛けとなった。
なお、彼女の明るい性格は競争の激しいTV業界で生き抜く中で形成された、業界の求める商品としての「宇佐元杏奈」という偶像を被っているに過ぎない。
妹の藍奈とは実際には不仲どころかとても仲が良いのだが、藍奈がTVの話題を避けるのは感情を押し殺して明るく振舞う杏奈を間近で見てきたことが原因である。
- 吾妻京 流浪のサムライシスター
CV:金子有希
勘当されて以来行方知れずとなっている楓の姉。
楓の話から、天才的な剣の腕前を持っていたことがうかがえる。
その正体は、加純率いるAEGiS特殊部隊の隊員。ノーブルヒルズの一件で追い込まれた成子坂の救援に現れた謎のアクトレスも彼女。
楓とは逆にノリの軽い性格で、何処か抜けた雰囲気の人。
風呂好き。
勘当されたというのも表向きの話であり、実際には天才的な剣の腕を持つが故に実家を継ぐのに向いておらず、吾妻家の務めとしてAEGiSに入隊していた。
表向きは琴村姉妹のいた孤児院でシスターをしながらAEGiS特殊部隊でアクトレスをしている様子。
幼少時の夜露を助けたのも彼女だったようだ。
一旦は楓と再会したものの、その後再び楓が訪ねた時には既に行方を眩ませてしまっていた。
また、ある人物のエピソードでは「河越」という名前のAEGiS事務員として登場しており、普段から偽名などを使って活動していると思われる。
プレイアブル化前から使用可能なマップがあり、専用ギアなどは無いが特定のストーリーで使用出来る。
プレイアブルキャラとしての京は高機動・高火力・紙耐久のガッチガチのインファイター。
属性は重力で得意ギアが両手剣、準得意がバズーカ。
とにかく近接戦に長けた性能が持ち味で、高速で接近しつつ滅多切りにするのが基本戦法。更にパッシブスキルも強力。
しかし耐久面では尋常ではないペラさで、ちょっと被弾するとあっさり落ちる。
また、バズーカも癖が強く、突撃しながらの射撃は不向き。
ただし、ギアスキルの無敵時間や高機動から来る高い回避能力から意外と生存率は高く、的確な操作を求められる玄人向きのキャラといえるだろう。
SPスキルは恒常キャラとしては唯一の装着タイプ。
- アンジェリカ・グラズノワ 常闇に哭く黒孔雀
CV:千菅春香
隊長と舞が街中で出会った謎のウクライナ人。
加純、京の仲間でAEGiS特別高等部特殊部隊隊員。通称アンジー。
出身はウクライナの貧民街。人買いに攫われてカジノで働かされていた時にふとしたことからアカギのパロディを披露雀士としての才能に開花、裏社会の大物のお気に入りとしてアクトレスとしても活動していたところ、その実力に着目した加純によって政治的取引の末にAEGiS東京に引き抜かれて今に至る。
ジニーとは何らかの関係があるらしく、とあるエピソードでは顔を隠したジニーに尾行されていた。
こちらもプレイアブル化前からあるミッションで一時的に操作可能。
プレイアブル化した際の性能は冷撃属性で得意がライフルの準得意が両手剣。
お手本のようなバランス型の性能をしており、全体的に穴が無い。
特に防御面はかなりの優秀さで、敵弾消去や自己回復を持ち合わせている都合から高難易度でもかなり耐えてくれる。
SPスキルは加純と同じくタップした時間の長さで性能が変わる仕様。
- 金潟すぐみ モデルメタフィジックス
CV:種﨑敦美
メガミデバイスSOLラプター発売イベントで初登場した大学生プロモデラー。
当初は名無しキャラであり、その後「成子坂プラスチックモデラーズ」イベントで本格登場した。
長らく本編ストーリー中には登場していなかったが、21年3月に安里共々メインストーリーに登場した。
大学生でありながら人気プロモデラーとしても活動しており、また家電量販店ツノハズカメラ等でアルバイトもしている。
飄々とした性格で、語尾に「っス」を付ける癖がある。
頻繁に左手をお尻に擦り当てているが、これは公式曰く「手に埃が付いていない状態を維持するための、モデラ―故の癖」との事。
空き巣犯を説教だけで改心させるくらいには人を食ったような言動を得意とする一方で、想定外の事態や押しの強い人への応対を苦手としており、
取材のために姉の話を振った瞬間早口モードに突入した楓や、自分の立体を作ると知るやいなや物凄い勢いでスリーサイズの偽装を強請るゆみ、隊長にかわいいと褒められた時などは言動がしどろもどろになりフリーズしてしまっている。
初心者はサクサク作っていろんなプラモを並べてほしいと考えており、安里とは考えの違いから対立することもあった。
一方で強いこだわりも持っており、アクトレス達のフィギュアを製作した際には入念
かつ何の話かよく分からないような取材を行っている。
メカや人物モデルを得意としており、商業ベースの
プラモデル原型師としても活動しているなど結構凄い人。商品化していないアクトレスまで個人でフルスクラッチで製作している。
因みに、アリスギア軟式Twitterの中(外?)の人にそっくりであり、
それが付けているお面が彼女の部屋に置かれていたりアリスギア軟式Twitterの仮面を被ってスマホを操作する場面があったりしたが、真相は不明。
ユニットとしては電撃属性の中近距離型。
サポートスキルの類を一切持たないゴリゴリの攻撃型。
電撃属性としては特に攻撃性能が高く、小難しいテクニックを使いこなせなければ性能を引き出せないという事もないため、
「雑に使っても強い」「スキルや運用法が単純な分扱いやすい」という意味で電撃最強アクトレスの一角として人気。
またSPスキルケージが満タンになると全キャラのHPを一定量回復してくれるため、
サポートキャラにして呼び出す事でHP回復スキル代わりに使用するという小技もある。
高機動に豊富なレーザー武装、そしてこれ一本で雑魚の薙ぎ払いからボスとのドツキ合い、急加速による敵への接近まで卒なくこなせる片手剣など
これまた別のロボットアクションゲームを彷彿とさせる操作感を持つ。
名前の由来は「金型」と、模型を改造や塗装などせず説明書通りに組む事を意味する「素組み」と思われる。
ギアのモチーフは鳥及びリアル系巨大ロボと思われ、キャッチコピーや各種スキル名には何故か哲学用語が多用されている。
また楓、シタラ、綾香、愛花に続き、
メガミデバイスコラボの5人目として
メガミデバイスとして立体化を果たした。
彼女自身の来歴は一切不明だが、自宅には何故かアマ女高等部の制服が存在している。しかし、彼女がアマ女のOGなのであれば、丁度2歳下であるアマ女生徒会が彼女を放っておかないわけがない。自宅を訪ねてそれに気づいた安里は不思議がっていた様子。
それもそのはずで、制服の持ち主はすぐみの母親である金潟紬美(旧姓:七房)であり、彼女もまたアマ女のアクトレス(訓練生)だった経歴を持つ。
実家が埼玉シャードの農家で、若くして両親を失いその分も力仕事をこなすためにギアを用いる梓希のような生活をしていたことから、当時のアマ女ではトップクラスの実力を持ち、エリートとして将来を有望視されていた。
しかし、彼女はアマ女在学中にエミッションが衰えてしまい、アクトレスとして日の目を見ることは叶わなかった。が、紬美がアクトレスを通して友人となった末継直枝の直の字と、
直枝との交流がきっかけで出会った歯科医であり、紬美が何度も押しかける形で夫となった金潟すぐるのすぐを借りて、娘に直美(すぐみ)と名付けるきっかけとなった。
明確に母親がアクトレスであった謂わば2世アクトレスである人物は何気に初めてであり、ぽっと出のバイトにあるまじきアクトレスとしての実力もそんな生い立ちが影響しているのかもしれない。ただ恋愛の強さは遺伝しなかったようだ
また専用ギアのテキストなどからも察せるとおり機材を貸してもらえるなど御成屋と強いコネクションを持っているが、その御成屋は北条の息がかかった隠れ北条派であり、御成屋からの高待遇と紬美の娘である事との関係が窺えるが、現状での関係は不明。
ちなみに中学卒業時点では長髪だった。短髪にした理由は不明だが、特徴的な髪型は自分で髪を切っており、19歳にあるまじき童顔丸顔がコンプレックスで、顔の輪郭を隠したいからとのこと。
- 新居目安里 バスタードファイル
CV:鬼頭明里
同じく大学生プロモデラー。こちらは「成子坂プラスチックモデラーズ」イベントで初登場した。
沖縄シャード出身で、褐色肌と沖縄弁が特徴的。
調子に乗ってパイタッチしていると
「しなす」とか言われるが、あくまで
沖縄弁で「殴る」と言っているのであって「死なす」ではない。
のんびりとした性格のすぐみとは対照的に強気であり、また彼女に食って掛かるシーンも多いが、
決して仲が悪い訳ではなく、頻繁にお互いの家に遊びに行ったり揃ってワンフェスらしきイベントに参加したりと、
ライバルにして親友同士と言える。
海や海洋生物の生態系について研究しており、海の自然な環境を取り戻すのが夢。
モデラーとしては時間をかけて一体一体じっくり作り込むタイプで、初登場イベではスタンスの違いですぐみと火花を散らしていた。
また、ジオラマや海洋生物を始めとする動物モデルなども得意としている。
プロモデラーとしては「BastardFile」という別名を名乗り、顔出しはしていない。
そのため作中のファンの間ではある事が原因で素性に関する議論が起こった事もあるとか。
ユニットとしては重力属性の中距離型。
独特な挙動のバズーカや強力なピジョンを射出するボトムスなど少々癖の強いユニット。
ボトムススキルのピジョンは強力な殲滅力を持つ上にリロードも早く、おまけに弾数も多い事から2ステージ位なら連続で出しっ放しにする事もできる。
一方で専用ショットとトップスは少々使い辛く、特に調査任務では代わりに汎用ENスナやイベントで入手可能なショット・トップスギアを使用される事が多い。
アナザー版追加に伴う派生進化によりこれらは使用感が大きく変化し、強力な弾幕が張れる使いやすい性能となった。
名前の由来は読んで字の如く「粗い目のヤスリ」。モデラーとしての名前である「BastardFile」も意訳で「粗いヤスリ」である。
デザイナーによるとギアのモチーフは「亀」及び「潜水艦」。派生専用バズは「シャチ」モチーフと見られる。
トップヘビーなすぐみと対になるボトムヘビーのデザインにしたとの事。
かつて真理と杏奈が所属していたアクトレスチーム「メリーバニー」のメンバー。
真理・杏奈と共に写った写真なども登場しているが、彼女だけ光が差し込むなどして顔が隠れているため、
2020年5月現在、大まかな髪型程度は判別できるが詳しい素顔は未だ不明。
一般公募で選ばれ、二人に追い付く為に常に努力を欠かさなかった。
7年前の事故の際に負った怪我を元に引退、結婚して海外シャードに移り住んでいる。
ということになっているが、実際は7年前の事故以来行方不明となっている。
真理がジャーナリストになったのは凪の行方を追う為で、同じ養護施設で育った琴村姉妹からは姉のように慕われており、彼女らが成子坂を敵視していた理由である。
当時の状況や成子坂及びAEGiSの動きが不自然……というよりは明らかに普通ではなく、
- 隠蔽された事実と何故か破棄された記録
- 何かに呼ばれるかのようにヴァイスの群れに向かって行った
- 失踪する直前の様子
- 失踪直前に琴村姉妹に送られた明らかに正気ではない手紙の内容
- 事故の際に装着していたギアの出所
- そのギアを設計したと目される人物から漂う明らかな危険性(こちらも消息不明)
- 各人物のエピソードで示唆される育った養護施設のキナ臭さ
そして、本編の浸食編第6章にて、東京シャードに侵攻するヴァイスとアクトレス達が激しい戦いを繰り広げる中、遂に真理と杏奈の前に帰還を果たす。
……謎の大型ヴァイスのコアとして。
夜露とも何か関係があることを匂わされているので、凪の存在が今後のアリスギアのキーパーソンである事は間違いない。備えよう。
また名前の由来は日本神話に登場するクシナダヒメと思われる。
ヤマタノオロチの生贄として捧げられる予定だった所、現れたスサノヲに櫛に変えられ、それを髪に刺してスサノヲはヤマタノオロチ討伐に向かったとされる。
夜露専用ギアもドレスギアに「スサノヲ」、専用クロスもスサノヲの剣である「トツカ」「羽々斬(アメノハバキリ)」の名前が付けられており、ネーミング上の繋がりは強い。
地球脱出期にあらゆる古武術・武芸百般を収集、系統化した吾妻流の大元・吾妻道場の主で楓の実父。
「剣聖」と称えられる程の優れた剣術家で、警視庁やAEGiSにも門下生が多いために非常に顔が広く、また美食家としても知られる。
それだけに大変厳格な人物で、楓を遮那仮面の一件で勘当している。
だが、これは娘の行く末を思っての行動であった。要は不器用な親父なのである。
詳細は楓の個別項目を参照。
ただこれらの描写は楓のエピソードくらいで、実際には美食家として他キャラのエピソードやイベントに登場して思いっきりキャラブレイクしていることが多く、プレイヤー視点では
ネタキャラとしての印象が強い。
娘よりも小結さんと絡んでいることが多いってどうなの……?
モスクワシャード、ソビエト科学アカデミーに所属する人間。
ミラナはニーナの上司にして保護者的存在であり、表向きは彼女の叔母という事になっている。
ニーナには厳しく当たる事もあるが、あくまで彼女を思っての事であり実の娘のように愛情を持って接している。
ミハイロフはソビエト科学アカデミー所長。つまりはミラナの更にその上司。
あくまでモスクワシャードの発展の為に私情を排して仕事に勤しむという趣が強く、裏で怪しげな事をしている模様。
ニーナやミラナの個人的な心情への配慮なども全く無い冷徹な面も覗かせる。
二人共ニーナの個別エピでは色々と不穏な事をしている様子が描かれているが、一方でイベントストーリーでは物凄いはっちゃけている。
商店街のお祭りで成子坂のアクトレスが各店舗を手伝うと聞いて「モスクワが遅れを取る訳にはいかない」としてセクシーなメイド服を着た店員が三角シベリアと煎茶を提供する「健全なるロシアンメイドカフェ」を設置したり、
日本や日本文化への認識が妙にズレていたり(三角シベリアの名前の由来を「日本人がモスクワへの畏怖と畏敬を込めたもの」と説明する、
メイド服を「日本文化を研究し製作した特殊衣装」と称する、)、ニーナ、更にはシタラにまで件のメイド服を着せてその可愛さに大興奮するなど、不穏さなど全く感じさせない愉快な連中になっている。
しかし、ヴァイスの東京シャード侵攻とSINのテロ攻勢を前に遂に行動を開始する。
モスクワシャードの真の目的とはアウトランドの共産革命。
既に東京シャードにはGRUや内通者が潜入しており、革命の第一歩として混乱に乗じた東京侵攻を目論んでいる。
またこれまで東京シャードで活動していたSINも、実は影でモスクワシャードが支援していた。
- ニコル・フランシスカ アンペラトリス
CV:七瀬彩夏
AEGiSイル=ド=フランスのトップアクトレスにしてノエルの姉。
現在はアルフライラシャード遠征軍の総司令官を務めているエリート中のエリート。
威風堂々とした性格と芝居がかった物言いから「皇帝」の異名を持ち、ゆくゆくは停滞・腐敗した社会を自らの手で変革させることを目標としている。
…だが、そこはやはりアリスギアの登場人物。私人としての彼女はノエルを溺愛する重度のシスコンで思い込みが激しい一面を持つ。
ちなみにミアの主メリッサが現役だった時は
ライバルだったようだ。
プレイアブルキャラとしての性能は冷撃、得意は片手剣で準得意がデュアル。
斬撃を中心とした攻撃性能で、癖も少なくシンプルな性能をしている。
リーチの短い片手剣とデュアルという構成から近距離での戦闘が中心となるだろう。
- 遊馬勇 終わりのないドライバー魂
CV:福積沙耶
成子坂製作所の運送業務等を請け負う遊馬運送のトラックドライバー。
一応アクトレス登録もしているが、あくまで搬送用ギアの免許であって経歴が長い割に業務経験はそこそこらしい。
業務上、整備部とよく顔を合わせるからか整備部の人員と仲が良い。
プレイアブルキャラとしては珍しく出身、住まい、会社所在地が尾張シャード。発言からは強い郷土愛を感じさせる。
だが、あまり家には帰らず会社かトラックに寝泊まりすることが多いようだ。
プレイアブルキャラとしての性能は焼夷属性。得意ギアはライフルで準得意はランス。
典型的な重装タイプで機動力が低いが高い耐久力を持つ。
特徴としてエニグマで解禁されるパッシブスキル「イヴォーカー」があり、
ショットギアの攻撃ヒット時に低確率で状態異常「エミッショントランス」が発生。一瞬だけ行動が阻害されて短時間動きが鈍足化する。ただし確定ではないので発動すればラッキーくらいの感覚でいよう。
- エマ・アシュフィールド 偏愛ヴァイスリサーチャー
CV:日野まり
AEGiSイングランドのエースアクトレスにして王立研究所のヴァイス研究機関に属する天才科学者。
フットボールとヴァイスを異様なまでに(研究対象として)偏愛しており、特にヴァイスのこととなると被害者の存在を気にも留めずに嬉々としてヴァイスについて語りだす程。
性格も自分本位で不真面目な上にズボラ。同僚からは「道徳観と倫理観が欠如している」、「こいつSIN扱いして撃ち殺してもいいんじゃないか」とさえ評される変人。
だがその頭脳は紛れもない本物で、アクトレスとしての実力は勿論のことヴァイスの研究で多大な功績を残し、研究者としてのみならず僅かな情報から爆弾テロを未然に防ぐなど人格以外は極めて優秀。
ちなみにSINのことは「ヴァイスへの解像度が低い」と同類扱いされるのは嫌らしい。
ユニットとしては重力属性、得意ギアはENスナイパー、準得意はハンマー。
性能は攻撃寄りのバランス型。ショットがENスナイパーということもあって扱い易い。
SPスキルではエミッショントランス状態を敵に付与可能。勇と違って「確定で」付与出来る唯一のキャラ(2024年現在)となっているのも特徴。
本作は多彩な作品とのコラボも売りの一つ。
現在までに
などとのコラボイベントを開催、一部のキャラクターはプレイアブルキャラとして実装されている。
詳しくは別項を参照されたい。
一部のアクトレスに実装されているもう一つの姿。☆4相当。
性能が一部変化している他、通常仕様とは異なるパッシブスキルとSPスキルを持つ。
ファクターは2021年末に新しく実装された。
詳細は個別項目参照。
◇ステラー
新システム・バディリンクの登場に伴って実装されたアナザーアクトレス、ファクターに続く第4の姿。
本編よりもちょっと未来の姿がコンセプトらしい。
最大の特徴は属性が反転している点で、専用ギアの追加等は無いが、既存の専用ギア(ノーマル)の属性を書き換えることで対応される。
各キャラが装備するパワードスーツ様の武装。
本作の最大の特徴の一つであり、メカ要素を担う部分。
詳細は個別項目参照。
◆アナザーギア
◆用語
タイトルにもなっている対ヴァイス用兵器。
詳細は個別項目参照。
300年前、アリスギアを開発したとされる全知全能のAI。
現在は行方不明であり、現存しているかどうかすらも定かではない。
しかし一部では東京シャードに秘匿されているとも言われており、各国の諜報員がその所在を調査している。
楓の姉や凪の行方、夜露の秘密、隊長の過去の経歴と並び、ストーリー中の大きな謎の一つ。
本来は「女優」を意味するが、本作のストーリー中では専ら「アリスギアを装備し戦う戦士」の意味。
女優の意味も伊達に付けられている訳ではなく、ギアスキルで展開されるピジョンなど「女優」に因む命名がされたものもある。
東京シャードではアクトレスになれるのは13歳からと法で定められているため、極一部の例外を除いて原則的に中学生以上である。
基本的に3人一組で出撃・戦闘するため、3人組でチームを結成する事も多い。シタラ・ジニー・舞の『トライステラ☆』や『チーム・バエル』、『チーム・ドクソン』などが好例。
一方でサポートメンバーとして1名をプラスした4人組のチームも存在する。こちらは夜露・シタラ・文嘉にゆみを加えたストーリー初期の成子坂チームや、ファティマ加入後の『トライステラ☆ブレイズ』等が該当する。
アクトレスとなる為には「エミッション能力」が必要となり、これを持つのは概ね限られた一部の10代~20代の女性に限られる。
『霞ヶ浦のサンセット』によると、アクトレスとして活動可能なのは
全体の10%前後との事。
ギフターズとほぼ同じ
エミッション能力にも強弱があり、安藤さんの様に「アクトレスになれない程度」のエミッション能力しか持たない者ならままいる模様。
認識干渉による迷彩ができる深沙希やカエルを操る来也など、エミッション能力は単なる「アリスギアを動かせる適性」に留まらない側面もあるようだ。
20代を過ぎればエミッション能力は徐々に弱って行き、多くの場合30代になる前には失われる。早い人だと10代の内に失われてしまうことも。
アラサーになって尚高いエミッション能力を保持している真理、30歳を過ぎても第一線で活動可能な薫子などは希少な例である。
アクトレスとしての資格は免許制になっており、取得したシャードでしか活動できないもの、どのシャードでも活動できるもの、
その他特別な特権を与えられたものなど様々な種類がある。
劇中では度々シタラが知り合いや同級生の有資格者を事務所に連れて来ているが、
公式によるとアクトレス免許の取得者の割合は我々の感覚で言えば「自動二輪免許の所持者と同じ位」とのこと。
なお戦闘画面に表示される「HP」は「ヒットポイント」ではなく「high-dimensional pressure」の意味で、アリスギアに展開される
バリアの耐久力を指す。
HP減少時のアナウンスが「HPが○○%以下です」ではなく「HP『出力』が○○%以下です」なのもこのためと思われる。
因みにHP0を基準とすると、ギア自体が損傷するダメージはHP-200強、アクトレス自体に影響が出るのはHP-350辺りである。
HP0はあくまで「戦闘続行不許可」あって「戦闘不能」ではない事と、上記の通りHP0からアクトレスが死ぬ事態になるまで大幅な余裕が取られているため、
HP0でも戦闘エリア外からの後方支援としてなら作戦継続は可能で、
ゲーム上でもHP0となったキャラがステージ移動に同行しているのはこのため。
『朧月のレゴリス』ではやむを得ずHP0状態のまま強引に戦闘を続行する場面も見られた。
また万が一の際もギアに
緊急離脱の機能があるため、アクトレスが戦死する事態はそうそう無い…とのことである。
一部のギアスキルやSPスキルで展開される、本体から分離・独立して挙動するユニット。
射撃攻撃を行うものが一般的だが、中には周囲のアクトレスのHP回復や、ヴァイスの誘導武器の妨害などサポート型もある。
物理的な装置として周囲に展開され攻撃等を行うタイプと、
光球状のものが飛び回り、そのまま体当たり攻撃する「光学型」の2種類が存在する。
つまる所は
ファンネルである。あれらと同様に基本的には小型ユニットであるが、SPスキルで召喚されるものの中にはアクトレスの身体と同等以上のサイズを持つ巨大ピジョンも存在している。
同人誌即売会イベントでも「おつかいとしてグッズ等を買って来る者」の意味のスラングとして、現実の「(
同人誌即売会用語としての)ファンネル」と同じ意味で一般人にも使用されている。
なお同様の武装は一部の大型ヴァイスも使用するが、あちらは「
ワスプ」と呼称されている。
設定によると、由来は「
女優が使用する小道具の『
鳩』」という趣旨で「ピジョン」の開発コードで呼ばれていたのがそのまま定着したため。
単に「シャード」とも。
月を切り出す形で作られた、地球の住民を乗せてヴァイスから逃亡し続けるための宇宙船。マクロスやシドニア等と似た様な物。
サイズはシャード毎に様々だが、「地上に存在する建築物は悠々収容できる程」という点は共通している。
このため宇宙船でありながら外見は岩石塊や「月で作った四角柱」そのもので、ミッション画面の背景でも月面のクレーターがそのまま残っている四角柱状にくり抜かれた岩石が描かれている。
その性質上、天然資源を採掘できる、未知の生物が潜んでいるなど一般的な宇宙船のイメージとは趣を異にする。
地球の文化保持のため、シャード毎に様々な年代の地球環境が再現されている。
例えば本作の主な舞台となる東京シャードは正に我々の過ごす2010年代の東京23区の文化・風俗が「東京住まいの人なら道に迷わない程」に再現されており、
更に細かく分割すると地域や時期で80年代~10年代がループしている模様。
なお、劇中のネタが微妙に古いのは、設定上は「我々も400年前の特定の時代の文化を正確にイメージできないのと同様、『文化風俗の再現』といっても指定した年代から数十年程度のズレは誤差と見做されている為(要約)」との事である。
一方で成子坂創設メンバーが若い頃を過ごした埼玉シャードは1970年代、えりの出身地の津軽シャードは1950年代前後の昭和感溢れる世界が展開されている。
またシャードの名前は結構簡単に変える事ができるらしく、某シャードは一時期
うどんシャードを名乗っていたそうな。
複数のシャードが群れを成してかつての地球の国家の様なものを成しており、「自然」環境もシャード毎に異なる。
中にはアメリカの軍と諜報の機能を集約させたペンタゴンシャード、常夏の南国を模した無人島シャードなんてものも。但し海は殆ど人工物である。
テレポートドライブを繰り返した事でシャードの所在地は(アリスギアが開発された時点で)「天の川銀河の反対側(
地球から約10万光年先)」とされる。現在もその辺りな模様。
またこの時代の人間はシャードでの生活に完全に慣れきっており、特に
地球回帰願望のようなものは持っていない。
それどころかシタラはおろか博識な文嘉でさえ、「惑星の表面(=広義の「宇宙空間」)に生身を晒した状態で住む」事にピンと来ない程になっている。
シャード間の移動には「シンカンセン」「ヒコウキ」と呼ばれる連絡高速宇宙船が用いられる…と、ここでも現代に寄せるためのカモフラージュが行われている。
かつては月面政府シャードが統括していたが、300年前にヴァイスの侵攻によってアリスもろとも喪失、現在はアウトランドによって統括されている。
ちなみにシャードの作り方は、地殻ごと地球の環境を丸ごとテレポートドライブで船内に移動させるという超豪快な方法。
このため、宇宙船の内部であるにも関わらず天然資源が発掘出来たりツチノコやイエティの様な未知の生物が密かに存在していたりするのである。
なお、月面政府シャードを滅ぼしたのは支配されることを嫌ったアメリカを中心とする有力シャードだった事が示唆されている。(少なくとも同じ計画を立てていたモスクワシャードや傭兵として各国を巡ってきたチヱはそう考えている。)
この時に東京シャードは中立の立場を取っていた為、脱出したアリスが密かに持ち込まれたのではないかと警戒されているのである。
21世紀末に突如として現れた人類に敵対的な機械生命体。
名前の由来はドイツ語で「白」を意味する
Weißではなく、英語で「悪」という意味の
Viceと思われる。
ヴァイスが持つ「
位相をずらすシールド」の前では核を含む在来兵器の一切を受け付けず、熱
核兵器の直撃すら致命打にはならない。
その脅威により人類に地球を放棄させるに至ったが、アリスギアが実用化した現在では女子中高生のバイトで倒される「根絶できない害虫」程度の脅威として見られている。
具体的には、一般市民からはクリオス(
ゲーム上は最弱級のザコ敵な小型ヴァイス)よりも
オオスズメバチの方が恐れられている程度。
とはいえ、なんの武装もない常人にとっては(特に大群で迫られた場合や一部の大型ヴァイスが)非常に危険な存在なのは間違いなく、ヴァイスの市街地侵入は非常事態として扱われる。
またシャードも航行中にヴァイスの群れや巣が近くに迫った場合は基本的に迂回する。
成子坂やプレイヤー目線では、大型ヴァイスは強敵には違いなくとも何だかんだどうしても倒せないような事はほぼ無く、
何なら撃破スコアにボーナスがかかるため抗争中や資金難な時期には
「大型ヴァイスさえ出てくれれば!」と出現を待ち望まれる事さえあるが、
劇中設定的には中型のヴァイスワーカーやポイゾネルモスでさえ並のアクトレス事務所では楽に倒せる相手ではなく、
大型ヴァイスは一部の精鋭事務所かAEGiSチームに処理を任される事が多い模様。
とはいえ、そんな空気感をよそにイベントでは時々微笑ましくも変な行動をしている個体も登場している。
空に花火を打ち上げるだけで攻撃しない(当たってもノーダメ)もの、
フラッシュを放つ小型ヴァイスの群れに囲まれながらその場で大鉈の素振りを繰り返す(=コスプレイヤーの囲み撮影じみた事をやっている)ヴァイスワーカー、
数体で固まって一方から一方へ移動している(=コミケ特有のパケット移動めいた動きをしている)ものなど。
事業者連合とも。
東京シャードの民間アクトレス事務所を束ねた連合組織。成子坂製作所が代表となり、その隊長が指揮官を務めている。
ヴァイスの巣への大規模攻勢作戦に際して民間事務所を統率するために結成された。
隊長がアライアンスの隊長を兼任する事になったのは鳳加純の指示なのは間違いないが、作戦終了後に隊長が作戦中に取った行動について、
アウトランド上層部から査問を受けた際、隊長は選択肢によっては「だって、鳳さんがやれって言うから」という超弩級の迷言を放つ事になる。
この「だって、鳳さんが~」は後に資料集の帯やらフミカネの落書きやらにまでネタにされている。
作戦終了後も解散しておらず、相変わらず成子坂主導の下で存続している。
ストーリーパートでよく見られる小躍りするようなキャラクターモーションの通称。公式呼称は「わくわくモーション」。
両足を揃え、脇を締めて肘を折り曲げた状態で身体を小刻みに上下に揺らしながら右を向いたり左を向いたりする動き。
概ねそのキャラクターの気分が盛り上がっている事を表現しており、その独特の動作から妙な人気がある。
時にはステージに並んだアイドル3人が一様に小躍りするだけというシュールな光景が見られることも。
またアクセサリー「ポンポン」を装着させるとドレッサー画面でこの成子坂ダンスを披露してくれる。
コラボギア「簡易機能試験機/T」のスキルを使えば戦場で成子坂ダンスさせることもできる。
アプリからの通知をオンにしている場合に見る事ができるお知らせ文章。
概ねイベントやキャンペーンの告知、キャラのお誕生日メッセージだが内容がブッ飛んでおり、
その異様さからいつの間にかプレイヤー間では怪文書の通称が定着した。
◆登場組織
本作をプレイした者がアーマード・コアシリーズを想起される要因の一つ。
結構詳しく設定が作られており、アリスギア開発企業は各企業ごとに性能やデザイン・開発方針の特色がしっかりと出ている。
各企業ごと、シリーズごとの装備を一式揃えて出撃してみるのも一興だろう。
アリスギアの製造企業は社内にアクトレス事務所を持っていたり、それらを子会社としているものも少なくない。
イージス。アイギスではない。何ともややこしい限り
アウトランドの下部組織「トラベルオーダー」の更なる下部組織となる対ヴァイス行政機関。
各シャードごとに存在し、東京シャードなら「AEGiS東京」が置かれている。
業務内容はアクトレスの管理、ヴァイスの警戒・研究、民間では対処不可能な一部の大型ヴァイスの討伐。
トーキョー警備ではエースを張るアクトレスがAEGiSの『本物の強者』を前に「ここではやって行けない」と実感してAEGiSを辞するなど、AEGiS所属のアクトレスは民間とは一線を画した実力者が揃う。
組織の管理運営はシャードごとに異なるらしく、軍はおろか企業の傘下という場合もある様だ。
対ヴァイスの最後の砦であるが、シャード間の利害関係と企業利権の問題によるしがらみやSIN工作員の浸透によって動きが制限されているのが実情。
ストーリー序盤は潜入していたSINにより度々妨害を受けていたが、後に一掃する事には成功する。
しかし今度はモスクワシャードの工作員が動き出し、幹部メンバーが殺傷される事態に見舞われるなど、人類の内ゲバへの苦戦が続いている。
全シャードを管理統括する国際機関。
シャードごとのネットワークやヴァイスの研究の管理・監視が主な仕事。
地球から脱出し、人類社会が宇宙船団と化した本作の時代では「世界」と言えばこのアウトランドの勢力圏を指すことが多い。
シュタゲコラボイベで語られた所によると、シャードではアウトランド歴が使用されており、作中時代は西暦換算で2440~2450年頃に相当するとの事。
成子坂に直接絡んでくることは殆どないが、コードギアスコラボイベントでネームドキャラが登場。ようやく成子坂と直接対峙した。
限定的とはいえ、ヴァイスとある程度交信していることまで発覚している。
北条大洋を筆頭とする日本有数の巨大企業グループ。
ストーリーには初期から登場する割に、プレイヤーに使用可能なアリスギアは無い。
アリスギア研究開発分野でADAの提携先の一つにヤシマと共に挙げられていたりヤシマと競合しているとの事だが、アリスギア自体の開発は行っていない模様。
元々はギア製造よりもアクトレスの養成を主な事業としており、
北条大洋が理事長を務め、生徒のアクトレス活動を推奨し、アクトレスには多大な補助を行う聖アマルテア女学院は事実上の下部組織である。
ヤシマとの競争激化、成子坂の台頭に対し、イニシアチブを確保するために多方面に向けて工作を仕掛けるなど、舞台裏で数々の暗躍を行っていた。
新宿駅西口(つまりは成子坂製作所の事務所の近所)に居を構える大型家電量販店。
家電に限らずホビー類も取り扱っており、すぐみの製作した
メガミデバイス用バトルフィールドまで設置されている。
シタラがよくここでプラモデルを購入していたりすぐみがバイトしていたり地衛理がエアガンを買いに来たりと、
家電を売っているシーンはほとんどない。
新宿西口にある「カメラ」を名に冠する電気屋は幾つかあるが、名前や独立した「ホビー館」の存在からして元ネタは
ヨドバシカメラと思われる。
「ヨドバシ(淀橋)」「ツノハズ(角筈)」はどちらも新宿西口辺りの古い地名である。
◆アリスギア マガジン
2019年末から月に一回公式が配信している電子書籍。
ゲーム内容の紹介やコラム、漫画、ショートストーリーなどが掲載されている。
2020年7月から書籍版の発売が決定しているが、クリアファイルが付属する代わりに本誌部分はモノクロになっている。
以下は主な連載作品
◇朧月のレゴリス アリス・ギア・アイギス外伝
叢雲工業の支社・町田事業所のアクトレスを描いた外伝ストーリー。
時系列はメインストーリー開始の少し前からストーリー序盤辺り。
町田支社は叢雲本社や成子坂などとは違い、偶然
ケルベロスと遭遇したら討伐どころか死に物狂いで
逃げるのが精一杯、ヴァイスワーカー1体撃破で大金星など、
かの世界に於ける「一般的なアクトレス」の姿が
、そして同じ様に偶然大型ヴァイスに遭遇したらボーナスが出る事に大喜びしながら狩りに行き、本当に撃破してしまう成子坂の異常性が相対的に描かれている。
本編の脇道、アクトレス達の日常を描いた外伝漫画。Vol.7~17に掛けて全8話が掲載された。
描かれたのは「チーム成子坂」、「チームバエル」、「チーム米人」を主役とした全3編。
詳細は個別項目参照。
◇隊長さんとアクトレスっす
本編のストーリーをギャグ次元でなぞる形で進行する4コマ漫画。
夜露がやたらよろよろっすっす言っていたり(コミックスの帯でも自らネタにしている)会長が怜をストーカーしては度々警察を呼ばれる変態淑女と化していたり、
磐田整備長が唯一抱き枕になっている事でマウントを取って来たりするカオスな世界が繰り広げられている。
◇アリス・ギア・アイギス外伝 霞ヶ浦のサンセット
茨城シャードに通う女子中学生3人組を描く小説作品。全10話予定。
アクトレスに憧れる主人公、優陽が所属する映画研究部にてアクトレスをテーマとした映画の撮影に挑むというストーリー。
「読者参加型シナリオ」を採用しており、次話が予め用意されたAルートとBルートのどちらに分岐するかを1ヶ月間の読者投票によって決定する。
全4パターンのエンディングの内どれに着地するか、
ハッピーエンドとなるかどうかは読者の投票結果次第である。
◇円環のトーテンタンツ
地衛理の過去を描く外伝漫画。椎奈や奏、ジニーの過去にも触れる他、アデライーデは本作が初出。
ピジョン適正など、ギアの技術関連の設定が語られることも多い。
立体化
フィギュア/
プラモデル等による立体化も行われている。
ちなみに公式発表・購入予約開始・発売に併せて、
ゲーム側でも記念任務が登場する事がある。
以下は立体化情報(2024年6月現在、発表のみも含む)。但し同キャラの別バージョンについては記載省略。
-
figma
:比良坂夜露、百科文嘉、小鳥遊怜、四谷ゆみ
-
デスクトップアーミー
:兼志谷シタラ、日向リン、バージニア・グリンベレー、二子玉舞、シルフィーⅡ、シルフィーⅡ Mode-B
-
メガミデバイス
:兼志谷シタラ、吾妻楓、一条綾香、相河愛花、小芦睦海、金潟すぐみ、高幡のどか、SOL ラプター、SOL ストライクラプター
ときは現代、ところはwebサイト「アニヲタwiki(仮)」。
これは、編集人であるあなたがスマホを操るヲタクの
wiki籠りたちを導き、ネットを放浪する人類を救う物語である。
パソコンでも追記修正は、とっても大変なのである。
- 一時期やったけどドロドロの企業戦争ばかりで疲れて、デイリーしかやらなくなったな -- 名無しさん (2020-10-02 13:19:38)
- しょうじき、そろそろキャラ欄独立させていいんじゃないかな -- 名無しさん (2021-04-07 17:24:44)
- なんで炒飯なんだろう…。 -- 名無しさん (2021-04-09 16:26:37)
- ↑ アナザー紅花のSPスキルはチャージ攻撃でチャーハンを焼き始めるので、多分そのモデリングが間違って出て来てしまったと推測。「チャーハンのようなもの」とお知らせには書いてあるけど多分チャーハンのようなも何もチャーハンそのものだと思う -- 名無しさん (2021-04-09 17:25:49)
- とうとう項目に追記出来なくなった。どう分割したものか。 -- 名無しさん (2021-05-15 01:17:21)
- ↑ 以前にそれ対策のために夜露、楓を分離させましたがもうちょっと独立させる必要がありそうですね。ひとまず改行を減らしてその場凌ぎをば -- 名無しさん (2021-05-15 01:34:28)
- ↑取り合えずアナザーアクトレスの項目を独立させてみます。 -- 名無しさん (2021-05-15 01:42:04)
- ↑ 丁度自分も分離させるならまずはそこかなと思ってた所でした。お願いします -- 名無しさん (2021-05-15 01:57:42)
- もっさんとペリーヌ追加参戦とはたまげたなぁ... -- 名無しさん (2021-08-18 15:03:01)
- シュタゲコラボとはね。しかもまゆしぃのモデルもあるって事は... -- 名無しさん (2021-11-26 09:08:45)
- とりあえず50件は越えているのでログ化を提案します。肥大化スレに提出してもいいかもしれません。 -- 名無しさん (2021-12-12 23:35:32)
- アニメ化にコンシューマゲーム化・・・やばたん -- 名無しさん (2022-01-21 22:19:52)
- ファクターキャラはアナザーアクトレスの項目に書けばいいかな?タイトルも変えて。 -- 名無しさん (2022-01-24 16:26:35)
- 登場人物も多すぎるから独立してもいいね -- 名無しさん (2022-01-26 09:48:07)
- ログ化しました。引き続き分割の議論を続けてください。 -- (名無しさん) 2022-01-26 15:18:58
- ひとまずアマ女の部分をいずれ分離独立させようかと思います。 -- (名無しさん) 2022-01-28 21:12:47
- ↑いきなり組織毎に分割よりはまずキャラクター紹介全般を一括で分離した方がいい気もする -- (名無しさん) 2022-01-28 21:30:10
- 登場人物項の文字数を数えてみたら7万強、所要時間にして130分相応あったから、ここを分けても項目容量の観点からするとあまり意味はないと思う。やっぱり所属ごとに単独項目として独立させるほうがいい感じ。コラボキャラクターは「アリス・ギア・アイギスのコラボキャラクター」的な項目を作ってまとめて記述するのが丸いかと。 -- (名無しさん) 2022-01-28 22:10:40
- 一先ずアマ女の部分を大方パージしました。折しもアマ女の部分に追記がありましたが一応拾っているはずです -- (名無しさん) 2022-02-13 16:08:33
- 幼女戦記イベの事を記述しようとしたらまたしても容量上限に来てしまった様子。またちょっと分割します -- (名無しさん) 2022-09-07 22:56:22
- オリキャスでダーティペアコラボとかまた懐かしいものを引っ張ってきたな... -- (名無しさん) 2022-11-22 16:40:14
- ここまで長続きするとは思ってなかったなぁ。似たゲームが少ないのも強みなんかな。 -- (名無しさん) 2022-12-13 08:34:46
- ↑プラモと並行してるのも強みの一つかもしれん。ブキヤに渡りを付けられたのはデカかったな -- (名無しさん) 2023-01-26 17:48:40
- 叢雲をパージ。ダーティペアと5周年新規キャラの分を追記するスペースは出来たかな……? -- (名無しさん) 2023-02-23 22:41:45
- 「隊長がアクトレスを選ぶにあたって……一番『大切な』事は何だと思うね?」「性能ですか」「全然違うかな…」「おっぱいの大きさだ」「ちょっと違うかな」「ビキニだ!」「合格だ……」 -- (名無しさん) 2023-04-02 22:19:29
- またパンクしたか。反対が無ければ「アリスギア開発企業」を分割します -- (名無しさん) 2023-04-21 23:30:13
- 予告通り一部の記述を約5000文字ほど分離 -- (名無しさん) 2023-05-02 12:26:18
- 溝の口シャードのクレープコラボが売り切れちまうほど盛況たぁね…どこまで続いてくれるんだこのゲーム -- (名無しさん) 2024-01-29 10:37:18
- 次は『武装錬金』辺りとでもコラボしたりして。斗貴子さんのデザインはメカ少女層にブッ刺さるだろうし、アニメ版は反逆のルルーシュ1期とほぼ放送時期同じだったし -- (名無しさん) 2024-06-13 11:20:25
- コラボキャラも増えてきて容量も満杯なので、コラボキャラ部分の分割を提案します。 -- (名無しさん) 2024-06-22 19:24:48
最終更新:2025年02月15日 18:26