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ガマボイラー

登録日:2026/01/12 Mon 23:17:45
更新日:2026/06/17 Wed 03:09:44
所要時間:約 3 分で読めます





ドクトルG、憎いV3を今こそやろう!

そのためにはガマボイラーも命を懸ける!


出典:仮面ライダーV3/東映/第14話「ダブルライダー 秘密のかたみ」/1973年5月19日放送

仮面ライダーV3』の第14話「ダブルライダー 秘密のかたみ」に登場した機械合成怪人。


所属組織:デストロン
モチーフ:ガマガエル+ボイラー
身長:135㎝
体重:79㎏
出身地:九州の唐津海岸
:沢りつお、中博史(ゲーム『仮面ライダーV3』)

【概要】

ガマガエルと円筒形のボイラー(丸ボイラー)を合成した機械合成怪人。鳴き声は「ア〜ブラ〜」。
ドクトルGからは「ガマボイラ」と呼ばれるシーンもある。
任務は国際警察のジョージ・カマモトが伝えようとしている仮面ライダーV3の重大秘密の奪取及びV3の抹殺。
13話に登場したジシャクイノシシはドクトルGを無事到着させるための陽動が目的だったので、ドクトルGが日本に到着して初めて指揮した怪人である。

ボイラーにそのままガマガエルの顔と手足がついた姿をしている。
武器は腰にある赤いバルブを回して胸の穴から発射する溶解ガス*1で、鉄をも溶かす威力がある。
また、口から相手のエネルギーを全て奪う白い体液を発射するが、この能力は自分の死の間際にしか使えない、捨て身の技となっている*2

初めから自らの命を懸けてV3を倒す覚悟を持っており、とぼけた顔をしているが非常に熱い性格の持ち主。
気は短いらしい。


【活躍】

国際警察のジョージ・カマモトのライダー隊への無線を盗聴し、風見に託そうとしているV3の重大秘密を奪うために受け渡し地点の三浦岬でカマモトを襲撃する。
尋問で吐かせようとするが間一髪で間に合ったV3に阻止され、踵を返す。

V3の重大秘密の隠し場所は国際警察が密かに入手した地図に託されており、地図の暗号はライダー1号2号しか使わない「ダブルライダーの形見」だった。
隠し場所の秩父山中へと向かう風見と一行を察知したデストロンは再びガマボイラーを差し向ける。


藤兵衛を人質にして風見を誘き出すと、V3に変身して自分と戦うように要求し、それに応えたV3と対決。

早々に自分を倒させるように仕向け、飛び蹴りを食らうも執念でV3に組み付いて体液を浴びせる事に成功し、デストロンの勝利を確信しながら爆発する。

やった…!とうとう俺の作戦は、成功したぞ〜!


V3は力を失い、ガマボイラーの犠牲を見届けたドクトルGによって窮地に陥るのだった。

V3は再び立ち上がれるのであろうか?
そしてダブルライダーが残した秘密とは?

エネルギーを奪う=変身を封じる体液の効果に苦しみながら、風見志郎は後詰めに投入された怪人バーナーコウモリの追撃を受けることとなる。

【PSゲーム】

PlayStationの格闘ゲーム『仮面ライダーV3』にもプレイアブルキャラクターとして登場している。本編では至って真面目なのだが、ここでは見た目に合わせたようなコミカルなアクションが多く、おもむろに地面を寝っ転がったり、キックが失敗して尻餅をついたり、勝利すると喜びのダンスを踊る。控えめに言ってかわいい。
また打撃の被弾音が専用のものになっていたりする。
本編では秩父山中の川沿いあたりで戦っている筈なのだが、何故かここではやたら毒々しく暗い沼地のステージをホームグラウンドにしている。

必殺技はバルブを捻るガスと生涯に一度しか使えないエネルギー封じのアレ。
後者はコマンド入力で相手に掴み掛かり、接触すると黒い禍々しいエネルギーをゼロ距離で噴射するある種の投げ技。まぁ原作通りなのだが、相手が純子さんだろうと魔女スミロドーンだろうと抱きつきに行く紳士な技に仕上がっており、成功すると「やった!」と喜ぶ。かわいい。ちなみに使っても死なないが別に変身封じとかもできない普通の必殺技。

ストーリーモードは原作通りダブルライダーの形見を狙うドクトルG最初の刺客として登場するが、後詰めのバーナーコウモリが参戦していないためV3が勝つと普通に形見を守り切って終わり*3、負けるとエネルギー封じをぶっかけるシーンが再現されるのだが、こちらでは死のデメリットはなく無傷で勝利したガマボイラーが画面いっぱいに踊り回るムービーで「つづく」と表示されて終わる。かわいい。

ストーリーモードの特徴としてV3は凡そのステージで風見志郎の姿から戦闘を始め「どの段階で変身するか」で微妙に後半の展開が変化するが、ガマボイラーの場合は変身を温存していると「変身しろ!」→「変わった条件だな」と作戦遂行のために変身の要求を、
前半からV3に変身していると「負けてもいいのだ!死んでもいいのだ!」と道連れを狙うという、どちらも本編を再現したムービーになる。


同じくPSゲームの『スーパーヒーロー作戦〜ダイダルの野望〜』にも登場。
嵐風山という場所の近辺にあるアジトで暗躍し、麓の村の人々を労働力として酷使していた。
脱走者を捕まえるべく追跡していたが、そこで特訓していたV3とダブルライダー、更にライダーマンの4人に出くわすというとんでもない不幸に見舞われる。*4
それでもめげずに初戦でエネルギー封じの粘液をぶっかけいっぺんに4人ライダーのエネルギーを奪うという殊勲をあげ、原作通り死亡かと思いやドッコイ生きており、誘拐された科学者の岡島博士を探すダブルライダーと別れて村民を非難させていた風見と結城の命を狙う。
エネルギー封じの粘液に加え、直前に仕掛けられた無酸素密室の罠を打破するために風見は逆ダブルタイフーンの3時間デメリット、結城はドリルアームの酷使による可動電力切れで共に行動不能であり大チャンスだったが、なんとそこに現れた風見志郎そっくりな顔をした日本一の男により倒されてしまう。同じ顔が2人という事態に混乱し「風見が何人現れようと皆殺しにすればいいだけだ!」とかなり血迷った事を口走っていた。



戦闘時のデフォルメ体型の立ち絵が踊っているように見えて、かわいいとの声も多数出てたりする。



【その他】


  • 三浦岬のくだりで「少年ライダー隊の青年部」なる一語矛盾な集団が登場するが案の定デストロンの扮装である。


  • 組織の勝利のためなら自己犠牲を厭わない覚悟の決まった鉄砲玉だが、その見た目はご覧の通り非常にラブリーで、ゆるキャラ的な需要で意外と人気者。デストロンを代表する大幹部のドクトルGの実質的な1番手の怪人であり、登板回がV3のある秘密が登場する印象的なエピソードであるなど立ち位置にも恵まれ、往年のガチャポンHGシリーズや東映レトロソフビコレクションなど、デストロン怪人がラインナップされるような商品では大体早めに選ばれる。
    • 2023年に『鈴村健一 神谷浩史の仮面ラジレンジャー』とのコラボ商品として、モグラ獣人、クジラ怪人と共にアクリルキーホルダーが発売された。他2人は味方怪人となった癒し枠だが、こいつの癒し要素は外見だけで正真正銘の敵である。





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最終更新:2026年06月17日 03:09

*1 資料によっては「高熱の蒸気」「熱気」としている。こっちの方がボイラーの怪人らしいかも?

*2 なんでも体内器官を溶かして生成するものらしい。

*3 一応エネルギー封じを使うためになおもV3に掴み掛かろうとするが、躱されて爆死する流れになっている。

*4 本作はダブルライダーがカメバズーカ戦後も健在でV3と共闘し、更に先んじてライダーマン編が始まり、その後にガマボイラーが登場という流れ