登録日:2026/01/22 Thu 00:32:16
更新日:2026/06/20 Sat 13:02:01
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デストロンが世界征服が成る成らぬか、仮面ラーイダV3を消す事にある!
出典:仮面ライダーV3/東映/第14話「ダブルライダー 秘密のかたみ」/1973年5月19日放送
ドクトルGは『
仮面ライダーV3』の登場人物。
第13話「恐怖の大幹部 ドクトル・ゲー!?」から第30話「ドクトル・ゲー! 悪魔の正体は?」に登場した。
所属組織:
デストロン
身長:185㎝
体重:65㎏
出身地:ドイツ
演:千波丈太郎
【概要】
デストロン首領が
仮面ライダーV3打倒のために呼び寄せた、デストロン日本支部初代大幹部。
V3の事を「仮面ラーイダV3」という独特のイントネーションで呼ぶ。
4世紀から続くドイツの名門貴族の出身。
日本に来る前はドイツで活動していた説や、チベットの幹部養成所にいた説がある。
死神博士以上に優れた怪人を作り、
地獄大使以上に残忍、
ブラック将軍以上の作戦立案能力を持つとされる。
第二次世界大戦時にはナチスの
ロンメル将軍の元で最も残酷だという悪名を轟かせてデストロンに加入したという。
デストロンのシンボルである
サソリを模した
兜や
斧と
盾を身に着けた中世の戦士のような姿をしている。
サソリのシンボルは兜のほか、衣服やベルト、斧と盾にもある。
武器である斧は凄まじい切れ味を持ち、
戦闘員の首程度なら容易く切断し、刃に触れただけで指が切断されてしまうとされる。
刃には
毒が塗られており、柄には電磁誘導装着が組み込まれていて投げれば200m先の豆粒にも命中させられる。
夜にはドクトルGの先祖に殺された農民の怨みの顔が浮かび上がるという。
盾は昔からドクトルGの家に伝わるもので、バズーカ砲でもはね返す。
盾に刻まれたサソリのマークからはチベットで作られたルガーという猛毒を吹き出し、失敗した戦闘員や怪人を処刑する。
また、腰の
剣は稲妻を呼び、衣服には電流が流れていて相手を寄せ付けない。
武人であると同時に毒物の権威でもあり、特にサソリの毒についての知識は世界一とされる。
若い頃はライン川のほとりにある「サソリ屋敷」と呼ばれる古城で暮らし、毒物の研究をしていた。
かつては妻がいたが、それさえも毒の研究材料にしてしまったという。
実際、「細菌戦こそ我がデストロンに最もふさわしい誇りある戦術だ」と語り、日本に来て指揮した作戦の内、実に半数で毒物やビールスを使用している。
V3との決戦の際には、自らを強化するため呪術も使用した。
【活躍】
第13話で、V3に悟られずに上陸するための陽動作戦「G作戦」によってデストロン日本支部に到着。
初代大幹部の座に付くと、早速
ガマボイラーの捨て身の攻撃でV3のエネルギーを奪って窮地に陥れ、その後も多くの作戦を展開してV3を苦しめた。
当初は首領からの期待も非常に大きかったが、V3の前に失敗を重ね「四国占領作戦」や「日本全滅作戦」といった大規模作戦も阻止され、特に「日本全滅作戦」のために復活した
ショッカー、
ゲルショッカーの
四大幹部を死なせてしまった事は首領の信頼を大きく損ねる事になった。
そして、失態を挽回するために作り出した
カメラモスキートが倒されて暗号書類が奪われた事で完全に信用を失い
首領から無視されてしまい、遂にV3との決戦に挑む事になった。
「悪魔の戦士の儀式」でパワーアップし、セントラルで藤兵衛に催眠術をかけて連れ去り、純子とシゲルも人質にする。
人質を盾に変身を封じ、なぶり殺しにしようとするがケンに人質を解放され、V3に変身を許し「V3キック」の一撃を受け……
【正体】
出典:仮面ライダーV3/東映/第30話「ドクトル・ゲー! 悪魔の正体は?」/1973年9月8日放送
カニレーザー
モチーフ:
サソリカニ+
レーザー砲
身長:176㎝
体重:51㎏
出身地:ドイツ
声:沢りつお
ドクトルGの正体である、カニとレーザー砲の能力を持つ機械合成怪人。盾に身を隠し、泡と共に変身する。
ドクトルGが「悪魔の戦士の儀式」によってパワーアップし、変身をとげたともされる。
大幹部の正体怪人としては珍しく、ドクトルGの衣装はそのままの状態で怪人になっている。
カニの怪人であるが、頭にはサソリの尾があり(ただし先端はカニのハサミ状になっている)、猛毒がある。
……サソリの要素を足してしまったせいでカニの要素が薄くなった感も強く、サソリの怪人と勘違いされがちでもある。サソリレーザーって言われても違和感がないレベル
ちなみに怪人名は自ら名乗ってはおらず、変身を見たV3が「ドクトルGの正体は…カニレーザー!」と叫ぶ形で怪人名が明かされている事から、ストーリー前半にも怪人として登場予定だったのではないかという説がある。
まぁ、この衣装でカニレーザーがドクトルGだと全く気付かない方が無理があるので、急遽展開が変えられていたとしてもやむなしではある
武器としてドクトルGの時と同じく斧と盾を使い、さらに辺りを暗闇に包み頭のレーザー砲からレーザーを発射して攻撃する。
設定では口から人間を一瞬で溶かす泡を吐く事ができる。
当然ながらドクトルGの時よりも斧の破壊力は上がっており、左手のハサミは鉄柱をも切断する力がある。
破壊力の増した斧やレーザーでV3と激闘を繰り広げるも、きりもみキックと反転キックを合体させた「V3きりもみ反転キック」を受けて吹き飛ばされてドクトルGの姿に戻る。
V3…いさぎよくこの勝負は俺の負けを認める……
しかし…偉大なるデストロンは永久に滅びまい……
さらばじゃ…仮面ラーイダV3!
自らの敗北を認め、遂にドクトルGは倒れた。
しかし、デストロン第一次攻勢の終了と第二次攻勢の始まりを告げる首領の声が響き渡るのだった。
晴天真夏の三浦海岸をバックに展開される海沿いの死闘、高らかに流れる「仮面ライダー讃歌」のインスト、怪人としての正体を現す前から斧による変身妨害で緊迫感を煽るドクトルG、盾による鉄壁の防御とレーザー攻撃の合わせ技で攻め立てるカニレーザー、そしてトドメのきりもみ反転キックのカット割の美しさなど前半のクライマックスとして申し分なく、シリーズの名勝負としても度々挙げられる激戦である。
【他媒体での活躍】
大幹部を最も長く務めた作品を代表する名物キャラなのは勿論のこと
デストロンの代名詞である機械合成怪人を統率する立場にしてその最後の刺客であり、そして自身の次に赴任期間の長いヨロイ元帥がライダーマンとの因縁に特化した存在である事から、必然的にV3の宿敵としてクローズアップされる事が多い。
カニレーザーを打ち破ったきりもみ反転キックも1度きりの使用ながら大幹部に対する強化技という絵面が美しく、V3の最強技の一つとして扱われやすい。
大幹部を倒した技という事でフレーバーテキストには「打倒ドクトルG!」とか「ドクトルGを倒した威力を見よ!」なんて書かれたりする。
【ゲーム作品】
PS版のV3でも順当に登場。
来日のためのG作戦の呼び水となったジシャクイノシシ、最初の刺客であるガマボイラーが倒されるともういきなり最後通牒なのだが、4クールの作品を10体程度の怪人で再現する都合を考えれば前半の主要キャラとしてかなり配慮されている方。
投げ技を用いた殺陣システムでは最後にレーザーを乱射するのだが、相手に阻止される(攻撃のボタンがあいこになる)と身を翻して素早く回避する演出となり、これが目茶苦茶かっこいい。
この直後にV3きりもみ反転キックを当てる原作再現も可能である。
ストーリーモードの対決では風見が前半戦に変身しようとすると一度だけ妨害される再現ムービーが入るが、ジシャクイノシシのように無限ループではなくその後は普通に変身する。
アーケードモードでは首領を差し置いて主役のV3編のラスボスになり、戦闘前に専用のムービーが入るなど、やはりV3の宿敵としてのイメージは根強い。
『
スーパー特撮大戦2001』でもデストロンの大幹部として登場。
ドクトルGとカニレーザーが個別にユニットとして登場している。
ドクトルGの時は射程1の斧、カニレーザーは射程5のレーザーと、ユニット性能が大きく変わる。
しかし、実は変身してもパラメータは変わらず、間接攻撃よりも直接攻撃の方が高いため
変身すると弱体化する。
とはいえ、ライダー系で射程5は厳しいので反撃には注意したい。
その他の作品では、実は意外と登場機会に恵まれない。
名物キャラなのは間違いないのだが、V3の原作シナリオを再現する場合は始まりとしてハサミジャガーやカメバズーカ、ライダーマン周りとして
ヨロイ元帥の時期がピックアップされる為だろう。
【映像作品】
春映画の
スーパーヒーロー大戦では
鳴滝のコスプレとして登場。
本当にガワを拝借しただけで、別にドクトルG本人ではないが、本人同様に斧と盾を装備している他、カニレーザーには変身可能。こちらはやや太めでよりカニらしいデザインになった。
この辺は当人の項目を参照。
リメイク版カニレーザーは、後に『仮面ライダーウィザードinマジか!?ランド』や『
仮面戦隊ゴライダー』にも登場している。
【漫画作品】
放送当時に冒険王に連載されていた、すがやみつるによるコミカライズ版では4話~8話に登場。
最後はカニレーザーとなり、怪人化した再生四大幹部と共にV3に襲いかかるも、幹部達はハリケーンジャイロカッターでまとめて倒されてしまう。
そしてV3との一騎打ちの末、殺人レーザーをかわしたV3をすれ違いざまに斧で切り裂くも、その際に自身もV3のキックを受けており、V3を称賛して爆死した。
同時期にテレビマガジンに連載されていた、同作者によるコミカライズ版では8話に登場。
テレビ放送をジャックして風見志郎に宣戦布告した後、カニレーザーになって台風の吹き荒れる市街地でV3と戦う。
レーザーでV3の体を貫通させるも、V3はハリケーンに乗って台風の中を飛び回る事で、風のエネルギーを吸収してダメージを回復する。
そしてハリケーンのバックミラーでレーザーを反射され、火柱キックで倒された。
『
仮面ライダーSPIRITS』では
バダンの再生幹部として登場。四国の
高知を占領してサタンニウムの採掘を進めていた。
最後は月の牢獄をこじ開けようとしていたところでV3が駆け付けたため、カニレーザーになって戦うも、差し向けた機械合成怪人を全滅させられ、自身もレーザー攻撃をレッドボーンリングで押しのけられてそのまま粉砕された。
『仮面ライダー11戦記』では秘密結社ガイストの幹部としてブラック将軍、
ジェネラルシャドウと共に復活。
ガイストの人工島に来たRXを捕らえ、新組織ガイストと再生強化怪人の存在を伝えてから処刑しようとするも、1号とV3が駆け付けた事で失敗、再生強化怪人達を差し向けるも返り討ちにされ、人工島を沈めて撤退する。
その後はブラック将軍から、ライダー暗殺の失敗と余計な情報を与えた責任を問われて仲間割れを起こし、2人共ガイスト大首領に咎められる。
3機のネオ
キングダークによる市街地攻撃作戦であるKD計画の際には、アジト付近を調べている風見志郎を監視カメラで目撃した事から、
独断で1号機に乗り込んで出撃してしまい、KD計画が潰れるきっかけを作ってしまう。
1号機でライダー達と戦うも最終的に敗北し、再戦を誓った直後に大首領から独断専行と作戦失敗の罪で死刑宣告を受けて、落雷によって1号機共々トドメを刺された。
『宇宙の11 仮面ライダー銀河大戦』ではマーダー帝国の再生幹部としてカニレーザーの姿で登場。ゼロ大帝や悪魔元帥と共にマーダーマシン01を操縦してライダー達を迎え撃つも、追尾式のハンティングミサイルを逆に利用されて自滅した。
『仮面ライダーSD』では
グランショッカー幹部・八鬼衆の1人として登場。
サソリ型の
戦車「スコーピオンGT」を乗り回す。
同作品は複数のメディアで展開されており、ドクトルGは漫画版・ゲーム版には登場しているがOVA版では出番は無い。詳しくはグランショッカーの項目を参照。
【舞台作品】
2000年頃に、戦闘員日記という作品で千波丈太郎が再びドクトルGを演じた事で話題となった。
これまた佐々木剛が復活した一文字隼人と武人として戦うというファン大興奮の代物なのだが、残念ながら現在視聴する方法はない。
代名詞の「仮面ラーイダV3」は「V3」まで含めた語感の良さがミソだったらしく、一文字隼人のライダーに当てはめて言うのは難儀したらしい。
【その他】
独特の「仮面ラーイダV3」という呼び方は、演ずる千波丈太郎氏が歌舞伎の言い回しを参考にしたもの。
最初は平山プロデューサーからも不思議に思われていたそうだが、V3ごっこをしている子供達が「仮面ラーイダV3」と言っていると聞いた時には嬉しかったという。
初期の設定画では「毒の研究家」のイメージが強くインテリ風で、眼鏡をかけていたが千波氏の要望で眼鏡がなくなり、墨を塗ったメイクになった。
この初期設定を受け、放送当時に雑誌連載されていたすがやみつるによるコミカライズ版では、初登場時のみサングラスを掛けている。
ちなみに、メイクは千波氏本人が「顔をいじられるのがあまり好きな方じゃない」との事で自分でやっていた。髭は付け髭である。
千波氏は、ドクトルGの正体は当然サソリの怪人だと思っていたがカニと聞いて非常に驚いたという。
あれを名前抜きで初見でカニだと分かるヤツはまずいないのでその反応が普通
しかし、後で「カニは勝負の神様」と聞いて納得したそうだ。
なお千波氏にカニである事実を伝えたのは、先行して30話のアクションパートを撮り終えていたスーツアクターの岡田勝だったとの事。
2011年に池袋で開催された仮面ライダー40周年イベントに千波氏が
宮内洋と共に登壇した際、その時の様子を語っている。
岡田
「先輩、先輩の怪人態をやらせて頂きました!」
千波
「サソリか」}
岡田
「いえ、カニです!」
千波
「カニ!?」}
千波氏にとってドクトルGは非常に思い入れがある役だそうで、死んだら最初にドクトルGが登場した時の「G」マークの入った棺桶に入れてくれるように言っているという。
追記・修正お願いします。
- なんでガンダムWの爺の単一項目が!?と思ったら違った笑 -- 名無しさん (2026-01-22 00:42:05)
- デストロンと言えば機械合成怪人で、ヨロイ元帥はライダーマンとの関係に焦点が当たってるから、やっぱりV3の宿敵といえばこの人って感じ。作品を代表する名物キャラ -- 名無しさん (2026-01-22 00:52:21)
- V3にボコボコにされても表情を変えないのをよく覚えてる。他のこの時代の幹部も言えるけど、変身前のほうが強そう -- 名無しさん (2026-01-22 08:11:42)
- 仮面ライダーと戦隊が集合した映画だと鳴滝がコイツの正体になってたね -- 名無しさん (2026-01-22 09:05:49)
- ↑なお鳴滝はゾル大佐にも「コスプレ」している。で、ゾルもGもナチスの関係者だから、鳴滝はネオナチかナチス信奉者の可能性が・・・。 -- 名無しさん (2026-01-22 10:19:23)
- 鳴滝版のも追記した方がいいでしょうか? -- 名無しさん (2026-01-22 19:28:31)
- ライダー讃歌が流れながらの激闘とトドメの錐揉み反転キックがカッコよすぎて、そりゃV3の代表的な必殺技になるよなって -- 名無しさん (2026-01-22 19:45:43)
- ナレーションにまで「首領に無視された」って言われてたね -- 名無しさん (2026-01-22 22:41:48)
- サソリと思いきや実はカニ。鳴滝の方はカイジンライドの変身でゾル大佐の時は狼男になれたと思っている。 -- 名無しさん (2026-01-22 23:25:42)
- >さらに辺りを暗闇に包み そうなんだよ、映像を観ないと伝わらないだろうけど撃つ前に画面にフィルターらしきものがかかって暗くなるんだよな。演出なのか光学合成の都合なのかはわからない。 -- 名無しさん (2026-01-23 17:08:41)
- 暗くなる時にV3が「!?」って感じで辺りを見回すので、実際暗くなってる設定だとは思う。仮面ライダー図鑑によれば「呪術的な力」らしい。 -- 名無しさん (2026-01-23 20:09:54)
- 体重軽いっすね -- 名無しさん (2026-01-24 00:35:35)
- カズレーザーの芸名の由来はこのカニレーザーだという説がある。あの人は特撮結構好きっぽそうだしなぁ。 -- 名無しさん (2026-01-24 23:49:43)
- ↑説っていうか本人がちゃんと公言してる。本名の「和令(かずのり)」を「かずれい」と読み替えて、そこに合わせたとのこと -- 名無しさん (2026-01-27 08:12:47)
- 履歴だと鳴滝版が追記してすぐに消されてるけど何かあったの? -- 名無しさん (2026-01-27 08:45:25)
- 正直ヨロイ元帥よりヨロイ元帥してると思う -- 名無しさん (2026-01-27 17:57:26)
- 何か所々おかしい気がする。カニレーザーの説明の所でサソリの尾が頭に付いてると書いてるが、これ一応カニのハサミのような造形に変わってるんだがな、それと鳴滝のドクトルGがカニレーザーにならないと書いてるが昔の見た目から大分変わりはしたが、カニレーザーという怪人にはなってるのに、どういう事だ。 -- 名無しさん (2026-01-28 11:13:46)
- 4世紀にドイツは存在しないだろ……っていうのは野暮で古代ゲルマン民族の流れを汲んでる感じか? -- 名無しさん (2026-01-29 12:41:42)
- まぁ、野暮という意味ではロンメル将軍旗下設定も無理があるのでは…?という気がせんでもない -- 名無しさん (2026-01-29 12:50:18)
- おかしい部分を指摘した者だけど、ちゃんと変えられてる。ありがとうございます。 -- 名無しさん (2026-01-30 01:27:26)
- コメントで焚き付けるなら自分で編集したらいいのにな -- 名無しさん (2026-01-30 02:03:01)
最終更新:2026年06月20日 13:02