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ビーハイヴ(ニンジャスレイヤー)

登録日:2026/02/12 Thu 01:06:49
更新日:2026/07/09 Thu 12:05:35
所要時間:約 7 分で読めます





これが俺の必勝のカラテだ!思い知ったかニンジャスレイヤー=サン!


ビーハイヴとは、『ニンジャスレイヤー』に登場するニンジャの1人である。
ソウカイ・シンジケート(ソウカイヤ)所属のアンダーニンジャ(下っ端)。
アニメイシヨンにも登場しており、その際のCVは浜添伸也=サン。

結論から言えば主人公であるニンジャスレイヤー=サンにあっさり敗れ死亡した、幾らでもいる敵サンシタ*1・ニンジャに過ぎない。
そんな彼がわざわざこんな風に単独で項目化された理由、それは作中でとある卑劣極まる行動をとった結果、ニンジャスレイヤーという作品の歴史に永久に名を残した男だからである。


◆概要な◆

登場エピソードは第1部最終章序章「ストレンジャー・ストレンジャー・ザン・フィクション」。
かねてより組織内での待遇に不満を抱いていた彼は「ゴンベモン」*2と名乗る人物が絵を描いたソウカイヤ簒奪計画に参加、ナンシー・リーの立てたラオモト・カン暗殺計画を乗っ取るべく、同志のワイアード、テンカウント、アルバトロスとともにニンジャスレイヤーを襲撃した。
外見としては格子模様のニンジャ装束に加え、背中に巨大なドラム式ガトリングガンを背負っており、
アニメイシヨンではさらに前腕とふくらはぎにキャタピラも備えている。作風が作風なのでキャタピラ関係なくスライド移動してたけど

◆活躍◆

ビーハイヴ含む4忍はラオモト暗殺へ向かったニンジャスレイヤーを爆弾で攻撃。
さらに確実に息の根を止めるべく姿を現す。
最初にワイアードとテンカウントが現れニンジャスレイヤーにアイサツを行った。
そしてビーハイヴも現れアイサツを行ったのだが……

 ニンジャスレイヤーがオジギを返そうとした時、さらに一人のニンジャが背後に現れた。格子模様のニンジャ装束で、背中に巨大な機械を背負っている……ドラム式の大口径ガトリング・ガンだ。
「ドーモ、はじめましてニンジャスレイヤー=サン。ビーハイヴです」

 ビーハイヴは腰を90度に折って最オジギをする。いきおい、背中のガトリング・ガンの銃口がニンジャスレイヤーを向く。
その時!「イヤーッ!」「グワーッ!?」な、なんたる卑劣非道か!その姿勢からビーハイヴはガトリング・ガンを発砲したのである!もはや言葉も出ぬほどのスゴイ・シツレイだ!

あろうことか彼はアイサツの最中にニンジャスレイヤーに攻撃を行ったのである!

こちらの項目にて大変詳しく解説されているが、ニンジャにとってイクサ前のアイサツとは神聖不可侵の行為であり、これを疎かにし自身や所属団体の名誉を損なう行為は「シツレイ」とされる。
アイサツにおける決まりごとは色々あり、場合によっては守れなくとも必ずしもシツレイ扱いされないものもあるが、「アイサツ中に攻撃してはいけない」というのはいかなる状況でも遵守せねばならない絶対のルール。
これを意図的に破ることは言語道断・末代までの恥・スゴイ・シツレイである。
ニンジャは遺伝的要因で子供を残せないのでそいつが末代だろ、などとツッコんではいけない

ニンジャ同士のイクサにおいてはアンブッシュ(不意討ち)が許されるタイミングもあるのだが、それは「アイサツ」の1回のみ。
ビーハイヴのように「アイサツ」に攻撃行動を取るのはアンブッシュとは認められず、決して許されない。
しかもビーハイヴのガトリングガンは背中に背負ったままであり、そもそも「アイサツ中に不意打ちで攻撃することしか想定されていない
追撃の際もオジギしたままダッシュし、目の前にニンジャスレイヤーがいて、しかもネタが割れているにも関わらずわざわざオジギして銃口を向けていることから、どう見ても銃口はオジギしない限り前に向けられないので、「うっかり撃っちゃったんですよ」という言い訳も成立しない。

彼がシンジケート内にて厳しい評価を下されていたのもこの卑劣な攻撃方法を問題視されたからで、いわば彼は当然の結果なのに逆恨みしていたのだった。

とはいえ曲がりなりにもニンジャスレイヤーにダメージを与えることには成功したビーハイヴは、態勢を立て直すべく逃走したニンジャスレイヤーを追撃するためオジギしたまま猛烈な速度で追う。
しかしそれは各個撃破を狙ったニンジャスレイヤーの作戦であり……!


◆最期◆

臆病者ーッ!蜂の巣にしてくれるぞーッ!

逃走するニンジャスレイヤーをオジギ姿勢で追うビーハイヴであったが、功を焦るあまり誘い出され分断されたことに気づいていなかった。
そして「大きな機械を背負っているため背後が完全に死角」という弱点を突かれ、ニンジャスレイヤーの見事なヒットアンドアウェイにより一方的な攻撃を受ける。
恐慌状態に陥りガトリング・ガンを乱射するものの*4当たるはずもなく、すぐにアウトオブアモー(弾切れ)となる。

ドーモ、ビーハイヴ=サン。ニンジャスレイヤーです

その瞬間にニンジャスレイヤーが目の前にエントリーし、意趣返しにリロードを待つかのごとく丁寧なアイサツを決める。
何とかリロードを終えた彼は*5今度こそニンジャスレイヤーを蜂の巣にするべくオジギ姿勢を取るが、ちょうど蹴りやすい位置に頭を差し出した隙を突かれ全力のサマーソルト・キックを食らい顎の骨を砕かれると同時に仰向けに転倒。

ここで「背中の機械が重すぎて仰向けに倒れると起き上がれない」というブザマにもほどがある弱点を露呈。
仲間に助けを求めるも先行し過ぎた故に声は届かず、ニンジャソウルから来る怒りに燃えるニンジャスレイヤーに何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も執拗に執拗に念入りに念入りに踏みつけられ……

礼儀を軽んじたオヌシの愚が、このような恥の中での死を招いたのだ。

後悔しながら地獄へ落ちるがいい

最終的に数十回ものストンピング攻撃を食らったビーハイヴは「サヨナラ!」を言うことも爆発四散することも出来ずガトリング・ガンの残骸混じりのネギトロめいた肉塊となり死亡した
スゴイ・シツレイな行いでアイサツを穢した愚か者の、インガオホーな死に様であった。

その後爆発四散しなかった彼の死体がどうなったか定かではないが、他の仲間も最終的にニンジャスレイヤーに惨たらしく殺されてしまったので、回収されることもなくバイオハツカネズミかバイオカラスにでも食われたものと考えられる。


◆人物◆

上記のとんでもない蛮行に手を出すだけあって分かりやすいまでの小物。
元々タテマエ社会そのものを憎んでおり、そういったタテマエに対してトラウマ的な怒りを想起させる性格だった様子。
アイサツの掟以外にも、ネオサイタマの派手で綺麗な表通りと薄暗くて汚れている路地裏の対比に対しても身勝手に怒りを募らせキレ散らかす辺りその性格は筋金入り。

結果ニンジャのイクサの絶対不文律であるアイサツの概念を徹底的に軽視・侮蔑しており、自身が考案した上記の必勝戦法「オジギ・ガトリング」に手を出したもの、神話時代から脈々と続くニンジャのイクサの不文律に対する反感から来るもの。
そして組織から評価されず冷遇されることを「不当な評価」と反発し、「(体面や礼儀ばかり重んじる偽善者ども)」と自分を評価しないソウカイヤや周囲のニンジャ達に内心憎しみを抱き、自分が評価されない悔しさに嘆いていたという。

このためか功名心が異常なまでに高く、手柄を独り占めにして有無を言わせず成り上がらんとして嬉々として独断専行に走ったことが死に繋がる事となった。

さらにマルノウチの表通りと裏路地の落差が「タテマエ社会」へのトラウマ的な怒りを思い起こさせて判断力をさらに鈍らせ、ニンジャスレイヤーの誘導にまんまと乗せられる一因となった。

なお不平不満については毎晩マイコ*6を乱暴に抱くことでストレス発散していた。


◆余談◆

名の由来

名の由来は「蜂の巣=beehive」であろう。
日本では銃撃で穴だらけにすることを「蜂の巣にする」と表現するが、英語圏では「スイスチーズにする」という表現をするとのこと。
日本語的表現を取り入れようと試みた奥ゆかしい見事なワザマエである。それって予てからの噂通り作者が日本人なだけじゃ…ア、アバーッ!?アババババババーッ!

憑依したニンジャソウル

後に超自然のヨロイを生成し身にまとう「ソナエ・ニンジャクラン」のソウル憑依者であったことが語られた。
実際にコミックやアニメイシヨンでのデザインでは重厚なニンジャ装束を身にまとっているがこれがジツによるものなのかは不明。
マジギレ状態のニンジャスレイヤーの攻撃を何十回も食らってやっと息絶えたあたり結構頑丈なので、もしかすると防御力はそれなりに高かったのかもしれない。

仲間からの扱い

彼の死後、追いついたテンカウントとワイアードからは「ナムアミダブツ!」と弔いの言葉言って貰えた。
しかし書籍版では後に「いけ好かないサンシタ」呼ばわりされるシーンが追加されており、内心でビーハイヴがどう思われていたかは推して知るべし。

というかビーハイヴに突出しすぎていると制止をかけなかった割には分断され撃破されたことに毒づくなど作戦もチームワークもかなりいい加減である。
仮にニンジャスレイヤーを仕留めたとして、どうやってラオモト=サンの首を獲るつもりだったのだろうか……。



これが俺の追記・修正だ!思い知ったかWiki籠り=サン!

この項目が面白かったなら……\アバーッ!/

最終更新:2026年07月09日 12:05

*1 実際『北斗の拳』に登場する雑魚キャラめいたニンジャを指す。

*2 俗に言う「名無しの権兵衛」のような匿名で、ソウカイ・ニンジャが内密に行動を進める際に使う。この時のゴンベモンの正体はソウカイ・シックスゲイツの一人であるウォーロック=サン。

*3 原文ママ

*4 この際に「姿を隠しながら攻撃するなど卑怯な」という主旨の超ダブスタ発言をかまし、ますますニンジャスレイヤーの怒りを買った。

*5 最大の禁忌である「アイサツ中の攻撃」を既にしでかしている時点で些末なことではあるが、相手のアイサツ中に攻撃の準備行為をすることもシツレイとされる。とは言えこちらはヒュージシュリケンなど他の敵性ニンジャにも行っているものはそれなりにいる。

*6 所謂娼婦