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ルミナス(メトロイド)

登録日:2026/05/29 (金曜日) 00:55:00
更新日:2026/08/08 Sat 01:46:57
所要時間記事へのアクセスを許可。ルミナス文字を解読します。約 30 分で読めます。




この勇ましき者に、エーテルの光あれっ!


ルミナスまたはルミナス族とは、任天堂のゲーム『メトロイドシリーズ』の外伝作品『メトロイドプライムシリーズ』にて登場したエイリアン種族である。





【概要】



プライムシリーズ2作目、『メトロイドプライム2 ダークエコーズ』にて登場したエイリアン種族。
それまでのメトロイドシリーズには、地球よりも遥かに高度な発展を遂げた文明、超自然的な能力を持つ超種族として鳥人族(チョウゾ)が登場しており、彼らの遺産が主人公サムスの助けとなっていた。

ルミナスはこの超種族のポジションとして、ゲームシリーズで初めて登場した鳥人族以外の種族*1であり、以後シリーズを通して増えていく様々な超種族の先駆けとなった存在である。
また、鳥人族をはじめとしてブリオニアンアレンビック族ラモーン族バイオンの種族等、これらの超種族は軒並み滅亡しているのに対し、ルミナスのみは珍しく種族が壊滅的な打撃を受けつつも健在のままである。

メトロイドシリーズ全体が、キャラクターの会話そのものが少ない作風であり、「プライム2」発売前の作品で明確なキャラ同士の会話劇が存在したのは「フュージョン」のみであった*2
そういった中で、「ゲームで初の鳥人族以外の超種族」「滅亡せずに現存したまま登場」し、「いち登場人物としてサムスと会話する」という当時としてはかなり珍しい立ち位置であり、2026年現在に至るまで続く作品世界の拡張に一役買った存在ともいえる。
今後の再登場にも期待できるかもしれない。





【特徴】



性質は温和で友好的。だが、いざという時には自ら戦うことを厭わない勇敢さを持つ。
ルミナスは蛾のような虫の特徴を持つエイリアンであり、公式設定で身長190cmのサムスが隣に並んでも腿くらいまでしか届かない程のかなり巨大な体躯を持つ。
細長い手に3本の細い指を持ち、背中の翅のような器官をはためかせて浮遊している。
胸から首にかけては蛾のように白い毛が生えてもふもふしている。

鳥人族同様、ルミナスも一種の超能力を持っている。未来を見通す能力を持っていた鳥人族とは違い、思念でバリアを張ったり、残留思念を遺したり等に留まる。
手のひらからは、思い描いた物をホログラムとして投影する能力を持つが、これは超能力なのか、それともホログラム技術によるものであるかは定かではない。

彼らの使用するルミナス文字は、点と線を繋ぎ合わせ、立体的な構造を形成した3次元的なもの*3。図形だけでなくによる差異もある模様。
作中に登場するルミナスドアルミナスログはホログラムで投影されたこの文字をスキャンする事で解読するが、サムスのスーツをもってしても当初は読むことができず、行く先々で出会うルミナスにスキャンバイザーのトランスレータファイルを更新してもらうことで、対応する言語をようやく解読することが出来るようになる。

彼らの科学力は鳥人族に比肩しうるレベルの高度なものであり、数々の兵器やメカノイド、技術が登場している。
作中で手に入るスーパーミサイルはルミナス製であり、本編中ではステータス内の文にて鳥人族製のものによく似ていることをサムスがコメントしているに留まるが、
プライム2公式サイトのQ&Aの回答、ならびに続編「プライム3」にて、鳥人族とルミナス族はかつて交流があり、技術交換も行われていたことが判明している。
作中で手に入るシーカーミサイル、ダークバイザー、各種チャージコンボ等はルミナス製で、鳥人族からの技術供与の結果生まれたものともいえるかもしれない。

またルミナス族独自の技術として、ポータル発生装置に代表される次元跳躍技術が挙げられる。
作中の舞台となる惑星エーテル、別次元の同座標に存在する惑星ダークエーテルを生き来する際は、各地に存在する次元の歪みに対して対応する属性のエネルギーを照射し、入り口を開ける必要がある。作中でサムスはダーク/ライトビームを、スペースパイレーツクッソ燃費の悪いエネルギー照射装置を用いていた。
だが、ルミナスが各地に設置したポータル発生装置は、スキャンバイザーを用いて装置を起動させるだけで、次元の歪みの存在しない場所にポータルを形成する*4という、飛び抜けた性能を持つ。
それ以外にも、対応する装備を持っていれば、一部の場所に存在する光の柱に触れることで、指定された場所に転送されるテレポート技術も有している。
次作「プライム3」では、同じく鳥人族、ルミナス族と相互に交流のあったブリオニアンの母星惑星ブリオに、ルミナスとの技術交流の賜物と見られるポータル発生装置が存在する他、鳥人族の拠点が舞台となる「サムスリターンズ」「ドレッド」においてもテレポートを用いた移動技術が登場している。
ただし後の作品に登場した、ルミナス族と接点の無いアレンビック族ラモーン族も類似した転送技術を有するため、鳥人族の転送技術がルミナス族の影響によるものであるかは不明。ルミナスに限らず、進んだ文明であればいずれは到達できる技術なのかもしれない。






【主なルミナス】


U-Mos

恐れずとも良かろう、強き旅人よ。我が名は「U-Mos」 ルミナス一族最後の見守り役じゃ。どうか話をさせて欲しい。

現族長であり、作中で初めてサムスと会話するルミナスの生存者。
推定年齢はエーテル周期*6で225サイクルであり、ルミナスの老年期にあたるという。

かつて惑星エーテルに巨大隕石が衝突したことで誕生した、別次元に存在する惑星ダークエーテルとイング族との戦争の末、風前の灯となったルミナス族の命運を偶然惑星エーテルにやって来たサムスに託すことになる。
彼と出会うことで、紫色のルミナス文字を解読できるようにトランスレータファイルを更新してくれる他、話しかけることで次の目標のヒントを教えてくれ、体力を全快させてくれる。

ちなみに隕石衝突は彼が青年期の頃とされており、年齢225サイクル=約675歳からするとおおよそ150~300歳の頃だと思われる。
恐るべきイングの侵略に400年前後も抵抗できたというべきか、こんなに長い間イングの邪悪な暴威に晒されたというべきか。
ただし年代について設定に差異があり、プライム3のログからはエーテルへの隕石衝突が「50年前」とされている。
それでも50年間も侵略を受け続けて滅亡寸前だったのは絶望以外の何物でもないが。

なお、サムスが惑星エーテルを来訪したのは「哨戒任務中に発見したスペースパイレーツを追跡、その後消息を絶った連邦軍ブラボー中隊の捜索」を銀河連邦に依頼されたためであり、ルミナスとイングの闘争については何も知らず偶然巻き込まれただけである。
言い換えればサムスに長の願いを聞き届ける義務はないのだが、そこはそれ、ブラボー中隊を壊滅させた原因は取り除けていないし、滅亡寸前のエーテルによる異常な磁気嵐のせいでシップも航行不能。
エーテルを救わない事には脱出もできないので、引き受ける義理はある。パイレーツも絡んでいる事だしね。

また、U-Mosと対面する直前にルミナス大聖堂を襲撃してきたイングをサムスが撃破していたのだが、この時にサムスが入手した物が惑星エーテルのエネルギーを持ち運ぶための道具―エネルギー転送モジュールであった。
つまり、イングたちによる最後の惑星エネルギー奪取が行われようとしている中、
  • 偶然にも別件でやってきた第三者が居合わせ、
  • その第三者が偶然にも銀河最強のバウンティ・ハンターで、
  • そのサムスが居合わせたタイミングが偶然にもイングが大聖堂を襲撃するまさにその瞬間で、
  • サムスが撃破したイングが偶然にもエネルギー転送モジュールを持った個体だった。*7
という、様々な偶然が重なった末の奇跡のような巡り合わせによって、滅亡寸前だったルミナスたちの命脈は保たれたのだった。



過去の族長たち

ルミナス大聖堂の真下に存在する、ルミナセウス礼拝場に彫像が建てられており、スキャンすることで情報を得ることができる。

X-Qar
初代族長。
流浪の民であったルミナス族が惑星エーテルに入植した時代の長であり、生まれは惑星エーテルではないと思われる。
本来の起源は彼らの歴史にも残っていないため不明。

Q-Cis
2代目族長。
ルミナス族に繁栄と平和を齎した功績を讃えられている。

V-Mos
3代目族長。女性。
現族長のU-Mosの母。

J-Gnk
4代目族長。
イングとの戦争の中で、ルミナス族を守るために自ら戦い、戦死したと伝えられている。


精鋭部隊たち

惑星エネルギー奪還のためにイングに立ち向かったルミナス族の戦士たち。
作中では、エーテル各地に彼らの遺体が横たわっており、スキャンすることで彼らの遺言を読むことが出来る。
なお、精鋭部隊の遺体はごく一部の例外を除いてライトエーテルに存在する。
遺言の内容から、明らかにダークエーテルで死亡している者もいるが、これはとあるギミックの存在を考えると、イングの手によってライトエーテルに戻されたと考えるのが自然か。

A-Kul
惑星ダークエーテルの惑星エネルギーは、闇のルミナセウス上空に浮遊する暗黒の大空聖堂に存在し、その入口は10個のキーで閉ざされている。
A-Kulは精鋭部隊の中で唯一、自力でそのうちの一つを収めることに成功しており、彼はそのままそこで力尽きている。そのため、精鋭部隊の中で彼のみはダークエーテルに遺体が存在する。
彼は力尽きる前に、精神リンクで他の仲間が最期を迎えた正確な場所を把握しており、その場所を後に続く仲間のためにその場に書き記している。
ゲーム終盤には、この残り9つのキーを彼の遺言を頼りに探すこととなる。

B-Stl
女性であり、A-Kulには「華麗なるB-Stl」と呼称されている。
同じく精鋭部隊に属するJ-Stlを友と呼んでいる。
惜しくも鍵を見つけ出せずに最期を迎えており、今際の際に兄弟たちが汚名を晴らしてくれることを願いつつ息を引き取った。

G-Sch
A-Kulには「温厚なるG-Sch」と称されている。
仲間の死体を喰らい、自分より弱い個体を盾にするというイングらの悪辣さに憤りつつ、その中でも正々堂々と自分に向かってきたイングと差し違える形で死亡した。

J-Stl
A-Kulには 「崇高なるJ-Stl」と称されている。
イングたちの待ち伏せに、「訓練所を出たての新兵のように」引っかかってしまい、死亡するまでの間に100体ほどのイングを道連れにするという壮絶な最期を遂げた。

S-Dly
A-Kulには「勇敢なるS-Dly」と称されている。
キーの入手には成功したが、忍び寄ってきたイングの「強烈な先制攻撃」を受け、無念のうちに死亡した。
遺体の場所から考えるに、ハンターイングの奇襲でも受けたのだろうか。

C-Rch
A-Kulには「思慮深きC-Rch」と称されている。
イングの軍勢を前に武器弾薬が尽き、己の拳で立ち向かい、壮絶な最期を遂げた。

D-Isl
A-Kulには「不動のD-Isl」と称されている。
イングらが高みの見物を決め込む中、スナッチされた生物やメカノイド等のイングの「新入り」ら(ダーククリーチャー)の相手をさせられ、屈辱の中で戦死した。

J-Fme
A-Kulには「偉大なるJ-Fme」と称されている。
最期の描写から、イングにスナッチを受け、意識を完全に乗っ取られる前にイング諸共自害した。

M-Dhe
A-Kulには「恐れを知らぬM-Dhe」と称されている。
キーの入手に成功しつつも、倒したイングの今際の一撃によって鎧を破壊され、猛毒の瘴気に蝕まれてしまう。
その遺体の場所から、A-Kulに次いでキーを収めることが出来たかも知れず、彼の無念がいかほどの物であったかを推し量ることができる。

S-Jrs
A-Kulには「忠実なるS-Jrs」と称されている。
ルミナスの精鋭部隊が壊滅する中、A-Kulにライトエーテルに帰還し救援を要請するように指示されるが、あと一歩及ばず追いつかれ、戦死した。


作中で入手できるダークバイザーは、「捉えた対象を赤く着色する」という機能の他に、「別次元の対象を赤い輪郭線で表示する」という機能がある。
この機能を頭に入れたうえで、周囲をよく観察すると…?



聖堂の守護者たち


エーテル各地の聖堂の番人たち。いずれも既に死亡しているが、後に続く仲間のためにホログラムにメッセージを遺しており、立体映像としてサムスにヒントを与える。
ヒントの内容はゲームの進行に応じて変化するため、行き詰まったら会いに行ってみるのも手。会話するだけで体力を全快させてくれる。
ホログラムという(てい)で登場しているが、実際は彼らの残留思念であることが示唆されている。そのエリアのエネルギー奪還後は成仏し、会話することができなくなる。
I-Sha

我が名は「I-Sha」見守り役としての命尽きたるも、その想いここにとどまりぬ。

アーゴン聖堂の番人。
彼と話すことで、黄色のルミナス文字を解読できるようになる。
遺体は死後16サイクルが経過。彼の遺体には大量のバイオケミカル物質が付着*8しており、死亡するまでの間に複数回にわたりイングのスナッチを受けたことが示唆されている。

A-Voq

暗き神殿より星のエネルギーを取り戻しこの地に再び光が戻ることを信じておる。 さあ、心して行くが良い。

トーバス聖堂の番人。
彼と話すことで、緑色のルミナス文字を解読できるようになる。
死後14サイクルが経過しており、彼の遺体もイングによりスナッチされた形跡があり、スナッチ完了前に自害している。

O-Lir

我も命あれば、そなたと共にイングと戦い、この聖堂に再び光を灯したかった。

ホレイト聖堂の番人。
彼と話すことで青色のルミナス文字が解読できるようになる。
作中より12サイクル前に死亡。遺体にはルミナス製の兵器による夥しい外傷があり、絶命までの間にスナッチされたメカノイド部隊を相手に長時間の抵抗を試みた事が示唆されている。


その他のルミナス


K-Tch
アーゴン聖堂の「認可の門」に彫像が存在するルミナスの偉人。
温厚な徳人であったとされるが、イングとの戦いによって、彼も戦地に赴く事となった。

B-Stz
トーバス聖堂の認可の門に彫像が建てられたルミナスの戦士。
長らくイングと戦い続けた末に生き抜き、戦死ではなく老衰によって生涯を終えたとされる。

C-Pul
ホレイト聖堂の認可の門に彫像が建てられた、ルミナスの最強戦士

D-Chr
スペースパイレーツに占拠されたアーゴンの遺跡の入口に石像が建てられている。
まだ幼年期の年代でありながらイングとの戦争に参加したルミナスであり、その勇敢さと痛ましさを讃えられている。

E-Btr
ホレイトのエレベーターに彫像が建てられている。
要塞ホレイトの設計者であり、その偉業を讃えられている。


作中には、他にも名無しのルミナスの遺体が各地に放置されており、いずれもイングとの闘争の中で非業の死を遂げている。





【ルミナスの技術】



エネルギー転送モジュール

イングとの戦争の中でルミナスが開発した装置。見た目は水色に輝く光球手抜きとか言わない
使用者の身体に分子レベルで同化し、ルミナスが「エーテルの光」と呼ぶ惑星エネルギーを持ち運ぶ能力を付与する。
また、これにはイングのスナッチを防御する機能も存在し、作中でサムスがイングにスナッチ攻撃を受けても、画面がしばらく黒いウネウネに纏わりつかれるだけで済む。

セーフゾーン

猛毒の瘴気に満ちた惑星ダークエーテルで活動するために開発された技術。
猛毒の大気を中和し、体力を徐々に回復させるフィールドを形成する。
セーフゾーン内ではイングはダメージを受けるため、積極的に立ち入ろうとはして来ない。
常時セーフゾーンを展開する鉱石のライトクリスタル
ビームでのエネルギー供給で時限式のセーフゾーンを発生させる光球状の補助装置ライトパフが存在し、これらはルミナスの手によってダークエーテル各地に命懸けで設置されている。
そのためか、序盤のエリアには比較的多数のセーフゾーンが存在する一方、終盤に訪れるエリアにはセーフゾーンがほとんど存在しない。
また、ルミナスは他にもセーフゾーン設置の様々なアプローチを行っており、遺伝子操作でライトクリスタルと同種の鉱石を身体に持つ節足動物クリスタライト紛らわしい名前だ…
撃破すると落下し、その場にセーフゾーンを形成する浮遊生命体グロウバグを生み出している。
これらの生物はイング側からも排除対象と見なされており、特にクリスタライトはある程度ゲームが進行すると登場しなくなる。スキャン率コンプを目指す方は要注意。
また、作中で入手する3つのビームによって、異なる3種類のセーフゾーンの形態に派生する。当然スキャン対象であるうえ、知っていれば攻略が有利になるため、積極的に活用しよう。


ルミナス・ピーピング

こんなのあったっけ?と思った方は間違いなくいる
ルミナスが各地に設置した目玉のような形状の監視装置だったが、イングによって軒並み破壊され、現在はトーバスの一部で少数が稼働するのみに留まる。
ライトエーテルには赤と黒のピーピングライト、ダークエーテルには青と黒のピーピングダークが設置されており、捉えた映像をU-Mosに転送している。
特に重要な役割があるわけでもないが、スキャン対象ではあるので、忘れずにスキャンしておく事。
ビームを撃つと、まるでびっくりしたかのように動きを止め、瞳孔を収縮させるというモーションがある。U-Mosをびっくりさせるのはやめてあげよう

メカノイド

ルミナス族の科学力で製作された無人兵器群。
当初はイングとの戦争において多大な貢献をしていたが、イングが機械へのスナッチを成功させたことで、そのことごとくが奪い去られてしまった。
現在では、制御システムの管理下を外れたために侵入者を無差別に攻撃するようになってしまっている。

ルミナス製タレット
ホレイトへのエレベーターに続く通路に設置されている、プライムシリーズお馴染みの固定砲台。
作中に登場するタレットの中でも最上位の性能を持ち、攻撃、耐久力は高い。
ダークビームの通常弾1発で凝固させられるのが救いか。

レズビット
ルミナスが製作したドローン。制御システムの管理下を外れて野生化している。
本体となる浮遊する球体と、少し小さい2つの球体で構成され、その周囲をやたらとサイバーな感じのする黄色いモニターらしき物が取り巻いている。
前作に登場したパイレーツ製のドローン*9のポジションに位置する敵だが、あちらとは別ベクトルのウザさを持つ
ビームの連射、レーザー照射、こちらの攻撃を遮断するシールド展開の他、サムスのパワードスーツにコンピューターウィルスを送り込む能力を持つ。このモーションの際にロックオン判定が消失して手動で狙わなければならなくなるというおまけ付き。でも実はエコーバイザーだとロックオン出来たりする。
ウィルス感染すると、視界がノイズ混じりのモノクロになり、一切の攻撃行動が行えなくなる。こいつに遭遇するホレイトは空中に浮かんだ狭い足場の場所が多く、このせいで落下ダメージ+リスポーンによる場所リセットのコンボに悩まされる事間違いなし。
この状態はLRトリガーとBボタンの同時押しで、スーツのシステムを再起動する事で解除できる。
スーパーミサイルでも1発だけでは倒せない程の耐久力を持つが、エンタングラー+ミサイルのコンボやスクリューアタックではワンパンできる。
一定のエリアを巡回している場合もあれば、壁や天井に球体の状態で格納され、こちらの接近や攻撃によって起動する場合もある。巡回している個体に対しては初手エンタングラーが通用するが、格納されている個体はダメージ判定自体が存在せず起動してしまうので注意。

メケノバイト
2本の腕で天井からぶら下がり、ホレイト内を巡回している一周回ってなんかの妖怪みたいな外見のドローン。
鳴き声(?)がやたらとやかましい。
胴体下部から垂れ下がる形の尾(?)から、こちらを追尾するグレネードを発射してくる。
グレネードは低速ながらも極めて優れた射程と追尾性*10を持ち、面倒だからと無視していると思わぬ所で被弾する場合も。
メケノバイト本体は攻撃による撃破は不可能だが、地面に落下すると自爆するプログラムが組まれている。ロックオンカーソルは両腕の先端だが、片側だけを攻撃しても一瞬手を離すだけですぐに戻してしまう。つまり、撃破するには両腕を同時に攻撃するしかない
倒す手段が無い時期にはやかましい鳴き声とグレネードを掻い潜りながらスルーせねばならず、
倒す手段を手にした後も、倒し方がやや面倒でやはりスルーしがちになる…という妙なウザさを持つ。

スプリッター
ホレイト内を巡回している4足歩行型のドローン。
モノアイを持つヘッドユニットと、4脚のレッグユニットで構成されており、スキャン対象もそれぞれ別の個体として分けられている。
合体中は脚部の薙ぎ払い、頭部からのレーザー照射、脚部を折り畳みコマのように高速回転しながらの体当たりを行う。
ヘッドユニットは浮遊能力を持ち、ダークもしくはライト属性のバリアを張りながら光弾を発射してくる。
レッグユニットはレーザー照射能力が無くなっただけで合体中とほぼ変わらず。
全身がダメージ判定のヘッドと違い、レッグは全身が装甲で覆われているため、ヘッドの方が撃破しやすい。
レッグは胴体下部から時折露出する赤いセンサーが弱点であり、ここを攻撃すればワンパンできる。高速回転中に強烈な物理攻撃を当てれば、強制的にダウンさせセンサーを露出させられる。
また、ホレイト各地にはレッグユニットが放置されている場合があり、レッグを失ったヘッドユニットが、そちらとドッキングして戦線復帰してくる場合がある。

イングスマッシャー
ホレイト各地に格納されている、巨人型の戦闘用ドローン。
前作に登場したエリートパイレーツポジションの敵であり、同じような衝撃波攻撃や背中のキャノン砲を持つ。
両手が巨大な球体となっており、左手の球体でバリアを張りながら接近し、右手で殴りつける攻撃や、両手を交互に地面に叩きつけ、衝撃波を乱発するような攻撃を行なってくる。
作中では複数回遭遇するが個体数は限られており、スキャンを逃すとその周回では二度と会えなくなるため要注意。


クアドラアクシス
ルミナスが建造した最大の防衛兵器。
スプリッターの親玉のような外見を持ち、4足歩行のレッグユニットと浮遊能力を持つヘッドユニットで構成されているのも共通。
複数体のイングが、各パーツ単位で大規模なスナッチを仕掛けるという力技で奪われており、U-Mosホレイトに向かうサムスに対し、クアドラアクシスのホログラムを投影しつつ警告している事から、ルミナスの威信をかけた最高傑作であった事が伺える。
形態変化やスキャン対象がやたらと多いため、スキャン率コンプを目指す場合は要注意。
機銃、ミサイル、衝撃波、足を折り畳んでの高速回転による吸引などの攻撃方法の他、頭部には反物質*11が搭載されている。
巨大であるうえに複数のイングによる分業制で操作されているためか、動作はやや鈍重で動きがたどたどしい。特に関節には相当な負荷がかかっている模様。レッグユニット切離し後はヘッドユニットが浮遊移動を行うようになる。ヘッドユニットは内部でスプリッターを生産・投下する能力を持つ。
戦闘はパズル要素が多いうえに、フィールドにはセーフゾーンが一切存在しない。繊細な操作を要求される場所もあり、とにかく落ち着いて行動しよう。

ゲーム内での外見は巨大ロボだが、ギャラリーモードで公開される設定資料では、イングとの融合により内部が有機的に変質したり、ヘッドユニットからイングの触手が垂れ下がるような外見になる案もあった模様。





【その後のルミナス】



「プライム3」では、その後のルミナスの顛末が僅かながら語られている。
サムスの活躍によって滅亡から救われたルミナスたちは、コールドスリープから目覚めエーテルの復興に従事する傍ら、派遣されてきた後続の銀河連邦軍に協力。
イングの手によって全滅したブラボー中隊の遺体や設備の収容、アーゴンに放置された粗大ゴミスペースパイレーツの設備の解体作業、そして同じく放置されたままのフェイゾンの回収を行った。
これによって、銀河連邦は入手した研究データとフェイゾンを利用してフェイゾン強化装置―PEDの開発に着手。「プライム3」までの6カ月間に実地試験が行われている。

なお、惑星エーテルの存在するダーシャ系銀河連邦の勢力圏内の辺境に位置する領域であるものの、ルミナス族は銀河連邦には加盟していないように見える。
ルミナスの情報自体は銀河連邦やスペースパイレーツのデータベースに一応存在しているため、銀河連邦には存在を認知されつつも、独自の文化圏を維持したまま独立を保っていた種族、ということになるだろうか。

ルミナスの挨拶は「右手を胸に当て、深々とお辞儀をする」というものだが、何の因果か後に「サムスリターンズ」「ドレッド」で描写された鳥人族(ソウハ族?)の挨拶は「左手を胸に当て、頭を垂れる」というもの*12
単なる偶然かもしれないが、かつて友誼を結んだ種族同士の挨拶が似通っているというのも中々にロマンのある話ではないだろうか。

今後のシリーズ展開での掘り下げが行われる事を願うばかりである。





【余談】



「メトロイドシリーズ」以外の作品では、「大乱闘スマッシュブラザーズX」にフィギュアやシールとして登場したのみに留まる。

また、上記の通りルミナスは非常に大柄な体躯を持つのだが、エーテルの各部屋は通常のゲート―サムス一人が通れるほどの高さ―で仕切られており、明らかにルミナスが通るには小さすぎる。
やはり一部のユーザーも同じ事を考えていたようで、 公式サイトのQ&Aコーナー では「スペースパイレーツやルミナスはどうやってあのゲートを通過しているのか?」という旨の質問がされている。
ちなみに、それに対するスタッフの回答は「彼らは関節が柔らかいから通れる(意訳)」嘘だろ…

これに起因するかは分からないが、次作以降はゲートの形状が多岐に渡るデザインに変更され、両開きになったり巨大な形状になるなどの工夫が見られる。やっぱり気になってたんじゃ…?


旅人よ、どうかこの記事を追記・修正して欲しい。
さもなければ、次にイングに荒らされるのはそなたの記事かもしれぬ。




























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最終更新:2026年08月08日 01:46

*1 漫画作品では様々なエイリアン種族が登場するものの、現状ゲーム版では敵キャラクターとして登場するスペースパイレーツやバウンティハンター等の一部キャラを除けば、ほぼ地球人種の見た目のキャラしかいない

*2 「初代」「II」は会話自体が存在しない。「スーパー」「ゼロミッション」はモノローグ(サムスの心の声)「プライム」は英語音声のナレーションのみであった

*3 一部の遺跡や構造物には、点と線を繋いだ意匠の図形が刻まれている物があり、一応は2次元的な媒体にも出力が可能である模様

*4 基本的に一方通行の次元の歪みと違い、ポータル発生装置は別次元の同座標にも存在するため、一から次元に穴を空けているのではなく、対応する装置同士を接続する方式で次元を超えているという方が正確か

*5 後に「プライム3」にて、ワームホール展開能力を持ち、大量のフェイゾンを内包した巨大生命体リバイアサンであることが明かされる。ワームホールによって何の前触れもなく現れるため、強力な撃墜手段を持っていなければ、こいつが宙域に出現した段階で既に詰みである。

*6 公式サイトのQ&Aによれば、エーテルの1サイクルは地球の3年に相当する

*7 惑星エネルギーを奪うためなので転送モジュールを持っているのは当然なのだが、逆にイングにとってライトエーテルへのとどめを刺さんとしたベストタイミングでかち合った事を意味する。もしこれがただの襲撃であれば転送モジュールを持っていく事はなかっただろう。

*8 作中のスキャン情報より。イングのスナッチを受けた対象には、この表記が見られる

*9 遭遇した際にゲートロックを行うために必ず倒さねばならず、接近するとバイザーの視界が妨害され見辛くなる。その一方で、耐久力はスーパーミサイル1発やプラズマビームで沈むほどに弱い

*10 性能的には「メトロイドプライムハンターズ」に登場するカンデンのボルトドライバーに近い。

*11 現実世界における、「正物質と電荷の性質が逆の物質」ではなく、「ダーク属性とライト属性という相反する属性のビームを複合させたもの」となっている。アナイアレイター(Annihilator)の意味は「対消滅」

*12 鳥人族すべてがこの挨拶をするのかは不明。一応「サムスリターンズ」でこの挨拶をしているのはマオキン族のレイヴンビークであるが、相手がソウハ族であるためそれに合わせた挨拶をしただけかもしれず、マオキン族独自の礼があるのかは定かではない