登録日:2026/06/08 Mon 11:38:02
更新日:2026/08/02 Sun 14:53:14
所要時間:約 7 分で読めるぜ
概要
テクノスジャパンよりAC版は1987年11月、FC版は1988年7月に発売されたゲーム。
シリーズ2作目にして
「くにおくんシリーズ=ハチャメチャ」の方程式を作り上げた作品であり、後述のFC版の人気も相まってシリーズの中でもかなりの人気作である。
現在でもアーケードアーカイブスとして
Nintendo Switch版と
PlayStation4版が発売されている。
また、『レトロスティック 熱血LEGEND くにおくん』としてシリーズ5タイトルをまとめた商品が発売されており、その中にも名を連ねている。
この作品の成功がきっかけとなって、『熱血高校ドッジボール部サッカー編』『いけいけ!熱血ホッケー部「すべってころんで大乱闘」』『熱血!すとりーとバスケット がんばれ Dunk Heroes』『ダウンタウン熱血べーすぼーる物語』『熱血!ビーチバレーだよ くにおくん』といった、様々なくにおくんスポーツゲームが生まれる事となった。
様々なバージョンが存在するが、本記事ではアーケード版(以下AC版)と
ファミリーコンピュータ版(以下FC版)を取り扱う。
AC版
ゲームシステム
熱血高校を操作し、花園高校や世界を相手にドッジボールで戦う。
一般的なドッジボールと違うのは、
内野はボールに当たっても外野に移動せずHPが減少、HP0で死亡・昇天し次ステージまで復帰しない。という、いかにもくにおくんらしい
バトルドッジボール形式となっていること
だが、この業界で比較対象となるドッジボールゲームは『ドッジ弾平』かコンパチヒーローものぐらいなので違和感がない。
しかしHPは主将しか表示されていない。
相手の内野を全滅させれば勝利なのだが、相手チームは花園を除き先発の脱落に合わせて補充要員が出てくるのでそれも倒さなければ勝利する事は出来ない。
アーケードゲームであるためか試合に制限時間が存在しており、これを超えると相手の内野が残り一人だろうが強制的に敗北となる。それと現実のドッジボール同様ボールキープにも制限時間があり、0になると相手にボールが回る。
最終ステージのアメリカを撃破すれば表彰式が行われ、
イギリスからのループとなる。
もう相手にされない花園カワイソス..
1クレジットで2P対戦をすることができ、熱血対花園で対決をする。
出場選手の皆さん
全5タイプ。なお、シリーズ作品とは違いそれぞれに名前が割り振られていないため便宜上下記の通り呼称する。
| くにお・りき |
熱血高校並びに花園高校主将。熱血高校で唯一必殺シュートが打てる。 |
| 怪物 |
2種の必殺シュートを使ってくるが、その内1つはキャッチ不可。しかも補充要員は全てコイツ。 |
| チビ |
必殺シュートは打てず、ボールパワー・体力ともに最弱クラス。熱血高校はくにお以外全員がチビで構成されている。 |
| ガリ |
ゾンビみたいにガリガリ。必殺シュートは打てない。(アフリカを除く) |
| デブ |
怪物同様必殺シュートが打てる。 |
出場国
違いは選手構成とコートの特徴ぐらいしか無い。
熱血高校 花園高校 イギリス アイスランド 中国 アフリカ アメリカ
FC版
ゲームシステム
AC版とは違い出場者は内野・外野各3人ずつになり、補充要員は撤廃された。
そして各チームの選手に名前・ステータスが割り振られ、特色が付けられた。
ゲームモード
3種類のモードが存在する。難易度は3段階から選択可能。
- 遠征試合 1人プレイ専用。熱血高校を操作し世界の頂点を目指すAC版と同じような勝ち抜き戦のモード。
- 対抗試合 2人プレイ専用。謎の軍団を除く9チームから選んで対戦する。
- クラブ活動 1〜4人でプレイ可能。熱血高校の6人から選んで自分以外が昇天するまでグラウンドでぶつけ合いのデスマッチをする。
キャラタイプ
6種類のキャラタイプが存在し、主将以外はタイプごとの顔が同一である。
| タイプ |
特徴 |
| Aタイプ |
体力が多く、攻撃力が高い。主将は全てこのタイプ。 |
| Bタイプ |
打たれ強さに長ける。 |
| Cタイプ |
キャッチ力が非常に高い。 |
| Dタイプ |
素早さがある。選手によってはコートの端から投げなければ必殺が打てない。 |
| Eタイプ |
投げた後に球に変化を掛けられる球のキレが高い。 |
| Fタイプ |
ナイスシュートを放つために必要なシュートテクが高い。 |
必殺シュート
このゲームにおいて最も重要と言っても良い要素。
AC版とは違い、全てのキャラクターに1つずつダッシュ型・ジャンプ型が割り振られている。
ダッシュシュート
ダッシュの7歩目でシュートすると発動。
| 貫通 |
相手に当たっても止まらず、キャッチ又は壁に当たるまで貫通する。 |
| スネーク |
蛇行しながら飛んでくる。キャッチしづらいがしゃがみ動作で回避可能。 |
| スクリュー |
上下にボールが蛇行する。しゃがんでいてもヒットする可能性がある。 |
| かっくん |
ボールが一時停止した後相手に向かって角度を変え襲いかかる。 |
| おぶおぶ |
ボールが楕円状に変形しながらターゲットを緩やかに追尾する。 |
| アッパー |
加速しながら飛来し、当たると相手ごと上昇。 |
| ワープ |
投げると消滅し、突然敵の目の前に出てくる。 |
| ブーメラン |
一旦相手の上空で静止してから、弧を描いて落ちてくる。威力は高いが当てづらい。 |
| 円輪 |
円軌道を描きながら前進する貫通属性を持ったシュート。特定のキャラの固有歩数でのみ発動。 |
ダッシュジャンプシュート
ダッシュジャンプの頂点でシュートすると発動。
| ナッツ |
くにおの代名詞とも言える必殺シュート。球速が高くキャッチもしづらい。 |
| 稲妻 |
稲妻を描くように上下に激しくぶれながら移動する。 |
| 分裂 |
文字通り3つに分裂する。 |
| 圧縮 |
ボールが独特のスピンにより収縮。当たった相手は大ダメージとともに画面を一周して吹っ飛ぶ。 |
| もず |
上空へ高く上がり、敵の頭上から急降下する。追尾性能がありキャッチしづらい。 |
| 加速 |
相手の高度まで一旦落ちた後、加速度的に球速を増しながら直進する。 |
| ぶよぶよ |
収縮を繰り返しながらターゲットに飛んでいくシュート。 |
| ほえほえ |
最も低い球速と高い威力を兼ね備えた必殺シュート。コントローラーで軌道の操作が可能。 |
出場チーム一覧
| 出場チーム |
主将 |
遠征試合モードの特徴 |
| ねっけつこうこう |
くにお |
主人公チーム。能力のバランスが取れている。 |
| はなぞのこうこう |
りき |
縦社会構造が強く、基本的には主将であるりきにボールを回して攻撃する。あまり能力は高くはない。 なお、BGMは日本古謡「さくらさくら」を下敷きにしたもの。 |
| いぎりす |
じえむす |
前ステージからの体力の増加幅にビビり散らかすこと間違いなしな程体力が高いが、全チームで1番打たれ弱い。人によってははなぞのの方が強く感じることも... なお、BGMはビートルズの楽曲を下敷きにしている。 |
| いんど |
らはまあん |
体力は低いが非常に打たれ強い。特にむはまどの打たれ強さは、どんな攻撃でも3ダメージ以上を喰らわないという桁外れの性能を持つ。 |
| あいすらんど |
へいるまん |
体力とボールパワーが高い脳筋ゴリ押し戦法のチーム。その代わり防御力や素早さは劣る。 |
| ちゅうごく |
らおちぇん |
いぎりすに次いで打たれ弱いが、キャッチ力が高い。 なおコートは天安門広場で、中央にはデカデカとどこぞの指導者の肖像画が掲げられているが、明らかに頬骨の大きさがおかしい。何か怒られなかったのかよ... |
| それん |
もるどふ |
もるどふのワンマンチーム。非常にボールパワーが高いもるどふにボールを集め攻撃する。 なお、BGMはロシア民謡「カチューシャ」を下敷きにしたもので、シリーズでもかなりの人気を誇る名曲。 |
| あふりか |
んじょも |
素早さが高く、ボールを取ったらすぐシュートしてくる。ここの主将の名前のせいでしりとりが終わらなくなった。 |
| あめりか |
ういりあむ |
走攻守揃った世界最強のチーム。欠点はやや素早さが低いこと。 |
そして遠征試合モードで1人も内野が昇天せずにあめりかを撃破すると謎の軍団が現れる。
熱血高校のコピーであり、あめりか戦の体力とオーダーがそのまま反映されている。
移植
ファミリーコンピュータ、PCエンジン、ゲームボーイ、スーパーファミコン等にアレンジが加えられて発売されている。
AC版自体の移植はオレたちゲーセン族やアーケードアーカイブスによって行われている。
余談
バンプレストから発売されたコンパチヒーローシリーズの『バトルドッジボール』シリーズは、必殺技の扱い等、細かい違いはあるものの、基本的にこのゲームに近いシステムが採用されており、実質的にコンパチヒーロー版『熱血高校ドッジボール部』と言える。
2025年10月23日発売の『ダブルドラゴン リヴァイヴ』の予約者限定特典ゲームとして、『ダブルドラゴン』シリーズのキャラを使った『熱血高校ドッジボール部』と言える『ダブルドラゴン ドッジボール』がダウンロード配信された。
これには、熱血高校ドッジボール部のキャラも隠しキャラとして登場する。
2021年4月26日には、くにおくんシリーズ35周年を記念して「全日本まくら投げ大会 in 伊東温泉」とコラボした動画『熱湯!まくら投げ in 伊東市』がyoutubeにupされた。
これは枕投げ大会のルールを説明するための動画であり、浴衣を着たキャラ達が畳の敷き詰められたコートを走り回りながら、大量の枕をドッジボールのごとくぶつけ合うというものである。
追記修正は謎の軍団を余裕で倒せるようになってからお願いします。
この項目が面白かったなら……\バシュゥゥゥゥゥゥゥ/
- ハゲのいちろうはどこ行ったんだろう -- 名無しさん (2026-06-08 14:23:40)
- PC番外編ならやった事がある。当時下手すぎて無敵になる裏技使わないと中々クリアできなかったけど -- 名無しさん (2026-06-08 14:54:03)
- アフリカって国だったのか。と、誤って憶えさせられてしまったよ。 -- 名無しさん (2026-06-08 16:49:49)
- 圧縮シュートは自分の周りだと世界一周旅行て言われてたな… -- 名無しさん (2026-06-09 15:18:33)
- GCCXで見たけど、宇宙人出てなかったっけ? -- 名無しさん (2026-06-09 15:26:10)
- ↑ PC番外編だな。「くえすともーど」で出てくる -- 名無しさん (2026-06-09 16:49:54)
- 結構な時間遊んだはずなんだけど、ほとんどFC版とGB版だけだった。だから、いつか「くにおくんドッジボール部コレクション」として出してくれることを願っています。 -- 名無しさん (2026-06-09 18:04:42)
- ドッジボール部なのに他の部活の助っ人ばかりしてるイメージがあるがドッジボール部全体で助っ人に出たのはサッカー編だけだったりする -- 名無しさん (2026-06-09 18:23:33)
- 中国ステージの肖像画は仮面ライダーって呼んでたな…懐かしい -- 名無しさん (2026-06-11 03:00:05)
- 世界一周するのは圧縮の他にブーメラン、ほえほえもなんだけど、圧縮は熱血高校のしんいちが使用できるし、何よりもるどふが撃ってくるから印象強いんだよな~ -- 名無しさん (2026-06-11 08:26:16)
最終更新:2026年08月02日 14:53