登録日:2026/07/18 Sat 21:58:00
更新日:2026/08/26 Wed 17:26:43
所要時間:約 7 分で読めるんだよなぁ〜
『
ぜんまいざむらい』はNHK Eテレで放送されていたTVアニメ。
2006年放送開始。
2010年に惜しまれながら終了した。全215話、後番組は『はなかっぱ』。
【あらすじ】
昔むかし、団子が大好きなぜんのすけという泥棒が団子屋に盗みに入った際、嫌いなネズミに驚いて逃げ出した折に井戸に落ち死んでしまった。
すると大福の神が現れてぜんのすけにぜんまいと「必笑だんご剣」を授け、
「善行をすればぜんまいが巻かれていき、108の善行を積めば生き返れるが、ぜんまいが完全にほどけると死んでしまう」と告げる。
そしてぜんまいざむらいとなったぜんのすけが地上に出てみると、そこは200年後のからくり大江戸。
だんご屋いっぷくでのぜんまいざむらいの生活が始まったのだった。
【キャラクター】
■ぜんまいざむらい
声:ゆきじ
主人公。年齢は不詳。
正義感が強く、悪人を見ると「
おいらのぜんまいがキコキコしちゃう」と言ってぜんまいを自ら解く。
ずきんちゃんと三色団子の白いのが好き。
電撃を受けると「
アクタレざむらい」と化し、悪の限りを尽くすようになる。
ちなみにOPでは戦には全然向いていないと歌われているが、『
空想科学読本』の検証によると、王貞治以上の速さでバットを振れるらしい。戦に向いてるじゃねえか!
■豆丸
声:川崎恵理子
ぜんまいざむらいのお供の忍者。第1話の冒頭では既にぜんまいざむらいと共にいた。
伊賀生まれで珠算3級、まきびし2級、そろばんは練習中。
寝る際は金太郎のような前掛けをし、おねしょ癖がある。
青い忍者服をきていて、頭巾の上にある赤いポンポン状のものには綱がついていて、天井から降りる時などにこれを伸び縮みさせて使う。
ホットケーキが好物で、辛いものは苦手。
実は家族が健在で、母と弟、妹の存在が確認できる。
■大福の神
声:滝口順平
見ての通り福々しい姿をした神様で、ぜんまいざむらいからは「大福大ちゃん」と呼ばれている。
語尾に「だべ」は付けず、ラップ調で話す。
「ここ、ここ、ここは井戸のそこ。そこ、そこ、そこが重要」
「わしはわし、わしはタカじゃない、わしはわし、わしは大福の神じゃ」
身体の大きさを自由に変えることが出来、泥棒の姿に変身したり、豆丸とずきんちゃんと茶じじとなめざえもんと猫のまっちゃに戯言を信じ込ませてぜんまいざむらいを試したことも。
ぜんまいざむらいと天蓋男、わたあめひめ以外の人には見えない。
■天蓋男
声:
近藤隆
ぜんまいざむらいの善行をチェックする、大福の神の使者。
天蓋(深編笠)を被った虚無僧のような出で立ちだ。
神の使いではあるが、からくり大江戸の人たちとも普通に交流している。
天蓋を何枚も被っているため、素顔は一切不明。
■なめざえもん
声:陶山章央
ながーい髷がチャームポイントの、金持ちでイヤミな優男。
一人称は「あちき」で語尾に「でやんす」とつける。
ずきんちゃんが好きで、ときにセクハラまがいの嫌がらせをしてぜんまいざむらいに必笑だんご剣を喰らい、自分の行動を反省するのがお約束。
だが根っからの悪漢ではなく、ぜんまいざむらいが命を張って皆を救った際は誰よりも泣き悲しんでいたほか、ピンチに陥ったぜんまいざむらいを助けるために真っ先に行動したり、
迷い犬を保護して情が芽生えたことも。
■ずきんちゃん
声:那須めぐみ
可憐な女の子で、からくり大江戸のアイドル的存在。
天然パーマを押えるため、常に頭巾をかぶっている。
ぜんまいざむらいとなめざえもんに好かれているが、本人はぜんまいざむらいの方が好き。
ただ、なめざえもんのことが嫌いというわけではなく、話によっては友人として二人で行動していることもある。
冷静な一面があり、瓦バンバンにすっぱ抜かれてずきんちゃんの天然パーマが大流行した際も頭巾を被っていた。
まれに「花柄ずきん」として現れ、善を施す場合がある。
また、「ぼたん」(声:藤屋裕子)という非常に個性的な風貌の犬をかわいがっている。
■だんご屋おばば
声:
野沢雅子
だんご屋いっぷくの店主で、ぜんまいざむらいと豆丸の保護者代わり。
気立ては良いが、豆丸のおねしょには怒る。
得意の「
悩殺ポーズ」は皆が「
出た~!」と叫んで逃げ出すほど気持ち悪い(なお、本人は「セクシー」と思い込んでいる模様)。
今までに惚れた男は3998人に及ぶ。
■茶じじ
声:加藤精三
ずきんちゃんの祖父。
ぜんまいざむらいの師匠的存在だが、
厳しい一面は全く見せない好々爺。
その名通り茶を点てるのが上手。
ぜんまいざむらいのことを毎度「全然ざむらい」「まいまいざむらい」などと呼び間違え、その呼び名はどんどん原型を留めなくなっている。
まっちゃという猫を飼っており、女好きな一面を持つ。
■あくとり代官
声:大林隆介
鍋料理店「あくとり亭」の店主で、悪辣そうな名前と風貌とは裏腹にオヤジギャグ好きで気さくな性格。
「世の悪を無くすのは鍋のアクを掬うのと同じ」と考えている人格者。
基本的には気さくで優しいおっさんだが、町行く人に鍋を食べさせてあげるかわりに無理矢理人生相談をさせ、自分の話に付き合わせるという困った一面も。
若い頃はかなりの美青年だったが、鍋料理ばっかり食べていたため、肥満体になってしまったようである。
また、鍋に関しては一切妥協を許さず、そのせいで本人が気づかぬうちに多くの女性を泣かせていたこともあるそうな。
■かみちよねーさん
声:神代知衣
寺子屋で千代紙を教える妙齢の女性で、色っぽいが謎が多い。
天蓋男は彼女に片思いをしている。
なお、「きんさん」という家族の存在が彼女から語られたことがあり、ぜんまいざむらい達は「ボーイフレンド」と勘違いしていたが、実際は金魚だった。
■ピエール
声:金丸淳一
西洋寺子屋の先生を務めるポルトガル人。日本語はペラペラで早口言葉も大得意。
金髪を髷にしており、幼少期はおかっぱだった。語尾に「ごんす」とつける。
「せっぷく・かっぷく・まんぷく・げんぷく…」といった日本語の「ぱぴぷぺぽ」の響きが好き。
この「ぱぴぷぺぽ」は和語には存在しないため、合点がいくといえる。
動物が苦手という設定があるが、第3シーズンでは猫を預かるシーンがあるので、その設定はオミットされたものと思われる。
■わたあめひめ
声:
名塚佳織
第2シーズンから登場した大福の神の新たな使者。その名通り常にわたあめを持っている。
一人称は「わらわ」で語尾は「ござりまする」。
子供っぽく、かなりワガママな面が強いが、当の本人は子ども扱いされることを非常に嫌がる。
なめざえもんに好意を抱いており、ずきんちゃんをライバル視しているようだ。
■瓦バンバン
声:金丸淳一、近藤隆、陶山章央
独特の節で歌いながら瓦版を売り歩く3人組。
当初は絵描きもいたが、いつの間にか消えた。
瓦版はやはりというべきか「ずきんちゃんの頭巾の下は髷」などデマも多い。
■泣き濡れ戦士
声:河本邦弘
又旅姿にぬれ煎餅を吊り下げた強面の青年で、昔は煎餅売りをしていた。
食べた相手を泣いて改心させる「泣き濡れせんべい剣」でなめざえもんを改心させんとするが、「いくらなめざえもんでも泣かすのは嫌だ」というぜんまいざむらいと戦いに。
最終的には「泣かされるより笑うほうがいい」となめざえもんがぜんまいざむらいを応援し、泣き濡れ戦士はなめざえもんのオナラに笑い、反省して去っていった。
■怒りの用心棒
声:太田哲治
武芸者のような姿の大男の剣士。食べると体中に電気ショックが走るほど辛いおこしが刺さった「電撃おこし剣」を持っている。「電撃おこし剣」は持っている人の怒りを電気エネルギーに変えて抜くことが出来る。
ぜんまいざむらいに戦いを挑むがだんご剣で改心して穏やかな性格になるが、ぜんまいざむらいはおこしを食べた電気ショックでアクタレざむらいになってしまい、悪行を行う元凶になってしまった。
■十万屋十兵衛、万之助
声:松林大樹(十兵衛)、増岡太郎(万之助)
大阪弁でしゃべる浪花(大阪)出身の商人兄弟。兄が十兵衛で弟が万之助である。
しばしばからくり大江戸に現れてはインチキ商売で住民を騙す詐欺師であり、たいていは万之助のヘマでインチキがバレて、ぜんまいざむらいのだんご剣で成敗されるのがお約束。
それでも懲りずにインチキ商売をするあたりは商人気質なのだろう。
■辻だじゃれ
声:増岡太郎
夜道を通る人にだじゃれを聞かせて凍らせる辻斬りのような男。
1戦目は耳栓をぜんまいざむらいがしていたため敗北。
再戦では耳栓を「だじゃれを文字で見せる」という荒業で攻略するが、
豆丸には「チェンマイざむらい」という難しいだじゃれが分からず撃沈。
その後はあくとり亭で働くことに。
■百八匹犬屋
声:中村大樹
百八匹の犬を売る「百八匹ワンコ」の主人。
一見すると気さくな店主だが、実は近所の犬を誘拐して他の人に売りつけるというあくどいことをしていた。
そのことがぜんまいざむらいにバレる(というより、自分で白状している)や否や、今まで誘拐してきた犬たちにぜんまいざむらいを襲撃させようとしたが、自分のことを恨んでいる犬たちに逆にボコボコにされてしまい、ぜんまいざむらいに「必笑だんご剣」で改心させられる。
■猫屋おせん
声:高田由美
「ねこじるしせんべい」を売る「猫印煎餅屋」の女主人。
猫耳をつけて接客する美女。だが裏では、「夜中に近所の猫を工場に集め、無理やりせんべいを夜通し作らせる」というブラック企業的なことをしていたために、ぜんまいざむらいに改心させられる。
改心してからは自分で商売に励むものの、野良猫軍団にせんべいを食い荒らされてしまうが、ぜんまいざむらいが野良猫たちを改心させた後、まっちゃの名案で全ての野良猫を飼う代わりに猫屋で働かせる事にした。
■なめざえもんのママ
声:松岡洋子
なめざえもんの母親。黒子のお供を引き連れ、きらびやかな装飾のカゴで現れる。
一人息子のなめざえもんを溺愛しているのだが、本人の意思とは関係なく結婚相手を何十人と連れてきたり、髷をぜんまい型に変えて、人気者になってもらおうと画策したりするなど、やや「モンペ」気質なところがあり、なめざえもん本人は嫌がっている。
【からくり大江戸の名所】
■だんご屋いっぷく
だんご屋おばばが仕切る団子屋で、特に三色団子が名物。
初期はおばばの手作りだったが、いつの間にかオートメーション化されていた。
■やぐら寿司
櫓の上に立つ寿司屋で、寿司ではなく席が回るという気持ち悪くなりそう斬新なシステム。
トロとウニが高級品であり、かっぱ巻きが安物。ぜんまいざむらいは常にかっぱ巻きを食べている。
なめざえもんはトロとウニを注文しまくったあげく、「余ったら捨てればいい」と抜かしたためぜんまいざむらいを怒らせてしまった。
■見栄城
一見立派な城のようだが、実はハリボテ。家臣もたくさんいると見せかけて三太夫(声・川上貴史)1人だけであり、殿様(声・梅津秀行)も巨大な怖い人のように見せかけていたが、実は小さくて可愛らしい殿様。
■からくり水族館
ぜんまいざむらいはここの電気ナマズに電撃を喰らいアクタレざむらいと化してしまった。
ぜんまいざむらい 今日も追記・修正をほどこしたり
ピ シ ャ ッ
終
制作・著作
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最終更新:2026年08月26日 17:26