登録日:2026/07/28 Tue 00:45:00
更新日:2026/07/31 Fri 00:06:54
所要時間:約 12 分で読めますよ、お兄様
「安心してください、お兄様。佳樹が必ずお兄様に友達を作ってさしあげます」
出典:負けヒロインが多すぎる!、8話『おこまりでしたらコンサルに』、2024年7月~9月まで放送。
A-1 Pictures、アニプレックス、小学館「ガガガ文庫」、©雨森たきび、マケイン応援委員会
【プロフィール】
誕生日…6月6日
身長/体重…147
kg/40kg
マイブーム…花嫁修業
好きな豊橋グルメ…カレーうどん
子どものころの夢…お嫁さん
CV:白田千尋(オーディオブック版)/
田中美海(アニメ版)
【人物】
本作の顔である「負けヒロイン」の一人…に数えていいのだろうか。
市立桃園中学校2年→3年で、主人公・
温水和彦と2歳差の実妹。
杏菜との出会いで頓挫したラノベの購入計画を練っている彼の横からぬるっと出てきたのが初登場。
小柄ながら整った顔立ちに綺麗な黒髪ロングと、見た目だけでも紛うことなき美少女。
そのルックスに違わず異性から非常に人気があり、さらに桃園には佳樹個人のファンクラブも存在している。
作中では諸事情で全て断っているものの、前生徒会長を含み既に8人に告白されている。
同中学校の生徒会にも所属し副会長を務めており、人望・手腕どちらも優秀。ツワブキの学園祭準備の際には彼女の鶴の一声で柔道部が手伝いに出向いていた。
勉学の成績も非常に優秀で、噂では和彦は自身と同じ高校に入る予定の彼女には相応しいとこに入学してほしいと思い、偏差値が県内随一のツワブキを受験したとか。
まさに容姿端麗、才色兼備を地で行く優等生である。
人当たりも良く物腰・口調も丁寧で、身内の和彦含め大抵の人物相手には
敬語で話す。
ただし同級生のアサミや聡相手には普通にタメ口で話している場面も見受けられる。
勉学だけでなく家事もお手の物で、家を開けがちな両親に代わって大体の家事は彼女が請け負っている。
特に料理の腕前は本作ヒロインの中でも特段高く、普段の食事はもちろん、季節イベント毎のお菓子作りでも存分にその腕前を発揮している。
和彦も交代制で家事は担当しある程度は料理もできるが、それでも本人は佳樹には勝てないと常日頃思っている。
……ここまで書いた通り基本的には非の打ち所のない完璧超人な彼女だが、最大の特徴にしてある意味最大の欠点が存在する。
それは
超が付くほどのブラコンなことである。
と言うか後の内容はほとんど兄・和彦関連なため、さっさと次の項へ行ってしまおう。
【主な人間関係】
※以降、アニメ範囲外のネタバレ注意
本作の主人公にして、二歳違いの実兄。そして佳樹にとっては唯一無二にして何にも代えられない愛しのお兄様。
本作における佳樹の行動理念はほぼ全て兄が絡んでいると言っても良く、謎の連絡網を活かして彼の行動はほぼ全て把握している。
ほぼ全ての巻で兄の行く末を陰ながら見守っており、時には応援、時には暗躍する姿も見せる。
常日頃から兄にはベッタリで、家では勝手に兄の部屋に入っては膝に座るほど甘えん坊になる。
こんだけブラコンなため当然昔からベッタリだったようで、少なくとも中学の頃も頻繁に学校内で兄に会いに3年生のクラスへ出向いていた。
もちろん兄の趣味であるラノベにも精通しており、内容もさらっと兄にネタバレするほど理解していれば隙あらば妹モノを勧めたりしている。
終いには和彦に内緒で「ナイスカップルコンテスト」に応募し、結婚式場まで連れて行って一緒にタキシードと花嫁衣装で撮影したりとかなりフリーダム。
ちなみに佳樹は頻繁に部屋の出入りをしているが、何故か和彦の部屋は鍵が頻繁に壊れるとのこと(すっとぼけ)。
さらに電子機器のパスワードも時間をかければ特定できるらしく、佳樹の前では最早和彦のプライバシーは無いに等しい。
…ここまで見てもらえば分かると思うが、佳樹の兄への想いは
ブラコンと呼ぶには些か愛が重い…と言うか
一線超える事すら抵抗が無いようにさえ見える。
それも巻が進むと添い寝が禁止されてるにも関わらず
寝ぼけて(和彦談)兄の布団に潜り込むことが増えたり、夢子が付けたキスマークを見た際には取り乱して
一緒に風呂に入ろうとしたり(母親が抑えつけても15分が限界)…と悪化の一途をたどっている。
この兄に対する偏愛は両親からも恐れられており、温水家では前述の通り佳樹の中学校進学と同時に二人での
入浴・添い寝が禁止された。
兄妹間違いだけは起こすまいと和彦と他の女性との恋にも非常に協力的で、温水邸には数多の女子が日常的に出入りをしている。
それどころか
同級生女子が日常的にシャワーを借りに来る(愛用シャンプーの持参も黙認)、
仮にも彼氏持ちの女子を「実家だと思って」と快く受け入れる等、思春期男子の親とは思えないほど異性との交遊に寛容。
さらに両親が家を開けざるを得ない場合は友達を呼んでお泊り会をするよう
厳命、断るなら
学校を休ませてでも佳樹を両親と同行させる――と是が非でも二人だけで夜を迎えさせないよう仕向けたりと、最早手段もなりふり構わなくなってきている。
…それでも娘が父親不明(すっとぼけ)の子を孕むよりは、健全に彼女を作ってもらう方が圧倒的にマシであるのも事実か。
彼女の存在もあってか、和彦は両親に「高校卒業とともに家を出て暫く帰って来るな」とさえ言われている。
とは言え全てにおいてイエスマンと言うわけではなく、和彦がヒロインたちにデリカシーのない言動をした際には呆れ気味に諫め、彼女らの肩を持つ場合が多い。
また、兄に対しても無意識に辛辣な発言をすることもあり、知らずのうちに兄の心に傷を負わせてしまうことも。
デリカシー皆無且つ毒舌な兄にしてこの妹ありと、まさにそこは兄妹と言ったところか。
しかしこの手のブラコン妹キャラにしては珍しく、兄に近づいてくる女性には寛容で、むしろ兄とくっつくように積極的にコミットしている方である。
何せ佳樹自身「お兄様の人となりを知れば、好意を持たない方なんていません」と信じて疑っていないのである。
兄と行動を共にする女性を見つけては彼女に相応しいか目を光らせ、時には兄のお眼鏡にかなうよう仕向けたりする。
壊滅的なファッションセンスの兄に代わって、女性とデートへ行く際の服装もコーディネートしている。
尤も、これは佳樹自身が「実妹が兄と結ばれる訳が無い」という常識の元に「兄を誰にも渡したくない」という本心を封じて見ないようにしている事への反動である事が度々示唆されている。
この為、全ての女性に同じ態度を示すわけではなく、コントロール下に置けず自身のアイデンティティを崩しかねない存在(年下の妹キャラ、家庭的で積極的etc…)は危険視し警戒を怠らないようにしている。
というか、本気で兄と女性が接近したりすると焦りだしたり、特に仲の良い杏菜への評価が意外と辛かったりと、色々と本音は誤魔化しきれてない。
…とまぁ佳樹自身はいつ兄と結ばれても良いほどの超ブラコンだが、残念ながら肝心の兄が彼女に向けてるものが家族愛以外の何でもなければ本作は
実妹との禁断の恋をテーマにした作品でもないため、その想いが実ることはまずないだろう。
ハイスペック且つどのヒロインよりも慕っているにも関わらず
「兄妹」と言う厚すぎる壁一つで全て叶わぬ夢となった、ある意味では彼女こそ生まれた時点で負けている
『真の負けヒロイン』と読者からは評されている。
ちなみに当の兄も十分にシスコンであるため、何だかんだで似た者同士の兄妹である。
下の兄妹ができたばかりの兄らしく、主役を取って代わられてずいぶん拗ねていたらしい。
文芸部女子にして本作のメインヒロイン。
主要ヒロイン3人の中では最も早く出会っており、文芸部合宿に参加していた兄と彼女を遠くから見ていたのが初。
その後の夏休みに杏菜が温水邸に訪れた際に初めて顔を合わせることに。
その際にも品定めをするかのように、杏菜には面接と称してあれこれを根掘り葉掘り聞きだそうとしていた。
佳樹的にも食べ物を渡せば簡単にコントロールできる部類だからか、案の定杏菜も料理・お菓子にありついてくるため、意外と行動する機会はそこそこ多い方。
いつの間にか連絡先も交換しており、文化祭準備の際には一人で進めようとする和彦に先回れるよう情報提供にも応じた。
文芸部女子にしてヒロインの一人。
文化祭準備でツワブキ高校に訪れた際が初対面…なのだが、檸檬側は実は中学時代から学校でもべったりな兄妹を見てきたため存在を認知していた。
対して佳樹側は認識はすれど暫く会う機会に恵まれなかったため、杏菜・知花と比べるとまともな絡みはやや少なめ。
和彦・千早がある調査のため桃園中学校へ潜入した際に、偶然中学制服に身を包んだ兄と出くわしやや興奮気味だったものも、咄嗟の判断で檸檬に攫われていくのだった。
また、和彦・檸檬のデートの際にも現地で会った他文芸部女子と一緒に監視することに。
なお、檸檬が朝練後に温水家へシャワーを借りに来ること、そして愛用シャンプーを置いてることも当然黙認している。
文芸部女子にしてヒロインの一人。
杏菜との関係を確認がてら文化祭へ赴いた先で見かけ「守ってあげたくなる女の子に心惹かれないとも限りません」とも評し意外と好感触だった。
当の知花は佳樹の積極的に絡みにタジタジするのがお約束となっている。
佳樹からチョコ作りを習うため温水邸へ訪れた際には、鬼祭で被った粉を流すため風呂に入りがてら佳樹の策略で兄好みのゴスロリワンピースに着替えさせられたことも。
■権藤アサミ
同中学校に通う佳樹の同級生にして親友。それぞれ「ゴンちゃん」「ヌクちゃん」と呼び合っており、佳樹がタメ口で話す貴重な存在。
学校・プライベート両方で一緒に行動することも多く、アサミ自身も高身長ゆえに小柄な佳樹と並ぶと何とも絵になる組み合わせである。
親友と言うこともあり佳樹の暴走を間近で見る機会も多く、そのたびに本作の女性陣一常識人なアサミは引き気味・呆れ気味なリアクションを取っている。
また、アサミが二人の同級生で彼女の幼馴染である聡に好意を寄せていることも把握しており、告白しない彼女の意志は尊重しながらも想い人への素っ気ない態度にヤキモキする気持ちも多少ながらある模様。
女子中学生にしてはあまりにも渋い盆栽を趣味としており、佳樹も影響されて始めた。
ちなみにアサミ自身も和彦のことは「あれはあれで縛りがいがあるじゃんね」と結構好印象を抱いている。
■志喜屋夢子
和彦の先輩にしてヒロインの一人にしてダークホース。
佳樹とは生徒会の夏合宿で顔見知りではあったものの、意外にも本編では長い間話す機会には恵まれなかった。
まともな絡みとなったのはアサミ、聡とともに志喜屋家が経営する園芸店へ職場体験時に来たとき。
いくら兄が家では進んで話さないとは言え、あの佳樹でさえ兄と夢子が逢瀬を重ねる仲と言うのは把握してなかった模様。
二人がボドゲカフェでよく遊ぶ仲と知った時には大層驚き、こっそりの彼女の中のお嫁さん候補の勢力図は書き換えられることに…。
■馬剃天愛星
生徒会副会長にしてヒロインの一人。知花と同じタイミングで佳樹に発見される。
文化祭で彼女が着ていた猫耳メイド服自体は2次元・3次元問わず72枚の画像を保存している兄の好みらしいが、「お兄様を心から想ってくれる人と、ゆっくりと愛をはぐくむ」ことを望んでいる佳樹にとっては解釈違いだった模様。
その後、何故か6巻の合宿で出汁を取り忘れてたのを気にしてたのか温水邸で佳樹から味噌汁の作り方を直伝してもらうことに。
なお、途中で檸檬が当たり前のようにシャワーを借りに来てることに困惑する天愛星なのであった
■朝雲千早
兄の同級生にして光希の恋人にして作中トップクラスの危険人物。
初対面時は佳樹が中学制服の和彦に夢中だったのとすぐに檸檬に連れ去られたのもあり会話はゼロだったが、臨時入校証を片手にツワブキに来てた際に再開し、学校全体の配線図を使った千早の話・工作を聞き意気投合してしまったのが運の尽き。
その後、千早が立ちあげている「ツワブキ調査アドバイザー」にて、佳樹がアシスタントを務めていたことが判明。
リコの式場潜入作戦にも参加予定だったが、バレたら学校から処分が下りかねない危険な作戦、さらに佳樹も受験生になったこともあり和彦によって作戦からは下ろされることとなった。
それでも結果的に千早の危険なスキルを身につける機会を作ってしまったことにより、彼女の対和彦索敵能力の悪化強化を余儀なくされてしまった。
そしてその危険性も流石に目に余ると判断され、無事和彦の手で佳樹の連絡先から削除されることに。
■白玉リコ
文芸部女子にしてヒロインの一人。そして文芸部唯一の後輩。
しかし佳樹はそんな彼女を最大の脅威のように感じ取っており、まるで決して相いれない不俱戴天の天敵のような存在にもなっている。
兄周りでは貴重な年下女子と言うことで佳樹的には「かぶってる」らしく、初対面の時点で「お兄様のパートナーにはふさわしくない」とさえ言い切っている。
以降もリコと話す際は口調や表情は崩さずにしているものの、明らかに殺気立てて最大級の警戒を込めて接している。
そしてリコ側もかなりのヤリ手なこともあり、押しの強い佳樹でさえ彼女に対しては防戦一方を強いられる珍しい場面も見受けられる。
■水島小春
アヤメ高校に通うひばり・弘人の幼馴染にして弘人の恋人。
彼女も自身の高校で生徒会に所属しているが、少なくとも佳樹自身は交流が無かったのか顔見知りではなかった模様。
しかしリコほどじゃないにしろ小春のことは相応に危険視しており、彼女が温水邸に訪れた際には「相容れないなにかを感じる」と警戒を緩めなかった。
何せ積極的で家庭的な一面があるがゆえに、兄の世話役を取られてしまい佳樹のフラストレーションは高まる一方だった。
【主な台詞】
- 「佳樹は心配しているのです。お兄様は高校生。友達がいなくて許されるのは義務教育までです」
- 「佳樹の気のせいでしょうか。お兄様、少し楽しそうに見えます」
- 「…いいえ、ご心配なく。佳樹が念入りに落としておきますね」
- 「白玉は、よーくかんで潰して……そうやって食べるのがお勧めです」
【余談】
原作1巻発売時の独占インタビュー「ラノベの素」にて、雨森氏は佳樹のことを「主人公のことをちゃんと好いてくれるキャラクター」として登場させたと語っている。
対してイラスト担当のいみぎむる氏は『負けヒロインが多すぎる!いみぎむるARTWORKS』にて「一番悩まずに描けたキャラクター」と語っており、実際に彼女に関しては初期案からほとんどデザインが変わっていない。
アニメではインターネット限定の次回予告でも登場。案の定と言うか、ここでも平常運転で全てに亘って兄のことしか喋っていない。
6話分からはアサミも登場。暴走する佳樹を抑えて軌道修正しようとするも、結局押しの強さに負けがち。
なお、この予告で佳樹が言ってた「園芸部の彼」である聡はアニメ未登場。アサミと彼の関係・アサミの想いを知ってる原作勢をニヤッとさせた。
冒頭のプロフィールはSSSでの内容をそのまま拝借しているが、見てもらえれば分かるように身長の単位が盛大に誤植を起こしている。
追記・修正は兄と中学入学まで添い寝していた方でお願いします。
- 不登校気味の友達がいたことが4巻で言及されてたけど、今後登場するのかね -- 名無しさん (2026-07-28 12:30:21)
- 難読ではないけど、どっかに名前のルビ振った方がいいなこの記事 -- 名無しさん (2026-07-28 12:47:48)
- 人名だと「よしき」にしか読めない -- 名無しさん (2026-07-29 08:12:26)
- ぬっくんの人格形成に大きくかかわっているキャラよねかじゅ。 -- 名無しさん (2026-07-29 21:52:56)
- アニメ版では見た目と声でロリ感が凄く増してて可愛い -- 名無しさん (2026-07-30 11:08:13)
- ↑ゴンちゃんが大きいからややこしいけど、多分中学生としては普通の外見で特に子供っぽい外見とか言うわけじゃないような気がする。 -- 名無しさん (2026-07-31 00:06:54)
最終更新:2026年07月31日 00:06