登録日:2024/10/15 Tue 02:50:00
更新日:2025/03/01 Sat 23:58:33
所要時間:約 14 分で読めます
出典:負けヒロインが多すぎる!、5話『朝雲千早は惑わせる』、2024年7月~9月まで放送。
A-1 Pictures、アニプレックス、小学館「ガガガ文庫」、©雨森たきび、マケイン応援委員会
【プロフィール】
誕生日…8月1日
身長/体重…163cm/50kg
マイブーム…路面電車と競争
好きな豊橋グルメ…みたらし団子(甘くないやつ)
子供のころの夢…クワガタ
CV:山一茉希(オーディオブック版)/若山詩音(アニメ版)
【人物】
本作の顔である「負けヒロイン」の一人。
ツワブキ高校1年→2年で、主人公・温水和彦のクラスメイト。2年生からは別クラスとなった。
小学校以来想いを寄せていた幼馴染が人知れず彼女を作っていたことが判明し、自ずと失恋が決まってしまった「負けヒロイン」で、二人の関係に巻き込まれる形で和彦との出会いもはじまる。
茶髪のショートカットに整った顔立ちの美少女で、頭には自身の名前であるレモン型の髪留めを付けている。天真爛漫な裏表のない性格故に男女問わず好かれており、友達も多く異性からも非常にモテる。
活動停止にされた『鳥を見る会』が取り扱っていた盗撮写真も、杏菜の2倍となる16枚の売上を記録した。
オフイベント「ツワブキ高校文芸部課外活動」で披露された原作者書き下ろしの朗読劇にて、東京に行った際にモデルスカウトされた経験もあることが判明。
なお、檸檬自身もモテる事はある程度自覚しており、男子との距離も「ふたりの例外」を除いて気を付けているとのこと。
引き締まったスレンダーな身体に
健康的な褐色肌をしており、服の隙間からは
眩しい日焼け跡を覗かせている。
何がとは言わないが
大きさは女子高生として普通程度。
ついでにスポーツマンらしく代謝も良くかなりの汗っかき。そしてそれが原因で真夏の体育館倉庫では和彦より早く意識が朦朧となってしまう。
さらに普通の女子高生より羞恥心が薄いのか、和彦の前でも平気で
下着姿(スポブラ)になったりミイラ男に仮装した際に
包帯の下に何もつけない等大胆な行動が多い。
この距離感や羞恥心の薄さからか、本作では負けヒロインズ随一の
お色気要員としての活躍(?)も見せている。
思春期男子たる和彦等に、たびたび無意識且つ無抵抗に健康的な肢体を見せてはドギマギされている。
虫取りや地下資源館のトロッコ等にテンションが上がる、友達と水のかけっこをして足びちゃびちゃのまま部室へ来る等どこか小学生男子っぽい感性も持ち合わせている。
しかし、檸檬本来の内面は意外と繊細で乙女。
気になる男子の前ではガサツな面も見せる一方で、赤面したり大胆な行動をしたりと普段の子供っぽさとは打って変わって恋する乙女のような素振りも。
また陸上部での過去の一件もあってか、他者の心情には見た目以上に敏感で気にしいなところもある。
総じてやや脳筋でアホの子が入ってはいるものの、癖が強い女性キャラが多い本作の中でも比較的言動に癖が少ない良い子。無いとは言ってない
アホっぽさ子供らしさに乙女らしさも併せ持つ繊細な少女、それこそが焼塩檸檬その人なのである。
中学時代から陸上部に所属。部活仲間からの信頼も厚く、若きエースとして精を出している。
走ることに関しては天性の才能の持ち主で、中学入りたての頃から韋駄天ぶりで有名になっていた。
しかも当時は顧問の先生に言われるままにほぼ全ての競技に参加しており、一人であらゆる競技の表彰・メダルを総なめしていた。特に中距離走に至っては当時の県記録を更新するほど。(無名の中学1年生が見せたあまりに突飛な出来事だったため、参考記録にとどめられたが)
しかし檸檬自身は顧問に言われるまま、走ることが好きがゆえに出場しただけだが、檸檬の台頭で試合に出られなくなった仲の良かった先輩が退部。
結果的に部活仲間の活躍の場を奪ってしまったこの出来事は檸檬の中でもトラウマになっており、それ以降参加する競技も短距離のみになった。
コーチも期待の星たる檸檬に付きっ切りな上中距離やハードルへの出場も勧めたりと期待されているが、檸檬がそれらに出場するという事は他の陸上部員が出られなくなるという事。この事実がさらに檸檬の繊細な心を追い詰めていった。
そしてあるときから、中途半端は嫌だからと陸上部と文芸部の退部を考えるようになるのだった。
文芸部を訪れた際にその場で文芸部にも入部。以降は陸上部との兼部で活動していく。
入部したての頃は文学作品を書いておらず、代わりに文芸部活動の絵を描いていた。流石に部誌には載せられなかったが、文芸部のSNSが存在していたためそちらに上げていた。
その後、他文芸部と違い詩と言う形で処女作を執筆。卒業する慎太郎・古都へ渡す部誌に掲載された。ちなみにギリギリで仕上げたため、慎太郎と古都(と我々読者)以外は内容を知らない。
とは言えあくまでメインは陸上部なため、部室へ訪れる頻度は文芸部ガールズの中では最も低い。特に7巻では前巻でメイン回を貰った反動と陸上部への専念もあり部室を不在にすることも多く、終始蚊帳の外扱いだった。
しかし、だからと言って文芸部活動には手を抜いているかと言えば断じて否であり、和彦に水臭いと言いながら文化祭の準備にも励んだり、文芸部へ原稿(と言う名の絵日記)は提出を続けていたりとしっかり部員と言う自覚はある。
なお、文芸部活動する以外でもたびたび部室には訪れており、着替えやプロテイン等私物置き場に重宝している。そしてプロテインは「これ飲むとやせるんでしょ?」と勘違いした杏菜に勝手に飲まれることに
逆に勉強は非常に苦手としており、成績も進学校の生徒とは思えないほど壊滅的。
檸檬が高偏差値のツワブキ高校に入学できたのはツワブキ七不思議のひとつにも数えられている。実際にはとある人物の尽力が大きい(詳細は後述)。
当然試験も赤点常連で、あまりに成績が悪すぎて進級に響くため教師陣で特別チームが結成されたほど。
と言うか普通の追試では追い付かないと判断され、最終手段として母校である桃園中学校陸上部の練習を手伝いに行き「社会貢献活動」のレポートを提出する形になったことも。
夏休みの宿題?もちろんギリギリまで手を付けない。
勉学以外でも所謂アホの子丸出しの言動も多く、そのたびに一緒にいる和彦・知花辺りに内心ツッコまれている。
小学校の頃も今と大きく変わらない腕白な少女だったらしく、何なら当時の光希はガキ大将みたいなものと思っていた。
光希も当時から檸檬に振り回されており、中学年の頃はたまの校区破りに付き合わされていたとか。
家族構成は、父・母・妹の4人家族。父以外は作中登場済み。
妹・ナギは眼鏡の三つ編み姿をした小学6年生で、成績も優秀で口調も丁寧。
隣で姉らが軽い修羅場を演じていても構わず隣で牛乳を飲むくらいにはマイペースで、恋愛にはあまり興味がない模様。
母・夕子はこの手の母親キャラでは珍しくもないが3〇歳のアラフォーながら見た目はとても若々しく、和彦は初見で姉と勘違いしたほど。
和彦のことも檸檬からよく話に聞いているらしく、諸事情で焼塩邸を訪れた和彦を檸檬と二人きりにさせる計らいも見せた。
また、豊橋から離れた本長篠で暮らしている祖母がいる。祖父は海外赴任なため一人暮らし。
大勢の客が急に訪問しても笑顔で迎え、寿司の出前を取る上に泊まらせてくれる気前の良い性格。
やはり和彦のことは檸檬から聞いているらしい。
実は焼塩家は一流大学出身者且つ学者や弁護士が多い、非凡な才に恵まれた華麗なる一族。
勉強が苦手な檸檬はそのことにコンプレックスを抱いていたようだが、彼女の場合走ることに才を見出したと言えよう。
【主な人間関係】
本作の主人公にして、同じ中学出身で1年時のクラスメイト。当初は「温水」と呼び捨てだったが、体育館倉庫の一件以降は「ぬっくん」と渾名で呼ぶ。
と言っても中学時代にまともに話したことは無く、たまたま和彦と光希が話してた際に光希と千早の関係を聞いたのが交流のきっかけとなる。実は中学3年時は隣の席同士だった。先述の通り中学時代に交流らしいものはほぼ無かったが、隣の席同士だったことはお互いに覚えている。
光希の付き添いという形で文芸部へ赴き、そこで光希の彼女発言を聞いて傷心のまま文芸部にも入部。
檸檬本人も「ガツガツこないから、つい安心して甘えちゃってさ」と言える仲で、異性からモテる檸檬にとって下心なしでそばにいてくれる和彦は如何に稀有な存在かは想像に容易い。
食欲・嫉妬心でウザ絡みされたり二言目には悪態をつかれる他負けヒロインズと比べると、和彦への扱いは幾分かマシ。
どちらかと言えば子供っぽいムーブで無意識に和彦を振り回し、そのたびに世話を焼かれたり止む無く一緒に走らせるパターンが多めか。
さらに、和彦にとっては初めての「デート」相手でもある。檸檬も光希と何回かお出かけはしたことあるだろうが、光希のことなのでデートとは思われてなかっただろう。
単に異性と二人でお出かけだけなら杏菜がいるが、ちゃんとした「デート」を明言した上で一緒に出掛けたのは初。
デートは順調に進み、さらに恋人繋ぎをする等二人の距離も近づいていく中、和彦は檸檬が陸上部と文芸部の退部を考えている旨を聞くことに。
その際に和彦も一緒に「帰宅部」に入るよう誘われるが、紆余曲折ありそれを断ると、檸檬・和彦の退部を賭けて檸檬と競走をすることになった。
恋愛方面では作中で「友達として好きだけど、恋愛感情とかそういうのはないよ」と明言していることから、「今のところは」異性として意識していないことになる。
とは言え前述の通り和彦の態度を信頼し切っているため、普通の友達以上の居心地の良さを感じているのは確か。
その割にはデート中に意味も無く見つめ合ったり頬を突っついたり、杏奈の話をすると不機嫌そうにしたり、焼塩邸であーんを要求したりと傍から見ればバカップルにしか見えないムーブもちょいちょいやってる。
また、もし和彦と部活を辞めたら一緒に塾に通い、光希・千早ともつるみながらイチャついてる二人を帰り道で愚痴り合う…とまで考えていた。
そして、和彦のスマホの待ち受けのアニメキャラを見て彼の好みが「髪の長い子」と勘違いしており、ゆくゆくは髪を伸ばして和彦の好みに近づこうともする予定だったとのこと。
実は、中学時代の和彦への第一印象はある人物に感じたそれと全く同じであるのだが…?
文芸部の仲間にして負けヒロイン仲間その1。
ともにクラスカースト上位&幼馴染に恋をしているという事情もあってか、すぐに意気投合をする。
檸檬とは別ベクトルでスタイルが良いため、1巻の海水浴や2巻の風呂シーンでは美乳・スレンダー派(檸檬)とともに巨乳・むっちり派を満足させた。
また、檸檬の祖母宅を訪れた際に檸檬から服も借りたが、どこがとは言わないがサイズが合わなく断念したとのこと。
なお、杏菜は檸檬相手でも和彦と二人でいい感じになると嫉妬を見せるが、アニメ最終話では二人で観覧車に乗っていた和彦・杏菜を見つけ、知花も含めた4人で再度観覧車に乗り何があったか根掘り葉掘り聞きだそうとしていた。
文芸部の仲間にして負けヒロイン仲間その2。
負けヒロインズの中でも杏奈が和彦と行動を共にすることが多い都合上、檸檬は知花と行動を共にすることが多い。
一学期終業式の非常階段で和彦が杏菜に(友達になるための)告白をしようとした際に、空気を読んで知花がランニングに興味がある(※嘘)と呟くと嬉々として焼塩メソッドなる脳筋戦法を叩き込むべく、二人で校庭へと向かった。
その後もちょくちょく夏休み中の早朝ランニングに付き合わされているらしく、諸事情で和彦も付き合わせた。
知花のことは地の文で「間違いなく檸檬の大切な友人の一人」と呼ぶくらいには大切にしている。
檸檬祖母宅でも寿司を知花の皿によそったり、和彦が知花をいじめていると勘違いした際には和彦の首に腕を回し締め上げては知花を抱きしめたりと彼女なりに可愛がっている。
■温水佳樹
ブラコンな和彦の妹。作中では文化祭準備で手伝いに来たのが初対面となるが、檸檬からは実際はさらに前に見た事がある。
和彦と同じ中学と言うことは必然的に佳樹とも同じ中学になり、檸檬中学3年時には佳樹も中学1年となる。
その頃から存在は認識しており、休み時間とたまに授業中にも和彦にべったりしていたため「ぬっくんのストーカー」と思っていたとのこと。
物語の時系列的には前述の「ツワブキ高校文芸部課外活動」で会ったのがほぼ初対面になる。
和彦・千早がある調査のため桃園中学校へ潜入した際に、偶然出くわしてしまった佳樹を咄嗟の判断で攫っていくファインプレーを見せた。
また、和彦・檸檬のデートの際にも現地で会った他文芸部女子と一緒に監視することに。
現時点では檸檬のみ一人で温水邸に来たことがないため、他負けヒロインズより絡みは少なめ。ではあるものの、佳樹のストーカー行為をあまり気にせず、人柄について「ちゃんと自分を持ってしっかりしてる。大丈夫な子」と高く評価している。
■月之木古都
文芸部の副部長で、3年生の先輩。
在学中は同じ部活でありながらあまり接点はなかった。
卒業式にて自分の行動に悩む檸檬に自分の経験も含めて理解を示し、「決めるのも責任を取るのも自分」とアドバイスをし「先輩たちは意外と大人」と卒業式で陸上の先輩と話すように勧めるなど先輩としての姿を見せた。
■綾野光希
小学校時代からの幼馴染で、檸檬の想い人。
文芸部へ安部公房の全集を借りに行った際にさらっと彼女がいると発言し、周囲を凍らせた。
その後しばらく音沙汰は無かったが、夏休み中に女子との接し方を知るための恋愛相談として檸檬と二人で出かけ、千早・和彦・杏菜に尾行されることに。
檸檬自身は光希への想いを秘めておくつもりだったが、地下資源館にてうっかりそれを口にしてしまう。
普段は鈍感な光希もそこはしっかりと聞いてしまい音信不通になるが、祖母宅での一件もありちゃんと話をする決心をする。
そして幼馴染同士の恋の行方に決着をつけるべく、8月30日の夜に母校である桃園中学校へ忍び込むのだった。
決着がついた後も友達として関係は続いているが、それでもなお檸檬にとって光希は特別で、光希より好きになれる人が出ない限りは恋愛はしないと決めたほど。
二人の出会いは小学2年まで遡り、当時ブランコから飛んで足を捻挫し運動を禁止されて暇を持て余していた檸檬が、本を読んでいる光希に話しかけたのがはじまりとなる。
そんな檸檬が偏差値的に全く足りてないツワブキ高校の受験を決心したのも、自身の一族へのコンプレックスもあるが光希と同じ学校へ行きたかったからである。
光希も檸檬と同じ気持ちで、尚且つ一族へのコンプレックスも聞いてからはツワブキ高校へ入れるべく、親身になってサポートをした。
勉強を教えるのは勿論、教科担任ごとの評定の付け方に果てには誕生日や結婚記念日まで調べ上げ、檸檬の内申点を推薦基準まで押し上げた。
つまり檸檬からすれば、光希は入学が絶望的だった志望校への合格まで導いてくれた恩人でもあった。
そして檸檬は勉強ができて自分のために頑張ってくれた光希を、光希は陸上で結果を残し学校の人気者となった檸檬を、お互いに尊敬し合っていた。
それだけでなく、光希にはこのときまで口にすることのなかった、尊敬とは違うある感情もあったと檸檬にも察せられ…。
さらにアニメ5話~7話EDでは本編で叶うことのなかった光希(の幻?)と踊る姿も見せることに…。
■朝雲千早
光希と同じ塾の特進クラスに通っている、光希の恋人。
文芸部女子と対となる勝ちヒロインの一人だが、初登場時点では檸檬とは面識がなかった。
しかし千早の方は檸檬が光希の幼馴染、並びに光希に好意を寄せていることを知っていた。
夏休みに出かけている二人を尾行し、たまたまカフェから出てきた和彦・杏菜とも遭遇。
光希への好意は本物だが、同時に彼の幸せも第一に考えており自身を「私が横から現れて、光希さんを奪ってしまったんじゃないかって」とも考えていた。
頭が良い千早も「焼塩さんが『友達として』光希さんと会っているのは分かっています」と理解しつつも「彼の本当の気持ちが焼塩さんにあるのなら──身を引く覚悟です」と決意を示していた。
その後、地下資源館にて口を滑らせた檸檬を追いかけようとする光希にしがみつきそれを止める。
罪悪感に苛まれ自身が光希と別れた方が良かったとすら思い悩むが、和彦に諭され暫く檸檬の件は和彦に一任することに。
そして檸檬が千早にも彼氏と内緒で出かけたことを謝りたいと決心した翌朝、祖母宅から帰る途中の電車で待ち伏せしていた千早と鉢合わせする。
千早もすぐに檸檬と話をしたかったようで、豊橋に帰って来るにも関わらずGPSを仕掛けてまで本長篠まで檸檬を追いかけに来た。
しっかりと腹を割って話せたようで、以降は名前で呼び合うほど仲良くなり、良き友人関係を築いている。
■白玉リコ
文芸部に仮入部することとなった、1年生の後輩女子。
初登場となった7巻自体檸檬が終始リコの計画から蚊帳の外だったこともあり、作中で顔を合わせたのもリコの部室初来訪と温水邸に負けヒロインズが集まったとき程度で絡みも殆ど無し。
一応杏菜と違い懐疑心や嫉妬心を見せたりはせず「玉ちゃん」と呼びフレンドリーに接している。
■倉田
女子陸上の部長で2年生の先輩。
陸上をやめようとする檸檬を止めようと和彦に接触し、事情を聴いてからは勝負を見守った。
檸檬が入ってきた後、リレーのメンバーから外れ中距離に移動したという経緯の持ち主だが「自分が(檸檬の)一番のファン」と言い切るなど彼女をとても大事に思っている。
明るく快活な性格だがややうぶで暴走しやすいところもある。
【主な台詞】
・「あれー……光希……彼女いたんだー……あはは……あたしって……今まで何してたんだろうね……」
・「大丈夫、私はトムソンガゼルというよりインパラだから」
・「良く分かんないけどさ。ちゃんと話をしないと後悔するよ」
・「ごめーん、忘れてた。でもぬっくんだし、大丈夫でしょ?」
・「周りの力を借りるのも、『やれること』の一つだよ」
・「へ?赤点にどの教科とかある?」
・「じゃあ今日はぬっくんがストーカーだね」
・「ウツボにこんだけ種類必要?あたし見分けつかないよ」
・「2年もあれば、あたしの髪も伸びるかな……って」
・「ありがと。ぬっくん、いいお嫁さんになれるよ」
【余談】
「焼塩」と言う苗字に聞き馴染みのない読者も多いと思われるが、それもそのはずで全国でたった
10人程度しかいないレア苗字なのである。
参考程度に
「温水」は
1000人、
「小鞠」は
110人と大分人数に差がある。
実は
「八奈見」も全国に
10人程度しかいないレア苗字なのだが、此方は
界王様や
ボヤッキー等で有名なレジェンド声優の故・八奈見乗児氏の存在もあってか、焼塩よりは馴染みのある人も多いのではと思われる。
「焼塩」に「檸檬」…まさか大塚愛の楽曲にもなった焼肉が由来ではないとは思われるが果たして
彼女とは一切関係ないが、(株)ミツイシ及び(株)アラカワから食塩にレモンの風味を合わせた「焼き塩レモン」なる商品も販売されている。
ステーキ・天ぷら・焼き魚等のお供として是非。
原作1巻発売時の独占インタビュー「ラノベの素」にて、「檸檬は自分が書きたくて書いたヒロイン」と原作者の雨森氏は語っている。
天真爛漫な可愛い元気っ子が、負けて失う側に回った時の姿を描ければと思い、負けヒロインとして書くようになったらしい。
7巻現在、負けヒロインズの中では唯一メイン回を2回貰っている。
かつて
ジャンプで連載されていたとあるラブコメには、偶然にも
スポーツ少女で幼馴染に恋をしている勉強が苦手なお色気担当の褐色娘が存在する。
あちらは檸檬と違い、
最初に主人公と結ばれた勝ちヒロインと言う対比になっている。
追記・修正は中学時代に陸上部で全競技表彰されたことある方でお願いします。
- 活発なスポーツ少女だから八奈見さんよりこちらが大食いワンコ枠になりそうなもんだが実際は色気枠 -- 名無しさん (2024-10-15 05:09:30)
- 5~7話のEDが芸術品として優れすぎてる…前半のたった一人で待ちぼうける姿、サビの決して届かない流れ星に追いすがる姿、大サビで光希の幻と躍りながら宙を舞う姿、ラストのそんな妄想を払うように顔を洗う姿…良くできてるよねえ -- 名無しさん (2024-10-15 06:39:16)
- 陸上部メインだから出番少ない印象だったけど、メイン回の内面描写、温水との関係性が丁寧に描かれてるから、雨森先生の愛着が感じられる -- 名無しさん (2024-10-15 09:19:30)
- 他マケイン2人と違って綾野とは実質両片思いだったと判明した時は物悲しさを感じた -- 名無しさん (2024-10-15 14:00:37)
- 八奈見と違って万人受けする理想的なヒロインなだけに負け方どうなるかと思ったが綾野の方にフォーカス当てたのは上手いやり方というかいい落としどころと思ったな -- 名無し (2024-10-15 18:47:39)
- 内面はナイーブで湿っぽい。マケイン三人の中で唯一失恋から立ち直るために文芸部やぬっくんの力が必要だったところからも見て取れる。けど、傷ついたことをバネに成長できるタイプでもある -- 名無しさん (2024-10-15 19:44:18)
- あんまりアスリートには向いてないメンタルではありそう -- 名無しさん (2024-10-16 10:47:28)
- 出典知ってるから追記した上で消したけど、項目内に「出典求む」とか書くべきじゃないと思うよ。そりゃ調べても分からない事はあるだろうけど、せめてコメントでソースどこ?とか聞く程度に抑えとくべきでは -- 名無しさん (2025-02-19 15:58:33)
- ソースありがとう。自分も気になってたからありがたい。 -- 名無しさん (2025-03-01 23:53:44)
- それにしても1巻って焼塩は(周りも含めて)あんまり掘り下げなかったけど、書きたいキャラだったのね。確かに、失恋したヒロインへの接し方として最も模範的なのが焼塩への例かも。 -- 名無しさん (2025-03-01 23:58:33)
最終更新:2025年03月01日 23:58