登録日:2026/08/08 Sat 16:33:12
更新日:2026/08/23 Sun 23:35:12NEW!
所要時間:約 3 分で読めます
表記は「暮らし」ではなく「暮し」なので注意。
【概要】
記憶をなくし、とある村に流れ着いた主人公が農作や釣り、牧畜に狩りに工作をしながら日常を過ごす生活シミュレーションゲーム。
だが夜はかなり危険らしく、11時以降の外出はできない。
ゲーム開始時、本来の遊び方ができる「ほの暮しモード」と絶対に危険が起きない「あんしん暮しモード」を選択できる。
ただし、一度モードを決めた後は同データ内での変更はできない。
【あらすじ】
主人公は、山の中を彷徨っていた所、とある村に保護される。
村長のリンは主人公を空き家に案内し、「村の為に働くならここに住んでもいい」という提案を持ちかける。
かくして主人公は、村の仕事をこなしながらゆったりとした日常を過ごすことになるのだった…
【彼ヶ津村】
本作の舞台である山村。彼々津村ではない。
小さいながらも食堂や商店、図書館や診療所等の設備が充実しており、四季ごとに行事も存在する。やや電波が弱い様だがネット環境も整っている。
この村には八つの掟があり、
掟の一、午後十一時以降外出禁止
掟のニ、村のために協力せよ
掟の三、見知らぬものに近づくな
掟の四、他人の秘密を暴くな
掟の五、村を出てはならぬ
掟の六、山からの声に応えるな
掟の七、失った物を探すな
掟の八、願いには相応の代償が必要
これらの掟を破ると恐ろしいことが起きるというが…
【登場人物】
プレイヤーが操作する10代前半くらいの子供。キャラメイクが可能で、
性別不明。
なので気分で男物と女物の服を着替えても問題ない
記憶をなくし山の中を彷徨っていたところ彼ヶ津村に辿り着き、そこで働きながら暮らすことに。
まだ幼いながらも斧一本で木を切り倒し、農具や釣り竿等の道具を使いこなし、牧畜に料理に採掘に狩猟までやってのけるスーパーキッズ。
とはいえスタミナが尽きると殆どの作業ができなくなってしまうので、就寝せずに活動を続けるなら食べ物系アイテムを食べるか食堂に行く必要がある。
なお、ゲームシステムの変更の賜物なのか、
- 走る時にはスタミナを使わないのでいくらでも走れる
- 体力制になったことである程度のダメージは耐えられる
- 体力が尽きても気絶するだけで済む(時間が経過する分ロスにはなる)
などなど、夜廻系列の主人公としては桁違いに逞しい。
いきなり住居の提供料として多額の借金を背負わされる、(掟のせいとはいえ)最初は村人たちに距離を置かれる、
(やむなくとはいえ)掟を破った際には罰として村人全員の仕事を手伝わされる等日本一ソフトウェアの子供主人公らしく苦労が絶えない。
「何かを渡されたうえでお願いされると断れない」という奇妙な癖があり、都合良く利用される事もしばしば。
キスケによると、昔いなくなった子供に似ているそうだが…?
彼ヶ津村の若き村長。十代後半の女性。この村は代々彼女の家系が納めているとのこと。
責任感が強く、掟を守ることを遵守している。それゆえに強引な手法をとることもしばしば。
子供である主人公に多額の借金を背負わせたり、主人公から仕入れた品物を3倍以上の値段で外に売るなどがめつい一面も。
一部では性格:たぬきちの十王星南とか言われている。
山を降りた主人公が初めて出会った村の住民で、狩人をしている少女。一見男の子に見えるが女の子です
気が弱い性格で、頼みごとを断ることができない。
彼女もまた幼い頃の記憶を失っているらしいが…?
木こりをしている大柄な青年。コマコの兄。
寡黙だが面倒見が良い性格。シスコンと言えるほどにコマコの事を気にかけている。
「樹木建設」を営む大工の男性。サングラスをかけている。
外見は若々しいが30代前半で、リンとは干支一周分以上歳が離れている。
口は悪いが気の良い性格で、主人公に暮らしの基礎を教えてくれる。
主人公の容姿には見覚えがあるようで…
2年前に都会から引っ越してきた青年。
好奇心旺盛でよく周囲を巻き込んで騒動を起こすが、本気でまずいと思った時には自制する等それなりに良識はある模様。
雑貨屋「田上雑貨店」を営む女性。マイペースな性格。
考えるより先に行動しがち。
自宅は作業所を兼ねており、色んなものを発明している。
食堂「茶碗亭」を営む中年男性。
飄々とした性格で落ち着いているが、面倒くさがりな所もある。
住民の中でも年長だと思われるが、娘同然のヨウ含めて「さん」付けで呼ぶ等、割と礼儀正しい一面もある。
主人公と同年代程の少女。とある理由からロッカクの養子となっている。
動物が大好きで、何かの声が聞こえるらしい。
診療所を営む女性。ただし知識こそあるが医師免許は持っていないため、肩書きも医者ではなく「養生家」。
診療所での対応も市販薬や漢方薬の処方がメインで、専門的な対応は出来ない模様。
後述のスミレの姉で、ブラコンと揶揄される程に溺愛している。
ハスミの弟である少年。
釣りや探検が好きで、コマコから弓も習っている。
口数の少ない不愛想な少女。
掟には一応従っているが村のことはあまり好きではなく、いつか村の秘密を解き明かして脱出することを考えている。
そのため掟にそこまで執心していない主人公にはある種の期待をしている模様。
リンの秘書を務める男性。
嫌味な口調で喋りリン以上に金にうるさく、ことあるごとに金銭を要求するが、たまに無償で何かをくれることもある。
株で大損するとショックで顔面崩壊するほど凹む。
三輪トラックで村の内外を往復している露天商の女性。
独特なファッションを着こなし、つかみどころのない性格。ハスミとは幼馴染。
山の麓の市役所に勤めている、メガネを掛けた男性職員。
彼ヶ津村の財政を気にかけ、ソーラーパネルの設置を勧めにやってきた。
実は彼女持ち。
【スローライフ要素】
簡単に言えば狩猟要素が増えた「牧場物語シリーズ」。
また、あちらの恋愛要素の代わりに住民達の好感度システムがあり、
会話したりプレゼントをあげることで好感度が上がってイベントが見られるようになる。
ただし、地道な育成が主軸となり序盤から終盤まで時間を牧場に費やす牧場物語に比べると、
スキルツリーやクラフト自動化など作業効率の上昇幅が大きく、進行するほどに自由時間を増やせるようになる設計は
どちらかというと海外産のインディー系農場ゲームに近いと言えるかもしれない。
庭を耕して種を植えることで、作物や花を育てることができる。
畑や畝に植えて水やりすると育つものが大半だが、米やワサビは水田で育てるほか、苗木を植えて樹になるまで待つタイプもある。
一定個数を収穫するたびに作物の品質が上がり、それに伴い出荷時の売値も高くなっていく。
なお、低木や果樹タイプなどの例外を除いて、作物は対応した季節を過ぎると問答無用で枯れてしまう。
水やりを怠って成長が遅れたり、収穫までの日数が長い作物を季節の後半に植えたりすると、
種を買ったお金や育てた手間が全部台無しになる可能性があるので注意しよう。
また、水田の作物と重なって生える雑草は作物の成長を止め、耕してない土に生えた雑草は徐々に増殖して作物を雑草で上書きしてしまう。
見つけ次第カマで刈る、作物を植えたマスと隣り合った土に庭床を敷いて雑草の侵食を防ぐなど、対策はしっかりしておこう。
チナナから家畜の子供を買うことで、庭で飼うことができる。
鶏小屋は最初から建っているが、哺乳類の家畜を飼うためには対応した施設が必要。
毎日牧草を与えて育てることで成長し、卵や牛乳などの畜産物を入手できるようになる。
スキンシップを重ねると主人公になつき、採れる畜産物の品質も上がっていく。
村の各地にある釣り場で釣りができる。
現地にある釣り竿を借りる形+釣り餌が不要なので、元手がかからずお財布に優しい。
自前で撒き餌を使うことで魚がかかりやすくなるかも。
村の外れにある「石切場」で鉱石を掘ることができる。
何故か入るたびに地形が変わるので、夜廻の操作感で不思議のダンジョンをやる感覚に近い。
フロア内の岩石をツルハシで破壊することで各種石材を入手できるほか、鉱石や宝石が確定で取れる岩石もある。
深部に進むほど希少な鉱石や宝石も手に入るが、時間を知らせる鐘が聞こえない。
時間表示は変わらず見えるので、こまめにチェックしよう。
一度行った階層なら10階ごとにトロッコでショートカット可能だが、下層へ降りる穴は上記の通常の岩石を壊さないと出てこない。
そのため、より深く進みたいか鉱石・宝石が欲しいかの目的に応じて、破壊すべき岩石は変えよう。
「狩人詰所」で狩猟免許を買うことで、対応した動物の狩猟が解禁される。
ほぼ特定の狩場でしか採れない木材や山菜があったり、シンプルに山間の移動がスムーズになるので、
狩猟目的でなくても購入しておくのがオススメ。
主人公の得物は弓。罠を仕掛けることもできる。
狩猟した動物は「狩猟証明」を落として逃げていく。詰所に提出することで肉・骨・毛皮などの素材と交換できる。
動物が紙切れを落とすのも妙な話だが、仕留める瞬間を見せない配慮なのだろう
リスやウサギなどはともかく、イタチ以降は攻撃してくるため危険が伴う。
たぶん鹿は熊を差し置いて最強。
作業台を使って色々な物を作ることができる。
調理器具があれば同じ要領で料理も作れる。
作る際にはレシピが必要なので、村を駆け回って集めよう。
農産物をはじめ、各種素材は様々な設備を使って別のアイテムに加工することができる。
タマゴをマヨネーズ加工機でマヨネーズにしたり、養蜂箱に花を入れてハチミツを採取したり、鉱石を溶鉱炉に入れて延べ棒にしたり。
加工したアイテムは売価が変わる他、さらに別のアイテムの材料になることも。
キスケの経営する「樹木建設」に材料と代金を支払うことで、家畜小屋や井戸・サイロ等の設備を建てたり、家の改築を頼むことができる。
建築には相応の日数とスペースが必要。手狭だと思ったらリンに代金を支払って土地を増やすことも必要となる。
自宅付近の「辻の祠」に勾玉等を奉納することで、新たな設備やパッシブスキルが解放されていく。
最初のうちは解放できる物が少ないが、物語の進行に応じて祠を修復するタイミングがあり、修復するごとに解放できる物が増えていく。
【村の秘密】
ここまではよくあるスローライフゲームだが、夜になると
人ならざる者たちが村中を彷徨い始める。
夜に外出してはいけないのはこのためであるが、ほの暮しモードでは夜の村に繰り出し、怪異の脅威を逃れながら進むという、
まんま夜廻シリーズと同じ展開になる。
都市伝説系や人型のお化けが多いあちらと比べて和テイストの妖怪が多いのが特徴。
ご丁寧にお化けが近くにいると心音が鳴るシステムや物陰に隠れる行動も健在。懐中電灯もあるぞ。
スキルツリーに必要なアイテムは主に夜の村に点在しているため、妖怪をやりすごしつつ回収する必要がある。
ホラー要素を抜きにしても住民たちが闇を抱えている描写もあり、「
お化けも怖いが人間も怖い」を地でいくゲームなのである。
【掟を破ると…】
大切な物を村でなくすとこの状態となり、劇中ではナゴがこの被害に遭っている。
曰く「トンネル内がループして出られない」とのことで、彼は事実上役人を辞職して村の図書館で働くことになり、
以降は夜に見つけた本を持っていくことで妖怪や怪奇現象の詳細を知ることができる。
まあティザームービー時点で分かっちゃいたし、一部の猛者からは
「慣れたら障害物としか思わなくなった」「怖いより作業の邪魔になる事への怒りが勝る」
「妖怪素材おいてけと化す主人公」「野生動物の方が厄介」「ホラーテイストのルーンファクトリー」という逞しい声も相次ぐようになった
前述した「あんしん暮しモード」の実態は村の掟が破れなくなることでホラー展開を避けるというもの。
本筋のシナリオが八つの掟とホラー要素に絡んでいる関係上、あんしん暮しモードでは中盤で実質的に進行不能となる。
ただし、ほの暮しモードで見られるホラーや残酷な描写などはしっかり取り払われているため、本当にあんしんして暮らせるのは確か。
夜限定アイテムの一部は別途入手手段が設けられるので、あんしん暮しモードでも十分楽しめる。
- 初見ではそのやり口から村長を好きになれないらしいが、進めるとはっきり好きになるor嫌いになると知人から言われた かなり気になるなこの作品 -- 名無しさん (2026-08-08 18:21:43)
- やってないけど掟の六に心当たりがありすぎる -- 名無しさん (2026-08-08 18:25:39)
- タイトルから隠し切れないほどのひぐらし臭が…… -- 名無しさん (2026-08-08 18:32:37)
- 日本一ソフトウェア「田舎でのほのぼのとしたスローライフゲームです」自分「嘘 を 言 う な っ」 -- 名無しさん (2026-08-08 18:37:36)
- 牧場物語的なの作りたかったのに夜廻4になってしまった的な -- 名無しさん (2026-08-08 18:43:33)
- 人呼んで「仄暗しの庭」 -- 名無しさん (2026-08-08 20:08:53)
- リンやトバリは最初はなんだコイツみたいなキャラだったけど、終盤にかけて背負っているものを理解すると好きになっていくのでヘイト管理がうまいと思う。とは言え初見のイメージで嫌いなままな人もいるだろうな -- 名無しさん (2026-08-08 20:31:34)
- 本作のレーティングがC指定なのも伏線だよなこれ… -- 名無しさん (2026-08-08 21:35:52)
- リンが最初にカブを作らせたり、自身もカブ好きな所がルンファクのミストさんっぽいのよね。記憶喪失の主人公と言い、村民の好感度やイベントの進め方、畑周りとかシステム的にもリスペクトしてる印象を受ける。 -- 名無しさん (2026-08-08 23:11:10)
- カブの好きな村長と株に嫌われてる秘書 -- 名無しさん (2026-08-09 02:47:26)
- 仄暗い庭の底から -- 名無しさん (2026-08-09 07:32:51)
- ぶっちゃけ怪異より人間の行いがアレっていうのが夜廻シリーズの続編っぽさ。いわゆる牧場物語ライク作りたかったけど味付けしまくったらこうなっちゃった感じが否めない。縁結びの神を参戦させろ(真顔) -- 名無しさん (2026-08-09 10:58:01)
- あんしんモードが一見ネタかと思いきや、こっちしか遊ばないような人も結構居るからプレイヤー層が広がっている -- 名無しさん (2026-08-11 17:59:26)
- ↑なので最後までいけないのはちょっと勿体無いなと思うんだよね -- 名無しさん (2026-08-12 05:58:44)
- 近畿農務局 -- 名無しさん (2026-08-13 12:02:04)
- 真面目に鹿が最強のゲームだった -- 名無しさん (2026-08-13 13:46:47)
- 主人公が物語上のアレコレ抜きにしても余りにも強靭過ぎるのである程度体力育ってくると怪異相手は碌に回避もせずゴリ押ししがち -- 名無しさん (2026-08-15 01:33:18)
- ホラーな所では同行者がビビり散らすのよかったな。お陰でホラーが中和される。 -- 名無しさん (2026-08-17 21:48:02)
- ナゴは彼ヶ津村が税金を生まないから疎まれていると言っている。しかし実際は要請したら物資搬入を迅速で支援してもらえた。市の方にも何かしらの意図が見えそうなの怖いのよ。 -- 名無しさん (2026-08-20 20:21:48)
- まぁあそこの土地の起こりそのものが紛失図書読む限り超絶厄ネタだし…何かあったらマズイから支援しろって指示がやんごとない所から飛んできてもおかしくない -- 名無しさん (2026-08-20 21:17:13)
- 歴代夜廻含めてもぶっちぎりで善良な神様が出てくる。 -- 名無しさん (2026-08-22 23:46:21)
最終更新:2026年08月23日 23:35