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ガッダール隊

登録日:2026/08/19 Wed 21:19:13
更新日:2026/08/22 Sat 18:32:08
所要時間:約 8 分で読めます




ガッダール隊とは、アニメ『機動戦士Vガンダム』に登場するキャラクター。

概要

ザンスカール帝国所属のドゥカー・イクが率いる部隊で、配属機体もバイク型モビルアーマー・ガリクソンや小型戦闘車両・戦斗バイクといった戦闘バイクで構成されている。

主な構成員

ドゥカー・イク

CV:中田和宏

階級:大尉→少佐
主な搭乗機体:ガリクソン、戦斗バイク、ガルグイユ、ジャバコ

ベスパの士官にしてガッダール隊隊長。
宇宙世紀では既に廃れた乗り物であるガソリンエンジン式大型バイクをこよなく愛する口髭の似合うダンディな男。

親にバイク乗りになることを反対されて士官学校に入学させられた経歴を持ち、卒業して軍人になってからも任地にわざわざ私物のバイクを持ち込んだり、直属の部下も同じバイク好きで固める程それはそれは大変な筋金入り。
それが高じてか「地上をバイク乗りの楽園にする」という夢を抱いており、ガリクソンやアドラステア級などのバイク型の兵器の開発を考案、自身でその評価試験を買って出ている他、パイロットとしての技量も高く、癖のある機体でシュラク隊とも互角以上に渡り合った。

また、同じ部隊の隊員であるレンダとは上司と部下を超えた関係であり、戦争が終わった後は結婚の約束をしていた。

名前の由来はおそらく「どっか行く」を捩ったもの。
ちなみに声を演じた中田御大は翌年の『機動武闘伝Gガンダム』でジェントル・チャップマンを、更に翌年の『新機動戦記ガンダムW』ではラシード・クラマを、更に更に翌年の『機動新世紀ガンダムX』ではノモア・ロングを演じ、4年連続でガンダムシリーズに出演している。

レンダ・デ・パロマ

CV:松本梨香(ウォレン、ハロと兼役、第38話でクレジット)

主な搭乗機体:ガリクソン、戦斗バイク、ガルグイユ、ドムットリア

イクの副官で、部隊編成当初から彼に従事している青緑色の髪に褐色肌の女性軍人。
彼女もまたバイクをこよなく愛し、彼の理想である「バイク乗りの楽園」の夢を実現する為に尽力すると同時にウッソの駆るV2ガンダムを今後の脅威となると警戒し、戦闘ではV2を集中的に付け狙っている。


主な活躍

7話「ギロチンの音」より初登場。
イクとレンダの駆るガリクソンと僚機の戦斗バイクからなる連携攻撃でリガ・ミリティアを苦しめた。

16話「リーンホース浮上」では宇宙に上がる連邦軍を海上で襲撃する。
この時の「バイク乗り魂を見せてやる」の台詞は彼を象徴するものとしてゲームでよく使われるが、この時搭乗していたのはバイクとは関係ない水陸両用MSのガルグイユであるため、視聴者からはネタにされることもある。
一応本人はできればガリクソンで来たかったらしい。

後に31話「モトラッド発進」で地球浄化作戦の折りにイクはリシテア級巡洋艦エムの艦長として部隊共々モトラッド艦隊に配属される。

しかし、37話「逆襲ツインラッド」で帝国上層部が連邦軍との停戦協定が結ばれたことに部下と共に反発、ザンスカール兵の多くが宇宙へと上がる中で自身たちは地球に残留し、
北海にて正規の軍ではないという理由で前回で母・ミューラを亡くした悲しみを抱きながらも気持ちを切り替えてV2で鯨釣りに勤しむリガ・ミリティアのホワイトアーク隊を強襲するが、ウッソたちの抵抗と援護に来た連邦軍の攻撃によりエムが中破したことで撤退を余儀なくされる。
続く38話「北海を炎にそめて」ではタンカーの墓場にある廃海上ドックでエムの修理作業が行われる中でレンダがスケッチブックに描いていたログハウスの風景画を見たイクは「この建物の中に私はいないのか?」と問い掛け…、

「この戦いが終わったら…私と共にここで暮らそう…!」

そう告げながら士官学校卒業祝いに母から貰ったペンダントをレンダに授け、ホワイトアーク隊との再戦に赴く。

難破船の陰からの奇襲やエムの放った電磁ネットでホワイトアークを行動不能にするなどホワイトアーク隊を窮地に立たせるが、廃船に避難していたエリシャさんとデート中だったオデロの奇策を受けて動揺したところをウッソのV2の攻撃を受けレンダのドムットリアは中破。
レンダが帰艦した後撤退を図るが、協定を反古にしたことに怒りを募らせたオデロのガンブラスターから放たれたビームライフルがそれを制止しようとして展開したV2のビームシールドに当たって拡散、
ブリッジに直撃してレンダとブリッジ内のクルー共々爆発に巻き込まれ戦死。艦内にいてブリッジの爆発を免れた部下たちはリガ・ミリティアに降伏したことでガッダール隊は壊滅するのだった。


そして…、ブリッジから立ち込める爆煙の中からバイクのエンジン音が轟き、
その中から現れたハーレーに跨がったイクとレンダの魂が
空へと昇っていく光景をウッソたちは目撃するのだった……。*1

漫画版

漫画版では母親を亡くした直後なのにタンカーの墓場でMSで鯨釣りに勤しむウッソ達を襲撃。
レンダの何故かMSの乗っていないツインラッドを囮にウッソとオデロ、そしてリーンホースJr.をおびき寄せ、油田に沈めていたリシテア級で襲撃。
リーンフォースJrをワイヤーで捕縛するも、それはタンカーを投げるという奇策で抜け出され、更にレンダはウッソとオデロの合体技「ダブルクロスカッター」で果てる。
イクはオデロのガンブラスターを主砲に押し込めてとどめを刺そうとするも、ウッソにより真っ二つにされ斃れた。
その後、オデロはウッソによりコクピットブロックだけ回収され怖い思いをしながらも救出。だが乗機のガンブラスターはウッソの詫びの言葉を持って爆弾として使われ、リシテア級と共に最期を迎える。
そしてMS2機で大戦果を挙げたウッソ達を宇宙から見る男がいた。ジン・ジャハナム…。ウッソのことを息子という彼の正体は……。

という、この漫画にしては珍しくほぼアニメ通りであり、変なアレンジもされておらず終始シリアス。
レンダは妙に可愛く書かれている他、ウッソ達を「やるな!」と褒め称えるなど武人気質にも書かれている。
一方でイクのグロすぎる死に方が印象に残っている読者も多い。
なおウッソ達がミューラのことを言及をするのはその翌月。
ミューラここに眠ると日本語で書かれた墓を見て悲しそうに呼びかけるが、しかし状況は待ってくれず…。という鯨釣り回との落差が激しすぎる内容。
父親のジンを登場させなければならない都合もあるがこの構成は当時からネタにされている。



外部出演

スーパーロボット大戦シリーズ

『新』『α』『D』『30』で登場。
搭乗機体は原作通りのガリクソン、戦斗バイク、ガルグイユの他、リシテア級が未登場のため、イクはアドラステア級戦艦に乗っていることが多い。
また、ゲドラフやアマルテアに乗っていることもある。

『D』にて登場した際は本作に参戦した『メガゾーン23』からの登場機体であるGR-2ガーランド大量強奪して自部隊に配備するという暴挙(笑)をやらかしている。
…のだが、彼らが強奪したGR-2ガーランドは量産改良型であり実用型反重力システムによる浮遊走行を実現しているのでバイクはバイクでもホバーバイクであり、タイヤが無い。
決して大地を走行するメカではないが、イクとレンダはその走りっぷりをいたく気に入った様子であった。

また、『30』では有料ダウンロードコンテンツを購入している場合、クリア後のエキスパンションシナリオでイクがザンスカールの残存部隊を率いて自軍に加勢する。
エンジェル・ハイロゥでの決戦でレンダを撃墜している場合は彼女が戦死し、和解した後の台詞が少し変化するので、彼らの幸せを願うならば見逃してあげよう。
一方でアドラステアについてはあのエル君をして「アイディアはよくても品格に欠ける」「道を外した考えが、このような狂気を生み出す」と言わしめており、言外にイクは外道扱いされている。
ちなみに本作に参戦している『勇者警察ジェイデッカー』には同じくバイク乗りでイクと中の人が同じ霧崎が登場するが、残念ながらこちらは未登場のため共演ならず…。

なお、『GC』及び『XO』には登場しなかったが、『GC』の攻略本内の機体データベースページで『機甲戦記ドラグナー』からの機体であるガンドーラの解説文で「どこぞのバイク乗りが泣いて喜びそうなメタルアーマー」と記述されている。


追記・修正はバイク乗りの楽園を作ってからお願いします。

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最終更新:2026年08月22日 18:32

*1 イメージ映像ではなく、明らかにその場にいた人物全員が実際に目視している。オールドタイプであるマーベットも反応していることからニュータイプが精神を感じ取ったというわけでもないようであり、理屈は不明。