登録日:2011/03/09(水) 16:08:09
更新日:2024/12/24 Tue 22:51:26
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年齢は15歳。
子供達のリーダー格で、最初は
ウッソ・エヴィンと揉めあいながらもお互い徐々に信頼しあっていった。
二人の初めての邂逅は、ウッソの家にオデロ達が食料を盗みに入ったのが発端。
戦災孤児の一人で同じ孤児のウォレン、スージィと行動している所を
リガ・ミリティアの爺さん達に拾われる。
リガ・ミリティアに参加してからは雑用をこなしたり銃器などを使ってザンスカール帝国と戦い生き残る。
宇宙に上がるウッソやマーベットの後にウォレンと共にこっそり付いて行くなど後先考えずに行動するが後にトマーシュ達と出会い自分も仲間の為に戦う事を決意する。
そしてトマーシュ達と共に行動していたエリシャに一目惚れするが見向きもされずに悶えていたが、後に戦いの中で両思いになり、エリシャにはクジラのペンダントを渡し、オデロは代わりに頬にキスをして貰った。
宇宙では主にトマーシュやウォレンと共に"魚の骨"でウッソ達を援護していた。
だが
シュラク隊やオリファーなどの貴重なパイロットを失ってしまったリガ・ミリティアのMSパイロットになる事をトマーシュと共に決意しパイロットへとなった。
もともとオリファーに指導されていた事もありすぐに成長していき
ガンブラスターでウッソの
V2ガンダムを援護した。
パイロットになってからも苦労は絶えず、
ドッゴーラの一撃により気絶し宇宙を漂流した所を敵の学徒兵に捕らえらそうになるが、ウッソのとんでもない行動により助かる。
痙攣したオデロの口にウン…もとい
トイレパックを入れて舌を噛まないようにしたり、母を助けようとするウッソの援護をしていたところ、
バイク隊の進路上に
ビームが当たってしまいバイクがウッソのほうに向かって吹っ飛んでしまい
首チョンパの原因を作ってしまったりした。
『ウーイッグのお嬢さんは、嬢ちゃんをやってりゃいいんだー!』
その最中、カテジナが一瞬の隙を見せたことで攻撃するか戸惑っていたが、いきなりキレたカテジナからビームトンファーの攻撃を胴体に受け、さらに蹴り飛ばされて撃墜された。
爆発する直前の死の間際、
「あ…あれ?俺どうなっちまってんだおい…。母ちゃん…俺の事褒めてくれるのか?父ちゃん…ずっと俺の事嫌い…嫌いじゃなかった!?本当かよ…」
と亡き両親と会話していた。もしかしたら彼は
ニュータイプに覚醒していたのかもしれない。
またニュータイプ的な感応か、彼の死を感じ取ったエリシャは形見となったペンダントを握り締め、一人涙していた。
しかしよりによって最終回での退場だったので、カップリングを望んでいた視聴者からは割と賛否両論だった。
しかし死して尚残留思念として『ここをやったら、シャクティが吹っ飛ぶぞぉ!』とアドバイスを送り、シャクティ救出の立役者となった。
後期オープニング映像ではVのコア・ブースターに乗り笑顔を見せてくれる良いシーンがあるが、後の展開を知っていると切なくなるシーンでもある。
ちなみによく「時間稼ぎをしてやってっからなーっ!」と間違われるが、実際の台詞は「時間稼ぎはしてやってっからなーっ!」である。
漫画版
伝説の漫画版の彼は豪快な性格をしており、ウッソと共に
必殺技を放ったりタンカーを投げ飛ばしたりとやりたい放題していたが、こちらでも死んでしまう。
だが死に方は本編よりカッコイイ。
「あばよ!ウッソ…オレはおまえのことをほんとうの弟のようにおもってたぜ…」
…が、戦死の際に女王マリアを巻き添えにしたため、その後の
クロノクル大暴れの原因を作ってしまうことになった。
ただ、最終的にはウッソがクロノクルに勝利するきっかけを作ったのもオデロだった。
『
ガンダムエース』2024年2月号からはオデロを主人公とする
スピンオフ漫画「機動戦士Vガンダム外伝 オデロ・ヘンリークからの手紙」が連載されている。
ゲーム版
Gジェネレーションシリーズでは初代からSEEDまで中田雅之が演じており、『SPIRITS』からは福島潤が代役を務める。
能力値がトマーシュ同様平均的。さらに原作シナリオではマップにウッソやシュラク隊面々が多数存在しておりなかなか活躍の場が無い。
だがスピリッツではカテジナとの特殊台詞や死亡後にマップ
BGMが『ひなげしの旅のむこうに』に変わるなど演出にはガンガン関わってくる。
ゲームでは登場の恵まれないVガンダムの登場人物という事もあり、Gジェネレーションシリーズ以外ではなかなか参戦しない。
スーパーロボット大戦シリーズではファンネル系の武器に特殊台詞がある等なかなか優遇されている。
動きが止まった?項目の追記・修正するなら今だけど…!
- 新スパロボではレベルアップでニュータイプに。本作ではニュータイプは4人しかいないので貴重である。フィンファンネルを使わせると武器名を叫ぶ。 -- 名無しさん (2014-03-25 21:09:46)
- リア充爆発した人 -- 名無しさん (2014-03-25 21:21:33)
- 最後の最後で死んでショックだった。結構好きなキャラだったのに -- 名無しさん (2014-04-02 21:05:27)
- Gレコのコックピットにトイレ機能が、Vの時代にはなかったのが悔やまれる。 -- 名無しさん (2014-10-22 22:20:23)
- オデロさんが死んでしまったショックでVガンを見なくなった -- 名無しさん (2014-10-22 22:37:48)
- ↑後一話なのに!? -- 名無しさん (2015-01-28 15:50:50)
- 最終回やぞ -- 名無しさん (2015-03-23 22:33:43)
- 「今のうちだけど」じゃねぇよと -- 名無しさん (2015-03-23 22:41:38)
- 最後の言葉から察するに、戦争前からすでに苦労していた様子・・・。 -- 名無しさん (2015-07-02 17:43:09)
- シャクティがあのタイミングで仕掛けたせいで死んじゃった人。 -- 名無しさん (2015-10-14 17:47:53)
- 本当エンジェルハイロウは罪作りだ。本来の使われ方でもシャクティの使われ方でも犠牲は出てる。戦闘を止めるために戦えなくする、というある意味後のラクス一派みたいな感じ。まぁシャクティがまだ幼くうまく扱えなかったのもあるだろうけど。 -- 名無しさん (2016-08-05 10:58:01)
- ほんと、トマーシュよくもまぁ生き残ったもんだ。次作主人公と中の人がおなじだけど -- 名無しさん (2016-11-01 15:35:22)
- 冒頭のセリフ、時間稼ぎ「を」じゃないかなぁ? ↑2 まぁ、最終話では、なんかシャクティもハイロウに振り回されてるっぽかったからなぁ -- 名無しさん (2021-09-15 18:07:57)
- 富野監督は戦闘を安易な成長物語にしたくないのでは?オデロの死は最初から決まってたのかも。カツの扱い方にも言えるけど… -- 名無しさん (2022-04-24 00:59:54)
- トマーシュはまさに東欧の指導者の名前だけど、オデロも東欧系の名前なんだよな。(オデロ・グロボニクってハンガリー出身のナチ高官がいる) -- 名無しさん (2022-08-11 21:04:39)
- ウッソ役の阪口大助さんが当初「主人公だからって安泰と思うな!不甲斐ない演技しか出来ないなら殺して降板も有りうるぞ!」と富野監督から発破をかけられてて、演技に手応えを感じてきた頃に「もうウッソ死んじゃったりしませんよね?」と尋ねたら「ウッソ『は』死なないよ」と答えながら富野監督の視線はオデロ役の中田さんの方に向いていたという……(ご存知の通りオデロの戦死は最終話なので降板のためではないけれども) -- 名無しさん (2023-12-02 15:14:21)
- オデロ好きだったな -- 名無しさん (2024-07-23 13:28:09)
- Vガン全51話全話に出演していたのはウッソ除けば彼だけ。それだけにウッソ以外で唯一作中ちゃんと描かれた男性キャラ。あとは富野監督のもとにはワタリーを描き切る残り滓だけしかなくなりクロノクルが完全に割を食った感じ -- 名無しさん (2024-11-27 07:52:29)
最終更新:2024年12月24日 22:51