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失敗は騒動のもと(星のカービィ64 4コママンガ劇場)

登録日:2026/10/02 Fri 22:08:37
更新日:2026/10/02 Fri 22:10:13NEW!
所要時間:約 7 分で読めます




失敗は騒動のもととは、エニックス(現:スクウェア・エニックス)出版の4コマアンソロジー『星のカービィ64 4コママンガ劇場』3巻に掲載された漫画作品の一つ。
作者は4コママンガ劇場の常連でまんがタイムきららで『たるとミックス!』を執筆した神崎りゅう子。

概要

本作は『星のカービィ64』をベースにした『星のカービィ 4コママンガ劇場』4巻以来となるショートコミック形式の作品で、アドレーヌが描いたカービィの絵が逃げ出して騒動を起こす内容となっている。
時系列は作中では明確な言及はされていないが、あるシーンのデデデ大王のセリフから原作の最終決戦後のストーリーである模様。


ストーリー


「シャッツォ!!」

どぐぉん!

黒い雲によるリップルスター襲撃事件から数日が経った毎度のごとく呆れ返るほど平和なプププランドでは今日も今日とて散歩するカービィだったが、突然何者かによるシャッツォの砲撃を受ける。~平和終了~


「あぶないあぶない 失敗作を逃がすところだったよ」
「モデルになるのはいいけど… 自分の失敗作を大砲で壊されるのを見るのはちょっとなぁー」

どうやら砲撃主はアドレーヌであり、自身が描いたカービィの絵の失敗作が実体化しまった模様。
アドレーヌは人物画のモデルになってもらいながらも不安がるカービィを「今度は大丈夫」だと安心させながら絵画制作を再開させる。
ところが、カービィの不安が的中したかのようにまたも描き損じて実体化してしまい、アドレーヌはすかさずシャッツォで処分するが……。

登場人物

アドレーヌに人物画のモデルになっていたが、失敗作を生み出してしまった彼女に振り回されており、実体化した失敗作を処分される光景を見て複雑な気分を味わっている。
そして、アドレーヌがまたしても失敗作を実体化させてしまった際は彼女に誤射されてしまう。不憫…

ついでに言うと本作は実体化させてしまったボツ絵の方のカービィに視点が当てられてる関係で彼の出番は序盤と終盤しかなく、楽屋裏でそのことに不満を漏らしていた。とことん不憫…

カービィの人物画を描いていたが、スランプ気味なのか誤って失敗作を生み出してしまった、本作の騒動の最大の元凶。
失敗作の処分用としてシャッツォを用意しているが、実体化したカービィのボツ絵を爆撃する様は当のカービィからはドン引きされている。

なお、神崎氏の描くアドレーヌはツッコミ役に回ることがほとんどだったが、前述したように本作では一転してトラブルメーカーと化してしまっている。

  • 失敗したカービィの絵
アドレーヌが誤って実体化させてしまったカービィの絵の失敗作。作中では2体が実体化している。

    • 1体目
頭頂にワドルドゥみたいに2本の毛が生えている。
冒頭で実体化して走り去っていくところをアドレーヌによって僅か2コマで処分された。

    • 2体目
目と口が歪んだバタモンみたいな顔つきで、本物のカービィを差し置いての本作の事実上の主人公。誰が呼んだか、没のカービィ
上記の1体目を処分したアドレーヌが気を取り直してカービィの人物画の制作を再開した矢先に実体化させてしまい、すぐさま処分されそうになるが誤ってカービィ本人に砲撃してしまったことで処分を逃れる。

なお、ワドルディたちからはカービィ本人だと思われており(ただしリボンは若干ながら違和感を抱いていた)、彼(?)がアドレーヌが描いたカービィの絵であることを露とも知ることはなかった。

ボツ絵のカービィに声を掛けて振り向いたボツ絵の顔を見て違和感を感じ、ホバリング飛行に入ったボツ絵を「怒らせた」と勘違いして煽てて機嫌を直してもらおうと自分の顔に落書きしておどけてみせるが、既にその場を去った後だった。

河原で憧れのカービィのようになりたいと物思いに耽り、カービィに近づくためにと吸い込みの模倣を試みるが、口がなかったためあっさりと挫折を味わいまあ、後の作品で同族と一緒に出来るようになるけどな、なんてツッコんじゃダメ!泣き崩れていたところをたまたま通りかかったボツ絵のカービィに一部始終を見られ、恥ずかしさから川に突き飛ばしてしまう。
そのせいでボツ絵の顔が溶けてのっぺらぼうみたいになってしまい、自責の念に苛まれて顔を描き直そうとするが、ボツ絵がそのまま飛び去ってしまったため後を追うことに。

デデデ城を飛んでいたボツ絵のカービィを見かけ、ちょっかい掛けようと叩きつけるが……。








※以下、ストーリーのネタバレ注意





アドレーヌの許から逃げ出した失敗作のカービィ(以下:ボツ絵カービィ)をリボンやワドルディが追いかける中、所変わってデデデ城。
ボツ絵カービィを見かけたデデデは、アドレーヌが描いたカービィだと知らずにちょっかい掛けようと壁に叩きつけるが、ボツ絵カービィは叩きつけられた衝撃でパンクして萎んでしまう。


「や…やってしまった……」

それを見たデデデは、カービィを殺してしまったと勘違いして罪悪感に駆られ、「しばらく旅に出ます」の看板を残してデデデ城を出奔してしまう。


余談

神崎女氏はリップルスター女王も本作に登場させようと考えていたが、残念ながら登場は見送られたとのことで、その件については本人としても大変心残りだったらしく「次があったら描きたいね」と無念の意と執筆の意欲を示している。
また、同氏は『星のカービィ 4コママンガ劇場』5巻でもアドレーヌが実体化させてしまったカービィの失敗作に仲間たちが困惑するというネタを出している。

ちなみに、別の作者のカービィ漫画におけるアドレーヌも人物画絡みのトラブルを起こしていたりする。


追記・修正は逃げ出した失敗作を爆破してからお願いします。

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最終更新:2026年10月02日 22:10