ワドルドゥ

登録日:2014/03/14 Fri 22:03:43
更新日:2021/04/27 Tue 20:14:54
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わぎゃっとー!



ワドルドゥとは、星のカービィシリーズに登場する敵キャラクターの1体である。


概要

ワドルディとよく似た一頭身の体型、体色のザコキャラ。体色はいろいろあるが赤やオレンジが多め。
ワドルディ程ではないものの、星のカービィシリーズでは登場回数が非常に多く
準皆勤の定番キャラクターとなっている。

最大の相違点はその大きな一つ目と2本の毛で、目からは鞭のようにしなるビームを出して攻撃を行う。
故に、吸い込むと「ビーム」をコピー可能。
ワドルディの亜種と定義するには差異が大きすぎるため、
概ねワドルディとは似て非なるキャラクターとして扱われることがある。

とは言ってもビーム以外はワドルディとほぼ共通した動きなので、それほど厄介な敵ではない。
ただし、ビーム自体は相殺できない作品もあるので、目が光ったら逃げるかすぐに倒すのがベター。
能力を持つだけで、ワドルディより危険度が高いように見えるのだから不思議である。
そもそも容量削減の為に後ろ半身を流用して生まれたという経緯があるのだからワドルディと似ているのは当然なのである。

ワドルディ同様にパラソルを持った「パラソルワドルドゥ」もいる。
そのまま吸い込んだ場合、コピーできる能力はパラソルが優先されるので注意。
SDXでは攻撃を一発食らわせ、離れたパラソルと同時に吸い込んでミックスなんてことができて便利。

ワドルドゥ自身はゲームの時点でそれなりに人気があった。
しかし、後述のテレビアニメ版では独自のキャラクター付けが行われ、更に人気&知名度アップ。
今では単に「ワドルドゥ」とだけ画像検索にかけると、目視8割以上アニメ版の画像が出てくるほど。
それほどアニメの影響力が非常に強かったのである。


登場作品

星のカービィ

初登場。
この当時はコピー能力そのものが存在せず、カービィがビームを使うことはできなかった。
ワドルドゥは場所によってジャンプしながらビームを出すため、攻撃範囲が思いのほか広い。

また、ボスのクラッコが吐き出すザコ敵もワドルドゥ。
以降のシリーズでもクラッコに召喚されることがよくあり、浅からぬ関係がある。


星のカービィ 夢の泉の物語

前作とあまり変わらず。
やけに動きの早い個体はビームを素早く出してくる。
見てから避けられるレベルではなく、結構厄介。
コピー能力「ビーム」の説明画面では「ひとつめかいぶつ」などと呼ばれていたりする。怪物…?*1

サブゲーム「はやうちカービィ」にも一人目で登場する。


カービィボウル

パラソルワドルドゥの姿で登場。
倒すと当然、パラソルをコピーできる。
ボールゲームではビーム能力の使い道を見出し辛いため、このような事になったのだろう。


カービィのブロックボール

ザコキャラとして登場。
今回はコピー能力を得られない。


星のカービィ スーパーデラックス

ザコ敵、かつビーム能力のヘルパーに抜擢される。
ゲームを始めて序盤にビームが得られることもあり、何度かお世話になったプレイヤーもいるのでは?

サブゲーム「刹那の見斬り」では1人目として現れる。何だかどこかで見たような格好をしている。
名前表記は「わどるどぅ」。
お互いに得物がハリセンなので勝った側が負けた側を張り倒す流れになる。


星のカービィ64

最初のステージ1-1ラストで、ダーク・リムラに取り付かれたワドルディがこの姿に変異。
中ボスとして戦うことになる。

元がワドルディなのでビームは使ってこず、攻撃手段はつかみダッシュ、ジャンプからのヘッドバット、猛ダッシュの3つ。
いずれも攻撃後の隙が大きく、ワドルドゥの動きをよく見ていれば恐れるに足りない。
余談だが、開発段階では「地面からモノを掘り出して投げる」攻撃もあったらしく、
当時スペースワールドに展示された体験版で確認することができた。

1度きりしか戦えない。
また、チュートリアル?的な役割のためか「ぼすぶっち」にも登場することはない。


星のカービィ(アニメ)

デデデ大王の部下「ワドルドゥ隊長」として登場。
サブキャラとして数々の活躍や迷言を残した。
詳しくは後述。


星のカービィ 夢の泉デラックス

ドット絵が新調され、アニメパターンが増えたのでより滑らかな動きが出来るようになった。
それ以外は特に変更は無い。

サブゲーム「刹那の見斬り改」ではやはり1人目を担当する。


星のカービィ 鏡の大迷宮

特に変わらず。
強いて変わったところと言えば、ビームを出すときの音。
見た目がいつも通りでもビーム速度の速い個体がいることに注意。
また、サブゲーム「ギガトンパンチ」や「かちぬきボスバトル」のコロッセオの背景にワドルドゥがいる。


タッチ!カービィ

ザコ敵として登場。
さらにプレイヤーキャラとして「ワドルドゥボール」も登場し、ファンを湧かせた。
使用条件は他4人のボールで本編クリアという非常に厳しい条件で、ポーズ画面の説明文にもその事を強調して
ついに登場、ドゥ隊長!
と書かれている。
(旧型のニンテンドーDSに夢デラか鏡のカートリッジを差していれば、本編クリア時点で解禁可能)

ちなみにこのワドルドゥボール、ただ単にドゥ隊長と呼ばれているわけではないようで
ザコ版のワドルドゥと違って体色がオレンジだったり、エンディングで見張りのような行為をしていたりと
随所にテレビアニメ版を彷彿とする要素が仕込まれている。


星のカービィ 参上!ドロッチェ団

ザコ敵として登場。
今回は隠しコピーのゴースト能力で取り付くことが出来るため、疑似ヘルパー気分を味わえる。
攻撃力は雀の涙レベルだが…。


星のカービィ ウルトラスーパーデラックス

ドット絵が『夢の泉デラックス』から微妙にリファインされた。
相変わらず可愛い。
ヘルパーマスターへの道」ではエメラルド色のワドルドゥを選ぶことが可能。


毛糸のカービィ

ザコ敵として登場。今回はコピー能力を得られない。
特に言及は無いが、ストーリーの展開から考えると
アミーボ・アモーレによって作り出されたニセモノのワドルドゥだと推測される。

やはりビームで攻撃してくる。
また、時折自慢の毛を手入れすることもありワドルディに負けじと可愛い。


あつめて!カービィ

本編には登場しないが、サブゲームで活躍する。

  • 空中探検隊EOS
ステージ2のボス、クラッコに複数召喚されて登場。
見た目はパラソルワドルドゥだが、目からそれなりに太い一直線のビームを発射する。
これがワドルドゥの本気というものか・・・
すぐに倒さないとビームの波状攻撃を喰らう事になる。

  • カービィマスター
ザコ敵として登場。
攻撃アクションはやはり目からビーム。
また、1章ボスのデデデ大王の攻撃アクションの一つでは、
アニメを意識して短剣を持ったワドルドゥが先導して突撃する。
この時、きっちりエスカルゴンも出てくるため初見で驚いた人もいるのでは?


星のカービィWii

ザコ敵として登場。
ロープにぶら下がってぶらぶらしている亜種「ブラブラワドルドゥ」が地味に追加される。
さらにスーパー能力「ミラクルビーム」版のスーパーワドルドゥも新登場した。
目の周りにメイクが施されており、頭の毛も太い。

また、初めて中ボス版のワドルドゥ「キングスドゥ」が登場した。


星のカービィ トリプルデラックス

ザコ敵として登場。
これまでと特に違いは無い。


タッチ!カービィ スーパーレインボー

オープニングで登場する。
が、クレイシアが照らした光に巻き込まれ、色を奪われて完全に停止してしまうため本編には登場しない。
よく見ると驚いてこぼした涙の粒も無色と化して落ちているのが分かる。


星のカービィ スターアライズ



「ワタシ、このビームの かのうせいに…かけたい!」


れきしてき にも、最も さいしょに ゲットできる
コピーのうりょく… つまり のうりょくの原点。
その原点が ひめる かのうせいに かけたい!
そしてビームなのに しなる フシギも…ときあかしたい!


ザコ敵としてはもちろん、SDX及びUSDX以来フレンズヘルパーとして登場。
本作ではフレンズヘルパーになるとカービィがビームをコピーした時の帽子を被り、カービィと同じく杖からビームを発射する。
星の○○○○での副題は「ビームの未知なる可能性について」。
夢の泉から実装されたコピー能力だが歴史的に最初にコピーできるのがビーム故その不思議を解き明かすのが旅の目的。そういえばビームがしなるのもよくよく考えれば謎である。


大乱闘スマッシュブラザーズ

スマブラX以降から何かしらの形で登場している。

デデデ大王の横必殺ワザ「ワドルディ投げ」で、一定確率で投げる事がある。
このため、フィギュア以外で初めて動くワドルドゥが登場したことになった。
投げられた後は歩き出し、たまにビームで攻撃を行う。

3DS版専用のモード「フィールドスマッシュ」で敵キャラとして登場。
原作同様にビームで攻撃してくるがこのビームはシールドを削る力が強く、場合によっては一撃でシールドブレイク→ふらふらにされてしまう事もあるので早急に対処するべし。

スピリットで登場。
性能は階級NOVICE攻撃型のアタッカーでスロットは1。
スピリッツバトルでは3体の赤いカービィに乗り移っており、プププランドで戦うが一番下の足場が電撃床になっている。
ビーム能力の大技はどうビームの再現かスーパースコープを持っているのでため撃ちに注意するべし。


テレビアニメ版のワドルドゥ

CV:神崎ちろ(第6話)→小松里歌(第12、28-29話)→水谷優子(第26、33-100話)




デデデ大王の部下である数多のワドルディ達をまとめる隊長。
ファンからの通称は「ドゥ隊長」。
体色は『SDX』の敵カラーと同じオレンジ色で、腰に短剣と鞘がついている。
ゲームのように目からビームは出さない。
初期は中の人がコロコロ変わっていたが、33話以降は固定化された。


普段わにゃわにゃとしか言わないワドルディの言葉を通訳できる、とっても貴重な人物。
(他には外国人である観光客らの言語もなぜか通訳可能)
ワドルディ達の統率が非常に良く取れているのも、彼の指揮能力があってこそである。
しかし、ドゥ隊長曰く彼らとは厳密には違う種族らしいが彼以外の同族は登場しないので謎に包まれている。


計算が致命的なレベルで苦手。という弱点がある。

10人以上ですから、「たくさん」です!

10以上の数をまったく数えることが出来ず、全て「たくさん」でまとめる程。
上記の台詞は、ワドルディが何人いるのか調査中のエスカルゴンから質問された時の返答。
(エスカルゴンは1580人まで数えた)
本人も自覚しているようで、魔獣教師3の回では生徒に混じって授業を受けている姿が見られる。
回転寿司の回では会計を担当していた為、少しはマシになったものと思われる。


ワガママなデデデ大王に仕える人物としては、至ってよく出来た忠義者。*2
どんなに彼が落ちぶれても、薄情なエスカルゴン達と違ってその忠誠心を曲げることは無い。
(例外も幾つかあり、例えばデデデに「プレゼントをくれ」と言われて「ご命令でも・・・」と拒否したことがある。)
ただ、ワドルディ達が働くのはあくまで「一宿一飯の恩義」に基づいているため、
あまりに劣悪な食事環境に陥るようだと改善要求を呑まない場合、クーデターを起こす。


「革命は成ったァ!!陛下の絶対王政は崩れたぞー!!」


どうでもいい事だが、この時の台詞から「隠れハナクソー!」という空耳も生まれた。


☆主な名?言☆
  • やめさせました。非常事態なので (魔獣襲撃時に食事はまだかと言われ)
  • お呼びだ☆お呼びだ☆お呼びだ☆ (デデデ大王に呼び出されてワドルディ達と共に)
  • ワドルディ、出動―!! (デデデ大王に危機が迫った時に)
  • カツサンドであります! (何を食っているのかと聞かれ)
  • このネジじゃダメですか? (デリバリーシステム修理中のキュリオに対し)


亜種・関連キャラクター

  • ワドルディ
ワドルドゥと同じ体型のザコ敵。
こちらがコピー能力を持つのに対し、あちらはスカという違いがある。
最も、その分を亜種の多さでカバーしているが。


  • パラソルワドルドゥ
カサを持ってフワフワしているワドルドゥ。
作品によって着地後にカサを放すか持ったままか、の違いがある。
前述したようにカサを持った状態だと、パラソル能力が優先されてしまう。


  • ブラブラワドルドゥ
ロープにぶらさがってブラブラするワドルドゥ。
『Wii』では横にブラブラしていたが、『トリプルデラックス』では地味に奥行きを活かして縦にブラブラする。


ワドルドゥの親分。
黄色くて図体がでかく、頭の毛が一本にまとまっている。
詳細はリンク先で。


  • ウィザー、ピーザー
初代星のカービィに登場する敵。
ウィザーは貝、ピーザーはカニに単眼を付けたような見た目をしている。
どちらもワドルドゥと同じく、単眼でビームが撃てるという特徴があるため一応記載。
ちなみにピーザーはエキストラモード限定の敵で、ウィザーの差し替えで登場。



追記・修正は目からビームを出せる人にお願いします。

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最終更新:2021年04月27日 20:14
添付ファイル

*1 余談だが、初代星のカービィに登場するビームを撃ってくる敵は全て単眼の敵なので、おそらくそういった敵を「ひとつめかいぶつ」と一まとめにしていたものと思われる。

*2 ただし、一概によくできていると言い難い部分もあり、彼の命令に従う基準が粗く、カービィが悪事を働く報道の加担やカービィやフーム達の妨害工作に従っておきながら、デデデのプレゼント要求を拒み、デデデの悪事に加担したしっぺ返しを受けるどころか、そのデデデに制裁を加えたことがある。敢えて身も蓋もない言い方をすれば根っこは愚民どもと大差ない。