椎名観月

登録日:2009/11/21 Sat 14:31:28
更新日:2024/04/04 Thu 01:29:51
所要時間:約 3 分で読めます




feng製作の18禁ゲーム「あかね色に染まる坂」に登場するヒロインの一人。


抜群の愛らしさを誇る『アイドル会長』であり、主人公の準一にとっては一つ上の先輩。

その圧倒的な人気から男子生徒の九割はファンとまで言われており、
おまけに気配りもきちんと出来るので女子生徒からも慕われている生徒会長の鑑のような存在である。

『にゃはー☆』


CV.
誕生日
  • 5月27日(ふたご座)
  • 157cm
3S
  • B86/W57/H86

物語のアミティーエ学園の三大美女の一人であり、人気は上記の通り絶大。
その魅力は、エロゲにしては比較的珍しく主人公である準一が初めからメロメロで、贔屓しまくっている程である。



以下 ネタバレ
(PC版)
実は片桐に潜む『革新派』の一人であり、知る人からは『見えざる手』として恐れられる程の策士である。
物語の始まりに優姫を襲わせる、陰謀説を流し文化祭を中止にさせようとしたのも彼女の指示である。

その力、能力は、作中でチート的な能力や経済力を誇る準一や優姫の父親すら恐れ、
更に観月本人も「データがあるから」とは言いつつも行動パターン等を予測するのは容易いと言って退ける程。
補正を抜けば、唯一準一の父親に勝る可能性を秘めた人物である。

故に学園で知られる「ドジっ娘の愛せる美少女」は作られたものであり、総ては物事が円滑に進める為に彼女本人が作り上げた偽りの姿である。
だが、そんな彼女にも主人公『長瀬準一』の行動全ては予測出来ない物であり、彼女の作戦はことごとく失敗してしまう。
(更に言うならば、準一の父親にバレたのも『本当』の彼女が優しすぎたのがある)

そんな彼に興味を抱き、優姫に嫉妬している自分に戸惑いながらも、いつしか本当の自分として、長瀬準一に恋をしてしまっていた。
彼女は亡くなった父親の言葉から、気づいたのだ。


「自分に足りないものを欲しがるのが恋愛感情」
「自分のこの寂しい気持ちを、彼に埋めて欲しい」

「…ああ。私は…ずっと、寂しかったのか」‥と。
ずっと練り続け、皆を騙し続けていたにもかかわらず、
最大の目的であった「準一と優姫との婚約破棄」が、まさか自分自身が準一を好きになり、愛される事で達成されるとは当然思ってもおらず、
その罪悪感に独り押し潰されそうになりながらも、それでも準一をどんどん好きになっていく…。

本来の彼女は寂しがり屋で脆く弱く怖がりで、そして照れ屋さんであり、誰よりも純粋な女の子だった…。



父親が陰の大犯罪者であったのもあり、準一の父親にはその仲を引き裂かれそうになるが、
卒業式ではその策士っぷりを遺憾なく発揮し、そのチャンスを見事に準一が掴み、ようやく正式に幸せなカップルになったのであった。


(PS2版)
PC版同様に『見えざる手』だったのだが物語開始の時点で既に引退している。
幼少期から裏の世界にいたためか自分の事を感情の乏しい『透明な心』を持っていると卑下している。
だが準一と関わっていくうちに『透明な心』に色が付き始めていると感じていき…

こちらでも父親が故人となっているが、生前の父親の職業がなんと捜査二課の刑事となっておりPC版とは真逆になっている。

ちなみに余談ではあるが、観月ルートのエッチは純愛推しの抜きゲーも顔負けのラブラブっぷりである。正に純愛である。
二人が愛し合い、そのままどんどん濃厚なエロス(エッチではなく)になるのはエロゲにはありがちなのだが、観月ルートのエッチは終始『エッチ』なのだ。
…その意味は、プレイしてみればきっと解る。




是非純愛好きな人には、この椎名観月ルートをクリアして欲しいと思う。
修正、追記があれば宜しくなの~☆にぱ~♪

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2024年04月04日 01:29