九頭文治

登録日:2009/10/25 Sun 03:54:40
更新日:2025/03/19 Wed 23:20:58
所要時間:約 4 分で読めます




「かわらねぇなアンタ・・・。記憶が戻ってねぇってのに相変わらず強ぇ・・・」



レッド・エンタテイメント制作のPS2ソフト『GUNGRAVE』シリーズのキャラクター。


概要

読み:くがしら ぶんじ
CV:立木文彦

キャラクターデザインは『トライガンマキシマム』の内藤泰弘氏。


裏社会の組織ミレニオンの幹部で、グラサンとコートがトレードマークのナイスガイ。
主人公ビヨンド・ザ・グレイヴの生前の姿であるブランドン・ヒートの元舎弟で、かつては彼を「兄貴」と呼んで慕っていた。

ブランドンの死後も組織に残りミレニオンの四天王としてハリーの下で働いていたが、彼が死人兵士として蘇り、組織に反旗を翻したことを知り、これまでの恩を帰すため、そしてその背中を超えるためにグレイヴを倒そうと戦いを挑む。



作品ごとの活躍


●GUNGRAVE(PS2)
ラストステージ一歩手前の教会の中で戦うことに。
二挺拳銃を用いた強力な遠距離攻撃と、シールドゲージを0にしてライフゲージにもダメージが及ぶ程の必殺技を使ってくる。
更にある程度ダメージを与えても、弾幕を張りながら柱に隠れライフゲージを回復したりもする。
人によってはラスボスより強く感じたり、ノーダメージで瞬殺するほど楽勝だったりする。

他の幹部達と比べると何の変身もしないのでわかりにくいが、彼もシードによって身体を強化している(コートの下は殆ど結晶化しているらしい)。

グレイヴに倒された後、「せめてもの恩に倒そうと思った」と発言しているが、多分恩を仇で返すという意味ではないと思う。


●GUNGRAVE O.D.(PS2)

「神様がいるとしたら・・・ソイツはとんでもねぇ根性悪だ・・・」


以前のコートはボロボロになり、包帯を全身に巻き付け、右目が赤く光るという異様な姿で再登場。
どのように生き延びたのか経緯は不明だが、勝利への未練から今作の敵「コルシオネ・ファミリー」陣営としてグレイヴ達の前に立ちはだかる。

戦闘中は狼の形をしたオーラを背中に纏っている
前作の必殺技はしてこないが、狼のオーラが分裂して襲いかかってくるようになった。
相変わらず回復をするが、今度は機械の上に乗って回復しているので阻止しやすく、デモリッションショットに、辺りがスローになる能力が追加されたので前作よりは倒しやすい。

【グレイヴ編】最期に楽しかった舎弟次第を思い出しつつ、グレイヴの事を「兄貴」と呼んで消滅。

【屍編】屍の実の兄であることが判明。屍に対しどれだけ使えるようになったか見極めてやると戦いを挑む。それらの会話から実家から勝手に出ていったことがわかる。

【RB編】亡霊であるにRBに、未練だけでこの世に留まる自分を滅殺してみろと戦いを挑んだ。


GUNGRAVE(アニメ)
ブランドンとの出会いやミレニオンでの舎弟時代が描かれ、ブランドンのチーム「トゥルー・グレイヴ」で数々の鉄火場を乗り越えたが、彼か裏切り者として始末されたと知りチームを「九頭組」と改めてミレニオンに留まった。

ブランドンがグレイヴとして蘇ってからは彼を倒すべく行動し、一度目は生身のままでグレイヴに戦いを挑み、対死人兵用兵器でグレイヴを圧倒したが、ミカに銃弾を放ったことでグレイヴの怒りを買い、渾身の一撃(通称ブランドンパンチ)をくらいノックダウン。

その後暫くしてスペリオル化。ミレニアム本部に乗り込んで来たグレイヴと再び闘った。
終盤でのグレイヴとの闘いは必見。


カオスウォーズ
アイディアファクトリー制作のコラボゲーにREDエンタテイメント枠として参戦。
必殺技として「シードウルフ」を使用。

本作のグレイヴやミカは『O.D.』ED後の時系列から異世界エンディアに召喚された設定だが、この文治を含めたガングレシリーズの敵キャラ達はまだ倒される前の並行同位体。

グレイヴとタイマン勝負をすることになるが、セリフが本編の引用だったり、シード化のはずがネクロライズとして扱われていたりと少々粗が目立つ。
しかし特定条件を満たしていると戦闘後に和解し、なんと仲間になる。
CVもしっかり立木氏が担当したため、文治ファンには嬉しいサプライズであった。



余談


グラサン+中の人のせいかよくマダオといわれるが

マるで
ダメな
オッサン

ではなく

マさに
ダンディな
オッサン

であることに注意しなくてはならない


ちなみに彼が登場するときに流れる西部劇風のBGMはTV(某珍百景番組など)とかで使われたりもする





「追記・修正は任せましたぜ兄貴」

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最終更新:2025年03月19日 23:20