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ドラゴン(風来のシレン)

登録日:2010/03/27 Sat 02:31:23
更新日:2026/06/14 Sun 14:12:02
所要時間:約 3 分で読めます




風来のシレンに登場する最強……いや違う、最凶のモンスター。
なんだかんだでこいつが一番のトラウマモンスターという風来人も多いのではないだろうか。
とはいえ、シリーズが進むにつれて他のトラウマモンスターが台頭してきたため、どれが最凶かはバラけるようになってきている。
ダンジョンのテーブルも関係し、単独で強い時もあれば、周囲のモンスター次第な時もあり、一概には断言できない。

シリーズによって外見が大きく異なる。
西洋竜風だったり、ワイバーン風だったり。
シレン2・アスカ見参に関しては東洋龍風である。
初期の作品では『トルネコ』(ドラクエ)等とは違って羽と角の色のみがレベルで異なり、胴体部分は竜というより獣系っぽい色をしていた。
しかし、『2』辺りからそれらを作品を含む多くの作品のドラゴンと同様、ボディの大部分の色がレベルごとに変わるようになった。

唯一月影村のGB版には登場しなかったが、win版で輸入され古参プレイヤーを喜ば……戦慄させた。
特殊モンスターハウス「ドラゴンハウス」が追加されているので、うっかり起こした時の絶望感は計り知れない。

◆各レベル解説


どのレベルでも、必中かつ固定ダメージの炎を吐く。
この能力は元祖Rougeに出現した同名のモンスターの特殊能力と同じもの。
各レベルで共通して持つ特殊能力「」の威力はシリーズによって異なる。

強敵である一方で、経験値とアイテムのドロップ率が高くリターンの見込めるモンスター。
また、4と5では武器と盾に入る装備熟練度もトップクラスに高いため、攻略はもちろん図鑑埋めにも役立つ。

ドラゴン

炎の範囲:ドラゴンの直線上
炎の威力:20~30ダメージ

上位種に比べると能力はまだかわいいものだが、レベル1のクセに周辺のモンスターのレベル2相当の強さを誇り、この時点でもそれなりの盾とドラゴンキラーがないとキツい。

また、ボウヤー系のように、シレンとドラゴンの間にモンスターがいても、お構いなしに炎を吐き、レベルアップしてしまうことがある。
特にSFC版でのスカイドラゴンは攻撃力が255(作中カンスト)で危険極まりない。取り返しがつかなくなる前に打開アイテムは惜しまないようにしたい。

6では遠距離で炎を吐く確率が爆増(軸が合っていて2マス以上離れていれば100%吐く)し、より危険になった。
立ち回りはどうあれ、射線を避けて動く必要がある。

スカイドラゴン

炎の範囲:同じ部屋
炎の威力:20~40ダメージ

このレベルから、炎がプレイヤーキャラ目掛けてホーミングするようになる。
つまり、同じ部屋にいればどこにいても食らってしまうのだ。

それなりの大きさの部屋はもちろん、大部屋モンスターハウスでは実質アークドラゴンとなり、相当な存在感を放つ。
SFCでは、罠ダンジョンや肉ダンジョンにまつわるやりこみでかすみ仙人と並んで恐れられた。

また、初代やGB2ではレベル3モンスターに匹敵するステータスを持ち、下記のアークドラゴンに不幸の杖や種を使った所で大きな弱体化は見込めない。
アイテムで対処するか、さっさと逃げるべし。

シレン4でも並のレベル3モンスターを凌駕する能力を持つが、それ以外の作品ではレベル2の中では強い程度のステータスに落ち着いている。
最新作のシレン6ではドラゴンと大差なく、同じテーブルに出現することもある。とはいえ、ドラゴンのステータスがそもそも高いため、スカイドラゴンも当然脅威となる。
特にとぐろ島の最終盤では、下位種ともどもドラゴンキラー×ドラゴンシールドの共鳴がない限りはまともに戦おうだなんて考えてはいけない。
鈍足・封印の杖なりを惜しみなく振って全力で逃げ、ボスに向けての戦力を温存することをオススメする。

配色は基本的に青系なのだが、『2』や『アスカ見参』では下記のアークドラゴンと入れ替わったかのように赤い体をしている。

アークドラゴン

炎の範囲:同じフロア
炎の威力:30~50ダメージ

チュンソフトからの挑戦状。
その常識外れの能力は、多くのプレイヤーに衝撃を与えた。
なにしろ、同じ部屋に誰もいないのに、いきなりどこからともなく炎が飛んできてこちらにダメージを与えてくるのだから。
今まで培ってきた逃げテクニックが通用しないのである。
足元をよく見ろ……焼け焦げた死体があるだろう……?
しかも炎を吐く演出のたびに操作を停止させられるため、ゲームのテンポにもダメージを与えてくる。
初代シレンではイッテツ戦車と共に角界の横綱に準え、西のイッテツ東のアークと畏れられた。

特技使用率こそスカイドラゴンより落ちているのだが、第1作ではこちらの最大HPが250なので、ドラゴンシールドを合成して25ダメージに抑えてもかなり痛手。
警報スイッチを踏んだ時や、イッテツと同時に対処を迫られる状況でのプレッシャーは相当なもの。
もし1ターンに二方向から炎が飛んで来たら腹をくくり、なるべく早く階段が見つかることを祈ろう。

加えて、作品にもよるが……
こちらが「おにぎり状態」だと、炎を喰らった瞬間に焼きおにぎりになって即死する。

即死する

大事なことなので
よって、アークドラゴンの出現階層でおにぎりの罠を踏んでしまうと、事実上の詰み。
即死しない作品でも、おにぎり状態では盾の効果が発揮されないので炎を半減できず、猶予が数ターン伸びただけでほとんど詰み。

おまけに攻撃力とHPが最強クラスなので、直接戦闘も危険。
シリーズによって変わるが、具体的には
攻→他のモンスターで30弱のダメージをくらう防御力で約50ダメージ
体→他のモンスターを二回で倒せる攻撃力で「最低」三回
くらいが目安。SFC版だと、ドラゴン特攻のみでは倒すまで5発前後かかる。

シレン2では炎しか強くなく、直接戦闘の強さはダイレップウやメガタウロスに劣る。
その分、最果てへの道では出現階層が30Fからと早いが、出現率はかなり低く、運が良ければ最後の出現フロアである59Fまで一切遭遇しないこともありうる。
ただし20Fから出現するあかずの間では異常なほど出現率が高く、無策では毎フロアごとに数匹がかりにこんがり焼かれてしまうハメになる。そこまでのレベリングは必須だろう。
幸い35Fまでしか出現せず、出現率が高いのも20F台までなので印をしっかりつけていれば即降りでどうにかなる。
神社の隠し穴では出現率はその中間ぐらいで、女王グモ捕獲の最後の壁となるが、それ以上に裏神社で99Fを目指す際には盾が持てないこともあって相当な難敵になっている。
モンスターの壺で仲間にすると高いステータスや炎の性能もあって活躍するが、確実に目当ての敵を攻撃するわけではないので注意。
対策は後述。

アスカ見参ではHP300と作中最強の攻撃力を誇り、存在感をさらに高めている。
Win版では追加ダンジョンの深層にも常連として出現しており、さまざまな対策を動員していかにやり過ごすかが課題になる。
ちなみにアスカ見参ではエレキ箱を使えば仲間にする事も出来るが、元となるエレキ箱は極めて入手困難、前身となるドラゴンとスカイドラゴンを
レベル99にするという膨大な手間がかかるにも拘わらず、レベルの上限は10なので能力伸びしろはなく、回路(付与できる能力)の数も4つと最低レベル、
そして何よりも炎の射程がスカイドラゴンレベルに弱体化と苦労に全く見合わない性能になっている。

シレン4だと自然回復が遅くなったにも拘わらず炎の威力が非常に高く、対策が出来ていない場合はかなりの脅威となる。
シレン5では炎の威力が歴代最低威力の30に落ち着いたが、それでも自然回復が遅い事には変わりないので無策だとつらい。

シレン6は盾が使えないキャラ(狐渇シレン・竜海シレン・コッパ・もののけアタック勢)がプレイアブルになるためか、能力値は出現階層を考慮すると並のレベルで炎の威力も据え置きと、だいぶ自重している。
シレン4~5とは違い自然回復のスピードが歴代でもかなり早く、無対策でもとぐろ島の神髄ならばそこまで苦労する相手ではない。
白紙の巻物の入手率の高さもありねだやしも容易で、同階層に出現する壁抜け・倍速枠の冥王と二択で選べる余地はある。
ただし、高難易度版の超・神髄では話が別で、極めて出現率が高く圧倒的な物量で押してくる。
その脅威はかなりのもので、凶悪モンスターと名高いみだれ大根やタツジンが同じ階層に出現するにも拘わらず、彼らを差し置いて最優先でねだやしすべきといわれるほど。

赤い体(旧作では翼と角)が特徴だが、『2』や『アスカ見参』では暗めの青い体をしていた。

・アビスドラゴン

炎の範囲:同じフロア
炎の威力:40~60ダメージ

射程は変化なし。さすがに違うフロアから炎を吐いてきたりはしない。*1
とはいえ、ステータスと炎のダメージがさらに跳ね上がっていると聞くだけで、もうその脅威は説明するまでもなくおわかりだろう。まさに最後の試練。
お、俺は悪くないぞ! そうだ! ヴァン師匠があの風来人を焼けって(ry

そのためかシレン6では最深部であっても、とぐろ島の神髄では登場を自粛したし(それでもアーク様×冥王のせいで最難関クラスと名高い)、超・神髄でもアビス様こそ登場するも流石に冥王との共演は自粛したほど。
まあ、対策が容易な罠と桃まんの領域では平然と共演してたりするのだが…。*2

黒いボディ(初代のリメイク作では黒い翼と角)が特徴。
シリーズの途中から登場し、初代やアスカにおけるアーク様があまりにも強烈だったため知名度は劣る。

おまけ

・オロチ

炎の範囲:オロチの直線上orスカイドラゴンと同じ
炎の威力:30~40ダメージ

シレンGBのラスボス。能力的にはステータスの上がったドラゴン。
魔蝕虫のように状態異常やギタン砲が効くので、基本テクニックを身につければ造作もないだろう。
クリア後ダンジョン(月影村出口)には、若干ステータスを落とした個体が通常出現する。ラスボスなのに。

Win版では炎のダメージが40に上がった上、スカイドラゴンのように同じ部屋にいるだけで炎を吐いてくる。
炎を吐く確率はスカイドラゴンより高め。
月影村出口には登場しなくなったが、新たなダンジョン「試し斬り」10Fの大部屋モンスターハウスで大量発生する。

・オオイカリアークドラゴン

win版アスカ見参のアイドル。
通称、神アーク。

その厄災っぷりは出現自体が死のカウントダウンであり、アビスドラゴンにも真似できない。

その実態はデビルカンガルーの手によって倍速+イカリ状態を付与されたアークドラゴン。
イカリ状態が自然回復するまで、同じフロアにいると毎ターン35ダメージの炎で襲い掛かる。2〜3倍速になっているので実質70~105ダメージと、その恐怖は計り知れない。
底抜けの壺・とうぞくの腕輪+MHの巻物・大部屋+混乱の巻物等が無いと問答無用で詰み。

しかもアスカのアークドラゴンは前述通り、他作品のアークと比べても強いので殴り合いも危険。
「裏白蛇島」には炎を無効化する手段や、白紙とねだやしの巻物が無いため、即降りに徹しても緊張感がハンパない。

ちなみに、GB2でも「スカイドラゴン」と「デビルカンガルー」と「タベラレルー」が同時出現するフロアがあり、ここでオオイカリアークドラゴンが発生する可能性がある。
トルネコ3でも、「ダースドラゴン」に「ようじゅつし」がイカリの杖とピオリムの杖を振ればオオイカリダースドラゴンのできあがり。

◆対策


・ジェノサイド(ねだやし)の巻物

王道中の王道。
白紙か原本を入手したら惜しみなくアークにぶち当てよう。
投げ当てるものなので間違っても読まないように!シレン4では遠投効果がある事もお忘れなく。

・ドラゴンシールド/火炎草orドラゴン草(異種合成)/爆炎守りの腕輪/トカゲの盾/龍神の盾

火炎ダメージが減る。ややレア物であることが多い。
こちらも王道的な対策。アークの為にこさえると言っても過言ではない。
基礎値が高いのでベースにしても良い。
3では、ドラゴンシールドと爆炎守りの腕輪を併用することで炎ダメージを1/4にできる。
トカゲの盾は成長させていくことで、どんどん炎ダメージを減らせる。
龍神の盾はWin版月影村にのみ登場する、ドラゴンシールドの強化版。
6のドラゴンシールドは、ドラゴン属性モンスター全般の直接攻撃によるダメージもカットする。

・アイスバナナ、冷えびえ香の壺、耐炎耐爆のお香、火炎入道の肉/火炎入道の箱/火炎入道まん/火ダルマの肉

炎と爆発のダメージを無効にするアイテム達。効果を見るならドラゴンシールドより強い。
同階層に出やすいイッテツ戦車なども無力化できるため、非常に有用。
火炎入道系のグッズについては、変身中に盾の特殊能力が失われてしまうため、他の手段と比べてリスキー。

・ドラゴンキラー/龍神剣/トカゲ斬りの刃

ドラゴン特効を発揮し、倒すまでの確定数を減らせる。
ナンバリングによっては投入タイミングが間に合いやすく、結果としてドラゴン系が稼ぎ対象になることも。

・ブフーの杖/桃まんの杖

事実上の即死攻撃。
入手して得た肉でアークドラゴンに変身し、無限射程でお返しするのはSFC版の醍醐味。
火炎入道の肉同様、変身中はドラゴンシールドの特殊能力がなくなるので無茶しないように。

・回復の腕輪

HP回復速度を早めれば、炎に耐えられる回数も増える。

・ダイバクハツの巻物

シレンGB2/DS2に登場。
フロアにいるモンスター全員を爆発させて即死させるという、極めて強力なアイテム。

・即降り

対策アイテムが少ないなら逃げるが勝ち。
回復アイテムを大事に使っていこう。
というか、もっと不思議の終盤は元々即降りが鉄板。特にオオイカリアークに関しては根絶を目指してもキリがないので、これが最善策。

◆トルネコの大冒険シリーズ

こちらにもお仲間が出て来る。一作目はレベル1のみなので、凶悪なホーミング炎はシレンが初登場。
そしてトルネコ2で部屋内にいるトルネコ含む全員を瀕死にするマダンテを唱えるゴールデンスライムと共演し、華々しいデビューを飾った。
10~最大30階層もの長きに渡り息の合った連携を見せてくれるゴールデンコンビに、死ぬほど感動したと世界樹の葉と涙を呑むトルネコが続出したとか。

レベル1:ドラゴン→直進炎、しかしシリーズによっては射線が通れば通路であっても炎を吐く
レベル2:キースドラゴン→部屋ホーミング
レベル3:ダースドラゴン→フロアホーミング
ダースの上位種:オオイカリダースドラゴン→フロアホーミング160ダメージ(指輪で半分、印次第でそれ以下に軽減可能)



やつを追う前に言っておくッ!
おれは今奴の能力をほんのちょっぴりだが体験した
い…いや…体験したというよりはまったく理解を超えていたのだが……
あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!
「おれは奴のいるフロアで階段を探していたと思ったらいつのまにか焼け焦げていた
な…何を言っているのかわからねーと思うが
おれも何をされたのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…
ゲイズの催眠術だとかダイレップウの超スピードだとか
そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…



アビス「追記修正しないと……わかるわね?」

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最終更新:2026年06月14日 14:12

*1 一部で流行したアスカ見参のコピペネタ。詳しくは「ゾークドラゴン」で検索されたし。

*2 白紙=ねだやしの入手性が高い、装備を鍛えやすい、万が一殴り合う際も罠で沈黙させられる、と環境的にはシレン側が有利。