ティーダ(FF10)

登録日:2011/03/31(木) 20:47:07
更新日:2020/03/16 Mon 17:07:45
所要時間:約 8 分で読めます





勝手で悪いけどさ!

これがオレの物語だ!



ティーダは『FINAL FANTASY Ⅹ』の主人公である。年齢は17歳。身長は175cm。
CV:森田成一(まさかず)

なお名前変更が可能なため、本編でティーダと呼ばれる事は無い。


大都市・ザナルカンドに住む少年。
FF10の世界のスポーツ、ブリッツボールのチーム『ザナルカンド・エイブス』のエース。
10年前に父ジェクトが行方不明になり、母も死に、アーロンに見守られながら育った。

得技はブリッツボール・指笛。


明朗快活、父親嫌い、泣き虫で今も涙もろい、語尾に「~ッス」とつけるのが特徴。
平和な土地で育った影響で、後述の世界の人々と比べて大分楽天的なところもあるが、子供の頃から自分が嫌っていた父親の優しい気性にはちゃんと気付いていて憎み切れていなかったり、周囲に対する気配りや観察力はちゃんと備えている。
ブリッツボールの試合中、会場をシンに襲われ、アーロンの導きによりシンに吸い込まれ異世界「スピラ」に飛ばされる。
知らない世界で戸惑いつつ、たどり着いた小さな村・ビサイド村である1人の召喚士の少女、ユウナと出会い、
そこから世界を巻き込んだ「彼の物語」が動き始めた……


【戦闘面での特徴】
突如アーロンから土産の安くて低性能の剣を文字通り投げ渡され、剣術の経験も皆無なまま遮二無二実戦経験を積んで鍛えた。
ブリッツボールで培ったバネを最大限活かした我流剣法で死線を潜り抜ける辺り、関連書籍でも戦いにおいては天賦の才があったとも述べられている。

戦士とシーフを足して割ったような感じで、素早さが高く、力もある。
その他の能力も主人公らしくバランスがいい。
覚える技は相手の攻撃を遅らせたり、味方の素早さを上げたりなど素早さ関連が多い。

特に彼を代表する魔法「ヘイスト」はFF10の戦闘システム上、敵に対して何もさせず一方的に攻撃を与える事も可能で、非常に強力である。

また、戦闘から必ず逃げられる「とんずら」にお世話になった人も多いはず。

「逃げるんじゃねーからな!!」

なお堅い敵には弱いので、なるべく「貫通」のアビリティが付いた武器を装備してあげると安定する。


作中のミニゲーム、ブリッツボールでは体力とシュート力が高く、FWとして高い力を持つ。アビリティ技はワッカ専用技以外、全て覚える事が可能。

また彼の専用技「ジェクトシュート」は、守っている敵にボールをぶつけ、強引にゴールまでの道を作り出してシュートを決める技。

……これなんて超次元サッカー?




以下ネタバレ















ティーダが暮らしていたザナルカンドは、1000年前に実在し、ベベルとの戦争で滅んだ都市。


ではなく
滅ぶ前に当時のザナルカンドの住人の想いの結晶をもとに「召喚」され続ける都市。

つまり、ザナルカンド自体が祈り子の「夢」によって形成され続ける召喚獣の一種といった存在であり、
その住人のティーダも召喚の一部、いわば召喚獣ような存在である。



会場を襲ったシンはティーダの親、ジェクトが究極召喚獣となった後、元凶によって乗り移られた存在であった。
つまりティーダはジェクトによって「夢のザナルカンド」から「スピラ」へきたのである。
なおジェクトがスピラに来たのは、10年前の先代のシンに触れたため。
スピラの住人のはずのアーロンがザナルカンドにいたのは、すでに死人となって肉体が幻光体……つまり召喚と同じ構成になっていたことで、
シンと共に異次元に近い場所にあるザナルカンドに移動出来たから。

夢の存在であるティーダ、その夢を生み出している元凶のエボン=ジュを倒す……
すなわち召喚主である敵を倒せば、召喚獣に過ぎない自らの存在を消してしまうことになる。

さらにネタバレ










続編の10-2ではユウナの行動によっては復活する。
10の本編でもEDや祈り子の話に復活フラグのようなものがあった。

祈り子の会話抜粋

シヴァの祈り子
「夢が終わればおまえも消える……。スピラの海に、空に、とけていくだろう……。
 でも、なげかないでおくれ……。でも、おこらないでおくれ……。われらとて、元は人だから……夢を見ずにはいられない……。
 あらたなる夢の世界に海をつくろう……。おまえが泳ぐ、海をつくろう……」

ようじんぼうの祈り子
「そなたは、はかない夢なれど、スピラの真実に触れた夢……。スピラは真実を忘れない。真実を救った者を忘れない……。
 走りつづけるひたむきな夢よ……。夢の終わりを越えて真実となれ……」


更なるネタバレ




この復活、実は生命体として生き返れた訳じゃない。ティーダはあくまで召喚獣な上に、祈り子が歪で不安定な召喚獣とでもいった所。
何とかユウナの想いで召喚を維持されている死人にも近い状態で、当人が自分が死人同然だと自覚する程に儚く、ユウナの未練が繋ぎ止めてしまった存在と言える。
コイツの人生はやはり過酷である。





余談

●声を担当した森田氏はもともと俳優が本業であり、過去のFFキャラのモーションを担当していた事で本作でもティーダのモーションを担当した。

しかし、声優としては本作がデビュー作であり、その演技は手放しで上手いとは言えないものの、俳優としてのキャリアのおかげで発音はそれなりに良かった事と、
新人ゆえの荒削りさがティーダというキャラに合っていると好評であった。
当時声優ですらなかった俳優を起用した理由は、既存の声優による他のキャラのイメージを付けられる事を避けた為である。

ちなみに、ヒロインのユウナの声優である青木真由子(現・青木まゆこ)氏も、同じ理由で本作が声優としてのデビュー作となった。

●本作では最終的に泣きながら父を倒すことになったティーダだが、後に彼の中の人は完全に父に絶望し激怒した息子に引導を渡された外道親父を演じる羽目になり、
偶然だろうが、FF12主人公軟派でも漢を見せて果てた父親に転身したのと対称的な結果になってしまった。


●パッとチャラ男な見た目だからか海外で「服装が最低なキャラ」で一位になった。

●HD版と同時発売されたFFX-2.5~永遠の代償~では悲劇的な末路を辿ってたりする。FFX-3で救済されなければ本人もファンも報われない有様。

●設定や末路がドラゴンクエスト6のバーバラと酷似しており、比較されることがある。


【DISSIDIA FINAL FANTASY】
ジェクトと共に親子で参戦。顔のデザインが他の十代と同等になるように若返ったイケメンになった。
声優はそのまま森田成一だが、原作からの演技力の向上でファンの度肝を抜いた。中には下手な方が良かったという声もあるが……

コンセプトはドッジアタッカーで、回避効果のあるブレイブ攻撃で避けながら攻撃をする。
EXモードは「アルテマウェポン装備!」で攻撃力、回避効果、移動が強化、
EXバーストは「エース・オブ・ザ・ブリッツ」でタイミングよく◎を押してシュートを決める。

DFFの無印では派生技の数が多く、某バーストモンキーと共に対戦で暴れていた。


以下ネタバレ






13回目の戦いではコスモスの戦士ではあったが、12回目においてはカオスの駒として戦っていた。
その目的は自分の父親、コスモスのジェクトを倒すためであり、13回目においても変わりはなかった。
一度ジェクトとぶつかりかけるもユウナが介入、彼女の言葉に耳を傾けるも突如介入した皇帝のフレアからユウナをかばい瀕死になる。

最後はジェクトの決死の覚悟で調和の力をもらい、一命を取り留めた……


以後、13回目ではコスモスの戦士として戦う。その快活な性格で仲間を励まし、ムードメーカーとして励んでいた。
しかし、当面の目的は変わりなく、カオスの戦士となったジェクトを倒すために探し求める。だがそのジェクトを倒す本当の理由に悩んでいた。
その理由はただジェクトが憎かったからではなく、ただ強くなった自分を父親として認めてほしかったから……
ジェクトとの決着後、親子として素直に思いを伝え、その思いにクリスタルは輝いた。


余談だがティーダがモーグリのイベントをこなすとたまにボール技でモーグリを投げたり蹴ったりする。ティナ!彼を止めて!
ちなみにイベントシアターのサムネにたまにモーグリがたかることがあるがあろうことかクリスタルじゃなくてモーグリのボンボンを抱えることも。
モーグリェ…

エンディングやコスモス消滅後に最初に消される。やっぱり消えることに定評がある異界送りの世界のFFⅩなのでした。



この項目の追記、修正が終わったら俺、消えっから!

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